JP2007117376A - ベルト式ロールアイロナー及びテープ跡軽減方法 - Google Patents

ベルト式ロールアイロナー及びテープ跡軽減方法 Download PDF

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Abstract

【課題】洗濯・脱水後の洗濯物にアイロンをかけて皺を伸ばすベルト式ロールアイロナーにおいて、プレスロールのテープ跡が洗濯物表面に残らないようにし、洗濯物、特にリネン類の仕上げ面の“滑らかさ”を向上させる。
【解決手段】洗濯物通路の最初に位置する第1シリンダ1aと次に位置する第2シリンダ1bの洗濯物挿入部に、貼付き防止テープ10、29が巻回したプレスロール9、27を備えているベルト式ロールアイロナーにおいて、第2プレスロールに巻回する第2テープ29を、第1プレスロール9に巻回する第1テープ10より幅広のテープとし、かつ当該第2テープを、第1テープ10と洗濯物の幅方向同一位置で洗濯物の反対面に押接される位置に配置する。更に、第1プレスロール9のテープ10は、複数本のプレスロールの最初のもの9a又は最後のもの9cを交互に外して巻回する。
【選択図】 図3

Description

この発明は、洗濯・脱水後の洗濯物にアイロンをかけて皺を伸ばすベルト式ロールアイロナー(以下、単に「ロールアイロナー」とも言う。)及び当該アイロナーで洗濯物にアイロン掛けをするときの洗濯物のテープ跡を軽減する方法に関するもので、洗濯物の仕上げ面に滑らかさを与えるために設けられているプレスロールのテープ跡が洗濯物表面に残らないようにする技術に関するものである。
業務用の洗濯ラインに設けられて洗濯済みリネン類の皺伸ばしを行うベルト式ロールアイロナーは、内部に蒸気を入れて加熱した複数本(通常4〜5本)の回転加熱シリンダと、これらのシリンダに掛け回してシリンダ周面にリネンを押し付けながら当該シリンダと同期回転する搬送ベルトにより構成され、洗濯済みリネンの皺伸ばしと仕上乾燥とを行うものである。
図5は、4本の加熱シリンダを備えた従来のロールアイロナの一例を模式的に示した図で、1(1a〜1d)は加熱シリンダ、7は洗濯物の通路、4(4a〜4d)は当該通路に沿って設けられている搬送ベルトである。搬送ベルト4は、洗濯物を加熱シリンダ1に押付けて送るためのもので、少し間隔を開けてシリンダ1の全幅に渡って配置した複数本のベルトで構成されている。加熱シリンダ1は、内部に蒸気を吹き込むことによって加熱され、洗濯物が搬送ベルト4でこれらのシリンダに順次巻き掛けて移送される間に、洗濯物の皺伸ばしと乾燥が行われる。
第1シリンダ1aの洗濯物送入部には、当該シリンダの回転に連れ回りするプレスロール9が取り付けられている。プレスロール9の周面は、図6に示すように、クッションスプリング41を巻きつけて、弾力性を持たせてある。プレスロール9の支軸の両端には、図7に示すように、エアシリンダ42が連結されていて、このエアシリンダに供給される空気圧でシリンダ1aに対するプレスロール9の押圧力を加減している。
アイロンかけするリネンは、ロールアイロナーに入ってくるとき、すなわちプレスロール9で第1シリンダ1aに押付けられるときに最も水分を含んでいる。プレスロールの役割は、水分を含んだリネンが加熱シリンダ1aの入口でプレスロール9により押さえられることにより、全体の形がほぼ成型されることと、リネン表面に“滑らかさ”(繊維表面の平滑さ)を与えることである。通常、ロールアイロナーに投入されるリネンには、重量比率で30〜40%水分を含ませてアイロンを掛けるのが、一番よく皺が伸び、また表面が“滑らかに”仕上がる。この表面の滑らかさを出すためには、プレスロールの圧力をある程度以上に強くすることが必要である。
洗濯物の水分含有率が高いと、洗濯物が加熱シリンダやプレスロールの周面に貼付いて巻き込まれ易くなる。第1プレスロール9は水弁率(水分含有率)が最も高い洗濯物を押圧するので、洗濯物が最も巻き込まれ易い。そこでプレスロール9と洗濯物との間に貼り付防止用のテープ(「リボン」とも呼ばれている。)10を挿入するようにしている。テープ10は、洗濯物通路の幅方向に複数本配置されるが、搬送ベルト4より細く薄く、配置間隔も広く本数も少ない。従来のロールアイロナーには、幅が15mm程度のテープが使われている。テープ10の役割は、洗濯物がプレスロールに貼り付かないように、強制的に剥離させるためのものである。
特開2000‐354700号公報 特開2004‐180829号公報
テープ10は、繊維で作られたもので表面に布目があり、洗濯物、特にシーツやホウフ、枕カバーなどのリネンの仕上げ面にテープのスジ跡が残り、アイロン仕上げの品質を低下させる。また、リネンの仕上げ面を滑らかにするためにプレスロールの押圧力を高くすると、一層テープ跡が強く残り、従来はこの解決方法が無かった。
最近特にラグジュアリーホテルに使用する高級リネンの仕上げ面の高品質要求が一段と強くなっている。テープ跡は、この要求達成の障害になる。
前述したように、ロールアイロナーに投入するときリネンに30%〜40%重量比率の水分を含ませてアイロン掛けを行っているが、本願発明者らの実験の結果、リネンの水分が多く繊維が膨潤して柔らかい状態のときにリネンを押圧する第一番目のプレスロール9でテープ跡が最も強く付くことが分かった。また、加熱シリンダーの表面温度が高いときの方が、テープ跡が強く付くことも分かった。
この発明は、上記のような知見に基づき、ベルト式ロールアイロナーでアイロン掛けされる洗濯物、特にリネン類の仕上げ面の“滑らかさ”をより向上させ、なおかつテープ跡を無くし、更にはベルト跡も付かないようにする技術手段を得ることを課題としている。
本願の請求項1記載の発明は、洗濯物通路の最初に位置する第1シリンダ1aと次に位置する第2シリンダ1bの洗濯物挿入部に洗濯物を当該シリンダに押圧する第1プレスロール9及び第2プレスロール27を備え、これらのプレスロールには洗濯物が当該プレスロールに貼付くのを防止する複数本のテープ10、29が巻回されているベルト式ロールアイロナーにおいて、第2プレスロールに巻回されている第2テープ29が、第1プレスロール9に巻回されてる第1テープ10より幅広のテープであり、かつ当該第2テープが、前記第1テープ10と洗濯物通路7の幅方向同一位置で洗濯物の反対面に押接される位置に配置されていることを特徴とするベルト式ロールアイロナーを提供することにより、上記課題を解決している。
また本願の請求項2記載の発明は、洗濯物通路の最初に位置する第1シリンダ1aの洗濯物挿入部に洗濯物を当該シリンダに押圧する複数本のプレスロール9を備え、これらのプレスロールには洗濯物が当該プレスロールに貼付くのを防止する複数本のテープ10が巻回されているベルト式ロールアイロナーにおいて、前記プレスロールに巻回された複数本の貼付き防止テープ10が、複数本のプレスロールの最初のもの9a又は最後のもの9cを交互に外して巻回されていることを特徴とするベルト式ロールアイロナーを提供することにより、上記課題を解決している。
通常、第1シリンダ1aには3〜5本のプレスロール9を配置し、第2シリンダ1bには1〜2本のプレスロール27を配置する。第1シリンダに配置された第1プレスロール9には、洗濯物の貼り付を防止する第1テープ10を巻回する。第1テープ10としては、通常は幅が15mm程度のものを複数本使用して、当該テープのかけ方は、例えば4本プレスロールの場合は交互に最初と最後の1本のプレスロールを交互に外して3本のプレスロールにテープ10を巻回する。
第2プレスロール27に設ける第2テープ29は、第1テープ10より幅広の、例えば40mm幅のテープを使用する。そして洗濯物通路の幅方向での第2テープ29は、第1テープ10と同一の列になるように配置する。第1シリンダ1aと第2シリンダ1bへの搬送ベルト4a、4bの掛け回し方向の関係で、第2プレスロール27が押圧される洗濯物の面は、第1プレスロール9が押圧された面の反対の面となる。
上記構造を備えたロールアイロナーで洗濯物にアイロン掛けする際に、洗濯物通路の最初に配置されている第1シリンダ1a(必要なら第1シリンダ1aと第2シリンダ1b)に供給する加熱蒸気の蒸気圧を切り換えてその表面温度を制御することにより、更にテープ跡を弱くすることができる。この出願の請求項3記載の発明は、上記構造のベルト式ロールアイロナーを用い、その第1シリンダ又は第1シリンダと第2シリンダとに、洗濯物通路の下流側に位置するシリンダより圧力の低い加熱蒸気を供給して、当該第1又は第1と第2シリンダの表面温度を低く制御してアイロン掛けを行うことにより、テープ跡を弱くすることを特徴とする、ベルト式ロールアイロナーにおける洗濯物のテープ跡軽減方法である。
ロールアイロナーのシリンダには、通常は蒸気圧力が0.8Mpa程度の蒸気を供給しており、このときの表面温度は160℃前後であるが、テープ跡を弱くするときは切り替えスイッチで蒸気圧力を0.2Mpa程度になるように設定値を切り替える。このときの表面温度は120℃程度になる。本願発明者らの実験によれば、この近辺の温度がリネンに滑らかさを出して、さらにテープ跡を少なくするのに最も適当な温度であることが認められた。またシリンダ温度を蒸気圧力で制御することにより、シリンダ表面温度をより正確に制御できることも分かった。テープ跡が付いても支障の無いリネンを仕上げるときは、切り替えスイッチで通常の蒸気圧力で運転する。
なお、搬送ベルト4の張力が強すぎるとリネンにべルト跡が残り、仕上げ品質を悪くする。一方張力が弱すぎるとリネンを加熱シリンダに押さえつける力が弱まり、乾燥能力が低下する問題がある。この問題は、特許文献1で本願の出願人が提案しているベルト張力の自動調整機構を用いて常に最適なベルト張力が維持されるようにすることにより、解決することができる。
洗濯物が第1シリンダ1aから出て第2シリンダ1bに入るときは、洗濯物の表裏が反転して入るので、第1テープ10の跡が付いた面が第2プレスロール27でシリンダ周面に押圧され、同じ列位置に配置された幅広の第2テープ29でプレスされるので、第1テープ10の跡を消す作用が発揮される。洗濯物は第2シリンダ1bに入る時点では乾燥がかなり進んでいるので、第2テープ29の跡はほとんど残らない。そのためプレスロールの押圧力を高くして面の滑らかさを向上させることができ、更にこれより下流側のシリンダ1c・・・で洗濯物の表裏がプレスされることから、テープ跡が無くかつ滑らかな仕上げ面が得られる。
尚、プレスロールで加熱シリンダに押し付けられた方の面が“滑らか”になるので、2箇所のプレスロール9、27で洗濯物、特にリネンの両面を滑らかに仕上げることができる。また、第1シリンダ1aの方が滑らかになるアイロン効果が大きいので、洗濯物に表と裏があるときは、おもて面が第1シリンダ1aの周面に当たる方向にして洗濯物を投入する。
複数本のプレスロール9に複数本のテープ10を交互に最初又は最後の1本のプレスロールを外して巻回することにより、テープの掛かっていない最初または最後のプレスロール9a、9cでテープ跡を消す作用が発揮される。
シリンダ温度は、洗濯物通路の上流側に位置するシリンダ1a、1bの温度を下流側のシリンダ1c〜1fの温度より低く調整して、多段に設けたシリンダ間での乾燥度を平均化することにより、洗濯物に残る搬送ベルトの跡を小さくすることができる。
以下、図面を参照してこの発明の好ましい実施形態を説明する。図1は6本の加熱シリンダ1(1a〜1f)を有するロールアイロナーを示した側面図で、21は装置の筐体、22は洗濯物(リネン)の投入口、23は排出口である。リネン通路の上流側にある第1シリンダ1aと第2シリンダ1bは、第1シリンダ1aがリネン投入口22側から見て奥側上方に位置し、第2シリンダ1bが手前側下方に位置するように配置されており、第1シリンダ1aの下部と第2シリンダ1bの上部は、略同一高さである。
第3シリンダ1cと第4シリンダ1dは、第1及び第2シリンダの対の後方に第1シリンダと第2シリンダの位置関係と同様な位置関係で、すなわち第3シリンダをリネン投入口22側から見て奥側上方に第4シリンダ1dを手前側下方に配置し、第3シリンダ1cの下部と第4シリンダ1dの上部とがほぼ同一高さとなるように配置してある。第3シリンダと第4シリンダの対の背後に設けられた第5シリンダ1eと第6シリンダ1fの配置も同様な位置関係にしてある。
上方のシリンダ1a、1c、1eの搬送ベルト4a、4c、4eは、各シリンダの上部に位置する入口ローラ5a、5c、5eと各シリンダの図で左下部に位置する出口ローラ6a、6c、6eとの間で各シリンダの周面に添設されている。下方のシリンダ1b、1d、1fの搬送ベルト4b、4d、4fは、各シリンダの上部に位置する入口ローラ5b、5d、5fと下部右側に位置する出口ローラ6b、6d、6fとの間で各シリンダに添設されている。
第1シリンダ1aには、3本のプレスロール9が設けられており、これらのプレスロール9には、リネンの張り付きを防止する第1テープ10が設けられている。第2シリンダ1bの入口には、第2プレスロール27とテープガイド28が設けられ、この第2プレスロール27とテープガイド28との間には、第2テープ29が巻回されている。
上記のシリンダ1及び搬送ベルト4の配置により、装置内を通過するリネンは、各シリンダ1の上部よりシリンダ1と搬送ベルト4との間に挿入され、各シリンダの下部において、シリンダ周面から離れて次段のシリンダの上部へと送られている。また機械内を送られるリネンは、複数のシリンダ1の周面に表裏が交互に当接してプレスされている。
第1プレスロール9に設けた複数本の第1テープ10は、図2に示すように、3本のプレスロールの内の最初のもの9aと最後のもの9cとを交互に外して、2本ずつに掛け回されている。このように複数本のプレスロール9の内の最初又は最後の1本を外してそれぞれのテープ10を巻回することにより、リネンにこれらのテープ10の跡ができるだけ残らないようにしている。
更に第2シリンダ1bに設けた第2プレスロール27に掛け回した第2テープ29は、図3に模式的に示すように、第1テープ10より幅広のテープを用い、第1テープ10と同一線上に配置して、プレスロール9で付いたテープ跡を第2テープ29で消すようにしている。テープ幅は、例えば第1テープ10が15mm、第2テープ29が40mmである。
これにより、滑らかな平滑面を得るためにプレスロール9の押圧力を大きくしたときに、第1テープ10の跡がリネンに残るのを軽減して、より良好な仕上品質が得られる。
仕上げ済リネンに残る第1及び第2テープ10、29の跡や搬送ベルト4の跡は、シリンダ温度の制御により軽減することができる。図4は、装置内におけるリネン通路等は省略して、供給蒸気圧力の制御による加熱シリンダの温度制御装置の要部を示した図である。加熱蒸気の供給パイプ33から分岐して各シリンダ1に接続される分岐パイプ34のそれぞれには、蒸気流量調整弁35と、その下流側(シリンダ側)の圧力センサ36とが設けられている。制御装置37は、各圧力センサ36の検出圧力が各シリンダ1に設定された温度に対応する圧力となるように、各蒸気流量調整弁35の開度を制御している。図4の例では、第1シリンダ1aと第4シリンダ1dのドレン温度を検出する温度センサ38が設けられて、これらの検出温度が制御装置37に送られ、圧力センサの検出圧力から算出されるシリンダ温度と温度センサで検出した温度との差を監視し、この差が大きくなったときに適宜補正や警告を行うようにしている。
装置の運転に際しては、装置から排出されるリネンに残っているテープ10の跡が最少となるように、制御装置37の温度調整ダイヤル39を調整することにより、第1シリンダ(必要なら第2シリンダも)の表面温度を制御する。通常、蒸気圧力が0.8Mpa程度のときはシリンダ表面温度が160℃前後となるが、テープ跡を弱くするときは、設定温度を切り替えて蒸気圧力を0.2Mpa程度にする。このときシリンダ表面温度は120℃程度になる。この近辺の温度がリネンに滑らかさを出して、さらにテープ跡を少なくするのに最も適当な温度である。テープ跡が付いても支障の無いリネンを仕上げるときは、切り替えスイッチで通常の蒸気圧力で運転する。
この発明により、プレスロールの押圧力を大きくしたときにテープ跡が仕上げ済み洗濯物に残るのを防止できるので、第1シリンダにおけるプレスロールの押圧力を大きくし、シリンダ周面を研磨仕上することによって、チェスト式アイロナーに近い良好な仕上面を得ることができるようになる。そして、リネンの表裏を交互にシリンダに押接する構造を採用することにより、上記の特徴がよりよく発揮させることができる。
6本の加熱シリンダを備えたロールアイロナーの一例を示した側面図 第1プレスロールに設ける第1テープの配置を示した斜視図 第1テープと第2テープの位置関係を示す模式図 加熱シリンダの温度制御装置の要部を示す側面図 従来構造のロールアイロナーの一例を示す側面図 プレスロール周面のクッションスプリングの説明図 プレスロールの押圧構造の説明図
符号の説明
1a 第1シリンダ
1b 第2シリンダ
7 洗濯物通路
9,9a,9c プレスロール
10 第1テープ
27 第2プレスロール
29 第2テープ

Claims (3)

  1. 洗濯物通路の最初に位置する第1シリンダ(1a)と次に位置する第2シリンダ(1b)の洗濯物挿入部に洗濯物を当該シリンダに押圧する第1プレスロール(9)及び第2プレスロール(27)を備え、これらのプレスロールには洗濯物が当該プレスロールに貼付くのを防止する複数本のテープ(10,29)が巻回されているベルト式ロールアイロナーにおいて、第2プレスロールに巻回されている第2テープ(29)が、第1プレスロールに巻回された第1テープ(10)と洗濯物通路(7)の幅方向同一位置で洗濯物の反対面に押接される位置に設けられた第1テープより幅広のテープであることを特徴とする、ベルト式ロールアイロナー。
  2. 洗濯物通路の最初に位置する第1シリンダ(1a)の洗濯物挿入部に洗濯物を当該シリンダに押圧する複数本のプレスロール(9)を備え、これらのプレスロールには洗濯物が当該プレスロールに貼付くのを防止する複数本のテープ(10)が巻回されているベルト式ロールアイロナーにおいて、前記プレスロールに巻回された複数本の貼付き防止テープ(10)が、複数本のプレスロールの最初のもの(9a)又は最後のもの(9c)を交互に外して巻回されていることを特徴とする、ベルト式ロールアイロナー。
  3. 請求項1又は2記載のベルト式ロールアイロナーを用い、その第1シリンダ又は第1シリンダと第2シリンダとに、洗濯物通路の下流側に位置するシリンダより圧力の低い加熱蒸気を供給して、当該第1又は第1と第2シリンダの表面温度を低く制御してアイロン掛けを行うことにより、テープ跡を弱くすることを特徴とする、ベルト式ロールアイロナーにおける洗濯物のテープ跡軽減方法。
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