JP2006044230A5 - - Google Patents

Claims (6)

1. 記録素子基板をインクを収容するための容器の一面に配するインクジェット記録用カートリッジの製造方法であって、
   ガラス繊維を含む樹脂材料を用いて形成され、前記容器の前記一面とは対向する側の面に形成されている開口部に、当該開口部を閉じるための蓋を押圧する工程と、
   前記蓋を保持手段に保持させ、前記容器と前記蓋とを振動溶着する工程と、
   を有し、
   前記容器と前記蓋との振動溶着は、前記容器と前記蓋とを当該容器の前記対向する側の面に沿った方向に両者の接触部位全域で同じ振幅で振動させて溶着するものであることを特徴とするインクジェット記録用カートリッジの製造方法。
2. 前記記録素子基板の長手方向と前記容器の前記一面とは対向する側の面の長手方向とが同一方向になるように前記記録素子基板を前記容器に組み付け、前記容器と前記蓋とは前記長手方向に振動して溶着することを特徴とする請求項１に記載のインクジェット記録用カートリッジの製造方法。
3. 前記容器の内部にインク吸収部材が収納されており、前記蓋の前記インク吸収部材に対向する面に、当該インク吸収部材に圧接するように大気連通口を囲んで複数の突起が設けられ、
   前記突起は、振動溶着の際に、前記容器の内部を複数の部屋に仕切る壁が振動方向とは異なる方向へ変位することを規制することを特徴とする請求項１または２に記載のインクジェット記録用カートリッジの製造方法。
4. ガラス繊維を含む樹脂材料を用いて形成され、記録素子基板を一面に配する、インクを収容するための容器と、
   前記容器の前記一面と対向する側の面に配され、前記容器と振動溶着された蓋と、
   を有し、
   前記容器と前記蓋とは、前記容器の前記対向する側の面に沿った方向に当該容器と前記蓋との接触部位全域で同じ振幅で振動させて溶着されたことを特徴とするインクジェット記録用カートリッジ。
5. 前記容器の内部にインク吸収部材が収納されており、前記蓋の前記インク吸収部材に対向する面に、当該インク吸収部材に圧接するように大気連通口を囲んで複数の突起が設けられていることを特徴とする請求項４に記載のインクジェット記録用カートリッジ。
6. 前記突起は、振動溶着の際に、前記容器の内部を複数の部屋に仕切る壁が振動方向とは異なる方向へ変位することを規制することを特徴とする請求項５に記載のインクジェット記録用カートリッジ。