JP2006025837A - 遊技機 - Google Patents

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Keiichi Hayakawa
圭一 早川
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Sanyo Product Co Ltd
株式会社三洋物産
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Abstract

【課題】 遊技領域内に配置される装飾部の斬新性、装飾性が高められた遊技機を提供する。
【解決手段】 遊技機1には、遊技盤7と、遊技盤7の前方にて開口するように構成される窓部3cを有する枠部3と、窓部3cの開口領域にわたり遊技盤7の前方をカバーするように設けられた2枚の透明板(前方ガラス52、後方ガラス51)とが設けられている。そして、2枚の透明板を保持する枠体83を有し、この枠体83において第1装飾部45が設けられている。第1装飾部45と、遊技盤7に設けられた第2装飾部57及び枠部3に設けられた第3装飾部60とが連なるデザインをなすようにして連続装飾部55が構成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、遊技機に関する。

従来、遊技機の一種として例えばパチンコ機が広く知られている。このようなパチンコ機等の遊技機では、遊技領域に配置される遊技部品(例えば、風車、装飾ランプ、表示装置など)に様々なデザインを施し、装飾効果を上げて遊技者の興味をなるべく引くように構成されている。そして、従来技術において、より一層装飾効果を高めようとする技術として例えば特許文献1のようなものが提供されている。
特開2003−154070公報

ところで、従来の遊技機では、装飾部の主たる配置スペースである遊技領域が広さ的に限られているため、装飾部の配置位置、形状、大きさ等の制約を受けることが多く、その結果、装飾部が画一的になりがちであった。例えば、遊技球の流下領域、表示装置の配置領域などを考慮すると、装飾部の配置スペースが限られてしまうため、従来の遊技機ではこの限られた配置スペースでいかに斬新性に富む装飾部を配置するか様々に工夫していた。

このように遊技盤においては配置スペース上の制約が大きく、特に広範囲にわたる装飾部を配置することは難しく、ある程度の大きさの装飾部に抑えざるを得なかった。例えば、あまり大きい装飾部を配置しようとすると、遊技球の流下領域を確保しにくくなり、また、他部品(釘、風車、入賞口など)を配置しにくくなってしまう。

本発明は上記のような事情に基づいてなされたものであって、遊技機において広範囲にわたる斬新な装飾部を簡易に構成することを目的とする。

上記課題を解決するために有効な手段等を以下に示す。なお、必要に応じてその作用効果等についても説明する。
手段1.遊技盤と、
前記遊技盤の前方にて開口するように構成される窓部を有し、遊技機本体に対し開閉可能に構成された枠部と、
前記遊技盤前方をカバーするように設けられた2枚の透明板と、
2枚の前記透明板を保持する透明板保持部と、
を備えた遊技機であって、
前記透明板保持部において第1装飾部が設けられており、
前記第1装飾部と、前記遊技盤又は前記枠部の少なくともいずれかに設けられた第2装飾部と、が連なるデザインをなすようにして連続装飾部が構成されていることを特徴とする遊技機。

このようにすれば、従来あまり装飾に用いられていなかったスペース(即ち透明板の間のスペース)を効果的に利用し、かつ複数の装飾部を連携させて広範囲にわたる斬新な装飾部を簡易に構成しうることとなる。

なお、手段1(請求項1)における、遊技機本体とは、遊技機における枠部以外の本体部分のことである。

手段1でいう「連なるデザインをなす」構成の具体例としては、例えば、第1装飾部における第2装飾部寄りの部分の、形状、模様、色彩、またはこれらの結合が、第2装飾部における第1装飾部寄りの部分の、形状、模様、色彩、若しくはこれらの結合と関連しており、第2装飾部が第1装飾部のデザインの延長として把握できるような構成が挙げられる。例えば、第1装飾部における第2装飾部寄りの部分の色彩が、第2装飾部における第1装飾部寄りの部分の色彩と同一であり、当該第1装飾部の周囲における第2装飾部以外の部分の色彩と異なるような構成であってもよい。

なお、本明細書を通して、遊技機の前後方向とは遊技盤の前面(盤面)と直交する方向(即ち遊技機の奥行き方向)を意味し、遊技者側(即ち当該遊技機の使用時に遊技者が対面する側)を前側、遊技機裏側(即ち遊技者からみて奥側)を後側とする。また、遊技機の上下方向とは、当該遊技機の高さ方向であり、左右方向は前後方向及び高さ方向と直交する横方向のことである。

手段2.前記第1装飾部は、前記透明板保持部に対して着脱可能に設けられていることを特徴とする手段1に記載の遊技機。

このようにすれば、メンテナンス等の際に、透明板保持部を交換せずとも第1装飾部のみを交換できる構成となる。
例えば、係合爪やねじ等の締結部材を用いて着脱可能に取り付けることができる。

手段3.前記第1装飾部は、前記透明板保持部の一部として、当該透明板保持部の本体と一体的に形成されていることを特徴とする手段1に記載の遊技機。

このようにすれば、簡易にかつ安価に第1装飾部を構成でき、部品管理も行いやすい。
例えば、透明板保持部の本体と第1装飾部を樹脂成型により一体的に形成することができる。なお、透明板保持部の本体とは、透明板を保持する部分のうち、第1装飾部を除いた部分を意味する。

手段4.前記第1装飾部と、前記透明板保持部の本体と、が樹脂材料により一体的に形成されていることを特徴とする手段3に記載の遊技機。

このようにすれば、第1装飾部をより一層簡易に、かつ安価に構成できる。

手段5.前記透明板保持部は、2枚の前記透明板の周縁部を保持するように構成されており、前記第1装飾部は、前記遊技盤の前面と平行な面方向において、2枚の前記透明板のうちの前側に配置される前方透明板の周縁部側から、当該前方透明板の中心側に向けて延出した構成をなすことを特徴とする手段1ないし手段4のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば、2枚の透明板を保持しつつ、その間に第1装飾部を介在させ得る好適な構成となる。

手段6.前記第1装飾部は、少なくとも前記窓部の開口縁位置にデザインが施されていることを特徴とする手段1ないし手段5のいずれかに記載の遊技機。

このように窓部の開口縁位置にデザインが施されていれば、開口縁付近がすっきりとまとまる構成となる。

手段7.前記透明板保持部は、前記枠部に形成された窓部によって前方をカバーされており、正面視した場合に視認不能となるように構成されていることを特徴とする手段1ないし手段6のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば、透明板保持部を視認不能としつつ第1装飾部のみを視認させることができ、デザイン的に優れた構成となる。

手段8.仕切り枠によって前記遊技盤の前面に沿って囲まれるようにして、遊技球が打ち込まれる遊技領域が構成されており、
前記第1装飾部は、前記遊技領域の外側から内側に向けて当該遊技領域の境界を跨ぐように配置されていることを特徴とする手段1ないし手段7のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば、第1装飾部を遊技領域外の透明板保持部に設けつつ(即ち、遊技領域に装飾部の配置領域を設けることなく)、この第1装飾部を遊技領域内にまで及ばせて目立つように配置することができる。

手段9.前記第1装飾部の後方において、遊技球が流下可能となる流路が設けられていることを特徴とする手段1ないし手段8のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば、遊技盤の前面と平行な面方向に関して、第1装飾部と流路を同一領域に配置することができ(即ち、前後に重なるように配置することができ)、スペース的なメリットの大きい構成となる。

手段10.前記第1装飾部は、前記透明板の周縁に沿って設けられていることを特徴とする手段1ないし手段9のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば、第1装飾部を配置しやすい好適な構成となる。具体的には、透明板の周縁に沿って細長に設けることができる。

手段11.前記第1装飾部は、前記透明板の周縁に沿って略円弧状に設けられていることを特徴とする手段10に記載の遊技機。

このようにすれば、デザイン的にすっきりとまとまり、強度的にも優れた構成となる。

手段12.前記第2装飾部は、前記遊技盤に設けられていることを特徴とする手段1ないし手段11のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば、遊技盤に設けられて遊技者の注目を集めやすい第2装飾部を第1装飾部と連ねて斬新な連続装飾部を構成できる。具体的には、第2装飾部を遊技盤に対し着脱可能に設けることができる。

手段13.前記遊技盤において前記第2装飾部を取り付けるための第2装飾部配置領域が構成されており、
前記第2装飾部は、前記遊技盤における前記第2装飾部配置領域において着脱可能に設けられていることを特徴とする手段12に記載の遊技機。

このようにすれば、状況に応じて第2装飾部を交換できる構成となる。

手段14.前記第2装飾部は、樹脂部品からなることを特徴とする手段12又は手段13のに記載の遊技機。

このようにすれば、第2装飾部を簡易に斬新なものとすることができる。

手段15.前記第2装飾部は、表示装置の周囲に配置されるものであり、前記第1装飾部は表示装置から所定距離離れた位置に配置されるものであることを特徴とする手段12ないし手段14のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば、遊技者の注目を集めやすい表示装置の周囲部品を利用して広範囲にわたる装飾部を簡易に構成できる。

手段16.前記第2装飾部は、入賞装置の一部を構成するものであり、前記第1装飾部は入賞装置から所定距離離れた位置に配置されるものであることを特徴とする手段12ないし手段14のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば、遊技者に有利な状態を生み出し得る入賞装置を利用して広範囲にわたる装飾部を簡易に構成できることとなる。

手段17.前記遊技盤の前側部には、遊技盤本体に貼り付けられてなる貼付部材が備えられており、
前記第2装飾部は、当該貼付部材に絵柄が描かれてなる前側部絵柄部であることを特徴とする手段12ないし手段14のいずれかに記載の遊技機。

このように、遊技盤本体と貼付部材とを用いて遊技盤を構成すれば、前側部絵柄を簡易に構成でき、前側部絵柄によって2つの装飾部をデザイン的に連結する構成を実現する上で好適な構成となる。本明細書において、遊技盤本体とは、遊技盤前側部に貼付部材が貼り付けられる場合は遊技盤においてその貼付部材を除いた部分を指し、貼付部材が設けられない構成の場合には遊技盤全体を指すものとする。

手段18.前記貼付部材は樹脂部材からなり、当該樹脂部材に前記前側部絵柄が描かれていることを特徴とする手段17に記載の遊技機。

このようにすれば、第2装飾部を簡易、安価、かつ加工性高く構成できるため、その結果、連続装飾部を簡易にかつ安価に実現できる。

手段19.前記貼付部材は、シート状のシート部材からなることを特徴とする手段17又は手段18に記載の遊技機。

このようにすれば、配置スペースをそれほどとることなく第2装飾部を遊技盤に簡易に設けることができる好適な構成となる。

手段20.前記遊技盤における遊技盤本体において、特定絵柄が描かれており、前記第2装飾部は、前記遊技盤本体における前記特定絵柄が描かれた部分からなることを特徴とする手段12に記載の遊技機。

このようにすれば、第2装飾部を簡単にかつ安価に構成できることとなる。

手段21.前記第1装飾部の端部と前記第2装飾部の端部とが遊技盤の前面に沿った面方向に関し近接して配置されることを特徴とする手段12ないし手段20のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば第2装飾部と第2装飾部との連続性を高めやすい構成となる。

「第1装飾部の端部と前記第2装飾部の端部とが遊技盤の前面に沿った面方向に関し近接」とは、遊技盤の前面と平行な面方向において、第1装飾部の端部と第2装飾部の端部との最短距離が、少なくとも当該遊技機に用いられる遊技球の径よりも短くなる程度に近づく位置関係をいうものとする。具体的には、第1装飾部の端部と前記第2装飾部の端部とが遊技盤の前面に沿った面方向に関し隙間を隔てないで、又は極めて僅かな隙間を隔てて配置されるようにすることができる。

手段22.前記第1装飾部の端部と前記第2装飾部の端部とが部分的に前後に重なるように配置されることを特徴とする手段12ないし手段21のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば、正面から見た場合に、第1装飾部の端部と前記第2装飾部の端部とが遊技盤の前面に沿った面方向に関し隙間を隔てないように見える好適な構成となる。

手段23.前記遊技盤に所定の仕切り枠が取り付けられ、この仕切り枠によって囲まれるようにして遊技球が打ち込まれる遊技領域が構成されており、
前記第2装飾部は、前記遊技領域の内部に配置されるものであることを特徴とする手段12ないし手段22のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば、注目を集めやすい遊技領域内の装飾部を枠部に設けられた装飾部とデザイン的に連続させることができるため、遊技領域の限られたスペースを利用して第2装飾部によって装飾を行いつつ、その装飾効果を遊技領域外にまで及ばせることができる。

手段24.前記遊技盤に所定の仕切り枠が取り付けられ、この仕切り枠によって囲まれるようにして遊技球が打ち込まれる遊技領域が構成されており、
前記第2装飾部は、前記遊技領域の外部に配置されるものであることを特徴とする手段12ないし手段23のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば、遊技領域外の狭いスペースを効果的に利用して、広範囲に連なる装飾部を構成できる。

手段25.前記遊技盤に所定の仕切り枠が取り付けられ、この仕切り枠によって囲まれるようにして遊技球が打ち込まれる遊技領域が構成されており、
前記第2装飾部は、遊技領域の内側と外側とに跨るように配置されるものであることを特徴とする手段12ないし手段22のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば、装飾部が遊技領域の内部から外部にまで及ぶといった斬新でインパクトのある構成を実現しつつ、さらに枠部にまで連なる構成となるため、極めて装飾性の高い構成を実現できる。

また、本明細書でいう「遊技領域」とは、遊技盤の前面(盤面)と平行な面方向(前面方向)に関して「仕切り枠」により遊技球を流下させる領域(打球が打ち込まれる領域)として囲まれた領域をいう。また、本明細書全体を通し、「仕切り枠」とは、遊技領域を構成する遊技領域構成枠のことであり、遊技盤前方を前面に沿って包囲できる構成であればよい。例えば、金属、樹脂等からなる細長のレールや、レールに隣接して当該レールにほぼ沿った内側側面を有する樹脂部品(以下、レール隣接部品ともいう(例えば、遊技領域外に配置される装飾用の樹脂部品など))などが挙げられる。

また、上記のような「仕切り枠」(例えば、レール又はレール隣接部品若しくはこれらの両方)により、遊技盤の前面に沿って環状又は略環状に囲まれる場合には、遊技盤の前面に沿った面方向(以下、前面方向ともいう)においてその囲まれる内側の領域が遊技領域である。また、レール、レール隣接部品等の「仕切り枠」によって前記前面方向の大部分が囲まれるが、当該前面方向の一部においてこのような「仕切り枠」が設けられていない構成の場合、その前面方向において、非配置領域の両端縁、即ち「仕切り枠」の両端縁を最短距離で結ぶ線分を遊技領域の境界として設定するものとする。

手段26.前記仕切り枠はレール部材を有してなり、前記遊技盤の前面に沿った面方向において前記レール部材が前記第2装飾部の内部を通るように配置されていることを特徴とする手段25に記載の遊技機。

このようにすれば、仕切り枠をレール部材によって簡易に構成することができ、かつ第2装飾部を遊技領域内外に渡るように配置しやすい好適な構成となる。具体的には、例えば細長かつ板状のレール部材を構成することができる。なお、「前記レール部材が前記第2装飾部の内部を通る構成」としては、前記レール部材が前記第2装飾部の内部の一部領域を通る構成であってもよく、前記レール部材が前記第2装飾部の内部を完全に、又はほぼ完全に通過する構成(内部領域を貫通する構成)であってもよい。

手段27.前記遊技盤には、前記第2装飾部における遊技領域内部に配置される部分を挿入するための第1配置孔が前記遊技領域の内部に設けられており、他方、前記第2装飾部における遊技領域外部に配置される部分を挿入するための第2配置孔が前記遊技領域の外部に設けられていることを特徴とする手段25又は手段26に記載の遊技機。

このようにすれば、遊技領域の内部から外部に及ぶように第2装飾部を配置しやすい構成となる。なお、第1配置孔及び第2配置孔はそれぞれ遊技盤を貫通するように構成できる。

手段28.前記遊技盤の前面と平行な面方向に関して、遊技球が流下可能となる流下可能領域が構成されており、
前記第2装飾部は前記流下可能領域の内部にのみ配置されていることを特徴とする手段12ないし手段22のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば、注目を集めやすい流下可能領域内の装飾部を枠部に設けられた装飾部と連続させることができるため、流下可能領域の限られたスペースを利用しつつ効果的に装飾性を高めることができる。

手段29.前記遊技盤の前面と平行な面方向に関して、遊技球が流下可能となる流下可能領域が構成されており、
前記第2装飾部は前記流下可能領域の外部にのみ配置されていることを特徴とする手段12ないし手段22のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば、流下可能領域外部の狭いスペースを効果的に利用しつつ、広範囲にわたる装飾部を構成できる。

手段30.前記遊技盤の前面と平行な面方向に関して、遊技球が流下可能となる流下可能領域が構成されており、
前記第2装飾部は、前記流下可能領域の内部に少なくとも一部が配置されており、かつ前記流下可能領域の外部に及ぶように構成されていることを特徴とする手段12ないし手段22のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば、流下可能領域の内部から外部にまで渡る斬新な第2装飾部を簡易に構成でき、かつそのデザイン効果が枠部にまで及ぶ様になるため、極めて装飾性の高い構成となる。

手段31.前記第2装飾部の一部が、前記流下可能領域を囲む境界部の一部として構成されていることを特徴とする手段29又は手段30に記載の遊技機。

このようにすれば、第2装飾部を利用して流下可能領域を囲むことができ、スペース的にもコスト的にも優れた構成となる。

手段32.前記第2装飾部の内部領域を通るようにレール部材が配置されており、当該レール部材に沿って前記流下可能領域の最外縁が構成されることを特徴とする手段30又は手段31に記載の遊技機。

このようにすれば、流下可能領域を簡易にかつ確実に取り囲む構成を実現しつつ、その一方で、前記第2装飾部と前記第2装飾部とを前側部絵柄によって連携させるという斬新な構成をも実現できることとなる。なお、「前記レール部材が前記第2装飾部の内部領域を通る構成」としては、前記レール部材が前記第2装飾部の内部領域の一部を通る構成であってもよく、前記レール部材が前記第2装飾部の内部領域を完全に通過する構成(間を貫通する構成)であってもよい。

手段33.前記遊技盤には、前記第2装飾部を配置するための配置孔が前記流下可能領域の前記最外縁よりも内側に設けられており、他方、前記第2装飾部を配置するための配置孔が前記最外縁よりも外側に設けられていることを特徴とする手段30ないし手段32のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば、流下可能領域の内部及び外部にそれぞれ装飾部を配置しやすい構成となり、その間に前側部絵柄を配置しやすい構成となる。

手段34.前記第2装飾部は、前記遊技盤の前面と平行な面方向において、少なくとも前記遊技盤の中央部を含む位置に配置されていることを特徴とする手段12ないし手段33のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば、中央部から透明板保持枠にまで及ぶ連続装飾部が構成されることとなるため、装飾性が一層高まる。

なお、本明細書でいう「遊技盤の中央部」とは、遊技盤の中心位置を意味しており、少なくとも中心位置を含んだ位置に装飾部が配置されていれば「遊技盤の中央部に装飾部が配置されている」こととする。また、ここでいう「中心位置」とは以下のように定義するものとする。即ち、透明板を介して遊技盤及び遊技盤に取り付けられた部品が視認可能となる領域(視認可能領域)における上下方向の中心線(左右方向に延びる線であって、視認可能領域の上下端から等距離にある線)と、当該視認可能となる領域の左右方向の中心線(上下方向に延びる線であって、視認可能領域の左右端から等距離にある線)とが交差する位置を「中心位置」とする。

手段35.前記第1装飾部は、所定のキャラクターのデザインの第1の部分を構成するものであり、前記第2装飾部は、前記キャラクターのデザインにおける前記第1の部分とは異なる第2の部分を構成することを特徴とする手段12ないし手段34のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば、遊技者の興味を引きやすいキャラクターが単一の部品で完結するのではなく複数部品に渡って構成されることになり、斬新な配置構成となると共に、自由度高く配置できる構成となる。

手段36.前記第2装飾部は、遊技領域の内部に配置される遊技領域内配置部と、前記遊技領域の外部に配置される遊技領域外配置部とを有し、
前記遊技領域内配置部、前記遊技領域外配置部、及び前記第1装飾部が連なるデザインをなすことにより前記キャラクターのデザインが前記遊技領域の内部から前記枠部にまで及ぶように構成されることを特徴とする手段35に記載の遊技機。

このようにすれば、遊技者の興味を引きつけやすいキャラクターを遊技領域の内部から枠部にまで及ぶように斬新に構成できる。

手段37.前記第2装飾部は、流下可能領域の内部に配置される流下可能領域内配置部と、前記流下可能領域の外部に配置される流下可能領域外配置部とを有し、
前記流下可能領域内配置部、前記流下可能領域外配置部、及び前記第1装飾部が連なるデザインをなすことにより前記キャラクターのデザインが前記流下可能領域の内部から前記枠部にまで及ぶように構成されることを特徴とする手段25に記載の遊技機。

このようにすれば、遊技者の興味を引きつけやすいキャラクターを流下可能領域の内部から枠部にまで及ぶように斬新に構成できる。

手段38.前記キャラクターのデザインは、前記第1装飾部のみではキャラクターのデザインとして機能しないようになっており、前記第1装飾部及び前記第2装飾部が連携して前記キャラクターのデザインとして機能することを特徴とする手段35ないし手段37のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば、複数の部品の連携によってキャラクターとして機能することとなるため、単一の部品だけではキャラクターが構成しにくい場合に有利な構成となる。

手段39.前記第1装飾部は、所定のキャラクターの体のデザインの一部分をなし、前記第2装飾部は前記キャラクターの前記体のデザインにおける前記一部分とは異なる他部分をなしており、前記第1装飾部及び前記第2装飾部が組み合わされることにより前記キャラクターの前記体のデザインが構成されることを特徴とする手段35ないし手段38のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば、キャラクターの体をより斬新に構成できる。また、複数の装飾部によって体のデザインが構成されるため、広範囲にキャラクターの体のデザインを配置しやすい構成となる。

手段40.前記第1装飾部は、所定のキャラクターの顔のデザインの一部分をなし、前記第2装飾部は前記キャラクターの前記顔のデザインにおける前記一部分とは異なる他部分をなしており、前記第1装飾部及び前記第2装飾部が組み合わされることにより前記キャラクターの前記顔のデザインが構成されることを特徴とする手段35ないし手段38のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば、キャラクターの顔をより斬新に構成できる。また、複数の装飾部によって顔のデザインが構成されるため、広範囲にキャラクターの顔のデザインを配置しやすい構成となる。

なお、本発明でいうキャラクターは、各種分野におけるキャラクターを平面的又は立体的に模した構成とすることができる。具体的には、小説・漫画・アニメ・映画・演劇・テレビ・或いはその他の分野において登場する人、動植物、その他のもの、シンボル、またはそのイメージ等を、平面的又は立体的に模した部分として構成することができる。特に、遊技機利用者において、周知、ないし著名な、若しくは架空の人物、動植物、その他のものを模した構成としたり、意匠性に優れた構成としたりすると、装飾性、遊技性を効果的に高めうる構成となる。

なお、手段35ないし手段40のいずれかに記載の遊技機においても、キャラクターのデザインが施された部分(以下、キャラクター部ともいう)は、動作態様、表示態様等の態様が変化可能に構成されていてもよい。このようにすれば、斬新な配置構成を採りつつ動作態様、表示態様等の態様が変化可能となるように構成すれば、相乗的に興趣を高めうる構成となる。
なお、ここでいう態様の変化は、キャラクター部自体が変化する構成のみならず、キャラクター部に関連する部位(たとえばキャラクター部の近傍等)の態様が変化することによりキャラクター部の態様が相対的に変化するような構成をも概念として含む。例えば、キャラクター部から所定距離離れた位置においてランプが光ることによりキャラクター部が照らされ、明るく見えるようになる構成や、所定の色あいをもつようになる構成をも包含する。また、態様の変化としては、キャラクター部自体、若しくはキャラクター部と関連する部位が変位するような動作による態様変化、或いは、キャラクター部内、若しくはキャラクター部と関連する所定の部位が発光するような発光による態様変化など、あらゆる態様変化が概念として含まれ、キャラクター部の様子が変化する構成であればこれら以外の態様変化手法を適用しても勿論よい。

また、この場合、キャラクター部の態様を変更するように制御するキャラクター部態様制御手段を備えた構成とすることができる。このように、キャラクター部の態様を制御により変更するようにすれば、タイミング良くキャラクター部の態様を変更することができる。例えば、前記キャラクター部態様制御手段により、キャラクター部の態様を遊技状態に応じたものに設定するように制御を行うように構成すれば、遊技状態に応じてキャラクターが様々に変更されることとなり、遊技状態とキャラクターとがより関連深いものとなる。

なお、本発明でいう態様の変化は、キャラクター部自体が変化する構成のみならず、キャラクター部に関連する部位(たとえばキャラクター部の近傍等)の態様が変化することによりキャラクター部の態様が相対的に変化するような構成をも概念として含む。例えば、キャラクター部から所定距離離れた位置においてランプが光ることによりキャラクター部が照らされ、明るく見えるようになる構成や、所定の色あいをもつようになる構成などをも包含する。また、態様の変化としては、キャラクター部自体、若しくはキャラクター部と関連する部位(関連する部位としては、例えば、キャラクター部の近傍の部位や、キャラクター部と連動機構により連動する部位等)が変位するような動作による態様変化、或いは、キャラクター部内、若しくはキャラクター部と関連する所定の部位が発光するような発光による態様変化など、あらゆる態様変化が概念として含まれ、キャラクター部の様子が変化する構成であればこれら以外の態様変化手法を適用しても勿論よい。

第2装飾部の1部又は全部と、第1装飾部の1部又は全部とが共に変位可能に構成されていてもよい。また、第2装飾部の変位と第1装飾部の変位とが連携して変位するような構成であってもよい。

手段41.前記枠部において、前記第1装飾部と連なるデザインをなす第3装飾部が設けられていることを特徴とする手段12ないし手段40のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば、第1装飾部が、遊技盤に設けられる第2装飾部及び枠部に設けられる第3装飾部とそれぞれ連なるデザインをなすようにして連続装飾部が構成されるため、広範囲において極めて関連性の高い装飾を施すことができる構成となる。

手段42.前記枠部において、前記第3装飾部を配置するための第3装飾部配置領域が設けられており、前記第3装飾部は、前記第3装飾部配置領域において着脱可能とされていることを特徴とする手段41に記載の遊技機。

このように第3装飾部配置領域を設け、第3装飾部を自由に着脱できるようにすれば、装飾態様の変更(たとえば別部品の配置)、不良や損傷等に起因する部品交換を行いやすくなる。

手段43.前記第3装飾部は、前記枠部の前面部に設けられていることを特徴とする手段41又は手段42に記載の遊技機。

このようにすれば、第3装飾部が目立ちやすい位置となり、かつ遊技者のより近くの位置されることとなるため装飾性を一層高めることができる。

手段44.前記第3装飾部は、樹脂部品からなることを特徴ととする手段41ないし手段43のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば、斬新なデザインの装飾部を形成しやすく、加工性に優れた構成となる。

手段45.前記第3装飾部は、前記枠部に設けられた前記窓部の開口縁近傍に配置されることを特徴とする手段41ないし手段44のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば、第3装飾部が窓部を介して視認される遊技盤に近い位置となり、連続性を高めやすい構成となる。

「開口縁近傍」とは、遊技盤の前面と平行な面方向において、窓部の開口の縁に近い位置を意味している。ここで、近い位置とは、当該面方向において開口縁と第3装飾部の外縁との最短距離が、少なくとも当該遊技機に用いられる遊技球の径よりも短くなるような位置をいうものとする。

より具体的には、窓部の開口縁と第3装飾部とが前後に重なる構成としてもよく、第3装飾部の一部によって窓部が構成されるような形態であってもよい(この場合、第3装飾部の外縁の一部が窓部の開口縁の一部を構成することとなる)。

手段46.前記第3装飾部によって、前記窓部の一部が構成されていることを特徴とする手段45に記載の遊技機。

このようにすれば、より一層連続性を高めやすい構成となる。

手段47.前記遊技盤の前面と平行な面方向において前記窓部を介して視認可能となる領域を視認可能領域とした場合、
前記第3装飾部は前記視認可能領域の外縁近傍に配置されていることを特徴とする手段41ないし手段46のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば、第3装飾部が視認可能領域のより近くに配置されることとなるため、当該視認可能領域に配置される第2装飾部との連続性を高めやすい位置関係となる。

ここで、「視認可能領域の外縁近傍」とは、遊技盤の前面と平行な面方向において、視認可能部の外縁に近い位置を意味している。ここで、視認可能部の外縁に近い位置とは、当該面方向における視認可能部の外縁と第3装飾部の外縁との最短距離が、少なくとも当該遊技機に用いられる遊技球の径よりも短くなるような位置をいうものとする。

より具体的には、例えば、視認可能部と第3装飾部とが部分的に前後に重なる構成としてもよい。視認可能部の外縁と第3装飾部の外縁とが部分的に一致するような構成であってもよい。

手段48.前記第3装飾部は、前記枠部の外縁近傍にまで及ぶように配置されることを特徴とする手段41ないし手段47のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば、より外側の位置まで連続装飾部の効果を及ぼさせることができるため、連続装飾部を一層広範囲に構成できる。

なお、「枠部の外縁近傍」とは、遊技盤の前面と平行な面方向において、枠部の外縁と第3装飾部の外縁との最短距離が少なくとも当該遊技機に用いられる遊技球の径よりも短くなるような位置をいう。

手段49.前記第3装飾部を視認可能にカバーするように、透明性を有するカバー部材が設けられていることを特徴とする手段41ないし手段48のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば、第3装飾部を効果的に保護できることとなる。なお、カバー部材は、第3装飾部の全体を覆う構成であってもよく、一部のみを覆う構成でもよいが、全体を覆う構成とすると保護効果が高くなる。

手段50.前記第3装飾部は、当該遊技機の外部に露出した構成をなすことを特徴とする手段41ないし手段48のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば、第3装飾部がより見やすく、場合によっては手で触れたりできるため、装飾効果が一層高まる。

手段51.前記第2装飾部は、前記枠部に設けられていることを特徴とする手段1に記載の遊技機。

このようにすれば、あまり装飾に用いられていない透明板の間の領域と枠部領域とを効果的に利用して広範囲にわたる装飾部を設けることができる。

手段52.前記枠部において、前記第2装飾部を配置するための第2装飾部配置領域が設けられており、前記第2装飾部は、前記第2装飾部配置領域において着脱可能とされていることを特徴とする手段51に記載の遊技機。

このように第2装飾部配置領域を設け、第2装飾部を自由に着脱できるようにすれば、装飾態様の変更(たとえば別部品の配置)、不良や損傷等に起因する部品交換を行いやすくなる。

手段53.前記透明板保持部において、複数種類の装飾部品のうちからいずれかの装飾部品を前記第1装飾部として選択的に配置できるようになっており、
一方、前記第2装飾部配置領域には、その選択的に配置される第1装飾部に対応する第2装飾部を、複数種類の装飾品のうちから選択的に、かつ取替え可能に配置できるように構成されていることを特徴とする手段52に記載の遊技機。

このようにすれば、状況に応じて第1装飾部及び第2装飾部を変更できる構成となり、斬新でインパクトのある装飾を可能としつつ汎用性をももたせることができる。

手段54.前記第2装飾部は、前記枠部の前面部に設けられていることを特徴とする手段51ないし手段53のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば、第2装飾部が目立ちやすい位置となり、かつ遊技者のより近くに配置されることとなるため装飾性を一層高めることができる。

手段55.前記第2装飾部は、樹脂部品からなることを特徴ととする手段51ないし手段54のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば、斬新なデザインの装飾部を形成しやすく、加工性に優れた構成となる。

手段56.前記第2装飾部は、前記枠部に設けられた前記窓部の開口縁近傍に配置されることを特徴とする手段51ないし手段55のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば、第2装飾部が窓部を介して視認される第1装飾部に近い位置となり、連続性を高めやすい構成となる。

「開口縁近傍」とは、遊技盤の前面と平行な面方向において、窓部の開口の縁に近い位置を意味している。ここで、近い位置とは、当該面方向において開口縁と第2装飾部の外縁との最短距離が、少なくとも当該遊技機に用いられる遊技球の径よりも短くなるような位置をいうものとする。

より具体的には、窓部の開口縁と第2装飾部とが前後に重なる構成としてもよく、第2装飾部の一部によって窓部が構成されるような形態であってもよい(この場合、第2装飾部の外縁の一部が窓部の開口縁の一部を構成することとなる)。

手段57.前記第2装飾部によって、前記窓部の一部が構成されていることを特徴とする手段56に記載の遊技機。

このようにすれば、より一層連続性を高めやすい構成となる。

手段58.前記遊技盤の前面と平行な面方向において前記窓部を介して視認可能となる領域を視認可能領域とした場合、
前記第2装飾部は前記視認可能領域の外縁近傍に配置されていることを特徴とする手段51ないし手段57のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば、第2装飾部が視認可能領域のより近くに配置されることとなるため、少なくとも当該視認可能領域の周縁部に第1装飾部との連続性を高めやすい位置関係となる。

ここで、「視認可能領域の外縁近傍」とは、遊技盤の前面と平行な面方向において、視認可能部の外縁に近い位置を意味している。ここで、近い位置とは、当該面方向における視認可能部の外縁と第2装飾部の外縁との最短距離が、少なくとも当該遊技機に用いられる遊技球の径よりも短くなるような位置をいうものとする。

より具体的には、例えば、視認可能部と第2装飾部とが部分的に前後に重なる構成としてもよい。また、視認可能部の外縁と第2装飾部の外縁とが部分的に一致する構成としてもよい。

手段59.前記第2装飾部は、前記枠部の外縁近傍にまで及ぶように配置されることを特徴とする手段51ないし手段58のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば、より外側の位置まで連続装飾部の効果を及ぼさせることができるため、連続装飾部を一層広範囲に構成できる。

なお、「枠部の外縁近傍」とは、遊技盤の前面と平行な面方向において、枠部の外縁と第2装飾部の外縁との最短距離が少なくとも当該遊技機に用いられる遊技球の径よりも短くなるような位置をいう。

手段60.前記第2装飾部を視認可能にカバーするように、透明性を有するカバー部材が設けられていることを特徴とする手段51ないし手段59のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば、第2装飾部を効果的に保護できることとなる。なお、カバー部材は、第2装飾部の全体を覆う構成であってもよく、一部のみを覆う構成でもよいが、全体を覆う構成とすると保護効果が高くなる。

手段61.前記第2装飾部は、当該遊技機の外部に露出した構成をなすことを特徴とする手段51ないし手段59のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば、第2装飾部がより見やすく、場合によっては手で触れたりできるため、装飾効果が一層高まる。

手段62.2枚の前記透明板のうち、前方に配置される前方透明板は、平坦に構成される平坦部と、当該平坦部よりも前方に膨出する膨出部とを備え、
前記膨出部にカバーされるように前記第1装飾部が配置されていることを特徴とする手段1ないし手段61のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば、前方透明板を、注目を引きやすい斬新な形状とすることができ、かつ、第1装飾部を構成する上でのスペース的な制約が少なくなり、ひいては斬新な第1装飾部を構成しやすくなる。

手段63.前記第1装飾部は、外面が傾斜状に構成された第1傾斜部を有し、
当該第1傾斜部は、内側の端部よりも外側の端部のほうが、外面が前方位置となるように構成されていることを特徴とする手段1ないし手段62のいずれかに記載の遊技機。

このようにすれば、第1装飾部の端部と、遊技盤或いは枠部との距離が少なくなり、第1装飾部と第2装飾部とで生じる段差を抑制できるため、第1装飾部と第2装飾部との装飾において連携性が高い構成となる。

なお、「外面が傾斜状」である構成とは、当該第1傾斜部の内側の端部よりも外側の端部のほうが、外面が前方位置となるような構成であれば、「外面が、内側の端部から外側につれて次第に前方位置となるような構成」であってもよく、外面に多少の凹凸が存在し、完全に連続した傾斜ではないものの、全体的に見て外側の方が内側よりも前方に盛り上がるような構成であってもよい。なお、ここでの内側は、遊技盤の盤面と平行な面方向における当該遊技盤の中心側を意味し、外側は、当該面方向における枠部側を意味する。

手段64.前記第2装飾部には、少なくとも前記第1装飾部寄りの部分において傾斜状に構成された第2傾斜部が設けられており、当該第2傾斜部は、遊技盤中心側の端部よりも前記第1装飾部側の端部のほうが、外面が前方位置となるように構成されていることを特徴とする手段63に記載の遊技機。

このようにすれば、第1装飾部の外面と第2装飾部における第1装飾部側の端部の外面とが、共に外側に傾斜状に構成されるため、両装飾部において外面の連携性がより一層高い構成となる。

手段65.前記第1装飾部における前記第1傾斜部の外面と、前記第2装飾部における前記第2傾斜部の外面とが、ほぼ同じ勾配となるように傾斜して構成されていることを特徴とする手段64に記載の遊技機。

このようにすれば、両装飾部の連携性を高め得る極めて好適な構成となる。

請求項1の構成(手段1の構成)によれば、従来あまり装飾に用いられていなかったスペースを効果的に利用して、広範囲にわたる斬新な装飾部を簡易に構成しうることとなる。

<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図7を参照しつつ説明する。
図1は、実施形態1に係る遊技機における遊技盤構成を概念的に例示する正面図であり、図2はその遊技盤を用いた遊技機を概念的に例示する正面図である。また、図3は図2の遊技機の斜視図であり、図4は、図2の遊技機の枠部(ガラス扉枠)の裏側構成を概念的に例示する斜視図である。また、図5(A)は実施形態1における装飾部の要部構成を例示するものであり、図2のA−A断面付近の構成を概念的に例示する図であり、(B)はその遊技盤のみを抜き出して示す図である。また、図6は、図2の一部を拡大して示すものであり、図7は、当該遊技機を説明するための説明図である。

本実施形態に係る遊技機の一例たるパチンコ機1は、例えば遊技ホールに設置されたパチンコ島台のカウンタ台の上部にて複数横方向に並べられて設けられるものである。パチンコ機1は、図2及び図3に示すように、前部には前枠2が設けられ、さらにその前枠2に透明板保持部としての枠部3(具体的にはガラス扉枠として構成される枠部)が取付けられている。枠部3は、縦軸の回動軸を有するヒンジ部82,82により遊技機本体1aに対し開閉可能に支持され、かつガラス(透明板に相当)が嵌め込まれた樹脂製あるいは金属製のいずれかからなる枠83(図4参照)とを備えている。ここでは樹脂製の枠83に二枚のガラスが嵌め込まれてガラスユニット50が構成されている。また、前枠2(本体枠)もヒンジ81によって開閉可能に取り付けられている(図4も参照)。

図4及び図5に示すように、枠部3の後方には、図1に示す遊技盤7が配置されている。図1に示すように、遊技盤7は仕切り枠たるレール22(後述)によって略環状に囲まれた略円形の遊技領域90aを有し、その遊技領域90aには第1種始動口4、特別表示装置(以下、単に「表示装置」ともいう)5及び大入賞口6が設けられている。第1種始動口4は遊技球の通路を備え、その通路入口に羽根4aが開閉可能に支持されている。表示装置5は、例えば図柄を動的に表示する図柄表示装置として構成できる。

図2及び図3に示すように、枠部3の下部には、賞球が払い出される上受け皿3aが装着されている。また、前枠2の窓孔より下方には下受け皿2aが装着されている。下受け皿2aは、前記上受け皿3aに入りきらない賞球や、上受け皿3aから球抜きした抜き球や、或いはファウル球等の余剰球を、余剰球出口から排出させて貯留させるものである。前枠2における下受け皿2aの右側方には遊技球を発射するための発射ハンドル17が回動操作可能に装着されている。発射ハンドル17に対応する前枠2の裏側には駆動手段としてのモータ(図示せず)が装着されており、発射ハンドル17の回動操作によってモータか回動され、これにより打球杆(図示せず)が間欠動作されるとともに、前記発射ハンドル17の回動角度に応じた弾発力に調節される。従って、前記モータ及び打球杆等によって球発射装置が構成されている。

図1、図2に示すように、表示装置5は第1種始動口4の上方に設けられており、例えば液晶ディスプレイ(LCD)からなる画面5aを備えている。画面5aには多種類の画像が表示されるが、その1つとして、図1に概念的に示されるような左図柄列8、中図柄列9及び右図柄列10が表示される。図柄列の数は前述したもの(3列)に限られず、1列、2列、4列以上であってもよい。各図柄列8乃至10は、数字、記号等からなる複数の図柄によって構成されている。

表示装置5では、図柄列8乃至10での図柄変動が、遊技球の第1種始動口4への入賞により開始される。図柄変動は左図柄列8、右図柄列10、中図柄列9の順に停止されるが、これは一例にすぎず、別の順序で停止されてもよい。全ての図柄列8乃至10での図柄変動が停止したとき、表示されている図柄(以下「停止図柄」という)の組合せが、予め定められた組合せ(特定表示結果、以下「大当りの組合せ」という)、すなわち、同一種類の図柄が大当りラインに沿って並んでいるときの同図柄の組合せ(例えば、777)、となる場合がある。この停止図柄の組合せを、以下「大当り図柄」という。本実施形態では、大当りラインとして、水平方向へ延びるもの(上・中・下の3種類)と、斜め方向へ延びるもの(右下がり・左下がりの2種類)の合計5種類存在するが、これに限られない。例えば、大当りラインの数が1つであり、通常、「1ライン」と呼ばれているものであってもよい。そして、大当りの組合せが成立すると特別電動役物が作動し、遊技者にとって有利な特別遊技状態としての大当り遊技状態が到来し、より多くの賞球を獲得することが可能となる。

さらに、パチンコ機1は大当り遊技状態の発生に先立ちリーチ遊技状態となる。ここで、リーチ遊技状態とは大当り遊技状態の直前の状態をいい、例えば、列10での図柄変動が、大当りライン上において左図柄列8での停止図柄と同一種類の図柄で停止し、かつ、その後に中図柄列9での図柄変動が左右両図柄列8,10での停止図柄と同一種類の図柄で停止されれば最終的に大当りの組合せとなる状態を含む。また、図柄変動が停止すると、大当り遊技状態となる組合せで変動し、その図柄で停止されれば最終的に大当り遊技状態となる場合において、その変動中の状態もリーチ遊技状態に含まれる。これは、通常、全回転(全図柄)リーチと呼ばれているものである。

図1に示すように、大入賞口6は第1種始動口4の下方に設けられており、1つのVゾーン11、2つの通路12,13及びシャッタ14を備えている。シャッタ14は大入賞口用ソレノイド15(以下、単に「ソレノイド15」ともいう)により作動させられ、Vゾーン11及び通路12,13の各入口を開閉する。

図1に示すように、遊技盤7には、始動口用スイッチ18、Vゾーン用スイッチ19及びカウントスイッチ20が取付けられている。始動口用スイッチ18は、遊技球Bの第1種始動口4への入賞を検出する。Vゾーン用スイッチ19は遊技球BのVゾーン11への入賞を検出し、カウントスイッチ20は遊技球Bの大入賞口6への入賞を検出する。また、各スイッチ18乃至20の検出結果に基づきソレノイド15及び表示装置5をそれぞれ駆動制御するために、制御装置21が設けられている。制御装置21は読出し專用メモリ(ROM)、中央処理装置(CPU)、ランダムアクセスメモリ(RAM)等を備えている。ROMは所定の制御プログラムや初期データを予め記憶しており、CPUはROMの制御プログラム等に従って各種演算処理を実行する。RAMはCPUによる演算結果を一時的に記憶する。尚、より詳細には、制御装置21は、パチンコ機1の主制御を行うメイン基板と、当該メイン基板からの信号によって各部を制御するための表示制御基板、音量調整基板、LED基板、払出し制御基板等の各種のサブ基板とを備えて構成されており、不正信号がメイン基板へ入力されることを防止するために、信号の伝送方向は、メイン基板からサブ基板への一方向のみとなっている。

CPUによる制御の1つとして、大当り遊技状態の発生確率を条件に応じて変動させる、いわゆる確率変動がある。具体的には、1/300程度の低確率で大当り遊技状態を発生させる低確率モードと、その約5倍である1/60程度の高確率で大当り遊技状態を発生させる高確率モードとが用意されており、大当り図柄の種類に応じて確率モードが切替えられる。すなわち、大当り図柄が、予め定められた特別図柄(例えば奇数図柄)であると高確率モードに設定され、予め定められた通常図柄(例えば偶数図柄)であると低確率モードに設定される。なお、低確率モードでの発生確率に対する高確率モードでの発生確率の倍数は、前述した値(約5)以外の値であってもよい。

<装飾部>
(装飾部基本構成)
図2ないし図4に示すように、パチンコ機1は、上述したように、遊技盤7と、遊技盤7の前方にて開口するように構成される窓部3cと、窓部3cの開口領域(即ち、視認可能領域93:図7参照)にわたり遊技盤7の前方をカバーするように設けられた2枚の透明板(前方ガラス52、後方ガラス51)とを有すると共に、遊技機本体1aに対し開閉可能に構成された枠部3とを備えている。窓部3cの開口は、前方ガラス52及び後方ガラス51によって塞がれた構成となっている。なお、「窓部の開口領域」とは、遊技盤7の前面と平行な面方向において窓部3cが開口する領域を意味している。即ち、前方側から見た場合に窓部3cの後方(即ち遊技盤7側)を視認できるように構成された領域のことである。

そして、2枚の透明板(前方ガラス52、後方ガラス51)は、図5に示すように、前後に所定の間隔を隔てて配置されており、第1装飾部45がその2枚の透明板(前方ガラス52、後方ガラス51)の間に設けられている。これにより、従来では装飾にあまり用いられていなかったスペースを効果的に利用して第1装飾部45による装飾が可能となる。

さらに、遊技盤7には第2装飾部57が設けられており、第1装飾部45と、第2装飾部57とが連なるデザインをなすように構成されている。また、枠部3には第3装飾部60が設けられており、これら第1装飾部45、第2装飾部57、及び第3装飾部60が連なるようにして連続装飾部55が構成されている。第1装飾部45の色は、少なくとも、第2装飾部57における第1装飾部45寄りの部分、及び第3装飾部60における第1装飾部45寄りの部分、と同色(又は近い色)にて構成されており、当該第1装飾部45の周囲におけるそれ以外の部分(即ち、第2装飾部57及び第3装飾部60以外の部分)とは異なる色とされている。したがって、別部品に設けられた同一色の装飾が連なるように把握されることとなる。

なお、本明細書を通して、パチンコ機1(遊技機)の前後方向とは遊技盤7の前面7d(盤面)と直交する方向(即ちパチンコ機1(遊技機)の奥行き方向)を意味し、遊技者側(即ち当該パチンコ機1の使用時に遊技者が対面する側)を前側、パチンコ機1の裏側(即ち遊技者からみて奥側)を後側とする。また、パチンコ機1の上下方向とは、当該パチンコ機1の高さ方向(図2では長手方向)であり、左右方向は前後方向及び高さ方向と直交する横方向のことである。

(第1装飾部)
第1装飾部45は、図5に示すように、透明板保持部(枠体83)に対して着脱可能に設けられており、第1装飾部45に損傷等が生じた際に、枠体83を交換せずとも第1装飾部45のみを交換できるようになっている。なお、図示はしていないが、第1装飾部45と枠体83とを係合爪や締結部材を用いて着脱可能に取り付けることができる。

上記説明では、枠体83と第1装飾部45とが別体に構成された例を示したが、第1装飾部45は、透明板保持部の一部として形成されていてもよい。このようにすれば、簡易にかつ安価に第1装飾部を構成できることとなる。この場合、第1装飾部と、透明板保持部の本体とを樹脂材料により一体的に形成することができる。このようにすれば、第1装飾部をより一層簡易に構成できる。

図4、図5に示すように、枠体83は、ともに円形に構成される2枚の透明板(即ち前方ガラス52、後方ガラス51)の周縁部を保持するように構成されており、円形の環状に構成されている。第1装飾部45は、この枠体83に保持され、遊技盤7の前面7dと平行な面方向において、前方透明板に相当する前方ガラス52の周縁側から中心側(ここでは前方ガラス51の重心を中心としている)に向けて延出した構成をなしている。このようにして、2枚の透明板を保持しつつ、その間に第1装飾部45を介在させるようにしている。

また、図2に示すように、第1装飾部45は、少なくとも窓部3cの開口縁位置にデザインが施されており、開口縁付近がデザイン的にすっきりとまとまる構成となっている。また、図2、図4、及び図5に示すように、枠体83は、窓部3cにカバーされて正面視した場合に視認不能となるように構成されており、枠体83を視認不能としつつ第1装飾部45のみを視認させる構成をなしている。

また、図1、図2に示すように、仕切り枠(レール22)によって囲まれるようにして、遊技球が打ち込まれる遊技領域90aが構成されており、図2のように、第1装飾部45は、遊技領域90aの外側に設けられる枠体83から遊技領域90aの内側に向けて、遊技領域の境界90を跨ぐように配置されている。このようにすれば、第1装飾部45を遊技領域90a外の枠体83に設けつつ(即ち、遊技領域90a内に第1装飾部45の配置領域を設けることなく)、この第1装飾部45を遊技領域内にまで及ばせて目立つように配置することができる。なお、遊技領域90aについての具体的説明は後述する。

また、第1装飾部45の後方において、図4ないし図6に示すように、遊技球が流下可能となる流路54が設けられている(なお、流路54のうち第2装飾部57の内部領域に設けられた流路を内部流路54aとしている)。これにより、遊技盤7の前面7dと平行な面方向に関して、第1装飾部45と流路54を同一領域に重なるように配置することができ、スペース的なメリットの大きい構成となる。

また、図2ないし図3に示すように、第1装飾部45は、透明板(前方ガラス52、後方ガラス51)の周縁に沿って略円弧状に設けられている。このようにすれば、デザイン的にすっきりとまとまり、強度的にも優れた構成となる。

(第2装飾部)
第2装飾部57は、樹脂部品によって構成されており、図1、図2に示すように、遊技盤7において着脱可能に取り付けられている。この第2装飾部57は、表示装置5の周囲に配置されるものであり、表示装置5及びその周辺の装飾性を高め、注目を集めるように構成されている。一方、表示装置5から所定距離離れた位置には後述する第3装飾部60が配置されており、これら第2装飾部57及び第3装飾部60によって、遊技者の注目を集めやすい表示装置5の周囲部品を利用して広範囲にわたる連続装飾部55を簡易に構成している。

また、図2に示すように、第2装飾部57は、少なくとも枠部3に設けられた窓部3cの開口縁(遊技盤7の前面7dと平行な面方向における開口部の縁)付近に配置されており、より第1装飾部45に近づけられ、連続性が高められている。また、図6、図7にて示すように、遊技盤7の前面7dと平行な面方向において窓部3cを介して視認可能となる視認可能領域93とした場合、第2装飾部57の端部は、当該面方向において視認可能領域93の周縁付近に配置されている。ここでは、図5に示すように、第1装飾部45の一部と、第2装飾部57の一部とが前後に重なる構成をなしている。

また、本実施形態では、図6、図7に示すように、第2装飾部57の内部領域(遊技盤7の前面7dと平行な面方向に関する第2装飾部57の内部の領域)において、遊技球が通過可能となるように内部流路54aが構成されている。そして、図5に示すように内部流路54aの底部54bも第2装飾部57の一部によって構成されており、この底部54bと第1装飾部45とがデザイン的に連なるように構成されている。なお、図5では、亀のデザインが施された部分を太線Fにて概念的に例示している。図5のように、第2装飾部57と第1装飾部45とが遊技盤7の前面7dと平行な面方向においてあまり隙間を隔てずに配置され、かつ図2のように当該面方向においてデザイン的に連なるように構成されるため、前方から見た場合に第2装飾部57と第1装飾部45とがあたかも単一の装飾部品として構成されているように見えることとなる。なお、以降の実施形態においても、図5と同様に、断面図において装飾が施された部分を太線Fにて概念的に例示することとする。なお、本明細書における図5等の断面図では、太線Fにて平面的に装飾が施された部分を例示しているが、これはあくまで概念的に示すものであり、第2装飾部57及び第1装飾部45に施される各装飾は立体的であっても平面的であっても勿論よい。

(遊技領域との関係)
図1、図2等に示すように、遊技盤7にはレール22(レール22が仕切り枠に相当する)が取り付けられ、このレール22によって囲まれるようにして遊技球が打ち込まれる遊技領域90aが構成されており、第2装飾部57は、遊技領域90aの内部にのみ配置されている。

本明細書でいう「遊技領域」とは、遊技盤7の前面7d(盤面)と平行な面方向(前面方向)に関して「仕切り枠」により遊技球を流下させる領域(打球が打ち込まれる領域)として囲まれた領域をいう。また、本明細書全体を通し、「仕切り枠」とは、遊技領域を構成する遊技領域構成枠のことであり、遊技盤前方を前面に沿って包囲できる構成であればよい。例えば、金属、樹脂等からなる細長のレールや、レールに隣接して当該レールにほぼ沿った内側側面を有する樹脂部品(以下、レール隣接部品ともいう(例えば、遊技領域外に配置される装飾用の樹脂部品など))などが挙げられる。

また、上記のような「仕切り枠」(例えば、レール又はレール隣接部品若しくはこれらの両方)により、遊技盤の前面に沿って環状又は略環状に囲まれる場合には、遊技盤の前面に沿った面方向(以下、前面方向ともいう)においてその囲まれる内側の領域が遊技領域である。また、レール、レール隣接部品等の「仕切り枠」によって前記前面方向の大部分が囲まれるが、当該前面方向の一部においてこのような「仕切り枠」が設けられていない構成の場合、その前面方向における非配置領域の両端縁、即ち「仕切り枠」の両端縁を最短距離で結ぶ線分を遊技領域の境界として設定するものとする。

また、別の観点から説明すると、図1、図2に示すように、遊技盤7の前面7dと平行な面方向に関して、遊技球が流下可能となる流下可能領域91aが構成されており、第2装飾部57は流下可能領域91aの内部にのみ配置されている。

また、図7に示すように、第2装飾部57は、少なくとも遊技盤7の中央部を含む位置に配置されており、中央部から枠部にまで及ぶ斬新な連続装飾部55が構成されている。

なお、本明細書でいう「遊技盤の中央部」とは、遊技盤の中心位置を意味しており、少なくとも中心位置を含んだ位置に第2装飾部57が配置されていれば「遊技盤の中央部に装飾部が配置されている」こととする。また、ここでいう「中心位置」とは以下のように定義するものとする。即ち、透明盤を介して遊技盤及び遊技盤に取り付けられた部品が視認可能となる領域(視認可能領域93)における上下方向の中心線(左右方向に延びる線であって、視認可能領域93の上下端P5、P6から等距離にある線L2)と、当該視認可能領域93の左右方向の中心線(上下方向に延びる線であって、視認可能領域93の左右端P3、P4から等距離にある線L1)とが交差する位置を「中心位置C1」とする。また本明細書でいう「遊技盤の端部」とは以下のように定義するものとする。即ち、視認可能領域93の上下方向の端縁間距離、又は左右方向の端縁間距離のうち、短い方の端縁間距離を直径とし、遊技盤7の前面7dと平行な面方向に関し中心位置C1を中心とした円を仮想的に設定した場合に、当該面方向においてその円よりも外側となる領域を「遊技盤の端部」と定義する。図7の例では、前面7dと平行な面方向に間して視認可能領域93の外部のほぼ全体が遊技盤7の端部に相当する。

連続装飾部としては、実在する人物、動物、キャラクター、乗物、建物、その他の有体物、或いは、架空の人物、動物、キャラクター、乗物、建物、その他の有体物、などを模したデザインとして構成することができ、このようなデザインのものが遊技盤7の中央部から遊技盤7の端部にまで渡って連続して構成されていると効果的である。図2等の例では、ある単一のキャラクターを模した意匠が、遊技盤7の前面7dと平行な面方向において遊技盤7の中央部(中心位置C1)から枠部3にまで渡ってデザインが連続するように配置されている。

(キャラクター)
図2に示すように、第2装飾部57は、所定のキャラクターのデザインの第1の部分(顔及び甲羅の一部等)を構成するものであり、第1装飾部45は、キャラクターのデザインにおける第1の部分とは異なる第2の部分(甲羅の後方部分等)を構成している。また、後述する第3装飾部60は、当該キャラクターにおけるこれらとは異なる第3の部分を構成している。これにより、遊技者の興味を引きやすいキャラクターが単一の部品で完結するのではなく複数部品に渡って構成されることになり、斬新な配置構成となると共に、自由度高く配置できる構成となる。

キャラクターのデザインは、第1装飾部45のみではキャラクターのデザインとして機能しないようになっており、第2装飾部57と連携してはじめてキャラクターのデザインとして機能するようになっている。

また、第2装飾部57は、亀のキャラクターの体のデザインの一部分をなし、第1装飾部45は亀のキャラクターの体のデザインにおける前記一部分(第2装飾部57によって構成される部分)とは異なる他部分をなしており、第3装飾部60はそれら以外の部分を構成している。そして、第1装飾部45、第2装飾部57、及び第3装飾部が組み合わされることにより亀のキャラクターの体全体のデザインが構成されるようになっている。

なお、本発明でいうキャラクターは、上述したもの以外でもよく、各種分野におけるキャラクターを平面的又は立体的に模した構成とすることができる。具体的には、小説・漫画・アニメ・映画・演劇・テレビ・或いはその他の分野において登場する人、動植物、その他のもの、シンボル、またはそのイメージ等を、平面的又は立体的に模した部分として構成することができる。特に、遊技機利用者において、周知、ないし著名な、若しくは架空の人物、動植物、その他のものを模した構成としたり、意匠性に優れた構成としたりすると、装飾性、遊技性を効果的に高めうる構成となる。

(第3装飾部)
本実施形態では、図2、図3に示すように、第3装飾部60が、枠部3の前面部に設けられている。従って、第3装飾部60が目立ちやすい位置となり、かつ遊技者のより近くに配置されるため、装飾性が一層高い構成となっている。また、図6にて拡大して示すように、枠部3には、第3装飾部60を配置するための第3装飾部配置領域3fが構成されており、第3装飾部60は、この第3装飾部配置領域3fにおいて、枠部本体(枠部3における第3装飾部60以外の部分)3dに対し着脱可能に構成されている。また、第3装飾部60は、樹脂部品として構成されており、ここでは、単一の樹脂部品によって第3装飾部60が構成される例が示されている。一方、遊技盤7には、第2装飾部57を配置するための第2装飾部配置領域7pが構成されており、第2装飾部57は、この第2装飾部配置領域7pにおいて着脱可能とされている。また、第1装飾部45は上述したように枠体83に対して着脱可能に構成されている。

そして、第3装飾部配置領域3fには、複数種類の装飾部品のうちからいずれかの装飾部品を第3装飾部として選択的に配置できるようになっており、一方、枠体83には対応する第1装飾部を、第2装飾部配置領域7pには、その選択的に配置される第3装飾部に対応する第2装飾部を、複数種類の装飾品のうちから選択的に、かつ取替え可能に配置できるように構成されている。逆にいえば、第1装飾部、第2装飾部に応じた第3装飾部を選択的に取付可能に構成されている。

また、第3装飾部60は、枠部3に設けられた窓部3cの開口縁付近に配置することが望ましく、図2、図3の例では、その一例として、第3装飾部60によって、窓部3cの一部が構成されている。

また、図6、図7に示すように、遊技盤7の前面7dと平行な面方向において窓部3cを介して視認可能となる領域を視認可能領域(図7において二点鎖線93によって囲まれる領域)とした場合、第3装飾部60は視認可能領域93の付近に配置されている。これにより、第3装飾部60が視認可能領域93のより近くに配置されることとなるため、当該視認可能領域93に一部が配置される第1装飾部45との連続性を高めやすい位置関係となっている。

また、本実施形態に係る第3装飾部60は、枠部3の外縁付近にまで及ぶように配置されている。これにより、より外側の位置まで連続装飾部55の効果を及ぼさせることができ、連続装飾部55が一層広範囲に構成されている。より具体的には、窓部3cは略円形の開口形状をなすように構成され、他方、枠部3の外縁は略矩形形状をなしており、第3装飾部60は、矩形形状をなす枠部3の角部付近に配置されている。このような構成をなすことにより、円形の窓部を有しかつ矩形状の外縁を有するようなパチンコ機1において、第3装飾部60をより大きく広範囲に配置しやすい構成となっている。

また、第3装飾部60は、パチンコ機1の外部に露出した構成をなしており、第3装飾部60がより見やすく、場合によっては手で触れることができるようになっているため、装飾性が極めて高く、遊技者の興味を引きやすい構成となっている。

<実施形態2>
次に、図8ないし図10を参照して第2実施形態について説明する。
図8は、実施形態2に係る遊技機における遊技盤構成を概念的に例示する正面図であり、図9はその遊技盤を用いた遊技機を概念的に例示する正面図である。また、図10(A)は実施形態2における装飾部の要部構成を例示するものであり、図9のB−B断面付近の構成を概念的に例示する図であり、(B)はその遊技盤のみを抜き出して示す図である。

実施形態2では、第2装飾部の一部構成が実施形態1と異なり、それ以外の部分は同様であるので実施形態1と同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。本実施形態では、図10に示すように、遊技盤7の前側部に、遊技盤本体7hに貼り付けられてなる絵柄シート7g(絵柄シート7gがシート部材、貼付部材に相当する)が備えられている。そして、図8ないし図10の例では、第2装飾部57は、絵柄シート7gに絵柄が描かれてなる前側部絵柄部57bと、遊技盤7の前面7dから前方に突出する樹脂構成部57aとを備えて構成されている。なお、本明細書において、遊技盤本体7hとは、遊技盤7の前側部に貼付部材(図10のような絵柄シート7g等)が貼り付けられる場合は遊技盤における貼付部材を除いた部分を指し、貼付部材が設けられない構成の場合には遊技盤全体を指すものとする。

また、絵柄シート7gは、薄いシート状の樹脂部材(例えばセルとも
絵柄)が描かれて前側部絵柄部57bが構成されており、図9のように、この前側部絵柄部57bのデザインが、第2装飾部57における前側部絵柄部57b以外の部分(樹脂構成部57a)及び第1装飾部45とそれぞれ連なるように構成されている。即ち、当該遊技機を正面から(即ち前方側から)見た場合に、第1装飾部45が、遊技盤7に設けられた絵柄シート7gとデザイン的に連なる点が実施形態1と大きく異なっている。

<実施形態3>
次に、実施形態3を図11ないし図17を参照しつつ説明する。
図11は、実施形態3に係る遊技機における遊技盤構成を概念的に例示する正面図であり、図12はその遊技盤を用いた遊技機を概念的に例示する正面図である。また、図13は図12の遊技機の斜視図であり、図14は、図12の遊技機の枠部(ガラス扉枠)の裏側構成を概念的に例示する斜視図である。また、図15(A)は実施形態3における装飾部の要部構成を例示するものであり、図12のC−C断面付近の構成を概念的に例示する図であり、(B)はその遊技盤のみを抜き出して示す図である。また、図16は、図12の一部を拡大して示すものであり、図17は、図12の遊技機を説明するための説明図である。

実施形態3に係る構成は、実施形態1の構成から第3装飾部60を省略したものであり、第1装飾部45及び第2装飾部57の構成は実施形態1と同様であるので、これらに関しては同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。図11ないし図17は、実施形態1で示した図1ないし図7からそれぞれ第3装飾部60を省略して示しており、枠部3の右上部分については左上部分と類似のデザイン(第1装飾部45と連ならないデザイン)が施されている。図11ないし図17に示すように、第1装飾部45と、遊技盤7に設けられた装飾部(第2装飾部57)とがデザイン的に連なるように構成されていれば第3装飾部、が設けられない構成であっても、斬新な効果を生じさせることができる。

<実施形態4>
次に、図18ないし図19を参照して第4実施形態について説明する。
図18は、実施形態4に係る遊技機を概念的に例示する正面図である。また、図19(A)は実施形態4における装飾部の要部断面構成を例示するものであり、図18のD−D断面付近の構成を概念的に例示する図であり、(B)はその遊技盤のみを抜き出して示す図である。実施形態4に係る構成は、実施形態2の構成から第3装飾部60を省略したものであり、第1装飾部45及び第2装飾部57の構成は実施形態1と同様であるので、これらに関しては同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。なお、遊技盤については図8と同様の構成が用いられている。

本実施形態でも、図19に示すように、遊技盤7の前側部に、遊技盤本体7hに貼り付けられてなる絵柄シート7g(絵柄シート7gがシート部材、貼付部材に相当する)が備えられており、図19、図20のように、第2装飾部57は、絵柄シート7gに絵柄が描かれてなる前側部絵柄部57bと、遊技盤7の前面7dから前方に突出する樹脂構成部57aとを備えて構成されている。

また、絵柄シート7gも薄いシート状の樹脂部材(例えばセルとも称される構成)からなり、当該樹脂部材に前側部絵柄7j(亀の一部分の絵柄)が描かれて前側部絵柄部57bが構成されている。そして、図18のように、この前側部絵柄部57bのデザインが、第2装飾部57における前側部絵柄部57b以外の部分(樹脂構成部57a)及び第1装飾部45とそれぞれ連なるように構成されている。

<実施形態5>
実施形態5では、第2装飾部が枠部に設けられた例を示している。なお、図20は実施形態5に係る遊技機の一例を示す正面図であり、図21は図20のE−E断面付近を概念的に示す要部断面図である。図20に示すように第2装飾部160は、枠部3に設けられて第1装飾部145と連なるデザインをなすように構成されており、あまり装飾に用いられていない透明板の間の領域と枠部領域とを効果的に利用して広範囲にわたる連続装飾部155が構成されている。

枠部3には、第2装飾部160を配置するための第2装飾部配置領域170が設けられており、第2装飾部160は、第2装飾部配置領域170において着脱可能とされている。一方、図21に示す枠体83では第1装飾部45が着脱可能とされ、この枠体83において、複数種類の装飾部品のうちからいずれかの装飾部品を第1装飾部として選択的に配置できるようになっており、一方、第2装飾部配置領域170には、その選択的に配置される第1装飾部に対応する第2装飾部を、複数種類の装飾品のうちから選択的に、かつ取替え可能に配置できるように構成されている。このようにすれば、状況に応じて第1装飾部及び第2装飾部を変更できる構成となり、斬新でインパクトのある装飾を可能としつつ汎用性をももたせることができる。

また、第2装飾部160は、枠部3の前面部に設けられており、第2装飾部160が目立ちやすく、かつ遊技者のより近くの位置されることとなるため装飾性が一層高いものとなる。また、ここでの第2装飾部160は、樹脂部品によって構成されている。

第2装飾部160は、枠部3に設けられた窓部3cの開口縁近傍に配置されており、第2装飾部160が窓部3cを介して視認される第1装飾部45に近い位置となっている。したがって、装飾の連続性が高まることとなる。なお、ここでいう「開口縁近傍」とは、遊技盤7の前面7dと平行な面方向において、窓部3cの開口の縁に近い位置を意味している。ここでは、当該面方向において窓部3cの開口縁(即ち内周縁)と第2装飾部160の外縁との最短距離が、少なくとも当該遊技機に用いられる遊技球の径よりも短くなるように構成されている。より具体的には、第2装飾部160の一部によって窓部3cが構成されており、第2装飾部160の外縁の一部が窓部の開口縁の一部を構成している。

また、遊技盤7の前面と平行な面方向において窓部3cを介して視認可能となる領域を視認可能領域93とした場合、第2装飾部160はこの視認可能領域93の外縁(即ち、窓部3cの内周縁)近傍に配置されている。即ち、視認可能領域93の周縁部に配置される第1装飾部145との連続性が好適に保たれた位置関係となっている。

ここで、「視認可能領域93の外縁近傍」とは、遊技盤7の前面7dと平行な面方向において、視認可能領域93の外縁に近い位置を意味しており、具体的には、当該面方向における視認可能領域93の外縁と第2装飾部160の外縁との最短距離が、少なくとも当該遊技機に用いられる遊技球の径よりも短くなるような位置をいうものとする。

また、第2装飾部160は、枠部3の外縁近傍にまで及ぶように配置されている。「枠部の外縁近傍」とは、上述もしたが、ここでは遊技盤7の前面7dと平行な面方向において、枠部3の外縁と第2装飾部160の外縁との最短距離が少なくとも当該遊技機に用いられる遊技球の径よりも短くなるような位置をいう。

<実施形態6>
本発明の実施形態6を図22ないし図24を参照しつつ説明する。
図22は、実施形態6に係る遊技機の要部断面構成を例示するものであり、図5の変形例を示す図である。
実施形態6に係る遊技機では、図22に示すように第1傾斜部において、外面が傾斜状に構成された第1傾斜部が設けられている。第1傾斜部は、内側の端部よりも外側の端部のほうが、外面が前方位置となるように構成されている、図22の例では、第1装飾部における第1傾斜部の外面は、外側につれて次第に前方位置となるように傾斜して構成されている。これにより第1装飾部45の端部外面と、遊技盤7との前後の距離が少なくなり、第1装飾部45の外面と遊技盤7に配置される第2装飾部57の外面の段差を抑制できることとなる。これにより第1装飾部45と第2装飾部57との装飾の連続性が高められる。また、第2装飾部57についても、第1装飾部45側の端部57cの外面が、外側につれて次第に前方位置となるように傾斜して構成されている。したがって、第1装飾部45の外面と、第2装飾部57の端部の外面が、共に外側につれ次第に前方位置となるように傾斜する格好となるため、両装飾部において外面の連携性がより一層高い構成となる。

なお、本実施形態では、第1装飾部45と、第2装飾部57における第1装飾部側の端部57cの外面とが、ほぼ同じ勾配となるように構成されており、連携性を高め得る極めて好適な構成となっている。また、図22の例では、第3装飾部60の外面も傾斜して構成されており、第1装飾部45、第2装飾部57、および第3装飾部60のそれぞれの外面が傾斜して連なるようになっている。なお、図23のように第3装飾部60を省略して第1装飾部45と第2装飾部57の外面のみを傾斜して連ねてもよく、図24のように、枠部3に第2装飾部160を配置し、この第2装飾部160の外面と第1装飾部45の外面とを傾斜させて連ねるようにしてもよい。

<実施形態7>
本発明の実施形態7を図25ないし図27を参照しつつ説明する。
実施形態7に係る遊技機は、図25及び図26に示すように、2枚の透明板のうち、前方に配置される前方ガラス52において、平坦に構成される平坦部52bと、平坦部52bよりも前方に膨出する膨出部52aとが設けられている。そして、膨出部52aにカバーされるように第1装飾部145が配置されている。このようにすれば、前方ガラス52を、注目を引きやすい斬新な形状とすることができ、かつ、第1装飾部145を構成する上でのスペース的な制約が少なくなり、ひいては斬新な第1装飾部145を構成しやすくなる。なお、図26の例では、後方ガラス51は全体的に平坦に構成されており、前方ガラス52のみに膨出部52aが設けられている。一方、図27は、前方ガラス52のみならず、後方ガラス51にも膨出部51aが設けられている。即ち、後方ガラス51に、平坦部52bと膨出部51aとが設けられており、前方ガラス52の膨出部52aに沿った形態にて後方ガラス51の膨出部51aが設けられている。そして、これら膨出部52a、51aの間に第1装飾部145が傾斜して配置されている。なお、図26、図27の例では、第1装飾部145、第2装飾部57、及び第3装飾部60が設けているが、第3装飾部60を省略して構成してもよい。また、実施形態6における図22等のように、第2装飾部57における第1装飾部45側の外面を傾斜させてもよい。

<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)実施形態1では、第3装飾部が単一のものにより構成される例を示したが、第3装飾部は、複数の樹脂部品によって構成されていてもよい。この場合、各々の樹脂部品が第1装飾部とデザイン的に連なるように構成されていれば、より広範囲に装飾部を構成できることとなる。また、第3装飾部を構成する複数の装飾部は互いに離れた位置に配置することができる。このようにすれば、枠部の離れた位置を利用して連続装飾部が構成できるため、スペースを利用する上で自由度の高い構成となる。

(2)同様に、実施形態5では、第2装飾部160が単一のものにより構成される例を示したが、第2装飾部は、複数の樹脂部品によって構成されていてもよい。この場合、各々の樹脂部品が第1装飾部とデザイン的に連なるように構成されていれば、より広範囲に装飾部を構成できることとなる。また、第2装飾部を構成する複数の装飾部は互いに離れた位置に配置することができる。

(3)実施形態1、2でいう第3装飾部60、或いは実施形態2でいう第2装飾部160を視認可能にカバーするように、透明性を有するカバー部材を設けるようにしてもよい。このようにすれば、これらの部分を効果的に保護できることとなる。

(4)上記実施形態1ないし4、及び実施形態6,7では、遊技領域の内部に第2装飾部が設けられる構成を示したが、遊技領域の内部から外部に跨るように第2装飾部が設けられていてもよく、第2装飾部は、遊技領域の外部にのみ配置してもよい。また、第2装飾部は流下可能領域の外部にのみ配置してもよく、流下可能領域の内部から外部に跨るような構成であってもよい。いずれの場合においても、透明板保持部に設けられる第1装飾部と連ねて連続装飾部を構成することにより、狭いスペースを有効に利用した上での装飾性の高い構成が実現されることとなる。

(5)第1装飾部は、所定のキャラクターの顔のデザインの一部分をなし、第2装飾部はキャラクターの顔のデザインにおける一部分とは異なる他部分をなすようにしてもよい。この場合、第1装飾部及び第2装飾部が組み合わされることによりキャラクターの顔のデザインが構成されるようにすることができる。このようにすれば、キャラクターの顔をより斬新に構成できる。また、複数の装飾部によって顔のデザインが構成されるため、広範囲にキャラクターの顔のデザインを配置しやすい構成となる。

なお、上記記載のいずれの構成についても、キャラクターのデザインが施された部分(以下、キャラクター部ともいう)を、動作態様、表示態様等の態様が変化可能となるように構成することができる。このようにすれば、斬新な配置構成を採りつつ動作態様、表示態様等の態様が変化可能となるように構成すれば、相乗的に興趣を高めうる構成となる。

(6)実施形態1、2では、枠部の右上部に第3装飾部が設けられた構成を示したが、第3装飾部の位置はこれに限定されない。例えば、枠部の左上部や右下部、左下部などであってもよい。或いは、枠部の側部や上部、下部などであってもよい。いずれの場合においても、第1装飾部は第3装飾部の付近に配置されることとなる。同様に、実施形態5では、枠部の右上部に第2装飾部が設けられた構成を示したが、第2装飾部の位置はこれに限定されない。例えば、枠部の左上部や右下部、左下部などであってもよい。或いは、枠部の側部や上部、下部などであってもよい。この場合、第1装飾部は第2装飾部の付近に配置されることとなる。

(7)実施形態2、4では、前側部絵柄7jが絵柄シート7g(例えば樹脂製の絵柄シート)に描かれた例を示したが、絵柄シート7gを省略し、遊技盤本体7hに前側部絵柄を描くようにしてもよい。このようにすれば、前側部絵柄を簡単にかつ安価に構成できることとなる。

(8)上記実施形態1ないし4、及び実施形態6,7では、第2装飾部によって表示装置の周囲部品を構成する例を示したが、第2装飾部によって、入賞装置の一部を構成してもよい。この場合、入賞装置のデザインが、当該入賞装置から所定距離離れた第3装飾部のデザインと連なることとなる。

(9)図22、図23、図24、図26、図27の例では、第1装飾部の外面は、外側につれて次第に前方位置となるように傾斜して構成されているが、図28のように、第1傾斜部は、外面に多少の凹凸が存在し、完全に連続的に盛り上がる傾斜ではないものの、全体的に見て外側の方が内側よりも前方に盛り上がるような構成であってもよい。なお、図28は、図26の構成に対して第1装飾部45の外面形状を変更した変形例であり、第1装飾部45の外面形状以外は図26と同様である。なお、図26に限らず、図22、図23、図24、図27についても同様の外面形状(即ち、外面に多少の凹凸が存在し、完全に連続的に盛り上がる傾斜ではないものの、全体的に見て外側の方が内側よりも前方に盛り上がるような構成)とすることができる。なお、ここでの内側は、遊技盤の盤面と平行な面方向における当該遊技盤の中心位置側を意味し、外側は、当該面方向における枠部側を意味する。

本発明の実施形態1に係る遊技機の遊技盤構成を概念的に示す正面図 本発明の実施形態1に係る遊技機を概念的に例示する正面図 図2の遊技機の斜視図 図2の遊技機に関し、枠部の裏側構成を例示する図 実施形態1の遊技機の要部断面構成を例示するものであり、図2のA−A断面付近の遊技機一部構成を概念的に示す概念図 図5の一部を拡大して示す拡大図 図2の遊技機を説明するための説明図 実施形態2に係る遊技機における遊技盤構成を概念的に例示する正面図 図8の遊技盤を用いた遊技機を概念的に例示する正面図 実施形態2における装飾部の要部構成を例示するものであり、図9のB−B断面付近の構成を概念的に例示する図 実施形態3に係る遊技機の遊技盤構成を概念的に示す正面図 実施形態3に係る遊技機を概念的に例示する正面図 図12の遊技機の斜視図 図12の遊技機に関し、枠部の裏側構成を例示する図 実施形態3の遊技機の要部断面構成を例示するものであり、図12のC−C断面付近の遊技機一部構成を概念的に示す概念図 図12の一部を拡大して示す拡大図 図12の遊技機を説明するための説明図 実施形態4に係る遊技機を概念的に例示する正面図 実施形態4における装飾部の要部構成を例示するものであり、図18のD−D断面付近の構成を概念的に例示する図 実施形態5に係る遊技機を概念的に例示する正面図 実施形態5における連続装飾部の要部断面構成を例示するものであり、図20のE−E断面付近の構成を概念的に例示する図 実施形態6に係る遊技機の要部断面構成を例示するものであり、図5の変形例を示す図 実施形態6について、図22の変形例を示す図 実施形態6について、図22、図23とは異なる例を示す図 実施形態7の遊技機を例示する正面図 実施形態7における連続装飾部の要部断面構成を例示するものであり、図25のF−F断面付近の構成を概念的に例示する図 実施形態7について図26の変形例を示す図 傾斜状の構成についての変形例を説明する説明図

符号の説明

1…パチンコ機(遊技機)
3…枠部
3c…窓部
3f…第3装飾部配置領域
5…表示装置
7…遊技盤
7d…前面
7g…絵柄シート(貼付部材、シート部材)
7h…遊技盤本体
7j…前側部絵柄
7p…第2装飾部配置領域
22…レール(仕切り枠、レール部材)
45…第1装飾部
51…前方ガラス(透明板、前方透明板)
52…後方ガラス(透明板)
52a…膨出部
52b…平坦部
55…連続装飾部
57…第2装飾部
57b…前側部絵柄部(前側部絵柄が描かれる部分)
60…第3装飾部
83…枠体(透明板保持部)
90a…遊技領域
91a…流下可能領域
93…視認可能領域
C1…遊技盤の中心位置(遊技盤の中央部)
F…装飾が施される部分

Claims (1)

  1. 遊技盤と、
    前記遊技盤の前方にて開口するように構成される窓部を有し、遊技機本体に対し開閉可能に構成された枠部と、
    前記遊技盤前方をカバーするように設けられた2枚の透明板と、
    2枚の前記透明板を保持する透明板保持部と、
    を備えた遊技機であって、
    前記透明板保持部において第1装飾部が設けられており、
    前記第1装飾部と、前記遊技盤又は前記枠部の少なくともいずれかに設けられた第2装飾部と、が連なるデザインをなすようにして連続装飾部が構成されていることを特徴とする遊技機。
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