JP2006034617A - ロールアイロナー - Google Patents

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Abstract

【課題】 ガイドテープを交換する必要性が少なくなり、また布類にテープ痕が残らないようにする。
【解決手段】 洗濯、脱水済みの布類を搬送する過程でアイロン掛けする、ロールと加熱ベッドの対を前後複数段具備し、ロール周面を掛回ルートの一部とする、布類誘導用のガイドテープを設けた構成を有するロールアイロナーについて、ガイドテープ14を掛回するルートを前後複数段のロール毎に複数個設定するとともに、前後ロール11を掛回する独立した1組複数個のガイドテープ14を夫々の位置が重ならないようにロール軸の左右にずらせて配置する。1組複数個のガイドテープ14は、ガイドロール11によって導かれる一定の掛回ルートを周回し、各周回ルートでは、端部を重ならせて、布類の受け渡しを行えるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、洗濯、脱水済みの布類を搬送する過程にてアイロン掛けする、ロールと加熱ベッドの対を前後複数段具備し、ロール周面を掛回ルートの一部とする、布類誘導用のガイドテープを設けた構成を有するロールアイロナーに関するものである。
病院やホテル、旅館等から回収した衣類ないし布類を洗濯後折り畳んで、再び納品するサービスでは、洗濯、脱水済みの布類をアイロン掛け乾燥する工程があり、その工程では図3に示すように、布類aを、アイロナーのロールbと加熱ベッドcの間にて圧延しかつ乾燥する。このロールbと加熱ベッドcの対は、通常、前後複数段(即ち複数対〉の配列から成り、1枚の布類aを複数回繰り返して圧延し、乾燥するようになっていることが多い(図4及び図5)。そして、これらのロールbと加熱ベッドcの間に通される布類aの送りを確実にするため、ロール周面を掛回ルートの一部とするガイドテープdが張設されており、ガイドテープdはロール列の外に設けられたガイドロールe、f、gによって誘導され、調整ロールhによって張力などを調整可能である。
ところで、ガイドテープdは閉ループを形成しており、ロールbの回転により、布類aに接触してこれを入口側から出口側へ誘導している。また、各ロールbは周速に差をつけて出口側ほど早く回転するように設けられており、それによって布類aが前後方向へ伸ばされるようにしている。そのためガイドテープdにも常に緊張力が作用しており、時として切断することがあり、テープ張り替えによるライン停止という作業ロスが発生する。また、布類aは、入口側から出口側までガイドテープdを介してロールbによって加圧されるので、布類表面にテープdの痕跡が残り、クレームの対象となることがあった。なお、このようなガイドテープを使用するロールアイロナーの発明は特開平8−107995号などに記載されている。
特開平8−107995号
本発明は前記の点に着目してなされたもので、その課題は、ガイドテープを交換する必要性が少なくなり、また布類にテープ痕が残らないようにすることである。また本発明の他の課題は、作業ロスの少ないロールアイロナーを提供することである。
前記の課題を解決するため、本発明は、洗濯、脱水済みの布類を搬送する過程にてアイロン掛けする、ロールと加熱ベッドの対を前後複数段具備し、ロール周面を掛回ルートの一部とする、布類誘導用のガイドテープを設けた構成を有するロールアイロナーについ
て、ガイドテープを掛回するルートを前後複数段のロール毎に複数個設定するとともに、前後ロールを掛回する独立した1組複数個のガイドテープを夫々の位置が重ならないようにロール軸の左右にずらせて配置するという手段を講じたものである。
本発明のロールアイロナーは、ロールと加熱ベッドの対を搬送方向へ複数段配列した構成を有するもので、ロールは円筒形、加熱ベッドはロールを受け入れる半円筒形の横断面形状を有している。ロールアイロナーの設置段数は最小限2段、上限は不問である。複数段設けられるロールアイロナーは洗濯、脱水済みの布類を搬送する機構の一部でもあり、一方の端部が布類を投入する入口側、他方の端部が布類を排出する出口側であり、脱水済みで入って来た布類はアイロナーを通過することによってアイロンを掛けられると同時に乾燥する。
入口側から出口側へ布類が整然と移動するように、本発明においてもガイドテープを使用する。しかし、従来のガイドテープが、入口側から出口側まで1本のガイドテープから成っていたのに対して、本発明ではロール毎に独立したガイドテープを使用するものとした。故に、2個のロールと加熱ベッドから成るロールアイロナーに対しては2個のガイドテープが、3個のロールと加熱ベッドから成るロールアイロナーに対しては3個のガイドテープが同様にn個のロールと加熱ベッドから成るロールアイロナーに対してはn個のガイドテープを使用する。このn個のガイドテープということは、従来1本のテープで掛回していたものについてのことであるので、ロール軸方向には従来から何本ものガイドテープが使用されており(図5)、その数をm本とすると、従来はm本のテープを必要とするだけであったのに対し、本発明ではn×m本のテープを必要とする、ということになる。
従来は、入口側から出口側まで1箇所に付き1本のガイドテープであったものを、本発明ではロールと同数個のガイドテープが1箇所に付き必要となる訳であるが、これによ
り、従来は搬送される布類の同一箇所を1本のガイドテープで入口側から出口側まで通して押さえ続けていたのに対して、本発明では全部を通して押さえ続けるということがなくなる。したがって布類にテープ痕が残らないとともに、n×m本のテープの1本が切れた程度では、布類の搬送に悪影響を及ぼすこともないため、作業の区切りが付くまでラインを停止せずにおくことも可能となるから、作業ロスを発生させることにも結び付かない。なお、本発明の場合、ガイドテープを短くしたことと、速度差による引っ張り負荷から解放されることの二つの条件によって、テープ寿命が著しく長くなるという利点がある。
本発明は以上の如く構成されかつ作用するものであるから、ロールアイロナーの稼動を通じてガイドテープを交換する必要性がなくなり、また布類の同一箇所を押し続けるものではないためテープ痕が布類に付くことがない。よって本発明により作業ロスの少ないロールアイロナーを提供することができる、という効果を奏する。
以下図示の実施形態を参照して本発明をより詳細に説明する。図1は、本発明に係るロールアイロナー10の縦断面を示しており、円筒形のロール11−1、11−2、11−3と、各ロール外面との間にて布類Aを圧延するための半円筒形の凹みを持った加熱ベッド12−1、12−2、12−3の対により、3段階のアイロナー作業を行うものであ
る。3段のロール、ベッド対の間には、布類Aをロール外面と逆向きに彎曲させるギャップピース13−1、13−2がロール、ベッド対と連続的に設けられている。ギャップピース13−1、13−2は円弧状の構造を持ち、加熱されている布類Aに対して換気、放熱の作用を行うものである。
例示の装置は3段のロール、ベッド対を有しているので、ガイドテープ14−1、14−2、14−3を、各ロール毎に独立した閉ループのものとして布類Aの搬送方向に1組3個ずつ設置する。各ガイドテープ14−1、14−2、14−3は調整ロールを含む前後のガイドロール15、16によって導かれる一定の掛回ルートを周囲するが、各周囲ルートは端部を重ならせて布類Aの受け渡しを支障なく行えるようになっている。1組3個のガイドテープ14−1、14−2、14−3は、一直線上ではなく、一直線上から左右にずらせた配置となっている(図2)。ガイドテープ14−1、14−2、14−3それ自体は、従来と同様繊維製のテープ状のもので良いが、各テープ14−1、14−2、14−3の周長は従来の3分の1近くの短かさになっており、またテープ14−1、14−2、14−3の総数は従来の3倍に増えている。
各ロール11−1、11−2、11−3はロール用モーター17に連動するスプロケット、チェーンから成る伝動機構18により、同期的に駆動されるが、ロール周速の差により布類Aに引張力を作用させていることは従来と同じである。図中、符号19は送り込みコンベア、20はその駆動モーターを示しており、図1において、布類Aは送り込みコンベア19に投入され、左から右へ移動する間にアイロナー10によるアイロン掛け、乾燥が行われる。
即ち、布類Aを送り込みコンベア19に投入すると、布類Aは最初のロール11−1と加熱ベッド12−1との間に導入され、圧延と乾燥作用を受ける。次いでキャップピース13−1を通って2番目のロール11−2と加熱ベッド12−2との間に導かれ、再び圧延と乾燥作用を受ける。この間、布類Aにはガイドテープ14−1、14−2、14−3が接触していて、ロール11−1〜11−3の回転により入口側から出口側へ布類Aを誘導しているが、最初のロール11−1に掛回されているガイドテープ14−1の布類Aに対する接触位置と、2番目のロール11−2に掛回されているガイドテープ14−2の布類Aに対する接触位とは、ずれており、さらに、最後のロール11−3に掛回されているガイドテープ13の布類Aに対する接触位置もずれているので、これらのテープ14−1〜14−3の痕跡が布類Aに残りにくい。
斯くして布類Aは本発明に係るロールアイロナー10においてアイロン掛け、乾燥さ
れ、また、ロール、加熱ベッド対とギャップピースとの彎曲の向きの逆なことにより平坦な状態で、排出コンベアより機外へ排出されることになる。ロールアイロナー10におけるアイロン掛け作業中、布類Aは端部が重なっている1組3個の各ガイドテープ14−1〜14−3によって、投入時点近くから排出されるまで安定的に誘導され、仮にガイドテープの一部が切断したとしても布類Aに対するアイロン掛け作業を中断する必要性はな
く、作業効率の低下を来たすことが少ない。
本発明に係るロールアイロナーの1実施例を示す縦断面説明図。 同上の平面図。 最初のロール、加熱ベッド対を示す従来例における拡大説明図。 従来のロールアイロナーの1例を示す縦断面説明図。 同上の平面図。
符号の説明
10 ロールアイロナー
11−1、11−2、11−3 ロール
12−1、12−2、12−3 加熱ベッド
13−1、13−2 ギャップピース
14−1、14−2、14−3 ガイドテープ
15、16 ガイドロール
19 送り込みコンベア
A 布類

Claims (2)

  1. 洗濯、脱水済みの布類を搬送する過程にてアイロン掛けする、ロールと加熱ベッドの対を前後複数段具備し、ロール周面を掛回ルートの一部とする、布類誘導用のガイドテープを設けた構成を有するロールアイロナーであって、ガイドテープを掛回するルートを前後複数段のロール毎に複数個設定するとともに、前後ロールを掛回する独立した1組複数個のガイドテープを夫々の位置が重ならないようにロール軸の左右にずらせて配置したことを特徴とするロールアイロナー。
  2. 1組複数個のガイドテープは、ガイドロールによって導かれる一定の掛回ルートを周回
    し、各周回ルートでは、端部を重ならせて、布類の受け渡しを行えるように構成されている請求項1記載のロールアイロナー。
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KR200466905Y1 (ko) 2012-06-28 2013-05-13 유한회사 신용세탁소 드럼식 다림질 장치
CN103911839A (zh) * 2014-03-26 2014-07-09 上海金星拉链有限公司 三桥熨平烫带机

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