JP2006027104A - 集塵装置付き切断機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 集塵効率を低下させず、かつ衛生的に切粉を捨て得る集塵装置付き切断機を提供する。
【解決手段】 切断刃物14を覆うカバー20と、カバー20と配管接続される案内管3とを有し、案内管3を介して切断刃物14側から生じた切粉を集塵容器5へ集める集塵装置付き切断機1であって、案内管3と集塵容器5との間には、案内管3から送られてきた切粉と空気とを分離する分離器4が設けられている。案内管3と配管接続される分離器4の分離器本体40には、分離器本体40内にて重力を利用して落下させた切粉を下側に排出する切粉排出口42と、分離器本体40内の空気を上方に排気する排気口43aとが設けられている。そして切粉排出口42の下流側に集塵容器4が配設されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、切断刃物を覆うカバーと、該カバーと配管接続される案内管とを有し、案内管を介して切断刃物側から生じた切粉を集塵容器へ集める集塵装置付き切断機に関する。
従来、種々の集塵装置付き切断機が知られており、例えば特許文献1に記載の集塵装置付き切断機が知られている。
特許文献1に係る切断機は卓上丸鋸であって、鋸刃を覆うカバーと、そのカバーに配管接続される案内管と、その案内管の先端に取付けられる集塵袋とを有していた。案内管には、鋸刃側から生じた切粉を集塵袋へ送風するファンが内設されていた。そして集塵袋は、布製であった。したがって切粉は、ファンの力と鋸刃の回転による吹き上げ力とによってカバーと案内管とを介して集塵袋に送られる。そして集塵袋の布目によって切粉と空気とが篩い分けられ、切粉が集塵袋内に貯められる構成になっていた。
特開平10−180713号公報
しかし布製の集塵袋によって切粉と空気とを篩い分ける構成によると、集塵袋の布目に切粉が詰まって空気が集塵袋から抜けにくくなってしまう。そのため集塵効率が低下するという問題が生じてしまう。
集塵袋から切粉を捨てる際には、布目に詰まった切粉を取除くために集塵袋をはたく必要があった。そのため切粉が宙に舞い上がってしまい、切粉を衛生的に捨てることができなかった。
そこで本発明は、集塵効率を低下させず、かつ衛生的に切粉を捨て得る集塵装置付き切断機を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明は、各請求項に記載の通りの構成を備える集塵装置付き切断機であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によると、案内管と集塵容器との間には、案内管から送られてきた切粉と空気とを分離する分離器が設けられている。案内管と配管接続される分離器の分離器本体には、分離器本体内にて重力を利用して落下させた切粉を下側に排出する切粉排出口と、分離器本体内の空気を上方に排気する排気口とが設けられている。そして切粉排出口の下流側に集塵容器が配設されている。
したがって切粉は、分離器本体内にて重力を利用して落下し、切粉排出口を介して集塵容器に集められる。一方、空気は、排気口によって上方へ排気される。このため切粉と空気は、分離器本体にて上下に分離される。すなわち本発明に係る分離器本体は、従前のように布目を利用して切粉と空気とを分離する構成にはなっていない。したがって布目に切粉が詰まることで生じていた集塵効率の低下を抑制することができる。また布目に詰まっていた切粉をはたき落とす必要もないため、切粉を衛生的に捨てることもできる。
請求項2に記載の発明によると、分離器本体は、偏心した位置にて案内管が接続される配管口を有している。そして配管口から取込まれた切粉が分離器本体の壁面に沿って周方向に回転しながら切粉排出口に向けて落下する構成になっている。
したがって切粉は、周方向に回転することで遠心力を受ける。そのため切粉が外周側に集められることで切粉と空気とが分離器本体内にて分離される。かくして切粉と空気は、遠心力と重力とを利用して効果的に分離され得る。
請求項3に記載の発明によると、床面に設置されるベースに対してスライドするスライド体を有している。そしてスライド体に切断刃物と切断刃物を覆うカバーとが取付けられており、かつ同スライド体に分離器が取付けられている。
したがって分離器は、カバーとともにベースに対してスライドする。そのためスライド体をスライドさせた場合は、カバーと分離器との位置関係が変化せず、これらに接続された案内管が大きく曲げられることが抑制され得る。かくして案内管が大きく曲げられることでカバー側から分離器側に切粉が送られにくくなるという状況が抑制され、切粉は、安定良く分離器側に送られ得る。
請求項4に記載の発明によると、スライド体に集塵容器が脱着可能に取付けられている。
したがって切粉を捨てる際には、集塵容器をスライド体から取外し、集塵容器内の切粉を捨てることができる。かくして切粉を容易に捨てることができる。
集塵容器と同様に分離器もスライド体に取付けられている(請求項3参照)。そのため集塵容器と分離器との位置関係は、スライド体をスライドさせた際においても変化しない。したがって分離器と集塵容器との間の切粉授受機構が容易に構成され得る。
請求項5に記載の発明によると、切断刃物の動力源である電動モータを冷却する冷却ファンの上流側と、分離器本体の排気口とが吸引配管を介して配管接続されている。
したがって分離器本体内の空気は、冷却ファンの吸引力を利用して吸引される。これにより分離器本体内の気圧が低くなって、案内管とカバーとを介して切断刃物側から切粉が吸引され、集塵効率が向上する。
(実施の形態1)
実施の形態1を図1〜3にしたがって説明する。
実施の形態1に係る切断機は、図1に示すようにスライド丸鋸1である。
スライド丸鋸1は、床面に載置されるベース10と、ベース10に対して面方向に回転可能に取付けられるテーブル11と、テーブル11に対して図1左右方向にスライド可能に取付けられる第一のスライド体12と、第一のスライド体12に対して左右方向にスライド可能に取付けられる第二のスライド体13とを有している。またスライド丸鋸1は、鋸刃(切断刃物)14を有する丸鋸本体2と、切断作業時に生じる切粉を集める集塵装置とを有している。
テーブル11は、図2に示すように円盤状の円盤部11aと、円盤部11aの外周縁一部から径方向(図2右方向)に延出する延長部11bとを一体に有している。テーブル11とベース10の間には、ベース10に対してテーブル11を所定角度位置にて固定する位置決め固定部11cが設けられている。
ベース10には、図1に示すようにテーブル11の上方を横架するフェンス10aが固定されている。したがって切断材Wは、テーブル11の上面に載置され、一辺がフェンス10aに当接される。そして図示省略の押さえ部にて上方から押さえられることでテーブル11の上面に固定される。
第一のスライド体12は、テーブル11の図1左側に隣接されるスライド本体部12aと、スライド本体部12aの図1左側に隣接される揺動部12bとを有している。
スライド本体部12aは、二本のアーム12cを介してテーブル11に対して図1左右方向にスライド可能に支持されている。揺動部12bは、軸部材12dによってスライド本体部12aに対して図1紙面厚み方向に揺動可能に取付けられている。
スライド本体部12aと揺動部12bの間には、揺動部12bをスライド本体部12aに対する所定角度位置にて固定する角度固定装置が設けられている。角度固定装置は、ハンドル12eによって操作され得る構成になっている。
第二のスライド体13は、図2に示すように二本のアーム13a,13bと二つのアームホルダ13c,13dを有している。アーム13a(13b)は、図1に示すように揺動部12bの上部を貫通しており、揺動部12bに対して左右方向にスライド可能に支持されている。アームホルダ13cは、図2に示すようにアーム13a,13bの左端部に取付けられており、アーム13a,13bの左端部間を連結している。一方、アームホルダ13dは、アーム13a,13bの右端部に取付けられており、アーム13a,13bの右端部間を連結している。そして右側のアームホルダ13dに丸鋸本体2が取付けられている。
丸鋸本体2は、図2に示すようにモータハウジング21と本体ハウジング24とカバー20とを一体に有している。
モータハウジング21には、電動モータ22と冷却ファン23が内装されている。冷却ファン23は、電動モータ22の外側(図2上側)から電動モータ22内側に外気を送ることで電動モータ22を冷却する。
本体ハウジング24には、切断作業時に把持されるハンドル24aが設けられている。
カバー20は、図1に示すように左端部に取付部20aを有しており、取付部20aがアームホルダ13dに対して傾動可能に取付けられている。したがって丸鋸本体2は、取付部20a中心に上下方向に傾動する。
カバー20は、鋸刃(切断刃物)14の上側約半分を収容する中空部20bを有している。鋸刃14は、電動モータ(22)の動力によって回転する円盤状の鋸刃である。したがって鋸刃14を矢印A方向に回転させながら切断材Wを切断することで、切粉が鋸刃14によって中空部20bへ吹き上げられる。
カバー20の下側開口部には、図1に示すように切粉の飛散を防止する飛散防止部27が取付けられている。
飛散防止部27は、切粉が吹き上げられる側にて設けられている。飛散防止部27は、上部がカバー20の中空部20bに嵌め込まれて取付けられており、下部がカバー20よりも下方に延出している。これによって切粉は、飛散防止部27によって飛散することが防止され、中空部20b内に導かれる。
カバー20には、中空部20bに吹き上げられた切粉を吐出す吐出口20cが形成されている。吐出口20cは、中空部20bとカバー20の外周面とを貫通する貫通孔を有しており、切粉が吹き上げられる方向に延出している。吐出口20cの上側開口部には、案内管3が配管接続されている。
カバー20は、集塵装置の一部材であって、集塵装置は、カバー20の他に案内管3と分離器4と集塵容器5とを有している。
案内管3は、柔軟に向きを変えることのできるホース部3cと、ホース部3cの各端に取付けられた取付部3a,3bとを有している。取付部3aは、カバー20の吐出口20cに接続され、取付部3bは、分離器4の配管口41に接続されている。したがって案内管3によって分離器4とカバー20とが配管接続されている。
分離器4は、図1に示すように筒状の分離器本体40を有している。
分離器本体40は、図3に示すように円筒状の上側筒部40aと、上側筒部40aから下方に向けて除々に径が細くなる下側筒部40bとを一体に有している。下側筒部40bの下端部には、切粉を排出する切粉排出口42が形成されている。
上側筒部40aの上端縁には、ドーナツ円盤状の円盤部40cが取付けられている。円盤部40cの軸中心の開口部には、筒状の排気管43が取付けられている。
排気管43は、図3に示すように分離器本体40の軸中心にて軸方向に延出している。そして上部に排気口43aを有し、下部に取込口43bを有している。取込口43bは、分離器本体40の上側筒部40a内で開口している。排気口43aは、分離器本体40の上方にて開口している。したがって排気管43は、取込口43bから分離器本体40内の空気を軸中心位置にて取込み、分離器本体40の外方に排気する構成になっている。
排気口43aと取込口43bは、ほぼ同じ大きさの径であって、どちらも切粉排出口42の径よりも大きい。したがって分離器本体40内の空気は、切粉排出口42よりも排気管43を通って排気されやすい構成になっている。
上側筒部40aには、図1に示すように案内管3の取付部3bが接続される配管口41が取付けられている。
配管口41は、図2に示すように分離器本体40の軸心から偏心した位置に設けられており、上側筒部40aに対して略水平方向でかつ外周縁接線方向に延出している。したがって配管口41から吹き込まれた切粉は、図3に示すように分離器本体40の壁面に沿って周方向に回転する。そして回転しながら切粉排出口42に向けて徐々に落下し、切粉排出口42から排出される。
切粉排出口42には、集塵容器5の接続口5aが取付けられている。
集塵容器5は、図1に示すように略直方体であって、上部に接続口5aを有している。集塵容器5は、分離器4と同様に樹脂等から形成されており、切粉が詰まる布目を有していない構成になっている。そして集塵容器5内に切粉が貯められる構成になっている。
集塵容器5は、脱着器15によって脱着可能に取付けられている。
脱着器15は、アームホルダ13cに固定されている。したがって集塵容器5は、脱着器15を介して第二のスライド体13に取付けられている。そして脱着器15と集塵容器5を介して分離器4が第二のスライド体13に取付けられている。
集塵容器5は、図1への記載は省略しているが、上部と下部とがヒンジによって連結されている。そのため下部に溜まった切粉を捨てる場合は、脱着器15から集塵容器5を取外し、上部と下部とをヒンジを中心に分離回動させる。そして上部と下部との間に生じた開口部から切粉を捨て得る。
次に、スライド丸鋸1によって切断材を切断する方法と、集塵装置にて切粉を集める方法について説明する。
先ず、図1の状態にある丸鋸本体2を取付部20a中心に持ち上げる。そしてその状態にてテーブル11の上面に切断材を固定する。
鋸刃14を矢印A方向に回転させながら、丸鋸本体2を取付部20a中心に矢印B方向に下ろす。これによって切断材を鋸刃14にて切断することができる。切断により生じた切粉は、鋸刃14の回転によって吹き上げられ、吹き上げられた切粉は、カバー20の中空部20bと吐出口20cとを通って案内管3に送られ、案内管3に案内されて分離器4に送られる。
切断材が大きい場合は、丸鋸本体2を第一のスライド体12または第二のスライド体13を利用することで矢印C方向にスライドさせる。これによって切断材を鋸刃14にて切断することができる。そしてこの場合の切粉も案内管3にて案内されて分離器4に送られる。
分離器4に送られた切粉と空気は、図3に示すように分離器4にて分離され、切粉が集塵容器5に集められる。
以上のようにして実施の形態1が形成されている。
すなわち図1に示すように案内管3と集塵容器5との間には、分離器4が設けられている。分離器4の分離器本体40には、分離器本体40内にて重力を利用して落下させた切粉を下側に排出する切粉排出口42と、分離器本体40内の空気を上方に排気する排気口43aとが設けられている。そして切粉排出口42の下流側に集塵容器5が配設されている。
したがって切粉は、分離器本体40内にて重力を利用して落下し、切粉排出口42を介して集塵容器5に集められる。一方、空気は、排気口43aによって上方へ排気される。このため切粉と空気は、分離器本体40にて上下に分離される。すなわち分離器本体40は、従前のように布目を利用して切粉と空気とを分離する構成にはなっていない。したがって布目に切粉が詰まることで生じていた集塵効率の低下を抑制することができる。また布目に詰まっていた切粉をはたき落とす必要もないため、切粉を衛生的に捨てることもできる。
分離器本体40は、図2に示すように偏心した位置にて案内管3が接続される配管口41を有している。そして配管口41から取込まれた切粉が分離器本体40の壁面に沿って周方向に回転しながら切粉排出口に向けて落下する構成になっている(図3参照)。
したがって切粉は、周方向に回転することで遠心力を受ける。そのため切粉が外周側に集められることで切粉と空気とが分離器本体40内にて分離される。かくして切粉と空気は、遠心力と重力とを利用して効果的に分離され得る。
スライド丸鋸1は、図1に示すようにベース10に対してスライドする第二のスライド体13を有している。そして第二のスライド体13に鋸刃14とカバー20とが取付けられている。そして第二のスライド体13に分離器4が脱着器15と集塵容器5とを介して取付けられている。
したがって分離器4は、カバー20とともにベース10に対してスライドする。そのため第二のスライド体13をスライドさせた場合は、カバー20と分離器4との位置関係が変化せず、これらに接続された案内管3が大きく曲げられることが抑制され得る。かくして案内管3が大きく曲げられることでカバー20側から分離器4側に切粉が送られにくくなるという状況が抑制され、切粉は、安定良く分離器4側へ送られ得る。
第二のスライド体13に集塵容器5が脱着可能に取付けられている。
したがって切粉を捨てる際には、集塵容器5を第二のスライド体13から取外し、集塵容器5内の切粉を捨てることができる。かくして切粉を容易に捨てることができる。
集塵容器5と同様に分離器4も第二のスライド体13に取付けられている。そのため集塵容器5と分離器4との位置関係は、第二のスライド体13をスライドさせた際において変化しない。したがって分離器4と集塵容器5との間の切粉授受機構(42,5a)も容易に構成され得る。
(実施の形態2)
実施の形態2を図2にしたがって説明する。
実施の形態2は、実施の形態1とほぼ同様に形成されている。しかし実施の形態2は、図1に示す吸引配管7を有している点が実施の形態1と相違している。以下、相違する点を中心に実施の形態2について説明する。
吸引配管7は、柔軟なホースによって構成されており、各端部に配管口を有している。一の配管口は、分離器本体40の排気口43aに接続され、他の配管口は、モータハウジング21における冷却ファン23の上流側に取付けられている。
したがって分離器本体40内の空気は、吸引配管7を介して冷却ファン23によって吸引される。このため切粉は、冷却ファン23による吸引力と鋸刃14による吹き上げ力とによって鋸刃14側から分離器4側に送られ得る。
分離器4とモータハウジング21は、図2に示すように第二のスライド体13に取付けられている。したがってこれらを配管接続する吸引配管7は、第二のスライド体13とともにベース10に対してスライドし、大きく曲げられることがない。そのため吸引配管7が第二のスライド体13をスライドさせた際において邪魔になることが少ない。
吸引配管7は、第二のスライド体13のスライド量に影響を受けることがないため、分離器4とモータハウジング21との間の距離にて長さが決定される。
以上のようにして実施の形態2が形成されている。
すなわち冷却ファン23の上流側と、分離器本体40の排気口43aとが吸引配管7を介して配管接続されている。
したがって分離器本体40内の空気は、冷却ファン23の吸引力を利用して吸引される。これにより分離器本体40内の気圧が低くなって、案内管3とカバー20とを介して鋸刃側から切粉が吸引され、集塵効率が向上する。
(実施の形態3)
実施の形態3を図4にしたがって説明する。
実施の形態3は、実施の形態1とほぼ同様に形成されている。しかし実施の形態3は、図1に示す集塵容器5と脱着器15とに代えて、図4に示す集塵容器6と脱着器16とを有している。以下、実施の形態1と相違する点を中心に実施の形態3について説明する。
集塵容器6は、ビニール等を素材とする袋状の袋部6bと、袋部6bの上側開口部を開口した状態に維持する開口枠部6aとを有している。開口枠部6aには、取っ手6cと掛止部6dとが取付けられている。
脱着器16は、アームホルダ13cに取付けられている。そして取付部16aとアーム部16bとを有している。取付部16aには、集塵容器6の掛止部6dが脱着可能に掛止される。アーム部16bには、分離器4の分離器本体40が固定される。
集塵容器6は、分離器4の切粉排出口42の下方に設けられており、袋部6bの開口部が切粉排出口42に向いて開口している。
(他の実施の形態)
本発明は、実施の形態1〜3に限定されず、以下の形態であってもよい。
(1)実施の形態1〜3に係る分離器は、重力と遠心力とを利用して切粉と空気とを分離する形態になっていた。しかし重力のみを利用して切粉と空気とを分離する形態になっていても良い。例えば、分離器本体内に切粉が吹き当てられる吹き当て面が設けられる形態、あるいは分離器本体内に迷路状の通路が設けられており、通路の壁面に切粉が吹き当てられる形態であっても良い。このような構成によれば、吹き当て面または通路壁面にて切粉が吹き当てられることで切粉の速度が落ちる。そして重力にて切粉が落下し、切粉が切粉排出口から排出される。そして空気が排気口を通って分離器本体の上方に排気される。
(2)実施の形態1〜3に係る切断機は、卓上丸鋸の一つであるスライド丸鋸であった。しかし切断機は、丸鋸本体(切断機本体)がベースに対してスライドしない卓上丸鋸であっても良い。あるいはベースとスライド体とを有さない携帯丸鋸であっても良い。
(3)実施の形態1〜3に係る分離器は、遠心力を利用するために偏心した位置にて配管口を有していた。しかし分離器は、偏心した位置にて配管口を有していなくても分離器本体内にて設けられたフィンなどによって切粉が分離器本体内にて周方向に回転され得る構成になっていても良い。
(4)実施の形態2に係る切断機は、吸引配管を有しており、吸引配管が冷却ファンの上流側に接続される構成になっていた。しかし吸引配管が空気を吸込むバキュームなどに接続される形態であっても良い。
実施の形態1に係るスライド丸鋸の正面図である。 実施の形態1,2に係るスライド丸鋸の上面図である。 実施の形態1に係る分離器本体の断面図である。 実施の形態3に係るスライド丸鋸の一部正面図である。
符号の説明
1…スライド丸鋸(切断機)
2…丸鋸本体
3…案内管
4…分離器
5,6…集塵容器
7…吸引配管
10…ベース
11…テーブル
12…第一のスライド体
13…第二のスライド体
14…鋸刃(切断刃物)
15,16…脱着器
20…カバー
20a…取付部
20b…中空部
20c…吐出口
21…モータハウジング
23…冷却ファン
40…分離器本体
41…配管口
42…切粉排出口
43…排気管
43a…排気口

Claims (5)

  1. 切断刃物を覆うカバーと、該カバーと配管接続される案内管とを有し、前記案内管を介して前記切断刃物側から生じた切粉を集塵容器へ集める集塵装置付き切断機であって、
    前記案内管と前記集塵容器との間には、前記案内管から送られてきた切粉と空気とを分離する分離器が設けられており、前記案内管と配管接続される分離器の分離器本体には、前記分離器本体内にて重力を利用して落下させた切粉を下側に排出する切粉排出口と、前記分離器本体内の空気を上方に排気する排気口とが設けられており、前記切粉排出口の下流側に前記集塵容器が配設されていることを特徴とする集塵装置付き切断機。
  2. 請求項1に記載の集塵装置付き切断機であって、
    分離器本体は、偏心した位置にて案内管が接続される配管口を有しており、該配管口から取込まれた切粉が前記分離器本体の壁面に沿って周方向に回転しながら切粉排出口に向けて落下する構成になっていることを特徴とする集塵装置付き切断機。
  3. 請求項1または2に記載の集塵装置付き切断機であって、
    床面に設置されるベースに対してスライドするスライド体を有しており、該スライド体に切断刃物と該切断刃物を覆うカバーとが取付けられており、かつ同スライド体に分離器が取付けられていることを特徴とする集塵装置付き切断機。
  4. 請求項3に記載の集塵装置付き切断機であって、
    スライド体に集塵容器が脱着可能に取付けられていることを特徴とする集塵装置付き切断機。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の集塵装置付き切断機であって、
    切断刃物の動力源である電動モータを冷却する冷却ファンの上流側と、分離器本体の排気口とが吸引配管を介して配管接続されていることを特徴とする集塵装置付き切断機。


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