JP2006033631A - 固体撮像装置及びサンプリング回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 サンプリング回路自体の不均一性に起因する列方向(又は行方向)に相関を持った固定パターンノイズの発生を防止した固体撮像装置を提供する。
【解決手段】 光電変換素子PDからの信号をサンプリングするサンプリング回路を備える固体撮像装置であって、サンプリング回路は、光電変換素子PDからの信号を保持するためのサンプリングキャパシタCSHと、光電変換素子PDからの信号をサンプリングキャパシタCSHに伝達する又はその伝達を遮断するサンプリングMOSスイッチM12と、サンプリングMOSスイッチM12のソース及びドレイン電極のうちのサンプリングキャパシタCSHに近い電極とサンプリングMOSスイッチM12のゲート電極とに接続されたダンピングキャパシタCDSとを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラを代表とする画像入力装置などに好適な固体撮像装置に関し、特にMOS又はCMOS型撮像素子からの信号を読み出すサンプリング回路に関する。
ビデオカメラ、デジタルスチルカメラを代表とする画像入力装置の普及に伴い、様々な固体撮像装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図11は、従来の固体撮像装置の回路図である。単位画素(光電変換素子)が、フォトダイオードPD、読み出しMOSトランジスタM1、フローティングディフュージョンFD、リセットMOSスイッチM2、増幅MOSスイッチM3、行選択MOSスイッチM4で構成され、垂直シフトレジスタ90が画素を同一行ごとに動作を制御している。列信号線VSIGn、VSIGn+1には、サンプリングMOSスイッチM12、クランプキャパシタCCL、サンプリングキャパシタCSH、クランプMOSスイッチM16により構成された相関2重サンプリング回路(Correlated Double Sampling回路;以後CDS回路という。)が接続され、CDS回路で画素の固定パターンノイズが抑圧された信号が、水平シフトレジスタ91で制御された列選択MOSスイッチM14を介して水平信号線HSIGに出力され、増幅回路AMP92及びCDS93を経て、画像信号として出力される。なお、水平信号線HSIGには、水平信号線リセットパルスΦHRに同期したバイアス電圧VHBを水平信号線HSIGに印加するためのVHB印加回路(水平信号線リセットMOSスイッチM15、定電圧源VHBが接続されている。
図12は、図11に示された従来の固体撮像装置の動作を示すタイミングチャートである。単位画素の詳細な動作は以下のようになっている。図12に示されるように、ある水平ブランキング期間HBLK中、該当する水平走査ライン(例えばm行目)の画素行について、まず垂直シフトレジスタ90から出ている行リセットパルスΦVRSTmにより、フローティングディフュージョンFDを電源電圧VDDにリセットする。すぐに、行選択パルスΦVSLmを立ち上げて、フローティングディフュージョンFDがリセット状態にある画素のリセットレベルを列信号線VSIGnに出力させる。
この画素のリセットレベルを列信号線VSIGnに接続されたCDS回路が第1のサンプリング動作(以後、クランプという。)を行う。このクランプは、サンプリングMOSスイッチM12を通って画素のリセットレベル(第1の画素信号)がクランプキャパシタCCLの第1電極(サンプリングMOSスイッチM12と接続されている電極)に与えられ、クランプMOSスイッチM16を介してクランプ電圧VCLがクランプキャパシタCCLの第2電極(クランプMOSスイッチM16と接続されている電極)に与えられている間に、クランプMOSスイッチM16の制御電極(以後、ゲート電極という。)に入るクランプパルスΦCLが立下げることで、クランプキャパシタCCLとサンプリングキャパシタCSHの接続点をクランプ電圧VCLに保持する動作が行われる(t=t1〜t=t2)。
その後、同じ水平ブランキング期間HBLKの中盤に行読み出しパルスΦVRDmが立ち上がることで、フォトダイオードPDから信号電荷がフローティングディフュージョンFDに転送されると、列信号線VSIGnには信号電荷に応じた変化が信号レベル(第2の画素信号)として現れるので、この信号レベルをCDS回路が第2のサンプリング動作(以後サンプル)をする。このサンプルは、サンプリングパルスΦSHを立ち下げることで、列信号線VSIGnの電圧変化(信号レベルとリセットレベルの差分)がクランプキャパシタCCLとサンプリングキャパシタCSHの接続点に保持される(t=t3〜t=t4)。このとき、その接続点に保持される電圧は、クランプ電圧VCLを基準に信号レベルとリセットレベルの差分のクランプキャパシタCCLとサンプリングキャパシタCSHの容量分割比分だけ変化した値になり、これにより単位画素の増幅MOSスイッチM3に含まれる閾値電圧バラツキは差し引かれ、画素の固定パターンノイズが抑圧される。
ここで保持された電圧は、水平シフトレジスタ91により制御された列選択MOSスイッチM14を介して、列ごとに順次水平信号線HSIGに現れる(t=t5〜t=t6)。このとき、サンプリングキャパシタCSHと水平信号線HISGの容量CHの容量分割により水平信号線HSIGの電圧が変化し、それが画素の信号になって出力される。
特開平10−173997号公報
しかしながら、このような従来のサンプリング回路では、各列信号線に接続されているCDS回路を構成するMOSスイッチの閾値電圧のバラツキ(各列信号間におけるバラツキ)に起因する固定パターンノイズが発生するという問題がある。
複数のサンプリング回路において、それぞれのサンプリング電圧にバラツキが発生する支配的なメカニズムは次の通りである。
サンプリング回路は、図13(a)に示されるように、基本的にMOSスイッチとキャパシタCSHで構成され、MOSスイッチをON状態からOFF状態になるようゲート電圧ΦSHを変化させることにより動作する。この等価回路は、MOSスイッチがON状態のときが図13(b)、MOSスイッチがOFF状態のときが図13(c)に示される回路となる。図13(a)の等価回路に示されるように、ON状態では入力信号VINとサンプリングキャパシタCSHは導通状態にあり、サンプリングパルスΦSHがMOSスイッチのゲートキャパシタンスCGで容量結合した形になっている。ただし、ゲートキャパシタンスの一方でCGは、ゲートソース間容量CGS、ゲートドレイン間容量CGD、及びMOSスイッチが線形領域の動作点に入っているときのゲート酸化膜(チャネル間)容量CGOの合計である。一方、図13(c)の等価回路に示されるように、OFF状態では容量モデルが変化し、入力信号VINはゲートドレイン間容量CGDを介してサンプリングパルスΦSHと容量結合し、サンプリングキャパシタCSHはゲートソース間容量CGSを介してサンプリングパルスΦSHと容量結合し、入力信号VINとサンプリングキャパシタCSHとの間は非導通状態になっている。
このようなMOSスイッチのキャパシタンスモデルを用いて、図14(a)に示されるように、同じ2つのサンプリング回路が異なる閾値電圧Vth1、Vth2を持ったMOSスイッチで構成されている時に、図14(b)に示されるような閾値電圧の差(バラツキ)ΔVthに起因して、次に式で示されるように、サンプリングされる電圧の差(バラツキ)ΔSHが発生する。
Figure 2006033631
このようなメカニズムに従って、図11に示された従来の固体撮像装置においては、以下のような動作フェーズにおいてバラツキが発生する。
(クランプフェーズ;図12におけるt=t1〜t=t2)
図15(a)は、このフェーズ、すなわち第1の画素信号をサンプリングする動作に関して、従来回路の中でクランプフェーズにだけ関係した部分だけを示す回路図である。このとき、クランプパルスΦCLが入るクランプMOSスイッチM16の閾値バラツキをΔVth-clamp、そのクランプMOSスイッチM16のゲートソース間容量をCGS、サンプリングキャパシタ容量をCSH、クランプキャパシタ容量をCCLとすると、サンプリングキャパシタに蓄積される電荷のバラツキΔQCSH-clamp(閾値バラツキを電荷に換算したもの)は次の式で示される。
Figure 2006033631
(サンプルフェーズ;図12におけるt=t3〜t=t4)
図15(b)は、このフェーズ、すなわち第2の画素信号をサンプリングする動作に関して、従来回路の中でサンプルフェーズにだけ関係した部分だけを示す回路図である。このとき、サンプルパルスΦSHが入るサンプリングMOSスイッチM12の閾値バラツキをΔVth-sample、そのMOSスイッチのゲートソース間容量をCGS、サンプリングキャパシタ容量をCSH、クランプキャパシタ容量をCCLとすると、サンプリングキャパシタに蓄積される電荷のバラツキΔQCSH-sampleは次の式で示される。
Figure 2006033631
(水平出力フェーズ;図12におけるt=t5〜t=t6)
図15(c)は、このフェーズ、すなわちサンプリングキャパシタに記憶された信号電圧を水平信号線に出力する動作に関して、従来回路の中で水平出力フェーズにだけ関係した部分だけを示す回路図である。このとき、列選択パルスΦHnが入る列選択MOSスイッチM14の閾値バラツキをΔVth-HSW、そのMOSスイッチのゲートソース間容量をCGS、ゲートドレイン間容量をCGD、及びCGSとCGDとゲート酸化膜容量の合計をCGとすると、サンプリングキャパシタと水平信号線容量CHを持つ水平信号線に現れる電荷量のバラツキΔQCSHCH-Houtは次の式で示される。
Figure 2006033631
以上の3つのフェーズにおいて、個々に独立したMOSスイッチの閾値バラツキにより電荷バラツキが発生するため、すべてのフェーズのバラツキが加算され、縦筋状の固定パターンノイズになる。水平信号線に現れる信号電圧のばらつきに直すと、次の式のようになる。
Figure 2006033631
つまり、各列信号に接続されたCDS回路を構成するクランプMOSスイッチM16、サンプリングMOSスイッチM12及び列選択MOSスイッチM14の閾値電圧のバラツキ(各CDS回路間における不均一性)に起因して、同一の入力信号であっても、各列ごとに、異なる電圧が生じることになる。この結果、従来の回路構成ではMOSスイッチの閾値バラツキを取り除かない限り縦筋状の固定パターンノイズが抑圧できないことを意味している。
そこで、本発明は、サンプリング回路自体の不均一性に起因する列方向(又は行方向)に相関を持った固定パターンノイズの発生を防止した固体撮像装置等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る固体撮像装置は、光電変換素子からの信号をサンプリングするサンプリング回路を備える固体撮像装置であって、前記サンプリング回路は、前記信号を保持するためのキャパシタであるサンプリングキャパシタと、前記信号を前記サンプリングキャパシタに伝達する又はその伝達を遮断するMOSトランジスタであるサンプリングMOSスイッチと、前記サンプリングMOSスイッチのソース及びドレイン電極のうちの前記サンプリングキャパシタに近い電極と前記サンプリングMOSスイッチのゲート電極とに接続されたキャパシタである第1ダンピングキャパシタとを備えることを特徴とする。このとき、前記第1ダンピングキャパシタの容量は、前記サンプリングMOSスイッチのソース電極と基準電位間の容量、ドレイン電極と基準電位間の容量及び前記サンプリングMOSスイッチ固有の容量から定まる値とする。
これによって、複数のサンプリング回路においてサンプリングMOSスイッチの閾値電圧にバラツキがあっても、サンプリングキャパシタに入る電荷量はそのバラツキの影響を受けることがないので、サンプリングフェーズにおける信号バラツキが防止され、サンプリング回路自体の不均一性に起因する列方向(又は行方向)に相関を持った固定パターンノイズの発生が防止される。
また、前記サンプリング回路はさらに、前記サンプリングキャパシタと出力線との接続をON又はOFFにするMOSスイッチである列選択MOSスイッチと、前記列選択MOSスイッチのソース及びドレイン電極のうちの前記サンプリングキャパシタに近い電極と前記列選択MOSスイッチのゲート電極とに接続されたキャパシタである第2ダンピングキャパシタとを備えてもよい。このとき、前記第2ダンピングキャパシタの容量は、前記列選択MOSスイッチのソース電極と基準電位間の容量、ドレイン電極と基準電位間の容量、前記列選択MOSスイッチ固有の容量及び前記サンプリングMOSスイッチ固有の容量から定まる値とする。
これによって、複数のサンプリング回路において列選択MOSスイッチの閾値電圧にバラツキがあっても、サンプリングキャパシタから出力線に出力される信号はそのバラツキの影響を受けることがないので、水平出力フェーズにおける信号バラツキが防止され、サンプリング回路自体の不均一性に起因する列方向(又は行方向)に相関を持った固定パターンノイズの発生が防止される。なお、出力線とは、例えば、1行分の画素信号を水平シフトレジスタからの列選択信号に従って順次出力する水平信号線である。
また、前記サンプリング回路はさらに、前記出力線にバイアス電圧を印加するバイアス電圧印加回路を備え、前記バイアス電圧印加回路は、前記列選択MOSスイッチをON状態からOFF状態にする制御信号に同期して、前記出力線に印加するバイアス電圧を変化させてもよい。
これによって、前記サンプリング回路が、前記光電変換素子からの信号を伝達する列信号線と前記サンプリングMOSスイッチとの間に接続されたキャパシタであるクランプキャパシタと、前記クランプキャパシタにクランプ電圧を与えるクランプ電圧印加回路とを備え、前記光電変換素子からの信号に対して相関2重サンプリングをする場合や、前記サンプリング回路が、前記サンプリングMOSスイッチと前記サンプリングキャパシタとの間に接続されたキャパシタであるクランプキャパシタと、前記クランプキャパシタにクランプ電圧を与えるクランプ電圧印加回路とを備え、前記光電変換素子からの信号に対して相関2重サンプリングをする場合において、クランプパルスに同期して出力線へのバイアス電圧を変調するので、クランプフェーズにおける信号バラツキが防止され、サンプリング回路自体の不均一性に起因する列方向(又は行方向)に相関を持った固定パターンノイズの発生が防止される。
また、前記固体撮像装置は、1列分の光電変換素子ごとに、前記サンプリング回路を2つ備え、前記2つのサンプリング回路は、前記1列分の光電変換素子からの信号を伝達する1つの列信号線を共通の入力とするように並列に接続されていてもよい。これによって、1つの列信号線(又は、行信号線)につき2つのサンプリング回路を備える方式、つまり、相関2重サンプリングと異なるサンプリング方式についても、各サンプリング回路自体の不均一性に起因する列方向(又は行方向)に相関を持った固定パターンノイズの発生が防止される。
また、前記サンプリング回路はさらに、前記サンプリングキャパシタと出力線との接続をON又はOFFにするMOSスイッチである列選択MOSスイッチを有し、前記サンプリングキャパシタに保持された信号を前記出力線に出力する際に、前記列選択MOSスイッチを非導通状態から導通状態にした後に非導通状態にしてもよい。これによって、列選択MOSスイッチから発生する固定パターンノイズを打ち消すことができる。
また、前記第1ダンピングキャパシタや第2ダンピングキャパシタを、前記MOSスイッチのソース及びドレイン電極のうちの前記サンプリングキャパシタに近い電極と前記MOSスイッチのゲート電極とそれら2つの電極に挟まれた前記MOSスイッチのゲート酸化膜とから構成してもよい。つまり、前記第1及び第2ダンピングキャパシタをMOSスイッチと一体に形成してもよい。これによって、回路面積が縮小化される。
なお、本発明は、以上のような固体撮像装置として実現することができるだけでなく、固体撮像装置が備えるサンプリング回路単体として実現してもよい。MOSスイッチとサンプリングキャパシタを使用したサンプリング回路であれば、固体撮像装置用のサンプリング回路だけに限られず、他の装置用のサンプリング回路として適用することもできるからである。
本発明によれば、列サンプリング回路を有するMOS型又はCMOS型撮像素子などについて、各列信号線(又は各水平信号線)に接続された列サンプリング回路(又は行サンプリング回路)から副次的に発生する縦筋状の固定パターンノイズを効果的に打ち消すことができる。
さらに、列CDS回路を用いた固体撮像装置では、従来の方式では、MOSスイッチの持っている各部容量を無視できるぐらいにサンプリングキャパシタやクランプキャパシタを大きくしなければ縦筋状の固定パターンノイズを低減することができないのに対して、本発明では、必要最小限のサンプリングキャパシタ容量やクランプキャパシタ容量で済ますことができ、固体撮像装置の小型化が可能なる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における固体撮像装置の回路図である。図11に示された従来の回路と比較して回路上変更されている特徴的な点は、列信号線VSIGn、VSIGn+1毎に接続されたCDS回路(列CDS回路)の接続とその列CDS回路における素子構成である。この列CDS回路は、クランプキャパシタCCL、サンプリングMOSスイッチM12、サンプリングキャパシタCSH、列選択MOSスイッチM14、サンプリングMOSスイッチM12のゲートソース間容量を増加させる追加キャパシタ(以後ダンピングキャパシタ)CDS、列選択MOSスイッチM14のダンピングキャパシタCDC、水平信号線HSIGにクランプパルスΦCLに同期したバイアス電圧VHBを印加するVHB変調回路(水平信号線リセットMOSスイッチM15、定電圧源V0、抵抗R1、R2)及び列選択MOSスイッチM14の制御用ゲート回路(ゲート付きMOSスイッチG1、G2)により構成されている。
図2は、図1に示された固体撮像装置の動作を示すタイミングチャートである。m行目の画素行の動作は次に通りである。まず、水平ブランキング期間HBLKのはじめに、垂直シフトレジスタ90から行リセットパルスΦVRSTmが発生し、m行目の画素についてフォトダイオードPDで光電変換された信号電荷を信号電圧に変換するフローティングディフュージョンFDを電源電圧VDDにリセットする。
次にクランプフェーズ(t≦t1)に移り、行選択パルスΦVSLm、サンプルパルスΦSH、クランプパルスΦCL、クランプ兼水平信号線リセットパルスΦCL−HRが立ち上がる。このとき、列信号線(VSIG1,...,VSIGn,...,VSIGN)にはm行目の画素からフローティングディフュージョンFDをリセットした第1の画素信号が出力され、列信号線VSIGnの電圧が第1の画素信号になっている状態でサンプリングキャパシタCSHのサンプリングMOSスイッチM12側の電極にバイアス電圧VHBが与えられる。なお、このときのバイアス電圧VHBは、クランプパルスΦCLのHigh状態における電圧を抵抗R1及びR2で分圧した電圧と定電圧V0とを加算した値である。
その後、クランプパルスΦCLが立下り、このクランプパルスΦCLがゲート付きMOSスイッチG1を介して列選択MOSスイッチM14をOFF状態にするので、サンプリングキャパシタCSHがバイアス電圧VHBにクランプされる(t=t1〜t=t2)。このとき、バイアス電圧VHBは、クランプパルスΦCLの立下りに同期して、一定電圧(クランプパルスΦCLの電圧と抵抗R1及びR2で定まる電圧)だけ下降する。バイアス電圧VHBをサンプリングキャパシタCSHに与える必要がなくなればクランプ兼水平信号線リセットパルスΦCL−HRを立ち下げ、クランプフェーズを完了する。
次に、サンプルフェーズに入る前にフォトダイオードPDで光電変換した信号電荷をフローティングディフュージョンFD転送するため垂直シフトレジスタ90から列読み出しパルスΦVRDmを発生する。すると、フローティングディフュージョンFDの電位がフォトダイオードPDで光電変換された信号電荷の数に応じて変化し、m行目の画素から第2の画素信号が出力される。
この後サンプルフェーズに入るが、すでに列信号線VSIGnには第2の画素信号が出力されているので、クランプキャパシタCCLとサンプリングMOSスイッチM12を介して容量結合によりサンプリングキャパシタCSHのサンプリングMOSスイッチM12側の電極に、バイアス電圧VHBを基準にした第1と第2の画素信号の差分、つまり画素内の増幅MOSスイッチM3の閾値バラツキ(画素の固定パターンノイズ)が差し引かれた、光電変換の電荷量だけに依存した電圧が現れる。サンプルフェーズ(t=t4〜t=t5)では、サンプルパルスΦSHを立ち下げる動作を行いサンプリングキャパシタCSHに信号を保持させ、このフェーズを完了する。
画素のフローティングディフュージョンFDをリセットする動作からサンプルフェーズが水平ブランキング期間HBLK中に行われ、その後の水平映像期間中、水平出力フェーズ(t=t6〜t=t7)では、サンプリングキャパシタCSHに保持された画素信号が水平シフトレジスタ91から水平方向に順次発生する列選択パルスΦHnにより、m行目の画素の端から順に水平信号線HSIGに現れる。おのおのの画素信号が現れる前に、水平信号線HSIGをリセットする必要があるので1画素期間(1pixel)の最初にクランプ兼水平信号線リセットパルスΦCL−HRを発生させる。1画素期間の後半に列選択パルスΦHnを発生し、サンプリングキャパシタCSHに保持された画素信号を水平信号線HSIGに出力させ、1画素期間中の電圧変化を増幅回路AMP92の出力に接続されたCDS回路93で検出し、画素信号として出力する。なお、列選択MOSスイッチM14の制御用ゲート回路(ゲート付きMOSスイッチG1、G2)によって、水平ブランキング期間HBLK中はクランプパルスΦCLにより、水平映像期間中は列選択パルスΦHnにより、列選択MOSスイッチM14が制御されるように切り替えられる。
次に、本実施の形態の固体撮像装置において、列毎に接続された個々の列CDS回路が固定パターンノイズを発生しないメカニズムを説明する。
図3(a)〜(d)は、そのメカニズムを説明するための回路図である。図3(a)は、本実施の形態におけるサンプリング回路を示す。ここでは、入力信号側にCIという容量性の信号源を有し、サンプリングMOSスイッチQ1のドレインが接続されている。サンプリングMOSスイッチQ1のソース側にはサンプリングキャパシタCSが接続され、サンプリングMOSスイッチQ1のゲートソース間にダンピングキャパシタCDが接続された構成になっている。本図に示されるように、サンプリングMOSスイッチQ1のゲートソース間にダンピングキャパシタCDを追加することで、複数あるサンプリング回路においてMOSスイッチの閾値にバラツキがあったとしても、サンプリングする電圧にバラツキを生じないようにすることができる。
図3(b)及び(c)は、それぞれ、サンプリングMOSスイッチQ1がON状態とOFF状態における等価回路(キャパシタンスモデル)である。ゲートキャパシタンスCGは、ゲートソース間容量CGS、ゲートドレイン間容量CGD、ゲート酸化膜容量CGOの合計を表す。つまり、以下の式が成り立つ。
G=CGS+CGD+CGO
いま、図3(d)に示されるように、サンプリングパルスΦSが電源電圧VDDからサンプリングMOSスイッチQ1の閾値Vthに達するまでをA期間、その後GNDに至るまでをB期間とすると、サンプリング回路はA期間においては図3(b)に示される等価回路となり、B期間においては図3(c)に示される等価回路となる。これらの等価回路から、A期間とB期間それぞれにおいてサンプリングキャパシタCSに入る電荷量QCS-A(Vth)とQCS-B(Vth)は、以下の式で表される。
Figure 2006033631
この結果、閾値の違う(Vth1、Vth2)サンプリングMOSスイッチで構成された2つのサンプリング回路のサンプリングキャパシタCSにおけるA期間、B期間に入ってくる電荷量の差ΔQCS(A期間における電荷量の差(QA(Vth1)−QA(Vth2))とB期間における電荷量の差(QB(Vth1)−QB(Vth2))の合計)は、
Figure 2006033631
で示される。この電荷量の差ΔQCSをゼロにする条件式、及び、上記ゲートキャパシタンスCGの関係式より、ダンピングキャパシタCDを求めると以下の式となる。
Figure 2006033631
これから、ダンピングキャパシタCDを上記式で表される値にすることで、電荷量の差ΔQCSがゼロとなるので、2つのサンプリング回路でサンプルされる電圧に差が無くなる。
この関係式を本実施の形態に適用することで、図1に示されたダンピングキャパシタCDS及びCDCの容量値を決定することができる。
まず、サンプリングフェーズ(t=t4〜t=t5)で発生する固定パターンノイズを打ち消すための図1に示されたダンピングキャパシタCDSに関しては、
Figure 2006033631
とすればよい。なお、上記式における近似は、以下の関係を利用している。
SH≫CDC+CGSH
また、CG、CGS、CGD、CGOは、それぞれサンプリングMOSスイッチM12のゲート容量、ゲートソース間容量、ゲートドレイン間容量、ゲート酸化膜容量で、CGSHは、列選択MOSスイッチM14のゲートソース間容量である。
次に、クランプフェーズ(t=t1〜t2)と水平出力フェーズ(t=t6〜t=t7)については、クランプと水平出力を同一のMOSスイッチ(列選択MOSスイッチM14)で行っていることから、この列選択MOSスイッチM14のゲートソース間に一定容量のダンピングキャパシタンスCDCを接続することと、クランプバイアスとしてのバイアス電圧VHBをクランプフェーズ(t=t1〜t=t2)におけるクランプパルスΦCLの立下りに同期するように変化(変調)させることで、両フェーズ合わせた固定パターンノイズを打ち消すことができる。
この具体的な条件は、バイアス電圧VHBの電圧変化ΔVHBとダンピングキャパシタCDCの容量をそれぞれ下記の式で示される値にすることである。
Figure 2006033631
ただし、
Figure 2006033631
であり、CGH、CGSH、CGDH、CGOHは、それぞれ列選択MOSスイッチM14のゲート容量、ゲートソース間容量、ゲートドレイン間容量、ゲート酸化膜容量である。
また、VHB変調回路における抵抗R1及びR2の条件は、以下の通りである。
Figure 2006033631
なお、上記クランプフェーズと水平出力フェーズでの条件式の導出方法をより詳細に説明すると以下の通りである。
まず、クランプフェーズにおける電荷量のバラツキを求める。図4は、クランプフェーズにおける電荷量のバラツキを説明するための図であり、図4(a)は、クランプフェーズにおいてサンプリングキャパシタCSHに入る電荷量に影響を与える箇所の回路図であり、図4(b)は、クランプフェーズにおけるクランプパルスΦCLの波形を示す図である。
図4(b)に示されるA期間、B期間それぞれにおいてサンプリングキャパシタCSHに入る電荷QA(Vth)、QB(Vth)は、以下の式で示される。
Figure 2006033631
ただし、バイアス電圧VHBは、クランプパルスΦCLが入力されたときに、列選択MOSスイッチM14から見て水平信号線HSIGが容量性となる(図3(a)に示される容量CIとなる)効果を出すために、以下の式で示されるように、A期間からB期間まで、クランプパルスΦCLに同期して変化させる。
Figure 2006033631
上記電荷の式より、列選択MOSスイッチM14の異なる閾値電圧Vth1、Vth2に起因するクランプフェーズにおける電荷量のバラツキΔQClampは以下の式で表される。
Figure 2006033631
次に、水平出力フェーズにおける電荷量のバラツキを求める。図5は、水平出力フェーズにおける電荷量のバラツキを説明するための図であり、図5(a)は、水平出力フェーズにおいてサンプリングキャパシタCSHに入る電荷量に影響を与える箇所の回路図であり、図5(b)は、水平出力フェーズにおける列選択パルスΦHの波形を示す図である。
図5(b)に示されるA期間、B期間それぞれにおいてサンプリングキャパシタCSHに入る電荷QA(Vth)、QB(Vth)は、以下の式で示される。
Figure 2006033631
上記電荷の式より、列選択MOSスイッチM14の異なる閾値電圧Vth1、Vth2に起因する水平出力フェーズにおける電荷量のバラツキΔQHOUTは以下の式で表される。
Figure 2006033631
以上より、クランプフェーズ及び水平出力フェーズにおける電荷量のバラツキを合わせた電荷量バラツキΔQがゼロになればよいので、
Figure 2006033631
これがゼロになる条件として、下記のCDC又はα(組み合わせ)が導出される。
Figure 2006033631
以上のように、本実施の形態によれば、列CDS回路のサンプリングMOSスイッチM12のゲートソース間に一定容量のダンピングキャパシタCDSを接続したり、列選択MOSスイッチM14のゲートソース間に一定容量のダンピングキャパシタCDCを接続したり、水平信号線へのバイアス電圧VHBをクランプパルスΦCLに同期して変化させたりすることで、列CDS回路の不均一性に起因する縦筋状の固定パターンノイズを効果的に打ち消す、あるいは、抑制することができる。
なお、本実施の形態では、水平信号線へのバイアス電圧VHBをクランプパルスΦCLに同期して変化させたが、水平ブランキング期間HBLK中に列選択パルスΦHnがクランプパルスΦCLと同じタイミングで出力されるならば、そのような水平ブランキング期間HBLK中に出力される列選択パルスΦHnに同期してバイアス電圧VHBを変化させてもよい。つまり、クランプフェーズにおいて列選択MOSスイッチM14をON状態からOFF状態に制御する信号に同期させてバイアス電圧を変調することができるならば、その変調信号はクランプパルスΦCLであっても列選択パルスΦHnであってもよい。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について説明する。
図6は、本発明の実施の形態2における固体撮像装置の回路図である。本実施の形態における固体撮像装置は、基本的には実施の形態1と同様に撮像素子と列CDS回路とから構成されるが、列CDS回路の接続が実施の形態1と異なっている。以下、実施の形態1と異なる点を中心に説明する。
列CDS回路の入力はサンプリングMOSスイッチM12のドレインになっていて、ソース側にクランプキャパシタCCLが接続されている。サンプリングキャパシタCSHはクランプキャパシタCCLと直列接続され、その接続点に列選択MOSスイッチのソースが接続されている。列選択MOSスイッチのドレインが列CDS回路の出力に相当し、水平信号線HSIGに接続されている。水平信号線HSIGには、クランプ兼水平信号線リセットバイアス回路が接続され、バイアス電圧VHBとクランプ兼水平信号線リセットMOSスイッチによって構成されている。
図7は、図6に示された固体撮像装置の動作を示すタイミングチャートである。動作に関する実施の形態1との違いは、サンプリングMOSスイッチM12から見て列信号線VSIGnが容量性ではなく、画素からの信号出力(電圧源)が直接見えるため、図3(a)で示した容量CIの効果を出すために、サンプリングフェーズにおいて列信号線VSIGnをフローティング状態にして、列信号線VSIGnの寄生容量を容量CIとして作用させることにある。そのため、実施の形態1に対して、図7に示すように、サンプリングフェーズでサンプリングパルスΦSHを立ち下げる(t=t4〜t5)前に、列信号線VSIGnを電気的にフローティングにするために、行選択パルスΦVSLm及び画素の負荷に当たるMOSトランジスタM5のゲート電圧φVGを立ち下げている(t=t3〜t4)。その他の動作は実施の形態1と同様になる。
実施の形態2の列CDS回路の回路構成と動作が実施の形態1のそれと少し違うことから、ダンピングキャパシタの適正な値を与える式、及びクランプフェーズ(t=t1〜t=t2)でのバイアス電圧VHBの電圧変化を与える係数αは以下のように示される。なお、これらの値の導出方法は、実施の形態1と同様である。
Figure 2006033631
以上のように、本実施の形態によれば、列CDS回路のサンプリングMOSスイッチM12のゲートソース間に一定容量のダンピングキャパシタCDSを接続するとともにサンプリングフェーズにおいて列信号線VSIGnを電気的にフローティングにしたり、列選択MOSスイッチM14のゲートソース間に一定容量のダンピングキャパシタCDCを接続したり、水平信号線へのバイアス電圧VHBをクランプパルスΦCLに同期して変化させたりすることで、列CDS回路の不均一性に起因する縦筋状の固定パターンノイズを効果的に打ち消す、あるいは、抑制することができる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3について説明する。
図8は、本発明の実施の形態3における固体撮像装置の回路図である。この固体撮像装置は、列信号線VSIGnごとに、実施の形態1におけるCDS回路に代えて、2つのサンプリング回路(サンプリングMOSスイッチM6、列選択MOSスイッチM8、ダンピングキャパシタCD1及びサンプリングキャパシタCSH1からなるサンプリング回路と、サンプリングMOSスイッチM7、列選択MOSスイッチM9、ダンピングキャパシタCD2及びサンプリングキャパシタCSH2からなるサンプリング回路)を備える。また、実施の形態1における出力回路92及び93等に代えて、2本の水平信号線HSIG1及びHSIG2に接続された差動AMP94を備える。
この固体撮像装置は、撮像素子からの第1の画素信号(リセットしたフローティングディフュージョンFDからの信号)と第2の画素信号(フォトダイオードPDの電荷が転送された後のフローティングディフュージョンFDからの信号)を同一のサンプリング回路でサンプルする相関2重サンプリングと異なり、第1と第2の画素信号を別々のサンプリング回路でサンプルし、独立した2本の水平信号線HSIG1、HSIG2にそれぞれを出力し、それらを差動AMP94の反転入力と非反転入力に与えることで画素の固定パターンノイズを打ち消す方法を実現した回路である。
図9は、図8に示された固体撮像装置の動作を示すタイミングチャートである。サンプリングフェーズにおいては(t=t1〜t2、t3〜t4)、実施の形態2と同様の方法によって、サンプリングキャパシタにおける電荷量のバラツキを無くすことができる。つまり、サンプリングMOSスイッチM6、M7のゲートソース間に接続されたダンピングキャパシタCD1、CD2を実施の形態2と同様にして決定される値にするとともに、サンプリングフェーズにおいて、列信号線VSIGnをフローティングにし、容量性の入力として作用させればよい。
なお、この固体撮像装置では、クランプフェーズが存在しない。よって、水平出力フェーズでは、図9のタイミングチャートに示されるように、列選択MOSスイッチM8、M9から入ってくる電荷を見かけ上打ち消すために、一画素期間(1pixel)の先頭に水平信号線リセット信号ΦHRSTによって水平信号線HSIG1及びHSIG2をリセットした後に、一画素期間の中盤に列選択パルスΦHnを出力することによって列選択MOSスイッチM8、M9を一時的にONさせる。その直後、つまり、列選択MOSスイッチM8、M9がONからOFFになった直後における水平信号線HSIG1及びHSIG2の信号を映像信号とすることで、列選択MOSスイッチから発生する副次的な縦筋状固定パターンノイズを打ち消すことができる。
以上のように、本実施の形態によれば、サンプリングMOSスイッチM6、M7のゲートソース間に一定容量のダンピングキャパシタCD1、CD2を接続するとともにサンプリングフェーズにおいて列信号線VSIGnを電気的にフローティングにしたり、水平信号線を一画素期間中にリセットした後に列選択MOSスイッチを一時的にONさせ、そのOFF状態の直後における水平信号線の信号を映像信号として出力することで、サンプリング回路の不均一性に起因する縦筋状の固定パターンノイズを効果的に打ち消す、あるいは、抑制することができる。
(実施の形態4)
次に、本発明の実施の形態4について説明する。本実施の形態は、実施の形態1〜3の固体撮像装置のサンプリング回路に使われたダンピングキャパシタをMOSトランジスタの構造に組み込むものである。
図10(a)は、本実施の形態におけるMOSトランジスタ(スイッチ)の構造を示す図である。図10(b)に示される通常のMOSトランジスタと比較して分かるように、本実施の形態におけるMOSトランジスタは、ゲート電極とソース拡散がゲート酸化膜を挟んでオーバーラップしている。これによって、そのオーバーラップ部分に発生する寄生容量がダンピングキャパシタCDとして機能するので、実施の形態1〜3のようにMOSトランジスタのゲートソース間に追加で接続するダンピングキャパシタが不要となる。
本発明は、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラを代表とする画像入力装置などに用いられる固体撮像装置として、特にMOS又はCMOS型撮像素子からの信号を読み出すサンプリング回路を備える固体撮像装置等として利用することができる。
本発明の実施の形態1における固体撮像装置の回路図である。 同固体撮像装置の動作を示すタイミングチャートである。 同固体撮像装置のサンプリング回路を示す図である。 同サンプリング回路のクランプフェーズにおける動作を説明する図である。 同サンプリング回路の水平出力フェーズにおける動作を説明する図である。 本発明の実施の形態2における固体撮像装置の回路図である。 同固体撮像装置の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態3における固体撮像装置の回路図である。 同固体撮像装置の動作を示すタイミングチャートである。 (a)は、本発明の実施の形態4におけるMOSトランジスタ(スイッチ)、(b)は、通常のMOSトランジスタの構造を示す図である。 従来の固体撮像装置の回路図である。 従来の固体撮像装置の動作を示すタイミングチャートである。 従来のサンプリング回路を示す図である。 従来の複数のサンプリング回路においてサンプリング電圧のバラツキが発生するメカニズムを説明する図である。 従来のサンプリング回路の各動作フェーズを説明する図である。
符号の説明
PD フォトダイオード
FD フローティングディフュージョン
M1 読み出しMOSトランジスタ
M2 リセットMOSスイッチ
M3 増幅MOSスイッチ
M4 行選択MOSスイッチ
M5 負荷MOSトランジスタ
M6、M7、M12 サンプリングMOSスイッチ
M8、M9、M14 列選択MOSスイッチ
M10、M11、M15 水平信号線リセットMOSスイッチ
SH、CSH1、CSH2 サンプリングキャパシタ
CL クランプキャパシタ
DS、CDC、CD1、CD2 ダンピングキャパシタ
R1、R2 抵抗
0 定電圧源
G1、G2 ゲート付きMOSスイッチ

Claims (12)

  1. 光電変換素子からの信号をサンプリングするサンプリング回路を備える固体撮像装置であって、
    前記サンプリング回路は、
    前記信号を保持するためのキャパシタであるサンプリングキャパシタと、
    前記信号を前記サンプリングキャパシタに伝達する又はその伝達を遮断するMOSトランジスタであるサンプリングMOSスイッチと、
    前記サンプリングMOSスイッチのソース及びドレイン電極のうちの前記サンプリングキャパシタに近い電極と前記サンプリングMOSスイッチのゲート電極とに接続されたキャパシタである第1ダンピングキャパシタと
    を備えることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記第1ダンピングキャパシタの容量は、前記サンプリングMOSスイッチのソース電極と基準電位間の容量、ドレイン電極と基準電位間の容量及び前記サンプリングMOSスイッチ固有の容量から定まる値である
    ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 前記サンプリング回路はさらに、
    前記サンプリングキャパシタと出力線との接続をON又はOFFにするMOSスイッチである列選択MOSスイッチと、
    前記列選択MOSスイッチのソース及びドレイン電極のうちの前記サンプリングキャパシタに近い電極と前記列選択MOSスイッチのゲート電極とに接続されたキャパシタである第2ダンピングキャパシタと
    を備えることを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  4. 前記第2ダンピングキャパシタの容量は、前記列選択MOSスイッチのソース電極と基準電位間の容量、ドレイン電極と基準電位間の容量、前記列選択MOSスイッチ固有の容量及び前記サンプリングMOSスイッチ固有の容量から定まる値である
    ことを特徴とする請求項3記載の固体撮像装置。
  5. 前記サンプリング回路はさらに、前記出力線にバイアス電圧を印加するバイアス電圧印加回路を備え、
    前記バイアス電圧印加回路は、前記列選択MOSスイッチをON状態からOFF状態にする制御信号に同期して、前記出力線に印加するバイアス電圧を変化させる
    ことを特徴とする請求項3記載の固体撮像装置。
  6. 前記サンプリング回路はさらに、
    前記光電変換素子からの信号を伝達する列信号線と前記サンプリングMOSスイッチとの間に接続されたキャパシタであるクランプキャパシタと、
    前記クランプキャパシタにクランプ電圧を与えるクランプ電圧印加回路とを備え、
    前記光電変換素子からの信号に対して相関2重サンプリングをする
    ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  7. 前記サンプリング回路はさらに、
    前記サンプリングMOSスイッチと前記サンプリングキャパシタとの間に接続されたキャパシタであるクランプキャパシタと、
    前記クランプキャパシタにクランプ電圧を与えるクランプ電圧印加回路とを備え、
    前記光電変換素子からの信号に対して相関2重サンプリングをする
    ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  8. 前記固体撮像装置は、1列分の光電変換素子ごとに、前記サンプリング回路を2つ備え、
    前記2つのサンプリング回路は、前記1列分の光電変換素子からの信号を伝達する1つの列信号線を共通の入力とするように並列に接続されている
    ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  9. 前記サンプリング回路はさらに、前記サンプリングキャパシタと出力線との接続をON又はOFFにするMOSスイッチである列選択MOSスイッチを有し、前記サンプリングキャパシタに保持された信号を前記出力線に出力する際に、前記列選択MOSスイッチを非導通状態から導通状態にした後に非導通状態にする
    ことを特徴とする請求項8記載の固体撮像装置。
  10. 前記第1ダンピングキャパシタは、前記サンプリングMOSスイッチのソース及びドレイン電極のうちの前記サンプリングキャパシタに近い電極と前記サンプリングMOSスイッチのゲート電極とそれら2つの電極に挟まれた前記サンプリングMOSスイッチのゲート酸化膜とからなる
    ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  11. 固体撮像素子からの信号をサンプリングするサンプリング回路であって、
    前記信号を保持するためのキャパシタであるサンプリングキャパシタと、
    前記信号を前記サンプリングキャパシタに伝達する又はその伝達を遮断するMOSトランジスタであるサンプリングMOSスイッチと、
    前記サンプリングMOSスイッチのソース及びドレイン電極のうちの前記サンプリングキャパシタに近い電極と前記サンプリングMOSスイッチのゲート電極とに接続されたキャパシタである第1ダンピングキャパシタと
    を備えることを特徴とするサンプリング回路。
  12. 前記サンプリング回路はさらに、
    前記サンプリングキャパシタと出力線との接続をON又はOFFにするMOSスイッチである列選択MOSスイッチと、
    前記列選択MOSスイッチのソース及びドレイン電極のうちの前記サンプリングキャパシタに近い電極と前記列選択MOSスイッチのゲート電極とに接続されたキャパシタである第2ダンピングキャパシタと
    を備えることを特徴とする請求項11記載のサンプリング回路。

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