JP2006031922A - プリチャージ及び感知増幅スキームを改善した集積回路メモリ装置のビットライン駆動回路及び駆動方法 - Google Patents

プリチャージ及び感知増幅スキームを改善した集積回路メモリ装置のビットライン駆動回路及び駆動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 プリチャージ及び感知増幅スキームを改善した集積回路メモリ装置のビットライン駆動回路及び駆動方法を提供する。
【解決手段】 集積回路メモリ装置のビットライン駆動回路では、感知増幅回路を構成するトランジスタのゲート・ソース間の電圧を上昇させるために、補助回路を利用して、ビットラインをVCCA/2より高いか、または低くプリチャージする新たなスキームを利用する。また、ダミーセルにより、セルデータ“1”及び“0”に対するビットラインでの電荷共有後の電圧差を一定に維持させることができる。そして、オフセット制御回路の制御を受ける感知増幅回路により、感知増幅回路に備えられるトランジスタのしきい電圧オフセットを除去でき、この際、ビットラインでの電荷共有後の電圧差を安定化させるために補助回路が利用される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、集積回路メモリ装置に係り、特にビットラインのプリチャージスキームを改善し、感知増幅器のしきい電圧オフセットを除去して、セルデータを安定的にリフレッシュ可能にしたビットライン駆動回路に関する。
図1に、一般的な集積回路メモリ装置100が示されている。図1に示すように、前記一般的な集積回路メモリ装置100は、セルアレイ110、Xデコーダ120、Yデコーダ及びデータ出力部130、及びコントローラ140を備える。前記集積回路メモリ装置100は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)と仮定される。しかし、これに限定されるものではなく、SRAM(Static Random Access Memory)など他のメモリ装置でもよい。前記コントローラ140は、前記セルアレイ110、前記Xデコーダ120、及び前記Yデコーダ及びデータ出力部130を制御して、前記セルアレイ110に備えられるメモリセルにデータをライトして保存させるか、またはメモリセルに保存されたデータをリードして外部に出力させる。周知のように、前記Xデコーダ120は、データのライトまたはリード動作時に、前記セルアレイ110に備えられるワードラインを選択するためにXアドレシングを行う。前記Yデコーダ及びデータ出力部130は、データのライトまたはリード動作時に、前記セルアレイ110に備えられるビットラインを選択するためにYアドレシングを行い、読み取られたデータを感知増幅してDQデータDOUTを出力する。
前記セルアレイ110には、図2に示すように、複数のメモリセル111及び前記セル111に連結されたビットラインBL/BLBを駆動する回路120が複数回反復的に備えられる。図2のビットライン駆動回路120の動作説明のために、図3のタイミング図が参照される。前記駆動回路120は、NチャンネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)MN0、MN1から構成される第1感知増幅回路112、PチャンネルMOSFET MP0、MP1から構成される第2感知増幅回路113、前記第1感知増幅回路112の動作時、VCCA電圧を提供するNチャンネルMOSFET 114、前記第2感知増幅回路113の動作時、VSS(接地)電圧を提供するPチャンネルMOSFET 115、左側セルのための第1プリチャージ回路116、及び右側セルのための第2プリチャージ回路117を備える。周知のように、前記メモリセル111に備えられる一つのメモリセル210は、リード動作時にIO(Input/Output)ライン(図示せず)から入力されるデータを所定のキャパシタに保存するか、またはライト動作時に前記所定のキャパシタに保存されたデータをIOライン(図示せず)を通じて出力する。ここで、一つのメモリセルの選択は、周知のように、前記XアドレシングによるワードラインWL/WL/.../WLn−2/WLn−1の選択、及び前記YアドレシングによるビットラインBL、BLBの選択により行われる。
リード/ライト動作時に、プリチャージ回路116、117それぞれは、PEQLとPISOL及びPEQRとPISOR信号に応答して、VBL電圧レベルでビットラインBL、BLBをプリチャージングする。これにより、図3に示すように、例えばワートラインWLn−1が選択されてアクティブにされることによって、メモリセル210とビットラインBL/BLBとの間に電荷共有が生じれば、以後に第1感知増幅回路112及び第2感知増幅回路113それぞれは、MOSFET 114及びMOSFET 115それぞれからVSS電圧及びVCCA電圧を提供されて、ビットラインBL、BLBに存在する電圧を感知増幅する。この際、選択されたビットラインの所定のカラム選択信号がアクティブにされれば、前記感知増幅された信号がIOライン(図示せず)に出力され、IOラインに伝達されたIOデータは、IO感知増幅器(図示せず)によりさらに感知増幅されることによって、DQパッドに出力される。
一方、半導体工程及び設計技術の発展につれて、集積回路メモリ装置のチップサイズが小さくなり、スピードが速くなる。しかし、集積回路メモリ装置を構成する回路のトランジスタサイズが小さくなり、低電圧駆動方式が適用されつつ、漏れ電流、ノイズ、特に感知増幅回路の安定的なデータ感知問題が解決されねばならない問題として現れた。
一般的なプリチャージ及び感知増幅スキームでは、VBL電圧としてVCCA/2を使用し、メモリセル210のセルデータを受けるビットラインBL/BLBでは、感知増幅前に、数式1のようにΔVBLほどレベル変化が発生する。感知増幅回路は、ビットラインBL、BLB間にΔVBLの電圧差を感知増幅して、VCCA電圧差にして出力する。数式1で、Vcellは、セル210に保存された電圧レベル、VBLは、プリチャージレベルVCCA/2、Csは、セル210に備えられたキャパシタのキャパシタンス、Cbは、ビットラインBL/BLB寄生キャパシタンスである。
ΔVBL=(Vcell−VBL)/(1+Cs/Cb) ...(数式1)
しかし、現在の集積回路メモリ装置の動作電圧が低くなる状況で、感知増幅回路の正確な感知増幅のために、MOSFET MP0、MP1、MN0、MN1のしきい電圧を低めるのには限界があり、前記MOSFET MP0、MP1、MN0、MN1に印加されるゲート・ソース間の電圧Vgsを高めるために、プリチャージ電圧を他のレベル、すなわちVCCA/2より高いか、または低くするのにも容易ではない問題がある。
また、感知増幅回路の安定的なデータ感知のために、前記第1感知増幅回路112に備えられたNチャンネルMOSFET MN0、MN1間のしきい電圧の均一性、及び前記第2感知増幅回路113に備えられたPチャンネルMOSFET MP0、MP1間のしきい電圧の均一性が要求される。このようなトランジスタ間のしきい電圧のミスマッチは、集積回路メモリ装置での周期的なデータリフレッシュ時に行うデータの感知増幅及び再保存でエラーを発生させ、これにより、性能に悪影響を与えるので、結局、機能を喪失させてしまうという問題点がある。もし、例えば、セル210とビットラインBL/BLBとの間の電荷共有後に、ビットラインBL、BLB間の電圧差が、NチャンネルMOSFET MN0、MN1間のしきい電圧のミスマッチ量(以下、オフセットという)より小さければ、感知増幅回路は、正常なデータ感知に失敗する。すなわち、リフレッシュ不良を発生させるという問題点がある。
本発明が解決しようとする課題は、ビットライン駆動回路に最小限の素子を追加して、容易にビットラインのプリチャージレベルをVCCA/2より高いか、または低くするか、または感知増幅回路に備えられるトランジスタのしきい電圧オフセットを補償できる集積回路メモリ装置のビットライン駆動回路を提供するところにある。
本発明が解決しようとする他の課題は、前記ビットライン駆動回路を利用して改善されたプリチャージスキームによる感知増幅回路の安定的な動作を提供する集積回路メモリ装置のビットライン駆動方法を提供するところにある。
前記課題を解決するための本発明の一面による集積回路メモリ装置のビットライン駆動回路は、ダミーセル、第1感知増幅回路、第2感知増幅回路、プリチャージ回路、及び補助回路を備えることを特徴とする。前記ダミーセルは、第1基準信号または第2基準信号に応答して、第1ダミーキャパシタと第1ビットラインに連結されたメモリセルキャパシタとの電荷を共有させるか、または第2ダミーキャパシタと第2ビットラインに連結されたメモリセルキャパシタとの電荷を共有させる。前記第1感知増幅回路は、前記電荷共有による前記第1ビットラインと前記第2ビットラインとの間の電圧差を、第1電源電圧を利用して感知増幅する。前記第2感知増幅回路は、前記電荷共有による前記ビットライン間の前記電圧差を、第2電源電圧を利用して感知増幅する。前記プリチャージ回路は、前記第1感知増幅回路及び前記第2感知増幅回路の感知増幅動作後に、第3電源電圧を利用して、前記第1ビットライン及び前記第2ビットラインを短絡させてプリチャージする。前記補助回路は、前記感知増幅によって、前記第1ビットラインまたは前記第2ビットラインに維持されている電圧レベルを前記プリチャージ前に新たなレベルに変更させる。前記補助回路は、前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との中間レベル方向に変更させ、前記プリチャージ回路は、前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との中間レベルより低いか、または高いレベルにプリチャージすることを特徴とする。
前記課題を解決するための本発明の他の面による集積回路メモリ装置のビットライン駆動回路は、第1感知増幅回路、第2感知増幅回路、プリチャージ回路、及び補助回路を備えることを特徴とする。前記第1感知増幅回路は、第4電源電圧を利用して第1ビットライン及び第2ビットラインそれぞれを、前記第4電源電圧から第1 MOSFET及び第2 MOSFETそれぞれのしきい電圧ほど変更された電圧にし、次いで、前記第1ビットラインまたは前記第2ビットラインとメモリセルキャパシタとの間の電荷共有によって、前記第1ビットラインと前記第2ビットラインとの間に生じる電圧差を、第1電源電圧を利用して感知増幅する。前記第2感知増幅回路は、前記電荷共有による前記ビットライン間の前記電圧差を、第2電源電圧を利用して感知増幅する。前記プリチャージ回路は、前記第1感知増幅回路及び前記第2感知増幅回路の感知増幅動作後に、第3電源電圧を利用して、前記第1ビットライン及び前記第2ビットラインを短絡させてプリチャージする。前記補助回路は、前記感知増幅によって、前記第1ビットラインまたは前記第2ビットラインに維持されている電圧レベルを前記プリチャージ前に新たなレベルに変更させる。
前記他の課題を解決するための本発明の一面による集積回路メモリ装置のビットライン駆動方法は、第1基準信号または第2基準信号に応答して、第1ダミーキャパシタと第1ビットラインに連結されたメモリセルキャパシタとの電荷を共有させるか、または第2ダミーキャパシタと第2ビットラインに連結されたメモリセルキャパシタとの電荷を共有させるステップ、前記電荷共有による前記第1ビットラインと前記第2ビットラインとの間の電圧差を、第1電源電圧を利用して感知増幅するステップ、前記電荷共有による前記ビットライン間の前記電圧差を、第2電源電圧を利用して感知増幅するステップ、前記第1感知増幅回路及び前記第2感知増幅回路の感知増幅動作後に、第3電源電圧を利用して、前記第1ビットライン及び前記第2ビットラインを短絡させてプリチャージするステップ、及び前記感知増幅によって、前記第1ビットラインまたは前記第2ビットラインに維持されている電圧レベルを前記プリチャージ前に新たなレベルに変更させるステップを含むことを特徴とする。
前記他の課題を解決するための本発明の他の面による集積回路メモリ装置のビットライン駆動方法は、第4電源電圧を利用して、第1ビットライン及び第2ビットラインそれぞれを前記第4電源電圧から第1 MOSFET及び第2 MOSFETそれぞれのしきい電圧ほど変更された電圧にするステップ、前記第1ビットラインまたは前記第2ビットラインとメモリセルキャパシタとの間の電荷共有によって、前記第1ビットラインと前記第2ビットラインとの間に生じる電圧差を、第1電源電圧を利用して感知増幅するステップ、前記電荷共有による前記ビットライン間の前記電圧差を、第2電源電圧を利用して感知増幅するステップ、前記第1感知増幅回路及び前記第2感知増幅回路の感知増幅動作後に、第3電源電圧を利用して、前記第1ビットライン及び前記第2ビットラインを短絡させてプリチャージするステップ、及び前記感知増幅によって、前記第1ビットラインまたは前記第2ビットラインに維持されている電圧レベルを前記プリチャージ前に新たなレベルに変更させるステップを含むことを特徴とする。
本発明による集積回路メモリ装置では、感知増幅器を構成するトランジスタのゲート・ソース間の電圧Vgsを上昇させ、ビットラインBL、BLBでの電荷共有後の電圧差ΔVBLを一定に維持させ、感知増幅回路に備えられるトランジスタのしきい電圧オフセットを除去できるので、工程変化があるか、または低電圧動作条件でも安定的にリフレッシュ特性を改善できる。
本発明と、本発明の動作上の利点及び本発明の実施によって達成される目的を十分に理解するためには、本発明の望ましい実施形態を例示する添付図面及び添付図面に記載された内容を参照せねばならない。
以下、添付した図面を参照して本発明の望ましい実施形態を説明することにより、本発明を詳細に説明する。各図面に提示された同じ参照符号は同じ部材を示す。
図4は、本発明の第1実施形態によるメモリセル410、及びビットライン駆動回路480を備えるセルアレイ400を示す図面である。前記セルアレイ400は、複数のビットライン対、それらに連結されたメモリセル及びビットライン駆動回路を備えるが、図4には、一つのビットライン対BL、BLBと連結されたメモリセル410及びビットライン駆動回路480のみを簡略に示した。一つのセル411は、MOSFET 412及びキャパシタ413からなり、前記メモリセル410には、このようなセル411が複数個備えられる。前記メモリセル410に備えられるセルは、図4に示すように、第1ビットラインBLまたは第2ビットラインBLBに一回ずつ交互に連結されうる。本発明の第1実施形態による集積回路メモリ装置のビットライン駆動回路480は、ダミーセル420、第1感知増幅回路430、第2感知増幅回路440、補助回路450及びプリチャージ回路470を備える。その外にも、前記ビットライン駆動回路480は、第1電源電圧VSSをLABラインに伝達するためのMOSFET 460を備える。前述したIOライン(図示せず)及びIOラインに伝達されたIOデータを感知増幅するIO感知増幅器(図示せず)は、説明の便宜上、図4に示されていない。図4のビットライン駆動回路480の動作説明のために、図5のタイミング図が参照される。図5において、VBL、VPP、VPP2、VBB2、VCCA、及びVSSは、該当ライン駆動のための相異なるソース電圧レベルを表す。これは、図7、図9、及び図11でも同様である。
図4において、前記ダミーセル420は、第1ビットラインBLに連結されたメモリセルキャパシタ(例えば、413)のデータを読み取るとき、第2ビットラインBLBとの電荷共有のためのMOSFET 421、422及びダミーキャパシタ425を備え、第2ビットラインBLBに連結されたメモリセルキャパシタ(例えば、414)のデータを読み取るとき、第1ビットラインBLとの電荷共有のためのMOSFET 423、424及びダミーキャパシタ426を備える。周知のように、メモリ装置のビットライン駆動回路は、プリチャージ動作、電荷共有動作、及び感知増幅動作を反復的に行う。ここで、前記ダミーセル420は、メモリセルデータリード時に行われる感知増幅回路430、440の感知増幅動作前に、ビットラインBL、BLB間に安定的な電荷共有を行わせる。すなわち、前記ダミーセル420は、ビットラインBL、BLBでの電荷共有後の電圧差ΔVBLを一定に維持させて、安定的な感知増幅動作の助けになる。すなわち、メモリセル410で第1ビットラインBLに連結されたセルが選択された場合に、前記ダミーセル420は、第1基準信号REF_WL0に応答して、MOSFET 422により第2ビットラインBLBに接続される第1ダミーキャパシタ425と、第1ビットラインBLに接続されたセルキャパシタ(例えば、413)との電荷を共有させ、第2基準信号REF_WL1に応答して、MOSFET 424により第1ビットラインBLに接続される第2ダミーキャパシタ426と、第2ビットラインBLBに接続されたセルキャパシタ(例えば、414)との電荷を共有させる。例えば、図5において、PEQL信号がアクティブにされるとき、ダミーキャパシタ425、426は、予めVCCA/2電圧で充電された状態で、ワードラインWLn−1が選択された場合は、第1ビットラインBLに連結されたセルが選択された場合であって、この時には、第1基準信号REF_WL0によって、第1ダミーキャパシタ425と第1ビットラインBLに連結されたセルキャパシタ413との電荷が共有される。これにより、ビットラインBL、BLB間にも安定的な電荷共有がなされる。ここで、ダミーキャパシタ425、426のキャパシタンスCSは、メモリセル410に備えられる各セルキャパシタのキャパシタンスCSと同一である。
図4において、前記第1感知増幅回路430は、NチャンネルMOSFET MN0、MN1から構成され、メモリセルと前記ダミーセル420との前記電荷共有後に、前記第1ビットラインBLと前記第2ビットラインBLBとの間の電圧差を、第1電源電圧VSSを利用して感知増幅して、前記ビットラインBL、BLBの電圧差をさらに大きくする。前記ビットラインBL、BLBの電圧差の増幅は、前記第2感知増幅回路440との相互動作によりさらに速くて正確になる。前記第2感知増幅回路440は、PチャンネルMOSFET MP0、MP1から構成され、メモリセルと前記ダミーセル420との前記電荷共有後に、前記ビットラインBL、BLB間の前記電圧差を、第2電源電圧VCCAを利用して感知増幅して、前記ビットラインBL、BLBの電圧差をさらに大きくする。前記第1電源電圧VSSは、LANG信号に応答して、LABラインを通じて前記第1感知増幅回路430に入力され、前記第2電源電圧VCCAは、LAPG信号に応答して、LAラインを通じて前記第2感知増幅回路440に入力される。
前記プリチャージ回路470は、複数のMOSFET 471〜475を備え、前記第1感知増幅回路430及び前記第2感知増幅回路440の感知増幅動作後に、第3電源電圧VBLを利用して、前記第1ビットラインBL及び前記第2ビットラインBLBを短絡させてプリチャージする。この際、PEQL信号に応答して前記ビットラインBL、BLBが短絡され、PISOL信号に応答して前記ビットラインBL、BLBが感知増幅回路と遮断される。
しかし、前記プリチャージ回路470のみでは、前記ビットラインBL、BLBを前記第1電源電圧VSSと前記第2電源電圧VCCAとの中間レベルVCCA/2より低いか、または高いレベルにプリチャージし難いので、まず、本発明の第1実施形態では、前記補助回路450を利用して、VCCA/2より低いレベルで前記ビットラインBL、BLBをプリチャージさせるスキームを提案する。
図4において、前記補助回路450は、PチャンネルMOSFET 451、NチャンネルMOSFET 455、第1インバータ452、第2インバータ453、及びNORロジック454を備える。前記補助回路450は、前記第2感知増幅回路440の感知増幅のために、LAPG信号に応答して第2電源電圧VCCAを提供するだけでなく、特に、前記感知増幅回路430、440の前記感知増幅により、前記第1ビットラインBLまたは前記第2ビットラインBLBに維持されている電圧レベルを、図5のA、Cのように、前記プリチャージ前に新たなレベルに変更させる。例えば、前記感知増幅後に、前記ビットラインBL、BLBそれぞれは、第1電源電圧VSSまたは第2電源電圧VCCAレベルに上昇し、次いで、前記プリチャージ前にLAPG信号が論理ハイ状態になれば、前記補助回路450によりLAライン(プルアップノード)は、瞬間的に第2電源電圧VCCAより低いレベルとなる。この際、前記第2感知増幅回路440の動作により、前記ビットラインBL、BLBのうち第2電源電圧VCCAレベルにあるビットラインは、前記第1電源電圧VSSと前記第2電源電圧VCCAとの中間レベル方向に変更される。例えば、メモリセルデータが“1”であれば、前記感知増幅回路430、440の前記感知増幅により、第1ビットラインBLが第2電源電圧VCCAレベルに上昇し、これにより、前記補助回路450により、LAラインが瞬間的に第2電源電圧VCCAより低いレベルとなるとき、図5のAに示すように、第1ビットラインBLが、前記第2電源電圧VCCAから前記第1電源電圧VSSと前記第2電源電圧VCCAとの中間レベル方向に下降する。同様に、メモリセルデータが“0”であれば、前記感知増幅回路430、440の前記感知増幅により、第2ビットラインBLBが第2電源電圧VCCAレベルに上昇し、これにより、前記補助回路450により、LAラインが瞬間的に第2電源電圧VCCAより低いレベルとなるとき、図5のCに示すように、第2ビットラインBLBが、前記第2電源電圧VCCAから前記第1電源電圧VSSと前記第2電源電圧VCCAとの中間レベル方向に下降する。
これにより、前記補助回路450の動作によって、ビットラインBL、BLBのうち高電圧レベルである方のレベルが低くなるので、PEQL信号が論理ハイ状態となれば、前記ビットラインBL、BLBは、前記第1電源電圧VSSと前記第2電源電圧VCCAとの中間レベルVCCA/2より低いレベルにプリチャージされる(図5のB及びD参照)。このように、前記補助回路450を利用して、ビットラインBL、BLBをVCCA/2より低くプリチャージすれば、第2感知増幅回路440を構成するトランジスタMP0、MP1のゲート・ソース間の電圧Vgsを上昇させるので、ビットラインBL、BLBの電圧レベルのうち低い方の電圧レベルVSSに対する感知マージンを向上させることができる。
図6は、本発明の第2実施形態によるメモリセル610、及びビットライン駆動回路680を備えるセルアレイ600を示す図面である。図7は、図6のビットライン駆動回路680の動作のための制御信号とこれによるビットラインBL、BLBの動作状態を示すタイミング図である。図6に示すように、図4と同様に、前記メモリセル610には、セルデータ“1”または“0”を保存するセルが複数個備えられ、本発明の第2実施形態による集積回路メモリ装置のビットライン駆動回路680は、ダミーセル620、第1感知増幅回路630、第2感知増幅回路640、補助回路650及びプリチャージ回路670を備える。その他にも、前記ビットライン駆動回路680は、第2電源電圧VCCAをLAラインに伝達するためのMOSFET 660を備える。図6の構成要素及びそれらの動作は、図4とほぼ同一であり、同一な動作説明は省略する。
ただし、本発明の第2実施形態による図6の補助回路650は、図4の補助回路450に備えられたNORロジック454及びNチャンネルMOSFET 455の代りに、NANDロジック654及びPチャンネルMOSFET 655を備える。図6のような本発明の第2実施形態では、前記補助回路650がLABライン(プルダウンノード)を通じて、前記第1感知増幅回路630に入力される第1電源電圧VSSの入力を制御して、VCCA/2より高いレベルに前記ビットラインBL、BLBをプリチャージさせるスキームを提案する。
図6において、前記補助回路650は、前記第1感知増幅回路630の感知増幅のために、LANG信号に応答して第1電源電圧VSSを提供するだけでなく、特に、前記感知増幅回路630、640の感知増幅により、前記第1ビットラインBLまたは前記第2ビットラインBLBに維持されている電圧レベルを、図7のA及びCのように、前記プリチャージ前に新たなレベルに変更させる。例えば、感知増幅回路630、640の感知増幅後に、前記ビットラインBL、BLBそれぞれは、第1電源電圧VSSまたは第2電源電圧VCCAレベルに上昇し、次いで、前記プリチャージ前にLANG信号が論理ロー状態となれば、前記補助回路650によってLABラインは、瞬間的に第1電源電圧VSSより低いレベルとなる。この際、前記第1感知増幅回路630の動作により、前記ビットラインBL、BLBのうち第1電源電圧VSSレベルにあるビットラインは、前記第1電源電圧VSSと前記第2電源電圧VCCAとの中間レベル方向に変更される。例えば、メモリセルデータが“1”であれば、前記感知増幅回路630、640の感知増幅によって、第2ビットラインBLBが第1電源電圧VSSレベルに増幅され、これにより、前記補助回路650によって、LABラインが瞬間的に第1電源電圧VSSより高いレベルとなるとき、図7のAに示すように、第2ビットラインBLBが、前記第1電源電圧VSSから前記第1電源電圧VSSと前記第2電源電圧VCCAとの中間レベル方向に上昇する。同様に、メモリセルデータが“0”であれば、前記感知増幅回路630、640の感知増幅により、第1ビットラインBLが、第1電源電圧VSSレベルに上昇し、これにより、前記補助回路650によって、LABラインが瞬間的に第1電源電圧VSSより高いレベルとなるとき、図7のCに示すように、第1ビットラインBLが、前記第1電源電圧VSSから前記第1電源電圧VSSと前記第2電源電圧VCCAとの中間レベル方向に上昇する。
これにより、前記補助回路650の動作により、ビットラインBL、BLBのうち低電圧レベルである方のレベルが上昇するので、PEQL信号が論理ハイ状態となれば、前記ビットラインBL、BLBは、前記第1電源電圧VSSと前記第2電源電圧VCCAとの中間レベルVCCA/2より高いレベルにプリチャージされる(図7のB及びD参照)。このように、前記補助回路650を利用してビットラインBL、BLBをVCCA/2より高くプリチャージすれば、第1感知増幅回路630を構成するトランジスタMN0、MN1のゲート・ソース間の電圧Vgsを上昇させるので、ビットラインBL、BLBの電圧レベルのうち高電圧レベルVCCAに対する感知マージンを向上させることができる。
図8は、本発明の第3実施形態によるメモリセル810、及びビットライン駆動回路880を備えるセルアレイ800を簡略に示す図面である。図4または図6と同様に、図8でも、前記セルアレイ800は、複数のビットライン対、それらに連結されたメモリセル及びビットライン駆動回路を備えるが、一つのビットライン対BL、BLBと連結されたメモリセル810及びビットライン駆動回路880のみを簡略に示した。前記メモリセル810には、一つのMOSFET及び一つのキャパシタからなるセル811が複数個備えられる。本発明の第3実施形態による集積回路メモリ装置のビットライン駆動回路880は、第1感知増幅回路820、第2感知増幅回路830、補助回路840、オフセット制御回路850、及びプリチャージ回路860を備える。ここでも、IOライン(図示せず)及びIOラインに伝達されたIOデータを感知増幅するIO感知増幅器(図示せず)は、説明の便宜上、図8に示されていない。図8のビットライン駆動回路880の動作説明のために、図9のタイミング図が参照される。前記第2感知増幅回路830、前記補助回路840、及び前記プリチャージ回路860の動作は、図4の第2感知増幅回路440、補助回路450、及びプリチャージ回路470と同一であるので、ここではその説明が略述され、前記第1感知増幅回路820、前記補助回路840、及びオフセット制御回路850の動作を中心に説明する。
本発明の第3実施形態では、図4の補助回路450と同じ構成及び動作を行う前記補助回路840を利用して、VCCA/2より低いレベルで前記ビットラインBL、BLBをプリチャージさせるスキームを使用するだけでなく、前記第1感知増幅回路820を構成するNチャンネルMOSFET MN0、MN1のしきい電圧オフセットを補償するスキームを提案する。前記補助回路840により、前記ビットラインBL、BLBをVCCA/2より低いレベルにプリチャージさせる方法は、図4で説明されたので、ここでは、前記第1感知増幅回路820でのNチャンネルMOSFET MN0、MN1のしきい電圧オフセットの補償動作について説明する。前記第2感知増幅回路830のPチャンネルMOSFET MP0、MP1のしきい電圧オフセットを補償するためのビットライン駆動回路880は、後に図10で説明される。
前記第1感知増幅回路820は、第1 MOSFET MN0、第2 MOSFET MN1、第3 MOSFET MN2、第4 MOSFET MN3、第5 MOSFET MN4、及び第6 MOSFET MN5を備える。前記第1 MOSFET MN0は、ゲート電極が第1ノードN1に接続され、ソース/ドレイン電極のうちいずれか一つが前記第1ビットラインBLに接続され、ソース/ドレイン電極のうち他の一つが第4電源電圧VCCA2を受ける。前記第2 MOSFET MN1は、ゲート電極が第2ノードN2に接続され、ソース/ドレイン電極のうちいずれか一つが前記第2ビットラインBLBに接続され、ソース/ドレイン電極のうち他の一つが前記第4電源電圧VCCA2を受ける。前記第3 MOSFET MN2は、ゲート電極が第1制御信号PCOMPを受け、ソース/ドレイン電極のうちいずれか一つが前記第1ノードN1に接続され、ソース/ドレイン電極のうち他の一つが前記第4電源電圧VCCA2を受ける。前記第4 MOSFET MN3は、ゲート電極が前記第1制御信号を受け、ソース/ドレイン電極のうちいずれか一つが前記第2ノードN2に接続され、ソース/ドレイン電極のうち他の一つが前記第4電源電圧VCCA2を受ける。前記第5 MOSFET MN4は、ゲート電極が第2制御信号PSENを受け、ソース/ドレイン電極のうちいずれか一つが前記第1ノードN1に接続され、ソース/ドレイン電極のうち他の一つが前記第2ビットラインBLBに接続される。前記第6 MOSFET MN5は、ゲート電極が前記第2制御信号を受け、ソース/ドレイン電極のうちいずれか一つが前記第2ノードN2に接続され、ソース/ドレイン電極のうち他の一つが前記第1ビットラインBLに接続される。
前記第1感知増幅回路820は、ワードライン(例えば、WLn−1)が選択されて論理ハイ状態にアクティブにされる前に、前記第1 MOSFET MN0と前記第2 MOSFET MN1との間のしきい電圧オフセットαを除去する(図9参照)。オフセット除去ステップで、PBLUPB信号は、論理ロー状態であり、PCOMP信号は、論理ハイ状態であり、PSEN信号は、論理ロー状態である。この際、第3 MOSFET MN2及び第4 MOSFET MN3は、ダイオード動作を行い、これにより、第1ビットラインBLにはVCCA2−Vt,MN0電圧が、第2ビットラインBLBにはVCCA2−Vt,MN1電圧が現れる。ここで、Vt,MN0及びVt,MN1それぞれは、第1 MOSFET MN0及び第2 MOSFET MN1のしきい電圧である。このようにオフセット除去動作後、ワードライン(例えば、WLn−1)がアクティブにされる前に、PBLUPB信号が論理ハイ状態、PCOMP信号が論理ロー状態、及びPSEN信号が論理ハイ状態となれば、そのときから前記MOSFET MN0、MN1のゲート・ソース間の電圧は同一になる。これにより、ワードライン(例えば、WLn−1)がアクティブにされれば、前記第1ビットラインBLまたは前記第2ビットラインBLBとメモリセル(例えば、811)キャパシタとの間の電荷共有が発生し、この際、LANG信号が論理ハイ状態となりつつ、第1感知増幅回路820の感知増幅動作が行われる。感知増幅動作で、前記第1感知増幅回路820は、電荷共有によって前記第1ビットラインBLと前記第2ビットラインBLBとの間に生じる電圧差を、第1電源電圧VSSを利用して感知増幅して、前記ビットラインBL、BLBの電圧差をさらに大きくする。前記ビットラインBL、BLBの電圧差の増幅は、前記第2感知増幅回路830との相互動作によってさらに速くて正確になる。図4で説明されたように、前記第2感知増幅回路830は、前記電荷共有後に前記ビットラインBL、BLB間の前記電圧差を、第2電源電圧VCCAを利用して感知増幅して、前記ビットラインBL、BLBの電圧差をさらに大きくする。前記第1電源電圧VSSは、LANG信号に応答して、LABラインを通じて前記第1感知増幅回路820に入力され、前記第2電源電圧VCCAは、LAPG信号に応答して、LAラインを通じて前記第2感知増幅回路830に入力される。
前記プリチャージ回路860は、図4で説明されたように、前記第1感知増幅回路820及び前記第2感知増幅回路830の感知増幅動作後に、第3電源電圧VBLを利用して、前記第1ビットラインBL及び前記第2ビットラインBLBを短絡させてプリチャージする。ここで、PEQL信号に応答して前記ビットラインBL、BLBが短絡され、PISOL信号に応答して、前記ビットラインBL、BLBが感知増幅回路と遮断される。ここで、第3電源電圧VBLは、図9に示すように、VCCA/3を使用することが望ましい。
前記第4電源電圧VCCA2は、数式2のように、VCCA/2に前記MOSFET MN0、MN1のしきい電圧Vt1ほど加算した電圧より若干高い電圧を使用する。数式2で、Vα1は、数十mV程度であることが望ましい。
VCCA2=VCCA/2+Vt1+Vα1 ...(数式2)
これにより、前記オフセット除去ステップでは、前記ビットラインBL、BLBのレベルがVCCA/2より高くなることができる。これは、メモリセルとビットラインとの間の電荷共有時、第1ビットラインBLと第2ビットラインBLBとの間の電圧差を小さくして安定的な感知増幅を妨害するので、これを防止するために前記補助回路840が利用される。すなわち、前記補助回路840は、図4で説明されたように、前記第2感知増幅回路830の感知増幅のために、LAPG信号に応答して第2電源電圧VCCAを提供するだけでなく、特に、前記感知増幅回路820、830の前記感知増幅により、前記第1ビットラインBLまたは前記第2ビットラインBLBに維持されている電圧レベルを、図9のAのように、前記プリチャージ前に新たなレベルに変更させる。例えば、前記感知増幅後に、前記ビットラインBL、BLBそれぞれは、第1電源電圧VSSまたは第2電源電圧VCCAレベルに増幅され、次いで、前記プリチャージ前にLAPG信号が論理ハイ状態となれば、前記補助回路840により、LAラインは、瞬間的に第2電源電圧VCCAより低いレベルとなる。この際、前記第2感知増幅回路830の動作により、前記ビットラインBL、BLBのうち第2電源電圧VCCAレベルにあるビットラインは、前記第1電源電圧VSSと前記第2電源電圧VCCAとの中間レベル方向に変更される。
このように、本発明の第3実施形態によって、前記補助回路840により、ビットラインBL、BLBの電圧レベルのうち低電圧レベルVSSに対する感知マージンを向上できるだけでなく、前記第1感知増幅回路820でしきい電圧オフセットが除去されるので、安定的な感知増幅動作が可能である。
図10は、本発明の第4実施形態によるメモリセル1010、及びビットライン駆動回路1080を備えるセルアレイ1000を簡略に示す図面である。図11は、図10のビットライン駆動回路1080の動作のための制御信号とこれによるビットラインBL、BLBの動作状態を示すタイミング図である。図10に示すように、図8と同様に、前記メモリセル1010には、セルデータ“1”または“0”を保存するセルが複数個備えられ、本発明の第4実施形態による集積回路メモリ装置のビットライン駆動回路1080は、第1感知増幅回路1020、第2感知増幅回路1030、補助回路1040、オフセット制御回路1050及びプリチャージ回路1060を備える。図10の構成要素及びそれらの動作は、図8とほぼ同一であり、同一な動作説明は省略する。
ただし、図8の第1感知増幅回路820、補助回路840、及びオフセット制御回路850の動作と比較して、本発明の第4実施形態による図10の第1感知増幅回路1020、補助回路1040、及びオフセット制御回路1050の動作を中心に説明する。図10のような本発明の第4実施形態では、前記補助回路1040がLABラインに、前記第2感知増幅回路1030に入力される第1電源電圧VSSの入力を制御して、VCCA/2より高いレベルに前記ビットラインBL、BLBをプリチャージさせるスキーム、及び前記第1感知増幅回路1020を構成するPチャンネルMOSFET MP0、MP1のしきい電圧オフセットを補償するスキームを提案する。
図10において、前記第1感知増幅回路1020は、ワードライン(例えば、WLn−1)が選択されて論理ハイ状態にアクティブにされる前に、MOSFET MP0、MP1間のしきい電圧オフセットαを除去する(図11参照)。オフセット除去ステップで、PBLDN信号は、論理ハイ状態であり、PCOMP信号は、論理ハイ状態であり、PSEN信号は、論理ロー状態である。この際、MOSFET MN2、MN3は、ダイオード動作を行い、これにより、第1ビットラインBLにはVSS2−Vt,MP0電圧が、第2ビットラインBLBにはVSS2−Vt,MP1電圧が現れる。ここで、Vt,MN0及びVt,MN1それぞれは、第1 MOSFET MN0及び第2 MOSFET MN1のしきい電圧である。このようにオフセット除去動作後、ワードライン(例えば、WLn−1)がアクティブにされる前に、PBLDN信号が論理ロー状態、PCOMP信号が論理ロー状態、及びPSEN信号が論理ハイ状態となれば、そのときから前記MOSFET MP0、MP1のゲート・ソース間の電圧は同一になる。これにより、ワードライン(例えば、WLn−1)がアクティブにされれば、前記第1ビットラインBLまたは前記第2ビットラインBLBとメモリセル(例えば、811)キャパシタとの間の電荷共有が発生し、この際、LAPG信号が論理ロー状態となりつつ、第1感知増幅回路1020の感知増幅動作が行われる。感知増幅動作で、前記第1感知増幅回路1020は、電荷共有によって前記第1ビットラインBLと前記第2ビットラインBLBとの間に生じる電圧差を、第2電源電圧VCCAを利用して感知増幅して、前記ビットラインBL、BLBの電圧差をさらに大きくする。
前記プリチャージ回路1060は、前記第1感知増幅回路1020及び前記第2感知増幅回路1030の感知増幅動作後に、第3電源電圧VBLを利用して、前記第1ビットラインBL及び前記第2ビットラインBLBを短絡させてプリチャージする。ここで、第3電源電圧VBLは、図9に示すように、2/3VCCAを使用することが望ましい。
前記第4電源電圧VSS2は、数式3のように、VCCA/2から前記MOSFET MN0、MN1のしきい電圧Vt2ほど減算した電圧より若干低い電圧を使用する。数式3で、Vα2は、数十mV程度であることが望ましい。
VSS2=VCCA/2−Vt2−Vα2 ...(数式3)
これにより、前記オフセット除去ステップでは、前記ビットラインBL、BLBのレベルがVCCA/2より小さくなることができる。これは、メモリセルとビットラインとの間の電荷共有時、第1ビットラインBLと第2ビットラインBLBとの間の電圧差を小さくして安定的な感知増幅を妨害するので、これを防止するために前記補助回路1040が利用される。すなわち、前記補助回路1040は、図6と同様に、前記第2感知増幅回路1030の感知増幅のために、LANG信号に応答して第1電源電圧VSSを提供するだけでなく、特に、前記感知増幅回路1020、1030の前記感知増幅により、前記第1ビットラインBLまたは前記第2ビットラインBLBに維持されている電圧レベルを、図11のAのように、前記プリチャージ前に新たなレベルに変更させる。例えば、前記感知増幅後に、前記ビットラインBL、BLBそれぞれは、第1電源電圧VSSまたは第2電源電圧VCCAレベルに増幅され、次いで、前記プリチャージ前にLANG信号が論理ロー状態となれば、前記補助回路1040により、LABラインは、瞬間的に第1電源電圧VSSより高いレベルとなる。この際、前記第2感知増幅回路1030の動作により、前記ビットラインBL、BLBのうち第1電源電圧VSSレベルにあるビットラインは、前記第1電源電圧VSSと前記第2電源電圧VCCAとの中間レベル方向に上昇する。
このように、本発明の第4実施形態によって、前記補助回路1040により、ビットラインBL、BLBの電圧レベルのうち高電圧レベルVCCAに対する感知マージンを向上できるだけでなく、前記第1感知増幅回路1020でしきい電圧オフセットが除去されるので、安定的な感知増幅動作が可能である。
前述したように、本発明の実施形態による集積回路メモリ装置のビットライン駆動回路480、680、880、1080では、感知増幅回路に構成されるトランジスタのゲート・ソース間の電圧Vgsを上昇させるために、補助回路450、650を利用して、ビットラインBL、BLBをVCCA/2より高いか、または低くプリチャージする新たなスキームを利用する。また、ダミーセル420、620により、セルデータ“1”及び“0”に対するビットラインBL、BLBでの電荷共有後の電圧差ΔVBLを一定に維持させることができる。そして、オフセット制御回路850、1050の制御を受ける第1感知増幅回路820、1020により、感知増幅回路に備えられるトランジスタのしきい電圧オフセットを除去でき、この際、ビットラインBL、BLBでの電荷共有後の電圧差ΔVBLを安定化させるために、補助回路840、1040が利用される。
以上のように、図面と明細書で最適の実施形態が開示された。ここで、特定の用語が使われたが、これは単に、本発明を説明するための目的で使われたものであり、意味限定や特許請求の範囲に記載された本発明の範囲を制限するために使われたものではない。したがって、当業者であれば、これから多様な変形及び均等な他の実施形態が可能であるという点を理解できるであろう。したがって、本発明の真の技術的な保護範囲は、特許請求の範囲の技術的思想により決まらねばならない。
本発明は、DRAMなどメモリ装置に関連の技術分野に適用可能である。
一般的な集積回路メモリ装置のブロック図である。 一般的な集積回路メモリ装置で、セルアレイに備えられるメモリセル及びビットライン駆動回路を示す図面である。 図2のビットライン駆動回路の動作説明のためのタイミング図である。 本発明の第1実施形態によって、セルアレイに備えられるメモリセル及びビットライン駆動回路を示す図面である。 図4のビットライン駆動回路の動作説明のためのタイミング図である。 本発明の第2実施形態によって、セルアレイに備えられるメモリセル及びビットライン駆動回路を示す図面である。 図6のビットライン駆動回路の動作説明のためのタイミング図である。 本発明の第3実施形態によって、セルアレイに備えられるメモリセル及びビットライン駆動回路を示す図面である。 図8のビットライン駆動回路の動作説明のためのタイミング図である。 本発明の第4実施形態によって、セルアレイに備えられるメモリセル及びビットライン駆動回路を示す図面である。 図10のビットライン駆動回路の動作説明のためのタイミング図である。
符号の説明
400 セルアレイ
410 メモリセル
411 セル
412,421,422,423,424,460,471,472,473,474,475 MOSFET
413 キャパシタ
414 メモリセルキャパシタ
420 ダミーセル
425,426 ダミーキャパシタ
430 第1感知増幅回路
440 第2感知増幅回路
450 補助回路
451 PチャンネルMOSFET
452 第1インバータ
453 第2インバータ
454 NORロジック
455 NチャンネルMOSFET
470 プリチャージ回路
480 ビットライン駆動回路

Claims (38)

  1. 第1基準信号または第2基準信号に応答して、第1ダミーキャパシタと第1ビットラインに連結されたメモリセルキャパシタとの電荷を共有させるか、または第2ダミーキャパシタと第2ビットラインに連結されたメモリセルキャパシタとの電荷を共有させるダミーセルと、
    前記電荷共有による前記第1ビットラインと前記第2ビットラインとの間の電圧差を、第1電源電圧を利用して感知増幅する第1感知増幅回路と、
    前記電荷共有による前記ビットライン間の前記電圧差を、第2電源電圧を利用して感知増幅する第2感知増幅回路と、
    前記第1感知増幅回路及び前記第2感知増幅回路の感知増幅動作後に、第3電源電圧を利用して、前記第1ビットライン及び前記第2ビットラインを短絡させてプリチャージするプリチャージ回路と、
    前記感知増幅によって、前記第1ビットラインまたは前記第2ビットラインに維持されている電圧レベルを前記プリチャージ前に新たなレベルに変更させる補助回路と、を備えることを特徴とする集積回路メモリ装置のビットライン駆動回路。
  2. 前記補助回路は、
    前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との中間レベル方向に変更させることを特徴とする請求項1に記載の集積回路メモリ装置のビットライン駆動回路。
  3. 前記プリチャージ回路は、
    前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との中間レベルより低いレベルにプリチャージすることを特徴とする請求項2に記載の集積回路メモリ装置のビットライン駆動回路。
  4. 前記補助回路は、
    前記プリチャージ前に、前記第2電源電圧を前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との中間レベル方向に変更させることを特徴とする請求項3に記載の集積回路メモリ装置のビットライン駆動回路。
  5. 前記第2感知増幅回路は、
    前記プリチャージ前に、前記メモリセルデータが“1”であれば、前記第1ビットラインを前記第2電源電圧から前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との中間レベル方向に下降させ、前記メモリセルデータが“0”であれば、前記第2ビットラインを前記第2電源電圧から前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との中間レベル方向に下降させることを特徴とする請求項4に記載の集積回路メモリ装置のビットライン駆動回路。
  6. 前記プリチャージ回路は、
    前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との中間レベルより高いレベルにプリチャージすることを特徴とする請求項2に記載の集積回路メモリ装置のビットライン駆動回路。
  7. 前記補助回路は、
    前記プリチャージ前に、前記第1電源電圧を前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との中間レベル方向に変更させることを特徴とする請求項6に記載の集積回路メモリ装置のビットライン駆動回路。
  8. 前記第1感知増幅回路は、
    前記プリチャージ前に、前記メモリセルデータが“1”であれば、前記第2ビットラインを前記第1電源電圧から前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との中間レベル方向に上昇させ、前記メモリセルデータが“0”であれば、前記第1ビットラインを前記第1電源電圧から前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との中間レベル方向に上昇させることを特徴とする請求項7に記載の集積回路メモリ装置のビットライン駆動回路。
  9. 前記第1ダミーキャパシタ及び前記第2ダミーキャパシタは、
    前記メモリセルキャパシタと同じキャパシタンスであることを特徴とする請求項1に記載の集積回路メモリ装置のビットライン駆動回路。
  10. 前記ダミーセルは、
    メモリセルキャパシタに接続されたビットラインと異なるビットラインに接続される前記ダミーキャパシタのうちいずれか一つと、該当メモリセルキャパシタの電荷を共有させることを特徴とする請求項9に記載の集積回路メモリ装置のビットライン駆動回路。
  11. 第4電源電圧を利用して第1ビットライン及び第2ビットラインそれぞれを、前記第4電源電圧から第1 MOSFET及び第2 MOSFETそれぞれのしきい電圧ほど変更された電圧にし、次いで、前記第1ビットラインまたは前記第2ビットラインとメモリセルキャパシタとの間の電荷共有によって、前記第1ビットラインと前記第2ビットラインとの間に生じる電圧差を、第1電源電圧を利用して感知増幅する第1感知増幅回路と、
    前記電荷共有による前記ビットライン間の前記電圧差を、第2電源電圧を利用して感知増幅する第2感知増幅回路と、
    前記第1感知増幅回路及び前記第2感知増幅回路の感知増幅動作後に、第3電源電圧を利用して、前記第1ビットライン及び前記第2ビットラインを短絡させてプリチャージするプリチャージ回路と、
    前記感知増幅によって、前記第1ビットラインまたは前記第2ビットラインに維持されている電圧レベルを前記プリチャージ前に新たなレベルに変更させる補助回路と、を備えることを特徴とする集積回路メモリ装置のビットライン駆動回路。
  12. 前記第1感知増幅回路は、
    ゲート電極が第1ノードに接続され、ソース/ドレイン電極のうちいずれか一つが前記第1ビットラインに接続され、ソース/ドレイン電極のうち他の一つが前記第4電源電圧を受ける前記第1 MOSFETと、
    ゲート電極が第2ノードに接続され、ソース/ドレイン電極のうちいずれか一つが前記第2ビットラインに接続され、ソース/ドレイン電極のうち他の一つが前記第4電源電圧を受ける前記第2 MOSFETと、
    ゲート電極が第1制御信号を受け、ソース/ドレイン電極のうちいずれか一つが前記第1ノードに接続され、ソース/ドレイン電極のうち他の一つが前記第4電源電圧を受ける第3 MOSFETと、
    ゲート電極が前記第1制御信号を受け、ソース/ドレイン電極のうちいずれか一つが前記第2ノードに接続され、ソース/ドレイン電極のうち他の一つが前記第4電源電圧を受ける第4 MOSFETと、
    ゲート電極が第2制御信号を受け、ソース/ドレイン電極のうちいずれか一つが前記第1ノードに接続され、ソース/ドレイン電極のうち他の一つが前記第2ビットラインに接続された第5 MOSFETと、
    ゲート電極が前記第2制御信号を受け、ソース/ドレイン電極のうちいずれか一つが前記第2ノードに接続され、ソース/ドレイン電極のうち他の一つが前記第1ビットラインに接続された第6 MOSFETと、を備え、
    前記第1制御信号及び前記第2制御信号に応答して、第1ビットライン及び第2ビットラインそれぞれを、前記第4電源電圧から第1 MOSFET及び第2 MOSFETそれぞれのしきい電圧ほど変更された電圧にすることを特徴とする請求項11に記載の集積回路メモリ装置のビットライン駆動回路。
  13. 前記第1感知増幅回路を構成する前記第1 MOSFET及び前記第2 MOSFETは、Nチャンネルタイプであり、
    前記第2感知増幅回路を構成するMOSFETは、Pチャンネルタイプであり、前記第4電源電圧レベルは、前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との中間レベルより高いことを特徴とする請求項12に記載の集積回路メモリ装置のビットライン駆動回路。
  14. 前記プリチャージ回路は、
    前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との中間レベルより低いレベルにプリチャージすることを特徴とする請求項13に記載の集積回路メモリ装置のビットライン駆動回路。
  15. 前記補助回路は、
    前記プリチャージ前に、前記第2電源電圧を前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との中間レベル方向に変更させることを特徴とする請求項14に記載の集積回路メモリ装置のビットライン駆動回路。
  16. 前記第2感知増幅回路は、
    前記プリチャージ前に、前記メモリセルデータが“1”であれば、前記第1ビットラインを前記第2電源電圧から前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との中間レベル方向に下降させ、前記メモリセルデータが“0”であれば、前記第2ビットラインを前記第2電源電圧から前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との中間レベル方向に下降させることを特徴とする請求項15に記載の集積回路メモリ装置のビットライン駆動回路。
  17. 前記第1感知増幅回路を構成する前記第1 MOSFET及び前記第2 MOSFETは、Pチャンネルタイプであり、
    前記第2感知増幅回路を構成するMOSFETは、Nチャンネルタイプであり、前記第4電源電圧レベルは、前記第1電源電圧レベルより低いことを特徴とする請求項12に記載の集積回路メモリ装置のビットライン駆動回路。
  18. 前記プリチャージ回路は、
    前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との中間レベルより高いレベルにプリチャージすることを特徴とする請求項17に記載の集積回路メモリ装置のビットライン駆動回路。
  19. 前記補助回路は、
    前記プリチャージ前に、前記第1電源電圧を前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との中間レベル方向に変更させることを特徴とする請求項18に記載の集積回路メモリ装置のビットライン駆動回路。
  20. 前記第1感知増幅回路は、
    前記プリチャージ前に、前記メモリセルデータが“1”であれば、前記第2ビットラインを前記第1電源電圧から前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との中間レベル方向に上昇させ、前記メモリセルデータが“0”であれば、前記第1ビットラインを前記第1電源電圧から前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との中間レベル方向に上昇させることを特徴とする請求項19に記載の集積回路メモリ装置のビットライン駆動回路。
  21. 第1基準信号または第2基準信号に応答して、第1ダミーキャパシタと第1ビットラインに連結されたメモリセルキャパシタとの電荷を共有させるか、または第2ダミーキャパシタと第2ビットラインに連結されたメモリセルキャパシタとの電荷を共有させるステップと、
    前記電荷共有による前記第1ビットラインと前記第2ビットラインとの間の電圧差を、第1電源電圧を利用して感知増幅するステップと、
    前記電荷共有による前記ビットライン間の前記電圧差を、第2電源電圧を利用して感知増幅するステップと、
    前記第1感知増幅回路及び前記第2感知増幅回路の感知増幅動作後に、第3電源電圧を利用して、前記第1ビットライン及び前記第2ビットラインを短絡させてプリチャージするステップと、
    前記感知増幅によって、前記第1ビットラインまたは前記第2ビットラインに維持されている電圧レベルを前記プリチャージ前に新たなレベルに変更させるステップと、を含むことを特徴とする集積回路メモリ装置のビットライン駆動方法。
  22. 前記新たなレベルは、
    前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との中間レベル方向への変更であることを特徴とする請求項21に記載の集積回路メモリ装置のビットライン駆動方法。
  23. 前記プリチャージは、
    前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との中間レベルより低いレベルへのプリチャージであることを特徴とする請求項22に記載の集積回路メモリ装置のビットライン駆動方法。
  24. 前記新たなレベルは、
    前記プリチャージ前に、前記第2電源電圧を前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との中間レベル方向に変更させることによってなることを特徴とする請求項23に記載の集積回路メモリ装置のビットライン駆動方法。
  25. 前記プリチャージ前に、
    前記メモリセルデータが“1”であれば、前記第1ビットラインが前記第2電源電圧から前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との中間レベル方向に下降し、前記メモリセルデータが“0”であれば、前記第2ビットラインが前記第2電源電圧から前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との中間レベル方向に下降することを特徴とする請求項24に記載の集積回路メモリ装置のビットライン駆動方法。
  26. 前記プリチャージは、
    前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との中間レベルより高いレベルへのプリチャージであることを特徴とする請求項22に記載の集積回路メモリ装置のビットライン駆動方法。
  27. 前記新たなレベルは、
    前記プリチャージ前に、前記第1電源電圧を前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との中間レベル方向に変更させることによってなることを特徴とする請求項26に記載の集積回路メモリ装置のビットライン駆動方法。
  28. 前記プリチャージ前に、
    前記メモリセルデータが“1”であれば、前記第2ビットラインが前記第1電源電圧から前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との中間レベル方向に上昇し、前記メモリセルデータが“0”であれば、前記第1ビットラインが前記第1電源電圧から前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との中間レベル方向に上昇することを特徴とする請求項27に記載の集積回路メモリ装置のビットライン駆動方法。
  29. 第4電源電圧を利用して、第1ビットライン及び第2ビットラインそれぞれを前記第4電源電圧から第1 MOSFET及び第2 MOSFETそれぞれのしきい電圧ほど変更された電圧にするステップと、
    前記第1ビットラインまたは前記第2ビットラインとメモリセルキャパシタとの間の電荷共有によって、前記第1ビットラインと前記第2ビットラインとの間に生じる電圧差を、第1電源電圧を利用して感知増幅するステップと、
    前記電荷共有による前記ビットライン間の前記電圧差を、第2電源電圧を利用して感知増幅するステップと、
    前記第1感知増幅回路及び前記第2感知増幅回路の感知増幅動作後に、第3電源電圧を利用して、前記第1ビットライン及び前記第2ビットラインを短絡させてプリチャージするステップと、
    前記感知増幅によって、前記第1ビットラインまたは前記第2ビットラインに維持されている電圧レベルを前記プリチャージ前に新たなレベルに変更させるステップと、を含むことを特徴とする集積回路メモリ装置のビットライン駆動方法。
  30. 前記プリチャージは、
    前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との中間レベルより低いレベルへのプリチャージであることを特徴とする請求項29に記載の集積回路メモリ装置のビットライン駆動方法。
  31. 前記新たなレベルは、
    前記プリチャージ前に、前記第2電源電圧を前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との中間レベル方向に変更させることによってなることを特徴とする請求項30に記載の集積回路メモリ装置のビットライン駆動方法。
  32. 前記プリチャージ前に、
    前記メモリセルデータが“1”であれば、前記第1ビットラインが前記第2電源電圧から前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との中間レベル方向に下降し、前記メモリセルデータが“0”であれば、前記第2ビットラインが前記第2電源電圧から前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との中間レベル方向に下降することを特徴とする請求項31に記載の集積回路メモリ装置のビットライン駆動方法。
  33. 前記プリチャージは、
    前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との中間レベルより高いレベルへのプリチャージであることを特徴とする請求項29に記載の集積回路メモリ装置のビットライン駆動方法。
  34. 前記新たなレベルは、
    前記プリチャージ前に、前記第1電源電圧を前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との中間レベル方向に変更させることによってなることを特徴とする請求項33に記載の集積回路メモリ装置のビットライン駆動方法。
  35. 前記プリチャージ前に、
    前記メモリセルデータが“1”であれば、前記第2ビットラインが前記第1電源電圧から前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との中間レベル方向に上昇し、前記メモリセルデータが“0”であれば、前記第1ビットラインが前記第1電源電圧から前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との中間レベル方向に上昇することを特徴とする請求項34に記載の集積回路メモリ装置のビットライン駆動方法。
  36. 一対のビットラインと、
    前記一対のビットラインそれぞれに電気的に連結されたメモリセルと、
    感知増幅時間区間で、前記一対のビットラインに電気的に連結される感知増幅回路と、
    前記感知増幅回路のプルアップまたはプルダウンノードに電気的に連結された補助回路と、を備え、
    前記補助回路は、前記感知増幅時間区間の終端で前記プルアップまたはプルダウンノードの電圧を変更させて、前記一対のビットライン間の電圧差を減らすことを特徴とする集積回路メモリ装置。
  37. 前記感知増幅回路は、
    前記プルアップノードに電気的に連結されたPMOSトランジスタを備え、
    前記補助回路は、前記感知増幅時間区間の終端で前記プルアップノードの電圧を下降させることを特徴とする請求項36に記載の集積回路メモリ装置。
  38. 前記感知増幅回路は、
    前記プルダウンノードに電気的に連結されたNMOSトランジスタを備え、
    前記補助回路は、前記感知増幅時間区間の終端で前記プルダウンノードの電圧を上昇させることを特徴とする請求項36に記載の集積回路メモリ装置。
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