JPH05326087A - コネクタ及びこのコネクタを用いた電気的接続構造体 - Google Patents
コネクタ及びこのコネクタを用いた電気的接続構造体Info
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- JPH05326087A JPH05326087A JP3205316A JP20531691A JPH05326087A JP H05326087 A JPH05326087 A JP H05326087A JP 3205316 A JP3205316 A JP 3205316A JP 20531691 A JP20531691 A JP 20531691A JP H05326087 A JPH05326087 A JP H05326087A
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/46—Bases; Cases
- H01R13/52—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
- H01R13/5216—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases characterised by the sealing material, e.g. gels or resins
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R31/00—Coupling parts supported only by co-operation with counterpart
- H01R31/06—Intermediate parts for linking two coupling parts, e.g. adapter
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S439/00—Electrical connectors
- Y10S439/933—Special insulation
- Y10S439/936—Potting material or coating, e.g. grease, insulative coating, sealant or, adhesive
Abstract
(57)【要約】
【目的】コネクタが装着されたにも拘らず、クリーンル
ーム領域の密封が可能であり、しかもパッケージの全体
的な高さを小さくできるハードディスクドライブパッケ
ージを提供する。 【構成】ハードディスクドライブのケーシング１８は、
ケーシング側壁３４により区画され、側壁３４の内側が
クリーンルーム領域５０とされている。ケーシング１８
の上部には切欠部３２が形成され、この切欠部３２には
コネクタボディー４が嵌合される。これにより、コネク
タボディー４がケーシング１８の上部へ突出することは
ない。コネクタ２のモータ接続用ピン８は、クリーンル
ーム領域５０内部のデイスク駆動用モータのレセプタク
ルコネクタ３０に、回路基板接続用ピン１０は、クリー
ンルーム領域５０外部の駆動回路基板のレセプタクルコ
ネクタ３６にそれぞれ挿入される。切欠部３２は封止材
１４により封止される。
ーム領域の密封が可能であり、しかもパッケージの全体
的な高さを小さくできるハードディスクドライブパッケ
ージを提供する。 【構成】ハードディスクドライブのケーシング１８は、
ケーシング側壁３４により区画され、側壁３４の内側が
クリーンルーム領域５０とされている。ケーシング１８
の上部には切欠部３２が形成され、この切欠部３２には
コネクタボディー４が嵌合される。これにより、コネク
タボディー４がケーシング１８の上部へ突出することは
ない。コネクタ２のモータ接続用ピン８は、クリーンル
ーム領域５０内部のデイスク駆動用モータのレセプタク
ルコネクタ３０に、回路基板接続用ピン１０は、クリー
ンルーム領域５０外部の駆動回路基板のレセプタクルコ
ネクタ３６にそれぞれ挿入される。切欠部３２は封止材
１４により封止される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コネクタ及びこのコネ
クタを用いて電気的に接続された構造体に係り、特に気
密性が要求され、且つ機器全体の高さを低く抑えること
が要求される電子機器のためのコネクタ及び電気的接続
構造体に関する。
クタを用いて電気的に接続された構造体に係り、特に気
密性が要求され、且つ機器全体の高さを低く抑えること
が要求される電子機器のためのコネクタ及び電気的接続
構造体に関する。
【０００２】
【従来の技術】ハードディスクドライブ（ＨＤＤ）が搭
載された電子機器、例えばラップトップ型、またはノー
ト型コンピュータ等においては、その一層の小型化が要
請されている。それに伴い、ＨＤＤの小型化が促進され
ている。
載された電子機器、例えばラップトップ型、またはノー
ト型コンピュータ等においては、その一層の小型化が要
請されている。それに伴い、ＨＤＤの小型化が促進され
ている。
【０００３】一般に、ＨＤＤのケーシングには、ハード
ディスク及びその回転駆動用スピンドルモータ、ハード
ディスクの情報の読み書きヘッド及びその駆動機構など
が収容されている。このようなケーシングは、ＨＤＤの
小型化のために、モータ及びヘッドを駆動させるための
駆動回路基板に近接して配置されている。そして、ケー
シング内部のモータ及びヘッドと、ケーシング外部の駆
動回路基板とは、上部または下部ケーシングから突出さ
れたコネクタを介して電気的に接続される。
ディスク及びその回転駆動用スピンドルモータ、ハード
ディスクの情報の読み書きヘッド及びその駆動機構など
が収容されている。このようなケーシングは、ＨＤＤの
小型化のために、モータ及びヘッドを駆動させるための
駆動回路基板に近接して配置されている。そして、ケー
シング内部のモータ及びヘッドと、ケーシング外部の駆
動回路基板とは、上部または下部ケーシングから突出さ
れたコネクタを介して電気的に接続される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ＨＤＤのケーシング内
部の領域は、ハードディスクへの埃や微粒子の付着を防
ぐように高い気密性が要求されるクリーンルーム領域で
ある。ところが、このクリーンルーム領域から外部へコ
ネクタが突出する構造では、このコネクタの突出個所を
密封することができず、気密性を維持できない。
部の領域は、ハードディスクへの埃や微粒子の付着を防
ぐように高い気密性が要求されるクリーンルーム領域で
ある。ところが、このクリーンルーム領域から外部へコ
ネクタが突出する構造では、このコネクタの突出個所を
密封することができず、気密性を維持できない。
【０００５】また、コネクタはケーシングの上方または
下方へ突出されているため、ＨＤＤの高さ方向の小型
化、即ち薄型化に制約を受ける。
下方へ突出されているため、ＨＤＤの高さ方向の小型
化、即ち薄型化に制約を受ける。
【０００６】従って本発明の目的は、気密性が良好なコ
ネクタを提供することにある。また、このコネクタが用
いられた接続構造体であって、その全体的な高さを低く
することができる接続構造体を提供することも本発明の
課題の一部である。
ネクタを提供することにある。また、このコネクタが用
いられた接続構造体であって、その全体的な高さを低く
することができる接続構造体を提供することも本発明の
課題の一部である。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るコネクタは、密封されるべき領域の接
続部と密封領域の外部の接続部とを電気的に接続するた
めのコネクタであって、絶縁性樹脂からなるボディー
と、密封領域の接続部に対応する第１の接続ピンと外部
領域の接続部に対応する第２の接続ピンとがアーチ部を
介して一体的なＵ字状をなし、且つこれら第１と第２の
接続ピンがボディーからそれぞれ突出されるように、ボ
ディーに一体的にモールドされた複数のＵ字状接続ピン
とを備えると共に、アーチ部のうち、密封領域に対応す
る側はボディーから露出され、且つ密封領域の外部に対
応する側はボディーに埋設され、ボディーから突出され
た第１と第２の接続ピンは、アーチ部が密封領域の内部
と外部との境界部に位置した状態で、この境界部を挟ん
で第１の接続ピンが密封領域の内部に、第２の接続ピン
が密封領域の外部にそれぞれ位置し、アーチ部における
露出部は、Ｕ字状接続端子の第１の接続ピンが密封領域
内の接続部に装着された後に、封止部材により封止され
ることを特徴とする。本発明の実施例によれば、上記ボ
ディーが、上記アーチ部における露出部と交互に配列さ
れるように、上記ボディーから一体的に突出された複数
の突出部を備える。この突出部は、封止材の位置決めの
ための案内部材としての役割を果たす。
に、本発明に係るコネクタは、密封されるべき領域の接
続部と密封領域の外部の接続部とを電気的に接続するた
めのコネクタであって、絶縁性樹脂からなるボディー
と、密封領域の接続部に対応する第１の接続ピンと外部
領域の接続部に対応する第２の接続ピンとがアーチ部を
介して一体的なＵ字状をなし、且つこれら第１と第２の
接続ピンがボディーからそれぞれ突出されるように、ボ
ディーに一体的にモールドされた複数のＵ字状接続ピン
とを備えると共に、アーチ部のうち、密封領域に対応す
る側はボディーから露出され、且つ密封領域の外部に対
応する側はボディーに埋設され、ボディーから突出され
た第１と第２の接続ピンは、アーチ部が密封領域の内部
と外部との境界部に位置した状態で、この境界部を挟ん
で第１の接続ピンが密封領域の内部に、第２の接続ピン
が密封領域の外部にそれぞれ位置し、アーチ部における
露出部は、Ｕ字状接続端子の第１の接続ピンが密封領域
内の接続部に装着された後に、封止部材により封止され
ることを特徴とする。本発明の実施例によれば、上記ボ
ディーが、上記アーチ部における露出部と交互に配列さ
れるように、上記ボディーから一体的に突出された複数
の突出部を備える。この突出部は、封止材の位置決めの
ための案内部材としての役割を果たす。
【０００８】本発明に係る電気的接続構造体は、密封さ
れるべき筐体内に配置された第１のレセプタクルコネク
タと、筐体の外部に配置された第２のレセプタクルコネ
クタとを、請求項１または２記載のコネクタにより電気
的に接続させた電気的接続構造体であって、Ｕ字状接続
端子の第１の接続ピンは第１のレセプタクルコネクタ
に、第２の接続ピンは第２のレセプタクルコネクタにそ
れぞれ挿入され、この挿入状態における上記コネクタボ
ディーが上記筐体の高さ方向に突出しないように、コネ
クタボディーを部分的に嵌合させる嵌合部が筐体に形成
され、嵌合部にアーチ部の露出部を含んで存在する筐体
の開放部分が、封止部材により封止されたことを特徴と
する。
れるべき筐体内に配置された第１のレセプタクルコネク
タと、筐体の外部に配置された第２のレセプタクルコネ
クタとを、請求項１または２記載のコネクタにより電気
的に接続させた電気的接続構造体であって、Ｕ字状接続
端子の第１の接続ピンは第１のレセプタクルコネクタ
に、第２の接続ピンは第２のレセプタクルコネクタにそ
れぞれ挿入され、この挿入状態における上記コネクタボ
ディーが上記筐体の高さ方向に突出しないように、コネ
クタボディーを部分的に嵌合させる嵌合部が筐体に形成
され、嵌合部にアーチ部の露出部を含んで存在する筐体
の開放部分が、封止部材により封止されたことを特徴と
する。
【０００９】本発明に係る電気的接続構造体は、ハード
ディスクドライブパッケージを包含する。この場合、上
記筐体がハードディスクドライブを収容する筐体であっ
て、第１のレセプタクルコネクタがハードディスクドラ
イブのスピンドルモータ及び読み書きヘッド駆動機構か
ら延出された信号伝達用のフレキシブル配線に装着さ
れ、第２のレセプタクルコネクタが、モータ及びヘッド
駆動機構を駆動させるための駆動回路基板に装着されて
いる。
ディスクドライブパッケージを包含する。この場合、上
記筐体がハードディスクドライブを収容する筐体であっ
て、第１のレセプタクルコネクタがハードディスクドラ
イブのスピンドルモータ及び読み書きヘッド駆動機構か
ら延出された信号伝達用のフレキシブル配線に装着さ
れ、第２のレセプタクルコネクタが、モータ及びヘッド
駆動機構を駆動させるための駆動回路基板に装着されて
いる。
【００１０】
【作用】本発明に係るコネクタによれば、密封領域に対
応する部位が封止材により封止されるため、密封領域の
気密性を維持できる。
応する部位が封止材により封止されるため、密封領域の
気密性を維持できる。
【００１１】本発明に係る電気的接続構造体によれば、
コネクタボディーが筐体の切欠部に嵌合されるため、コ
ネクタボディーの筐体の高さ方向への突出を防止でき
る。
コネクタボディーが筐体の切欠部に嵌合されるため、コ
ネクタボディーの筐体の高さ方向への突出を防止でき
る。
【００１２】
【実施例】図１乃至図４は本発明の第１実施例に係るコ
ネクタを示す。図において、コネクタ２は、絶縁性樹
脂、例えばプラスチックからなるボディー４に、金属製
の複数の接続ピン６が一体的にモールドされてなる。各
々の接続ピン６は、特に図３に明らかなように、第１と
第２の接続ピン８，１０及びそれらの間のアーチ部６ａ
によってＵ字状をなすように屈曲されている。
ネクタを示す。図において、コネクタ２は、絶縁性樹
脂、例えばプラスチックからなるボディー４に、金属製
の複数の接続ピン６が一体的にモールドされてなる。各
々の接続ピン６は、特に図３に明らかなように、第１と
第２の接続ピン８，１０及びそれらの間のアーチ部６ａ
によってＵ字状をなすように屈曲されている。
【００１３】アーチ部６ａは、第２の接続ピン１０側で
はボディー４に埋設される一方、第１の接続ピン８側で
はボディー４から露出されている。
はボディー４に埋設される一方、第１の接続ピン８側で
はボディー４から露出されている。
【００１４】図１及び図２に示すように、ボディー４の
第１の接続ピン８側の側面には、複数のリブ１２が突出
されていることが好ましい。これらリブ１２のデザイン
は、後述の封止工程の際に、封止材１４の位置決めのた
めの案内部材としての役割を果たすように適宜に定めら
れる。図示の例では、これらリブ１２のデザインは、複
数のアーチ部６ａの露出部と交互に配列された板状であ
る。
第１の接続ピン８側の側面には、複数のリブ１２が突出
されていることが好ましい。これらリブ１２のデザイン
は、後述の封止工程の際に、封止材１４の位置決めのた
めの案内部材としての役割を果たすように適宜に定めら
れる。図示の例では、これらリブ１２のデザインは、複
数のアーチ部６ａの露出部と交互に配列された板状であ
る。
【００１５】ボディー４の中心部は、モールド工程期間
中にＵ字状接続ピン６を適宜な工具へ挿入することが容
易になるように、強化されている。
中にＵ字状接続ピン６を適宜な工具へ挿入することが容
易になるように、強化されている。
【００１６】このようなコネクタ２は、その第１の接続
ピン８が密封領域における接続部、例えばハードディス
クドライブ（ＨＤＤ）のクリーンルーム領域におけるス
ピンドルモータ及び読み書きヘッド駆動機構へ接続され
る。一方、その第２の接続ピン１０が密封領域外部の接
続部、例えばクリーンルーム領域外部の駆動回路基板へ
接続される。この場合、アーチ部６ａは密封領域の外部
と内部との境界部、例えばクリーンルーム領域の側壁に
位置される。第１の接続ピン８が接続部へ接続された後
は、アーチ部６ａの露出部は封止材１４により封止され
る。
ピン８が密封領域における接続部、例えばハードディス
クドライブ（ＨＤＤ）のクリーンルーム領域におけるス
ピンドルモータ及び読み書きヘッド駆動機構へ接続され
る。一方、その第２の接続ピン１０が密封領域外部の接
続部、例えばクリーンルーム領域外部の駆動回路基板へ
接続される。この場合、アーチ部６ａは密封領域の外部
と内部との境界部、例えばクリーンルーム領域の側壁に
位置される。第１の接続ピン８が接続部へ接続された後
は、アーチ部６ａの露出部は封止材１４により封止され
る。
【００１７】尚、第１接続ピン８を密封領域外部の接続
部へ、第２接続ピン１０を密封領域における接続部へ接
続してもよい。この場合、封止材１４は第２接続ピン１
０側へ塗布する。
部へ、第２接続ピン１０を密封領域における接続部へ接
続してもよい。この場合、封止材１４は第２接続ピン１
０側へ塗布する。
【００１８】図５乃至図９は、本発明の第２実施例に係
る電気的接続構造体を示す。この実施例は、第１実施例
に示したコネクタ２により、ＨＤＤのスピンドルモータ
及び読み書きヘッド駆動機構と、それらの駆動回路基板
とを接続した例である。
る電気的接続構造体を示す。この実施例は、第１実施例
に示したコネクタ２により、ＨＤＤのスピンドルモータ
及び読み書きヘッド駆動機構と、それらの駆動回路基板
とを接続した例である。
【００１９】図５は、コネクタ２が装着される前のＨＤ
Ｄを示す。図において、駆動回路基板１６の上面側に
は、ケーシング１８が配置されている。このケーシング
１８は鋳造性であり、その内部のクリーンルーム領域５
０には、ハードディスク２０及びその回転駆動用スピン
ドルモータ２２、読み書きヘッド２４及びその駆動機構
２６が配置されている。
Ｄを示す。図において、駆動回路基板１６の上面側に
は、ケーシング１８が配置されている。このケーシング
１８は鋳造性であり、その内部のクリーンルーム領域５
０には、ハードディスク２０及びその回転駆動用スピン
ドルモータ２２、読み書きヘッド２４及びその駆動機構
２６が配置されている。
【００２０】モータ２２及びヘッド駆動機構２６から
は、それぞれ駆動信号伝達用のフレキシブルケーブル２
８が延出され、これらケーブル２８にはレセプタクルコ
ネクタ３０が装着されている。これらケーブル２８及び
レセプタクルコネクタ３０もケーシング１８内に配置さ
れている。
は、それぞれ駆動信号伝達用のフレキシブルケーブル２
８が延出され、これらケーブル２８にはレセプタクルコ
ネクタ３０が装着されている。これらケーブル２８及び
レセプタクルコネクタ３０もケーシング１８内に配置さ
れている。
【００２１】ケーシング１８の端部（図５の右端）に
は、ケーシング１８の上面から見て矩形状をなす切欠部
３２が形成されている。クリーンルーム領域５０は、こ
の切欠部３２を除いては密閉されているものとする。こ
の切欠部３２におけるケーシング１８の高さは、他の部
分のケーシング高さｈよりもコネクタボディー４（図
１）の厚さｄだけ低くされている。この切欠部３２に
は、後述のようにコネクタボディー４の一部が嵌合され
る。ケーシング１８の切欠部３２側における側壁３４の
外方には、上部挿入型のレセプタクルコネクタ３６が配
置されている。このレセプタクルコネクタ３６は、その
長手方向が側壁３４にほぼ平行をなすように回路基板１
６に装着されている。
は、ケーシング１８の上面から見て矩形状をなす切欠部
３２が形成されている。クリーンルーム領域５０は、こ
の切欠部３２を除いては密閉されているものとする。こ
の切欠部３２におけるケーシング１８の高さは、他の部
分のケーシング高さｈよりもコネクタボディー４（図
１）の厚さｄだけ低くされている。この切欠部３２に
は、後述のようにコネクタボディー４の一部が嵌合され
る。ケーシング１８の切欠部３２側における側壁３４の
外方には、上部挿入型のレセプタクルコネクタ３６が配
置されている。このレセプタクルコネクタ３６は、その
長手方向が側壁３４にほぼ平行をなすように回路基板１
６に装着されている。
【００２２】図６は、上記のようなＨＤＤにコネクタ２
を装着する状態を示す。図に示すように、ケーシング１
８の上記切欠部３２には、コネクタボディー４のうちの
第１接続ピン８側が嵌合され、第１接続ピン８がケーシ
ング１８内部のレセプタクルコネクタ３０へ、第２接続
ピン１０がケーシング１８外部のレセプタクルコネクタ
３６へそれぞれ挿入される。
を装着する状態を示す。図に示すように、ケーシング１
８の上記切欠部３２には、コネクタボディー４のうちの
第１接続ピン８側が嵌合され、第１接続ピン８がケーシ
ング１８内部のレセプタクルコネクタ３０へ、第２接続
ピン１０がケーシング１８外部のレセプタクルコネクタ
３６へそれぞれ挿入される。
【００２３】これにより、図７に示すように、モータ２
２と回路基板１６とが、ケーブル２８、レセプタクルコ
ネクタ３０、コネクタ２、レセプタクルコネクタ３６を
通じて電気的に接続される。この場合、切欠部３２の深
さは、コネクタボディー４の厚さｄに等しくされている
ため、コネクタボディー４がケーシング１８の上部へ突
出することはない。
２と回路基板１６とが、ケーブル２８、レセプタクルコ
ネクタ３０、コネクタ２、レセプタクルコネクタ３６を
通じて電気的に接続される。この場合、切欠部３２の深
さは、コネクタボディー４の厚さｄに等しくされている
ため、コネクタボディー４がケーシング１８の上部へ突
出することはない。
【００２４】また、図８に示すように、切欠部３２にお
けるアーチ部６ａの露出部３８は、封止材１４により封
止される。これによりケーシング１８が密封される。
けるアーチ部６ａの露出部３８は、封止材１４により封
止される。これによりケーシング１８が密封される。
【００２５】従って、コネクタ２が装着されたにも拘ら
ず、クリーンルーム領域５０の密封が可能であるので、
クリーンルーム領域５０への埃や微粒子の侵入を防ぐこ
とができる。しかも、コネクタ２が装着された状態でも
ケーシング高さｈが増大しないため、ＨＤＤのパッケー
ジング全高Ｈを非常に小さく設計でき、より薄く、非常
にポータブルなＨＤＤを実現できる。ひいては、ＨＤＤ
が搭載されるラップトップ型及びノート型コンピュータ
のパッケージングサイズの一層の小型化が実現できる。
ず、クリーンルーム領域５０の密封が可能であるので、
クリーンルーム領域５０への埃や微粒子の侵入を防ぐこ
とができる。しかも、コネクタ２が装着された状態でも
ケーシング高さｈが増大しないため、ＨＤＤのパッケー
ジング全高Ｈを非常に小さく設計でき、より薄く、非常
にポータブルなＨＤＤを実現できる。ひいては、ＨＤＤ
が搭載されるラップトップ型及びノート型コンピュータ
のパッケージングサイズの一層の小型化が実現できる。
【００２６】また、本実施例において、ＨＤＤのパッケ
ージングの幅方向寸法をも小さくするためには、ケーシ
ング１８の平面形状を図９に示すような形状とすること
が好ましい。図９は、本実施例のＨＤＤパッケージを下
面側から見た図であり、基板１６の図示は省略されてい
る。図示のように、ケーシング１８の形状は、レセプタ
クルコネクタ３６近傍におけるコーナー部３８がケーシ
ング１８の内方へ窪んだ形状とされている。この窪み部
４０にレセプタクルコネクタ３６を配置することによ
り、ＨＤＤパッケージの幅方向の寸法を小さく設計でき
る。
ージングの幅方向寸法をも小さくするためには、ケーシ
ング１８の平面形状を図９に示すような形状とすること
が好ましい。図９は、本実施例のＨＤＤパッケージを下
面側から見た図であり、基板１６の図示は省略されてい
る。図示のように、ケーシング１８の形状は、レセプタ
クルコネクタ３６近傍におけるコーナー部３８がケーシ
ング１８の内方へ窪んだ形状とされている。この窪み部
４０にレセプタクルコネクタ３６を配置することによ
り、ＨＤＤパッケージの幅方向の寸法を小さく設計でき
る。
【００２７】図１０は、本発明の第３実施例に係る電気
的接続構造体を示す。この実施例におけるケーシング１
８の内部におけるＨＤＤの構造は第２実施例と同様であ
り、その図示は省略されている。
的接続構造体を示す。この実施例におけるケーシング１
８の内部におけるＨＤＤの構造は第２実施例と同様であ
り、その図示は省略されている。
【００２８】この実施例におけるコネクタ２は第１及び
第２実施例に示したものと同様な形状である。但し、こ
の実施例におけるレセプタクルコネクタ３０，３６は、
底部挿入型であるとする。
第２実施例に示したものと同様な形状である。但し、こ
の実施例におけるレセプタクルコネクタ３０，３６は、
底部挿入型であるとする。
【００２９】ケーシング１８の下部側方には、ケーシン
グ１８と一体的なプレート状の鋳造部材４２が延出され
ている。この鋳造部材４２の上面には、基板１６が配置
されている。
グ１８と一体的なプレート状の鋳造部材４２が延出され
ている。この鋳造部材４２の上面には、基板１６が配置
されている。
【００３０】また、ケーシング１８と鋳造部材４２との
間には切欠部４４が形成され、この切欠部４４にはコネ
クタ２が嵌合されている。この状態で、コネクタ２の第
１接続ピン８がケーシング１８内部のレセプタクルコネ
クタ３０へ挿入されている。一方、第２接続ピン１０
は、基板１６を貫いてレセプタクルコネクタ３６へ挿入
されている。
間には切欠部４４が形成され、この切欠部４４にはコネ
クタ２が嵌合されている。この状態で、コネクタ２の第
１接続ピン８がケーシング１８内部のレセプタクルコネ
クタ３０へ挿入されている。一方、第２接続ピン１０
は、基板１６を貫いてレセプタクルコネクタ３６へ挿入
されている。
【００３１】切欠部４４においては、コネクタボディー
４とケーシング１８とが封止材１４により互いに接着さ
れている。これによりケーシング１８の切欠部４４が封
止される。
４とケーシング１８とが封止材１４により互いに接着さ
れている。これによりケーシング１８の切欠部４４が封
止される。
【００３２】この実施例においても、第２実施例と同様
に、ＨＤＤパッケージング全高Ｈを小さく設計でき、ク
リーンルーム領域５０を密封できる。
に、ＨＤＤパッケージング全高Ｈを小さく設計でき、ク
リーンルーム領域５０を密封できる。
【００３３】尚、第２及び第３実施例におけるケーシン
グ１８に対するコネクタ２の取り付け位置及び基板１６
の配置位置は、ケーシング１８に対する上下方向を逆に
しても上記実施例と同様な効果が実現される。
グ１８に対するコネクタ２の取り付け位置及び基板１６
の配置位置は、ケーシング１８に対する上下方向を逆に
しても上記実施例と同様な効果が実現される。
【００３４】また、本発明に係る電気的接続構造体はＨ
ＤＤパッケージに限定されるものではない。
ＤＤパッケージに限定されるものではない。
【００３５】
【発明の効果】以上説明したように本発明のコネクタ及
びこのコネクタを用いた電気的接続構造体によれば、コ
ネクタが装着された機器の全体的な高さを減少させるこ
とができる。しかも、コネクタが装着された部分を封止
することができるので、密封領域の気密性を維持でき
る。
びこのコネクタを用いた電気的接続構造体によれば、コ
ネクタが装着された機器の全体的な高さを減少させるこ
とができる。しかも、コネクタが装着された部分を封止
することができるので、密封領域の気密性を維持でき
る。
【図１】本発明の第１実施例に係るコネクタを示す斜視
図である。
図である。
【図２】図２のコネクタの底面図である。
【図３】図１のコネクタのＩＩＩ−ＩＩＩ方向断面図で
ある。
ある。
【図４】図１のコネクタのＩＶ−ＩＶ方向側面図であ
る。
る。
【図５】本発明の第２実施例に係るハードディスクドラ
イブパッケージを概略的に示す図であって、コネクタが
装着される以前の構造の要部を破断して示す側面図であ
る。
イブパッケージを概略的に示す図であって、コネクタが
装着される以前の構造の要部を破断して示す側面図であ
る。
【図６】図５のハードディスクドライブパッケージへコ
ネクタを装着する状態を示す分解斜視図である。
ネクタを装着する状態を示す分解斜視図である。
【図７】コネクタが装着された図５のハードディスクド
ライブパッケージの要部を破断して示す側面図である。
ライブパッケージの要部を破断して示す側面図である。
【図８】図７におけるコネクタの接続ピンの露出部が封
止される過程を示す斜視図である。
止される過程を示す斜視図である。
【図９】図７のハードディスクドライブパッケージを示
す底面図であって、駆動回路基板を省略して示す図であ
る。
す底面図であって、駆動回路基板を省略して示す図であ
る。
【図１０】本発明の第３実施例に係るハードディスクド
ライブパッケージの要部を破断して示す側面図である。
ライブパッケージの要部を破断して示す側面図である。
２…コネクタ、４…コネクタボディー、６…Ｕ字状接続
ピン、８…第１接続ピン、１０…第２接続ピン、１２…
リブ、１４…封止材、１８…ケーシング（筐体）、３
０，３６…リセプタクルコネクタ、３２，４４…切欠部
（嵌合部）。
ピン、８…第１接続ピン、１０…第２接続ピン、１２…
リブ、１４…封止材、１８…ケーシング（筐体）、３
０，３６…リセプタクルコネクタ、３２，４４…切欠部
（嵌合部）。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カン・メン・クアン シンガポール共和国、2260、ナンバー 08 − 172、ジュロン・イースト・ストリ ート 31、ブロック 327
Claims (4)
- 【請求項１】 密封されるべき領域の接続部と上記領域
の外部の接続部とを電気的に接続するためのコネクタで
あって、 絶縁性樹脂からなるボディーと、 上記密封領域の接続部に対応する第１の接続ピンと上記
領域外部の接続部に対応する第２の接続ピンとがアーチ
部を介して一体的なＵ字状をなし、且つこれら第１と第
２の接続ピンがボディーからそれぞれ突出されるよう
に、ボディーに一体的にモールドされた複数のＵ字状接
続ピンとを備えると共に、 上記アーチ部のうち、上記密封領域に対応する側は上記
ボディーから露出され、且つ上記領域外部に対応する側
はボディーに埋設され、 上記ボディーから突出された第１と第２の接続ピンは、
上記アーチ部が上記密封領域の内部と外部との境界に位
置した状態で、この境界を挟んで第１の接続ピンが上記
密封領域の内部に、第２の接続ピンが上記密封領域の外
部にそれぞれ位置し、 上記アーチ部における露出部は、Ｕ字状接続端子の第１
の接続ピンが上記密封領域の接続部に装着された後に、
封止部材により封止されることを特徴とするコネクタ。 - 【請求項２】 上記ボディーが、上記アーチ部における
露出部と交互に配列されるように、上記ボディーから一
体的に突出された複数の突出部を備えることを特徴とす
る請求項１記載のコネクタ。 - 【請求項３】 密封されるべき筐体内に配置された第１
のレセプタクルコネクタと、上記筐体の外部に配置され
た第２のレセプタクルコネクタとを、請求項１または２
記載のコネクタにより電気的に接続させた電気的接続構
造体であって、 上記Ｕ字状接続端子の第１の接続ピンは第１のレセプタ
クルコネクタに、第２の接続ピンは第２のレセプタクル
コネクタにそれぞれ挿入され、 この挿入状態における上記コネクタボディーが上記筐体
の高さ方向に突出しないように、上記コネクタボディー
を部分的に嵌合させる嵌合部が上記筐体に形成され、 上記嵌合部に上記アーチ部の露出部を含んで存在する上
記筐体の開放部分が、上記封止部材により封止されたこ
とを特徴とする電気的接続構造体。 - 【請求項４】 上記筐体がハードディスクドライブを収
容する筐体であって、第１のレセプタクルコネクタが上
記ハードディスクドライブのスピンドルモータ及び読み
書きヘッド駆動機構から延出された信号伝達用のフレキ
シブル配線に装着され、 第２のレセプタクルコネクタが、上記モータ及びヘッド
駆動機構を駆動させるための駆動回路基板に装着された
ことを特徴とする請求項３記載の電気的接続構造体。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3205316A JPH05326087A (ja) | 1991-08-15 | 1991-08-15 | コネクタ及びこのコネクタを用いた電気的接続構造体 |
| US07/929,453 US5257941A (en) | 1991-08-15 | 1992-08-14 | Connector and electrical connection structure using the same |
| GB9217304A GB2260038A (en) | 1991-08-15 | 1992-08-14 | Connector and electrical connection structure using the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3205316A JPH05326087A (ja) | 1991-08-15 | 1991-08-15 | コネクタ及びこのコネクタを用いた電気的接続構造体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05326087A true JPH05326087A (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=16504934
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3205316A Pending JPH05326087A (ja) | 1991-08-15 | 1991-08-15 | コネクタ及びこのコネクタを用いた電気的接続構造体 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5257941A (ja) |
| JP (1) | JPH05326087A (ja) |
| GB (1) | GB2260038A (ja) |
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1992
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- 1992-08-14 US US07/929,453 patent/US5257941A/en not_active Expired - Fee Related
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