JPH0789282A - Icメモリカード、ホスト装置側コネクタ及びそれらを用いた接続システム - Google Patents

Icメモリカード、ホスト装置側コネクタ及びそれらを用いた接続システム

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JPH0789282A
JPH0789282A JP6046020A JP4602094A JPH0789282A JP H0789282 A JPH0789282 A JP H0789282A JP 6046020 A JP6046020 A JP 6046020A JP 4602094 A JP4602094 A JP 4602094A JP H0789282 A JPH0789282 A JP H0789282A
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memory card
connector
host device
device side
side connector
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JP6046020A
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Takayuki Shinohara
隆幸 篠原
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH0789282A publication Critical patent/JPH0789282A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/64Means for preventing incorrect coupling
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S439/00Electrical connectors
    • Y10S439/946Memory card cartridge

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ICメモリカードのコネクタの多極化を図
り、該ICメモリカードのホスト装置側コネクタへの誤
挿入を防ぐための誤挿入防止機構を得る。 【構成】 ICメモリカード18の長辺側にコネクタ1
1を設け、コネクタ11が設けられたコネクタ部18a
の厚さt1 を、コネクタ部18aを除いたICメモリカ
ード18の他の領域である本体部分18bの厚さt2
りも薄くし、またそれに合わせて、ホスト装置側コネク
タのコネクタガイドの内側の高さhを、t1 <h<t2
の範囲に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体記憶素子を内
蔵したICメモリカード及びホスト装置側コネクタに関
し、特に上記ICメモリカード及びホスト装置側コネク
タの接続機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ICメモリカードは、半導体記憶素子を
カード形状にパッケージしたものであり、ホスト装置
(例えば、パソコン、POSの端末機など)の外部記憶
装置として幅広く利用されている。
【0003】図15は従来のICメモリカードを示す斜
視図である。図15に示されるように、ICメモリカー
ド8は、樹脂等から成る枠形のフレーム8aと、上下方
向からフレーム8aに接着された2つの略々矩形の金属
パネル8bとから構成されている。金属パネル8bは、
内側になる面の外周部において、フレーム8aと接着さ
れている。また、ICメモリカード8の内部には、半導
体記憶素子(図示せず)等が搭載されている。さらに、
図のように、ICメモリカード8の短辺側の1側面にコ
ネクタ1が設けられており、コネクタ1の端面には1列
あたり数十極のソケットコンタクト2が長手方向に2列
配設されている。ソケットコンタクト2は、それぞれ、
コネクタ1の端面に対して垂直方向に穴状に形成され、
ソケットコンタクト2の内部には、ICメモリカード8
内に搭載された半導体記憶素子と電気的に接続された端
子(図示せず)が設けられている。また、図15に示す
ように、コネクタ1の両側には、ICメモリカード8が
ホスト装置側コネクタに表裏逆に誤挿入されるのを防ぐ
ための裏返し防止機構である裏返し防止溝3が、ICメ
モリカード8の長辺側の側面に沿って延びた溝状に設け
られている。裏返し防止溝3は、互いに異なる形状を有
するように形成されており、ICメモリカードが表裏逆
に誤挿入されるのを防止する。
【0004】図16は、図15に示したICメモリカー
ド8が装着されるホスト装置側コネクタの正面図であ
り、図17は、図16の矢印XVII−XVIIにおける断面図
である。図16及び図17に示すように、ホスト装置側
コネクタは、略々矩形のコネクタ面4と、コネクタ面4
の全外周に沿って設けられた枠状のコネクタガイド7と
から構成されている。コネクタ面4には、ホスト装置の
内部システムと電気的に接続された端子であるコンタク
トピン5が、図のように、ICメモリカード8のコネク
タ1に設けられたソケットコンタクト2に対応するよう
にソケットコンタクト2の配置と同じ配置で突設されて
いる。また、ホスト装置側コネクタ内には、ICメモリ
カード8の裏返し防止機構である裏返し防止溝3に対応
するように、裏返し防止キー6が、コネクタ面4に対し
て垂直な方向にコネクタガイド7の内壁に沿って凸設さ
れている。装着時には、ICメモリカード8のコネクタ
1部分がホスト装置側コネクタ内に挿入されるが、IC
メモリカード8が正しい向きで装着された場合にのみ、
ICメモリカード8の裏返し防止溝3内に裏返し防止キ
ー6が嵌合されて装着が完全に行われる。
【0005】上記のように構成されたICメモリカード
及びホスト装置側コネクタにおいては、ICメモリカー
ド8の短辺側に設けられたコネクタ1が、ホスト装置に
設けられたICメモリカード挿入口を介して、ホスト装
置側コネクタに挿入され、ICメモリカード8のコネク
タ1に配設されたソケットコンタクト2とホスト装置側
コネクタに配設されたコンタクトピン5とが1対1で嵌
合して、電気的に接触し、ICメモリカード8とホスト
装置との電気的接続が行われる。ここで、ソケットコン
タクト2のコンタクトピッチ及び極数は、例えば社団法
人日本電子工業振興協会発行のガイドラインによれば、
標準外形寸法(幅L54.0mm×長さD85.6mm
×厚さT3.3mm)のICメモリカードにおいて、コ
ンタクトピッチが1.27mmで68極(16ビットデ
ータバス)、あるいは、コンタクトピッチが1.0mm
で88極(36ビットデータバス)となっている。ま
た、上述のように、ICメモリカード8及びホスト装置
にはそれぞれ裏返し防止溝3及び裏返し防止キー6が設
けられ、ホスト装置に正しいカードを正しい方向に挿入
したときのみ裏返し防止溝3と裏返し防止キー6とが嵌
合するように構成されているので、ICメモリカード8
を裏表逆に挿入してしまった誤挿入によるICメモリカ
ード8の電気的誤動作や破損を防ぐとともに、ICメモ
リカード8のコネクタ1が設けられていない他の側面か
らの誤挿入によるホスト装置のコンタクトピン5の機械
的破損を防止することができる。
【0006】また、近年、小型携帯用機器の開発に伴
い、ICメモリカードの長さを従来の標準外形寸法の略
々半分にしたハーフサイズのICメモリカード(54.
0×43.0mm)が開発されている。また、ハーフサ
イズよりはやや大きめの正方形に近い形状(54.0×
50.0mm)を有したICメモリカードも製造されて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のICメモリカー
ドは、以上のようにコネクタ1がICメモリカード8の
短辺側に設けられているので、例えば標準外形寸法のI
Cメモリカードで64ビットデータバス幅を有するIC
メモリカード等のように、88極を越える多極のコネク
タを必要とするICメモリカードを得るためには、1m
mよりもさらに狭いコンタクトピッチでソケットコンタ
クト2を設けたコネクタを使用しなければならず、その
場合には、小さな製造誤差においても寸法誤差が累積さ
れてその影響が大きくなるので、かなり高い精度で製造
する必要があり、技術的及びコスト的にその実現が困難
であるという課題があった。
【0008】また、コネクタの多極化に対応するため、
ソケットコンタクト2の内径を小さくして、それに伴
い、コンタクトピン5を細くすると、コンタクトピン5
の強度が弱くなって曲がりやすくなり、機械的に破損す
る可能性が高くなり、また、製造工程においても、コン
タクトピン5は樹脂等から成るコネクタ面4に圧入して
設けられるため、コンタクトピン5が細い場合は圧入す
ることができなくなるという課題があった。
【0009】上述したように近年開発されているハーフ
サイズのICメモリカードやハーフサイズよりはやや大
きめの正方形に近い形状を有したICメモリカード等を
短辺側から誤って図16に示すような従来の標準外形寸
法のホスト装置側コネクタに挿入してしまうと、誤挿入
されたカードは、該ホスト装置側コネクタの幅よりもか
なり小さいため、該ホスト装置側コネクタの両端に設け
られている裏返し防止キー6に当接することなく、奥ま
で挿入されてしまい、それにより、該ホスト装置側コネ
クタ内に設けられているコンタクトピン5を損傷してし
まうということがあった。
【0010】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、従来と同じコンタクト寸法および
コンタクトピッチを用いて強度を保持しながら、従来の
ものに比べコネクタの極数を大幅に増加させることが可
能なICメモリカード及び該ICメモリカードに適した
ホスト装置側コネクタを得ることを目的とする。また、
十分な強度を保持しながらピン数を大幅に増加できると
共にICメモリカードの誤挿入を防止できるICメモリ
カード及び該ICメモリカードに適したホスト装置側コ
ネクタを得ることをも目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的に鑑み、請求
項1の発明は、対向した1組の長辺を有し、一方の長辺
全体に、ホスト装置側コネクタに電気的に接続され得る
コネクタを有するコネクタ部とを備え、幅及び長さの外
形寸法が略々標準外形寸法であるICメモリカードであ
り、請求項12の発明は、該ICメモリカードのコネク
タ部が挿入され、コネクタ部のコネクタと電気的に接続
されるホスト装置側コネクタとを備えた接続システムで
ある。
【0012】請求項2、7および13によれば、ICメ
モリカードとホスト装置側コネクタとに設けられ、共働
して、ICメモリカードがコネクタ部以外の方向から誤
挿入されたときに当接し、かつ、正しく挿入されたとき
にのみ互いに嵌合して、ICメモリカードがコネクタ部
以外の方向からホスト装置側コネクタに誤挿入されるの
を防ぐための相補関係の誤挿入防止機構を備えたICメ
モリカード、ホスト装置側コネクタおよび接続システム
が得られる。
【0013】請求項3、8および14によれば、誤挿入
防止機構が、ICメモリカードのコネクタ部の厚さをt
1 、少なくともコネクタ部を除いたICメモリカードの
他の領域の厚さをt2 、ホスト装置側コネクタ内の高さ
をhとしたとき、t1 <h<t2 を満たすコネクタ部、
ICメモリカードの他の領域およびホスト装置側コネク
タであるICメモリカード、ホスト装置側コネクタおよ
び接続システムが得られる。
【0014】請求項4および16によれば、誤挿入防止
機構が、少なくともICメモリカードの両方の短辺側に
設けられ、標準寸法のホスト装置側コネクタ内の高さH
に対して、H<tを満たす厚さtを有する上記ICメモ
リカードの領域であるICメモリカードおよび接続シス
テムが得られる。
【0015】請求項5、10および17によれば、誤挿
入防止機構を、ICメモリカードのコネクタ部及びホス
ト装置側コネクタ内のそれぞれ長手方向の両端を除く部
分に設けたICメモリカード、ホスト装置側コネクタ及
び接続システムが得られる。
【0016】請求項6によれば、ICメモリカードは、
筺体と、筺体の内面全体に設けられ、筺体を補強するた
めの補強材とを備えている。
【0017】請求項9および15によれば、誤挿入防止
機構が、ICメモリカードのコネクタ部の厚さをt、ホ
スト装置側コネクタ内の高さをhとしたとき、標準外形
寸法のICメモリカードの高さTに対して、t<h<T
を満たすICメモリカード及びホスト装置側コネクタで
あるホスト装置側コネクタおよび接続システムが得られ
る。
【0018】請求項11および18によれば、誤挿入防
止機構によりホスト装置側コネクタ内が幅方向に区分さ
れる長さが上記ICメモリカードの短辺よりも短くな
り、かつ、ホスト装置側コネクタ内の高さ方向に区分さ
れる長さが上下対称にならないような位置に、誤挿入防
止機構を設けたホスト装置側コネクタおよび接続システ
ムが得られる。
【0019】
【作用】上記のように構成されたICメモリカードおよ
び接続システムは、ICメモリカードの長辺側にコネク
タ部を設けたため、従来と同じ口径の電極端子を用い
て、従来と同じピッチを保持しながら、従来のものに比
べコネクタの電極端子の極数が大幅に増加する。
【0020】さらに、請求項2、7および13によれ
ば、ICメモリカードとホスト装置側コネクタに、相補
関係の誤挿入防止機構を設けたため、ICメモリカード
が正しくない向きからホスト装置側コネクタに挿入され
たり、ホスト装置側コネクタに適合しない他のカードを
挿入してしまうなどの種々の誤挿入を防止する。
【0021】請求項3、8及び14によれば、ICメモ
リカードのコネクタ部の厚さt1 を、少なくともコネク
タ部を除く他の領域の厚さt2 よりも薄くし、また、ホ
スト装置側コネクタの内側の高さhをt1 <h<t2
範囲に設定したため、ICメモリカードのコネクタ部の
みがホスト装置側コネクタへの挿入が可能となり、IC
メモリカードが短辺方向から挿入されたり、コネクタが
設けられていない側から誤挿入されたりするのを防ぐこ
とが出来る。
【0022】請求項4および16によれば、従来の標準
寸法のホスト装置側コネクタに、本発明のICメモリカ
ードを誤挿入するのを防ぐことが出来る。
【0023】請求項5、10及び17によれば、誤挿入
防止機構をICメモリカード及びホスト装置側コネクタ
の長手方向の両端以外のところに設けたので、ホスト装
置側コネクタの両端に届かない短い辺を有するカード等
を誤挿入してしまった場合などにおいても、誤挿入され
たそれらのカードは、上記誤挿入防止機構に阻まれ、ホ
スト装置側コネクタの奥まで誤挿入されることはない。
【0024】請求項6によれば、ICメモリカードの耐
押圧強度及び第一の筺体の接着強度が向上する。
【0025】請求項9および15によれば、従来の標準
外形寸法のICメモリカードの厚さTに対して、ICメ
モリカードの厚さtおよびホスト装置側コネクタ内の高
さhがt<h<Tを満たすので、本発明のICメモリカ
ードのコネクタ部のみがホスト装置側コネクタへの挿入
可能となり、従来の標準外形寸法のICメモリカードを
誤って挿入してしまうことが防げる。
【0026】さらに、請求項11および18によれば、
ICメモリカードの短辺側からの誤挿入が防げるととも
に、ICメモリカードの表裏逆の誤挿入を防ぐことが出
来る。
【0027】
【実施例】
実施例1.図1は本発明の一実施例におけるICメモリ
カードを示した斜視図である。図のように、ICメモリ
カード18は、対向した1組の長辺18cと対向した1
組の短辺18dを有し、略々矩形の外形を有している。
ICメモリカード18は、一方の長辺18cの全体に設
けられ、コネクタ11を有するコネクタ部18aと、コ
ネクタ部18aを除いた他の領域である本体部分18b
とから構成されている。ICメモリカード18のコネク
タ部18a及び本体部分18bをあわせた全体の外形寸
法の幅(短辺)L及び長さ(長辺)Dが、略々標準外形
寸法(54.0mm×85.6mm)を有している。コ
ネクタ部18aに設けられたコネクタ11のホスト装置
側コネクタのコネクタ面に接触し得る端面11aには、
図15の従来例と同じ1mmのコンタクトピッチで、ソ
ケットコンタクト12が長手方向に2列配設されてい
る。この実施例においては、コネクタ11が設けられて
いるコネクタ部18aの厚さt1 は、コネクタ部18a
以外の本体部分18bの厚さt2 に比べて薄く形成され
ている。ICメモリカード18は、金属パネル及び樹脂
フレーム等から成るパッケージケース等の内部に半導体
記憶素子等の部品を搭載した基板を収納して形成しても
よく、また、内部の搭載部品とともに樹脂等により一体
成型して形成してもよい。さらに、公知の他の適当な構
造により形成してもよい。また、コネクタ部18aの長
手方向の両端には、従来のICメモリカードと同様に、
ホスト装置側コネクタへICメモリカードを表裏逆にし
て挿入してしまう誤挿入を防止するための裏返し防止機
構である裏返し防止溝13が、それぞれ互いに異なる形
状を有するように形成されている。また、図15の従来
のICメモリカードのようにいままでのICメモリカー
ドは短辺側から挿入されていたため、本発明のICメモ
リカードも誤って短辺側から挿入されてしまう可能性が
大いにあるため、ホスト装置側コネクタと共働して短辺
側からの挿入等の誤挿入を防止するための誤挿入防止機
構として、この実施例においては、ホスト装置側コネク
タに挿入するコネクタ部18aの厚さt1 が、本体部分
の厚さt2よりも薄くされている。
【0028】図2は、図1のICメモリカードが装着さ
れるホスト装置側コネクタ20の正面図を示したもので
あり、図3は、図2の矢印III−IIIにおける断面図であ
る。本発明のホスト装置側コネクタ20は、図2及び図
3に示されるように、図16及び図17に示された従来
のホスト装置側コネクタと同様に、樹脂等から成る略々
矩形の板状のコネクタ面14と、コネクタ面14の全外
周に沿って設けられ、樹脂等から成る枠状のコネクタガ
イド17とから構成されている。コネクタ面14には、
ホスト装置の内部システムと電気的に接続された端子で
あるコンタクトピン15が、図のように、ICメモリカ
ード18のコネクタ11に設けられた各ソケットコンタ
クト12に、装着時において電気的に接続されるべく、
ソケットコンタクト12と同じ配置形状で突設されてい
る。また、ホスト装置側コネクタ20内には、ICメモ
リカード18の裏返し防止溝13に対応するように相補
形の裏返し防止キー16が、コネクタ面14から垂直な
方向にコネクタガイド17の内壁に沿って凸設されてい
る。ホスト装置側コネクタ20のコネクタガイド17の
内側の高さhは、図4にICメモリカード18及びホス
ト装置側コネクタの概略断面図を示すように、ICメモ
リカード18の厚さt1 及びt2 に対して、t1 <h<
2 になるように設定され、また、ホスト装置側コネク
タ20の奥行きd2 は、ICメモリカード18のコネク
タ部18aの奥行きd1 に対して、d2 ≦d1 (<L)
に設定されている。本発明の接続システムは、以上説明
したICメモリカード18及びホスト装置側コネクタ2
0から構成されている。
【0029】このように構成された本発明のICメモリ
カード18においては、ICメモリカード18の長辺側
にコネクタ11を設けているので、従来の短辺側に設け
ていた場合に比べ、コネクタの多極化が大幅に可能とな
る。例えば、図15の従来のICメモリカード8では、
ICメモリカード8の短辺側(54mm)にコネクタ1
を設けていたため、ソケットコンタクト2はコンタクト
ピッチ1mmの場合でも、2列設けて88極が限界であ
ったが、本発明のICメモリカード18においては、長
辺側(85.6mm)にコネクタ11を設けることによ
り、従来と同じ条件のコンタクトピッチ1mmで2列設
けると、以下の(1)及び(2)の計算からわかるよう
に、ソケットコンタクト12は150極が設置可能とな
る。(1)従来のICメモリカード(図15)の場合、
ICメモリカードの短辺側(54mm)に、コンタクト
ピッチ1mmで、88極のソケットコンタクト2を設け
ているので、コネクタ1においてソケットコンタクト2
が設けられていない両側の空き部分の長さD11及びD22
の合計D1 =D11+D22は、 D1=54mm−{(88極/2 −1)×1mm}=11mm (数式1) である。従って、これを最低限必要な空き部分の長さと
仮定すれば、(2)実施例1のICメモリカード(図
1)において、ICメモリカードの長辺側(85.6m
m)に、同じくコンタクトピッチ1mmでソケットコン
タクト12を設けた場合、空き部分の最小値を上式より
11mmとすると、長辺側に設置可能なソケットコンタ
クト12の極数Nは、 85.6mm−{(N極/2 −1)×1mm}≧11mm ∴N≦150極 (数式2) となる。このように、本発明のICメモリカードにおい
ては、従来の88極に比べ、約1.7倍程度極数を増や
すことが可能である。
【0030】また、この実施例におけるICメモリカー
ド及びホスト装置側コネクタからなる接続システムにお
いては、誤挿入防止機構として、ICメモリカード18
のコネクタ部18aの厚さt1 が本体部分18bの厚さ
2 よりも薄く、また、ホスト装置側コネクタ20のコ
ネクタガイド17の高さhはt1 <h<t2 に設定され
ているので、厚さの薄いコネクタ部18aのみがコネク
タガイド17内へ挿入可能となり、それ以上の挿入は、
コネクタガイド17とICメモリカードとが当接し阻ま
れる。また、ICメモリカードの短辺側からの誤挿入や
コネクタ11が設けられていない側の長辺からの誤挿入
も、コネクタガイド17とICメモリカードとが当接し
共働して阻むので、誤挿入を防ぐことが出来、ICメモ
リカード18の誤挿入によるホスト装置側コネクタ20
内のコンタクトピン15の機械的破損を防止することが
出来る。具体的には、例えば、ICメモリカード18の
本体部分18bの厚さt2 が、図15の従来のICメモ
リカードの厚さTと同じ3.3mmである場合、コネク
タ部18aの厚さt1 を3.0mmに設定し、コネクタ
ガイド17の高さhを3.0mm<h<3.3mmの範
囲で設定すればよい。このように、コネクタガイド17
の高さhをh<3.3mmの範囲に設定した場合には、
図15に示したような従来のICメモリカード18や上
述の従来のハーフサイズあるいは略々正方形のカード等
本発明のホスト装置側コネクタ20に該等しないカード
を誤って挿入してしまうことはない。
【0031】さらに、ICメモリカード18のコネクタ
部18a及び本体部分18bの厚さt1 及びt2 を、図
16の従来の標準寸法のホスト装置側コネクタ内の高さ
H(>3.3mm)に対して、H<t1 <t2 、また
は、H<t2 としてもよく、その場合は、本発明のIC
メモリカード18を、図16に示したような内側の高さ
Hを有する従来のホスト装置側コネクタに誤って挿入し
てしまうことを防ぐことができる。ここで、従来のホス
ト装置側コネクタの幅は、本発明のICメモリカード1
8の長辺よりも小さいため、長辺側から誤挿入されるこ
とはないため、短辺側からの誤挿入だけを考慮すれば、
この実施例のように本体部分18b(またはコネクタ部
分18a)の全体をHより厚くする必要はなく、H<t
を満たす厚さtを有する領域をICメモリカード18の
両方の短辺側に設けておけばよい。
【0032】また、この実施例における本発明のICメ
モリカード18には、互いに異なる形状を有する2つの
裏返し防止溝13が設けられ、また、ホスト装置側コネ
クタ20に2つの裏返し防止溝13に嵌合するべく相補
形の2つの裏返し防止キー16が設けられているので、
ICメモリカード18を表裏逆にしてホスト装置側コネ
クタ20に誤挿入してしまうこともない。
【0033】実施例2.図5は、本発明の他の実施例に
おけるICメモリカードの概略分解斜視図であり、図6
はその上面図を示したものである。また、図7は、図5
のICメモリカード及びホスト装置側コネクタからなる
接続システムの側面図を示したものである。この実施例
におけるホスト装置側コネクタの構造は、実施例1と同
じであるため、ここではその説明を省略する。この実施
例におけるICメモリカード28は、図5に示すよう
に、樹脂等から成る矩形の皿状のメインフレーム27内
に、半導体記憶素子等の搭載部品を有した基板26が搭
載され、また、メインフレーム27の一方の長辺全体に
設けられたコネクタ搭載部27a上に、基板26上の搭
載部品に電気的に接続されたコネクタ21が搭載されて
いる。コネクタ搭載部27aの両端には凹部27bが設
けられており、コネクタ21の両端の凸部21aが搭載
時に嵌合するようになっている。メインフレーム27
は、図のように、コネクタ搭載部27aを含む略々矩形
の枠部27cと、枠部27cの下に設けられた略々台形
の底面部27dとから構成され、中央部分が下方にふく
らんだ矩形皿型形状を有している。また、基板26上に
は、基板26の保護のための樹脂等から成るスペーサ2
5が設けられている。スペーサ25は、モールド成型等
により形成され、図のように、メインフレーム27の底
面部27dと略々対称形の中央部分が盛り上がった矩形
の皿状の形状を有している。
【0034】スペーサ25上には、図のようにスペーサ
25の盛り上がった中央部分に沿うようにしぼり加工が
施された金属パネル24aが、スペーサ25を覆うよう
に、スペーサ25の上面全体並びにメインフレーム27
のコネクタ搭載部27aを除く枠部27cの上面及びコ
ネクタ21に密着して設けられている。また、メインフ
レーム27の底面部27dの下面全体及びメインフレー
ム27の枠部27cの下面にも、金属パネル24aと略
々同型の金属パネル24bが密着して設けられている。
以上のように、筺体である2つの金属パネル24a、2
4bの内面全体に、該筺体を補強するための補強材であ
るスペーサ25及びメインフレーム27の底面部27d
が密着して設けられている。メインフレーム27のコネ
クタ21が搭載されているコネクタ搭載部27a及びコ
ネクタ21はコネクタ部28b(図6)を構成してい
る。また、この実施例においても、コネクタ部28bの
長手方向の両端に、ICメモリカード28の表裏逆の誤
挿入を防止するための実施例1と同様な裏返し防止溝1
3を形成してもよい。
【0035】この実施例においても、コネクタ部28b
を含むICメモリカードの全体の幅L(短辺)及び長さ
D(長辺)は略々標準外形寸法を有しており、図6に示
すように、一方の長辺全体にコネクタ21を有するコネ
クタ部28bを設けたことにより、実施例1と同様に、
コネクタの極数を大幅に増やすことが可能である。ま
た、ICメモリカードの外側ケースボディである金属パ
ネル24a及び24bにしぼり加工を施したため、IC
メモリカードの耐ねじり強度、及び、耐曲げ強度を向上
させることができる。さらに、金属パネル24a及び2
4bの内側の面全体に、スペーサ25及びメインフレー
ム27の底面部27をそれぞれ密着させて接着したた
め、図15の従来例のように枠状のメインフレームに金
属パネルの端部のみを接着していたのに比べ、大幅にパ
ネル接着強度を高くすることが出来るとともに、従来の
金属パネルのみだった構造に比べ、ICメモリカード2
8の耐押圧強度も向上させることが出来る。
【0036】この実施例においては、筺体を構成してい
る金属パネル24a及び24bの中央部分に上述のよう
にしぼり加工を施すことにより、容易にかつ安価に誤挿
入防止機構を形成することができる。また、図7に側面
図を示すように、しぼり加工により、ICメモリカード
28の外周部28a及びコネクタ部28bの厚さt
1が、中央部分28cの厚さt2 よりも薄くされ、ま
た、ホスト装置側コネクタの内側の高さhは、実施例1
と同様に、t1 <h<t2 となるように形成されてお
り、さらに、外周部28aの奥行きd3 は、ホスト装置
側コネクタの奥行きをd2 とし、ホスト装置側コネクタ
内のコンタクトピン15の長さをlとすると、d3 <d
2 −l<d1 となるように構成されているので、コネク
タ部28b以外の他のいずれの側面側からICメモリカ
ード28をホスト装置側コネクタへ誤挿入した場合にお
いても、コネクタガイド17とICメモリカード28の
中央部分28cが当接することにより共働してそれ以上
の挿入を阻むので、ホスト装置側コネクタ内のコンタク
トピン15をICメモリカード28により押し曲げてし
まうこともなく、コンタクトピン15の機械的破損を防
ぐことが出来る。
【0037】実施例3.図8は、本発明の第3の実施例
におけるICメモリカードの斜視図を示したものであ
る。図において、対向した1組の長辺を有し、カード全
体の外形寸法が略々標準外形寸法であるICメモリカー
ド38の一方の長辺全体には、実施例1及び2と同様
に、コネクタ31を有するコネクタ部38aが設けられ
ている。コネクタ31の端面には、実施例1等と同様
に、ソケットコンタクト12が、1mmのコンタクトピ
ッチで長手方向に2列配設されている。この実施例にお
いては、コネクタ部38aの長手方向の両端を除く部分
に、図8のように、誤挿入防止機構である誤挿入防止孔
32が2つ設けられている。誤挿入防止孔32は、図の
破線が示すように、コネクタ31の端面に対して垂直の
方向に延びた孔である。誤挿入防止孔32は、ICメモ
リカード38の裏表逆の誤挿入を防ぐために、コネクタ
31の厚さ方向の中心点ではなく、中心点よりもやや上
側もしくは下側にずらして設けるようにする。また、2
つの誤挿入防止孔32によって3区分される幅をw1
2、w3 とすると、w1、w2、w3 はそれぞれICメ
モリカードの短辺よりも短くなっており、また、誤挿入
防止孔32の口径及び深さは、ソケットコンタクト12
の口径及び深さよりも大きく設定されている。ICメモ
リカードの構造としては、実施例1と同様に、金属パネ
ルや樹脂フレーム等によるパッケージケースにより形成
してもよく、また樹脂等により一体成型して形成しても
よい。さらに、実施例2において示した構造を適用し
て、金属パネルの内側に、金属パネルと略々同型の樹脂
等から成るスペーサ及び底面部を有するメインフレーム
等を密着させることにより、強度向上を図ることもでき
る。但し、この実施例においては、誤挿入防止機構が設
けられているため、誤挿入防止のために金属パネルにし
ぼり加工を施す必要はない。
【0038】図9は、図8に示すICメモリカード38
のコネクタ31が装着されるホスト装置側コネクタの正
面図である。図において、14、15及び17は実施例
1と同じであるため、同一符号で示し、その説明は省略
する。コネクタ面14には、2つの誤挿入防止ピン34
が、図8のICメモリカード38が正しく挿入されたと
きにのみICメモリカードが正しく挿入されたときにの
みICメモリカード38の2つの誤挿入防止孔32と嵌
合するべく、コネクタ面14の長手方向の両端を除く部
分に、コネクタ面に対して垂直な方向に延びて凸設され
ている。つまり、2つの誤挿入防止ピン34は、コネク
タ面14の高さh方向の中心点ではない所に位置し、ま
た、2つの誤挿入防止ピン34により3区分される幅
は、ICメモリカード38における幅w1、w2、w3
ほぼ等しくなっている。誤挿入防止ピン34のピン径
は、ソケットコンタクト12の口径よりも大きく、か
つ、長さはコンタクトピン15の長さよりも長く設定さ
れている。コネクタガイド17の奥行きは、誤挿入防止
ピン34の位置及び長さに基づいて設定される。詳細に
ついては、後述する。コンタクトピン15の製造方法と
しては、例えば、モールド成型等により適当な樹脂でコ
ネクタ面14の製造時に同時に形成してもよく、また、
適当な強度を有する金属材料等を用いて形成しコネクタ
面14に圧入するようにして設けてもよい。
【0039】このように構成されたICメモリカード3
8及びホスト装置側コネクタからなる本発明の接続シス
テムにおけるICメモリカードの誤挿入防止機構を以下
に記述する。図10に示すように、従来のICメモリカ
ード8(図15)や本実施例のICメモリカード38が
ホスト装置側コネクタに短辺方向から誤挿入された場
合、2つの誤挿入防止ピン34によって3区分された幅
1、w2、w3 は、ICメモリカード8,38の短辺よ
りも短くなっており、かつ、長さはコンタクトピン15
の長さよりも長く設定されているので、図10のよう
に、ICメモリカード8,38は、誤挿入防止ピン34
に当接してそれ以上の挿入が阻まれ、コンタクトピン1
5に接触することはなく、コンタクトピン15の機械的
損傷を防ぐことが出来る。また、ホスト装置側コネクタ
の誤挿入防止ピン34のピン径は、ICメモリカード3
8のソケットコンタクト12の口径よりも大きく設定さ
れているので、ソケットコンタクト12内へ誤挿入防止
ピン34が挿入してしまうこともない。さらに、誤挿入
防止ピン34はコネクタ面14の内側の高さhの中心点
ではない所に位置しているので、ICメモリカード38
の表裏逆の誤挿入も防ぐことができる。また、図11に
示すように、ICメモリカード38が斜め方向から誤挿
入される場合を考慮して、誤挿入防止ピン34の長さや
設定位置及びコネクタガイド17の奥行きを調節するこ
とにより、斜め方向から誤挿入された場合においても、
誤挿入防止ピン34及びコネクタガイド17にICメモ
リカードが当接することにより共働して、ICメモリカ
ード38がコンタクトピン15に接触するのを防止する
ことが出来る。
【0040】この実施例においても、実施例1及び2と
同様に、ICメモリカード38の一方の長辺全体にコネ
クタ部38aを設けているため、コネクタ31を多極化
することができるとともに、上述のように、誤挿入防止
機構を簡単な構造で容易に得ることができ、ICメモリ
カード38の誤挿入によるコンタクトピン15等の機械
的損傷を確実に防ぐことができる。また、この実施例に
おいては、ICメモリカード38側の誤挿入防止孔32
及びホスト装置側コネクタ側の誤挿入防止ピン34が、
高さ方向の中心点ではない所に設けたため、ICメモリ
カード38の表裏逆による誤挿入を防ぐことが出来、図
1の実施例及び図15の従来例等で用いていたコネクタ
部の両端に設けられた裏返し防止溝3、13及び裏返し
防止キー6、16は不要となる。
【0041】また、この実施例においても、ICメモリ
カード38を従来のホスト装置側コネクタに短辺側から
誤挿入してしまうことを防ぐために、ICメモリカード
38の厚さtを、従来のホスト装置側コネクタ内の高さ
Hに対して、H<tを満たすようにしてもよい。
【0042】実施例4.図12は、実施例4におけるI
Cメモリカードの斜視図である。この実施例におけるI
Cメモリカード48の構造は、誤挿入防止機構の構造を
除いて、基本的に実施例3と同じであるので、同一構造
のものについては同一符号で示し、その説明は省略す
る。この実施例における誤挿入防止機構は、図のよう
に、コネクタ31が設けられたコネクタ部48aの上部
に設けられた2つの誤挿入防止溝42である。2つの誤
挿入防止溝42はコネクタ部48aの長手方向の両端を
除く部分に設けられ、2つの誤挿入防止溝42によって
3区分される幅をw1、w2、w3 とすると、w1、w2
3 はICメモリカード48の短辺よりも短くなってい
る。また、誤挿入防止溝42の幅及び深さはソケットコ
ンタクト12の口径及び深さよりも大きく設定されてい
る。
【0043】図13及び図14は、それぞれ、図12に
示したICメモリカード48のコネクタ31が挿入され
るホスト装置側コネクタを示した正面図、及び、図13
の矢印XIV−XIVからの断面図を示したものである。この
実施例におけるホスト装置側コネクタの構造は、誤挿入
防止機構の構造を除いて、実施例3と同じであるため、
ここでは誤挿入防止機構の構造についてのみ説明する。
この実施例における誤挿入防止機構は、図のように、ホ
スト装置側コネクタのコネクタガイド17の上側の内壁
に沿って延びて設けられた誤挿入防止キー44である。
誤挿入防止キー44は、図12のICメモリカード48
が正確にホスト装置側コネクタ内に挿入された場合にの
み、ICメモリカード48の誤挿入防止溝42と嵌合す
るように、誤挿入防止溝42に対応する位置に設けられ
ている。従って、2つの誤挿入防止キー44により3区
分される幅は、図12のICメモリカードにおける
1、w2、w3 と略々等しくなっている。また、誤挿入
防止キー44の幅はソケットコンタクト12の口径より
も大きく、かつ、長さはコンタクトピン15の長さより
も長く設定されている。
【0044】この実施例における接続システムにおいて
も、ICメモリカード38は全体の幅L(短辺)及び長
さD(長辺)が標準外形寸法であり、ICメモリカード
38の一方の長辺全体にコネクタ31を設けているた
め、コネクタ31を多極化することができるとともに、
誤挿入防止機構についても実施例3と同様の効果が得ら
れる。
【0045】
【発明の効果】この発明に係るICメモリカードは、I
Cメモリカードの一方の長辺全体にコネクタを設けたた
め、従来と同じ口径の電極端子を用いて、従来と同じピ
ッチを保持しながら、従来のものに比べコネクタの電極
端子の極数が大幅に増加することが出来る。
【0046】さらに、請求項2、7および13によれ
ば、ICメモリカードとホスト装置側コネクタに、相補
関係の誤挿入防止機構を容易にかつ安価に形成すること
が出来、かつ、誤挿入防止機構により、ICメモリカー
ドが正しくない向きからホスト装置側コネクタに挿入さ
れたり、ホスト装置側コネクタに適合しない他のICカ
ードが挿入されてしまうなどの種々の誤挿入を防止する
ことが出来るとともに、ICメモリカードの誤挿入によ
るホスト装置側コネクタ内のコンタクトピンの機械的損
傷を防ぐことが出来る。
【0047】請求項3、8および14によれば、ICメ
モリカードのコネクタ部の厚さt1を、ICメモリカー
ドの他の領域の厚さt2 よりも薄くし、また、ホスト装
置側コネクタの内側の高さhをt1 <h<t2 の範囲に
設定したため、ICメモリカードのコネクタ領域のみが
ホスト装置側コネクタへの挿入が可能となり、ICメモ
リカードが短辺方向から挿入されたり、コネクタが設け
られていない側から誤挿入されたりするのを防ぐことが
出来る。
【0048】請求項9および15によれば、従来の標準
外形寸法のICメモリカードを本発明のホスト装置側コ
ネクタに誤挿入してしまうことを防ぐことが出来る。
【0049】請求項4および16によれば、従来のホス
ト装置側コネクタに、本発明のICメモリカードを誤挿
入してしまうことを防ぐことが出来るとともに、ICメ
モリカードの誤挿入による従来のホスト装置側コネクタ
内のコンタクトピンの機械的損傷も防ぐことが出来る。
【0050】請求項5、10及び17によれば、誤挿入
防止機構をICメモリカード及びホスト装置側コネクタ
の長手方向の両端以外のところに設けたので、ホスト装
置側コネクタの両端に届かない短い辺を有するカード等
を誤挿入してしまった場合などにおいても、誤挿入され
たそれらのカードは、上記誤挿入防止機構に阻まれ、ホ
スト装置側コネクタの奥まで誤挿入されることはない。
【0051】請求項6によれば、ICメモリカードの耐
押圧強度及び第一の筺体の接着強度が向上することが出
来る。
【0052】請求項9及び15によれば、従来の標準外
形寸法のICメモリカードを誤って挿入してしまうこと
が防げる。
【0053】さらに、請求項11および18によれば、
ICメモリカードの短辺側からの誤挿入が防げるととも
に、ICメモリカードの表裏逆の誤挿入を防ぐことが出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるICメモリカードの
斜視図である。
【図2】実施例1におけるホスト装置側コネクタの正面
図である。
【図3】図2の線III−IIIにおけるホスト装置側コネク
タの断面図である。
【図4】実施例1のICメモリカード及びホスト装置側
コネクタの断面図である。
【図5】本発明の実施例2におけるICメモリカードの
分解斜視図である。
【図6】図5のICメモリカードの上面図である。
【図7】実施例2のICメモリカード及びホスト装置側
コネクタの側面図である。
【図8】本発明の実施例3におけるICメモリカードの
斜視図である。
【図9】実施例3におけるホスト装置側コネクタの正面
図である。
【図10】ICメモリカードを短辺方向からホスト装置
側コネクタへ誤挿入した状態を示す断面図である。
【図11】ICメモリカードを斜め方向からホスト装置
側コネクタへ誤挿入した状態を示す断面図である。
【図12】本発明の実施例4におけるICメモリカード
の斜視図である。
【図13】実施例4におけるホスト装置側コネクタの正
面図である。
【図14】図13の線XIV−XIVにおける断面図である。
【図15】従来のICメモリカードの斜視図である。
【図16】従来のホスト装置側コネクタの正面図であ
る。
【図17】図16の線XVII−XVIIにおける断面図であ
る。
【符号の説明】 1、11、21、31 コネクタ 2、12 ソケットコンタクト 15 コンタクトピン 17 コネクタガイド 32 誤挿入防止孔 34 誤挿入防止ピン 42 誤挿入防止溝 44 誤挿入防止キー

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向した1組の長辺を有し、 一方の上記長辺全体に、ホスト装置側コネクタに電気的
    に接続され得るコネクタを有するコネクタ部を備え、 幅及び長さが略々標準外形寸法であるICメモリカー
    ド。
  2. 【請求項2】 上記ICメモリカードが上記コネクタ部
    以外の方向から上記ホスト装置側コネクタに誤挿入され
    ることを、上記ホスト装置側コネクタと共働して防ぐた
    めの誤挿入防止機構を備えたことを特徴とする請求項1
    記載のICメモリカード。
  3. 【請求項3】 上記ICメモリカードの上記コネクタ部
    の厚さをt1 、少なくとも上記コネクタ部を除いた上記
    ICメモリカードの他の領域の厚さをt2 としたとき、
    上記誤挿入防止機構が、上記ホスト装置側コネクタ内の
    高さhに対して、t1 <h<t2 を満たす上記コネクタ
    部および上記他の領域であることを特徴とする請求項2
    記載のICメモリカード。
  4. 【請求項4】 上記誤挿入防止機構が、標準寸法のホス
    ト装置側コネクタ内の高さHに対してH<tを満たすよ
    うな厚さtを有した上記ICメモリカードの領域であっ
    て、上記領域が、上記ICメモリカードの少なくとも両
    方の短辺側に設けられたことを特徴とする請求項2記載
    のICメモリカード。
  5. 【請求項5】 上記誤挿入防止機構が、上記ICメモリ
    カードが上記ホスト装置側コネクタに正しく挿入された
    場合にのみ上記ホスト装置側コネクタに設けられた誤挿
    入防止機構に嵌合され得る相補形を有し、上記ICメモ
    リカードの上記コネクタ部の長手方向の両端を除いた部
    分に設けられたことを特徴とする請求項2記載のICメ
    モリカード。
  6. 【請求項6】 筺体と、上記筺体の内面全体に設けら
    れ、上記筺体を補強するための補強材とを備えたことを
    特徴とする請求項1〜5記載のICメモリカード。
  7. 【請求項7】 対向した1組の長辺を有し、一方の上記
    長辺全体に、ホスト装置側コネクタに電気的に接続され
    得るコネクタを有するコネクタ部を備え、幅及び長さの
    外形寸法が略々標準外形寸法であるICメモリカードの
    上記コネクタ部が挿入され得る上記ホスト装置側コネク
    タであって、 上記ICメモリカードが誤挿入されたときに、上記IC
    メモリカードと共働してそれ以上の挿入を防止する誤挿
    入防止機構を備えたことを特徴とするホスト装置側コネ
    クタ。
  8. 【請求項8】 上記ホスト装置側コネクタの上記誤挿入
    防止機構が、上記ホスト装置側コネクタ内の高さをh、
    上記ICメモリカードの上記コネクタ部の厚さをt1
    少なくとも上記コネクタ部を除いた上記ICメモリカー
    ドの他の領域の厚さをt2 としたとき、上記t1 及び上
    記t2 に対して、t1 <h<t2 を満たす上記ホスト装
    置側コネクタであることを特徴とする請求項7記載のホ
    スト装置側コネクタ。
  9. 【請求項9】 上記ホスト装置側コネクタの上記誤挿入
    防止機構が、上記ホスト装置側コネクタ内の高さをhと
    したとき、標準外形寸法のICメモリカードの厚さTに
    対して、h<Tを満たす上記ホスト装置側コネクタであ
    ることを特徴とする請求項7記載のホスト装置側コネク
    タ。
  10. 【請求項10】 上記ホスト装置側コネクタの上記誤挿
    入防止機構が、上記ICメモリカードが上記ホスト装置
    側コネクタに正しく挿入された場合にのみ上記ICメモ
    リカードの誤挿入防止機構に対し嵌合され得る相補形を
    有し、上記ICメモリカードが上記コネクタ部以外の方
    向から誤挿入されたときに当接してそれ以上の挿入を防
    止し、上記ホスト装置側コネクタ内の長手方向の両端を
    除く部分に設けられたことを特徴とする請求項7記載の
    ホスト装置側コネクタ。
  11. 【請求項11】 上記ホスト装置側コネクタの上記誤挿
    入防止機構により上記ホスト装置側コネクタ内が幅方向
    に区分される幅が上記ICメモリカードの短辺よりも短
    くなり、かつ、高さ方向の中心点でない位置に、上記ホ
    スト装置側コネクタの上記誤挿入防止機構を設けたこと
    を特徴とする請求項10記載のホスト装置側コネクタ。
  12. 【請求項12】 対向した1組の長辺を有し、一方の上
    記長辺全体に、ホスト装置側コネクタに電気的に接続さ
    れ得るコネクタを有するコネクタ部とを備え、幅及び長
    さの外形寸法が略々標準外形寸法であるICメモリカー
    ドと、 上記ICメモリカードの上記コネクタ部が挿入され、上
    記コネクタ部の上記コネクタと電気的に接続されるホス
    ト装置側コネクタとを備えた接続システム。
  13. 【請求項13】 上記ICメモリカードと上記ホスト装
    置側コネクタとに設けられ、共働して、上記ICメモリ
    カードが上記コネクタ部以外の方向から誤挿入されたと
    きに当接し、かつ、正しく挿入されたときにのみ互いに
    嵌合して、上記ICメモリカードが上記コネクタ部以外
    の方向から上記ホスト装置側コネクタに誤挿入されるの
    を防ぐための相補関係の誤挿入防止機構を備えたことを
    特徴とする請求項12記載の接続システム。
  14. 【請求項14】 上記誤挿入防止機構が、上記ICメモ
    リカードの上記コネクタ部の厚さをt1 、少なくとも上
    記コネクタ部を除いた上記ICメモリカードの他の領域
    の厚さをt2 、上記ホスト装置側コネクタ内の高さをh
    としたとき、t1 <h<t2 を満たす上記コネクタ部、
    上記他の領域および上記ホスト装置側コネクタであるこ
    とを特徴とする請求項13記載の接続システム。
  15. 【請求項15】 上記誤挿入防止機構が、上記ICメモ
    リカードの上記コネクタ部の厚さをt、上記ホスト装置
    側コネクタ内の高さをhとしたとき、標準外形寸法のI
    Cメモリカードの高さTに対して、t<h<Tを満たす
    上記ICメモリカード及び上記ホスト装置側コネクタで
    あることを特徴とする請求項13記載の接続システム。
  16. 【請求項16】 上記誤挿入防止機構が、標準寸法のホ
    スト装置側コネクタ内の高さHに対して、H<tを満た
    す厚さtを有する上記ICメモリカードの領域であっ
    て、上記領域が、上記ICメモリカードの少なくとも両
    方の短辺側に設けられたことを特徴とする請求項13記
    載の接続システム。
  17. 【請求項17】 上記誤挿入防止機構を、上記ICメモ
    リカードの上記コネクタ部及び上記ホスト装置側コネク
    タ内のそれぞれ長手方向の両端を除く部分に設けたこと
    を特徴とする請求項13記載の接続システム。
  18. 【請求項18】 上記誤挿入防止機構により上記ホスト
    装置側コネクタ内が幅方向に区分される長さが上記IC
    メモリカードの短辺よりも短くなり、かつ、上記ホスト
    装置側コネクタ内の高さ方向に区分される長さが上下対
    称にならないような位置に、上記誤挿入防止機構を設け
    たことを特徴とする請求項17記載の接続システム。
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