JP2006051959A - ラップフィルムの収納箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ラップフィルムを収納箱から迅速かつ確実に引き出したい。
【解決手段】 底面板、左右の側面板および後面板、前面板とで構成され上方に開口する収納箱本体と、該収納箱本体の後面板上端から折り線を介して延出し前記開口部を開閉自在に覆う天板、この天板の前縁から延出し、閉じた状態で収納箱本体の前面板に重なる前板、及びこの前板の下端に取り付けられたフィルム切断用のカッターとを有する蓋体とからなるラップフィルムの収納箱において、収納箱本体Aの前面板14の上端からフラップ3を延出し、前方に折り返す。さらにそのフラップの本体31の長手方向中央を幅方向先端縁から奥に向かって切り欠き、ラップフィルム先端部分の掴み部33を形成する構成とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、主として食品包装に使用されるラップフィルムの収納箱に関する。
従来のラップフィルム収納箱は、図7に示すように底面板81と、これの周縁から立設する左右の側面板82、82および後面板83、前面板84とで構成され上方に開口する収納箱本体Cと、この開口部を開閉自在に覆う蓋体Dとからなるものである。
これの蓋体Dは、天板91と左右の脇板92、92および前板93とで構成され、天板91の後縁は収納箱本体後面板83の上端縁と折り線83aを介して連接している。
さらに前板93は、閉じた状態で収納箱本体Cの前面板84の上下方向略中央付近まで重なるようになっており、これの先端には鋸歯状に形成された金属板からなるラップフィルム切断用のカッター94が長手方向略全長にわたって取り付けられている。
係る従来収納箱からラップフィルムを引き出すには次のような手順が用いられる。
まず蓋体Dを開成し、前回の使用時に前面板84に貼り付いたままとなっているラップフィルムFの先端縁Faの中央部分を、爪もしくは指先を這わして少し浮かせ、指先を用いて摘み上げる。
次に、前記作業によって出来たフィルムFと前面板84との隙間に指を数本差し入れ、その指と親指の先から腹部までの全体を使うようにしてフィルムFの先端部分を出来るだけ幅広く掴み直した後、必要な長さだけを引き出す。
そして蓋体Dを閉じ、ラップフィルムFを水平方向に張った状態に保持しながら収納箱を前方に傾けてフィルム面にカッター94の刃先を立てる。
最後に、収納箱をフィルムFの引出し方向とは反対の方向に引っ張れば、カッター94の位置でフィルムFが切断されることになる。このとき、収納箱側に残ったラップフィルムFの先端部分は、収納箱本体Cの前面板84に貼り付いたままとなって次回の使用に備える。
しかしながら、係る従来収納箱には次のような問題があった。
(イ)前記したように、引き出す場合には、最初に前面板84に貼り付いたラップフィルム先端縁Faの中央部部分を爪もしくは指先を這わせて剥がし、軽く摘み上げてから再度、本格的に幅広く掴み直す必要があった。このため手間がかかって作業性が悪い。
(ロ)ラップフィルムFを指先で摘み上げるため、フィルムの先端部が強く前面板84に密着していると、持ち上げた際に中央のごく狭い範囲のみが先に持ち上がってしまい、フィルムの左右両端が接近して静電気によって密着し丸まるという不具合が生じやすい。この場合、丸まった部分を全て引き出し、切断廃棄してから再び引出し作業に取りかからねばならず、作業能率の低下に加えて経済的な損失も生じる。
本発明は、このような従来のラップフィルム収納箱の実態を鑑みてなされたものであって、その目的は迅速かつ簡単確実にフィルムを引き出すことができ、しかも引出し不良による損失のない収納箱を提供することにある。
前記目的を達成するために本発明は、底面板、左右の側面板および後面板、前面板とで構成され上方に開口する収納箱本体と、該収納箱本体の後面板上端から折り線を介して延出し前記開口部を開閉自在に覆う天板、この天板の前縁から延出し、閉じた状態で収納箱本体の前面板に重なる前板、及びこの前板の下端に取り付けられたフィルム切断用のカッターとを有する蓋体とからなるラップフィルムの収納箱において、前記収納箱本体の前面板上端から延出し前方に折り返されたフラップを設け、且つ、このフラップの長手方向中央部分を幅方向に先端縁から内側に向かって切り欠いてラップフィルム端の掴み部を形成したことを特徴とするものである。
本発明によれば、ラップフィルムを切断した後に収納箱側に残ったラップフィルムの先端部分は、前面板の前方に折り返されているフラップに貼り付くことになる。ただし、このときの中央は、切り欠いて形成されたラップフィルム端の掴み部にかかった状態にある。
新たにラップフィルムを引き出そうとする場合、まず、フラップを前面板から軽く遊離させる。そうすれば掴み部に掛かったラップフィルム端の中央が中空に位置することになるので、親指全体と他の指とを用いて直接幅広く掴むことができる。すなわちフィルム先端縁の引き剥がしおよび摘み上げの工程を省略することになるので作業性が良くなる。
なお、前面板からフラップを離してやるためには、フィルムを掴むほうの手の小指をフラップの下に差し入れて保持しておく方法や、収納箱本体を前方に軽く傾けてフラップの自重によって自然に離す方法があるが、あらかじめ前面板とフラップとの間に所定の角度が生じるように折返し部を形成しておき、蓋体Bを開成したときに、その弾性復元力によって自動的にフラップが浮き上がるようにしたものであってもよい。
以上説明したように本発明によれば、まず爪や指先を用いて摘まみ上げ、その後に掴み直すといった従来収納箱の手間を必要とせず、最初から直接幅広く掴むことができるので引出し作業を迅速におこなうことができる。
また、最初から幅広く掴んで引き剥がすのでフィルム角端同士の密着による丸まり不良が生じず、作業効率が高まるとともに経済的な損失がなくなる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は本案収納箱の全体斜視図、図2はラップフィルム先端部分を掴んで引き出すところを示す全体斜視図、図3は蓋体を開成した状態での断面図、図4は蓋体を閉じた状態での断面図、図5は分解斜視図である。
図1ないし図5において、符号Aは本案収納箱の収納箱本体、Bは蓋体、Kは収納箱に収納されるラップフィルム巻回体を示している。
これらの基本構成は先に説明した従来収納箱と同じである。すなわち収納箱本体Aは底面板11、左右の側面板12,12および後面板13、前面板14とからなる上方に開口する長方形の箱状に形成されており、蓋体Bは天板21、左右の脇板22、22および前板23とで構成され、天板21の後縁は収納箱本体A側の後面板13の上端縁と折り線13aを介して連接している。また前板23は閉じた状態で収納箱本体Aの前面板14に重なるようになっており、これの下端には鋸歯状に形成された金属板からなるラップ切断用のカッター24が取り付けられている。
そして上記構成に本案収納箱の特徴として付け加えているのが、収納箱本体Aの前面板14の上端から延出し前方に折り返されているフラップ3である。
このフラップ3は本実施例では別体として形成されており、収納箱の開口部の長手方向略全長にわたる長さ寸法を有するフラップ本体31と、このフラップ本体31を前面板14に取り付けるための糊代部32とで構成されている。
フラップ本体31の長手方向中央部には、幅方向先端縁から内側に向かって略コ字形状、緩やかな奥すぼまりに切り欠いた掴み部33が形成されており、切断されて残ったフィルムFがフラップ本体31に貼り付く際、端縁中央がこの掴み部33に掛かるようになっている。
糊代部32の裏面は収納箱本体の前面板14の裏面に貼着固定されている。
次に、このラップフィルム収納箱の使用方法について重複する箇所も含め更に詳しく説明する。
本発明に係る収納箱では、ラップフィルムを切断した後に収納箱側に残ったラップフィルムFの先端部分は、フラップ本体31に貼り付いている。ただし、このときフィルムFの先端部中央のみは掴み部33に掛かっている。
新たにラップフィルムFを引き出そうとする場合、まず蓋体Bを開成し、次に収納箱本体Aを軽く前方に傾ける。
収納箱本体Aを傾けてもフラップ本体31は自重によって垂れ下がった状態のままであるので、相対的にみると前面板14からフラップ本体31が浮き上がった形となって、結果、掴み部33に掛かったフィルムFの先端部分中央は中空に位置することになる。
後は、この中空にあるフィルムFの先端部分中央を親指と他の指を用いて幅広くしっかりと掴み、引出し作業をおこなえば良い。
従来収納箱では、フィルムを引出す前段階でまず指先や爪を用いたフィルム先端縁の引き剥がし作業をおこなわねばならなかったが、前記のように本発明では、その手間を必要とすることなく直接フィルムFの先端部分を幅広くしっかりと掴むことができる。したがって作業性が向上する。
また幅広く掴んだ後にフラップから引き剥がすので、指先で摘み上げたときのようなフィルム両角端部の密着による丸まり不良が発生しない。
なお、フラップを切り欠いて形成する掴み部33であるが、これの奥行きは、フラップ本体31に貼りついたフィルムFの先端部分をしっかりと掴めるだけの寸法を確保していることが必要であり、このためにはフィルム先端縁Faの位置から更に親指幅分以上は深く切り込まれていることが望ましい。
また、掴み部33の長手方向の寸法は、フィルム端を出来るだけ広く掴める長さ、具体的には親指の先端から腹部全体すなわち手首まででフィルムFの先端部分上面を保持することのできる長さとして15センチ程度以上あれば好適である。
フラップ3は本実施例に示したような別体として形成するものに限らず、収納部本体Aと一体に形成し、単に外向きに折り返したものであってもよい。
ただ、この場合、折り返すことによって表面の化粧印刷層ではなく裏側無処理面が表側にでることになり美観が損なわれるので、表面となる部分に別途化粧印刷処理を施すか、フラップ3の先端縁から更に化粧印刷層のみを延出させ、これを折り返して表面となる部分に貼着する等の処理をしておくことが望ましい。また、別途形成した化粧用のシール部材を貼着するものであっても良い。
図6は本発明の実施例2の蓋体を開成させた状態を示す断面図である。なお、ここでは煩雑さを避けるため前記実施例と比較して変更部分のみを別符号として付与した。
ここでのフラップ本体41は、その中央のラップフィルム端縁Faが貼着される位置よりも収納箱側寄りに長手方向にわたる山折り線41aを設け、側面視で中央部分が前方に向かって突出する略く字形状に形成されている。
これは、蓋体Bを閉じた際に、フィルムFの先端部分を山折り線41a部分と前板23の裏面との間で挟持して巻き戻りを防ぐための効果を有する。
なお山折り線41aを、フィルム切り離しに用いるカッター24の後端縁と前板23との段差に引っ掛かるような位置および形状に設定しておけば、蓋体Bのロック効果も併せて生じさせることができる。更にこの際、前板23にエンボス加工を施すことによって裏面側に突部を形成し、前記段差の代わりとしてもよい。
本発明を実施するための最良の形態のうち、実施例1の全体斜視図である。 実施例1のラップを引出そうとしている状態を示す全体斜視図である。 実施例1の蓋体を開成した状態を示す断面図である。 実施例1の蓋体を閉じた状態を示す断面図である。 実施例1の分解斜視図である。 実施例2の断面図である。 従来のラップフィルム収納箱を示す全体斜視図である。
符号の説明
A、C・・・・・・収納箱本体
B、D・・・・・・蓋体
K・・・・・・・・ラップフィルム巻回体
11、81・・・・底面板
12、82・・・・側面板
13、83・・・・後面板
14、84・・・・前面板
21、91・・・・天板
22、92・・・・脇板
23、93・・・・前板
24、94・・・・カッター
3・・・・・・・・フラップ
31・・・・・・・フラップ本体
32・・・・・・・糊代部
33・・・・・・・掴み部

Claims (1)

  1. 底面板、左右の側面板および後面板、前面板とで構成され上方に開口する収納箱本体と、該収納箱本体の後面板上端から折り線を介して延出し前記開口部を開閉自在に覆う天板、この天板の前縁から延出し閉じた状態で収納箱本体の前面板に重なる前板、及びこの前板の下端に取り付けられたフィルム切断用のカッターとを有する蓋体とからなるラップフィルムの収納箱において、前記収納箱本体の前面板上端から延出し前方に折り返されたフラップを設け、且つ、このフラップの長手方向中央部分を幅方向に先端縁から内側に向かって切り欠いてラップフィルム端の掴み部を形成したことを特徴とするラップフィルムの収納箱。
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