JP2006050935A - 乳化液状経腸栄養剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】 十分な栄養補給と同時に、関節痛の改善、褥創の発生防止及び治癒等の改善が期待でき、経口及び経管により胃、腸等の消化器官に簡便かつ安定して栄養液の供給ができる乳化液状経腸栄養剤を提供する。
【解決手段】 キチン加水分解物及び/又はキトサン加水分解物を含有することを特徴とする乳化液状経腸栄養剤であり、更に蛋白質及び/又はその分解物、脂質、糖質及び乳化剤を含むことが好ましい。また、総カロリーは70〜200kcal/100mlであることが好ましい。
【選択図】 なし

Description

本発明は、通常の食事が摂取できない小児、老人、ならびに手術前後の患者の栄養管理に使用され、経口及び経管により胃、腸などの消化器官に簡便かつ安定して供給でき、特に関節症の改善、褥創の発生防止及び治癒等が期待できる乳化液状経腸栄養剤に関するものである。
従来、手術前後の患者の栄養補給には、主に、経口又は経管による経腸栄養補給が採用されている。経腸栄養補給は、胃や腸を使うため、自然な栄養補給方法であり、消化管の機能低下を生じさせにくいものである。
そして、経腸栄養補給に用いられる栄養剤(経腸栄養剤)は、主に体に必要な色々な栄養素(糖質、タンパク質、脂肪、ミネラル、ビタミン、水分など)が十分量、バランスよく配合されており、食物の嚥下が困難な患者のほか、寝たきり老人等の高齢者等に必要な栄養を補給する栄養食として広く使用されている。
更には、最近では栄養の補給に加えて、疾病の治療、予防効果が期待できる有効成分を積極的に加える経腸栄養剤の処方が検討されているが、例えば、2000年厚生労働省の「国民生活基礎調査」によると、有訴率は1位が腰痛92.5%、2位が肩こり91.0%、3位が関節痛53.8%であり、65歳以上の高齢者では関節疾患が全慢性疾患の50%を占めており、高齢者の患者の多くは、腰痛、関節痛等の疾患に悩んでいる。また、寝たきりの患者の多くは、褥創等の皮膚疾患に悩んでいる。したがって、十分な栄養の補給と同時に、関節痛の改善、褥創の発生防止及び治癒等の効果が見込まれる経腸栄養剤が切望されている。
一方、キチン・キトサンは動物繊維ともいわれ、植物繊維がマイナスイオンに対し、キチン・キトサンはプラスイオンで、キチン・キトサンの優れた効能と深く関係していると考えられている。このようなことからキチン・キトサンは必須の栄養素ではないが、健康のために必要な第7の栄養素として注目されている。キチン・キトサンの効能として、1)血中コレステロール、中性脂肪の上昇の抑制、2)肝機能の強化、3)糖尿の改善、4)血糖値の上昇の抑制、5)高血圧に対する降圧、6)免疫賦活、7)腫瘍に対する抑制、8)関節痛の改善、9)皮膚再生の促進等が挙げられる。
キチン・キトサン加水分解物についてもキチン・キトサンと同様な効能が報告されており、例えば、下記特許文献1にはグルコサミン、キャッツクロー等を含む、関節痛の緩和・改善作用を備えた健康食品について開示されており、下記特許文献2には、リウマチ障害等を一般投与によって予防又は治療するためのコンドロイチン硫酸及びキトサンに基づく組成物、栄養補助食品について開示されている。
また、最近の市場では、キチン・キトサン関連物質を含む健康食品が、ソフトカプセル、錠剤、顆粒等の形態で、数多く出回っている。
更には、梶本等により、天然型N-アセチルグルコサミンを含有したミルクの変形性膝関節症に対する治療効果について報告がされている。(非特許文献1参照)
特開2003−155250号公報 特表2002−539233号公報 新薬と臨牀 J.New Rem.&Clin.Vol.52, No.3, 2003 ,p71-82,
一般的に、経腸栄養剤は数ヶ月間の室温保存に耐え得る安定性、短時間に細いチューブを通過できるチューブ流動性等が要求されており、沈殿物等が生じにくく、粘度の経時変化の少ないものであることが好ましい。そして、前記のように、キチン・キトサンは、その効能として関節痛の改善、褥創の発生防止及び治癒等の効果が十分に期待できる。
よって、本発明の目的は、十分な栄養補給と同時に、関節痛の改善、褥創の発生防止及び治癒等の効果が期待でき、経口及び経管により、胃、腸等の消化器官に簡便かつ安定して栄養液の供給ができる経腸栄養剤を提供することにある。
本発明者らは、キチン及びキトサンが有している関節痛の改善、褥創の発生防止及び治癒等の効果に着眼し、これらを経腸栄養剤として利用するために、鋭意検討した結果、キチン加水分解物及び/又はキトサン加水分解物を用い、これらを乳化液とすることにより、優れた乳化安定性及びチューブ流動性を有する経腸栄養剤が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、キチン加水分解物及び/又はキトサン加水分解物を含有する乳化液状経腸栄養剤であることを特徴とする。
経腸栄養剤を乳化液状とすることで、栄養素として必要な、蛋白質や脂質等、様々なものを均質化して投与することができる。そして、キチン加水分解物及び/又はキトサン加水分解物を含有させることで、乳化安定性及びチューブ流動性に優れたものとすることができ、更には、キチン加水分解物及び/又はキトサン加水分解物の有する生理活性効果により、関節痛の改善作用、褥創の発生防止及び治療効果も期待できる。
また、本発明の経腸栄養剤は、(A)キチン加水分解物及び/又はキトサン加水分解物、(B)蛋白質及び/又はその分解物、(C)脂質、(D)糖質、(E)乳化剤を主成分として含み、総カロリーが70〜200kcal/100mlで、全液質量に対して(A)0.01〜0.5質量%、(B)2.0〜10.0質量%、(C)1.0〜10.0質量%、(D)10〜30質量%、(E)0.05〜1.0質量%を含有することが好ましい。これによれば、体に必要な各種栄養素を十分量、バランスよく摂取することができるので、通常の食事が摂取できない患者、高齢者に対して、食事の代替として使用でき、良好な栄養状態を維持することが出来る。
そして、キチン加水分解物は1〜8個のN−アセチルグルコサミン分子が結合したキチン加水分解物であることが好ましく、キトサン加水分解物は1〜8個のグルコサミン分子が結合したキトサン加水分解物であることが好ましい。また、キチン加水分解物はN−アセチルグルコサミンであってもよく、キトサン加水分解物はグルコサミンであってもよい。これによれば、乳化安定性のより優れた経腸栄養剤とすることができる。
キチン加水分解物及び/又はキトサン加水分解物を含有する乳化液状経腸栄養剤とすることで、乳化安定性が高く、経口及び経管により胃、腸等の消化器官に簡便かつ安定して栄養液の供給が可能な経腸栄養剤とすることができる。また、キチン加水分解物、キトサン加水分解物の有する生理活性効果により、関節痛の改善治療剤、褥創の発生防止及び治癒剤等としての効果も期待できる。
本発明において、経腸栄養剤とは、経口投与法または径管投与法にて経腸投与される栄養剤であり、代表的な経腸栄養剤には流動食が挙げられ、通常の食事が摂取できない患者、及び、近時では寝たきりの老人等の高齢者などに対して、必要な栄養を補給する手段に用いられる栄養剤である。
そして、これら蛋白質、脂質、糖質等の栄養を、同時に、バランスよく摂取するため、乳化液状に調製することが好ましく、本発明の経腸栄養剤は、乳化処理された乳化液状経腸栄養剤である。
本発明に使用するキチン加水分解物及びキトサン加水分解物とは、カニ、エビ等の甲殻類の殻から常法によって調製されるキチン、あるいはキチンを熱濃アルカリ処理して得られるキトサンを常法により化学的に若しくは生化学的に加水分解し、必要に応じて分画することにより得ることができる。
キチン加水分解物は、例えば、エビ、カニ、オキアミ等、甲殻類の甲皮を酸処理してカルシウム分を除去し、更に水酸化ナトリウム処理により蛋白質を除去して得られたキチン、又はその他の入手経路、調製手段などにより得られたキチンを原料とし、塩酸、蟻酸、酢酸、硫酸などの酸を添加してキチンの部分加水分解を行い、その後アルカリ中和、脱塩する方法により製造することができる。このようにして得られるキチン加水分解物は、一般的には比較的広い範囲の分子量分布を有する混合物であり、N−アセチルグルコサミン分子が1〜30個程度結合した混合物である。
本発明で用いるキチン加水分解物は、N−アセチルグルコサミン分子が1〜30個結合したものであることが好ましく、1〜8個結合したものであることが更に好ましい。また、N−アセチルグルコサミンであってもよい。
キトサン加水分解物は、例えば、キトサンを塩酸、酢酸、蟻酸等の無機塩、有機塩と共に加熱した後、酸を除去するか、又は中和、脱塩し、結晶化等により粉末化する方法、あるいはキトサンを希酸に溶解後、キトサナーゼ、d−グルコサミニダーゼ等のキトサン分解酵素を作用させる方法等により製造することができる。このようにして得られるキトサン加水分解物は一般的には比較的広い範囲の分子量分布を有する混合物であり、グルコサミン分子が1〜30個程度結合した混合物である。
本発明で用いるキトサン加水分解物は、グルコサミン分子が1〜30個結合したものであることが好ましく、1〜8個結合したものであることが更に好ましい。また、グルコサミンであってもよい。
本発明では、上記キチン加水分解物、キトサン加水分解物をカラムクロマトグラフィー、溶剤分画等の方法により、所定の重合度の加水分解物として使用することもできるが、上記範囲の分子量のものが混合した混合物の状態で使用する方がコスト的に有利である。
なお、キチン加水分解物、キトサン加水分解物は遊離体であってもよく、塩を形成していてもよい。塩としては、例えば、塩酸塩、硫酸塩等が挙げられる。
これらの加水分解物やその塩は、市販のものを用いることができ、具体的には、1〜6個のN−アセチルグルコサミン分子の結合した分解物である(商品名;「NA−COS−Y」 焼津水産化学工業(株)製)、2〜5個のグルコサミン分子の結合した分解物である(商品名;「COS−YS」 焼津水産化学工業(株)製)などが挙げられる。
そして、本発明の乳化液状経腸栄養剤は、キチン加水分解物及び/又はキトサン加水分解物をその物性に対する効果発現の観点から、全液質量に対して0.01〜0.5質量%含有し、好ましくは0.05〜0.2質量%含有する。
キチン加水分解物及び/又はキトサン加水分解物の含有量が0.01質量%以下であると、乳化安定性及びチューブ流動性を向上させることができず、0.5質量%以上であると蛋白質が凝集する恐れがあるため好ましくない。
また、本発明の乳化液状経腸栄養剤は、人体に必要な栄養分を十分に補給するために、蛋白質、脂質、糖質を主成分とし、栄養学的な設計のもとでバランス良く配合される。
蛋白質及び/又はその分解物は、全液量に対し、2.0〜10.0質量%であることが好ましく、より好ましくは3.5〜6.0質量%である。蛋白質及び/又はその分解物が2.0質量%以下であると必要量の蛋白質を得ることが困難となり、10.0質量%以上であると蛋白質が凝集する恐れがあるため好ましくない。
また、脂質は、全液量に対し、1.0〜10.0質量%であることが好ましく、より好ましくは2.0〜8.0質量%である。脂質が1.0質量%以下であると必要量の脂質を得ることが困難となり、10.0質量%以上であると他の栄養素とのバランスが悪くなるため好ましくない。
また、糖質は、全液量に対し、10.0〜30質量%であることが好ましく、より好ましくは15.0〜25.0質量%である。糖質が10.0質量%以下であると必要量の糖質を得ることが困難となり、30質量%以上であると他の栄養素とのバランスが悪くなるため好ましくない。
そして、経腸栄養剤の総カロリーは70〜200kcal/100mlとすることが好ましく、より好ましくは100〜150kcal/100mlである。総カロリーが70kcal/100ml以下であると必要量のカロリーを得ることが困難となり、200kcal/100ml以上であると乳化液の粘性が高くなるため好ましくない。
本発明に使用する蛋白質及び/又はその分解物とは、例えばカゼイン又はカゼインナトリウム、カゼインカルシウム等のカゼイン塩、乳蛋白質、鶏卵蛋白質、魚蛋白質、肉蛋白質等の動物性蛋白質、大豆蛋白質等の植物性蛋白質及びそれらの分解物、アミノ酸等が挙げられる。これらは1種のみを用いてもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。また、コラーゲンペプチドを併用すれば、関節症の改善、褥創の発生防止及び治癒等において付加効果が期待できる。
また、コラーゲンペプチドは、安全性、衛生の観点から魚由来のコラーゲンペプチドであることが好ましい。魚由来のコラーゲンペプチドは、例えば、カツオ、マグロ、カジキ、タラ、アジ、サバ、サケ、マス、サンマ、ウナギ、ティラピア、カワハギ、ハタ、オヒョウ、カレイ、ヒラメ、ニシン、イワシ、ティラピア、サメ、エイ、フグ、ブリ、カサゴ、メバル等から選ばれた魚類を、水を加えて加熱抽出又は加圧加熱抽出によりコラーゲンを抽出し、中性プロテアーゼ、アルカリ性プロテアーゼ、酸性プロテアーゼ、あるいはそれらを含有する酵素製剤などのタンパク加水分解酵素で処理してペプチド化する。その後、逆浸透膜で酵素処理物を濃縮、精製することで得られる。
また、本発明に使用する脂質とは、例えば、大豆油、コーン油、菜種油、ヤシ油、サフラワー油、エゴマ油、シソ油、パーム油等の植物油、ラード、牛脂等の動物油、魚油、中鎖脂肪酸トリグリセリド及びその他の合成トリグリセリド、更にこれらの加工油脂が挙げられ、これらは1種のみを用いてもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
脂質の構成成分の脂肪酸は、飽和脂肪酸、単価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸の種類があり、多価不飽和脂肪酸には、ω3系多価不飽和脂肪酸とω6系多価不飽和脂肪酸の種類がある。例えば、ω3系多価不飽和脂肪酸の供給源となる脂質はシソ油、魚油などが挙げられ、ω6系多価不飽和脂肪酸の供給源となる脂質は、コーン油、ナタネ油、大豆油、サンフラワー油などが挙げられる。栄養学的にもこれらの脂肪酸はバランスよく摂取することが重要である。単品の脂質では、これらの脂肪酸をバランスよく得ることが困難であるため、2種以上の脂質を組み合わせて使用することが好ましい。
また、本発明に使用する糖類とは、ブドウ糖、果糖等の単糖類、マルトース、乳糖等の二糖類、少糖類及び多糖類が挙げられる。なかでも、易消化吸収性及び適正な浸透圧の理由からマルトデキストリン、デキストリン、オリゴ糖等を使用することが好ましい。これらは1種のみを用いてもよく、2種以上を組み合わせて使用することもできる。
本発明の経腸栄養剤は、乳化液状とするため水を用いる。水としては、純水、精製水、イオン交換水、海洋深層水等、通常の加工食品に使用されるものが挙げられる。本発明の乳化液状経腸栄養剤は、総カロリーが70〜200kcal/100ml、より好ましくは100〜150kcal/100mlであり、総カロリーが上記範囲となるように水の添加量は適宜調整する。
また、乳化液状を安定させるため、乳化剤を配合することが好ましい。乳化剤としては、例えば大豆又は卵黄リン脂質、モノグリセリド、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、モノグリセリドのコハク酸モノグリセリド又はクエン酸エステル等のモノグリセリド誘導体等が挙げられる。これらの乳化剤は、1種のみを用いてもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
そして、乳化剤の含有量は、全液量に対し、0.05〜1.0質量%であることが好ましく、より好ましくは0.2〜0.7質量%である。乳化剤の含有量が0.05質量%以下であると、乳化安定性効果がほとんど発揮されず、また、1.0質量%までの範囲でその効果が十分発揮されることからそれ以上は特に必要ではない。
本発明の乳化液状経腸栄養剤は、人体に必要な栄養を十分に補給するために、前記以外の成分の他に、更に食物繊維、ビタミン類、ミネラル類を配合することが好ましい。
食物繊維として、例えばセルロース、ポリデキストロース、グアーガム酵素分解物、難消化性の多糖類等が挙げられる。また、ビタミン類、ミネラル類の種類と配合量等は、例えば、第6次改定「日本人の栄養所要量」(第1出版社発行)に記載の摂取量にしたがって適宜決定することができる。
また、経腸栄養剤の乳化液状をより安定したものとするため、上記乳化剤の他に、更に安定剤を配合しても良い。
安定剤として、例えば、ヘキサメタリン酸ナトリウム、リン酸水素二ナトリウムなどのリン酸塩及びクエン酸ナトリウムなどのクエン酸塩等の塩類が挙げられる。これらの安定剤は、1種のみを用いてもよく、2種以上を組み合わせて使用することができる。
本発明の乳化液状経腸栄養剤は、更に、副原料として、香料、ゲル化剤、天然風味剤、色素等を配合することができる。また必要に応じて。サメ軟骨抽出物、骨髄エキス、緑茶抽出物、大豆イソフラボン、カゼインホスホペプチド、乳糖、ラクトフェリン、ラクトパーオキシダーゼ、パラチノース、キシリトール等を配合することができる。これらの成分は、本発明の関節症の改善、褥創の発生防止及び治癒等に、より好ましい効果をもたらすことができる。
本発明の乳化液状経腸栄養剤の調製は、常法にしたがって行うことができる。例えば、各成分を秤量し、約60℃の温水に溶解させ、更に高圧均質機を用いて乳化させる。そして、この乳化液をパウチ、あるいはソフトバッグに充填密封し、殺菌して製造することもできる。あるいは、上記乳化液をUHT殺菌処理し、紙パックへ充填して製造することもできる。
そして、本発明の乳化液状経腸栄養剤の粘度は20CP以下であることが好ましく、より好ましくは15CP以下である。粘度を20CP以下とすることで、チューブ流動性の良好なものとすることができる。
そして、平均粒径は0.4μm以下であることが好ましく、より好ましくは0.3μm以下である。平均粒径を0.4μm以下とすることで、チューブ流動性の良好なものとすることができる。
ここで、平均粒径とは、乳化液中に存在する油滴、及び分散蛋白の大きさの平均値であり、例えば、顕微鏡画像解析法、コールターカウンター法、動的光散乱法、光回折法、遠心分離法等の方法で測定することができる。
このようにして得られる乳化液状経腸栄養剤は、長期間保管しても成分の凝集や沈殿等の発生しないものであり、また、極細のチューブでも、胃、腸等の消化器官に簡便かつ安定して栄養液を供給することができる。
そして、本発明の乳化液状経腸栄養剤の投与量は、年齢、性別、体重、生活状況等の条件により異なるが、一般的には1日1人当たり、1,000〜1,500kcalを摂取できる量が好ましい。前記投与量であれば、キチン加水分解物及び/又はキトサン加水分解物を1日1人当たり好ましくは0.05〜10.0g、より好ましくは0.2〜4.5g摂取できることとなり、生理活性効果も期待できる。
次に、本発明を、実施例、比較例により、更に詳細に説明する。以下質量%とは、乳化液状経腸栄養剤全液の質量に対する値である。
[実施例1]
表1に示す配合にしたがって、各成分を秤量した。そして、約60℃の温水に、ミネラル類、カゼインナトリウム、乳蛋白、コラーゲンペプチド(商品名;「マリンマトリックス」 焼津水産化学工業(株)製)、DE25のデキストリン、DE11のデキストリン、グアーガム分解物、1〜6個のN−アセチルグルコサミン分子が結合したキチン加水分解物(商品名:「NA−COS−Y」 焼津水産化学工業(株)製)を攪拌溶解した。次に、この液に、予めコハク酸モノグリセリドをナタネ油と中鎖脂肪の配合油に溶解しておき、その配合油を攪拌しながら添加し、粗乳化させた。更にビタミン類、香料を混合し、攪拌しながら15分間放置した。この粗乳化液を、再度均質圧50MPaで均質化処理し、UHT滅菌処理した後、均質圧50MPaで均質化処理を行い、乳化液を得た。この乳化液を紙パック(200ml)に無菌充填し、乳化液状経腸栄養剤を得た。なお、本発明で用いたミネラル類及びビタミン類は表2に示す組成のものを用いた。
[実施例2]
キチン加水分解物として、N−アセチルグルコサミン(商品名;「マリンスウィート」 焼津水産化学工業(株)製)を用いたこと以外は、実施例1に準じて乳化液状経腸栄養剤を得た。
[実施例3]
キチン加水分解物として、4〜30個のN−アセチルグルコサミン分子が結合したものを用いた以外は、実施例1に準じて乳化液状経腸栄養剤を得た。
[実施例4]
表1に示す配合にしたがって、各成分を秤量した。そして、約60℃の温水にミネラル類、カゼインナトリウム、DE11のデキストリン、DE25のデキストリン、グアーガム分解物、2〜5個のグルコサミン分子が結合したキトサン加水分解物(商品名;「COS−YS」 焼津水産化学工業(株)製)を攪拌溶解させた。次に、この液に、予めコハク酸モノグリセリドを溶解させたナタネ油を攪拌しながら投入し、粗乳化させた。更に、ビタミン類、香料を混合し、攪拌しながら15分間放置した。この粗乳化液を、均質圧15MPaと均質圧50MPaで2回均質化処理を行い、乳化液を得た。この乳化液をパウチに200mlずつ充填し、123℃、8分間のレトルト滅菌処理し、乳化液状経腸栄養剤を得た。なお、ミネラル類及びビタミン類は実施例1と同じものを用いた。
[実施例5]
キトサン加水分解物としてグルコサミン(商品名;「ナチュラルグルコサミン」 焼津水産化学工業(株)製)を用いたこと以外は、実施例4に準じて乳化液状経腸栄養剤を得た。
[実施例6]
キトサン加水分解物として、4〜30個のグルコサミン分子が結合したものを用いたこと以外は、実施例4に準じて乳化液状経腸栄養剤を得た。
[実施例7]
表1に示す配合にしたがって、各成分を秤量した。そして、約60℃の温水にミネラル類、カゼインナトリウム、乳蛋白、コラーゲンペプチド(商品名;「マリンマトリックス」 焼津水産化学工業(株)製)、DE25のデキストリン、グアーガム分解物、キチン加水分解物(商品名;「NA−COS−Y」 焼津水産化学工業(株)製)、キトサン加水分解物(商品名;「COS−YS」 焼津水産化学工業(株)製)を攪拌溶解した。次に、この液に、予めコハク酸モノグリセリドをナタネ油と中鎖脂肪の配合油に溶解しておき、その配合油を攪拌しながら投入し、粗乳化させた。更に、ビタミン類、香料を混合し、攪拌しながら15分間放置した。この粗乳化液を、均質圧15MPaと均質圧50MPaで2回均質化処理を行い、乳化液を得た。この乳化液をソフトバッグに300mlずつ充填し、122℃、10分間のレトルト滅菌処理し、乳化液状経腸栄養剤を得た。なお、ミネラル類及びビタミン類は実施例1と同じものを用いた。
[比較例1]
キチン加水分解物の代わりに、キチン(商品名;「PSH」 焼津水産化学工業(株)製)を用いたこと以外は、実施例1に準じて乳化液状経腸栄養剤を得た。
[比較例2]
キチン加水分解物を用いず、DE25のデキストリンを6.3質量%としたこと以外は、実施例1に準じて乳化液状経腸栄養剤を得た。
[比較例3]
キトサン加水分解物の代わりに、キトサン(商品名;「キトサンPL−90」 焼津水産化学工業(株)製)を用いたこと以外は、実施例4に準じて乳化液状経腸栄養剤を得た。
[比較例4]
キトサン加水分解物を用いず、DE25のデキストリンを6.1質量%としたこと以外は、実施例4に準じて乳化液状経腸栄養剤を得た。
[比較例5]
キチン加水分解物もキトサン加水分解物も用いず、DE25のデキストリンを18.9質量%としたこと以外は、実施例7に準じて乳化液状経腸栄養剤を得た。
[比較例6]
キチン加水分解物の添加量を0.55質量%、及びデキストリンの添加量を5.2質量%としたこと以外は、実施例1に準じて乳化液状経腸栄養剤を得た。

































Figure 2006050935

Figure 2006050935
上記実施例1〜7、及び比較例1〜6の乳化液状経腸栄養剤の製造直後、及び180日間20℃で静置後の性状、pH、粘度、平均粒径、チューブ流動性の確認をおこない、表3に結果を示す。
なお、性状は、◎:クリーミングあるいは沈殿物がなく分散状態が非常に良好、○:クリーミングあるいは沈殿物がなく分散状態が良好、△:クリーミングあるいは沈殿物が若干ある、×:クリーミングあるいは沈殿物が十分認められるの四段階で判断した。
pH測定は、pHメーター計(商品名;「D−1」 (株)堀場製作所製)を用いて測定した。
粘度測定は、粘度計(商品名;「DV−E」 ブルックフィールド社製)を用い、液温20℃で測定した。
平均粒径は、超遠心式自動粒度分布測定装置(商品名;「CAPA−700」 (株)堀場製作所製)を用い、回転速度5,000rpmで測定した。
チューブ流動性は6.5Frのチューブを用い、落差70cmにて、乳化液200mlの流出に要する時間を測定した。

Figure 2006050935
上記結果より、キチン加水分解物の代わりにキチンを用いた比較例1、キトサン加水分解物の代わりにキトサンを用いた比較例3、及びキチン加水分解物の添加量が0.5質量%以上である比較例6の乳化液状経腸栄養剤は製造直後に蛋白質の凝集物の生成が認められた。また、キチン又はキトサン加水分解物を含まない比較例2、4、5では、製造直後クリーミングや沈殿物の発生はなく分散状態は良好であったが、20℃で180日間の保存後ではクリーミング、沈殿物及び凝集物の発生がみられ、平均粒径の増加、及び粘度上昇が認められた。
一方、乳化液状経腸栄養剤にキチン加水分解物及び/又はキトサン加水分解物を用いた実施例1〜7は、クリーミング、沈殿物及び凝集物の発生はなく、また、粘度、及び平均粒径は小さく、チューブ流動性のよいものであった。更には、20℃で180日間保存しても特にクリーミング、沈殿物及び凝集物の発生はなく、分散状態の極めて良好で、粘度、平均粒径の変化はほとんど認められなかった。
このように、本発明の乳化液状経腸栄養剤は、経腸栄養剤として使用するための適性に優れており、患者への簡便かつ安定な経腸投与ができ、そして、キチン及び/又はキトサン加水分解物が有する生理活性効果により、患者の関節痛の改善、褥創の発生防止及び治癒の効果が期待できる。
本発明の乳化液状経腸栄養剤は、経口及び経管により胃、腸等の消化器官に簡便かつ安定して栄養液を供給するための経腸栄養剤として利用できる。また、キチン加水分解物、キトサン加水分解物の有する生理活性効果により、関節痛の改善治療剤、褥創の発生防止及び治癒剤としても利用できる。

Claims (4)

  1. キチン加水分解物及び/又はキトサン加水分解物を含有することを特徴とする乳化液状経腸栄養剤。
  2. (A)キチン加水分解物及び/又はキトサン加水分解物、(B)蛋白質及び/又はその分解物、(C)脂質、(D)糖質、(E)乳化剤を主成分として含み、総カロリーが70〜200kcal/100mlで、全液質量に対して(A)0.01〜0.5質量%、(B)2.0〜10.0質量%、(C)1.0〜10.0質量%、(D)10〜30質量%、(E)0.05〜1.0質量%を含有する乳化液状経腸栄養剤。
  3. キチン加水分解物が1〜8個のN−アセチルグルコサミン分子が結合したキチン加水分解物であり、キトサン加水分解物が1〜8個のグルコサミン分子が結合したキトサン加水分解物である請求項1又は2に記載の乳化液状経腸栄養剤。
  4. キチン加水分解物がN−アセチルグルコサミンであり、キトサン加水分解物がグルコサミンである請求項3に記載の乳化液状経腸栄養剤。
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