JP2006028610A - 錫めっき皮膜の製造方法及び錫めっき皮膜 - Google Patents

錫めっき皮膜の製造方法及び錫めっき皮膜 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、ウイスカの発生を抑制できるとともに、錫めっき皮膜で被覆されていない被めっき基材表面が酸化され変色するのを防止でき、生産性に優れる簡便な操作で、ウイスカ発生防止と被めっき基材の変色防止を両立できる錫めっき皮膜の製造方法及び錫めっき皮膜を提供することを目的とする。
【解決手段】銅又は銅合金基材に形成された錫めっき皮膜の一部を剥離する剥離工程と、前記錫めっき皮膜が剥離された前記銅又は銅合金基材に変色防止処理を行う変色防止処理工程と、前記変色防止処理がされた前記銅又は銅合金基材の前記錫めっき皮膜に熱エネルギーを与える熱処理工程と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ウイスカの発生し難い錫めっき皮膜の製造方法及びその方法を用いて製造された錫めっき皮膜に関するものである。
錫めっきは、装飾品、電子部品、構造部品などの金属表面処理方法として、コストが安く、耐食性、外観、はんだ付け性に優れているために一般的に用いられている。
ところが、錫めっきの表面にはウイスカと呼ばれる錫の単結晶からなる針状結晶が発生することが知られている。このウイスカは通常直径1〜2μm、長さは数μm〜数mmに達し、光沢剤を添加した光沢錫めっき皮膜に特に発生しやすいものであり、電子部品の場合にはウイスカが発生・成長すると、回路中や端子間でショートが発生したり、ノイズ発生の原因となっていた。しかも、近年の電子部品は小型化、高密度化、微弱電流化の傾向にあり、ウイスカが発生すると障害が起こりやすくなっている。
そこで、錫めっきを施した電子部品等の信頼性を確保するために、種々のウイスカ発生防止方法が提案されている。
例えば(特許文献1)に、「錫めっきされた製品を非酸化性雰囲気中で錫の融点以上の温度で加熱する方法」が記載されている。
(特許文献2)に、「錫めっき後、180℃〜スズ融点温度の範囲内の所定温度まで昇温速度5〜100℃/秒で急速加熱し、その所定温度に180秒以内の間保持する方法」が記載されている。
(特許文献3)に、「錫めっき後、70〜100℃で5時間以内の熱処理を行う方法」が記載されている。
(特許文献4)に、「厚さ0.15μm以上の錫めっきを施し、次いで加熱処理して錫層を全て銅素地とのCu−Sn拡散層とし、その上に錫めっきを施し、純錫めっき厚を0.15〜0.8μmとする方法」が記載されている。
特開昭55−138067号公報 特開昭57−126992号公報 特開昭57−145353号公報 特開平5−33187号公報
しかしながら上記従来の技術では、以下のような課題を有していた。
(特許文献1)に記載の技術では、非酸化性雰囲気中で加熱するため、被めっき基材表面が酸化し変色するのは防止できるが、雰囲気調整用の設備を要するとともに、ランニング費用が増加し生産性に欠けるという課題を有していた。
(特許文献2)に記載の技術では、錫めっき皮膜のウイスカ発生防止効果は得られるが、昇温速度5〜100℃/秒で急速加熱すると、錫めっき皮膜で被覆されていない被めっき基材表面が酸化され変色してしまうという課題を有していた。
(特許文献3)に記載の技術では、長時間加熱することによって、錫めっき皮膜のウイスカ発生防止効果は得られるが、錫めっき皮膜で被覆されていない被めっき基材表面が変色してしまうとともに、加熱処理が長時間のため生産性に欠けるという課題を有していた。
(特許文献4)に記載の技術では、工程が煩雑で生産性に欠けるという課題を有していた。また、錫めっき皮膜で被覆されていない被めっき基材表面が変色してしまうという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、錫めっき皮膜のウイスカ発生を防止できるとともに、生産性に優れる簡便な操作で錫めっき皮膜で被覆されていない銅又は銅合金基材表面が酸化され変色するのを防止できる錫めっき皮膜の製造方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、ウイスカの発生を抑制でき信頼性に優れる錫めっき皮膜を提供することを目的とする。
本発明は、錫めっき皮膜を形成した銅又は銅合金基材に、基材1g当たり59〜65Jの熱エネルギーを与えることを主要な特徴とする。
これにより、ウイスカの発生し難い信頼性の高い錫めっき皮膜が得られる錫めっき皮膜の製造方法を提供することができる。
また、本発明は、銅又は銅合金基材に形成された錫めっき皮膜の一部を剥離する剥離工程と、前記錫めっき皮膜が剥離された前記銅又は銅合金基材に変色防止処理を行う変色防止処理工程と、前記変色防止処理がされた前記銅又は銅合金基材の前記錫めっき皮膜に熱エネルギーを与える熱処理工程と、を備えることを主要な特徴とする。
これにより、生産性に優れる簡便な操作で、ウイスカの発生し難い信頼性の高い錫めっき皮膜が得られるとともに、錫めっき皮膜で被覆されていない銅又は銅合金基材表面が酸化され変色するのを防止できる錫めっき皮膜の製造方法を提供することができる。
以上説明したように本発明の錫めっき皮膜の製造方法及び錫めっき皮膜によれば、以下のような有利な効果が得られる。
請求項1に記載の発明によれば、錫めっき皮膜にウイスカが発生するのを防止できるとともに、熱エネルギーが小さいので銅又は銅合金基材が熱処理によって変色するのを抑制できる錫めっき皮膜の製造方法を提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、熱処理による銅又は銅合金基材の変色を防止でき、さらに錫めっき皮膜のウイスカの発生を防止することができ、ウイスカ発生防止と銅又は銅合金基材の変色防止を両立できる錫めっき皮膜の製造方法を提供することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2の効果に加え、銅又は銅合金基材の表面の錫原子が速やかにイオン化して溶解され剥離性に優れ剥離作業の作業性に著しく優れた錫めっき皮膜の製造方法を提供することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3の効果に加え、効率良く錫原子を剥離することができ、剥離作業の作業性に優れた錫めっき皮膜の製造方法を提供することができる。
請求項5に記載の発明によれば、錫めっきにおけるウイスカの発生を簡便な操作で抑制でき確実性に優れるとともに生産性に優れた錫めっき皮膜を提供することができる。
本発明は、ウイスカの発生し難い信頼性の高い錫めっき皮膜が得られるとともに、生産性に優れる簡便な操作で、錫めっき皮膜で被覆されていない銅又は銅合金基材表面が酸化され変色するのを防止するという目的を、銅又は銅合金基材上に形成された錫めっき皮膜に基材1g当たり59〜65Jの熱エネルギーを与えることにより実現した。
上記課題を解決するためになされた第1の発明は、錫めっき皮膜を形成した銅又は銅合金基材に、基材1g当たり59〜65Jの熱エネルギーを与えるものである。
これにより、以下の作用を有する。
錫めっき皮膜を形成した銅又は銅合金基材に、基材1g当たり59〜65Jの熱エネルギーを与えることにより、錫めっき皮膜と銅又は銅合金基材との間にウイスカの成長を阻害するCu3Snが形成され、ウイスカが発生するのを防止できるとともに、熱エネルギーが小さいので銅又は銅合金基材が熱処理によって変色するのを抑制できる。
ここで、錫めっき皮膜に熱エネルギーを与える方法としては、所定温度に保持された恒温槽内に錫めっき皮膜が形成された銅又は銅合金基材を投入する方法、赤外線ランプ等の熱源を用いて錫めっき皮膜が形成された銅又は銅合金基材に熱エネルギーを照射する方法、トンネル状に形成された熱風炉等の中を錫めっき皮膜が形成された銅又は銅合金基材を通過させて加熱する方法等が用いられる。
錫めっき皮膜に与えた熱エネルギー(J)は、錫めっき皮膜が形成された銅又は銅合金基材の比熱、温度変化、重量を求め、(銅又は銅合金基材の比熱〔J/(kg・℃)〕)×(銅又は銅合金基材の温度変化〔℃〕)×(銅又は銅合金基材の質量〔kg〕)の計算から求めることができる。
錫めっき皮膜に与えられる基材1g当たりの熱エネルギーが59Jより小さくなるにつれ、錫めっき皮膜と銅又銅合金との間にウイスカの成長を促進するCu6Sn5が形成され易くウイスカが発生し易くなる傾向がみられ、65Jより大きくなるにつれ、与えられた熱エネルギーによって銅又は銅合金基材が変色し易くなる傾向がみられるため、いずれも好ましくない。
上記課題を解決するためになされた第2の発明は、銅又は銅合金基材に形成された錫めっき皮膜の一部を剥離する剥離工程と、前記錫めっき皮膜が剥離された前記銅又は銅合金基材に変色防止処理を行う変色防止処理工程と、前記変色防止処理がされた前記銅又は銅合金基材の前記錫めっき皮膜に熱エネルギーを与える熱処理工程と、を備えた構成を有している。
この構成により、以下の作用を有する。
剥離工程によって銅又は銅合金基材上に形成された錫めっき皮膜の一部を剥離した後、銅又は銅合金基材に変色防止処理を行うことで、熱処理による銅又は銅合金基材の変色を防止でき、さらに熱エネルギーを与える熱処理工程を行うことによって、錫めっき皮膜の
ウイスカの発生を防止することができ、ウイスカ発生防止と銅又は銅合金基材の変色防止を両立できる。
ここで、剥離工程としては、錫めっき皮膜が形成された銅又は銅合金基材を剥離液に浸漬して錫めっき皮膜の一部(錫原子)を剥離するもの、錫めっき皮膜が形成された銅又は銅合金基材を剥離液に浸漬して銅又は銅合金基材を陽極にして電解することによって、銅又は銅合金基材に形成された錫めっき皮膜の一部を除去するもの等が用いられる。剥離工程において、銅表面の意図した部分以外に付着した錫原子を除去することで、その後の熱処理工程において、銅−錫合金層が形成され変色したり、表面に付着した錫原子が酸化し変色したりするのを防止できる。
変色防止処理工程における銅又は銅合金基材の変色防止処理としては、例えば、エンテックCU−56(メルテックス社製)等の市販の変色防止剤に浸漬し、表面に有機皮膜を形成するものが用いられる。変色防止剤は銅の表面に有機皮膜を形成して変色防止効果が得られるので、剥離工程において銅表面の錫原子を除去しないと、銅表面に有機皮膜が形成されず変色防止処理の効果が得られないからである。
上記課題を解決するためになされた第3の発明は、第2の発明に記載の錫めっき皮膜の製造方法であって、剥離工程において、(a)カルボン酸化合物と、(b)ヒダントイン、ペントースの内の1種以上と、を含有する剥離液を用い、錫めっき皮膜を電解剥離する構成を有している。
これにより、第2の発明で得られる作用に加え、以下のような作用を有する。
剥離工程において、(a)カルボン酸化合物と、(b)ヒダントイン、ペントースの内の1種以上と、を含有する剥離液を用い、錫めっき皮膜を電解剥離するので、銅又は銅合金基材を剥離液に浸漬し銅又は銅合金基材を陽極にして電解すると、銅又は銅合金基材の表面の錫原子は速やかにイオン化して溶解するので剥離性に優れ剥離作業の作業性に著しく優れる。
ここで、カルボン酸化合物としては、クエン酸,リンゴ酸,コハク酸,グルコン酸,乳酸,酢酸,グリコール酸,プロピオン酸,酒石酸,シュウ酸,マロン酸等のカルボン酸、それらのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩等を用いることができる。
ヒダントイン、ペントースとしては、ヒダントイン、リボース,アラビノース,キシロース,リキトース等のアルドペントース、リブロース,キシルロース等のケトペントース等が用いられる。
上記課題を解決するためになされた第4の発明は、第3の発明に記載の錫めっき皮膜の製造方法であって、カルボン酸化合物が、ピロリジン−2−カルボン酸、イミノ二酢酸、グリシンの1種以上である構成を有している。
これにより、第3の発明で得られる作用に加え、以下の作用を有する。
効率良く錫原子を剥離することができ、剥離作業の作業性に優れる。
上記課題を解決するためになされた第5の発明は、第1乃至第4の発明の内いずれか1に記載の錫めっき皮膜の製造方法で製造された錫めっき皮膜としたものである。
これにより、以下のような作用を有する。
錫めっきにおけるウイスカの発生を簡便な操作で抑制でき確実性に優れるとともに生産性に優れる。
(実施の形態1)
(実験例1)
本発明を、PPF(PrePlated Frame:前めっき)方式に用いられる電子部品用リードフレームを例に説明する。
図1は電子部品用リードフレームの平面図であり、図2は電子部品用リードフレームの断面図である。
図中、1は銅又は銅合金基材のリードフレーム、2はリードフレーム1のチップ搭載部、3はチップ搭載部2の外側に放射状に形成されたインナーリード部、4はインナーリード部3の外側に延設されたアウターリード部、5はタイバー部、6はチップ搭載部2の上面及びインナーリード部の内側端部の上面に形成された銀又は銀合金めっき皮膜、7はアウターリード部4の上面及び下面に形成された錫めっき皮膜である。
ここで、電子部品用リードフレームに使用される基材には、低錫リン青銅または析出硬化型等の銅または銅合金や、鉄にニッケルを約42wt%含む鉄・ニッケル合金が用いられる。本実施例では銅合金であるアロイ194を基材として用いた。
リードフレーム1を製造する際には、初めに、アロイ194の薄板をリードフレーム1の形状に加工する。加工する方法としては、リードフレーム1の形状を打ち抜くための金型を造り、この金型を用いてプレス装置により打ち抜き加工する方法と、感光レジストを表面に塗布しパターンを焼き付けた後、現像し感光レジストをリードフレーム1のポジパターンとして残し、塩化第二鉄または塩化第二銅等のエッチング液で加工する方法がある。本発明では、プレス法もエッチング法も任意に選択できる。本実施例ではプレス法により、アロイ194の板をリードフレーム形状に加工した後、洗浄工程を経て、必要に応じて熱処理を行い、プレスで打ち抜いた時に基材に残った応力を除去する。その後、めっき工程に入る。
以下にめっき工程の詳細を説明する。
めっき工程においては、基材に付着したプレス工程や熱処理工程の油成分を、アルカリ脱脂剤等に浸漬する方法又は電気的方法の併用若しくは単独使用により除去した後(洗浄工程)、銅下地めっきを0.2μm以上形成する。本実施例では、銅下地めっき液として、シアン化銅溶液を用いた。その後、銀部分めっき工程においてチップ搭載部2及びインナーリード部3に銀めっきを行う。
次に、基材と錫めっき皮膜との密着性を改善するため塩酸、硝酸、硫酸の内1種又は2種以上から選択された処理剤によって、錫めっき皮膜7が形成されるアウターリード部4を前処理する。本実施例では5%の硫酸を用いた。
前処理に次いで、アウターリード部4に電流密度40A/dm2により錫部分めっきを行った。錫部分めっきのめっき液は、金属錫としてMST−錫(レイボルド製)を50g/L、酸としてMST−酸(レイボルド製)を75mL/L、添加剤としてMST−400(レイボルド製)を60mL/Lの濃度になるように調製した。浴温50℃、流速5L/minの条件で、アウターリード部4に錫めっき皮膜を形成した。陽極電極は、白金、
イリジウム、タンタル、ロジウム、ルテニウムの金属又はその酸化物のうち一つ以上を含む不溶性電極により任意に選択できる。本実施例ではチタンの基材に酸化イリジウムと酸化タンタルの混合物を被覆した不溶性電極を使用した。通常の錫板などを用いた溶解性電極を使用すると、電極交換が頻繁となり、その都度生産ラインを停止する必要があるため、量産性が極端に低下し好ましくない。もちろん、高速めっき方法を用いない場合は、可溶性陽極を用いることもできる。
錫めっき厚さは3〜15μmの範囲で任意に選択できる。錫めっき厚が3μmより薄くなると、下地の影響ではんだぬれ性が悪くなる。15μm以上厚くなると、モールド樹脂の封止工程で金型の隙間から樹脂が漏れる等の不具合が発生するので好ましくない。本実施例では9μmの錫めっきを行った。
錫めっきを行った後、水洗を行いめっき液を充分除去した後、50g/L濃度の第三リン酸ナトリウム・12水和物水溶液(60℃)にリードフレーム1を20秒間浸漬し、リードフレーム1に形成された錫めっき皮膜をエッチング処理した。次に、ピロリジン−2−カルボン酸を41g/L、イミノ二酢酸を14g/L、グリシンを7.5g/L、ヒダントインを10g/L、キシロースを3.8g/L含む剥離液の中にリードフレーム1を浸漬し、リードフレーム1を陽極にして0.15Vの定電圧で15秒間電解し、錫めっき皮膜の一部を電気的に剥離した(剥離工程)。
剥離工程の後、2mL/L濃度のエンテックCu−56(メルテックス製)に15秒間浸漬し、リードフレーム1の全面に有機皮膜を形成する変色防止処理を行った(変色防止処理工程)。変色防止処理を終えたリードフレーム1は、水洗後乾燥した。
次に、錫めっき皮膜を形成したリードフレーム1を、200℃で恒温状態にある恒温槽内に15秒間投入した後、取り出した(熱処理工程)。
なお、本実施例では、リードフレーム1は、26mm×28mm×0.15mm、重さ1.0gのものを用い、錫めっき皮膜7をアウターリード部4の両面に10mm×20mmのエリアに形成した。
なお、(表1)に示すように、熱電対を付けた25℃(室温)のリードフレーム1(銅又は銅合金基材)は、200℃に恒温化された恒温槽に投入後、15秒間で146.0℃に達することが確認された。
熱処理工程後、リード側面に漏れた銀を除去するため電気的にリードフレーム1表面の銀を除去した後、有機皮膜による変色防止処理を行い水洗し乾燥した。
以上のようにして、実験例1の試験体を得た。
Figure 2006028610
(実験例2)
熱処理工程の熱処理条件が、210℃で恒温状態にある恒温槽内にリードフレーム1を15秒間投入した後、取り出したこと以外は、実験例1と同様にして、実験例2の試験体を得た。
なお、(表1)に示すように、熱電対を付けた25℃(室温)のリードフレーム1(銅又は銅合金基材)は、210℃に恒温化された恒温槽に投入後、15秒間で146.0℃に達することが確認された。
(実験例3)
熱処理工程の熱処理条件が、220℃で恒温状態にある恒温槽内にリードフレーム1を15秒間投入した後、取り出したこと以外は、実験例1と同様にして、実験例3の試験体を得た。
なお、(表1)に示すように、熱電対を付けた25℃(室温)のリードフレーム(銅又は銅合金基材)は、220℃に恒温化された恒温槽に投入後、15秒間で156.3℃に達することが確認された。
(実験例4)
熱処理工程の熱処理条件が、200℃で恒温状態にある恒温槽内にリードフレーム1を30秒間投入した後、取り出したこと以外は、実験例1と同様にして、実験例4の試験体を得た。
(実験例5)
熱処理工程の熱処理条件が、210℃で恒温状態にある恒温槽内にリードフレーム1を30秒間投入した後、取り出したこと以外は、実験例1と同様にして、実験例5の試験体を得た。
(実験例6)
熱処理工程の熱処理条件が、220℃で恒温状態にある恒温槽内にリードフレーム1を30秒間投入した後、取り出したこと以外は、実験例1と同様にして、実験例6の試験体を得た。
(実験例7)
熱処理工程の熱処理条件が、200℃で恒温状態にある恒温槽内にリードフレーム1を60秒間投入した後、取り出したこと以外は、実験例1と同様にして、実験例7の試験体を得た。
(実験例8)
熱処理工程の熱処理条件が、210℃で恒温状態にある恒温槽内にリードフレーム1を60秒間投入した後、取り出したこと以外は、実験例1と同様にして、実験例8の試験体を得た。
(実験例9)
熱処理工程の熱処理条件が、220℃で恒温状態にある恒温槽内にリードフレーム1を60秒間投入した後、取り出したこと以外は、実験例1と同様にして、実験例9の試験体を得た。
(比較例1)
リードフレーム1に熱処理工程を実施しない以外は、実験例1と同様にして、比較例1の試験体を得た。
(比較例2)
熱処理工程の熱処理条件が、220℃で恒温状態にある恒温槽内にリードフレーム1を30秒間投入した後取り出したこと、カルボン酸化合物とヒダントインとキシロースとを含む剥離液を用いて錫めっき皮膜を電気的に剥離しないこと以外は、実験例1と同様にして、比較例2の試験体を得た。
(比較例3)
熱処理工程の熱処理条件が、220℃で恒温状態にある恒温槽内にリードフレーム1を30秒間投入した後取り出したこと、有機皮膜による変色防止処理を行わないこと以外は、実験例1と同様にして、比較例3の試験体を得た。
(実験例1〜9、比較例1〜3の試験体の評価)
以上のようにして得られた実験例1〜9、比較例1〜3の試験体を、30℃50%RHの恒温恒湿槽内に保存し、1000時間、2000時間を経過した時にその都度取り出して、走査型電子顕微鏡(SEM)を用いてウイスカの発生状況を観察した。ウイスカ長さは長いものから20本を選びその平均値を用いた。
なお、錫めっき皮膜7が形成された銅又は銅合金基材が受けた熱エネルギーは、恒温槽の温度を200℃、210℃、220℃にそれぞれ恒温化した状態で、熱電対を付けたリードフレーム1を恒温槽に投入したときの処理時間経過時の室温(25℃)からの温度変化を測定して、錫めっき皮膜が形成された銅又は銅合金基材の比熱、重量(いずれも予め測定しておく)を用いて、(比熱)×(温度変化)×(重量)により算出した。
実験例1〜9、比較例1〜3の試験体が受けた熱エネルギーと各保存時間におけるウイスカ長、銅又は銅合金基材の銅部分の変色の有無を(表2)に示した。なお、銅部分の変色が認められなかったものを○、変色が認められたものを×とした。
Figure 2006028610
(表2)に示す様に、実験例6〜9、比較例2〜3では、錫めっき皮膜のウイスカ成長は認められなかったが、それ以外の実験例および比較例1ではウイスカ成長が認められた。しかし、実験例7〜9、比較例2〜3では銅又は銅合金基材の銅部分の変色が認められた。
よって、ウイスカ発生防止と銅の変色防止を両立した試験体は、実験例6の試験体であり、この場合の熱処理工程における熱処理条件は、処理温度が220℃(220℃に恒温化された恒温槽内に投入する)であり、処理時間が30秒であった。このときに錫めっき皮膜が形成されたリードフレーム(銅又は銅合金基材)が受けた熱エネルギーは、基材1g当たり約65Jに相当した。
また、銅又は銅合金基材が受けた基材1g当たりの熱エネルギーが実験例6と同様の約65Jであっても、剥離工程を実施しない、若しくは有機皮膜による変色防止処理工程を実施しない比較例2、3では、ウイスカの発生は認められなかったものの銅部分の変色が認められた。
(実験例10)
めっき液としてSn−5300(ディップソール製)を用い、金属錫として75g/L、酸を250mL/L、添加剤としてSn−5300Sを40mL/Lの濃度で調製し、浴温25℃、流速5L/minの条件で錫めっき皮膜を形成したこと以外は、実験例1と同様にして、実験例10の試験体を得た。
(実験例11)
熱処理工程の熱処理条件が、210℃で恒温状態にある恒温槽内にリードフレーム1を15秒間投入した後、取り出したこと以外は、実験例10と同様にして、実験例11の試験体を得た。
(実験例12)
熱処理工程の熱処理条件が、220℃で恒温状態にある恒温槽内にリードフレーム1を15秒間投入した後、取り出したこと以外は、実験例11と同様にして、実験例12の試験体を得た。
(実験例13)
熱処理工程の熱処理条件が、200℃で恒温状態にある恒温槽内にリードフレーム1を30秒間投入した後、取り出したこと以外は、実験例10と同様にして、実験例13の試験体を得た。
(実験例14)
熱処理工程の熱処理条件が、210℃で恒温状態にある恒温槽内にリードフレーム1を30秒間投入した後、取り出したこと以外は、実験例10と同様にして、実験例14の試験体を得た。
(実験例15)
熱処理工程の熱処理条件が、220℃で恒温状態にある恒温槽内にリードフレーム1を30秒間投入した後、取り出したこと以外は、実験例10と同様にして、実験例15の試験体を得た。
(実験例16)
熱処理工程の熱処理条件が、200℃で恒温状態にある恒温槽内にリードフレーム1を60秒間投入した後、取り出したこと以外は、実験例10と同様にして、実験例16の試験体を得た。
(実験例17)
熱処理工程の熱処理条件が、210℃で恒温状態にある恒温槽内にリードフレーム1を60秒間投入した後、取り出したこと以外は、実験例10と同様にして、実験例17の試験体を得た。
(実験例18)
熱処理工程の熱処理条件が、220℃で恒温状態にある恒温槽内にリードフレーム1を60秒間投入した後、取り出したこと以外は、実験例10と同様にして、実験例18の試
験体を得た。
(比較例4)
リードフレーム1に熱処理工程を実施しない以外は、実験例10と同様にして、比較例4の試験体を得た。
(比較例5)
熱処理工程の熱処理条件が、220℃で恒温状態にある恒温槽内にリードフレーム1を30秒間投入した後取り出したこと、カルボン酸化合物とヒダントインとキシロースとを含む剥離液を用いて錫めっき皮膜を電気的に剥離しないこと以外は、実験例10と同様にして、比較例5の試験体を得た。
(比較例6)
熱処理工程の熱処理条件が、220℃で恒温状態にある恒温槽内にリードフレーム1を30秒間投入した後取り出したこと、有機皮膜による変色防止処理を行わないこと以外は、実験例10と同様にして、比較例6の試験体を得た。
(実験例10〜18、比較例4〜6の試験体の評価)
以上のようにして得られた実験例10〜18、比較例4〜6の試験体を、30℃で50%RHの恒温恒湿槽内に保存し、1000時間、2000時間を経過した時にその都度取り出して、走査型電子顕微鏡(SEM)を用いてウイスカの発生状況を観察した。ウイスカ長さは長いものから20本を選びその平均値を用いた。
なお、銅又は銅合金基材が受けた熱エネルギーは、実施例1〜9で説明したのと同様の方法で算出した。
実験例10〜18、比較例4〜6の試験体が受けた熱エネルギーと各保存時間におけるウイスカ長、銅又は銅合金基材の銅部分の変色の有無を(表3)に示した。
Figure 2006028610
(表3)に示す様に、実験例13〜18、比較例5〜6では、錫めっき皮膜のウイスカ成長は認められなかったが、それ以外の実験例および比較例4ではウイスカ成長が認められた。しかし、実験例16〜18、比較例5〜6では銅又は銅合金基材の銅部分の変色が認められた。
よって、ウイスカ発生防止と銅の変色防止を両立した試験体は、実験例13〜15であり、熱処理工程における熱処理条件は、処理時間が30秒であった。このときに錫めっき皮膜が形成されたリードフレーム1(銅又は銅合金基材)が受けた基材1g当たりの熱エネルギーは、約59〜65Jに相当した。
また、銅又は銅合金基材が受けた基材1g当たりの熱エネルギーが実験例15と同様の約65Jであっても、剥離工程を実施しない、若しくは有機皮膜による変色防止処理を実施しない比較例5、6では、ウイスカの発生は認められなかったものの銅部分の変色が認められた。
以上、本実施例で示した様に、錫めっき皮膜7を形成したリードフレームを、カルボン酸化合物とヒダントインとキシロースを含む溶液を用いて電気的に剥離を行う剥離工程と、有機皮膜による変色防止処理を行う変色防止処理工程と、200〜220℃の恒温状態にある恒温槽で30秒間熱処理を行い、錫めっき皮膜に基材1g当たり59〜65Jに相当する熱エネルギーを与える熱処理工程と、を備えることにより、ウイスカ発生防止と銅部分の変色防止を両立できることが明らかである。なお、熱処理工程における熱処理条件は、錫めっき皮膜の種類、特に錫めっき液の種類によって異なり、ウイスカの発生し難い錫めっき皮膜(本実施例では、錫めっき液としてSn−5300(ディップソール製)を用いた実験例10〜19の場合)は、ウイスカの発生しやすい錫めっき皮膜(本実施例では、金属錫としてMST−錫(レイボルド製)を用いた実験例1〜9の場合)に比べて、より少ない熱エネルギーを与えることでウイスカ発生防止を行うことができ、また銅部分
の変色を防止できる熱処理条件の範囲が広く生産の安定性を高めることができる。
なお、本実施例では、電子部品用リードフレームへの錫めっき皮膜について記述したが、本発明はこの用途に限定されるものではない。
また、本実施例においては、錫めっき液としてSn−5300(ディップソール製)、MST−錫(レイボルド製)を用いた場合について説明したが、これらの錫めっき液以外に、テクニスタン EP−JET(テクニック製)、ソルダロン ST−300(シュプレイ製)を用いて錫めっき皮膜を形成した試験体についてもウイスカ長及び銅部分の変色の有無について評価した。その結果、それらの錫めっき液を用いた場合にウイスカ発生及び銅部分の変色が防止できる熱処理条件は、Sn−5300(ディップソール製)を用いた実験例の熱処理条件と、MST−錫(レイボルド製)を用いた実験例の熱処理条件の中間の条件であった。よって、本発明の錫めっき皮膜の製造方法は、特定の錫めっき皮膜にしか適用できないものではなく、一般的な錫めっき皮膜7に適用でき汎用性に優れることが明らかである。
本発明は、ウイスカの発生し難い錫めっき皮膜の製造方法及びその方法を用いて製造された錫めっき皮膜に関し、最低限の熱処理条件でウイスカの発生を防止できるとともに、銅又は銅合金基材が変色するのを防止できるため、熱処理工程をリール・トウ・リール等のオンラインで組み込むことが可能となり、生産性を向上できるとともに、ウイスカが発生し難い高信頼性の製品供給を両立できる錫めっき皮膜の製造方法として有用である。また、本発明は、ウイスカが発生し成長し易い高温高湿環境下においてもウイスカの発生を抑制でき信頼性に優れる錫めっき皮膜として有用である。
電子部品用リードフレームの平面図 電子部品用リードフレームの断面図
符号の説明
1 リードフレーム
2 チップ搭載部
3 インナーリード部
4 アウターリード部
5 タイバー部
6 銀又は銀合金めっき皮膜
7 錫めっき皮膜

Claims (5)

  1. 錫めっき皮膜を形成した銅又は銅合金基材に、基材1g当たり59〜65Jの熱エネルギーを与えることを特徴とする錫めっき皮膜の製造方法。
  2. 銅又は銅合金基材に形成された錫めっき皮膜の一部を剥離する剥離工程と、前記錫めっき皮膜が剥離された前記銅又は銅合金基材に変色防止処理を行う変色防止処理工程と、前記変色防止処理がされた前記銅又は銅合金基材の前記錫めっき皮膜に熱エネルギーを与える熱処理工程と、を備えていることを特徴とする錫めっき皮膜の製造方法。
  3. 前記剥離工程において、(a)カルボン酸化合物と、(b)ヒダントイン、ペントースの内の1種以上と、を含有する剥離液を用い、前記錫めっき皮膜を剥離することを特徴とする請求項2に記載の錫めっき皮膜の製造方法。
  4. 前記カルボン酸化合物が、ピロリジン−2−カルボン酸、イミノ二酢酸、グリシンの1種以上であることを特徴とする請求項3に記載の錫めっき皮膜の製造方法。
  5. 請求項1乃至4の内いずれか1の錫めっき皮膜の製造方法で製造されたことを特徴とする錫めっき皮膜。
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