JP2006062489A - 電力貯蔵式回生電力吸収装置およびその制御方法 - Google Patents

電力貯蔵式回生電力吸収装置およびその制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】き電線電圧を安定にしながら電力貯蔵要素の過充電及び過放電を防止し、さらに待機時の低損失化を実現する。
【解決手段】電力貯蔵式回生電力吸収装置は、電力貯蔵装置と、該電力貯蔵装置からき電線への放電及びき電線から該電力貯蔵装置への充電を制御する電力変換器と、き電線電圧Vsを電力充電運転開始電圧Vabsまで引き下げる充電時電圧制御系と、き電線電圧Vsを電力放電運転開始電圧Vdiscまで引き上げる放電時電圧制御系と、電力貯蔵装置の充電率SOCを充電率指令値SOCrefに一致させる充電率制御系と、き電線電圧Vsが電力充電運転開始電圧Vabs以下且つ電力放電運転開始電圧Vdisc以上であり、更に、電力貯蔵装置の充電率SOCと充電率指令値SOCrefの偏差の絶対値が基準値ΔSOC以内のとき上記電力変換器の動作を停止させるサプレス制御系とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、余剰の電力を吸収し不足の電力を補う電力貯蔵式回生電力吸収装置およびその制御方法に関し、特に、電気鉄道システムに利用して好適な電力貯蔵式回生電力吸収装置に関する。
近年、電気鉄道システムでは、回生ブレーキを有する電気車、即ち、回生車両が使用されている。回生ブレーキは、減速時に車両の運動エネルギーを車載のインバータにより電気エネルギーに変換する。き電系統は、車両の加速時には、変電所からの直流電力を、き電線を介して電気車に供給し、車両の減速時には、回生車両からの回生電力を、き電線を介して吸収する。回生電力は、回生車両近くに加速車両がある場合には、その車両の加速エネルギーとして消費され、き電システムの省エネ化が図れる。
しかしながら、回生電力を消費する加速車両が近くにいない場合には、回生車両のフィルタコンデンサが充電され、回生車両のパンタ点電圧が上昇する。この場合、車両を過電圧から保護するために、ブレーキを回生ブレーキから機械ブレーキに変更する。そのため、乗り心地と省エネ性が悪化する。
特開平11−91415号公報には、余剰電力を電力貯蔵要素に貯蔵し、電気車力行時のエネルギーとして放電する方法が記載されている。特開2001−260719号公報には、電力貯蔵要素の電力制御を行う電力変換器の制御方法が記載されている。これらの方法では、き電線電圧が充電制御設定電圧以上であれば充電を行い、放電制御設定電圧以下であれば放電を行う。
特開平11−91415号公報 特開2001−260719号公報
しかしながら、上述の制御方式では電力貯蔵要素の充電率制御を実施できず、電力貯蔵要素の過充電、もしくは過放電が起きる可能性がある。また、電力貯蔵要素の過充電、もしくは過放電を回避するには、電力貯蔵要素の容量を大きくする必要があり、電力貯蔵要素の利用率が低下する。
さらに、電力貯蔵要素への充放電電力を制御する電力変換器はDC/DCコンバータで構成されるため、待機時にもスイッチング損失が定常的に発生する。
本発明の目的は、き電線電圧を安定にしながら電力貯蔵要素の過充電及び過放電を防止し、さらに待機時の低損失化を実現することにある。
本発明による電力貯蔵式回生電力吸収装置は、電力貯蔵装置と、該電力貯蔵装置からき電線への放電及びき電線から該電力貯蔵装置への充電を制御する電力変換器と、き電線電圧Vsが電力充電運転開始電圧Vabsより高いとき、それを電力充電運転開始電圧Vabsまで引き下げるように上記電力変換器を制御する充電時電圧制御系と、き電線電圧Vsが電力放電運転開始電圧Vdiscより低いとき、それを電力放電運転開始電圧Vdiscまで引き上げるように上記電力変換器を制御する放電時電圧制御系と、き電線電圧Vsが電力充電運転開始電圧Vabs以下且つ電力放電運転開始電圧Vdisc以上のとき、電力貯蔵装置の充電率SOCを充電率指令値SOCrefに一致させるように上記電力変換器を制御する充電率制御系と、き電線電圧Vsが電力充電運転開始電圧Vabs以下且つ電力放電運転開始電圧Vdisc以上であり、更に、電力貯蔵装置の充電率SOCと充電率指令値SOCrefの偏差の絶対値が基準値ΔSOC以内のとき上記電力変換器のスイッチングを停止させるサプレス制御系とを有する。
本発明によれば、き電線電圧の安定化と待機時の低損失化を実現することができる。
図1を参照して、本発明による電力貯蔵式回生電力吸収装置の第1の例を説明する。図1は、本発明による電力貯蔵式回生電力吸収装置を含むき電システムの全体構成を示す。
先ず、電力系統から説明する。交流系統10から変圧器9及びダイオード整流器8を介して、き電線6とレール7間に、例えば1500[V]の直流電力を供給する。以下、き電線6とレール7を、単に、き電線6、7と呼ぶ。き電線6、7に、本例の電力貯蔵式回生電力吸収装置500が接続されている。
本例の電力貯蔵式回生電力吸収装置500は、電力貯蔵装置1、DC/DC電力変換器20、及び、制御系を有する。本例では、電力貯蔵装置1は二次電池である。二次電池1はDC/DC電力変換器20を介して、き電線6、7に接続されている。二次電池の代わりに、電気二重層キャパシタやフライホイール発電機を用いてもよい。
DC/DC電力変換器20は、双方向チョッパ装置であり、2つのフィルタ部21、23とその間に挟まれたスイッチング部22とを有する。スイッチング部22は、互いに直列に接続された2つのIGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)11、12を有し、各IGBTにはフリーホイールダイオード13、14が逆並列接続されている。2つのフィルタ部21、23は、それぞれリアクトル2及び4と、コンデンサ3を有する。良く知られているように、双方向チョッパ装置20は、PWM制御により、二次電池1の端子電圧を昇圧して、き電線6、7に放電させ、また、き電線6、7の電圧を降圧して二次電池1に充電する機能を有する。
電圧検出器17は、き電線6、7の電圧Vsを検出し、電圧検出器15は、二次電池1の電圧Vbatを検出し、電流検出器16は、二次電池1の充電電流Ibatを検出する。
次に、制御装置について説明する。本例の制御装置は、充電率制御系100、放電時電圧制御系101、充電時電圧制御系102、電流指令値切り替え判定器128、この判定によって切り替えられる切り替えスイッチ120、電流指令値に基づき動作する電流制御系103、及び、き電線電圧Vsと二次電池1の充電率によりIGBT11、12のスイッチングを停止させるサプレス制御部104を有する。
まず、充電時電圧制御系102について説明する。充電時電圧制御系102は、減算器116、電圧制御器117、及び、リミッタ118を有する。充電時電圧制御系102は、き電線電圧Vsが高すぎる場合に、それを電力充電運転開始電圧Vabsまで引き下げるように充電制御を行う。減算器116は、き電線電圧Vsから電力充電運転開始電圧Vabsを減算し、偏差である超過電圧を求める。電圧制御器117は、超過電圧が小さくなるように電流司令値Iabsを生成する。リミッタ118は、き電線電圧Vsが、電力充電運転開始電圧Vabsより小さい(Vabs>Vs)とき、二次電池1からき電線へ放電する側の電圧制御を禁止する。
次に、放電時電圧制御系101について説明する。放電時電圧制御系101は、減算器113、電圧制御器114、及び、リミッタ115を有する。放電時電圧制御系101は、電線電圧Vsが低すぎる場合に、それを電力放電運転開始電圧Vdiscまで引き上げるように放電制御を行う。減算器113は、き電線電圧Vsから電力放電運転開始電圧Vdiscを減算し、偏差である不足電圧を求める。電圧制御器114は、不足電圧が小さくなるように電流司令値Idiscを生成する。リミッタ115は、き電線電圧Vsが電力放電運転開始電圧Vdiscより大きい(Vs>Vdisc)とき、き電線から二次電池1へ電力を吸収する側の電圧制御を禁止する。
次に、充電率制御系100について説明する。充電率制御系100は、充電率算出器110、減算器111、及び、充電率制御器112を有する。充電率制御系100は、充電率SOCをその指令値SOCrefに一致させるように充放電制御を行う。充電率算出器110は、二次電池1の電圧Vbatと充電電流Ibatから充電率SOCを算出する。減算器111は、充電率指令値SOCrefから充電率SOCを減算し、その偏差を求める。充電率制御器112は、充電率指令値SOCrefと充電率SOCの偏差が小さくなるように電流司令値を生成する。
次に、加算器119、電流指令値切り替え判定器128及び切り替えスイッチ120について説明する。電流指令値切り替え判定器128及び切り替えスイッチ120は、き電線Vsに応じてDC/DC電力変換器20の動作を切り替えるように機能する。加算器119は、放電時電圧制御系101の電流指令値Idiscと充電時電圧制御系102の電流指令値Iabsを加算する。電流指令値切り替え判定器128は、き電線電圧Vsの値に基づいて、DC/DC電力変換器20が、き電線電圧を所定の範囲に維持するための電圧制御を行うか、二次電池1の充電率を所定の範囲に維持するための充電率制御を行うかを判定する。具体的には、き電線電圧Vsが電力放電運転開始電圧Vdisc以上、且つ、電力充電運転開始電圧Vabs以下であれば、充電率制御を行うと判定し、それを切り替えスイッチ120に送信する。切り替えスイッチ120は、充電率制御系100からの電流指令値を電流指令値Irefとして出力する。き電線電圧Vsが電力放電運転開始電圧Vdisc未満、又は、電力充電運転開始電圧Vabsより大きい場合には、電圧制御を行うと判定し、それを切り替えスイッチ120に送信する。切り替えスイッチ120は、放電時電圧制御系101の電流指令値Idiscと充電時電圧制御系102の電流指令値Iabsの和を電流指令値Irefとして出力する。
次に、電流制御系103について説明する。電流制御系103は、減算器121、電流制御器122、及び、ゲートドライバ123を有する。減算器121は、電流指令値Irefと二次電池1の充電電流Ibatとの偏差を演算する。電流制御器122は、この偏差を低減するように電流司令値を生成する。ゲートドライバ123は、DC/DC電力変換器20のスイッチング部22内のIGBT11、12をPWM制御するためのゲート信号を生成する。
次に、サプレス制御部104について説明する。サプレス制御部104は、充電率判定器124、き電線電圧判定器125、論理積演算部126、及び、ゲートサプレス部127を有する。充電率判定器124は、二次電池1の充電率SOCと充電率指令値SOCrefの偏差を求める。この偏差の絶対値が基準値ΔSOC以下となったとき、サプレス指令を論理積演算部126に出力する。き電線電圧判定器125は、き電線電圧が電力放電運転開始電圧Vdisc以上且つ電力充電運転開始電圧Vabs以下であるとき、サプレス指令を論理積演算部126に出力する。論理積演算部126は、充電率制御器124とき電線電圧判定器125の両方からサプレス指令が出力されたときにサプレス信号をゲートサプレス部127に出力する。ゲートサプレス部127は論理積演算部126からサプレス指令が出力された場合は、電流制御系103より出力されたゲート信号を全てOFFにし、IGBT11、12のスイッチングを停止させる。論理積演算部126からサプレス信号が出力されない場合は、電流制御系103より出力されたゲート信号をIGBT11、12に出力し、IGBT11、12のスイッチングを行う。
図2を参照して、第1の例におけるDC/DC電力変換器20の運転状態の変化を説明する。図2の縦軸はき電線電圧Vs、横軸は二次電池1の充電率SOCである。電力充電運転開始電圧Vabs、及び、電力放電運転開始電圧Vdiscは、運転条件を判定する条件である。充電率指令値SOCref、充電率SOCと充電率指令値SOCrefの偏差の基準値ΔSOCは、IGBT11、12のスイッチングを停止する条件である。
回生車両がき電線6、7上に存在しないときの、即ち、無負荷時のダイオード整流器8の出力電圧をVss0とする。
本例では、き電線電圧Vsが電力充電運転開始電圧Vabsより大きい場合には、二次電池1の充電を行い、き電線電圧Vsが電力放電運転開始電圧Vdiscより小さい場合には、二次電池1の放電を行う。き電線電圧Vsが電力充電運転開始電圧Vabs以下且つ電力放電運転開始電圧Vdisc以上の場合には、二次電池1の充電率制御を行う。充電率制御では、二次電池1の充電率SOCが充電率指令値SOCrefに一致するように、充放電制御を行う。
充電率制御において、二次電池1の充電率SOCと充電率指令値SOCrefの偏差の絶対値が基準値ΔSOCより小さい場合には、IGBT11、12のスイッチングを停止する。これをサプレス制御と呼ぶ。それにより、DC/DC電力変換器20の待機時損失を低減することができる。
電力充電運転開始電圧Vabsは無負荷時のダイオード整流器8の出力電圧Vss0より高い値に設定する。電力充電運転開始電圧Vabsを、無負荷時のダイオード整流器8の出力電圧Vss0より低い値に設定すると、回生車両が、き電線6、7上に存在しないときでも、ダイオード整流器8を介して交流系統1から二次電池1へ電力が吸収され、二次電池1の充電が行われる。電力充電運転開始電圧Vabsを無負荷時のダイオード整流器8の出力電圧Vss0より高くすることにより、き電線6、7上に回生電力が発生しているときのみ二次電池1の充電が行われる。逆に、電力充電運転開始電圧Vabsが高すぎると回生電力の吸収が遅れる。結局、電力充電運転開始電圧Vabsは、無負荷時のダイオード整流器8の出力電圧Vss0より数十[V]高い電圧に設定するのが望ましい。
電力放電運転開始電圧Vdiscは、無負荷時のダイオード整流器8の出力電圧Vss0より低い値に設定する。電力放電運転開始電圧Vdiscを無負荷時のダイオード整流器8の出力電圧Vss0より低い値に設定することにより、き電線6、7上に電力が不足したときのみ二次電池1の放電が行われる。電力放電運転開始電圧Vdiscが低すぎると、き電線電圧の低下を抑制する効果が十分に得られない。結局、電力放電運転開始電圧Vdiscは、無負荷時のダイオード整流器8の出力電圧Vss0より数十V低い値に設定する。
図2Aの例では、充電率指令値SOCrefは50%よりも低い値に設定されている。これは、き電線6、7上に不足電力を供給することよりも、二次電池1によって多量の回生電力を吸収することを重視している場合である。しかし、充電率指令値SOCrefが低すぎると、き電線の不足電圧の補充を確実に行うことができないため、充電率指令値SOCrefは10%〜40%程度とするのが望ましい。偏差の基準値ΔSOCは、小さすぎるとスイッチングを停止する状態が長く続かないため、待機時損失の低減効果が減る。偏差の基準値ΔSOCが大きすぎると充電率制御を実施できる範囲が低下し、電力貯蔵要素の利用率向上に支障が出る。従って、偏差の基準値ΔSOCは満充電を100%とすると数%程度にするべきである。本例ではサプレスする領域を、充電率指令値SOCref±ΔSOC以内としているが、非対称でも良い。
図2Bの例では、充電率指令値SOCrefは50%よりも高い値に設定されている。これは、二次電池1によって回生電力を吸収することよりも、き電線6、7上に不足電力を供給することを重視している場合である。
図3を参照して、電力貯蔵式回生電力吸収装置の第1の例の動作を説明する。図3Aは、き電線電圧Vs、図3Bは、二次電池1の充電電流Ibat、図3Cは、二次電池1の充電率SOC、図3Dは、DC/DC電力変換器20へのサプレス信号を示す。横軸は時間である。時刻0〜t1の初期状態では、図3Cに示すように、充電率SOCは充電率指令値SOCrefに一致しており、図3Aに示すように、き電線電圧Vsはダイオード整流器8の無負荷時出力電圧Vss0にほぼ等しいとする。初期状態では、図3Dに示すように、充電率判定器124およびき電線電圧判定器125よりサプレス指令が出力されており、IGBT11、12のスイッチングは停止している。
時刻t1において、図3Aに示すように、回生車両から発生する回生電力により、き電線電圧Vsが電力充電運転開始電圧Vabsより高くなる。そのため、充電時電圧制御系102の電流指令値Iabsが、充電電流Ibatの指令値Irefとなる。このとき、図3Dに示すように、き電線電圧判定器125はサプレス指令解除を出力する。電流制御系103からのゲート信号に基づきIGBT11、12がスイッチングされる。これにより、図3Bに示すように、二次電池1は、き電線6、7からの充電電流Ibatにより、充電され、き電線電圧Vsの上昇が抑制される。時刻t1からt2まで、二次電池1は充電されるため、図3Cに示すように、充電率SOCが上昇する。
時刻t2において、き電線電圧Vsは、電力充電運転開始電圧Vabsより低くなる。このとき、充電率制御系100からの電流指令値が、充電電流指令値Irefとなる。時刻t2を過ぎると、充電率SOCは下降し、時刻t3にて、充電率SOCは、充電率指令値SOCref+ΔSOCに等しくなる。従って、時刻t2からt3まで、充電率制御系100は放電の電流指令値を出力する。図3Bに示すように、時刻t2からt3まで、二次電池1の充電電流Ibatは負(放電)となる。
時刻t3において、充電率SOCが充電率指令値SOCref+ΔSOCと等しくなると、図3Dに示すように、サプレス制御部104の充電率判定器124およびき電線電圧判定器125は、サプレス指令を出力する。それによりIGBT11、12のスイッチングが停止する。従って、図3Bに示すように、充電電流Ibatはゼロとなり、充電率SOCはSOCref+ΔSOCにて一定となる。
時刻t4にて、図3Aに示すように、き電線電圧Vsが電力放電運転開始電圧Vdiscより低くなる。このとき、図3Dに示すように、き電線電圧判定器125はサプレス解除信号を出力するため、IGBT11、12のスイッチングが始まる。放電時電圧制御系101からの指令値Idiscが電流指令値Irefとなる。図3Bに示すように、二次電池1よりき電線6、7へ放電される。これにより、き電線電圧Vsの低下が抑制される。
時刻t5にて、図3Aに示すように、き電線電圧Vsが電力放電運転開始電圧Vdiscより高くなると、充電率制御系100の電流指令値が電流指令値Irefとなる。時刻t4からt5まで、二次電池1は放電したため、図3Cに示すように、時刻t5では、充電率SOCは充電率指令値SOCref−ΔSOCより低下している。そのため、充電率判定器124はサプレス解除指令を出力し、IGBT11、12のスイッチングは継続する。
時刻t5からt6まで、充電率SOCと充電率指令値SOCrefの偏差を減らすよう、充電率制御系100は充電電流指令値を出力する。図3Bに示すように、二次電池1へ充電電流Ibatが流れる。
時刻t6において、充電率SOCが充電率指令値SOCref−ΔSOC以上となるため、充電率判定器124はサプレス指令を出力する。さらに、き電線電圧判定器125はサプレス指令を出力するため、IGBT11、12のスイッチングは停止される。
以上のように、本例の電力貯蔵式回生電力吸収装置は、き電線電圧の変動を抑制し、充電率も所定の範囲内に抑制できる。また、次の条件のとき、IGBT11、12のスイッチングが停止される。
Vdisc≦Vs≦Vabs、且つ
SOCref−ΔSOC<SOC<SOCref+ΔSOC、
本例では、き電線電圧をき電線6とレール7間の電圧としたが、リアクトル4での電圧降下は比較的小さいため、き電線電圧としてコンデンサ3の端子電圧を用いても良い。
本例によれば、き電線電圧が上昇したときに回生電力を吸収することができ、き電線電圧の安定化が図れる。また、電力貯蔵要素の充電率を所望の範囲に保つことができるため、電力貯蔵要素の利用率を向上することができ、電力貯蔵式回生電力吸収装置の低コスト化ができる。さらに、無駄なスイッチングを省くことができるため、待機時の低損失化が図れる。
図4を参照して、本発明による電力貯蔵式回生電力吸収装置の第2の例を説明する。本例の電力貯蔵式回生電力吸収装置を図1の第1の例と比較すると、本例では、放電時電圧制御系101に、基準値補正器129、及び、加算器130が付加的に設けられ、充電時電圧制御系102に、基準値補正器131、及び、減算器132が付加的に設けられている点が異なる。本例では、電力充電運転開始電圧Vabsと電力放電運転開始電圧Vdiscを二次電池1の充電率SOCによって補正する。
二次電池1の充電率SOCが高い場合、積極的に放電をするように電力放電運転開始電圧Vdiscの値を大きくする。また、充電率SOCが低い場合、積極的に充電するように電力充電運転開始電圧Vabsの値を小さくする。これにより、DC/DC電力変換器20は、き電線6、7の電圧の変動幅を低減することができる。更に、二次電池1の充電率SOCによって、電力充電運転開始電圧Vabsと電力放電運転開始電圧Vdiscを変化させるから、充電率管理が容易になる。
ここでは、第1の例と異なる点のみを説明する。また、図4において、図1と同一機能部には同一符号をつけ、重複説明を避ける。
放電時電圧制御系101において、基準値補正器129は二次電池1の充電率SOCを入力とし、充電率SOCが所定値SOCdiscより大きい場合、充電率SOCと所定値SOCdiscの偏差に比例した補正項ΔVdiscを算出する。加算器130は、補正項ΔVdiscと電力放電運転開始電圧Vdiscの和を、新たな電力放電運転開始電圧Vdisc2とする。このとき、補正された電力放電運転開始電圧Vdisc2は、無負荷時のダイオード整流器8の出力電圧Vss0より大きくならない値に設定する。従って、補正項ΔVdiscは、ΔVdiscMax(<Vss0−Vdisc)以下に制限される。
また、充電時電圧制御系102において、基準値補正器131は二次電池1の充電率SOCを入力とし、充電率SOCが所定値SOCabsより小さい場合、充電率SOCと所定値SOCabsの偏差に比例した補正項ΔVabsを算出する。減算器132は、補正項ΔVabsと電力充電運転開始電圧Vabsの差を、新たな電力充電運転開始電圧Vabs2とする。このとき、補正された電力充電運転開始電圧Vabs2は、無負荷時のダイオード整流器8の出力電圧Vss0より小さくならない値に設定する。従って、補正項ΔVabsはΔVabs(<Vabs−Vss0)以下に制限される。
電流指令値切り替え判定器128は判定を行うとき、電力充電運転開始電圧Vabsの代わりに補正された電力充電運転開始電圧Vabs2を用い、電力放電運転開始電圧Vdiscの代わりに補正された電力放電運転開始電圧Vdisc2を用いる。き電線電圧判定器125も同様に、電力充電運転開始電圧Vabsの代わりに補正された電力充電運転開始電圧Vabs2を用い、電力放電運転開始電圧Vdiscの代わりに補正された電力放電運転開始電圧Vdisc2を用いる。
以上により、DC/DC電力変換器20は充電率SOCにより電圧制御と充電率制御の切り替え電圧を変化させることができる。
図5を参照して、第2の例におけるDC/DC電力変換器20の運転状態の変化を説明する。図5の縦軸はき電線電圧Vs、横軸は二次電池1の充電率SOCである。図5において曲線501は、補正された電力充電運転開始電圧Vabs2を示し、曲線502は、補正された電力放電運転開始電圧Vdisc2を示す。
充電率SOCが所定値SOCdiscより大きい場合、即ち、SOC>SOCdiscの場合、補正された電力放電運転開始電圧Vdisc2は補正されていない電力放電運転開始電圧Vdiscより大きい。本例では、充電率SOCが高い場合には電力放電運転開始電圧を上げることにより放電の機会を増加させ、き電線電圧の変動幅を抑制することができる。
また、充電率SOCが所定値SOCabsより小さい場合、即ち、SOC<SOCabsの場合、補正された電力充電運転開始電圧Vabs2は補正されていない電力充電運転開始電Vabsより小さい。本例では、充電率SOCが低い場合には電力充電運転開始電圧を下げることにより充電の機会を増加させ、き電線電圧の変動幅を抑制することができる。
以上の例では、き電線電圧をき電線6とレール7間の電圧とした。しかしながら、リアクトル4における電圧降下は比較的小さい。そこで、き電線電圧としてコンデンサ3の端子電圧を用いても良い。
本例によれば、き電線電圧が上昇したときに回生電力を吸収することができ、き電線の安定化が図れる。また、電力貯蔵要素の充電率を所望の範囲に保つことができるため、電力貯蔵要素の利用率を向上させることができる。さらに、無駄なスイッチングを省くことができるため、機器の低損失化が図れる。
その上、DC/DC電力変換器20は、き電線6、7の電圧の変動幅を低減することができ、充電率SOCが低い場合には電力放電運転開始電圧を下げることにより放電の機会を低減し、また、充電率SOCが高い場合には電力充電運転開始電圧を上げることにより充電の機会を低減することで充電率管理を容易にすることができる。
本発明の電力貯蔵式回生電力吸収装置の第3の例を説明する。先に説明した第1の例や第2の例と異なる点のみを説明する。第3の例では先に示した図4と構成は同じであるが、基準値補正器129と基準値補正器131の出力する補正値が異なる。
図6を参照して第3の例におけるDC/DC電力変換器20の運転状態の変化を説明する。図6の縦軸はき電線電圧Vs、横軸は二次電池1の充電率SOCである。図6において曲線601は、補正された電力充電運転開始電圧Vabs2を示し、曲線602は、補正された電力放電運転開始電圧Vdisc2を示す。
充電率SOCが所定値SOCdiscより小さい場合、即ち、SOC<SOCdiscの場合、補正された電力放電運転開始電圧Vdisc2は補正されていない電力放電運転開始電圧Vdiscより小さい。本例では、充電率SOCが低い場合には電力放電開始電圧を下げることにより放電の機会を減少させ、二次電池1の過放電を抑制することができる。
また、充電率SOCが所定値SOCabsより大きい場合、即ち、SOC>SOCabsの場合、補正された電力充電開始電圧Vabs2は補正されていない電力充電運転開始電圧Vabsより大きい。本例では、充電率SOCが高い場合には、電力充電運転開始電圧を上げることにより充電の機会を減少させ、二次電池1の過充電を抑制することができる。
以上の例では、き電線電圧をき電線6とレール7間の電圧とした。しかしながら、リアクトル4における電圧降下は比較的小さい。そこで、き電線電圧としてコンデンサ3の端子電圧を用いても良い。
本例によれば、き電線電圧が上昇したときに回生電力を吸収することができ、き電線の安定化が図れる。また、電力貯蔵要素の充電率を所望の範囲に保つことができるため、電力貯蔵要素の利用率を向上させることができる。さらに、無駄なスイッチングを省くことができるため、機器の低損失化が図れる。
その上、二次電池1の充電率が高い場合は電力充電運転開始電圧を上げることで二次電池1の過充電を抑制することができ、二次電池1の充電率が低い場合は電力放電運転開始電圧を下げることで二次電池1の過放電を抑制できる。
本発明によると、き電線電圧の安定化と、電鉄用回生電力吸収装置の電力貯蔵要素の利用率の向上と、待機時損失低減を同時に実現することができる。更に、本発明は、ハイブリッド自動車や鉄道用ハイブリッド気動車にも適用可能である。すなわち、交流系統10の代わりにエンジン発電機を設け、負荷となる電気車の代わりに力行/回生用のモータを設ければよい。これにより、ハイブリッド自動車やハイブリッド気動車の電力貯蔵装置における回生電力吸収装置として利用できる。
また、本発明は、直流部が連結された分散電源システムにも応用できる。すなわち、回生車両の代わりに分散電源を設け、力行車両の代わりに負荷を設ければよい。これにより、分散電源システムにおける電圧安定装置として利用できる。
本発明の電力貯蔵式回生電力吸収装置の第1の例の構成を示す図である。 本発明の電力貯蔵式回生電力吸収装置の第1の例の動作マップを示す図である。 本発明の電力貯蔵式回生電力吸収装置の第1の例の動作波形を示す図である。 本発明の電力貯蔵式回生電力吸収装置の第2の例の構成を示す図である。 本発明の電力貯蔵式回生電力吸収装置の第2の例の動作マップを示す図である。 本発明の電力貯蔵式回生電力吸収装置の第3の例の動作マップを示す図である。
符号の説明
1…二次電池、2、4…フィルタリアクトル、3…フィルタコンデンサ、6…き電線、7…レール、8…ダイオード整流器、9…変圧器、10…交流系統、11、12…IGBT、13、14…フリーホイールダイオード、15、17…電圧検出器、16…電流検出器、20…DC/DC電力変換器、21、23…フィルタ部、22…スイッチング部、100…充電率制御系、101…放電時電圧制御系、102…放電時電圧制御系、103…電流制御系、104…サプレス制御系、124…充電率判定器、125…き電線電圧判定器、500…回生電力吸収装置

Claims (11)

  1. 電力貯蔵装置と、該電力貯蔵装置からき電線への放電及びき電線から該電力貯蔵装置への充電を制御する電力変換器と、き電線電圧Vsが所定の電力充電運転開始電圧Vabsより高いとき、それを該電力充電運転開始電圧Vabsまで引き下げるように上記電力変換器を制御する充電時電圧制御系と、き電線電圧Vsが所定の電力放電運転開始電圧Vdiscより低いとき、それを該電力放電運転開始電圧Vdiscまで引き上げるように上記電力変換器を制御する放電時電圧制御系と、き電線電圧Vsが上記電力充電運転開始電圧Vabs以下且つ上記電力放電運転開始電圧Vdisc以上のとき、上記電力貯蔵装置の充電率SOCを所定の充電率指令値SOCrefに一致させるように上記電力変換器を制御する充電率制御系と、き電線電圧Vsが上記電力充電運転開始電圧Vabs以下且つ上記電力放電運転開始電圧Vdisc以上であり、更に、上記電力貯蔵装置の充電率SOCと上記充電率指令値SOCrefの偏差の絶対値が所定の基準値ΔSOC以内のとき上記電力変換器のスイッチングを停止させるサプレス制御系と、を有する電力貯蔵式回生電力吸収装置。
  2. 請求項1記載の電力貯蔵式回生電力吸収装置において、上記電力充電運転開始電圧Vabsは、無負荷時におけるき電線に供給される電圧Vss0より数十ボルト高い値であることを特徴とする電力貯蔵式回生電力吸収装置。
  3. 請求項1記載の電力貯蔵式回生電力吸収装置において、上記電力放電運転開始電圧Vdiscは、無負荷時におけるき電線に供給される電圧Vss0より数十ボルト低い値であることを特徴とする電力貯蔵式回生電力吸収装置。
  4. 請求項1記載の電力貯蔵式回生電力吸収装置において、上記充電率指令値SOCrefは、上記電力貯蔵装置の最大可能充電率を100%とすると、10〜40%、又は、60〜90%に設定されることを特徴とする電力貯蔵式回生電力吸収装置。
  5. 請求項1記載の電力貯蔵式回生電力吸収装置において、上記電力充電運転開始電圧Vabsは、上記電力貯蔵装置の充電率SOCに基づいて変化することを特徴とする電力貯蔵式回生電力吸収装置。
  6. 請求項5記載の電力貯蔵式回生電力吸収装置において、上記電力充電運転開始電圧Vabsは、上記電力貯蔵装置の充電率SOCが所定値SOCabsより小さい場合、通常の値より小さくすることを特徴とする電力貯蔵式回生電力吸収装置。
  7. 請求項1記載の電力貯蔵式回生電力吸収装置において、上記電力放電運転開始電圧Vdiscは、上記電力貯蔵装置の充電率SOCに基づいて変化することを特徴とする電力貯蔵式回生電力吸収装置。
  8. 請求項7記載の電力貯蔵式回生電力吸収装置において、上記電力放電運転開始電圧Vdiscは、上記電力貯蔵装置の充電率SOCが所定値SOCdiscより大きい場合、通常の値より大きくすることを特徴とする電力貯蔵式回生電力吸収装置。
  9. 電力貯蔵装置と該電力貯蔵装置からき電線への放電及びき電線から該電力貯蔵装置への充電を制御する電力変換器とを有する電力貯蔵式回生電力吸収装置の制御方法において、
    き電線電圧Vsが所定の電力充電運転開始電圧Vabsより高いとき、それを該電力充電運転開始電圧Vabsまで引き下げるように上記電力変換器を制御する充電時電圧制御ステップと、
    き電線電圧Vsが所定の電力放電運転開始電圧Vdiscより低いとき、それを該電力放電運転開始電圧Vdiscまで引き上げるように上記電力変換器を制御する放電時電圧制御ステップと、
    き電線電圧Vsが上記電力充電運転開始電圧Vabs以下且つ上記電力放電運転開始電圧Vdisc以上のとき、上記電力貯蔵装置の充電率SOCを所定の充電率指令値SOCrefに一致させるように上記電力変換器を制御する充電率制御ステップと、
    き電線電圧Vsが上記電力充電運転開始電圧Vabs以下且つ上記電力放電運転開始電圧Vdisc以上であり、更に、上記電力貯蔵装置の充電率SOCと上記充電率指令値SOCrefの偏差の絶対値が所定の基準値ΔSOC以内のとき上記電力変換器の動作を停止するサプレス信号を生成するサプレス制御ステップと、
    を有する電力貯蔵式回生電力吸収装置の制御方法。
  10. 請求項9記載の電力貯蔵式回生電力吸収装置の制御方法において、上記電力充電運転開始電圧Vabsを、上記電力貯蔵装置の充電率SOCに基づいて変化させることを特徴とする電力貯蔵式回生電力吸収装置の制御方法。
  11. 請求項9記載の電力貯蔵式回生電力吸収装置の制御方法において、上記電力放電運転開始電圧Vdiscを、上記電力貯蔵装置の充電率SOCに基づいて変化させることを特徴とする電力貯蔵式回生電力吸収装置の制御方法。
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