JP2006054324A - 電気接続線固定装置及びこの電気接続線固定装置を備える記録装置 - Google Patents

電気接続線固定装置及びこの電気接続線固定装置を備える記録装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 電源コード等の電気接続線を筐体に固定するに於いて、電気接続線を特別な構成にすることなく、また、別部材の追加や組立工程を増やすことなく、製品のコストダウンを実現すると共に、信頼性の高い電気接続線固定装置及びそれを備えた記録装置を提供する。
【解決手段】 下部筐体21の底面の内側に屈曲した溝11を形成し、該溝11に電源コード6を屈曲させて収納し固定する。また、前記溝11に収納された前記電源コード6の上部を機構部フレーム22によって塞ぎ固定する構成とした。これにより、電源コード6は特別な構成を有することなく下部筐体21に確実に固定出来、また、別部材の追加も必要ないので、コストダウンを実現した電気接続線固定装置及びそれを備えた記録装置を提供出来る。
【選択図】 図6

Description

本発明は電源コード等の電気接続線を筐体に固定する電気接続線固定装置とこれを備える記録装置に関するものである。
従来、電子機器の電源コードは様々な形態で筐体に取り付けられ固定されているが、取付け部の部品点数が少なく小型であり、且つ、製品の背面からの突出箇所が少ない電源コードの取付け装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。以下、従来の特許文献1を図面に基づいて説明する。図7は従来の電源コードの取付装置の分解斜視図であり、50は従来の電源コードの取付け装置である。該取付け装置50は、電源コード51の取付け基端部52を保持するケーブル取付部60が、フレーム61の一部を利用してフレーム61の内側に形成されている。
取付け基端部52は、電源コード51に対して引っ張りないし曲げ方向に繰り返して力が作用する部分を保護強化し、フレーム61との絶縁性を図るように絶縁性を有するブロック状のプラスチック製材料で構成されている。また、この取付け基端部52にはフレーム61に固定するための係合フランジ53が、電源コード51の延びる方向と直交する方向に横方向に張り出すように形成される。一方、フレーム61には、取付け基端部52を受け入れる受入部62が上側が開口した状態で形成されており、この受入部62の周囲にケーブル取付部60が形成される。
ケーブル取付部60は、取付け基端部52の係合フランジ53を上方から受け入れる係合溝部63が形成された案内側板64と、取付け基端部52の下面を下方から支持する支持板65とを備えており、案内側板64及び支持板65のいずれもフレーム61の一部を打ち抜き、内側に折り曲げ加工することにより形成される。このようにフレーム61の一部を利用してケーブル取付部60を形成することにより、部品点数を削減出来る。
取付け基端部52は、この取付け基端部52をケーブル取付部60に取り付けた状態において、取付け基端部52の外側端面54がフレーム61の外面とほぼ同一平面上に位置するような形状を備えている。これにより製品の奥行寸法が減少し、省スペースの製品を提供出来る。また、取付け基端部52の上面は、フレーム61の上部開放面を閉塞する上蓋66に形成されるケーブル押さえ部67によって保持され、このケーブル押さえ部67とフレーム61側のケーブル取付部60とによって、取付け基端部52が挟持され、フレーム61に対して固定することが出来る。
以上のように、特許文献1の提案によれば、フレーム61の一部を利用してケーブル取付部60を形成するので、ケーブルホルダが不要で電源コードの取付け装置として部品点数を削減出来る。また、取付け基端部52の外側端部54がフレーム61の外面にほぼ同一平面上に位置できるので、製品の背面から突出箇所がなくなり、製品の小型化が可能となる。
特開2001−339179号公報(第3頁、第1図)
しかしながら、上記文献1の提案では、電源コードの固定のために、プラスチック材によって成る取付け基端部52を構成しなければならず、この結果、電源コードが特殊な形状となるので取付け基端部52を成形する特殊な成形型が必要となり、また、電源コードの製造工程が複雑化して工数が増え、コストアップを招いている。また、フレーム61や上蓋66は、ケーブル取付部60やケーブル押さえ部67を構成するために、打ち抜き工程や曲げ加工工程の追加が必要であり、製造工程が増加して作業性が悪化し、結果として製品のコストアップとなる。
本発明の目的は上記課題を解決し、電源コード等の電気接続線を筐体に固定するに於いて、電気接続線を特別な構成にすることなく、また、別部材の追加を無くして製造工程等を簡素化し、製品のコストダウンを実現すると共に、信頼性の高い電気接続線固定装置及びそれを備えた記録装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の電気接続線固定装置及びこの電気接続線固定装置を備える記録装置は、下記記載の構成を採用する。
本発明の電気接続線固定装置は、電気接続線を筐体に固定する電気接続線固定装置に於いて、前記筐体に屈曲した溝を形成し、該溝に前記電気接続線を収納して固定することを特徴とする。
本発明の電気接続線固定装置により、筐体に形成された屈曲した溝に電気接続線を収納して固定するので、電気接続線は特別な構成を有する必要がなく、また、別部材の追加も必要ないので、製品のコストダウンを実現出来る。
また、前記屈曲した溝は前記筐体の底面の内側に形成され、前記溝に収納された前記電気接続線の上部を固定部材によって塞ぎ固定することを特徴とする。
これにより、屈曲した溝は筐体の底面の内側に形成されるので、筐体内の空きスペースを有効活用でき、製品の小型化に有効である。また、電気接続線の上部は固定部材によって固定されるので、電気接続線に対して外部から様々な方向の引っ張り力が加わっても引き抜かれることがなく、信頼性の高い電気接続線固定装置を提供出来る。
また、前記固定部材は機構部フレームであることを特徴とする。
これにより、固定部材は機構部フレームによって兼用されるので、電気接続線を固定するために別部材を追加する必要が無く、製品の小型化や組み立て工程の簡素化を実現でき、製品のコストダウンに有効である。
また、前記筐体に形成された前記溝は、複数の屈曲部を有することを特徴とする。
これにより、筐体に形成された溝は複数の屈曲部を有するので、該溝に収納される電気接続線は溝に密着して複数回屈曲され、外部から強い引っ張り力が加わっても十分耐えられる強い固定力を持つことが出来る。
また、前記電気接続線は電源コードであることを特徴とする。
これにより、電源コードは特別な構成を有する必要が無く筐体に確実に固定出来るので、製品のコストダウンを実現し、信頼性の高い電源コードのための電気接続線固定装置を提供出来る。
本発明の記録装置は、前記電気接続線固定装置を備えていることを特徴とする。
これにより、本発明の記録装置は前記電気接続線固定装置を備えているので、筐体内の空きスペースを有効活用して電気接続線を確実に固定し、また、電気接続線は特別な構成を必要とせず、電気接続線を筐体に固定するために別部材の追加も不要であるので、装置の小型化、コストダウン、信頼性向上を実現した記録装置を提供出来る。
また、前記記録装置は、印字ヘッド、紙送り機構を保持する機構部フレーム、該機構部フレームを固定する下部筐体を有するプリンタであることを特徴とする。
これにより、記録装置はプリンタであるので、小型でコストが安く、信頼性が向上したプリンタを提供出来る。
上記の如く本発明によるならば、筐体に形成された屈曲した溝に電気接続線を収納して固定するので、電気接続線は特別な構成を有する必要がなく、また、別部材の追加も必要ないので、コストダウンを実現した電気接続線固定装置を提供することが出来る。
以下図面により本発明の実施の形態を詳述する。図1は本発明の実施例1の電気接続線固定装置を備える記録装置としてのプリンタの分解斜視図である。図2は本発明の実施例1の電気接続線固定装置の分解斜視図である。図3は本発明の実施例1の電気接続線固定装置に電源コードを収納した分解斜視図である。図4は本発明の実施例1の電気接続線固定装置に固定部材を取り付けた分解斜視図である。図5は本発明の実施例2の電気接続線固定装置に電源コードを収納した分解斜視図である。図6は本発明の実施例2の電気接続線固定装置に固定部材としての機構部フレームを取り付けた分解斜視図である。
まず図1に基づいて、本発明の電気接続線固定装置を備えたプリンタの概略構成を説明する。図1に於いて、1は本発明の電気接続線固定装置を備えた記録装置としてのプリンタであり、内部構造を明らかにするために上部筐体を取り外して示している。2は記録媒体(図示せず)に印字する印字ヘッドであり、横方向へ往復移動する機構を有している。3は紙送り機構であり、ギア3a、ローラ3b、紙送りモータ(図示せず)等によって構成される。4は前記紙送り機構3や印字ヘッド2等の機構部を左右から保持する機構部フレームであり、金属板によって構成され、抜き加工や曲げ加工等によって形成される。5は前記機構部フレーム4を下部から固定する下部筐体であり、一般的にはプラスチック材の成形品によって構成される。6は電気接続線としての電源コードであり、図示していないが後述する本発明の電気接続線固定装置によってプリンタ1に固定され、外部から電源をプリンタ1に供給してプリンタ1を駆動する。
次に図2に基づいて本発明の実施例1の電気接続線固定装置の構成を説明する。図2は図1で示した前記プリンタ1を更に分解し、下部筐体5から印字ヘッド2や紙送り機構3等を保持している機構部フレーム4を取り外して、下部筐体5の内部構成を示している。図2に於いて、10は下部筐体5に形成される本発明の電気接続線固定装置である。11は下部筐体5の底面の内側に形成される屈曲した溝であり、該溝11は下部筐体5と一体成形される二つの屈曲した突起部12a、12bによって構成される。また、溝11は三つの屈曲部11a、11b、11cを有している。
13は下部筐体5の背面に形成される導入孔であり、後述する電源コード6を下部筐
体5の内部に導入する。14は電源基板であり、プリンタ1が必要とする複数の電圧を生成し出力する。15は制御基板であり、前記印字ヘッド2や紙送り機構3に制御信号を出力しプリンタ1の全体を制御する。尚、電源基板14と制御基板15には、様々な電子部品が実装されているが、ここでは省略している。尚、本発明の電気接続線固定装置10は、下部筐体5の底面の内側に形成される屈曲した突起部12a、12bによって構成される屈曲した溝11が主要な構成要素である。
次に図3に基づいて、本発明の実施例1の電気接続線固定装置に電源コードを収納した形態を説明する。尚、図2と同一要素には同一番号を付し重複する説明は省略する。図3に於いて、電気接続線としての電源コード6は、下部筐体5の背面に設けられた導入孔13を通って下部筐体5の内部に導入される。更に電源コード6は、下部筐体5の底面の内側に設けられた屈曲した突起部12a、12bによって構成される屈曲した構造を有する溝11の内部に収納される。ここで、溝11は前述した如く、複数の屈曲部11a〜11cを有しているので、溝11に収納される電源コード6は、屈曲部11a〜11cによって屈曲させられ、溝11の屈曲形状に沿って屈曲した形状となって収納される。また、電源コード6の先端部は被覆が取り去られ、2本の電源線6a、6bは電源基板14に実装される電源コネクタ16に接続され、電源コード6のアース線6cは電源基板14に接続されるアースネジ17に結合される。
以上の構成により、電源コード6は下部筐体5の内部に導入され、電源コネクタ16を介して外部からの電源を電源基板14に供給することが出来る。また、電源コード6は前述した如く、屈曲した構造を有する溝11の内部に収納されるので、電源コード6は溝11の内部で屈曲され、突起部12a、12bによって挟まれた状態となる。この結果、電源コード6は突起部12a、12bの内壁との摩擦力によって固定され、電源コード6が外部から引っ張り力(矢印A)で強く引っ張られても、下部筐体5から電源コード6が引き離されることはない。尚、二つの突起部12a、12bは一定の距離間隔で形成されることが好ましく、その距離(すなわち溝11の幅)は、収納される電源コード6の外形寸法及び屈曲強度に応じて最適に設定されることが好ましい。
また、溝11の屈曲部11a〜11cは本実施例に於いては3箇所としたが、3箇所には限定されず、屈曲部が2箇所以上あれば電源コード6を下部筐体5に固定出来る。また、電源コード6はアース線6cを含む3線式としたが、この構成に限定されず、電源コード6は電源線6a、6bだけの2線式でも良い。また、溝11を形成する突起部12a、12bは、一方の先端から他方の先端まで連続して形成されることが好ましいが、屈曲部11a〜11c以外の部分は一部削除されても良い。
以上のように、本発明の電気接続線固定装置によるならば、下部筐体5に形成された屈曲した溝11に電気接続線としての電源コード6を収納して固定するので、電源コード6は従来例のような特別な構成を有する必要がなく、通常の被覆で覆われた電源線で良く、電源コードのコストダウンを実現出来る。また、電源コード6を収納し固定する溝11は、下部筐体5の底面の内部に形成される突起部12a、12bによって構成されるが、該突起部12a、12bは成形型によって前記下部筐体5と一体成形されるので、電源コード6の固定のために別部品の追加が必要なく、部品点数を削減しコストダウンを実現出来る。また、溝11は下部筐体5の底面の内側に形成されるので、下部筐体5の底面の空きスペースを有効活用して電気接続線固定装置を配置でき、製品の小型化に有効である。
次に図4に基づいて、本発明の実施例1の電気接続線固定装置に固定部材を追加し取り付けた形態を説明する。尚、図2及び図3と同一要素には同一番号を付し重複する説明は省略する。図4に於いて、18は固定部材としての略長方形の固定板であり、前記溝11に収納されている電源コード6の上部に配置され、固定ネジ19によって下部筐体5に
固定される。該固定板18は電源コード6を上部より塞ぎ固定することによって、電源コード6が上部方向に移動して溝11から外れることを防ぐ機能を有する。すなわち、図3で示した電気接続線固定装置であっても、電源コード6を確実に固定することが出来るが、長期間に渡って外部から電源コード6に引っ張り力が加わり、また、その引っ張り力が左右、又は上下方向等に変化して加わると、電源コード6が上部方向に少しずつ移動して溝11から外れる可能性がある。
しかし、固定板18が電源コード6の上部に配置され、電源コード6を上部から固定することにより、長期間に渡って外部から電源コード6に引っ張り力が加わり、また、その引っ張り力が左右、又は上下方向等に変化したとしても、固定板18によって固定されている電源コード6は溝11から外れることがないので、長期間に渡って信頼性の高い電気接続線固定装置を提供することが出来る。尚、固定板18は、本実施例に於いては略長方形であるが、この形状に限定されず、例えば、屈曲した溝11に沿って溝11を上部から覆う屈曲形状の固定板であっても良い。
次に、本発明の電気接続線固定装置の実施例2を図5及び図6に基づいて説明する。尚、実施例2は前述の実施例1と下部筐体等の配置が多少異なるが、構成要素はほとんど同一であるので、実施例1と同一要素には同一番号を付し重複する説明は一部省略する。また、実施例2の特徴は、電源コードを固定する固定部材をプリンタの機構部フレームによって兼用することである。図5は本発明の実施例2の電気接続線固定装置に電源コードを収納した形態を示している。図5に於いて、20は本発明の実施例2の電気接続線固定装置である。21は前述のプリンタ1の下部筐体5と多少構造が異なるプリンタの下部筐体であり、該下部筐体21の底面の内側には実施例1と同様に二つの屈曲した突起部12a、12bが形成され、該突起部12a、12bによって屈曲した溝11が形成されている。また、溝11は四つの屈曲部11a〜11dを有している。
下部筐体21の背面に形成される導入孔13は電源コード6を下部筐体21の内部に導入する。下部筐体21の内部に導入された電源コード6は、前記屈曲した突起部12a、12bによって形成される溝11の内部に収納される。また、電源コード6の先端部は被覆が取り去られ、前述した実施例1と同様に2本の電源線6a、6bは電源基板14に実装される電源コネクタ16に接続され、アース線6cは電源基板14に接続されるアースネジ17に結合される。
以上の構成により、電源コード6は下部筐体21の内部に導入され、電源コネクタ16を介して外部からの電源を電源基板14に供給することが出来る。また、電源コード6は、屈曲した構造を有する溝11の内部に収納されるので、電源コード6は溝11の内部で屈曲され、突起部12a、12bによって挟まれた状態となる。この結果、電源コード6は突起部12a、12bの内壁との摩擦力によって固定され、電源コード6が外部から引っ張り力(矢印A)で強く引っ張られても、下部筐体5から電源コード6が引き離されることはない。尚、溝11の屈曲部11a〜11dは実施例1より1箇所多い4箇所存在するが、屈曲部が増えることによって電源コード6と溝11を構成する突起部12a、12bの内壁との摩擦力が増えるので、電源コード6を更に確実に固定することが出来る。
次に図6に基づいて、本発明の実施例2の電気接続線固定装置20に固定部材としての機構部フレームを追加し取り付けた形態を説明する。尚、図5と同一要素には同一番号を付し重複する説明は省略する。図6に於いて、22は固定部材として兼用される略L字状の機構部フレームの一部であり、前記溝11に収納されている電源コード6の上部に配置され、二つの取付けネジ23によって下部筐体21に固定される。該機構部フレーム22は、前述の図1で示した機構部フレーム4と同様の機能を有し、図6に於いては図示し
ないが印字ヘッドや紙送り機構等の各機構部を保持する機能を有している。また、該機構部フレーム22の下面部22aは、電源コード6を上部より塞ぎ固定することによって電源コード6が上部方向に移動して溝11から外れることを防ぐことが出来るので、機構部フレーム22は電気接続線固定装置20の固定部材としての機能も有している。
すなわち、固定部材としての機構部フレーム22が電源コード6の上部に配置され、電源コード6を上部から固定することにより、長期間に渡って外部から電源コード6に引っ張り力が加わり、また、その引っ張り力が左右、又は上下方向等に変化したとしても、機構フレーム22によって電源コード6が溝11から外れることがないので、長期間に渡って信頼性の高い電気接続線固定装置を提供することが出来る。また、機構部フレーム22は固定部材として兼用されるので、電源コード6を上部から固定するために別部材を追加する必要が無く、これにより、本発明の電気接続線固定装置を備えたプリンタは内部スペースを有効活用できるので装置の小型化が可能となり、また、組み立て工程の簡素化を実現でき、製品のコストダウンに有効である。
尚、実施例2に於いて、電気接続線固定装置の固定部材として機構部フレーム22を兼用したが、兼用する固定部材は機構部フレームに限定されるものではなく、例えば、電源基板14を図面上左方向に拡張し、電源基板14によって溝11の上部を覆うようにしても良い。これにより、電源基板14によって電気接続線固定装置の固定部材を兼用出来るので、機構部フレーム22を固定部材として兼用した場合と同様の効果を発揮することが出来る。また、本発明の実施例1及び2共に、電源コードを収納する溝は下部筐体の底面の内側に形成されているが、この配置に限定されるものではない。例えば、下部筐体の内側に溝を形成するスペースが無い場合などに於いては、電源コードを収納する溝を下部筐体の外側の側面又は外側の裏面等に配置しても良い。
これにより、下部筐体の外側の一部は溝の高さだけ多少突出することになるが、電源コードを下部筐体の外側の僅かなスペースで確実に固定することが出来る。また、本発明の電気接続線固定装置の実施例1及び2に於いては、電気接続線を電源コードとして説明したが、これに限定されず、例えば、外部から筐体内部に導入されるインターフェースケーブル等であっても良い。また、本発明の電気接続線固定装置を備える機器はプリンタ等の記録装置としたが、これにも限定されず、電源コードやインターフェースケーブル等を備えた様々な機器に応用することが可能である。
本発明の実施例1の電気接続線固定装置を備える記録装置としてのプリンタの分解斜視図である。 本発明の実施例1の電気接続線固定装置の分解斜視図である。 本発明の実施例1の電気接続線固定装置に電源コードを収納した分解斜視図である。 本発明の実施例1の電気接続線固定装置に固定部材を取り付けた分解斜視図である。 本発明の実施例2の電気接続線固定装置に電源コードを収納した分解斜視図である。 本発明の実施例2の電気接続線固定装置に固定部材としての機構部フレームを取り付けた分解斜視図である。 従来の電源コードの取付け装置の分解斜視図である。
符号の説明
1 プリンタ
2 印字ヘッド
3 紙送り機構
3a ギア
3b ローラ
4、22 機構部フレーム
5、21 下部筐体
6、51 電源コード
6a、6b 電源線
6c アース線
10、20 電気接続線固定装置
11 溝
11a、11b、11c、11d 屈曲部
12a、12b 突起部
13 導入孔
14 電源基板
15 制御基板
16 電源コネクタ
17 アースネジ
18 固定板
19 固定ネジ
22a 下面部
23 取付けネジ
50 取付け装置
52 取付け基端部
53 係合フランジ
54 外側端面
60 ケーブル取付け部
61 フレーム
62 受入部
63 係合溝部
64 案内側板
65 支持板
66 上蓋
67 ケーブル押さえ部

Claims (7)

  1. 電気接続線を筐体に固定する電気接続線固定装置に於いて、前記筐体に屈曲した溝を形成し、該溝に前記電気接続線を収納して固定することを特徴とする電気接続線固定装置。
  2. 前記屈曲した溝は前記筐体の底面の内側に形成され、前記溝に収納された前記電気接続線の上部を固定部材によって塞ぎ固定することを特徴とする請求項1記載の電気接続線固定装置。
  3. 前記固定部材は機構部フレームであることを特徴とする請求項2記載の電気接続線固定装置。
  4. 前記筐体に形成された前記溝は、複数の屈曲部を有することを特徴とする請求項1乃至3何れかに記載の電気接続線固定装置。
  5. 前記電気接続線は電源コードであることを特徴とする請求項1乃至4何れかに記載の電気接続線固定装置。
  6. 請求項1乃至5に記載の何れかひとつの電気接続線固定装置を備えていることを特徴とする記録装置。
  7. 前記記録装置は、印字ヘッド、紙送り機構を保持する機構部フレーム、該機構部フレームを固定する下部筐体を有するプリンタであることを特徴とする請求項6記載の記録装置。
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