JP4583831B2 - ガスメータ - Google Patents

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Description

本発明は、ガスメータに関する。具体的には、ガスの流れを調整する整流板を備えた超音波式のガスメータに関する。
上述の超音波式のガスメータの従来例として、ガスが流れる計測流路に平板形状の整流板が組付けられたものがある(特許文献1を参照。)。
整流板は、計測流路を構成する内壁のうちで対向する二つの内壁面に橋架状態で組付けられる。この対向する二つの内壁面には、計測流路内に超音波を伝播させるための伝播窓部が形成されている。そして伝播窓部の計測流路側に開口した開口部には、平板形状の蓋部材(本発明の「乱流抑制部材」に該当する。)が嵌め込まれる。計測流路内を流れるガスが、開口部付近で渦を巻くのを防止するためである。この蓋部材には、超音波を透過する透過部位が形成されている。
上述の整流板は、超音波の伝播経路上のガスの流れを整える必要上、この蓋部材を横断して計測流路に配置されることとなる。このため、蓋部材の計測流路内部側の面と整流板とは接触した状態となる。
特開2003−83791号公報
しかし上述の構成では、ガスメータの検出精度が次第に低下していく可能性があった。これは、上述の蓋部材と整流板の透過部位との接触部分にゴミが溜まることによる。
本発明は上述した点に鑑みて創案されたものである。つまり本発明が解決しようとする課題は、蓋部材の透過部位と整流板との接触部分をなくすことで、ガスメータの検出精度を長期間維持することにある。
上記課題を解決するために、本発明の各発明は次の手段をとる。
第1の発明に係るガスメータは、計測流路を流れるガスの流量を超音波を利用して計測するガスメータであって、計測流路は、ガスが流れる方向に対して垂直な断面が四つの辺からなる四角形状の筒体であり、四つの辺のうちで対向する二つの面には超音波を通過させるための伝播窓部がそれぞれ形成されるとともに、対向する二つの面の間には、ガスが流れる方向に長尺な平板部材である整流板が橋架状態で組付けられ、伝播窓部には、計測流路の内側から平板形状の乱流抑制部材が組付けられ、乱流抑制部材には、その組付け状態時において計測流路内部を臨む面の中央に超音波を透過する透過部位が形成され、整流板の長尺な辺は、ガスが流れる方向に伝播窓部を横切って配置され、乱流抑制部材は、その組付け状態時において整流板によって伝播窓部に押しつけられた状態となるとともに、同状態時において、透過部位と、透過部位を臨む整流板の長尺な辺との間には隙間が形成された状態となる。
この第1の発明では、計測流路を構成する面(内壁面を意味する。)のうちで対向する位置にある二つの面にそれぞれ伝播窓部が形成されている。この伝播窓部には、計測流路の内側から乱流抑制部材が組付けられる。乱流抑制部材には、超音波を通過させる透過部位が形成されている。
また伝播窓部が形成された二つの面には、整流板が橋架状態で組付けられる。整流板は、ガスが流れる方向に乱流抑制部材を横切って配置されている。このため乱流抑制部材と整流板との両者が計測流路に組付けられた状態では、乱流抑制部材が整流板により伝播窓部に押し付けられた状態となる。
このとき、上述の透過部位と整流板との間には隙間が形成されているため、組み付け状態時の両者の間には接触する部分がないこととなる。
またの発明に係るガスメータでは、隙間は、整流板の長尺な辺に形成された凹部位により形成されている。
第1の発明では、上述の透過部位と整流板との間の隙間が整流板の凹部位によって形成されることとなる。
そして凹部位の奥行き方向の両側辺部がクランク状とされて、第一の側辺部と、支持辺部と、第二の側辺部を有する。
さらに両側辺部の第一の側辺部と支持辺部にて、乱流抑制部材に整流板を位置決めして取付ける。このとき支持辺部によって、乱流抑制部材の縁部を伝播窓部側に押し付けつつ、第二の側辺部によって、透過部位と整流板の間に隙間を形成する構成である。
また第2の発明に係るガスメータは、第1の発明に係るガスメータにおいて、第一の側辺部が、整流板の長尺な辺に対して垂直に連接し、第二の側辺部が、第一の側辺部と平行に形成され、第一の側辺部と第二の側辺部が、両側辺部に対して垂直な支持辺部で連結されることを特徴とする。
次に第3の発明に係るガスメータは、第1の発明又は第2の発明に係るガスメータにおいて、凹部位は、組付け状態時の整流板が透過部位を臨む部位のみに形成されている。
第3の発明では、組付け状態時において透過部位を臨む整流板の部位のみに凹部位が形成されている。そして、同状態で透過部位を臨む整流板の部位以外の部位には凹部位が形成されていない。つまり、同状態で透過部位を臨む整流板の部位以外の部位では、乱流抑制部材が整流板により伝播窓部に押し付けられた状態が維持されることとなる。
次に第4の発明に係るガスメータは、第1の発明から第3の発明のいずれかに係るガスメータにおいて、ガスの流入側に位置する整流板の短尺な辺を構成する部位は、その稜角が面取りされて形成されている。
第4の発明では、流入したガスが最初に接触する整流板の部位が面取りされている。
上述した本発明によれば、次の効果を得ることができる。
先ず第1の発明によれば、透過部位と整流板との間には接触する部分がないため、同部分にゴミがたまることがない。このため、集積したゴミが原因となるガスメータの検出精度の低下を防止又は低減することができる。
また第1の発明によれば、整流板の凹部位によって、上述の透過部位と整流板との間に隙間が形成される。このため透過部位の形状を変更することなく、ゴミの集積を防止することができる
また第2の発明によれば、整流板の凹部位によって、透過部位と整流板との間により適切な隙間が形成される。
次に第3の発明によれば、組付け状態時において透過部位を臨む整流板の部位以外の部位では、乱流抑制部材が整流板により伝播窓部に押し付けられた状態が維持される。このため、乱流抑制部材が計測流路内方向へとズレるのを従来通り防止又は低減できる。
次に第4の発明によれば、流入したガスが最初に接触する整流板の部位が面取りされているため、同部分が角張っている場合と比較してガスの流れがスムーズとなる。この結果として、計測流路内に侵入したゴミはガスの流れによってスムーズに排出される。
以下に本発明を実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。
図1はガスメータの外観図、図2はガスメータの内部構造図、図3〜図9はガスメータの各構成部材の図である。
本実施例に係るガスメータ1は、超音波を利用してガスの流量を計測するための装置である。このガスメータ1は、その内部に配置された後述の計測管30(図3を参照。)内に流れるガスの流量を計測する。
後述の通り、計測管30の対向する内壁面には、整流板70が橋架されて固定されている。また計測管30の対向する内壁面にはセンサ孔41,51がそれぞれ形成されている。センサ孔41,51には乱流抑制部材60がそれぞれ嵌め込まれている。乱流抑制部材60には、超音波を透過する透過部位61が形成されている。本実施例のガスメータ1は、この透過部位61と整流板70との間に隙間が形成されたものである。
なおセンサ孔41,51が、本発明にいう「伝播窓部」に相当する。
[ガスメータ外観]
図1のガスメータ1は略長方形状の箱体である。同図で見て、ガスメータ1の上方位置にはガス供給元流入口3とガス設備流出口5とが設けられている。
ガスの供給先となるガス会社等から供給されたガスは、ガス供給元流入口3からガスメータ1内に流入する。ガスメータ1内でガス流量が計測されたガスは、ガス設備流出口5から流出されガスを使用する設備・施設へと供給される。
ガスメータ1正面には、ガス流量の積算値等を表示する表示手段7が設けられている。表示手段7の表示内容は、切換え用スイッチ(図示しない。)で適宜変更できる。
また、端子カバー9で覆われた部位の内部には、通信端子(図示しない。)が配置されている。通信装置(図示しない。)を通信端子に接続することで、その通信装置から送られる信号によりガスメータ1を操作することもできる。
[ガスメータ内部]
図2のガスメータ1内部には、第一のガス流路10と,ガス流量計測流路20と,第二のガス流路15とが形成されている。ガスメータ1内で各流路が連通し、同図で見て略U字型にガスの通る通路が形成されている。
上述のガス供給元流入口3からガスメータ1内部に流入したガスは、第一のガス流路10を通過してガス流量計測流路20へと流入する。ガス流量計測流路20へと流入したガスは、超音波を利用してその流量が計測される。流量が計測されたガスは、第二のガス流路15を通り上述のガス設備流出口5から外部へと流出していく。
ガスメータ1に流入するガスの圧力は、第二のガス流路15に設けられた圧力センサ15aにより計測されている。第一のガス流路10には遮断弁10aが設けられている。そして、圧力センサ15aにより異状が検出された場合には、図2で見て左方向に遮断弁10aが移動して第一のガス流路10を遮断する。検出される異状としては、例えば予め設定された圧力範囲をガス圧が超えた場合がある。
[ガス流量計測流路]
図3のガス流量計測流路20は、本体ケース21と,計測管30とからなる。
本体ケース21は、上蓋部材21aと底蓋部材21bとで構成されている。
上蓋部材21aは、本体ケース21の外形を形作る箱体である。上蓋部材21aの上部には、本体ケース21内部と各ガス流路とを連通する連通口22,23が形成されている。また上蓋部材21aの両側面には、二つの超音波送受信センサ(図示しない。)をそれぞれ組付けるためのセンサ収納部25が二ヶ所形成されている。二つのセンサ収納部25,25は、ガスの流れる方向(同図の矢印で示した方向)に対して所定の角度θをもって対向している。
この上蓋部材21aに平板形状の底蓋部材21bを嵌め込むことで、内部が中空の本体ケース21が形成される。この本体ケース21内部には計測管30が収納される。
[計測管]
図3の計測管30は、第一の側壁部30lと第二の側壁部30rと上面部30uと底面部30dの四辺で構成される断面略長方形状の管部材である。
この計測管30は、図4に示す通り、第一の計測管部材40と,第二の計測管部材50と,乱流抑制部材60と,整流板70とからなる。
計測管30の外形部分は、第一の計測管部材40と第二の計測管部材50とで構成される。計測管30内部の所定位置には、乱流抑制部材60と整流板70とが配置される。
[第一の計測管部材,第二の計測管部材]
図4の第一の計測管部材40と第二の計測管部材50とは、断面略L字形状の長尺な板部材である。各計測管部材40,50は、その一方に形成された複数の突起部材90を他方に形成された挿入孔80に挿入することで互いに組付けられる。
第一の計測管部材40は、上述した第一の側壁部30lと底面部30dの二辺を構成する(図3を参照。)。第二の計測管部材50は、第二の側壁部30rと上面部30uの二辺を構成する(図3を参照。)。
第一の側壁部30lの内壁面と第二の側壁部30rの内壁面とには、複数の溝部82がそれぞれ形成されている。また第一の側壁部30lにはセンサ孔41が形成され、第二の側壁部30rにはセンサ孔51が形成されている。
各センサ孔41,51は、図4のとおり略長方形状の貫通窓である。この各センサ孔41,51には、後述の乱流抑制部材60が嵌め込まれることとなる。
溝部82は、図5に示す通り、底面部30dに対して平行に走る溝である。第一の側壁部30lには三本の溝部82が形成されている。この溝部82は、センサ孔41を横切って形成されている。
溝部82の両端部分には、第一の側壁部30lをその厚み方向に貫通する第一の孔部87,87が形成されている。この第一の孔部87には、後述の整流板70の第一の突起部72が挿入される。また溝部82の長尺な辺の中央部分にも貫通孔である第二の孔部89が形成されている。この第二の孔部89には、後述の整流板70の第二の突起部73が挿入される。
なお第二の側壁部30rにも、三本の溝部82が形成されている(図4を参照。)。
[乱流抑制部材]
図5の乱流抑制部材60は、同図で見て略長方形状の平板部材である。乱流抑制部材60は、第一の側壁部30lに形成された取付部45(図4を参照。)に収納される。つまり乱流抑制部材60に形成された取付孔62に上述の突起部材90を挿入することで、乱流抑制部材60が取付部45に位置決め固定される。
この乱流抑制部材60の寸法は、同形状のセンサ孔41の寸法よりも大きく形成されている。このため取付部45に収納された乱流抑制部材60によって上述のセンサ孔41が覆い隠された状態となる。
また乱流抑制部材60には、透過部位61が形成されている。
図5の透過部位61は、乱流抑制部材60の同図で見て略中央に形成された部位である。透過部位61には複数の微細孔(図示しない。)が形成されている。
この透過部位61の微細孔を通過して、上述の超音波送受信機同士が超音波を送受信することとなる。このため透過部位61の微細孔は、超音波送受信機の検出感度などを考慮して最適な形状・大きさ・間隔に設定されている。
また透過部位61は、上述のセンサ孔41と同様に略長方形状に形成されている。つまり透過部位61は、同図で見て上下の寸法よりも左右の寸法(幅寸法)の方が大きくなっている。この透過部位61は、同形状のセンサ孔41をちょうど覆う寸法となっている。
[整流板]
図6の整流板70は略平板形状の板部材である。整流板70は、同図で見て長方形状に形成されている。
整流板70の同図で見て上下に位置する辺70a(長尺な辺70a)の長さは、上述の溝部82のガスの流れる方向の長さとほぼ同じに設定されている(図4を参照。)。この整流板70の長尺な辺70aには凹部位75が形成されている。
また整流板70の同図で見て左側に位置する辺70b(短尺な辺70b)は、図7に示す通り、その稜角70c,70cが面取りされて形成されている。
図6の凹部位75は、同図で見て上(若しくは下)方向に整流板70の長尺な辺70aを切り欠いて形成された略長方形状の切欠き部である。この凹部位75の左右の幅寸法tuは、図8に良く示される通り、上述の乱流抑制部材60の左右の幅寸法と同一である。そして凹部位75の奥行き方向先端には、整流板70の長尺な辺70aと平行な第一の底辺部79が形成されている。
同図の第一の底辺部79の長さ寸法tsは、上述した透過部位61の幅寸法と同じに設定されている。
また凹部位75の奥行き方向の両側辺部はクランク形状となっている。つまり凹部位75の奥行き方向の両側辺部には、整流板70の長尺な辺70aに対して垂直に連接した第一の側辺部76と,その第一の側辺部76と平行な第二の側辺部78とが形成されている。また第一の側辺部76と第二の側辺部78とは、両側辺部76,78に対して垂直な支持辺部77で連結されている。
第一の側辺部76の長さ寸法tkは、図8,図9に示す通り、上述の溝部82の奥行き寸法と同じに設定されている。そして第二の側辺部78の長さ寸法trは、特に定められておらず適宜変更可能である。なお、本実施例に示す第二の側辺部78の長さ寸法trは、0.1mm〜0.2mmに設定されている。
また図6に示す整流板70の四隅には、同図で見て上方向(若しくは下方向)に突出した第一の突起部72が形成されている。更に整流板70の長尺な辺70aの略中央部分には、同じく上方向(若しくは下方向)に突出した第二の突起部73が形成されている。
第一の突起部72と第二の突起部73との両者は、図6の正面で見て略四角形状の突起である。各突起部72,73は、上述の溝部82に形成された第一の孔部87と第二の孔部89に収まる形状及び大きさに形成されている。
[整流板の組付け状態]
整流板70の組付け状態を図8,図9に基づいて説明する。なお図8及び図9は共に、図5のVIII−VIII線断面を模式的に表した図である。
先ず整流板70を、図8に示す矢印方向から溝部82に近づけていく。このとき整流板70の第一の突起部72が溝部82に形成された孔部87に挿入されるよう、整流板70と溝部82とを近づけていく。そして凹部位75に形成された支持辺部77が乱流抑制部材60と接触することで、整流板70の挿入動作が完了する。
そして図9に示す通り整流板70が溝部82に収納され、整流板70が計測管30に組付けられる。このとき整流板70の支持辺部77は、乱流抑制部材60を第一の側壁部30lに押し付けた状態となっている。
この状態で、整流板70に形成された凹部位75は乱流抑制部材60の透過部位と相対する位置に配置される。この結果として図9に示す通り、第二の側辺部78の長さ寸法tr分だけ透過部位61と凹部位75との間に隙間が形成されることとなる。
[作用・効果]
先ずガスメータ1によれば、透過部位61と整流板70との間には接触する部分がないため、同部分にゴミがたまることがない。このため、透過部位61に集積したゴミが原因となるガスメータの検出精度の低下を防止又は低減することができる。
次に、整流板70の凹部位75によって、上述の透過部位61と整流板70との間の隙間が形成される。このため透過部位61の形状を変更することなく、ゴミの集積を防止することができる。
次に、整流板70に形成された支持辺部77が、乱流抑制部材60をセンサ孔41(51)に押し付ける。このため、乱流抑制部材60が計測管30内方向へとズレるのを従来通り防止又は低減できる。
次に、流入したガスが最初に接触する整流板70の短尺な辺70bが面取りされているため、同部分が角張っている場合と比較してガスの流れがスムーズとなる。この結果として、計測管30内に侵入したゴミはガスの流れによってスムーズに排出される。
[その他の実施の形態]
本発明に係るガスメータ1は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その他各種の実施の形態を取り得る。
間は、透過部位61の全面にわたって形成されている必要はなく、その一部にのみ形成されていてもよい。例えば、図8の第一の底辺部79の長さ寸法tsが透過部位61の幅寸法より短く形成されていてもよい。この場合、支持部位77の一部が透過部位61と接触して支持することとなる。
凹部位75は、透過部位61の幅寸法よりも大きく形成されていてもよい。つまり、図8の第一の底辺部79の長さ寸法tsは、透過部位61の幅寸法よりも大きいが乱流抑制部材60の幅寸法よりは小さく形成されていてもよい。
次に、凹部位75の形状は適宜変更可能である。例えば、図8の正面で見て半円形,半楕円形,三角形・正方形等の多角形などの形状を有する凹部位75であってもよい。
また凹部位75の奥行き方向の両側辺部は、第一の側辺部76,支持辺部77,第二の側辺部78の組が二組以上形成されていてもよい。つまり同両側辺部は、階段形状に二段以上の段差が形成される。
また支持辺部77は、図8で見て第一の底辺部79に向かって互いに近づくよう傾斜が付けられた形状であってもよい。
なお凹部位75の設けられる位置は、透過部位61の組付け位置に対応して適宜変更可能である。
次に整流板70の短尺な辺70bは、図7で見てその先端断面が半円形,楕円形,三角形等に形成されていてもよい。また短尺な辺70b部分で乱流が生じない場合には、その部分を面取りする必要はない。
なお図8で見て右側に位置する第一の側辺部76と第二の側辺部78とにも、短尺な辺70bと同様の面取りがなされていてもよい。
ガスメータの外観図である。 ガスメータの内部構造図である。 ガス流量計測流路の分解図である。 計測管の分解図である。 計測管の正面図である。 整流板の正面図である。 図6のVII−VII線断面図である。 図5のVIII−VIII線断面の模式図である。 図5のVIII−VIII線断面の別の例の模式図である。
1 ガスメータ
3 ガス供給元流入口
5 ガス設備流出口
7 表示手段
9 端子カバー
10 第一のガス流路
10a 遮断弁
15 第二のガス流路
15a 圧力センサ
20 ガス流量計測流路
21 本体ケース
21a 上蓋部材
21b 底蓋部材
22,23 連通口
25 センサ収納部
30 計測管
30l 第一の側壁部
30r 第二の側壁部
30u 上面部
30d 底面部
40 第一の計測管部材
41,51 センサ孔
45 取付部
50 第二の計測管部材
60 乱流抑制部材
61 透過部位
62 取付孔
70 整流板
70a (整流板70の)長尺な辺
70b (整流板70の)短尺な辺
70c 稜角
72 第一の突起部
73 第二の突起部
75 凹部位
76 第一の側辺部
77 支持辺部
78 第二の側辺部
79 底辺部
80 挿入孔
82 溝部
87 第一の孔部
89 第二の孔部
90 突起部材

Claims (4)

  1. 計測流路を流れるガスの流量を超音波を利用して計測するガスメータであって、
    前記計測流路は、前記ガスが流れる方向に対して垂直な断面が四つの辺からなる四角形状の筒体であり、
    該四つの辺のうちで対向する二つの面には超音波を通過させるための伝播窓部がそれぞれ形成されるとともに、該対向する二つの面の間には、前記ガスが流れる方向に長尺な平板部材である整流板が橋架状態で組付けられ、
    前記伝播窓部には、前記計測流路の内側から平板形状の乱流抑制部材が組付けられ、
    前記乱流抑制部材には、その組付け状態時において前記計測流路内部を臨む面の中央に超音波を透過する透過部位が形成され、
    該整流板の長尺な辺は、前記ガスが流れる方向に前記伝播窓部を横切って配置され、
    前記乱流抑制部材は、その組付け状態時において前記整流板によって前記伝播窓部に押し付けられた状態となるとともに、
    同状態時において、前記透過部位と、該透過部位を臨む前記整流板の長尺な辺との間には隙間が形成された状態となり、
    前記隙間は、前記整流板の長尺な辺に形成された凹部位により形成され、
    前記凹部位の奥行き方向の両側辺部がクランク状とされて、第一の側辺部と、支持辺部と、第二の側辺部を有し、
    前記両側辺部の前記第一の側辺部と前記支持辺部にて、前記乱流抑制部材に前記整流板を位置決めして取付けるとともに、前記支持辺部によって、前記乱流抑制部材の縁部を前記伝播窓部側に押し付けつつ、前記第二の側辺部によって、前記透過部位と前記整流板の間に前記隙間を形成する構成であることを特徴とするガスメータ。
  2. 請求項1に記載のガスメータであって、
    前記第一の側辺部が、前記整流板の長尺な辺に対して垂直に連接し、前記第二の側辺部が、前記第一の側辺部と平行に形成され、前記第一の側辺部と前記第二の側辺部が、両側辺部に対して垂直な前記支持辺部で連結されることを特徴とするガスメータ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のガスメータであって、
    前記凹部位は、組付け状態時の前記整流板が前記透過部位を臨む部位のみに形成されていることを特徴とするガスメータ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のガスメータであって、
    前記ガスの流入側に位置する前記整流板の短尺な辺を構成する部位は、その稜角が面取りされて形成されていることを特徴とするガスメータ。
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