JP2006049381A - 混成集積回路装置 - Google Patents

混成集積回路装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006049381A
JP2006049381A JP2004224702A JP2004224702A JP2006049381A JP 2006049381 A JP2006049381 A JP 2006049381A JP 2004224702 A JP2004224702 A JP 2004224702A JP 2004224702 A JP2004224702 A JP 2004224702A JP 2006049381 A JP2006049381 A JP 2006049381A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
shield case
hybrid integrated
integrated circuit
thin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004224702A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Takeuchi
政美 竹内
Hironori Urasawa
裕徳 浦澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
NSC Co Ltd
Original Assignee
Toyota Industries Corp
Nigata Semitsu Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp, Nigata Semitsu Co Ltd filed Critical Toyota Industries Corp
Priority to JP2004224702A priority Critical patent/JP2006049381A/ja
Publication of JP2006049381A publication Critical patent/JP2006049381A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract


【課題】 回路基板に搭載される部品とシールドケースの接触を防ぎ薄型の回路基板の強度を補強する構造を提供する。
【解決手段】 薄型かつ小型化のパッケージにするために薄型な回路基板1を用いた混成集積回路において、フリップチップ実装などにより搭載されたICチップやSMD部品等の部品2を利用し、薄厚のシールドケース3との間に粘度の高い絶縁性接着剤4を介在させることで、部品2とシールドケース3のクリアランスを保持しつつ、回路基板1の補強をする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、概して回路基板に搭載された部品とシールドケースの実装をする混成集積回路装置に関し、特には部品を搭載した回路基板とシールドケースとのクリアランスの保持と回路基板の補強をする混成集積回路装置に関する。
回路基板にICチップなどの部品を搭載し構成された混成集積回路装置において、従来から、シールドケースを用いた電磁シールドが行われていた。
例えば、図3に示す薄型かつ小型のパッケージの例では、回路基板1上に部品2を搭載しその上にシールドケース3を実装することで電磁シールドを行っている。
また、特許文献1では、ICチップやコンデンサ、抵抗などの部品を一枚の回路基板の上にまとめて組み込み、小型部品を集積して一つのチップとして扱う、いわゆるハイブリッドIC化することで、部品を個別に扱うのに比べて小型化を行うことができるとともにシールドケースを用いることにより電磁シールドを行うことが提案されている。
また、特許文献2では表面弾性波を利用する表面弾性波素子において、アンダーフィル工法を用いずに素子とパッケージの接続強度を上げ、高性能と安定性を両立する表面弾性波素子の封止構造を用いている。
特許文献3では、シールドケースを利用して部品の振動を抑えることで、回路の特性を向上させている。無線機の電圧制御発信器を固定することでハウリング防止をしている。
特開平6−125191号公報 特開平11−307973号公報 特開2002−244278号公報
しかしながら、図3に示すような薄型かつ小型のパッケージを実現するためには回路基板1に搭載する部品2とシールドケース3の高さを低くする必要がある。その場合、同図に示すように上から押されたときシールドケース3が撓むことで搭載した複数の部品2と接触することを回避するためはクリアランスの保持が必須である。
また、このような薄型のパッケージにおいては回路基板1も薄いものを使用することが多いため、回路基板1に強度があまり無く回路基板1が反ってしまいシールドケース3と実装した部品2が接触する危険性もあるためクリアランスを保持が必須になる。
例えば、SMD(Surface Mount Device)の抵抗、コンデンサなどの部品の電極にシールドケース3が接触するとショートしてしまう危険がある。
また、上記特許文献1〜3は薄型かつ小型パッケージ化、回路基板の補強を目的としたものではなく、特許文献1では、電磁シールドを行うためにシールドケース内に絶縁性接着剤を充填しているため、絶縁性接着剤のキュアに十分な時間が必要であるとともに絶縁性接着剤の使用量が増加しコストアップになる。
また、特許文献2では、表面弾性化素子の固定をすることはできるが回路基板の補強および電磁シールドを備えていない。
また、特許文献3では、部品自体が振動することで回路に及ぼす影響を低減するために筐体を利用して部品を固定するため、回路基板と筐体とのクリアランスが回路基板上の部品にも影響するのでクリアランスを最小限の距離にできなかった。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたものであり、シールドケース3と搭載部品2のクリアランスを小さくしてかつEMC(Electro-Magnetic Compatibility)対策を実施し、さらに搭載部品2とシールドケース3の接触を防ぎ薄型の回路基板1の強度を補強する構造を提供することを目的とする。
本発明の混成集積回路装置は、回路基板に搭載された1以上の部品と、前記回路基板をシールドするシールドケースとの間に絶縁性接着剤を介在させることにより、これら前記部品と前記シールドケースを、クリアランスを保持しつつ接着した構成としてある。本発明によれば、回路基板とシールドケースを絶縁性接着剤により固定することで回路基板を補強できる。
好ましくは、前記回路基板の板厚は0.3mm以下の薄板とした構成とする。本発明によれば、回路基板の反りをシールドケースで抑えることができる。
また、好ましくは、前記シールドケースの板厚は0.15mm以下の薄板とした構成とする。本発明によれば、絶縁性接着剤によりシールドケースの反りを軽減できる。
また、好ましくは、前記絶縁性接着剤の粘度は38PaS〜90PaSでチクソ性4.5〜8の粘度を高くした構成とする。本発明によれば、絶縁性接着剤を使用することで接着の時間を短縮できる。
また、前記絶縁性接着剤を、1以上の前記部品に複数箇所塗布した構成としてある。本発明によれば、1箇所の補強よりもさらに回路基板の補強ができる。
本発明の混成集積回路装置によれば、部品とシールドケースの接触を防止できるためシールドケースの高さを低くでき、パッケージを薄くできる。また、回路基板とシールドケースを直接又は間接的に接続しているため薄型の回路基板の補強ができる。
(実施形態1)
以下に、本発明に係る混成集積回路装置について説明する。図1は本発明の実施の形態に係る混成集積回路装置を示す断面図で、薄型パッケージにするために薄型な回路基板1(ガラスエポキシ、セラミツクなど)を用いて、フリップチップ実装などにより搭載されたICチップとその周辺部品などの部品2を搭載した混成集積回路に薄厚のシールドケース3を実装する工程を示している。
薄型な回路基板1の厚さは0.3mm以下のものを利用し、シールドケース3の板厚は0.1mm以下のものである。
絶縁性接着剤4はSMD(Surface Mount Device)部品のチップコート用樹脂などを利用することが好適であるが、特に限定するものではない。例えば、絶縁性接着剤4の特性は粘度:38PaS〜90PaS(E型粘度計 5rpm 25度)、チクソ性:4.5〜8(E型粘度計)を使用してもよい。
図1は絶縁性接着剤4の塗布について示した図で、上記構成は回路基板1上に部品2を自動実装機によりマウントし、次にリフロー工程を経て部品実装を行い混成集積回路装置の実装を完了する。
完成した混成集積回路装置を検査して、部品の実装等に問題がなければ、工程a〜dに示すように所定の実装部品上にディスペンサ5により絶縁性接着剤を塗布する。その後シールドケース3を被せシールドケース3と部品2を実装した回路基板1を固定する。
ここで、上記に説明した絶縁性接着剤4のパラメータが示すような粘度の高いもの使用することで部品2上または回路基板上1に塗布した絶縁性接着剤4が流れずに図1の工程cに示すような形状をとどめる。この形状は特に図面に示すようでなくてもいいが、自立できていることが望ましい。そして同図工程dに示すように絶縁性接着剤4の性質を利用してシールドケース3と接続する。
シールドケース3のグランドとの接続完了後、約150℃程度で混成集積回路装置に高温度をかけて絶縁性接着剤をキュアする。この温度は低いほど好適である。
部品に再度高い温度をかけることはあまり好ましくないため約150℃でキュアする。この温度が高すぎる場合半田が溶けてしまうためキュアする温度は低い方がよい。
所定の部品は少なくとも安定性があることが好適である。フリップチップ実装されたICチップのようにアンダーフィル工法により固定されているなどの部品が望ましい。
上記構成により回路基板1に搭載した部品2とシールドケース3の間に一定のクリアランスが保持され、絶縁性接着剤4により固定することで回路基板1の補強だけでなくシールドケース3の補強もともに行うことが可能になる。
(実施形態2)
図2は本実施の形態を示す断面図である。図2に示すように本実施形態の混成集積回路装置では、回路基板1上の複数の部品2に複数箇所に絶縁性接着剤4を塗布する構成となっている。このような構成にすることにより薄型でかつ小型のパッケージに対する耐衝撃性が更に向上するという効果を有する。
なお、実施形態の混成集積回路装置においては実施形態を用いて説明したが、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨を逸脱しない限りその他にも適用可能である。
本発明の小型パッケージを示す図である。 複数箇所に絶縁性接着剤を塗布したときの図である。 従来の小型パッケージを示す図である。
符号の説明
1 ・・・ 回路基板
2 ・・・ 部品
3 ・・・ シールドケース
4 ・・・ 絶縁性接着剤
5 ・・・ ディスペンサ

Claims (5)

  1. 回路基板に搭載された1以上の部品と、前記回路基板をシールドするシールドケースとの間に絶縁性接着剤を介在させることにより、これら前記部品と前記シールドケースを、クリアランスを保持しつつ接着したことを特徴とする混成集積回路装置。
  2. 前記回路基板の板厚は0.3mm以下の薄板であることを特徴とする請求項1記載の混成集積回路装置。
  3. 前記シールドケースの板厚は0.15mm以下の薄板であることを特徴とする請求項1記載の混成集積回路装置。
  4. 前記絶縁性接着剤の粘度は38PaS〜90PaSでありチクソ性4.5〜8である粘度の高いことを特徴とする請求項1記載の混成集積回路装置。
  5. 前記絶縁性接着剤を、1以上の前記部品に複数箇所塗布したことを特徴とする請求項1記載の混成集積回路装置。


JP2004224702A 2004-07-30 2004-07-30 混成集積回路装置 Pending JP2006049381A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004224702A JP2006049381A (ja) 2004-07-30 2004-07-30 混成集積回路装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004224702A JP2006049381A (ja) 2004-07-30 2004-07-30 混成集積回路装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006049381A true JP2006049381A (ja) 2006-02-16

Family

ID=36027621

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004224702A Pending JP2006049381A (ja) 2004-07-30 2004-07-30 混成集積回路装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006049381A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008288523A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Fujitsu Media Device Kk 電子部品,及びその製造方法
JP2010226010A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Alps Electric Co Ltd 電子回路ユニット及びその製造方法
JP2010245561A (ja) * 2010-07-13 2010-10-28 Fujitsu Media Device Kk 電子部品の製造方法
US8482931B2 (en) 2008-12-24 2013-07-09 Panasonic Corporation Package structure

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008288523A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Fujitsu Media Device Kk 電子部品,及びその製造方法
US8199527B2 (en) 2007-05-21 2012-06-12 Taiyo Yuden Co., Ltd. Electronic component and manufacturing method therefor
US8482931B2 (en) 2008-12-24 2013-07-09 Panasonic Corporation Package structure
JP2010226010A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Alps Electric Co Ltd 電子回路ユニット及びその製造方法
JP2010245561A (ja) * 2010-07-13 2010-10-28 Fujitsu Media Device Kk 電子部品の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6077813B2 (ja) 圧電モジュール
US7450395B2 (en) Circuit module and circuit device including circuit module
JP2013219738A5 (ja)
JP2010050778A (ja) 圧電デバイス
JP2006032645A (ja) 電子部品用パッケージ
JP2006049381A (ja) 混成集積回路装置
JP2008211773A (ja) 音叉型圧電振動子
JP2012059814A (ja) 電子部品装置およびその製造方法
US9386703B2 (en) Electronic device
JP2007157763A (ja) 回路モジュール
JP2007096519A (ja) 高周波モジュールおよびその製造方法
JP2014175791A (ja) 表面実装用の水晶発振器
US20070177368A1 (en) Communication product having impact-resistant structure and method for fabricating the same
JP2009049258A (ja) 電子部品の実装方法
JP2000012615A (ja) プリント基板
JP2018107570A (ja) 圧電デバイス及びその製造方法
JP2008085742A (ja) 水晶発振器およびその製造方法
JP2007157785A (ja) 電子部品
CN113992174A (zh) 声学装置封装结构
WO2010100864A1 (ja) 電子回路モジュールの製造方法
JP2012028486A (ja) 樹脂封止基板装置と、それらの製造方法
JP6360572B2 (ja) 圧電モジュール
JP6567934B2 (ja) 撮像装置
JP2013157526A (ja) セラミックパッケージおよびセラミックモジュール
JP2008270257A (ja) 半導体装置およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061228

A711 Notification of change in applicant

Effective date: 20080618

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20080618

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090528

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20090602

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091013