JP2006027316A - 作業車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】 荷重がかかっても破損することの少ない燃料タンクを提供する。
【解決手段】 作業車両において、車体に固定するための複数のブラケットをすべて下部に有する燃料タンクと、前記燃料タンクを車体の下部に取り付けるために前記複数のブラケットに対応して設けられた取付座とを備え、前記ブラケットの個数が3個であり、前記燃料タンクの底面の板厚を、燃料タンクの他の面の板厚よりも厚くしたことにより、燃料タンクにかかる荷重によって燃料タンクが歪んだり破損したりすることがないようにしたことを特徴とする作業車両。
【選択図】 図2

Description

本発明は、作業車両及びその燃料タンクに関する。
従来、特許文献1に示すように、作業車両の地上給油を行なうために、車体の下部に燃料タンクを取り付けるという技術が知られている。図6に、従来技術における燃料タンク124の斜視図を示す。
図6において、燃料タンク124の背板144には、固定のためのブラケット125が固着されている。また、燃料タンク124の側板140,140前側上端部には、固定のためのピン126,126が突出している。燃料タンク124を作業車両に固定する際には、図7に示すようにピン126を車体143に設けられたピン孔127に挿入し、ブラケット125を車体143に設けられた取付座142にボルト止めする。
実開平4−72025号
しかしながら、前記従来技術には、次に述べるような問題がある。
従来技術によれば図7に示すように、燃料タンク124の背板144では上下方向略中間部が固定され、また燃料タンク124の側板140,140では前側上端部が固定されている。
このとき、作業車両が上下動したり図示しない地面に凹凸があったりした場合に、燃料タンク124の底板139が地面と衝突することがある。その際、燃料底板139が受けた荷重128は、破線矢印128Aに示すように、側板140を伝わって車体143に達する。
その結果、底板139と側板140との接合部や側板140に大きな荷重128がかかって、接合部や側板140が歪んだり破損したりしてしまうことがある。また、このような歪みや破損を防ぐために側板140を厚くすると、燃料タンク124の重量が重くなり、作業車両のバランスが悪くなる。
本発明は、上記の問題に着目してなされたものであり、荷重がかかっても破損することの少ない燃料タンクを提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、第1発明は、
作業車両において、
車体に固定するための複数のブラケットをすべて下部に有する燃料タンクと、
前記燃料タンクを車体の下部に取り付けるために前記複数のブラケットに対応して設けられた複数の取付座とを備えている。
また第1発明を主体とする第2発明は、
前記複数のブラケットの個数が3個である。
また第1発明又は第2発明を主体とする第3発明は、
前記燃料タンクの底面の板厚を、燃料タンクの他の面の板厚よりも厚くしている。
第1発明によれば、燃料タンクが底面側から突き上げられた場合に、その荷重がブラケットを介して車体に伝わり、燃料タンクの側面には伝わりにくいので、燃料タンクの歪みや破損が起こりにくい。
また第2発明によれば、固定箇所が常に平面を形成するので、車体が歪んでもその歪みが燃料タンクに伝わりにくく、燃料タンクの歪みや破損が起こりにくい。
また第3発明によれば、突き上げなどで最も大きな負荷のかかる底面を厚くすることによって、燃料タンクの歪みや破損が起きにくい。また、さほど大きな負荷のかからない他の面を底面よりも薄くすることで、燃料タンクを軽量化することができる。
以下、図を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1に、作業車両の一例として、アーティキュレート式のモータグレーダ11の側面図を示す。尚、以下の説明においては、車体の進行方向を前後方向とする。また左右の向きは、モータグレーダ11の後方から見て定めるものとする。
図1においてモータグレーダ11の車体は、前方のフロントフレーム12と、これに上下1対のセンタピン14,14で連結されたリアフレーム13とを備えている。
フロントフレーム12の下部前端部には、ドローバ15が揺動自在に取り付けられている。ドローバ15は、左右1対のリフトシリンダ17,17の同期した伸縮によって上下方向に昇降し、リフトシリンダ17,17の異なった伸縮によって上下方向に傾く。またドローバ15は、ドローバシフトシリンダ19の伸縮によって、左右方向に傾く。
ドローバ15には、車体の上方から見て環状をしたサークル18が、回転自在に取り付けられている。サークル18には、ブレード16が取り付けられている。サークル18が、図示しない油圧モータによって回転駆動されることにより、ブレード16が車体の上方から見て時計方向/反時計方向に回転する。モータグレーダ11は、このような作業機により、地ならしや除雪等の作業を行なっている。
フロントフレーム12の下部には、操舵可能な前輪20が装着されている。また、フロントフレーム12の上部には、運転室23が搭載されている。
リアフレーム13の下部には、中輪21及び後輪22がそれぞれ装着されている。またリアフレーム13の後部のエンジンルームには、エンジン29とラジエータ30とが内蔵されている。リアフレーム13の下部後端部には、金属製の燃料タンク24が固定されている。
図2に、燃料タンク24の斜視図を示す。図2に示すように燃料タンク24は、底面及び背面を構成するL字型断面の底板39と、側面を構成する左右1対の側板40,40と、前面及び上面を構成する天板41とを、溶接等によって互いに固着して構成されている。底板39には、側板40及び天板41よりも厚い板が用いられている。尚、燃料の注入口等は、省略されている。
側板40,40の側面前端部の下部には、側面ブラケット36,36が、溶接等により固着されている。また、底板39の背面下部には、背面ブラケット37が溶接等により固着されている。ブラケット36,37の上面には、スタッド45,45が屹立している。
図3に、燃料タンクの取付を側面からみた説明図で示す。また、図4に図3のA−A視図を示す。図3、図4に示すように、リアフレーム13は、前後方向を長手方向として平行に対向する1対の主桁31,31と、主桁31,31の後端部に左右方向に固着された横桁46とを備えている。
主桁31,31の下部には、図示しないボルト孔を下端部に有する側面取付座32,32が、下方に向けて固着されている。また、横桁46の前部には、図示しないボルト孔を有する背面取付座35が取り付けられている。
燃料タンク24を車体に固定する際には、燃料タンク24を下方から主桁31,31の間に位置させる。そして、側面ブラケット36を側面取付座32の下部に当てて、側面取付座32のボルト孔にスタッド45を嵌め込み、スタッド45をナット47,47で締めつける。また、背面ブラケット37を背面取付座35の下部に当てて、背面取付座35のボルト孔にスタッド45を嵌め込み、スタッド45をナット47で締めつける。
このように固定すると、図3に示すように、地面38が燃料タンク24の底面を突き上げたときの荷重28が、底板39から燃料タンク24の下部に固着されたブラケット36,37を経由して、取付座32,35及び桁31,46に伝わる(破線矢印28A参照)。従って、側板40と底板39との接合部や側板40が受ける荷重28が小さくなり、接合部や側板40が破損するようなことが少ない。
尚、ブラケット36,37は、燃料タンク24の底面に、より近く取り付けるほど好適である。少なくとも、ブラケット36,37と燃料タンク24とが固着する最上部位(図3のK1,K2点)が、ブラケット36,37が取り付けられた部位における燃料タンク24の高さ(図3のH1,H2)の半分よりも下にあるようにするのがよい。
図5に、燃料タンク24の他の構成例を斜視図で示す。図5に示すように、燃料タンク24の底板39の側部は、側板40から大きくはみ出している。底板39の側部上面には、溶接等により側面ブラケット36が固着されている。これにより、底板39に加わった荷重28が側板40に伝わらずに、直接側面ブラケット36から桁31に伝わるので、接合部や側板40が破損するようなことがより少ない。
以上説明したように本発明によれば、燃料タンク24の下部に固定用のブラケット36,37を設け、このブラケット36,37を介して燃料タンク24をリアフレーム13に固定している。これにより、燃料タンク24が底面側から突き上げられたとき、側板40や天板41に伝わる荷重が非常に小さい。従って、燃料タンク24が歪むことが少ない。
さらにこのとき、底板39として厚板を用いているので、燃料タンク24の歪みや破損を、より小さくすることができる。しかも、伝わる荷重の小さな側板40や天板41は厚くする必要がないので、燃料タンク24を軽量化できる。尚、底板39が底面及び背面を構成するように説明したが、これに限られるものではなく、底板39が底面のみを構成して、背面は他の板によって構成するようにしてもよい。
尚、上記の説明においては、燃料タンク24の背面に1個、側面に2個の固定のためのブラケット36,37を備えるように説明したが、これに限られるものではない。但し、3箇所で固定することで、固定箇所が常に1つの平面を形成することになり、リアフレーム13が歪んでも燃料タンク24には歪みが生じにくくなる。従って、3箇所で支持するのが好適である。
また、ブラケット36,37を、取付座32,35にじかに当てるように説明したが、例えば両者の間に弾性体からなる緩衝材やサスペンションなどを挿入してもよい。これにより、燃料タンク24が衝撃を受けたときの荷重が軽減される。
また、フロントフレーム12とリアフレーム13とがアーティキュレートするように説明したが、アーティキュレートしない一体型の作業車両でもよい。さらには、作業車両としてモータグレーダ11を例にとって説明したが、これに限られるものではなく、他の作業車両にも応用が可能である。
モータグレーダの側面図(実施形態)。 燃料タンクの斜視図(実施形態)。 燃料タンクの取付を示す説明図(実施形態)。 図3のA−A視図(実施形態)。 燃料タンクの他の応用例を示す斜視図(実施形態)。 燃料タンクの斜視図(従来技術)。 燃料タンクの取付を示す側面図(従来技術)。
符号の説明
11:モータグレーダ、12:フロントフレーム、13:リアフレーム、14:センタピン、15:ドローバ、16:ブレード、17:リフトシリンダ、18:サークル、19:ドローバシフトシリンダ、20:前輪、21:中輪、22:後輪、23:運転室、24:燃料タンク、28:荷重、29:エンジン、30:ラジエータ、31:主桁、32:側面取付座、35:背面取付座、36:側面ブラケット、37:背面ブラケット、38:地面、39:底板、40:側板、41:天板、45:スタッド、46:横桁、47:ナット。

Claims (3)

  1. 作業車両において、
    車体に固定するための複数のブラケットをすべて下部に有する燃料タンクと、
    前記燃料タンクを車体の下部に取り付けるために前記複数のブラケットに対応して設けられた複数の取付座とを備えた
    ことを特徴とする作業車両。
  2. 請求項1に記載の作業車両において、
    前記複数のブラケットの個数は3個である
    ことを特徴とする作業車両。
  3. 請求項1又は2に記載の作業車両において、
    前記燃料タンクの底面の板厚を、燃料タンクの他の面の板厚よりも厚くした
    ことを特徴とする作業車両。
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