JP2006032897A - Cmosイメージセンサー及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 屈折率が互いに異なる物質を用いた多層マイクロレンズを構成して、光の集束効率を高めるCMOSイメージセンサー及びその製造方法の提供。
【解決手段】 CMOSイメージセンサーは、半導体基板上に形成された複数の光感知素子と、複数の光感知素子上に形成された層間絶縁層と、光感知素子それぞれに対応し、各波長帯域毎の光を透過させる複数のカラーフィルタ層と、カラーフィルタ層上の全面に形成されて、光を集束する第1マイクロレンズ層と、第1マイクロレンズ層上に、それぞれ光感知素子に対応して形成され、第1マイクロレンズ層の屈折率と異なる屈折率を有する第2マイクロレンズ層とから構成される。
【選択図】 図3

Description

本発明はイメージセンサーに関し、特に、屈折率が互いに異なる物質を用いた、多層構造のマイクロレンズを構成することによって、光の集束効率を高めるようにした、相補型金属酸化膜半導体(CMOS)のイメージセンサーと、その製造方法に関するものである。
一般的に、イメージセンサーは、光学的映像を電気的信号に変換させる半導体装置である。イメージセンサーを大まかに分類すると、電荷結合素子(CCD)と、相補型金属酸化膜半導体(CMOS)のイメージセンサーとに分けられる。
CMOSイメージセンサーは、光を感知するフォトダイオード(PD)と、感知された光を電気的信号のデータに変換するCMOS論理回路とから構成される。ここで、フォトダイオードによって感知される光量が多くなるほど、イメージセンサーの光感度は向上する。
光感度を高めるためには、イメージセンサーの全体面積のうち、フォトダイオードの面積が占める割合を大きくするか、あるいは、フォトダイオード以外の領域に入射される光の経路を変更してフォトダイオード上に集光させることが必要である。
例えば、光を集光するために、マイクロレンズが設けられる。すなわち、光透過率に優れた物質から凸状のマイクロレンズを形成して、これをフォトダイオードの上部に備えるようにしている。これによれば、入射光の経路は、凸状のマイクロレンズによって屈折されて、より多量の光をフォトダイオードに照射させることができる。この場合、マイクロレンズの光軸に対して平行である光は、マイクロレンズによって屈折されて、光軸上の所定の位置に、光の焦点が形成されるようになる。
以下、添付図面を参照しつつ、従来技術によるCMOSイメージセンサーと、それに含まれるマイクロレンズの形成方法について説明する。
図1は、従来技術によるCMOSイメージセンサーのマイクロレンズを示した断面図である。
図1に示す如く、従来技術によるCMOSイメージセンサーは、フォトダイオードの領域11と、層間絶縁層12と、保護層13と、RGBのカラーフィルタ層14と、トップコーティング層15と、凸状のマイクロレンズ16とを備えている。ここで、少なくともひとつのフォトダイオード領域11は、半導体基板(図示せず)の上に形成されていて、該フォトダイオード領域は、入射される光量に応じた電荷を発生させる。また、層間絶縁層12は、フォトダイオード領域11を含む半導体基板(図示せず)の全面に形成されていて、該層間絶縁層12の上には保護層13が形成されている。そして、保護層13の上には、RGBのカラーフィルタ層14が形成されて、それぞれ特定の波長帯域の光が通過できるようにしていると共に、RGBフィルタ層14の上にはトップコーティング層15が形成されている。トップコーティング層15の上には、所定の曲率を有した凸状であるマイクロレンズ16が形成され、RGBカラーフィルタ層14を通過した光は、フォトダイオード領域11に集光するようになっている。
さらに、図面に示してはいないが、層間絶縁層12の内部には遮光層が形成されていて、該遮光層は、フォトダイオード領域11以外の部分に光が入射することを防止するように形成されている。
なお、フォトダイオードに代えて、フォトゲートを用いることもできる。
ここで、マイクロレンズ16の曲率及び高さ(図1の寸法A)は、集束される光の焦点などを考慮に入れて決められる。また、マイクロレンズ16は、ポリマー系の樹脂から形成されて、蒸着、パターニング、及びリフローなどの連続工程によって形成される。すなわち、マイクロレンズ16における最適なサイズ、曲率、及び厚みについては、単位画素領域についての位置及び形状、光感知素子についての厚さ及び高さ、並びに、遮光層についての位置及びサイズなどを考慮に入れて決められる。
従来技術によるCMOSイメージセンサーの製造工程においては、マイクロレンズ16は、光の集束効率を高める上で、極めて重要な構成要素であった。マイクロレンズ16は、周辺光が照射されるとき、カラーフィルタ層14を通して、フォトダイオード領域11に、より多量の光を集束させるように設けられる。
イメージセンサーに入射した光は、マイクロレンズ16によって集光された後に、カラーフィルタ層を透過する。その後、フィルタリングされた光は、カラーフィルタ層14の下方に設けられているフォトダイオード11へと入射する。このとき、遮光層は、入射した光が経路から外れないように働く。
しかしながら、かかる従来技術によるCMOSイメージセンサーには、次のような問題点があった。
マイクロレンズの光軸に平行な光は、マイクロレンズとは反対側にある光感知素子へと屈折され伝達されて、素子を動作させる。しかしながら、マイクロレンズの光軸に対して平行ではない光がレンズによって屈折すると、そうした光は光を受けるべきでない光感知素子に入射して、素子が誤動作する。
また、光感知素子へ伝達される光量は、マイクロレンズの下方に配置される層の種類や厚さに応じて変動するので、これによって、集光効率は低下して、画質が劣化する。
本発明は、従来技術における制約や不都合に起因する問題点の一つ以上を解決できるような、CMOSイメージセンサー及びその製造方法を提供する。
本発明の目的は、屈折率が互いに異なる物質を用いた、多層のマイクロレンズを構成することによって、光の集束効率を高めることができるようなCMOSイメージセンサー及びその製造方法を提供することである。
上記目的を達成するための本発明によるCMOSイメージセンサーは、半導体基板上に形成された複数の光感知素子と、前記複数の光感知素子の上に形成された層間絶縁層と、前記光感知素子のそれぞれに対応していて、各波長帯域毎の光を透過させるような、複数のカラーフィルタ層と、前記カラーフィルタ層上の全面に形成されて、光を集束する第1マイクロレンズ層と、前記第1マイクロレンズ層の上に、それぞれの光感知素子に対応して形成され、第1マイクロレンズ層の屈折率とは異なる屈折率を有しているような、第2マイクロレンズ層と、から構成される。
上記目的を達成するための本発明によるCMOSイメージセンサーの製造方法は、複数の光感知素子が形成された半導体基板の上に、層間絶縁層を形成する段階と、前記層間絶縁層の上に、各光感知素子に対応させたカラーフィルタ層を形成する段階と、前記カラーフィルタ層の上に、第1マイクロレンズ層を形成する段階と、前記第1マイクロレンズ層の上に、第2マイクロレンズ層を形成する段階と、を含むことを特徴とする。
本発明に係るCMOSイメージセンサー及びその製造方法には次のような効果がある。
第一に、マイクロレンズ層を、屈折率の異なる媒質を用いた多層構造によって形成するので、従来技術における単一層レンズの場合に比べて、光の集束効率を高めることができる。
第二に、カラーフィルターを通過してフォトダイオードに入射する光量が増加するので、解像度を高めることができる。
第三に、マイクロレンズは、多層構造によって形成されている。このため、熱処理工程に起因して再処理を行なう必要があったとしても、カラーフィルタの形成工程から再び行なう必要はなく、マイクロレンズの形成工程から再び行なえば済むので、製造工程が単純化されて製造コストが低廉化する。
添付図面に例示された、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。図面において、対応する要素には、同一の参照符号を付している。
以下、本発明に係るCMOSイメージセンサー及びその製造方法の好適な実施形態について、添付図面に基づいて詳細に説明する。
図2は、媒質の屈折率の相違に伴なって、光の進行経路が変化する様子を示した図である。図2に示すように、屈折率の異なる物質を多層に蒸着すると、光が屈折する効果が現れる。ここで、第1の屈折率を有するひとつの層を、第2の屈折率を有する別の層の上に積層したとして、第1の屈折率は第2の屈折率に比べて小さいものと仮定する。この状態において、屈折率の低い物質層から屈折率の高い物質層へ光が入射すると、光の透過角度は小さくなる。
図2に示すように、第2マイクロレンズ層の屈折率を第1屈折率(n1)とし、第1マイクロレンズ層の屈折率を第2屈折率(n2;n2>n1)とし、カラーフィルタ層の屈折率を第3屈折率(n3;n3>n2)とするならば、光の伝達角はθ1>θ2>θ3の順に変化する。これは、光が中心軸へ向けて、より集束するということを意味する。
このような原理を用いて形成された、本発明に係るCMOSイメージセンサーの構造及び製造方法について説明すると、以下の通りである。図3は、本発明に係るCMOSイメージセンサーの構成を示した図である。図4A〜図4Cは、本発明に係るCMOSイメージセンサーの製造工程を示した断面図である。
まず、CMOSイメージセンサーは、例えばフォトダイオード31などである複数の光感知素子を半導体基板上に形成されて含んでいると共に、層間絶縁層32と、保護層33と、カラーフィルター層34と、トップコーティング層35と、第1マイクロレンズ層36と、第2マイクロレンズ層37とを含んで構成されている。ここで、フォトダイオード31上には、層間絶縁層32が形成され、層間絶縁層32の上には、保護層33が形成される。また、保護層33の上には、カラーフィルタ層33が、フォトダイオード31に対応させるように形成されていて、透過した特定の波長帯域の光がフォトダイオード31に照射されるようになっている。さらに、トップコーティング層35が形成されて、カラーフィルター層34は、その平坦性が確保されている。カラーフィルタ層34上に形成されたトップコーティング層35の全面には、第1マイクロレンズ層36が形成される。第1マイクロレンズ層36の上には、それぞれのフォトダイオード31に対応させるようにして第2マイクロレンズ層37が形成され、これらの第2マイクロレンズ層37は、第1マイクロレンズ層の屈折率とは異なった屈折率を有していて、光を集束するようになっている。
ここで、カラーフィルタ層34の屈折率をn3、第1マイクロレンズ層36の屈折率をn2、第2マイクロレンズ層37の屈折率をn1とするならば、これらの屈折率の大きさは、n3>n2>n1の関係になっている。
第2マイクロレンズ層37は凸状の半球形状になっていて、第1マイクロレンズ層36は、トップコーティング層35上の全面に、平板形状に形成される。第2マイクロレンズ層37は、フォトレジストから形成され、第1マイクロレンズ層36は、酸化層、例えばTEOS(Tetra Ethyl Ortho Silicate)を用いて形成される。
このような本発明に係るCMOSイメージセンサーにおいては、互いに異なる屈折率を持つ物質を用いて、カラーフィルター層34と、第1マイクロレンズ層36と、第2マイクロレンズ層37とを形成しているので、フォトダイオード31へ入射する光は3回屈折されて、これにより集光効率が高くなる。
第1マイクロレンズ層36と第2マイクロレンズ層37とを形成する合計の厚さは、図1に示した寸法Aと同一の厚さ(A=B)であるか、あるいは、図1の寸法Aに比べて薄い厚み(A>B)で形成することが可能であり、というのは、集光効率を高めることによって、たとえマイクロレンズ層の厚さを薄くしても焦点距離を合わせることが可能であるからである。
本発明に係るCMOSイメージセンサーの製造工程は、次の通りである。
CMOSイメージセンサーの半導体素子の表面にマイクロレンズを形成するに際しては、カラーフィルタ層の形成工程と平坦化処理工程とを行なった後、半球形状のマイクロレンズを形成する前に、まず、半球形状のマイクロレンズの形成に用いられるフォトレジストに比べて屈折率の大きい物質、例えば酸化物層を先に蒸着しておいて、その後に、半球形状のマイクロレンズ層を形成する。
ここで、第1マイクロレンズ層36と第2マイクロレンズ層37とはそれぞれ、酸化膜と、フォトレジストとを使用して形成することができる。あるいは、第1マイクロレンズ層36と第2マイクロレンズ層37とを、互いに屈折率が異なっている酸化物層から形成したり、屈折率の異なるフォトレジストから形成することもできる。
製造工程においては、まず、図4Aに示すように、複数の光感知素子、例えばフォトダイオード31を半導体基板上に形成し、その後、その上に層間絶縁層32を形成する。ここで、層間絶縁層32は多層に形成しても良い。図示してはいないけれども、一つの層間絶縁層を形成した後、フォトダイオード31以外の部分に光が入射することを防ぐために、遮光層を形成して、その後に再び層間絶縁層を形成しても良い。
次に、層間絶縁層32上に、素子を水分及びスクラッチから保護するための保護層33を形成する。そして、保護層33の上に、波長帯域毎に光をフィルタリングするカラーフィルタ層34を形成する。このとき、カラーフィルタ層34は、着色性レジストを用いた塗布及びパターニング工程によって形成される。その後、カラーフィルタ層34の上に、焦点距離を調節し、マイクロレンズ層を形成するための平坦面を確保するために、トップコーティング層35を形成する。
次に、図4Bに示すように、トップコーティング層35の上に、カラーフィルタ層34の屈折率に比べて小さい屈折率を有するマイクロレンズ形成用のレジスト又はTEOSのような酸化層を用いて、マイクロレンズ形成用物質層を蒸着し、第1マイクロレンズ層36を形成する。
次に、図4cに示すように、第1マイクロレンズ層36の上に、第1マイクロレンズ層36の屈折率とは異なる屈折率を有するレンズ形成用物質層、例えばレジスト又は酸化膜を蒸着し、これにパターニング及びリフロー工程を施すことによって、それぞれのフォトダイオード31に対応するように、第2マイクロレンズ層37を形成する。
ここで、カラーフィルター層34の屈折率をn3、第1マイクロレンズ層36の屈折率をn2、第2マイクロレンズ層37の屈折率をn1とするならば、屈折率の大きさの関係は、n3>n2>n1になっている。
このような本発明に係るCMOSイメージセンサーは、光が屈折率の低い方から高い方へ進行する場合、透過角度が小さくなる原理を用いている。
よって、光は第2マイクロレンズ層37、第1マイクロレンズ層36を透過しながら、その集束力が高くなる。さらに、光が第2マイクロレンズ層37と第1マイクロレンズ層36とを透過することで、カラーフィルター層34の解像度を高めることができる。
また、マイクロレンズ層を形成するためのリフロー熱工程以後に問題が発生した場合には、再工程を実施しなければならない。この場合、マイクロレンズは多層の構造から形成されているために、再処理工程は、マイクロレンズの形成工程から再び実行すれば済むので、製造工程を単純化し及びコストを節減できる効果がある。
以上説明した内容を通じて当業者であれば本発明の技術思想を逸脱しない範囲で多様な変更及び修正が可能なことが分かるだろう。よって、本発明の技術的範囲は実施例に記載した内容に限定されることではなく、特許請求の範囲によって定められなければならない。
図1は、従来技術によるCMOSイメージセンサーを示した断面図である。 図2は、媒質の屈折率の相違に伴なって、光の進行経路が変化する様子を示した図である。 図3は、本発明によるCMOSイメージセンサーの構成を示した断面図である。 CMOSイメージセンサーについての、本発明による製造工程を示した断面図である。 CMOSイメージセンサーについての、本発明による製造工程を示した断面図である。 CMOSイメージセンサーについての、本発明による製造工程を示した断面図である。
符号の説明
31 フォトダイオード
32 層間絶縁層
33 保護層
34 カラーフィルター層
35 トップコーティング層
36 第1マイクロレンズ層
37 第2マイクロレンズ層

Claims (8)

  1. CMOSのイメージセンサーであって、
    半導体基板上に形成された複数の光感知素子と、
    前記複数の光感知素子の上に形成された層間絶縁層と、
    前記光感知素子のそれぞれに対応していて、各波長帯域毎の光を透過させる複数のカラーフィルタ層と、
    前記カラーフィルタ層上の全面に形成されて、光を集束する第1マイクロレンズ層と、
    前記第1マイクロレンズ層の上に、それぞれの光感知素子に対応して形成され、第1マイクロレンズ層の屈折率とは異なる屈折率を有する第2マイクロレンズ層と、
    を備えていることを特徴とするCMOSイメージセンサー。
  2. 第1マイクロレンズ層の屈折率は、第2マイクロレンズ層の屈折率に比べて大きくなっていることを特徴とする請求項1に記載のCMOSイメージセンサー。
  3. 第2マイクロレンズ層は凸状である半球形状に形成されていて、第1マイクロレンズ層は平板形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のCMOSイメージセンサー。
  4. CMOSイメージセンサーの製造方法であって、
    複数の光感知素子が形成された半導体基板の上に、層間絶縁層を形成する段階と、
    前記層間絶縁層の上に、各光感知素子に対応させたカラーフィルタ層を形成する段階と、
    前記カラーフィルタ層の上に、第1マイクロレンズ層を形成する段階と、
    前記第1マイクロレンズ層の上に、第2マイクロレンズ層を形成する段階と、
    を備えていることを特徴とするCMOSイメージセンサーの製造方法。
  5. 第1マイクロレンズ層と第2マイクロレンズ層とはそれぞれ、酸化物層とフォトレジストとから形成され、または、互いの屈折率が異なるような任意の材料から形成されていることを特徴とする請求項4に記載のCMOSイメージセンサー製造方法。
  6. カラーフィルタ層の屈折率をn3、第1マイクロレンズ層の屈折率をn2、第2マイクロレンズ層の屈折率をn1としたとき、屈折率の大きさが、
    n3>n2>n1
    の関係になっていることを特徴とする請求項4に記載のCMOSイメージセンサー製造方法。
  7. 前記層間絶縁層とカラーフィルタ層との間に保護層を形成する段階を更に備えていることを特徴とする請求項4に記載のCMOSイメージセンサー製造方法。
  8. 前記カラーフィルタ層と第1マイクロレンズ層との間に、トップコーティング層を形成する段階を更に備えていることを特徴とする請求項4に記載のCMOSイメージセンサー製造方法。
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