JP2006046069A - 内燃エンジンのインテークマニホールド - Google Patents

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Abstract

【課題】消炎装置の組込性を高めるとともに、小型化及び軽量化を図ることができる内燃エンジンのインテークマニホールドを提供すること。
【解決手段】本体に消炎装置12を組み込んで成る内燃エンジンのインテークマニホールドにおいて、前記本体を水平面を含む分割面で複数に分割して少なくともベース部材2Aとカバー部材2Bとで構成し、ベース部材2Aの内部に、その開口部から前記消炎装置12を組み込み、ベース部材2Aとこれに接合される前記カバー部材2Bとで前記消炎装置12を挟持してこれを固定する。より具体的には、ベース部材2Aの長さ方向一端に形成された組付フランジ3の内部に嵌合凹部を形成し、該嵌合凹部に消炎装置12を嵌め込んでこれを組み込むとともに、カバー部材2Bの長さ方向一端に形成された押圧部2cによって前記消炎装置12を押圧してこれを固定する。
【選択図】図6

Description

本発明は、筒状本体に消炎装置を組み込んで成る内燃エンジンのインテークマニホールドに関するものである。
多気筒の4サイクル内燃エンジンの吸気系には、各気筒に吸気を導入するためのインテークマニホールドが設けられるが、特に水上を滑走する水上バイク等のPWC(Personal Water Craft)や船外機等に搭載される内燃エンジンのインテークマニホールドには、シリンダ燃焼室からのバックファイヤーを防ぐための消炎装置(フレームアレスタ)を組み付けることが義務付けられている。
ところで、従来は図7に示すようにインテークマニホールド101を金属鋳物等で一体に構成し、その長さ方向一端に一体に形成された組付フランジ103に消炎装置112を外側から組み込んでいた。即ち、図8に示すように、インテークマニホールド101の組付フランジ103に円穴状の嵌合凹部113を形成し、この嵌合凹部113に円柱状の消炎装置112を外側から組み込んでこれを固定していた。
又、図9に示すように、消炎装置212を予め組み込んで成る細長い円筒状部材230をインテークマニホールド201内に片方から差し込む構造も提案されている(特許文献1参照)。
米国特許第6,601,528号公報
しかしながら、図7及び図8に示すように、インテークマニホールド101の組付フランジ103に消炎装置112を外側から組み込む構造では、組付フランジ103の嵌合凹部113への消炎装置112の突き当て面を確保するために組付部口径(嵌合凹部113の内径)φDが大きくなるとともに、組付フランジ103に不図示の吸気絞り弁を組み付けるボルトをねじ込むための複数(図示例では、4つ)のネジ孔104を形成するスペースを確保する必要があるために組付フランジ103の外径φdも大きくなり、インテークマニホールド101の軽量化及び小型化が困難であるという問題があった。尚、消炎装置112はインテークマニホールド101の組付フランジ103の嵌合凹部113に嵌め込まれるため、その外径φD0
は組付部口径(嵌合凹部113の内径)φD以下(φD0 ≦φD)に設定されている。
又、図9に示す構造では、消炎装置212を予め組み込んで成る細長い筒状部材230が必要となるため、部品点数が増加し、軽量化及び小型化が困難であるという問題がある。
上記問題を解決するため、インテークマニホールド内にその一端開口部から消炎装置を組み入れることも考えられるが、この場合、消炎装置をインテークマニホールドの開口側の一端(吸気絞り弁が組み付けられる組付フランジの反対側)から長いガイドを用いて消炎装置を組み入れる必要があり、その作業が容易ではないという問題がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、消炎装置の組込性を高めるとともに、小型化及び軽量化を図ることができる内燃エンジンのインテークマニホールドを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、本体に消炎装置を組み込んで成る内燃エンジンのインテークマニホールドにおいて、前記本体を水平面を含む分割面で複数に分割して少なくともベース部材とカバー部材とで構成し、ベース部材の内部に、その開口部から前記消炎装置を組み込み、ベース部材とこれに接合される前記カバー部材とで前記消炎装置を挟持してこれを固定したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記ベース部材の長さ方向一端に形成された組付フランジの内部に嵌合凹部を形成し、該嵌合凹部に前記消炎装置を嵌め込んでこれを組み込むとともに、前記カバー部材の長さ方向一端に形成された押圧部によって前記消炎装置を押圧してこれを固定したことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記消炎装置を円柱状に成形し、該消炎装置が嵌合する前記組付フランジの嵌合凹部を円穴状とするとともに、前記カバー部材の押圧部をリング状として該押圧部で前記消炎装置の外周縁部を押圧したことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2又は3記載の発明において、前記ベース部材に形成された前記組付フランジの内径を前記消炎装置の外径よりも小さく設定したことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れかに記載の発明において、前記カバー部材を前記ベース部材に振動溶着にて接合したことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、インテークマニホールドの本体を水平面を含む分割面で分割して成るベース部材の内部に、その開口部から消炎装置を容易に組み込むことができ、その後、ベース部材にその開口部を覆うように被着されるカバー部材とベース部材とで消炎装置を挟持してこれを固定するようにしたため、消炎装置の組込性が高められる。又、インテークマニホールドの組付フランジに消炎装置を外側から組み込む従来構造のように組付フランジの嵌合凹部への消炎装置の突き当て面を大きく確保する必要がないため、組付フランジの外径を小さく抑えることができ、これによってインテークマニホールドの小型化と軽量化を図ることができる。
請求項2及び3記載の発明によれば、ベース部材の組付フランジの内部に形成された嵌合凹部に消炎装置を嵌め込んでこれをカバー部材の押圧部によって押圧して固定するようにしたため、該消炎装置をインテークマニホールド内で確実に固定することができ、消炎装置の外周部の気密性が高められ、この結果、気密性確保のために消炎装置の外周に従来嵌着されていたパッキン材を省略することができる。
請求項4記載の発明によれば、ベース部材に形成された組付フランジの内径を消炎装置の外径よりも小さく設定したため、組付フランジ及びこれに組み付けられるスロットルボディの外径を小さく抑えることができ、インテークマニホールド及びスロットルボディを含むエンジン吸気系の小型化と軽量化を図ることができる。
請求項5記載の発明によれば、カバー部材を振動溶着にてベース部材に容易且つ確実に接合し、消炎装置を組み入れるためのベース部材の開口部をカバー部材で塞いでインテークマニホールドを構成することができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るインテークマニホールドの平面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は図1の矢視B方向の図、図4は図1の矢視C方向の図である。
本実施の形態に係るインテークマニホールド1は、PWC用の4サイクル4気筒エンジンの吸気系に設けられるものであって、樹脂にて筒状に成形された本体2の長さ方向一端は閉塞され、他端は開口しており、この開口する端部には組付フランジ3が一体に形成され、この組付フランジ3には不図示の吸気絞り弁が組み付けられる。即ち、図3に示すように、組付フランジ3の外周部の4箇所に一体に形成された半円柱状ボス部3aには金属製のネジ4がインサートされており、不図示のスロットルボディは、これに形成された4つの円孔(図示せず)に挿通する不図示のボルトを組付フランジ3にインサートされた前記ネジ4にネジ込むことによって組付フランジ3に組み付けられる。尚、吸気絞り弁は、不図示のサイレンサに接続されている。
又、インテークマニホールド1の本体2の側部には、エルボ状の4つの吸気管5が長さ方向に一体に並設されており、各吸気管5は、不図示のエンジン本体のシリンダヘッドに形成された各気筒の吸気ポートに接続されている。
そして、各吸気管5には不図示のインジェクタを取り付けるための取付座6がそれぞれ一体に形成されており、各取付座6にはインジェクタを挿入するための挿入孔(図1及び図3参照)7が貫設されている。又、本体2の隣接する吸気管25の間の2箇所には別の取付座8が一体に形成されており、各取付座8には、不図示の燃料レールを取り付けるためのネジ穴9(図1参照)が形成されている。又、図2〜図4に示すように、本体2の下面の長さ方向2箇所からは取付ブラケット10が斜め下方に向かって一体に突設されており、各取付ブラケット10には円孔11がそれぞれ形成されている。
而して、本実施の形態に係るインテークマニホールド1内には消炎装置12が組み込まれているが、この消炎装置12は以下に説明する組込構造によって本体2の内部に組み込まれている。
ここで、消炎装置12の組込構造を図5及び図6に基づいて説明する。尚、図5はインテークマニホールドの2分割されたベース部材とカバー部材を示す縦断面図、図6は消炎装置の組付要領を示すインテークマニホールドの分解斜視図である。
インテークマニホールド1の本体2は、その一端に形成された組付フランジ3を残して、軸心を通る水平面を含む分割面(図3参照)で上下に2分割されたベース部材2Aとカバー部材2Bとで構成されており、ベース部材2Aには組付フランジ3が一体に形成されている。又、各吸気管5は上下に分割されており、それぞれの分割片はベース部材2Aとカバー部材2Bにそれぞれ一体に形成されている(図6参照)。
そして、ベース部材2Aの長さ方向一端に形成された組付フランジ3の内部には円穴状の嵌合凹部13が形成されており、組付フランジ3の長さ方向内側には、半リング状の嵌合段部2aが一体に形成されている。又、カバー部材2Bの長さ方向一端(ベース部材1Aの組付フランジ3側の一端)には、ベース部材2Aの前記嵌合段部2aの外周面に嵌合する半リング状の嵌合カバー部2bが一体に形成され、その長さ方向内側にはリング状の押圧部2cが垂直に一体に形成されている。
前記消炎装置12は、波板状に成形されたステンレスの金属箔を巻き付けてハニカム状の円柱体として構成されており、これはベース部材2A内に、その開口部から組み込まれ、組付フランジ3の内部に形成された前記嵌合凹部13に嵌め込まれる。
次に、前記カバー部材2Bをベース部材2Aにその開口部を塞ぐように被せ、両部材2A,2Bの分割面同士を合わせるとともに、カバー部材2Bに形成された嵌合カバー部2bをベース部材2Aに形成された嵌合段部2aに上から被せて両者を嵌合させる。そして、その状態でベース部材2Aとカバー部材2Bの分割面同士を振動溶着にて接着して両者を一体化すれば、図2に示すように、内部に消炎装置12を組み込んで成るインテークマニホールド1が得られるが、このとき、消炎装置12は、その外周縁部がカバー部材2Bに形成されたリング状の前記押圧部2cによって押圧されるため、嵌合凹部13内でベース部材2Aとカバー部材2Bによって挟持された状態で固定され、その長さ方向(軸方向)位置が規制される。
以上の要領に従って消炎装置12がインテークマニホールド1の内部に組み込まれるが、図2に示すように、組付フランジ3の内径φDは消炎装置12の外径φdよりも小さく(φD<φd)設定されている。
尚、本実施の形態では、カバー部材2Bのベース部材2Aへの接合手段として振動溶着を採用したが、ボルト接合等、他の任意の接合手段を用いることができる。
而して、不図示のエンジンが始動されると、不図示のエンジンの各気筒に発生する吸気負圧によって新気が不図示の吸気絞り弁によって調量された後、消炎装置12を通過してインテークマニホールド1内に導入され、該インテークマニホールド1の各吸気管5からエンジンに供給されるが、その途中で不図示のインジェクタから燃料が噴射されることによって所定の空燃比の混合気が形成される。そして、混合気は、エンジンの吸気ポートを経て各気筒に供給され、各気筒のシリンダ燃焼室での燃焼に供される。この場合、シリンダ燃焼室からのバックファイヤーは消炎装置12によって確実に遮断され、炎が吸気絞り弁まで逆流して種々の不具合が発生することはない。
以上において、本実施の形態では、インテークマニホールド1の本体2を水平面を含む分割面で2分割して成るベース部材2Aの内部に、その開口部から消炎装置12を容易に組み込むことができ、その後、ベース部材2Aにその開口部を覆うように被着されるカバー部材2Bに設けられた押圧部2cとベース部材2Aとで消炎装置12を挟持してこれを固定するようにしたため、消炎装置12の組込性が高められる。
又、インテークマニホールド1の組付フランジ3に消炎装置12を外側から組み込む従来構造(図7及び図8参照)のように組付フランジ3の嵌合凹部13への消炎装置12の突き当て面を大きく確保する必要がないため、組付フランジ3の外径を小さく抑えることができ、これによってインテークマニホールド1の軽量化と小型化を図ることができる。
更に、本実施の形態では、ベース部材2Aの組付フランジ3の内部に形成された嵌合凹部13に消炎装置12を嵌め込んでこれをカバー部材2Bの押圧部2cによって押圧して固定するようにしたため、該消炎装置12をインテークマニホールド1内で確実に固定することができ、消炎装置12の外周部の気密性が高められ、気密性確保のために消炎装置12の外周に従来嵌着されていたパッキン材を省略することができる。
又、前述のようにベース部材2Aに形成された組付フランジ3の内径φDを消炎装置12の外径φdよりも小さく(φD<φd)設定したため、組付フランジ3及びこれに組み付けられる吸気絞り弁の外径を小さく抑えることができ、インテークマニホールド1及び吸気絞り弁を含むエンジン吸気系の小型化と軽量化を図ることができる。更に、消炎装置12の大きさ(外径φd)を吸気絞り弁の大きさに関係なく自由に設定することができるため、設計自由度が高められる。
その他、本実施の形態では、カバー部材2Bを振動溶着にてベース部材2Aに容易且つ確実に被着し、消炎装置12を組み入れるためのベース部材2Aの開口部をカバー部材2Bで塞いでインテークマニホールド1を構成することができる。ここで、消炎装置12は、メンテナンスフリーの部品であるため、これがインテークマニホールド1内に一旦組み込まれると、その後にインテークマニホールド1を分解して該消炎装置12を取り出す必要はなく、従って、本実施の形態のようにカバー部材2Bを振動溶着にてベース部材2Aに接着することができる。
尚、本実施の形態では、消炎装置12を円柱状としたが、その形状は任意であって、四角柱状、三角柱状等、多角柱形状としても良い。又、本実施の形態では、消炎装置12を吸気の流れに対して直角に配置したが、吸気の流れに対して斜めになるよう傾斜させて設置しても良く、この点においても設計自由度が高められる。
更に、本実施の形態では、カバー部材2Bにリング状の押圧部2cを形成し、この押圧部2cで消炎装置12の全外周縁部を押圧するようにしたが、消炎装置12の一部を押圧部によって部分的に押圧するようにしても良い。
又、本実施の形態では、インテークマニホールド1を構成するベース部材2Aとカバー部材2Bを樹脂にて構成したが、これらを金属鋳物等で構成しても良い。何れの場合であっても、ベース部材2Aの組付フランジ3の内部に嵌合凹部13を形成する必要があるため、成形後には成形型を軸方向にスライドさせてこれを抜く必要がある。
本発明は、消炎装置の設置が義務付けられている舶用(PWC/船外機)多気筒内燃エンジンのインテークマニホールドに対して有用である。
本発明に係るインテークマニホールドの平面図である。 図1のA−A線断面図である。 図1の矢視B方向の図である。 図1の矢視C方向の図である。 本発明に係るインテークマニホールドの2分割されたベース部材とカバー部材を示す縦断面図である。 本発明に係るインテークマニホールドにおける消炎装置の組付要領を示す分解斜視図である。 従来のインテークマニホールドへの消炎装置の組付要領を示す斜視図である。 従来のインテークマニホールドの消炎装置組付部(組付フランジ部)の部分断面図である。 消炎装置のインテークマニホールドへの組込構造の従来例を示すエンジン吸気系の断面図である。
符号の説明
1 インテークマニホールド
2 本体
2A ベース部材
2B カバー部材
2a 嵌合段部
2b 嵌合カバー部
2c 押圧部
3 組付フランジ
4 ネジ
5 吸気管
12 消炎装置
13 嵌合凹部

Claims (5)

  1. 本体に消炎装置を組み込んで成る内燃エンジンのインテークマニホールドにおいて、
    前記本体を水平面を含む分割面で複数に分割して少なくともベース部材とカバー部材とで構成し、ベース部材の内部に、その開口部から前記消炎装置を組み込み、ベース部材とこれに接合される前記カバー部材とで前記消炎装置を挟持してこれを固定したことを特徴とする内燃エンジンのインテークマニホールド。
  2. 前記ベース部材の長さ方向一端に形成された組付フランジの内部に嵌合凹部を形成し、該嵌合凹部に前記消炎装置を嵌め込んでこれを組み込むとともに、前記カバー部材の長さ方向一端に形成された押圧部によって前記消炎装置を押圧してこれを固定したことを特徴とする請求項1記載の内燃エンジンのインテークマニホールド。
  3. 前記消炎装置を円柱状に成形し、該消炎装置が嵌合する前記組付フランジの嵌合凹部を円穴状とするとともに、前記カバー部材の押圧部をリング状として該押圧部で前記消炎装置の外周縁部を押圧したことを特徴とする請求項2記載の内燃エンジンのインテークマニホールド。
  4. 前記ベース部材に形成された前記組付フランジの内径を前記消炎装置の外径よりも小さく設定したことを特徴とする請求項2又は3記載の内燃エンジンのインテークマニホールド。
  5. 前記カバー部材を前記ベース部材に振動溶着にて接合したことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の内燃エンジンのインテークマニホールド。
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