JP2006032903A - レーザドライバic及びそれを用いた光トランシーバ - Google Patents

レーザドライバic及びそれを用いた光トランシーバ Download PDF

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Abstract

【課題】 端子の個数を増やさずに多様な仕様が満足できるレーザドライバIC及びそれを用いた光トランシーバを提供する。
【解決手段】 故障が検出されたという事象を表す信号をラッチして内部フォールト信号として出力するRSフリップフロップ1と、該RSフリップフロップ1の出力に基づいて駆動機能を不活性化させるディセーブル信号を発生するフォールト信号処理部9を有すると共に、該フォールト信号処理部9の出力の一つは当該レーザドライバICの外部に繋がるフォールト信号出力端子5と接続されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光信号の送受信に使用される光トランシーバに係り、端子の個数を増やさずに多様な仕様が満足できるレーザドライバIC及びそれを用いた光トランシーバに関する。
光通信において光信号の送受信に使用される光トランシーバは、一般に、通信機器本体に対して装着又は着脱可能に構成される。光トランシーバの内部には、受信に用いる受光素子及びその受光信号を増幅する回路と、送信に用いる発光素子及びその発光素子を送信信号で駆動する駆動回路が設けられる。光トランシーバには、発光素子であるレーザやレーザを駆動する回路について故障を診断して駆動を強制停止する機能や、通信機器に故障を知らせる機能があることが望ましい。また、強制停止の状態をリセットする機能もあることが望ましい。これらの機能を合わせてフォールト機能と呼ぶ。
しかし、従来は、フォールト機能を有さない光トランシーバとフォールト機能を有する光トランシーバとがあり、通信機器の仕様に応じてどちらかの型の光トランシーバが使用される。従って、光トランシーバの製造メーカ(あるいは流通業者)は、顧客(通信機器の使用現場)の要望に応じていつでもどちらの型でも出荷できるように準備しておかなければならない。
一方、光トランシーバは、小型化を図るために、レーザを駆動する回路を1つのICに集積化し、さらにフォールト機能のための回路(以下、フォールト回路という)をも同じICに集積化している。つまり、レーザ素子を駆動する回路とそのレーザ素子の故障を検出するフォールト回路とをレーザドライバICに組み込んである。
図2に示されるように、従来のレーザドライバICのフォールト回路は、故障が検出されたという事象を表す信号をラッチして内部フォールト信号として出力するRSフリップフロップ1と、その内部フォールト信号をレーザドライバIC外のフォールト信号に変換するTTLオープンコレクタ型のバッファ11とを備える。
RSフリップフロップ1は、セット信号を入力するS入力端と、リセット信号を入力するR入力端と、非反転論理を出力するQ出力端と、反転論理を出力するQバー出力端(図示上はQの上に−を付す)とを有する。S入力端には、故障が検出されたという事象を表す信号を入力する。つまり、図示しないが、発光素子に臨ませてモニタPD(フォトダイオード)が設けてあり、そのモニタPD出力信号を解析して発光素子の故障を診断する診断回路が設けてあり、その診断回路の出力を直接あるいは間接的にS入力端に入力する。R入力端には、レーザドライバIC外からのリセット信号を直接あるいは間接的に入力する。Q出力端は、レーザドライバIC内で図示しない他の回路に接続されており、これらの回路ではQ出力端の出力はレーザドライバICの駆動機能を不活性化させるディセーブル信号(出力#21)として使用される。Qバー出力端はバッファ11の入力端に接続されている。バッファ11の出力端はレーザドライバICの外部に繋がるフォールト信号出力端子12に接続され、レーザドライバICの外部では、図示しないプルアップ抵抗を付加することにより、フォールト信号出力端子12の出力はフォールト信号(出力#22)として使用される。従って、図示しないレーザドライバICの外部(光トランシーバの内部)からは、このフォールト信号出力端子12に現れるフォールト信号を取り出すことができる。光トランシーバの内部では、このフォールト信号を直接あるいは間接的に外部フォールト信号出力端子(図示せず)に導き、光トランシーバの外部(通信機器)に対して故障通知をする外部フォールト信号が出せるようになっている。
図2の回路の真理値表を表1に示す。
Figure 2006032903
表1では、S入力端の状態をSの欄に、R入力端の状態をRの欄に、Q出力端の状態をQの欄に、ディセーブル信号の状態を出力#21の欄に、フォールト信号の状態を出力#22の欄に示してあり、同時間における各信号の状態が横一行に並んでいる。なお、状態Hは電圧が高いレベル、状態Lは電圧が低いレベルを表している。
特開平9−321386号公報
前述のように、従来の光トランシーバには、フォールト機能を有さない光トランシーバとフォールト機能を有する光トランシーバとがあったために、通信機器のほうも光トランシーバにフォールト機能がないことを前提とした仕様と光トランシーバにフォールト機能があることを前提とした仕様とに分かれている。このため、光トランシーバの製造メーカや流通業者は型別の光トランシーバを製作する際、その仕様に応じたレーザドライバICを選択する必要があった。もし、光トランシーバのフォールト機能の有無によらず同一のレーザドライバICを使用することができれば、在庫が節約できると共に製造ラインの稼働効率も向上することになる。また、光トランシーバ内部における部品の集約化のためには、部品を極力レーザドライバICの中に持たせるのがよい。さらに、上記兼用を図るためにレーザドライバICの機能を増やしたとしても、やはり部品集約化の観点からレーザドライバICの端子の個数は増えないことが望ましい。
ここで、発光素子又は/及び発光素子を駆動する回路が故障したときにディセーブル状態にするかどうかとフォールト信号を出すかどうかとで仕様を分類してみた。
Figure 2006032903
表2では、ディセーブル状態の欄とフォールト信号出力の欄とがあり、状態や出力が有れば丸を、無ければバツを当該欄に記入してある。これらの可否の組み合わせに基づくと、表2に示されるように、4種類の仕様が考えられる。第1の仕様は発光素子又は/及び発光素子を駆動する回路が故障したときディセーブル状態とフォールト信号出力が得られる。第2の仕様は発光素子又は/及び発光素子を駆動する回路が故障したときディセーブル状態のみ得られフォールト信号出力は得られない。第3の仕様は発光素子又は/及び発光素子を駆動する回路が故障したときフォールト信号出力のみ得られディセーブル状態は得られない。第4の仕様は発光素子又は/及び発光素子を駆動する回路が故障してもディセーブル状態やフォールト信号出力は得られない。
第1及び第2の仕様は、いずれも背景技術に基づく光トランシーバで実現できる。それは第2の仕様が光トランシーバの出力#22を光トランシーバの外部に出さなければ達成されるからである。ところが第4の仕様は実現できない。なぜなら、ディセーブル信号はレーザドライバICの内部に現れる信号だからである。従来のレーザドライバICでは、そのIC内部でディセーブル信号が発生してしまうので、第4の仕様には使用できないということになる。
このような理由のため、同じレーザドライバICを用いて、しかも端子の個数を増やさないで、多様な客先仕様を満足させることは、困難であった。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、端子の個数を増やさずに多様な仕様が満足できるレーザドライバIC及びそれを用いた光トランシーバを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明のレーザドライバICは、レーザ素子を駆動する機能とそのレーザ素子及びレーザ素子を駆動する駆動回路の故障を検出する機能とを有するレーザドライバICにおいて、故障が検出されたという事象を表す信号をラッチして内部フォールト信号として出力するRSフリップフロップと、該RSフリップフロップの出力に基づいて上記駆動機能を不活性化させるディセーブル信号を発生するフォールト信号処理部とを有すると共に、該フォールト信号処理部の出力の一つは当該レーザドライバICの外部に繋がるフォールト信号出力端子と接続されているものである。
上記フォールト信号処理部は、上記RSフリップフロップのQ出力端に接続され上記内部フォールト信号で開閉されるスイッチング素子と、そのスイッチング素子の出力と内部電源との間に設けられた抵抗と、上記スイッチング素子の出力に接続されたインバータとを有し、該インバータの出力信号が上記駆動機能を不活性化させるディセーブル信号であると共に、上記スイッチング素子の出力が当該レーザドライバICの外部に繋がるフォールト信号出力端子と接続されてもよい。
また、本発明の光トランシーバは、レーザ素子とそのレーザ素子を駆動する駆動回路とを備えた光トランシーバにおいて、上記駆動回路として請求項1又は2記載のレーザドライバICを備え、該レーザドライバICのフォールト信号出力端子とグランドとの間に抵抗を挿入/切り離し可能に構成すると共に、上記フォールト信号出力端子にインバータの入力端子を接続し、このインバータの出力端子に当該光トランシーバの外部に繋がる外部フォールト信号出力端子を接続したものである。
本発明は次の如き優れた効果を発揮する。
(1)端子の個数を増やさずに多様な仕様が満足できる。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1に示されるように、本発明に係るレーザドライバICのフォールト回路は、故障が検出されたという事象を表す信号をラッチして内部フォールト信号として出力するRSフリップフロップ1のQ出力端に内部フォールト信号で開閉されるスイッチング素子2(本実施の形態ではPMOSトランジスタを使用)のゲートを接続し、そのスイッチング素子2のドレインと内部電源(VCC)との間に内部プルアップ抵抗3を設け、このドレインにインバータ4の入力端を接続してインバータ4の出力信号を図示しないレーザ素子の駆動機能を不活性化させるディセーブル信号(出力#1)とすると共に、上記ドレインにレーザドライバICの外部に繋がるフォールト信号出力端子5を接続してある。そして、レーザドライバICの外部である光トランシーバ内では、レーザドライバICのフォールト信号出力端子5とグランド(GND)との間にプルダウン抵抗6を挿入/切り離し可能に構成すると共に、フォールト信号出力端子5にTTLオープンコレクタ型のインバータ7の入力端子を接続し、このインバータ7の出力端子に光トランシーバの外部に繋がる外部フォールト信号出力端子8を接続してある。インバータ7は出力端がオープンコレクタである。外部フォールト信号出力端子8に現れる信号は、光トランシーバの外部(通信機器)に対して故障通知をする外部フォールト信号(出力#2)となる。ただし、外部フォールト信号出力端子8の外側である通信機器の内部では、インバータ7のコレクタに対してプルアップ抵抗(図示せず)が接続されているものとする。
図1の回路中、スイッチング素子2と内部プルアップ抵抗3とインバータ4とにより、フォールト信号処理部9が構成されている。このフォールト信号処理部9は、RSフリップフロップ1のQ出力に基づいてレーザドライバICにおける駆動機能を不活性化させるディセーブル信号を発生するものであり、そのフォールト信号処理部9の出力の一つが当該レーザドライバICの外部に繋がるフォールト信号出力端子5と接続されていることになる。
RSフリップフロップ1は背景技術のものと同じである。本発明では、RSフリップフロップ1のQ出力端のみ信号が利用され、Qバー出力端の信号は利用されない。スイッチング素子2のソースは内部電源に直結されている。レーザドライバICの内部において、スイッチング素子2のドレインと内部プルアップ抵抗3の片端とインバータ4の入力端とフォールト信号出力端子5とが導通している。さらに、光トランシーバ内において、レーザドライバICのフォールト信号出力端子5とプルダウン抵抗6の片端とインバータ7の入力端子とが導通している。
プルダウン抵抗6の抵抗値Bは内部プルアップ抵抗3の抵抗値Aに比べて十分に小さい。すなわち、A>>Bである。
プルダウン抵抗6を挿入/切り離し可能にする具体的な方法としては、リード線付きの抵抗素子を予め実装しておき、後でリード線を切断して抵抗素子を除去する方法、予め抵抗素子を実装するための配線パターンに抵抗素子を実装しないでおき、後で抵抗素子を実装する方法、フォールト信号出力端子5と抵抗素子との途中にカット/接続可能な配線パターンを設けておく方法、その配線パターンをジャンパソケットで繋ぐ方法などがある。
次に、図1の回路の動作を説明する。
今、図1のように、プルダウン抵抗6が実装されているとすると、フォールト信号出力端子5の電位はスイッチング素子2の状態によって決まる。スイッチング素子2がオンであれば、ドレインが内部電源に導通するので、フォールト信号出力端子5の電位は内部電源に等しい、すなわちHレベルとなる。スイッチング素子2がオフであれば、内部プルアップ抵抗3とプルダウン抵抗6とによる分圧により、フォールト信号出力端子5の電位は論理判定のしきい値より十分に低い電位であり、Lレベルと見なせる。スイッチング素子2の状態はRSフリップフロップ1のQ出力端の状態により一意的に決定される。つまり、ゲートがHレベルになればスイッチング素子2がオフし、ゲートがLレベルになればスイッチング素子2がオンする。以上のことから、この回路の真理値表は表3のようになる。
Figure 2006032903
表3に示されるように、S入力端がHレベル(故障が検出された)であってR入力端がLレベル(リセットをかけていない)であれば、Q出力端がHレベルとなりディセーブル信号(出力#1)と外部フォールト信号(出力#2)は共にHレベル(駆動回路を強制停止する・故障を通知する)となる。逆に、S入力端がLレベル(故障が検出されていない)であってR入力端がHレベル(リセットをかけている)であれば、Q出力端がLレベルとなりディセーブル信号(出力#1)と外部フォールト信号(出力#2)は共にLレベル(駆動回路を運転継続する・故障なしを通知する)となる。ただし、R入力端に入る信号が光トランシーバ外からの信号で、その外部信号によって駆動回路を強制停止したい場合、R入力端に入る信号とディセーブル信号(出力#1)とのORをとればよい。この場合、当然故障ではないので、外部フォールト信号(出力#2)はLレベルである。S入力端とR入力端が共にHレベルのときはQ出力端の状態が不明であるが、S入力端及びR入力端への入力回路(図示せず)において起こりえない入力状態であるから問題ない。S入力端とR入力端が共にLレベルのときはQ出力端がそれ以前の状態を保つので、ディセーブル信号も外部フォールト信号も変化しない。
この真理値表に従えば、故障が検出されたという事象に対してディセーブル信号も外部フォールト信号もHレベルとなる。つまり、表2に示された第1の仕様が実現される。このとき、外部フォールト信号出力端子8の外側である通信機器の内部において外部フォールト信号を取り込むポートが存在しなければ、外部フォールト信号はないのと同じであるから、第2の仕様が実現される。
次に、プルダウン抵抗6をフォールト回路から離脱させる(実装しない、ラインを切り離す等)ものとする。フォールト信号出力端子5からグランドに電流を導く部材が存在しないため、フォールト信号出力端子5の電位はスイッチング素子2の状態と無関係になる。スイッチング素子2がオンであるときはもとより、オフであっても内部プルアップ抵抗3に電流が流れないため、フォールト信号出力端子5の電位は内部電源に等しく、Hレベルとなる。以上のことから、この回路の真理値表は表4のようになる。
Figure 2006032903
表4に示されるように、S入力端がHレベル(故障が検出された)であってR入力端がLレベル(リセットをかけていない)であれば、Q出力端がHレベルとなるが、ディセーブル信号(出力#1)と外部フォールト信号(出力#2)は共にLレベル(駆動回路を運転継続する・故障を通知しない)となる。逆に、S入力端がLレベル(故障が検出されていない)であってR入力端がHレベル(リセットをかけている)であれば、Q出力端がLレベルとなりディセーブル信号(出力#1)と外部フォールト信号(出力#2)は共にLレベル(駆動回路を運転継続する・故障を通知しない)となる。
この真理値表に従えば、故障が検出されたという事象に対してディセーブル信号も外部フォールト信号もLレベルとなる。つまり、表2に示された第4の仕様が実現される。
以上のように、プルダウン抵抗6を挿入すれば表3の真理値表の動作が得られて第1及び第2の仕様が実現され、プルダウン抵抗6を切り離しすれば表4の真理値表の動作が得られて第4の仕様が実現される。この仕様切替の際にレーザドライバICには切替信号のための端子が必要なく、従来と同じく1つの端子(フォールト信号出力端子5)が存在すればよい。よって、端子の個数を増やさずに多様な仕様が満足できるという目的が達成される。
そのため本発明のレーザドライバICを組み込んだ光トランシーバは、通信機器を使用しているユーザからの要求仕様に応じてプルダウン抵抗6の挿入/切り離しだけを行うだけでよいし、レーザドライバICの端子の個数も増やす必要がないので、レーザドライバICの大きさも小さくすることができる。
図3に示した回路は、図1のRSフリップフロップ1のQバー出力端(図示上はQの上に−を付す)にインバータ10を接続し、そのインバータ10の出力をスイッチング素子2のゲートに接続したものである。他の部分は図1のままである。
図3の回路では、RSフリップフロップ1のQバー出力を反転してスイッチング素子2に入力しているので、それ以降の回路の動作は既に説明した図1の場合と同じになる。つまり、RSフリップフロップ1のQバー出力を用いても本発明は構成できる。
図1および図3の回路において、内部プルアップ抵抗3は代えずに、プルダウン抵抗6を定電流源に代えてもよい。また、内部プルアップ抵抗3を定電流源に代えてプルダウン抵抗6は代えない構成でもよい。
定電流源とは、内部抵抗が非常に大きく無限大とみなせる電源のことで、電流を一定にすることができるものである。例えば、負荷が短絡になっても電流は一定となる。
図4は、図1の内部プルアップ抵抗3は代えずに、プルダウン抵抗6を定電流源41に代えたレーザドライバICのフォールト回路である。ここで内部プルアップ抵抗3の抵抗値をR3とし、定電流源41の電流をIとする。
この回路において、RSフリップフロップ1のQ出力がLレベルのときは、図1の回路と同じ動作となる。Q出力がHレベルのときは、VCC−IR3=Lレベルになるような抵抗値R3と電流Iである。つまり、外部フォールト信号#2がLレベルになるような抵抗値R3と電流Iである。
この回路から定電流源41を外すと従来技術となる。
図5は、図1の内部プルアップ抵抗3を定電流源51に代えてプルダウン抵抗6は代えないレーザドライバICのフォールト回路である。ここでプルダウン抵抗6の抵抗値をR6とし、定電流源51の電流をIとする。
この回路において、RSフリップフロップ1のQ出力がLレベルのときは、図1の回路と同じ動作となる。Q出力がHレベルのときは、VCC−IR6=Lレベルになるような抵抗値R6と電流Iである。つまり、外部フォールト信号#2がLレベルになるような抵抗値R6と電流Iである。
この回路からプルダウン抵抗6を外すと、Q出力がLレベルのとき外部フォールト信号#2がLレベルになる。Q出力がHレベルのときは、電流Iが流れるところがなくなって、やはり外部フォールト信号#2がLレベルになる。
図4、図5の回路のように定電流源を使用するメリットは、負荷の影響を受けにくく、安定した電流を得ることができることである。
本発明の一実施形態を示すレーザドライバICのフォールト回路の回路図である。 従来のレーザドライバICのフォールト回路の回路図である。 本発明の他の実施形態を示すレーザドライバICのフォールト回路の回路図である。 本発明の他の実施形態を示すレーザドライバICのフォールト回路の回路図である。 本発明の他の実施形態を示すレーザドライバICのフォールト回路の回路図である。
符号の説明
1 RSフリップフロップ
2 スイッチング素子
3 内部プルアップ抵抗
4 インバータ
5 フォールト信号出力端子
6 プルダウン抵抗
7 インバータ
8 外部フォールト信号出力端子
9 フォールト信号処理部

Claims (3)

  1. レーザ素子を駆動する機能とそのレーザ素子及びレーザ素子を駆動する駆動回路の故障を検出する機能とを有するレーザドライバICにおいて、故障が検出されたという事象を表す信号をラッチして内部フォールト信号として出力するRSフリップフロップと、該RSフリップフロップの出力に基づいて上記駆動機能を不活性化させるディセーブル信号を発生するフォールト信号処理部とを有すると共に、該フォールト信号処理部の出力の一つは当該レーザドライバICの外部に繋がるフォールト信号出力端子と接続されていることを特徴とするレーザドライバIC。
  2. 上記フォールト信号処理部は、上記RSフリップフロップのQ出力端に接続され上記内部フォールト信号で開閉されるスイッチング素子と、そのスイッチング素子の出力と内部電源との間に設けられた抵抗と、上記スイッチング素子の出力に接続されたインバータとを有し、該インバータの出力信号が上記駆動機能を不活性化させるディセーブル信号であると共に、上記スイッチング素子の出力が当該レーザドライバICの外部に繋がるフォールト信号出力端子と接続されることを特徴とするレーザドライバIC。
  3. レーザ素子とそのレーザ素子を駆動する駆動回路とを備えた光トランシーバにおいて、上記駆動回路として請求項1又は2記載のレーザドライバICを備え、該レーザドライバICのフォールト信号出力端子とグランドとの間に抵抗を挿入/切り離し可能に構成すると共に、上記フォールト信号出力端子にインバータの入力端子を接続し、このインバータの出力端子に当該光トランシーバの外部に繋がる外部フォールト信号出力端子を接続したことを特徴とする光トランシーバ。
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