JP2005273786A - オイルレベルゲージ装置 - Google Patents
オイルレベルゲージ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005273786A JP2005273786A JP2004088494A JP2004088494A JP2005273786A JP 2005273786 A JP2005273786 A JP 2005273786A JP 2004088494 A JP2004088494 A JP 2004088494A JP 2004088494 A JP2004088494 A JP 2004088494A JP 2005273786 A JP2005273786 A JP 2005273786A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gauge
- oil level
- level gauge
- piece
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
【課題】レベルゲージガイドを使用しない簡単な構成でケース内のオイルのレベルを計測可能なオイルレベルゲージを提供することである。
【解決手段】ケース内に収容されたオイルのレベルを計測するオイルレベルゲージ装置であって、取手部を一端に有するゲージロッドと、前記ケースのゲージロッド挿入口を閉塞する前記ゲージロッドに固定されたキャップと、所定の厚さ及び厚さ方向に直交する所定の幅を有し、前記ゲージロッドの挿入方向を規制する該ゲージロッドに固定された駒と、前記駒と選択的に干渉することにより前記ゲージロッドの挿入方向を規制する挿入ガイドを画成する、所定間隔離間して前記ケースに一体的に形成された一対の規制壁部等を設けて構成する。
【選択図】図２
【解決手段】ケース内に収容されたオイルのレベルを計測するオイルレベルゲージ装置であって、取手部を一端に有するゲージロッドと、前記ケースのゲージロッド挿入口を閉塞する前記ゲージロッドに固定されたキャップと、所定の厚さ及び厚さ方向に直交する所定の幅を有し、前記ゲージロッドの挿入方向を規制する該ゲージロッドに固定された駒と、前記駒と選択的に干渉することにより前記ゲージロッドの挿入方向を規制する挿入ガイドを画成する、所定間隔離間して前記ケースに一体的に形成された一対の規制壁部等を設けて構成する。
【選択図】図２
Description
本発明は、エンジンブロック又はトランスミッションケース内のオイルレベルを計測するオイルレベルゲージ装置に関する。
オイルレベルゲージは、エンジンブロック又はトランスミッションケース内のオイルのレベルを計測するものであり、オイルレベルに加えて付着したオイルの色によりオイルの劣化を検出することもできる。
このオイルレベルゲージがエンジンブロック又はトランスミッションケースに装着されて使用されるが、オイルレベルゲージの装着箇所近傍には各種の配管や補機等の部品が配置されているため、これらと衝突しないようにオイルレベルゲージを挿入する必要があり、これを実現するためオイルレベルゲージの挿入方向を規制した従来技術が知られている。
例えば、実開昭６１−１７４０９号公報には、絞りガイドを有するゲージガイド管と、ゲージロッドと、ゲージロッドに取り付けられたキャップ及び駒から構成されたオイルレベルゲージが開示されており、ゲージガイド管に形成された絞りガイドにより駒の挿入方向を規制することによって、ゲージロッドの挿入される向きを規制するようにしている。
また、特開平４−２２８８１６号公報には、挿入規制部によって規制された向き以外の向きでオイルレベルゲージが挿入された場合にも、挿入に伴いレベルゲージを自動的に回転させ、所定の向きに合わせて挿入規制部に導くようにしたオイルレベルゲージガイドが開示されている。即ち、このオイルレベルゲージガイドでは、オイルレベルゲージガイドの断面形状により平板状のオイルレベルゲージの挿入方向の規制を行うものである。
実開昭６１−１７４０９号公報
特開平４−２２８８１６号公報
しかし、上述した従来のオイルレベルゲージでは、レベルゲージガイド管に平板状のオイルレベルゲージを挿入する構成であり、レベルゲージガイドが設けられていない構造ではオイルレベルゲージの挿入方向を規制できないという問題がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、簡単な構造でオイルレベルゲージの挿入方向を規制可能なオイルレベルゲージ装置を提供することである。
上述した課題を解決するため、本発明によると、ケース内に収容されたオイルのレベルを計測するオイルレベルゲージ装置であって、取手部を一端に有するゲージロッドと、前記ケースのゲージロッド挿入口を閉塞する前記ゲージロッドに固定されたキャップと、所定の厚さ及び厚さ方向に直交する所定の幅を有し、前記ゲージロッドの挿入方向を規制する該ゲージロッドに固定された駒と、前記駒と選択的に干渉することにより前記ゲージロッドの挿入方向を規制する挿入ガイドを画成する、所定間隔離間して前記ケースに一体的に形成された一対の規制壁部と、を具備したことを特徴とするオイルレベルゲージ装置が提供される。
好ましくは、駒はキャップと一体的に成形されている。
本発明によると、レベルゲージガイドを廃止することができるため、少ない構成部品でコストを低減したオイルレベルゲージ装置を提供することができる。ゲージロッドに固定した駒とケースに一体的に形成した挿入ガイドによりオイルレベルゲージの挿入方向を規制できるため、オイルレベルゲージの取手部と他部品との接触を回避することができる。
また、請求項２記載の発明によると、駒とキャップとを一体的に成形するため、キャップ端部に対する駒の位置精度の安定化を図ることができる。
図１を参照すると、本発明実施形態に係るオイルレベルゲージ２の全体構成が示されている。オイルレベルゲージ２は、丸棒からなるゲージロッド４と、ゲージロッド４に固着されたキャップ１０及び駒１２とから構成される。
キャップ１０及び駒１２はゲージロッド４を通した型中にゴムを注入することにより一体成形されており、ゲージロッド４に固着されている。
ゲージロッド４の上端には取手部８が形成されており、この取手部８は上端近傍に形成された曲がり部６によりキャップ１０及び駒１２が取り付けられたゲージロッド４の部分から偏心している。このように取手部８が偏心しているのは、ゲージロッド２の挿入時又は引き抜き時に取手部８と他部品との接触を避けるためである。
図２を参照すると、オイルレベルゲージ２がトランスミッションケース１４内に挿入された状態の縦断面図が示されている。図３は図２の３−３線断面図である。トランスミッションケース１４には、ケース１４と一体的に形成された互いに所定間隔離間した一対の規制壁部１６，１８が形成されており、これらの規制壁部１６，１８でオイルレベルゲージ２の挿入ガイド２０を画成する。
駒１２は概略直方体形状をしており、トランスミッションケース１４に形成された挿入ガイド２０の幅よりも薄い所定の厚さＴと、挿入ガイド２０の幅よりも大きい厚さ方向に直交する所定の幅Ｂを有している。
レベルゲージ２の完全挿入状態においては、レベルゲージ２の方向規制用の駒１２は一定の間隔をもったケース１４の規制壁部１６，１８の間に位置する。駒１２の厚さＴ及び幅Ｂと規制壁部１６，１８との隙間設定によりレベルゲージ２の挿入する向きの規制を行う。
キャップ１０と駒１２は一体成形されているため、図２に示すようにキャップ１０がケース１４のゲージロッド挿入口１５を閉塞した状態において、キャップ１０から駒１２までの位置ばらつきを抑えることができる。
図４は駒１２の向きが挿入ガイド２０の案内方向と合わないために、矢印２１で示すように駒１２と規制壁部１６とが突き当たった状態を示しており、この場合キャップ１０はケース１４のゲージロッド挿入口１５から所定距離Ｓだけ浮き上がることになる。
即ち、駒１２の先端を平面形状にすることと駒１２の先端部の位置設定により、レベルゲージ２を規制された向き以外から差し込もうとした場合は、駒１２の先端部が規制壁部１６又は１８に突き当たり、キャップ１０をゲージロッド挿入口１５より所定距離Ｓ浮き上がらせることで、作業者へオイルレベルゲージ２の不完全挿入状態を警告することができる。
図５はオイルレベルゲージ２の取手部８と、配線２２等の周辺に配置された部品との関係を示しており、駒１２と一対の規制壁部１６、１８とでオイルレベルゲージ２の挿入する向きの規制を行うことにより、取手部８の位置を周辺に配置された部品との接触を起こさない図示された位置に規制することができる。
２ オイルレベルゲージ
４ ゲージロッド
８ 取手部
１０ キャップ
１２ 駒
１４ トランスミッションケース
１６，１８ 規制壁部
２０ 挿入ガイド
４ ゲージロッド
８ 取手部
１０ キャップ
１２ 駒
１４ トランスミッションケース
１６，１８ 規制壁部
２０ 挿入ガイド
Claims (2)
- ケース内に収容されたオイルのレベルを計測するオイルレベルゲージ装置であって、
取手部を一端に有するゲージロッドと、
前記ケースのゲージロッド挿入口を閉塞する前記ゲージロッドに固定されたキャップと、
所定の厚さ及び厚さ方向に直交する所定の幅を有し、前記ゲージロッドの挿入方向を規制する該ゲージロッドに固定された駒と、
前記駒と選択的に干渉することにより前記ゲージロッドの挿入方向を規制する挿入ガイドを画成する、所定間隔離間して前記ケースに一体的に形成された一対の規制壁部と、
を具備したことを特徴とするオイルレベルゲージ装置。 - 前記駒は前記キャップと一体的に成形されていることを特徴とする請求項１記載のオイルレベルゲージ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004088494A JP4610917B2 (ja) | 2004-03-25 | 2004-03-25 | オイルレベルゲージ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004088494A JP4610917B2 (ja) | 2004-03-25 | 2004-03-25 | オイルレベルゲージ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005273786A true JP2005273786A (ja) | 2005-10-06 |
| JP4610917B2 JP4610917B2 (ja) | 2011-01-12 |
Family
ID=35173686
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004088494A Expired - Fee Related JP4610917B2 (ja) | 2004-03-25 | 2004-03-25 | オイルレベルゲージ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4610917B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018141537A (ja) * | 2017-02-28 | 2018-09-13 | ダイハツ工業株式会社 | オイルレベルゲージのガイド構造 |
| US10648378B2 (en) | 2017-02-17 | 2020-05-12 | Ford Global Technologies, Llc | Engine dipstick |
| JP2021110537A (ja) * | 2020-01-06 | 2021-08-02 | 本田技研工業株式会社 | オイルレベルゲージ案内装置 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54158647U (ja) * | 1978-04-27 | 1979-11-06 | ||
| JPS6117409U (ja) * | 1984-07-09 | 1986-01-31 | 富士重工業株式会社 | オイルレベルゲ−ジ |
| JPS6276217U (ja) * | 1985-10-31 | 1987-05-15 | ||
| JPH09317434A (ja) * | 1996-05-31 | 1997-12-09 | Suzuki Motor Corp | シリンダヘッド構造 |
-
2004
- 2004-03-25 JP JP2004088494A patent/JP4610917B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54158647U (ja) * | 1978-04-27 | 1979-11-06 | ||
| JPS6117409U (ja) * | 1984-07-09 | 1986-01-31 | 富士重工業株式会社 | オイルレベルゲ−ジ |
| JPS6276217U (ja) * | 1985-10-31 | 1987-05-15 | ||
| JPH09317434A (ja) * | 1996-05-31 | 1997-12-09 | Suzuki Motor Corp | シリンダヘッド構造 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10648378B2 (en) | 2017-02-17 | 2020-05-12 | Ford Global Technologies, Llc | Engine dipstick |
| JP2018141537A (ja) * | 2017-02-28 | 2018-09-13 | ダイハツ工業株式会社 | オイルレベルゲージのガイド構造 |
| JP2021110537A (ja) * | 2020-01-06 | 2021-08-02 | 本田技研工業株式会社 | オイルレベルゲージ案内装置 |
| US11434791B2 (en) | 2020-01-06 | 2022-09-06 | Honda Motor Co., Ltd. | Oil level gauge guide apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4610917B2 (ja) | 2011-01-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7802371B2 (en) | Level with magnetic device | |
| KR101287164B1 (ko) | 유로의 공기량 측정기 | |
| JP5263324B2 (ja) | 空気流量測定装置 | |
| BR112013019057A2 (pt) | conector com primeira e segunda portas | |
| KR20020077147A (ko) | 압력센서를 내장한 제어장치 | |
| US10138924B2 (en) | Fitting member and replacement unit for long member | |
| JP4610917B2 (ja) | オイルレベルゲージ装置 | |
| US7032479B1 (en) | Pliers for E-shaped snap rings | |
| US9804014B2 (en) | Oil level gauge mounting structure | |
| US7401509B2 (en) | Device for determining air mass in a line and including a separation outlet having a wind shield structure | |
| JP2006138256A (ja) | フューエルゲージ取付け構造 | |
| US20050241171A1 (en) | Oil level gauge | |
| JP2005307962A (ja) | 吸／排気ポート成形用コアの構造 | |
| JP2004132766A (ja) | ガスセンサ | |
| JP7065207B2 (ja) | 物理量測定装置 | |
| JP4741207B2 (ja) | ガスメータ | |
| US20080155847A1 (en) | Corner Gauge | |
| JP2010257677A (ja) | 基板用コネクタ | |
| TW201030246A (en) | Housing assembly for an electrical device | |
| JP2004317076A (ja) | ガスコンロに於ける炎検知器及び点火電極の固定構造 | |
| JP2016141306A (ja) | 車両の前部構造 | |
| JPH09317434A (ja) | シリンダヘッド構造 | |
| KR200192109Y1 (ko) | 버어니어 켈리퍼 겸용 줄자 | |
| JP7127620B2 (ja) | 機器用コネクタ | |
| JP2007159637A (ja) | 超音波探触子用穿刺アダプタ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061128 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090917 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090929 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091124 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100330 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100513 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101012 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101013 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131022 Year of fee payment: 3 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |