JP2006029907A - ガスメータ - Google Patents

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Abstract

【課題】整流板を案内しながら所定の位置に収納することにより、整流板のガタつきを従来通り抑えるとともに整流板の嵌め込み作業を容易とすることにある。
【解決手段】計測流路の四つの内壁面のうちで対向する二つの内壁面に橋架して配置される整流板70を備え、整流板70は、ガスが流れる方向に長尺な板部材であり、対向する二つの内壁面には、内壁面に対して垂直な方向から整流板70が挿入される溝部82が形成され、溝部82の深さ方向先端には、整流板70を収納して固定する収納部86が形成され、溝部82の内壁面側に開口した開口部83は、ガスが流れる方向に対して垂直な断面で見て整流板70の板厚寸法よりも大きい開口寸法を有し、収納部86の収納高さ寸法は、同断面で見て、整流板70の板厚寸法と同等の大きさを有し、溝部82は、同断面で見て、開口部83から収納部86に向けてその開口寸法が徐々に小さくなるよう形成されている。
【選択図】 図8

Description

本発明は、ガスメータに関する。具体的には、ガスの流れを調整する整流板を備えた超音波式のガスメータに関する。
上述のガスメータの従来例として、ガスの流れる計測流路内に整流板が組付けられたものがある(特許文献1を参照。)。整流板は平板形状の板部材であり、計測流路内壁面に橋架されて固定されている。計測流路内壁面には、整流板を嵌め込むための溝が形成されている。
上述の整流板を組付ける作業は、所定の治具を用いて行なわれるのが一般的である。つまり整流板を治具に固定した状態で、整流板に溝部を平行に近づけて互いに嵌合させる。
特開2003−202254号公報
しかし上述の構成では、その組付けに若干手間がかかるという問題があった。つまり整流板に溝部を相対的に近づけるとき、両者の相対位置関係が適切でないと嵌め合せることができないのである。このため整流板に対して溝部が傾いていたり、両者の相対位置がズレているとうまく嵌め合せることができず再度組付け作業を行わなければならなかった。
もっとも溝部の開口寸法を整流板の板厚寸法よりも大きく設定すれば、整流板が多少傾いていても溝部に挿入することはできる。しかし、取付状態時の整流板と溝部との間に隙間が生じる。このため、ガス流量計測時に計測流路を流れるガスにより整流板がガタつくという別の問題が生じる。
本発明は上述した点に鑑みて創案されたものである。つまり本発明が解決しようとする課題は、整流板を案内しながら所定の位置に収納することにより、整流板のガタつきを従来通り抑えるとともに整流板の嵌め込み作業を容易とすることにある。
上記課題を解決するために、本発明の各発明は次の手段をとる。
第1の発明に係るガスメータは、計測流路を流れるガスの流量を超音波を利用して計測するガスメータであって、計測流路は、ガスが流れる方向に対して垂直な断面が四角形状の筒体であり、計測流路は、その四つの内壁面のうちで対向する二つの内壁面に橋架して配置される整流板を備え、整流板は、ガスが流れる方向に長尺な板部材であり、対向する二つの内壁面には、内壁面に対して垂直な方向から整流板が挿入される溝部が形成され、溝部の深さ方向先端には、整流板を収納して固定する収納部が形成され、溝部の内壁面側に開口した開口部は、ガスが流れる方向に対して垂直な断面で見て整流板の板厚寸法よりも大きい開口寸法を有し、収納部の収納高さ寸法は、同断面で見て、整流板の板厚寸法と同等の大きさを有し、溝部は、同断面で見て、開口部から収納部に向けてその開口寸法が徐々に小さくなるよう形成されている。
この第1の発明では、溝部は、開口部と収納部とからなる。収納部は、開口部よりも溝部の深さ方向先端に形成されている。開口部の開口寸法は、整流板の板厚よりも大きい。この開口部から、整流板が溝部に挿入される。そして収納部の収納高さ寸法は、整流板の板厚と同等の大きさを有する。この収納部に整流板が収納される。収納された整流板は、整流板の厚み方向から収納部の内壁面によって接触支持された状態となる。
また開口部から収納部に至る溝部の部位(以下、案内部位と呼ぶ。)は、その開口寸法が徐々に小さくなる形状に形成されている。つまり案内部位には、開口部から収納部へと至る傾斜面が形成されている。挿入動作時の整流板が案内部位に接触すると、この傾斜面に沿って溝部深さ方向先端へと整流板が導かれる。同方向先端へと導かれた整流板は、上述の通り同方向先端に位置する収納部に収納されることとなる。
次に第2の発明に係るガスメータは、第1の発明に係るガスメータであって、溝部には、収納部よりも更に溝部の深さ方向先端に形成された複数の孔部が形成され、整流板の長尺な辺の両端には、孔部に挿入される一対の第一の突起部が形成されているとともに、整流板の長尺な辺には、一対の第一の突起部が挿入される孔部とは別の位置に形成された孔部に挿入される第二の突起部が形成されている。
第2の発明では、整流板の長尺な辺の両端に一対の第一の突起部が形成されている。この一対の第一の突起部は、溝部の対応する位置に形成された孔部にそれぞれ挿入される。挿入された一対の第一の突起部により、整流板の位置決めを行う。このとき第一の突起部が形成された整流板の部位は、孔部に挿入された部位分だけ他の部位よりも溝部への収納度合いが大きくなる。整流板の収納度合いが大きくなると、収納状態の整流板を接触支持する面積(以下、支持面積と呼ぶ。)がその分だけ広くなる。この支持面積が広くなると整流板を接触支持する支持力が大きくなる。
また整流板の同じ辺には、第二の突起部が形成されている。第二の突起部は、第一の突起部位とは異なる整流板の位置に形成されている。第二の突起部が形成された整流板の部位は、上述の第一の突起部が形成された整流板の部位と同等の支持面積を有する。
次に第3の発明に係るガスメータは、第2の発明に係るガスメータにおいて、第一の突起部と第二の突起部とは、挿入時において溝部を臨む先端の稜角部が面取りされて形成されている。
第3の発明では、各突起部が面取りされて形成されている。
上述した本発明によれば、次の効果を得ることができる。
先ず第1の発明によれば、案内部位により整流板が収納部に案内されるため、挿入動作時の整流板と収納部とが開口部の開口寸法の範囲内で傾いていた(若しくはズレていた)としても整流板の挿入動作を継続することができる。このため、挿入時の整流板と収納部との位置関係の自由度が広がる。両者の位置関係の自由度が広がるだけ、整流板の嵌め込み作業が容易となる。
また、収納状態の整流板を収納部が接触支持するため、整流板のガタつきを従来通り防止又は低減することができる。
次に第2の発明によれば、位置決め目的の第一の突起部が形成された整流板の部位と第二の突起部が形成された整流板の部位とは同等の支持面積を有する。つまり両部位は、同等の支持力を有する。この結果として、整流板の両端と比べて支持力が弱い整流板の中間部分がガスによってガタつくことを防止又は低減できる。つまり溝部が、より安定した状態で整流板を固定することができる。
次に第3の発明によれば、整流板の各突起部位が面取りされているため、整流板をスムーズに収納部へと移動させることができる。
以下に本発明を実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。
図1はガスメータの外観図、図2はガスメータの内部構造図、図3〜図9はガスメータの各構成部材の図である。
本実施例に係るガスメータ1は、超音波を利用してガスの流量を計測するための装置である。このガスメータ1は、その内部に配置された後述の計測管30(図3を参照。)内に流れるガスの流量を計測する。この計測管30の対向する内壁面には、後述の整流板70が橋架されて固定されている。
本実施例に係るガスメータ1は、この整流板70の組付け作業が容易となる構成を備えるものである。
[ガスメータ外観]
図1のガスメータ1は略長方形状の箱体である。同図で見て、ガスメータ1の上方位置にはガス供給元流入口3とガス設備流出口5とが設けられている。
ガスの供給先となるガス会社等から供給されたガスは、ガス供給元流入口3からガスメータ1内に流入する。ガスメータ1内でガス流量が計測されたガスは、ガス設備流出口5から流出されガスを使用する設備・施設へと供給される。
ガスメータ1正面には、ガス流量の積算値等を表示する表示手段7が設けられている。表示手段7の表示内容は、切換え用スイッチ(図示しない。)で適宜変更できる。
また、端子カバー9で覆われた部位の内部には、通信端子(図示しない。)が配置されている。通信装置(図示しない。)を通信端子に接続することで、その通信装置から送られる信号によりガスメータ1を操作することもできる。
[ガスメータ内部]
図2のガスメータ1内部には、第一のガス流路10と,ガス流量計測流路20と,第二のガス流路15とが形成されている。ガスメータ1内で各流路が連通し、同図で見て略U字型にガスの通る通路が形成されている。
上述のガス供給元流入口3からガスメータ1内部に流入したガスは、第一のガス流路10を通過してガス流量計測流路20へと流入する。ガス流量計測流路20へと流入したガスは、超音波を利用してその流量が計測される。流量が計測されたガスは、第二のガス流路15を通り上述のガス設備流出口5から外部へと流出していく。
ガスメータ1に流入するガスの圧力は、第二のガス流路15に設けられた圧力センサ15aにより計測されている。第一のガス流路10には遮断弁10aが設けられている。そして、圧力センサ15aにより異状が検出された場合には、図2で見て左方向に遮断弁10aが移動して第一のガス流路10を遮断する。検出される異状としては、例えば予め設定された圧力範囲をガス圧が超えた場合がある。
[ガス流量計測流路]
図3のガス流量計測流路20は、本体ケース21と,計測管30とからなる。
本体ケース21は、上蓋部材21aと底蓋部材21bとで構成されている。
上蓋部材21aは、本体ケース21の外形を形作る箱体である。上蓋部材21aの上部には、本体ケース21内部と各ガス流路とを連通する連通口22,23が形成されている。また上蓋部材21aの両側面には、二つの超音波送受信センサ(図示しない。)をそれぞれ組付けるためのセンサ収納部25が二ヶ所形成されている。二つのセンサ収納部25,25は、ガスの流れる方向(同図の矢印で示した方向)に対して所定の角度θをもって対向している。
この上蓋部材21aに平板形状の底蓋部材21bを嵌め込むことで、内部が中空の本体ケース21が形成される。この本体ケース21内部には計測管30が収納される。
[計測管]
図3の計測管30は、第一の側壁部30lと第二の側壁部30rと上面部30uと底面部30dの四辺で構成される断面略長方形状の管部材である。
この計測管30は、図4に示す通り、第一の計測管部材40と,第二の計測管部材50と,乱流抑制部材60と,整流板70とからなる。
計測管30の外形部分は、第一の計測管部材40と第二の計測管部材50とで構成される。計測管30内部の所定位置には、乱流抑制部材60と整流板70とが配置される。
[第一の計測管部材,第二の計測管部材]
図4の第一の計測管部材40と第二の計測管部材50とは、断面略L字形状の長尺な板部材である。各計測管部材40,50は、その一方に形成された複数の突起部材90を他方に形成された挿入孔80に挿入することで互いに組付けられる。
第一の計測管部材40は、上述した第一の側壁部30lと底面部30dの二辺を構成する(図3を参照。)。第二の計測管部材50は、第二の側壁部30rと上面部30uの二辺を構成する(図3を参照。)。
第一の側壁部30lにはセンサ孔41が形成され、第二の側壁部30rにはセンサ孔51が形成されている。
また第一の側壁部30lの内壁面と第二の側壁部30rの内壁面とには、複数の溝部82がそれぞれ形成されている。
各センサ孔41,51からは、上述の超音波送受信機が計測管30内部を臨むことととなる。この各センサ孔41,51周辺には、凹形状の取付部45が形成されている。この取付部45には、乱流抑制部材60が嵌め込まれることで蓋をされる。乱流抑制部材60には、取付孔62が形成されている。上述の突起部材90を取付孔62に挿入することで、乱流抑制部材60が取付部45に位置決め固定される。
[溝部]
図7に示す溝部82は、底面部30dに対して平行に走る溝である。第一の側壁部30lには三本の溝部82が形成されている。この溝部82は、センサ孔41を横切って形成されている。 なお第二の側壁部30rにも、同様に三本の溝部82が形成されている(図4を参照。)。
溝部82の両端部分には、第一の孔部87,87が形成されている。第一の孔部87は、図9に良く示される通り、第一の側壁部30lをその厚み方向に貫通して形成された貫通孔である。この第一の孔部87には、後述の整流板70の第一の突起部72が挿入される。また溝部82の長尺な辺の中央部分にも貫通孔である第二の孔部89が形成されている。この第二の孔部89には、後述の整流板70の第二の突起部73が挿入される。
次に図8の通り、溝部82の各側壁部30l(30r)側には、開口部83が形成されている。開口部83は、同図で見てその上下方向の寸法tk(開口寸法tk)が整流板70の板厚よりも大きく形成されている。本実施例に示す整流板70の板厚は、0.3mmである。また開口寸法tkは、0.5mmである。
また溝部82の同図で見て左奥には、整流板70を収納する収納部86が形成されている。収納部86は、同図で見て略長方形状の空洞部である。この収納部86の同図で見て上下方向の寸法ts(収納高さ寸法ts)は、整流板70の板厚寸法とほぼ等しい大きさに設定されている。
そして溝部82の開口部83から収納部86にかけての部位には、その開口寸法が徐々に狭くなる案内部位84が形成されている。つまり案内部位84は、同図で見て上下の傾斜面84a,84bが開口部83から収納部86にかけて互いに近づくテーパ形状となっている。
[整流板]
図5の整流板70は略平板形状の板部材である。整流板70の形状は、同図の上から見て長方形状となっている。そして整流板70の同図で見て上下に位置する辺(長尺な辺)の長さは、上述の溝部82の長さとほぼ同じに設定されている(図4を参照。)。この整流板70の長尺な辺は、その稜角が面取りされている。
また整流板70の四隅には、同図で見て上方向(若しくは下方向)に突出した第一の突起部72が形成されている。更に整流板70の長尺な辺の略中央部分には、同じく上方向(若しくは下方向)に突出した第二の突起部73が形成されている。
第一の突起部72と第二の突起部73との両者は、図5の正面で見て略四角形状の突起である。各突起部72,73は、上述の溝部82に形成された第一の孔部87と第二の孔部89に収まる形状及び大きさに形成されている。
また各突起部72,73は、図5,図6に示す通り、整流板70の挿入時に溝部82を臨む稜角が面取りされている。
[整流板の組付け方法]
整流板70の組付け方法を図4,図8,図9に基づいて説明する。なお図8は、図7のVIII−VIII線断面の模式図である。図9は、図7のIX−IX線断面の模式図である。
先ず、整流板70を治具(図示しない。)を用いて図4に示す位置に固定する。そして、第一の側壁部30lに対して第二の側壁部30rを図4の矢印方向から近づけていく。
このとき整流板70と溝部82との相対位置関係がズレることがある。つまり収納部86の位置よりも図8で見て整流板70が上下方向にズレることがある。このとき整流板70は、先ず溝部82に形成された案内部位84と接触する。案内部位84と接触した整流板70は、案内部位84に設けられたテーパ形状の傾斜面84a(又は84b)に沿って収納部86方向へと案内される。この結果として図8に示すとおり、整流板70の他方の辺が収納部86に収納されることとなる。この結果として整流板70は、第一の側壁部30lと第二の側壁部30rとの間に橋架されて固定される。
このとき図9に示す通り、第一の突起部72は第一の孔部87へと挿入されることとなる。そして第二の突起部73は、第二の孔部89へと挿入されることとなる。
[作用・効果]
先ず、案内部位84により整流板70が収納部86に案内されるため、挿入動作時の整流板70と収納部86とが開口部83の開口寸法tkの範囲内でズレていた(若しくは傾いていた)としても整流板70の挿入動作を継続することができる。このため、挿入時の整流板70と収納部86との位置関係の自由度が拡がる。この自由度が広がるだけ整流板70の嵌め込み作業が容易となる。
また、収納状態の整流板70を収納部86が接触支持するため、整流板70のガタつきを従来通り防止又は低減することができる。
次に、位置決め目的の第一の突起部72が形成された整流板の部位と第二の突起部73が形成された整流板70の部位とは同等の支持面積を有する。つまり両部位は、同等の支持力を有する。この結果として、整流板70の両端と比べて支持力が弱い整流板の中間部分がガスによってガタつくことを防止又は低減できる。
次に、整流板70の各突起部位72,73は面取りされているため、整流板70をスムーズに収納部86へと移動することができる。
[その他の実施の形態]
本発明に係るガスメータ1は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その他各種の実施の形態を取り得る。
先ず第二の突起部73は、整流板70に複数個形成されていてもよい。例えば、整流板70の長尺な辺に等間隔に二個形成されていれば、整流板70のガタつきを更に抑えることができる。また第一の突起部72と第二の突起部73とは、同じ形状である必要はない。例えば第二の突起部73は、第一の突起部72と比較してガスの流れ方向に長尺に形成されていてもよい。
また第二の突起部73の形成位置も適宜変更可能である。
また位置決めをする必要がない場合には、第一の突起部72を整流板70に形成する必要はない。また第一の突起部72がない場合には第二の突起部73を整流板70に形成する必要もない。
次に一枚若しくは二枚の整流板70が計測管30に配置されていてもよく、三枚以上の整流板70が計測管30内に配置されていてもよい。このとき配置される整流板70の数に応じて、溝部82が形成される。また配置される整流板70の数よりも多く溝部82を形成してもよい。この場合、流れるガスの流量により整流板70の数と配置位置を適宜変更できる。
次に、溝部82に形成された開口部83の開口寸法tkは、整流板70の厚み寸法よりも大きければよい。例えば整流板70が図8で見て上方向にズレやすい場合には、同図で見て上方向に開口寸法tkを大きく取ることとなる。同様に整流板70が下方向にズレやすい場合には、下方向に開口寸法tkを大きく取る。
また案内部位84の傾斜面84a,84bは、整流板70を収納部86に案内できればいかなる形状であってもよい。例えば図8の傾斜面84a,84bの中央部分が互いに近づく方向に湾曲した形状であってもよい。また同図の傾斜面84a,84bの中央部分がが互いに離れる方向に湾曲した形状であってもよい。また傾斜面84a,84bとは対応した形状である必要はない。つまり一方が図8のように直線状の傾斜であり、他方が上述のように湾曲した形状であってもよい。
また第一の孔部87と第二の孔部89とは、第一の側壁部30l(若しくは第二の側壁部30r)を貫通していなくともよい。また、いずれか一方の側壁部30l(30r)に形成された各孔部87,89のみを貫通して形成してもよい。
次に、整流板70と各突起部72,73とは面取りされていなくともよい。また各突起部72,73のみに面取りがなされていてもよい。また図5,6に示す各突起部72,73のいずれかの稜角にのみ面取りがなされていてもよい。
また各突起部72,73の稜角に丸みをつけてもよい。例えば図6で見て整流板70の左側先端に位置する第一の突起部72を半円形としてもよい。また第一の突起部72を同図で見て三角形状としてもよい。第二の突起部73の形状も第一の突起部72と同様の形状に適宜変更可能である。
ガスメータの外観図である。 ガスメータの内部構造図である。 ガス流量計測流路の分解図である。 計測管の分解図である。 整流板の正面図である。 図5のVI−VI線断面図である。 計測管部材の正面図である。 図7のVIII−VIII線断面の模式図である。 図7のIX−IX線断面の模式図である。
符号の説明
1 ガスメータ
3 ガス供給元流入口
5 ガス設備流出口
7 表示手段
9 端子カバー
10 第一のガス流路
10a 遮断弁
15 第二のガス流路
15a 圧力センサ
20 ガス流量計測流路
21 本体ケース
21a 上蓋部材
21b 底蓋部材
22,23 連通口
25 センサ収納部
30 計測管
30l 第一の側壁部
30r 第二の側壁部
30u 上面部
30d 底面部
40 第一の計測管部材
41,51 センサ孔
45 取付部
50 第二の計測管部材
60 乱流抑制部材
62 取付孔
70 整流板
72 第一の突起部
73 第二の突起部
80 挿入孔
82 溝部
83 開口部
84 案内部位
84a,84b 傾斜面
86 収納部
87 第一の孔部
89 第二の孔部
90 突起部材




Claims (3)

  1. 計測流路を流れるガスの流量を超音波を利用して計測するガスメータであって、
    前記計測流路は、前記ガスが流れる方向に対して垂直な断面が四角形状の筒体であり、
    前記計測流路は、その四つの内壁面のうちで対向する二つの内壁面に橋架して配置される整流板を備え、
    前記整流板は、前記ガスが流れる方向に長尺な板部材であり、
    前記対向する二つの内壁面には、該内壁面に対して垂直な方向から前記整流板が挿入される溝部が形成され、
    該溝部の深さ方向先端には、前記整流板を収納して固定する収納部が形成され、
    該溝部の前記内壁面側に開口した開口部は、前記ガスが流れる方向に対して垂直な断面で見て前記整流板の板厚寸法よりも大きい開口寸法を有し、
    前記収納部の収納高さ寸法は、同断面で見て、前記整流板の板厚寸法と同等の大きさを有し、
    前記溝部は、同断面で見て、前記開口部から前記収納部に向けてその開口寸法が徐々に小さくなるよう形成されていることを特徴とするガスメータ。
  2. 請求項1に記載のガスメータであって、
    前記溝部には、前記収納部よりも更に該溝部の深さ方向先端に形成された複数の孔部が形成され、
    該整流板の長尺な辺の両端には、前記孔部に挿入されて該整流板の位置決めをする一対の第一の突起部が形成されているとともに、
    該整流板の長尺な辺には、前記一対の第一の突起部が挿入される孔部とは別の位置に形成された孔部に挿入される第二の突起部が形成されていることを特徴とするガスメータ。
  3. 請求項2に記載のガスメータであって、
    前記第一の突起部と前記第二の突起部とは、挿入時において前記溝部を臨む先端の稜角部が面取りされて形成されていることを特徴とするガスメータ。

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