JP2001240325A - エレベータの制御装置 - Google Patents

エレベータの制御装置

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JP2001240325A
JP2001240325A JP2000052343A JP2000052343A JP2001240325A JP 2001240325 A JP2001240325 A JP 2001240325A JP 2000052343 A JP2000052343 A JP 2000052343A JP 2000052343 A JP2000052343 A JP 2000052343A JP 2001240325 A JP2001240325 A JP 2001240325A
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power
voltage
charging
charge
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JP2000052343A
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Hitoshi Tajima
仁 田島
Hiroshi Araki
博司 荒木
Ikuro Suga
郁朗 菅
Kazuyuki Kobayashi
和幸 小林
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Mitsubishi Electric Corp
Tokyo Electric Power Company Holdings Inc
Original Assignee
Tokyo Electric Power Co Inc
Mitsubishi Electric Corp
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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B1/00Control systems of elevators in general
    • B66B1/24Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration
    • B66B1/28Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration electrical
    • B66B1/30Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration electrical effective on driving gear, e.g. acting on power electronics, on inverter or rectifier controlled motor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B1/00Control systems of elevators in general

Abstract

(57)【要約】 【課題】 充電による省エネ効果を損なわず、かつ、低
容量・安価な2次電池を用い、安定した回生電力制御を
行うエレベータの制御装置を得る。 【解決手段】 交流電力を整流して直流電力に変換する
コンバータ2、直流電力を可変電圧可変周波数の交流電
力に変換してエレベータを運転するインバータ4、エレ
ベータの回生運転時に直流母線3からの直流電力を蓄積
し、力行運転時に直流母線に蓄積された直流電力を供給
する電力蓄積装置11、電力蓄積装置の充放電を制御す
る充放電制御回路15、直流母線間に設けられた、回生
電流制御用ゲート16と回生抵抗17との直列接続体、
回生電流制御用ゲートを制御する回生制御回路19A、
電力蓄積装置の充放電状態を計測する充放電状態計測装
置14Aを備え、回生制御手回路19Aは、充放電状態
の計測値に応じてデューティが異なる複数の制御モード
により回生電流制御用ゲート16を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、2次電池を応用
した省エネルギー形のエレベータの制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の2次電池を応用してエレ
ベータを制御する制御装置の基本構成図である。図8に
おいて、1は三相交流電源、2は三相交流電源1から出
力される交流電力を直流電力に変換するダイオード等で
構成されたコンバータを示し、コンバータ2で変換され
た直流電力は直流母線3に供給される。4はエレベータ
の速度位置制御を行う後述する速度制御装置により制御
されるインバータであり、直流母線3を介して供給され
る直流を所望の可変電圧可変周波数の交流に変換して交
流モータ5を供給することにより、交流モータ5に直結
されたエレベータの巻上機6を回転駆動させることで、
巻上機6に巻き掛けられたロープ7がその両端に接続さ
れたかご8及び釣り合い錘9を昇降制御してかご8内の
乗客を所定の階床に移動させるようになされている。
【0003】ここで、かご8と釣り合い錘9の重量は、
定員の半分の乗客がかご8内に乗車した時、ほぼ同じに
なるよう設計されている。すなわち、無負荷でかご8を
昇降させる場合に、かご8の下降時は力行運転、上昇時
は回生運転となる。逆に、定員乗車でかご8を下降させ
る場合に、かご8の下降時は回生運転、上昇時は力行運
転となる。
【0004】10はマイクロコンピュータ等で構成され
たエレベータ制御回路で、エレベータ全体の管理・制御
を行う。11は、直流母線3間に設けられて、エレベー
タの回生運転時に電力を蓄積し、力行運転時にインバー
タ4にコンバータ2と共に蓄積された電力を供給する電
力蓄積装置を示し、2次電池12と当該2次電池12を
充放電制御するDC−DCコンバータ13とから構成さ
れる。
【0005】ここで、DC−DCコンバータ13は、リ
アクトル13a、このリアクトル13aに直列接続され
た充電電流制御用ゲート13b、後述する放電電流制御
用ゲート13dに逆並列接続されたダイオード13cで
なる降圧型チョッパ回路と、リアクトル13a、このリ
アクトル13aに直列接続された放電電流制御用ゲート
13d、上記充電電流制御用ゲート13bに逆並列接続
されたダイオード13eでなる昇圧型チョッパ回路とを
備えてなり、充電電流制御用ゲート13bと放電電流制
御用ゲート13dは、電力蓄積装置11の充放電状態を
計測する充放電状態計測装置14からの計測値及び電圧
計測器18からの計測値に基づいて充放電制御回路15
により制御される。なお、この従来例での充放電状態計
測装置14としては、2次電池12とDC−DCコンバ
ータ13との間に設けられる電流計測器が用いられる。
【0006】16と17は、直流母線3間に設けられた
回生電流制御用ゲートと回生抵抗、18は、直流母線3
の電圧を計測する電圧計測器、19は、後述する速度制
御回路からの回生制御指令に基づいて動作する回生制御
回路を示し、回生電流制御用ゲート16は、回生運転時
に、電圧計測器17による計測電圧が所定値以上の時に
回生制御回路19の制御に基づいてONパルス幅が制御
されるようになされ、回生電力は回生抵抗17で放電さ
れて熱エネルギーに変換され消費される。
【0007】20は巻上機6に直結されたエンコーダ、
21はエレベータ制御回路10からの指令に基づき速度
指令とエンコーダ22からの速度帰還出力とに基づいて
インバータ4の出力電圧・出力周波数を制御することに
よりエレベータを位置・速度制御する速度制御回路を示
す。
【0008】次に、上記構成に係る動作について説明す
る。エレベータの力行運転時は、三相交流電源1および
電力蓄積装置11の両方からインバータ4に電力が供給
される。電力蓄積装置11は、2次電池12とDC−D
Cコンバータ13で構成され、充放電制御回路15によ
り制御される。一般的に、装置を小型、安価に構成する
ため、2次電池12の個数は少なく押さえられ、2次電
池12の出力電圧は直流母線3の電圧よりも低い。そし
て、直流母線3の電圧は、基本的に三相交流電源1を整
流した電圧近辺で制御される。従って、2次電池12の
充電時は直流母線3の母線電圧を下降し、放電時は直流
母線3の母線電圧に昇降させる必要があり、この為、D
C−DCコンバータ13が採用される。このDC−DC
コンバータ13の充電電流制御用ゲート13b、放電電
流制御用ゲート13dの制御を充放電制御回路15によ
り行う。
【0009】図9と図10は、充放電制御回路15の放
電時と充電時の制御を示すフローチャートである。最初
に、図9に示す放電制御時について説明する。制御系と
して、電圧制御に電流制御マイナーループ等を構成し、
より安定性の高い制御をしてもよいが、ここでは、簡単
化のため、母線電圧で制御する方式で説明する。
【0010】まず、電圧計測器17により直流母線3の
母線電圧が計測される(ステップS11)。充放電制御
回路15は、その計測電圧を所望の電圧設定値と比較
し、計測電圧が電圧設定値を超えているか否かを判定し
(ステップS12)、計測電圧が設定値を超えていなけ
れば、次に、充放電状態計測装置14による2次電池1
2の放電電流の計測値が所定値を越えたか否かを判定す
る(ステップS13)。
【0011】これらの判定により、計測電圧が設定値を
超えた時、または計測電圧が設定値を超えない場合であ
っても2次電池12の放電電流の計測値が所定値を越え
た時には、放電電流制御用ゲート13dのONパルス幅
を短くすべく、現在のON時間に対し調整時間DTを減
算して新たなゲートON時間を求める(ステップS1
4)。
【0012】他方、上記ステップS13において、電流
検出器14による2次電池12の放電電流の計測値が所
定値を越えていないと判定された場合には、放電電流制
御用ゲート13dのONパルス幅を長くすべく、現在の
ON時間に対し調整時間DTを加算して新たなゲートO
N時間を求める(ステップS15)。このようにして求
められたゲートON時間に基づいて放電電流制御用ゲー
ト13dのON制御を行うと共に、求められたゲートO
N時間を現在のON時間として内蔵メモリに記憶する
(ステップS16)。
【0013】このように、放電電流制御用ゲート13d
のONパルス幅を長くすることにより、より多くの電流
を2次電池12より流させ、その結果、供給電力を大き
くするとともに、電力供給により直流母線3の母線電圧
を上昇させる。力行時運転で考えると、エレベータは電
力供給を必要としており、この電力を上記2次電池12
からの放電および三相交流電源1からの供給でまかな
う。母線電圧を三相交流電源1からの供給によるコンバ
ータ2の出力電圧よりも高く制御すると、すべての電力
は2次電池12から供給される。しかし、安価な電力蓄
積装置11を構成するため、すべての電力を2次電池1
2から供給せず、適切な割合で2次電池12からの供給
と三相交流電源1からの供給を行うように設計されてい
る。
【0014】すなわち、図9中において、放電電流の計
測値を供給分担相当電流(所定値)と比較し、所定値を
越えていれば放電電流制御用ゲート13dのONパルス
幅を長くし、さらに供給量を増大させるが、放電電流の
計測値が所定値を越えていなければ、放電電流制御用ゲ
ート13dのONパルス幅を短くし、電力供給をクリッ
プする。このようにすれば、インバータ4が必要とする
電力の内、2次電池12から供給する分はクリップされ
るから、直流母線3の母線電圧は低くなり、結果的にコ
ンバータ2から供給が開始される。これらは、非常に短
い時間で行われるので、実際は、エレベータの必要な電
力を供給するために、適切な母線電圧に落ち着き、2次
電池12と三相交流電源1から所望の比率で電力を供給
することが可能となる。
【0015】次に、図10に示す充電制御時について説
明する。交流モータ5からの電力回生があった場合、直
流母線3の母線電圧はその回生電力により上昇する。こ
の電圧がコンバータ2の出力電圧よりも高くなった場合
には三相交流電源1からの電力供給は停止する。電力蓄
積装置11が無い場合にこの状態が続くと直流母線3の
電圧が上昇するため、直流母線3の母線電圧を検出する
電圧計測器17の計測電圧値がある所定電圧まで達する
と、回生制御回路19は作動し、回生電流制御用ゲート
16を閉成させる。これにより、回生抵抗17に電力が
流され、回生電力が消費されるとともに、電磁ブレーキ
効果によりエレベータが減速される。しかし、電力蓄積
装置11がある場合には、所定電圧以下の電圧で、充放
電制御回路15の制御により、その電力が電力蓄積装置
11に充電される。
【0016】すなわち、図10に示すように、充放電制
御回路15は、電圧計測器17による直流母線3の母線
電圧の計測値が所定電圧を越えていれば、回生状態であ
ることを検知し、充電電流制御用ゲート13bのONパ
ルス幅を長くすることにより、2次電池12への充電電
流を増大させる(ステップS21→S22→S23)。
やがて、エレベータからの回生電力が少なくなると、こ
れに従って直流母線3の電圧も低下し、電圧計測器17
の計測値が所定電圧を超えなくなるので、充電電流制御
用ゲート13bのONパルス幅を短く制御し、充電電力
も小さく制御される(ステップS21→S22→S2
4)。
【0017】このように、直流母線3の母線電圧を監視
し充電電力を制御することにより、母線電圧が適切な範
囲に制御され、充電が行われる。また、従来、回生電力
で消費していた電力を蓄積し、再利用することにより、
省エネが実現される。充電装置が故障等何らかの理由で
電力消費がされない場合には、バックアップとして、上
記回生制御回路19を作動させ回生電力を抵抗消費させ
エレベータに適切な減速を行わせるようにする。エレベ
ータの容量等により異なるが、住宅用の一般的なエレベ
ータにおいて、回生電力は2KVA程度であり、減速の
最大値で4KVA程度の回生電力である。
【0018】回生制御回路19では、直流母線3の電圧
を監視し、所定以上の電圧になれば、上記電力を回生抵
抗17で放電すべく、回生制御回路19により回生電流
制御用ゲート16のONパルス幅を制御することによ
り、回生電力を回生抵抗17に流すものである。このパ
ルス幅制御は種々な方式があるが、簡単には、次式に従
う。今、回生電流制御用ゲート16をONし始める直流
母線3の電圧をVRとすると、回生抵抗17の値は既知
のため、回路をON(閉成)すれば流れる電流IRは簡
単に計算可能で、かつ流したい最大電力が既知のため、
その電力(VA)をWRとすれば、WR/(VR×I
R)のデューティのONパルスを発生すればよく、これ
を、直流母線電圧を監視しながら行えばよい。しかし、
これはあくまで、回生電力を回生抵抗17ですべて消費
することを目的としている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のエレベータの制御装置において、電力蓄積装置
11は、電力蓄積装置11の温度、充電度合い、つまり
電力蓄積装置11のFULL充電状態を基準とし、充放
電電流と充放電電圧との積を容量で正規化し累積した値
であるSOC(:State Of Charge)等すべての条件
で、回生電力を充電可能な大容量の2次電池12を積む
必要があった。このため、高価で、大きな電力蓄積装置
11が必要であった。
【0020】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、充電による省エネ効果を損なわ
ず、かつ、低容量・安価な2次電池を用い、安定した回
生電力制御を行うことができるエレベータの制御装置を
得ることを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
タの制御装置は、交流電源からの交流電力を整流して直
流電力に変換するコンバータと、直流電力を可変電圧可
変周波数の交流電力に変換して電動機を駆動しエレベー
タを運転するインバータと、上記コンバータと上記イン
バータとの間の直流母線間に設けられて、エレベータの
回生運転時に直流母線からの直流電力を蓄積し、力行運
転時に直流母線に蓄積された直流電力を供給する電力蓄
積手段と、上記直流母線に対する上記電力蓄積装置の充
放電を制御する充放電制御手段と、上記直流母線間に設
けられた、回生電流制御用ゲートと当該回生電流制御用
ゲートを介して流入する回生電力を放電する回生抵抗と
の直列接続体と、上記回生電流制御用ゲートを制御する
回生制御手段と、上記電力蓄積装置の充放電状態を計測
する充放電状態計測手段とを備え、上記回生制御手段
は、上記充放電状態計測手段からの計測値に応じて回生
抵抗を流れる電流もしくは電力が異なる複数の制御モー
ドにより上記回生電流制御用ゲートを制御することを特
徴とするものである。
【0022】また、上記充放電状態計測手段は、上記直
流母線の母線電圧を計測する母線電圧計測手段を含み、
充放電状態の計測値として、母線電圧の計測値を出力
し、上記回生制御手段は、母線電圧の計測値に応じて上
記回生電流制御用ゲートのONパルスを制御することを
特徴とするものである。
【0023】また、上記充放電状態計測手段は、上記電
力蓄積手段の充電電圧を計測する充電電圧計測手段をさ
らに備え、上記回生制御手段は、母線電圧の計測値と充
電電圧の計測値とに応じて上記回生電流制御用ゲートの
ONパルスを制御することを特徴とするものである。
【0024】また、上記充放電状態計測手段は、上記電
力蓄積手段の充放電電流、充放電電圧、温度の少なくと
も1つを計測する計測手段であり、上記回生制御手段
は、それら計測値に応じたデューティが設定されたテー
ブルを備え、当該テーブルに設定されたデューティに従
い上記回生電流制御用ゲートのONパルスを制御するこ
とを特徴とするものである。
【0025】また、上記回生制御手段は、充電電流と充
電電圧に応じてデューティが設定されたテーブルを備え
てなることを特徴とするものである。
【0026】また、上記回生制御手段は、温度に応じた
テーブルを複数備え、上記充放電状態計測手段からの計
測温度に応じたテーブルを選択し、充電電流と充電電圧
に応じたデューティに従い上記回生電流制御用ゲートの
ONパルスを制御することを特徴とするものである。
【0027】また、上記回生制御手段は、充電電圧と充
電電圧の変化量とに応じてデューティが設定されたテー
ブルを備えてなることを特徴とするものである。
【0028】さらに、上記回生制御手段は、上記電力蓄
積手段のFULL充電状態を基準とし、充放電電流と充
放電電圧の積を容量で正規化し累積した値である充電度
合いに応じたテーブルを複数備え、上記充電度合いに応
じたテーブルを選択し、充電電圧と充電電圧の変化量と
に応じたデューティに従い上記回生電流制御用ゲートの
ONパルスを制御することを特徴とするものである。
【0029】
【発明の実施の形態】この発明では、電力蓄積装置に用
いられる2次電池として、低容量・安価な2次電池を用
い、充電による省エネ効果を損なわず、安定した回生電
力制御を行うことができるように制御する。すなわち、
電力蓄積装置に用いられる2次電池の特性は、鉛電池、
ニッケル水素電池等の電池の種類により異なるが、一般
的には、電池内の溶剤の関係上、温度が通常より低い状
態および通常より高い状態では充電の受け入れは悪く、
充電度合いが高い(FULL充電に近くなる)と充電の
受入れは当然悪くなる。これらの充電の受入れの悪い状
態で、大きな電流を充電しようとすると、内部抵抗が増
大つまり電池の発熱と充電電圧の上昇が起こるのみでな
く、その後の充電性能を劣化させてしまう。このため、
過充電は極力避けるように制御する必要がある。
【0030】図1は、この発明に係るエレベータの制御
装置の構成を示すブロック図である。図1において、図
8に示す従来例と同一部分は同一符号を付してその説明
は省略する。新たな符号として、14Aと19Aは、本
発明に係る充放電状態計測装置と回生制御回路を示し、
回生制御回路19Aは、充放電状態計測装置14Aから
の計測値に応じて回生抵抗を流れる電流もしくは電力が
異なる複数の制御モードにより回生電流制御用ゲート1
6を制御するようになっている。以下、具体的な実施の
形態について説明する。
【0031】実施の形態1.この実施の形態1では、充
放電状態計測装置14Aは、図1では分離して示してい
るが、直流母線3の母線電圧を計測する電圧計測器18
を含み、その母線電圧計測値を充放電状態計測値と見な
し回生制御回路19Aに出力するようになっており、回
生制御回路19Aは、母線電圧の計測値に応じて回生抵
抗を流れる電流もしくは電力が異なる複数の制御モード
により回生電流制御用ゲート16を制御するようになっ
ている。
【0032】次に、この発明の実施の形態1に係る回生
制御回路19Aの制御を、図2に示すフローチャートを
参照して説明する。回生制御回路19Aは、直流母線3
の母線電圧により、回生電流制御用ゲート16のONパ
ルス幅を決定するものであるが、まず、計測された母線
電圧が第2段電圧V2を越えたか否かを判定する(ステ
ップS101,S102)。ここで、第2段電圧V2と
は、充電時に異常があった場合等を想定し、全回生電力
を回生抵抗17に流すために監視する電圧であり、この
電圧を越えれば、回生電流制御用ゲート16のONパル
スのデューティをBに設定し、従来と同様に全電力を回
生抵抗17に流せる状態にする(ステップS102→S
103)。
【0033】計測された母線電圧が第2段電圧V2を越
えていなければ、次に、母線電圧が第1段電圧を超えて
いるか否かを判定する(ステップS102→S10
4)。ここで、第1段電圧V1は、上記第2段電圧V2
よりも低く、電力蓄積装置11の充電が開始される電圧
より高く、回生充電している状態の電圧であり、母線電
圧がこの電圧V1を越えていれば、デューティをAに設
定する(ステップS104→S105)。ここで、A
は、例えばBの1/2から1/3にし、回生電力の1/
2から1/3の回生電力を回生抵抗17に流すように設
定する。他方、母線電圧が電圧V1を越えていなけれ
ば、デューティを0に設定する(ステップS104→S
106)。このようにして設定されたデューティに従っ
て回生電流制御用ゲート16のONパルスをパルス幅制
御する(ステップS107)。
【0034】すなわち、回生運転が開始されると、母線
電圧が上昇し、これを充放電制御回路15が検出し、充
電を開始する。充電電流等に制限があり、全電力を充電
できなくなれば、徐々に母線電圧3が上昇し出し、第1
段電圧V1に到達する。この時点から、回生電力は、上
記充電と回生抵抗放電に分割される。この結果、充電回
路等に異常の無い限り、第2段電圧V2まで達すること
なく回生運転は終了する。
【0035】従って、このように構成されたエレベータ
の制御装置においては、回生電力による電力蓄積装置1
1への充電の際、2次電池12に過度な負担を掛けるこ
と無いため、省エネ効率の高い安価な電力蓄積装置を用
いることができることになり、充電による省エネ効果を
損なわず、かつ、低容量・安価な2次電池を用い、安定
した回生電力制御を行うことができるエレベータの制御
装置を得ることができる。
【0036】実施の形態2.この実施の形態2におい
て、図1に示す充放電状態計測装置14Aは、実施の形
態1に対し、電力蓄積装置11の2次電池12の充電電
圧を計測する充電電圧計測器をさらに含んでいて、充放
電状態の計測値として、母線電圧の計測値と充電電圧の
計測値を回生制御回路19Aに出力するようになされ、
回生制御回路19Aは、母線電圧の計測値と充電電圧の
計測値に応じて回生電流制御用ゲート器16のONパル
ス幅を制御する。
【0037】すなわち、2次電池12への充電時の電圧
は、同じ電流で充電しても、現在のSOC状態、周囲温
度等により異なり、また、一概に充電時の電圧のみで充
電の制限を行えばいいものではないが、充電の制御にお
いては、この充電電圧を監視し、充電量(電力、電流)
を制限する必要がある。この実施の形態2は、このよう
な点に鑑みた制御を行う。
【0038】次に、この発明の実施の形態2に係る回生
制御回路19Aの制御を、図3に示すフローチャートを
参照して説明する。回生制御回路19Aは、実施の形態
1と同様に、まず、計測された母線電圧が第2段電圧V
2を越えたか否かを判定し、第2段電圧V2を越えた場
合には、回生電流制御用ゲート16のONパルスのデュ
ーティをBに設定し、従来と同様に全電力を回生抵抗1
7に流せる状態にする(ステップS201〜S20
3)。
【0039】計測された母線電圧が第2段電圧V2を越
えていなければ、次に、2次電池12の充電電圧が所定
値を越えたか否かを判定し、充電電圧が所定値を越えて
いれば、実施の形態1と同様なデューティ=Aを設定し
(ステップS204→S205)、回生電力の1/2か
ら1/3の回生電力を回生抵抗17に流すように設定す
る。他方、充電電圧が所定値を越えていなければ、デュ
ーティを0に設定する(ステップS204→S20
6)。このようにして設定されたデューティに従って回
生電流制御用ゲート16のONパルスをパルス幅制御す
る(ステップS207)。
【0040】ここで、充電電圧と比較される所定値は、
充電時に電池保護のために監視する値であり、充電電圧
が所定値を超えた場合には、回生電力の一部を回生抵抗
17による放電で分担することにより、過剰充電を防止
することができ、かつ、可能なかぎり、回生電力が充電
され、全体として省エネ効率を確保しながらも2次電池
12を保護することが可能となり、安価な電力蓄積装置
を構成できることになる。
【0041】次に、以下に示す各実施の形態において、
図1に示す充放電状態計測装置14Aとしては、電力蓄
積装置11の充放電電流、充放電電圧、温度を計測する
各計測器を備えたものであり、回生制御回路19Aは、
充放電状態計測値として、それら計測値を入力し、計測
値に応じたデューティが設定されたテーブルを備えて、
テーブルに設定されたデューティに従い回生電流制御用
ゲート16のONパルス幅を制御するものに関する。
【0042】一般的に、電力蓄積装置11の充電電圧
は、同量の充電電流を流しつづけても、過剰充電になる
直前に急激に増加する傾向がある。従って、充電電圧の
変化を計測すれば、早い時点で充電を絞る、停止する等
の制御が可能となる。また、常温以外では、あまり大き
な充電をしない方が電池寿命などによい。充電電圧のみ
ならず、充電電圧の変化、SOC、温度等木目細かく条
件により制御すれば、2次電池12の寿命により好影響
があり、それらのテーブルを作成し、複数モードで回生
制御すればより効果が大きい。
【0043】すなわち、充電による充電電圧の変化は、
あくまで充電の結果によるもので、温度、SOCによ
り、電流を制約するテーブルをもてば、さらに詳細に制
御できることは明らかであり、省エネ効果を確保するた
め、電力蓄積装置11への充電は可能な限り回生電力を
受け入れるが、2次電池12の充電能力の保護、電池寿
命の確保のため、過剰充電は行わないように制御する。
以下、テーブルを備え、テーブルに設定されたデューテ
ィに従い回生電流制御用ゲート16のONパルス幅を制
御する各実施の形態を列挙する。
【0044】実施の形態3.回生制御回路19Aは、図
4に示す如く、充電電流と充電電圧に応じてデューティ
が設定されたテーブルT1を備え、テーブルT1から充
電電流と充電電圧の計測値に対応するデューティを求
め、そのデューティに従い回生電流制御用ゲート16の
ONパルス幅を制御する。
【0045】実施の形態4.回生制御回路19Aは、図
5に示す如く、2次電池12の温度に応じ、充電電流と
充電電圧に応じてデューティが設定された複数のテーブ
ルT1a,T1b,T1c,・・・を備え、これらテー
ブルから計測温度に応じたテーブルを選択し、選択され
たテーブルに設定されたデューティに従い回生電流制御
用ゲート16のONパルス幅を制御する。
【0046】実施の形態5.回生制御回路19Aは、図
6に示す如く、充電電圧と充電電圧の変化量とに応じて
デューティが設定されたテーブルT2を備え、充電電圧
と充電電圧の変化量とに基づいてテーブルT3に設定さ
れたデューティを求め、求めたデューティに従い回生電
流制御用ゲート16のONパルス幅を制御する。
【0047】実施の形態6.回生制御回路19Aは、図
7に示す如く、充電度合いSOCに応じ、充電電圧と充
電電圧の変化量とに応じてデューティが設定された複数
のテーブルT2a,T2b,T2c,・・・を備え、上
記充電度合いSOCに応じたテーブルを選択し、充電度
合いSOCに応じたテーブルを選択し、充電電圧と充電
電圧の変化量とに基づいて選択されたテーブルに設定さ
れたデューティを求め、求めたデューティに従い上記回
生電流制御用ゲートのONパルスを制御する。
【0048】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、電力
蓄積装置の充電状態に応じて回生抵抗を流れる電流もし
くは電力が異なる複数の制御モードにより回生電流制御
用ゲートを制御することで、充電による省エネ効果を損
なわず、かつ、低容量・安価な2次電池を用い、安定し
た回生電力制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るエレベータの制御装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る回生制御回路
19Aの制御内容を示すフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態2に係る回生制御回路
19Aの制御内容を示すフローチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態3に係るもので、回生
制御回路19Aに備えられる、充電電流と充電電圧に応
じてデューティが設定されたテーブルの説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態4に係るもので、回生
制御回路19Aに備えられる、温度に応じ、充電電流と
充電電圧に応じてデューティが設定された複数のテーブ
ルの説明図である。
【図6】 この発明の実施の形態5に係るもので、回生
制御回路19Aに備えられる、充電電圧と充電電圧の変
化量に応じてデューティが設定されたテーブルの説明図
である。
【図7】 この発明の実施の形態6に係るもので、回生
制御回路19Aに備えられる、充電度合いSOCに応
じ、充電電圧と充電電圧の変化量に応じてデューティが
設定された複数のテーブルの説明図である。
【図8】 従来例に係るエレベータの制御装置の構成を
示すブロック図である。
【図9】 図8に示す充放電制御回路15の放電時の制
御を示すフローチャートである。
【図10】 図8に示す充放電制御回路15の充電時の
制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 三相交流電源、2 コンバータ、3 直流母線、4
インバータ、5 交流モータ、6 巻上機、7 ロー
プ、8 かご、9 釣り合い錘、10 エレベータ制御
回路、11 電力蓄積装置、12 2次電池、13 D
C−DCコンバータ、14,14A 充放電状態計測装
置、15 充放電制御回路、16 回生電流制御用ゲー
ト、17 回生抵抗、18 電圧計測器、19,19A
回生制御回路、20 エンコーダ、21 速度制御回
路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒木 博司 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 菅 郁朗 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 小林 和幸 神奈川県横浜市鶴見区江ヶ崎町4番1号 東京電力株式会社電力技術研究所内 Fターム(参考) 3F002 EA08 EA09 GA03 GA07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源からの交流電力を整流して直流
    電力に変換するコンバータと、 直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換して電
    動機を駆動しエレベータを運転するインバータと、 上記コンバータと上記インバータとの間の直流母線間に
    設けられて、エレベータの回生運転時に直流母線からの
    直流電力を蓄積し、力行運転時に直流母線に蓄積された
    直流電力を供給する電力蓄積手段と、 上記直流母線に対する上記電力蓄積装置の充放電を制御
    する充放電制御手段と、 上記直流母線間に設けられた、回生電流制御用ゲートと
    当該回生電流制御用ゲートを介して流入する回生電力を
    放電する回生抵抗との直列接続体と、 上記回生電流制御用ゲートを制御する回生制御手段と、 上記電力蓄積装置の充放電状態を計測する充放電状態計
    測手段とを備え、 上記回生制御手段は、上記充放電状態計測手段からの計
    測値に応じて回生抵抗を流れる電流もしくは電力が異な
    る複数の制御モードにより上記回生電流制御用ゲートを
    制御することを特徴とするエレベータの制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のエレベータの制御装置
    において、 上記充放電状態計測手段は、上記直流母線の母線電圧を
    計測する母線電圧計測手段を含み、充放電状態の計測値
    として、母線電圧の計測値を出力し、上記回生制御手段
    は、母線電圧の計測値に応じて上記回生電流制御用ゲー
    トのONパルスを制御することを特徴とするエレベータ
    の制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のエレベータの制御装置
    において、 上記充放電状態計測手段は、上記電力蓄積手段の充電電
    圧を計測する充電電圧計測手段をさらに備え、上記回生
    制御手段は、母線電圧の計測値と充電電圧の計測値とに
    応じて上記回生電流制御用ゲートのONパルスを制御す
    ることを特徴とするエレベータの制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のエレベータの制御装置
    において、 上記充放電状態計測手段は、上記電力蓄積手段の充放電
    電流、充放電電圧、温度の少なくとも1つを計測する計
    測手段であり、上記回生制御手段は、それら計測値に応
    じたデューティが設定されたテーブルを備え、当該テー
    ブルに設定されたデューティに従い上記回生電流制御用
    ゲートのONパルスを制御することを特徴とするエレベ
    ータの制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のエレベータの制御装置
    において、 上記回生制御手段は、充電電流と充電電圧に応じてデュ
    ーティが設定されたテーブルを備えてなることを特徴と
    するエレベータの制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のエレベータの制御装置
    において、 上記回生制御手段は、温度に応じたテーブルを複数備
    え、上記充放電状態計測手段からの計測温度に応じたテ
    ーブルを選択し、充電電流と充電電圧に応じたデューテ
    ィに従い上記回生電流制御用ゲートのONパルスを制御
    することを特徴とするエレベータの制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載のエレベータの制御装置
    において、 上記回生制御手段は、充電電圧と充電電圧の変化量とに
    応じてデューティが設定されたテーブルを備えてなるこ
    とを特徴とするエレベータの制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のエレベータの制御装置
    において、 上記回生制御手段は、上記電力蓄積手段のFULL充電
    状態を基準とし、充放電電流と充放電電圧の積を容量で
    正規化し累積した値である充電度合いに応じたテーブル
    を複数備え、上記充電度合いに応じたテーブルを選択
    し、充電電圧と充電電圧の変化量とに応じたデューティ
    に従い上記回生電流制御用ゲートのONパルスを制御す
    ることを特徴とするエレベータの制御装置。
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