JP2018015093A - 遊技機用演出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】立体感を際立たせて迫力のある演出を可能とする。
【解決手段】液晶表示装置12と、液晶表示装置12の前方に配置されるキャラクター役物21と、を備え、キャラクター役物21を表面に起伏を有する立体形状に成形する。これにより、立体形状のキャラクター役物21と液晶表示装置12により背面から表示される演出画像との相乗効果によってキャラクター役物21の立体感を際立たせて迫力のある演出を実行することが可能となる。
【選択図】図9

Description

本発明は、遊技機の演出に用いられる遊技機用演出装置に関する。
従来、この種の遊技機用演出装置としては、液晶表示器と、凹凸のない平板として形成され液晶表示器の表示画面の前方に配設されるパネルとを備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。パネルには文字や図形からなる光透過性の立体表示部と立体表示部の周囲に立体表示部よりも光透過性の低い背景部とが設けられ、液晶画面に、立体表示部および背景部と重なり、輪郭が背景部と重なる形状となる単一色の特定画像を表示する。これにより、遊技者に立体表示部が背景部から浮き出るように視認させることができるとしている。
特開2013−154094号公報
しかしながら、上述した遊技機用演出装置では、パネルが平板であることから、立体感が十分でなく、迫力のある演出を実現することは困難である。
本発明の遊技機用演出装置は、立体感を際立たせて迫力のある演出を可能とすることを主目的とする。
本発明の遊技機用演出装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の遊技機用演出装置は、
複数種類の画像を表示可能な画像表示装置の手前側に設けられる遊技機用演出装置であって、
透明性を有し、表面に起伏を有する立体形状に形成された演出部材を備え、
前記演出部材には、図柄が設けられ、
前記演出部材を介して前記画像表示装置に表示される画像を視認可能である、
ことを要旨とする。
この本発明の遊技機用演出装置は、表面に起伏を有する立体形状に形成された透明な演出部材を備える。そして、演出部材に図柄を設け、演出部材を介して画像表示装置に表示される画像を視認可能とする。これにより、立体形状の演出部材と画像表示装置の表示画像との重ね合わせにより、演出部材の立体感を際立たせて、迫力のある演出を可能とすることができる。
こうした本発明の遊技機用演出装置において、前記図柄は、一部が透明な図柄であるものとしてもよい。こうすれば、遊技者は、図柄の透明な部分から画像表示装置からの画像を確実に視認することができるため、図柄と画像表示装置の表示画像との組み合わせにより、演出部材の装飾性を高めることができる。
また、本発明の遊技機用演出装置において、前記演出部材は、所定のキャラクターを模した形状に形成されているものとしてもよい。この場合、前記画像表示装置は、前記キャラクターと略同じサイズの画像を表示するものとしてもよい。こうすれば、演出部材のキャラクターと画像表示装置の略同じサイズの画像との重ね合わせによりキャラクターの立体感をより際立たせることができる。
また、本発明の遊技機用演出装置において、前記画像表示装置は、前記図柄と略同じサイズの画像を表示するものとしてもよい。こうすれば、演出部材の図柄と画像表示装置の略同じサイズの画像との重ね合わせにより図柄の立体感をより際立たせることができる。
さらに、本発明の遊技機用演出装置において、前記演出部材は、複数の部材からなり、前記複数の部材の組み合わせにより1の意匠が構成され、前記複数の部材のうち少なくとも1の部材は、他の部材よりも手前側に配置されるものとしてもよい。こうすれば、演出部材の立体感をより際立たせることができる。また、演出部材を複数の部材に分割することで、遊技機の限られたスペースへの収容性を確保しつつ、演出部材の大型化を図ることができ、一層迫力のある演出を可能とすることができる。ここで、演出部材が所定のキャラクターを模した形状に形成される場合には、「複数の部材」は、顔部を模した顔部材と胴部を模した胴部材とを含むものとしてもよい。この場合、顔部材(少なくとも1の部材)が胴部材(他の部材)よりも手前側に配置されるものとしてもよい。
また、本発明の遊技機用演出装置において、前記演出部材と前記画像表示装置との間に介在し、所定の発光表示が可能な導光板装置を備えるものとしてもよい。こうすれば、画像表示装置と導光板装置との組み合わせにより、演出パターンのバリエーションをより多彩なものとすることができる。
遊技機1の構成の概略を示す構成図である。 遊技機用演出装置20の構成の概略を示す構成図(演出実行状態)である。 遊技機用演出装置20の構成の概略を示す構成図(通常状態)である。 キャラクター役物21の側面を示す側面図である。 顔部22を駆動する顔部駆動装置30の構成の概略を示す構成図である。 右胸部23および左胸部24を駆動する胸部駆動装置40の構成の概略を示す構成図である。 胸部駆動装置40を裏側から見た構成の概略を示す構成図である。 拳部25を駆動する拳部駆動装置50の構成の概略を示す構成図である。 導光パネル60の構成の概略を示す構成図である。 導光パネル60の断面を示す断面図である。 キャラクター演出の様子を示す説明図である。 キャラクター演出の様子を示す説明図である。 変形例の導光パネル160の断面を示す断面図である。
次に、図面を参照しながら、本発明の発明を実施するための形態について説明する。
図1は遊技機1の構成の概略を示す構成図であり、図2は遊技用演出装置20の構成の概略を示す構成図(演出実行状態)であり、図3は遊技機用演出装置20の構成の概略を示す構成図(通常状態)であり、図4はキャラクター役物21の側面を示す側面図である。
遊技機1は、遊技球を用いて遊技を行なうパチンコ機として構成され、図1に示すように、略長方形状の本体2と、本体2の前面中央に設けられ遊技球が流下可能な遊技領域を有する遊技盤3と、遊技盤3の上方に設けられ種々の効果音や報知音を出力するスピーカ4と、遊技盤3の下方に設けられ遊技球を貯留する上受け皿5および下受け皿6と、上受け皿5に貯留されている遊技球を遊技盤3へ発射するための発射ハンドル7と、上受け皿5の中央に設けられ遊技者による操作が可能な演出ボタン18と、を備える。
遊技盤3は、遊技領域の右下部に配置された図柄表示装置11と、遊技領域の中央に配置され各種演出画像を表示する画像表示装置としての液晶表示装置12と、液晶表示装置12の前方に設けられ液晶表示装置12に表示される演出画像を視認可能な透明性を有する導光パネル60と、液晶表示装置12の下方に配置され遊技球が入球可能な第1始動口(固定始動口)13と、第1始動口13の下方に開閉可能に配置され遊技球が入球可能な第2始動口(可変始動口)14と、液晶表示装置12の右下に開閉可能に配置され遊技球が入球可能な大入賞口15と、遊技領域の下方まで流下した遊技球を回収するためのアウト口16と、液晶表示装置12を囲むように配置されたセンター役物17と、通常はセンター役物17の裏側に退避(図3参照)しており所定の演出実行タイミングでセンター役物17から液晶表示装置12の前方へ露出(図2参照)して液晶表示装置12と共にキャラクターを用いた演出(キャラクター演出)を行なうキャラクター役物21と、が設けられている。ここで、キャラクター役物21と導光パネル60とを備える構成が本発明の遊技機用演出装置20に相当する。
遊技機1では、第1始動口13や第2始動口14へ遊技球が入球されたことに基づいて図柄表示装置11にて特別図柄の変動表示を行ない、変動表示時間が終了すると、変動表示中の特別図柄を停止表示する。このとき、特別図柄が所定の大当り図柄で停止表示されると、大入賞口15を開放する大当り遊技を実行する。また、遊技機1では、特別図柄の変動表示中に、液晶表示装置12にて演出図柄を変動表示させる図柄変動演出が行われる。図柄変動演出では、演出図柄の変動表示を伴ってリーチ演出や予告演出、ボタン演出などが行なわれ、これらの演出によって特別図柄が大当り図柄で停止表示される可能性を遊技者に示唆する。遊技機用演出装置20は、上述したリーチ演出や予告演出、ボタン演出を伴ってキャラクター演出を実行し、キャラクター演出にてキャラクター役物21を液晶表示装置12の前方へ登場させることで、大当りの可能性が高いことを遊技者に示唆する。
遊技機用演出装置20は、図2,3に示すように、顔部22、右胸部23、左胸部24および拳部25を含むキャラクター役物21と、顔部22を駆動する顔部駆動装置30と、左胸部23および右胸部24を駆動する胸部駆動装置40と、拳部25を駆動する拳部駆動装置50と、液晶表示装置12の表示画面が配置される中央部が開口されると共に周縁部に顔部駆動装置30と胸部駆動装置40と拳部駆動装置50とが固定された矩形フレーム29と、を備える。
顔部22、右胸部23、左胸部24および拳部25は、何れもアクリルやポリカーボネートなどの透明性の高い材料(透明樹脂)を用いて所定の厚さ(例えば約2mm)に形成され、図10に示すように、表面が起伏を有する立体形状に成形されている。顔部22、右胸部23、左胸部24および拳部25は、これらが組み合わされて所定のキャラクター(例えばアニメーションのキャラクター)を模した1つのキャラクター役物を構成する。顔部22、右胸部23、左胸部24および拳部25は、図4に示すように、手前側から奥側へ向かって、拳部25、顔部22、左胸部24(右胸部23)の順に配置されている。このように、キャラクター役物21は、顔部22、右胸部23、左胸部24および拳部25のそれぞれが立体形状に成形されているのに加えて、これらの配置位置によって、遊技者に遠近による立体感を感じさせるものとなっている。
また、顔部22、右胸部23、左胸部24および拳部25は、それぞれ、図柄が印刷された印刷領域(図3のハッチング領域以外の領域)と、図柄が印刷されていない非印刷領域T(図3のハッチング領域)とを有する。顔部22、右胸部23、左胸部24および拳部25は、透明性の高い材料により形成されているから、遊技者は、液晶表示装置12に表示される演出画像を非印刷領域Tを介してはっきりと視認することができる。なお、印刷領域は、非印刷領域に比して透明度が落ちるものの、若干の透明性を有している。このため、遊技者は、液晶表示装置12に表示される演出画像を印刷領域を介してうっすらと視認することができる。
図5は顔部22を駆動する顔部駆動装置30の構成の概略を示す構成図である。顔部駆動装置30は、図示するように、駆動モータ31と、駆動モータ31から複数の伝達ギヤ32を介して伝達される駆動力により回転する回転部材33と、顔部22から延在され回動軸35aを中心に回動可能な延在片35と、一端が回転部材33の回転軸33aに対して偏心した位置に回動可能に取り付けられると共に他端が延在片35の回動軸35aに対して偏心した位置に回動可能に取り付けられた駆動アーム34と、を備える。この顔部駆動装置30は、図5(a)に示すように、駆動モータ31により回転部材33を反時計回りに回転駆動させることで、駆動アーム34を図中右側へ引き込んで延在片35を回動軸35aを中心に反時計回りに回動させる。これにより、顔部22は、図2に示すように、矩形フレーム29の開口側へ露出した状態(露出状態)となる。一方、顔部駆動装置30は、図5(b)に示すように、駆動モータ31により回転部材33を時計回りに回転駆動させることで、駆動アーム34を図中左へ押し出して延在片35を回動軸35aを中心に時計回りに回動させる。これにより、顔部22は、図3に示すように、矩形フレーム29の周縁部へ退避した状態(退避状態)となる。なお、顔部駆動装置30は、顔部22の退避状態を初期位置として検出するために、回転部材33の回転位置を検出する回転位置検出センサ38が設けられている。
図6は右胸部23および左胸部24を駆動する胸部駆動装置40の構成の概略を示す構成図であり、図7は胸部駆動装置40を裏側から見た構成の概略を示す構成図である。胸部駆動装置40は、図示するように、駆動モータ41と、駆動モータ41から複数の伝達ギヤ42を介して伝達される駆動力により回転する回転部材43と、右胸部23のみぞおち部付近から延在され回動軸45aを中心に回動可能な右胸側延在片45と、左胸部24のみぞおち部付近から延在され回動軸45aに隣接する回動軸46aを中心に回動可能な左胸側延在片46と、右胸側延在片45の回動軸45aと左胸側延在片46の回動軸46aとにそれぞれ設けられ互いに噛合する連結ギヤ45b(図7参照)および連結ギヤ46bと、一端が回転部材43の回転軸43aに対して偏心した位置に回動可能に取り付けられると共に他端が右胸側延在片45の回動軸45aに対して偏心した位置に回動可能に取り付けられた駆動アーム44と、を備える。この胸部駆動装置40は、図6(a)に示すように、駆動モータ41により回転部材43を反時計回りに回転駆動させることで、駆動アーム44を図中下側へ引き込んで右胸側延在片45を回動軸45aを中心に時計回りに回動させる。右胸側延在片45の回動軸45aおよび左胸側延在片46の回動軸46bにはそれぞれ互いに噛合する連結ギヤ45bおよび連結ギヤ46bが設けられているから、右胸側延在片45が時計回りに回動すると、左胸側延在片46は、それに連動して反時計回りに回動する。これにより、右胸部23と左胸部24は、互いに組み合わされて矩形フレーム29の開口側へ露出した状態(露出状態)となる。一方、胸部駆動装置40は、図6(b)に示すように、駆動モータ41により回転部材43を時計回りに回転駆動させることで、駆動アーム44を図中上側へ押し出して右胸側延在片45を回動軸45aを中心に反時計回りに回動させる。また、左胸側延在片46は、連結ギヤ45bおよび連結ギヤ46bにより右胸側延在片45の回動に連動して時計回りに回動する。これにより、右胸部23と左胸部24は、みぞおち部付近を中心に互いに離間する方向に回動して矩形フレーム29の周縁部へ退避した状態(退避状態)となる。なお、胸部駆動装置40は、右胸部23および左胸部24の退避状態を初期位置として検出するために、回転部材43の回転位置を検出する回転位置検出センサ48が設けられている。
図8は拳部25を駆動する拳部駆動装置50の構成の概略を示す構成図である。拳部駆動装置50は、図8に示すように、駆動モータ51と、駆動モータ51により回転駆動される駆動ローラ(図示せず)と従動ローラ(図示せず)とに掛け渡されたベルト52と、拳部25から延在されると共にベルト52に取り付けられた延在片53と、を備える。この拳部駆動装置50は、図8(a)に示すように、駆動モータ51によりベルト52が反時計回りに周回するよう駆動することで、ベルト52に取り付けられた延在片53を図中上方へ移動させる。これにより、拳部25は、矩形フレーム29の開口側へ露出した状態(露出状態)となる。一方、拳部駆動装置50は、図8(b)に示すように、駆動モータ51によりベルト52が時計回りに周回するよう駆動することで、ベルト52に取り付けられた延在片53を図中下方へ移動させる。これにより、拳部25は、矩形フレーム29の周縁部へ待避した状態(待避状態)となる。なお、拳部駆動装置50は、拳部25の待避状態を初期位置として検出するために、延在片53の上下位置を検出する上下位置検出センサ(図示せず)が設けられている。
図9は導光パネル60の構成の概略を示す構成図であり、図10は導光パネル60の断面を示す断面図である。導光パネル60は、図示するように、キャラクター役物21と液晶表示装置12との間に介在するように配置されており、例えば透明なアクリル板やポリカーボネート板により形成されるパネル本体61と、パネル本体61の側面から光を入射可能に配置されたLED63と、を備える。導光パネル60は、パネル本体61の裏面(又は表面)に所定パターンの溝62が彫られており、LED63によりパネル本体61の側面から光を入射させることで、所定パターンを発光表示する。所定パターンは、本実施例では、前方のキャラクター役物21の輪郭に沿ったパターンに形成されており、導光パネル60を発光表示させることで、遊技者にキャラクター役物21の輪郭部分が発光しているように見せることができる。勿論、パネル本体61は透明板により形成されているから、LED63を消灯すれば、遊技者に導光パネル60(パネル本体61)を視認困難とすることができる。
図11および図12はキャラクター演出の様子を示す説明図である。遊技機用演出装置20は、図11に示すように、キャラクター役物21を液晶表示装置12の前方に登場させ、キャラクター役物21の背後において液晶表示装置12にキャラクター役物21(図柄)と略同じ形状で略同じサイズのキャラクター画像IM1を表示させることによりキャラクター演出を行なう。これにより、立体形状のキャラクター役物21と液晶表示装置12のキャラクター画像IM1との重ね合わせにより、キャラクター役物21の立体感を際立たせることができる。
また、遊技機用演出装置20は、図12に示すように、キャラクター役物21を液晶表示装置12の前方に登場させ、キャラクター役物21の周囲において演出画像(例えば光や炎などの演出画像)IM2を表示することによりキャラクター役物21に付加した演出(例えば光や炎などの演出画像IM2により恰もキャラクター役物21がオーラを纏ったような演出)を実行することもできる。また、遊技機用演出装置20では、キャラクター役物21の非印刷領域Tは高い透明性を有するから、キャラクター役物21の背後において液晶表示装置12に表示される様々な演出画像を非印刷領域Tを介して遊技者にはっきりと視認させることができ、キャラクター役物21に様々な装飾を施すことができる。加えて、キャラクター役物21の印刷領域も若干の透明性を有するから、キャラクター役物21の背後に表示される演出画像を印刷領域を介してうっすらと視認させることができる。
以上説明した本発明の遊技機用演出装置20は、液晶表示装置12と、液晶表示装置12の前方に配置されるキャラクター役物21と、を備え、キャラクター役物21を表面に起伏を有する立体形状に成形する。これにより、立体形状のキャラクター役物21と液晶表示装置12により背後から表示される演出画像との相乗効果によってキャラクター役物21の立体感を際立たせて迫力のある演出を実行することが可能となる。
また、遊技機用演出装置20は、キャラクター役物21と液晶表示装置12との間に導光パネル60を介在させるから、キャラクター役物21と導光パネル60の発光表示と液晶表示装置12の画像表示との組み合わせによって更に迫力のある演出を実行することが可能となる。
さらに、遊技機用演出装置20は、キャラクター役物21を顔部22、右胸部23、左胸部24および拳部25により構成するものとし、これらを手前側から奥側へ向かって拳部25、顔部22、右胸部23および左胸部24の順に配置するから、キャラクター役物21の立体感をより際立たせることが可能となる。また、キャラクター役物21を複数の部材(顔部22、右胸部23、左胸部24および拳部25)に分割することで、遊技機1の限られたスペースへの収容性を確保しつつ、キャラクター役物21の大型化を図ることができ、一層迫力のある演出を実行することが可能となる。
実施例の遊技機用演出装置20では、キャラクター役物21(顔部22、右胸部23、左胸部24および拳部25)の表面に図柄を設けるものとしたが、裏面に図柄を設けるものとしてもよい。
実施例の遊技機用演出装置20では、キャラクター役物21(顔部22、右胸部23、左胸部24および拳部25)に、図柄を印刷する印刷領域と図柄を印刷しない非印刷領域Tとを設けるものとしたが、キャラクター役物21の全面に図柄を印刷して非印刷領域Tを設けないものとしてもよい。
実施例の遊技機用演出装置20では、印刷によりキャラクター役物21(演出部材)に図柄を設けるものとしたが、蒸着などの他の手法により演出部材に図柄を設けるものとしてもよい。
実施例の遊技機用演出装置20では、キャラクター役物21としてアニメーションのキャラクターを模した形状に成形するものとしたが、人や動物などその他のキャラクターを模した形状としてもよいし、建造物やシンボルマークを模した形状としてもよい。
実施例の遊技機用演出装置20では、キャラクター役物21を顔部22、右胸部23、左胸部24および拳部25の4つの部材に分割して構成するものとしたが、2つ、3つ或いは5つ以上の部材に分割して構成するものとしてもよい。例えば、キャラクター役物を顔部と胴部の2つの部材に分割するものとしてもよい。また、キャラクター役物を単一の部材により構成するものとしても差し支えない。
実施例の遊技機用演出装置20では、パネル本体61の裏面に所定パターンの溝62を形成して導光パネル60を構成したが、図13の変形例の導光パネル160に示すように、パネル本体161の裏面の全面にシボ加工などの光拡散部162を形成し、LED(図示せず)により側面から入射される光を面全体に拡散させることにより面全体で発光するものとしてもよい。なお、この場合、図13に示すように、所定パターンの溝172が形成された透明パネル171を導光パネル160の前方(或いは後方)に追加するものとしてもよい。
実施例の遊技機用演出装置20では、キャラクター役物21と液晶表示装置12との間に導光パネル60を介在させるものとしたが、導光パネル60を備えないものとしてもよい。
実施例の遊技機用演出装置20では、画像表示装置として液晶表示装置12を用いるものとしたが、例えば有機ELディスプレイなど、発光により複数種類の画像を表示可能なものであれば、他の如何なる画像表示装置を用いるものとしてもよい。
また、実施例では、本発明をパチンコ機に適用するものとしたが、これに限定されるものではなく、パチンコ機以外の遊技機、例えばスロットマシンやスロットマシンとパチンコ機との融合機、その他の遊技機に本発明を適用してもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、液晶表示装置12が「画像表示装置」に相当し、キャラクター役物21が「演出部材」に相当する。また、顔部22、右胸部23、左胸部24および拳部25が「複数の部材」に相当し、拳部25や顔部22が「少なくとも1の部材」に相当し、右胸部23および左胸部24が「他の部材」に相当する。また、導光パネル60が「導光パネル装置」に相当する。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、遊技機用演出装置の製造産業に利用可能である。
1 遊技機、2 本体、3 遊技盤、4 スピーカ、5 上受け皿、6 下受け皿、7 発射ハンドル、11 図柄表示装置、12 液晶表示装置、13 第1始動口、14 第2始動口、15 大入賞口、16 アウト口、17 センター役物、18 演出ボタン、20 遊技機用演出装置、21 キャラクター役物、22 顔部、23 右胸部、24 左胸部、25 拳部、29 矩形フレーム、30 顔部駆動装置、31 駆動モータ、32 伝達ギヤ、33 回転部材、33a 回転軸、34 駆動アーム、35 延在片、35a 回動軸、38 回転位置検出センサ、40 胸部駆動装置、41 駆動モータ、42 伝達ギヤ、43 回転部材、43a 回転軸、44 駆動アーム、45 右胸側延在片、45a 回動軸、45b 連結ギヤ、46 左胸側延在片、46a 回動軸、46b 連結ギヤ、48 回転位置検出センサ、50 拳部駆動装置、51 駆動モータ、52 ベルト、53 延在片、60,160 導光パネル、61,161 パネル本体、62 溝、63 LED、162 光拡散部、171 透明パネル、172 溝、T 非印刷領域、IM1 キャラクター画像、IM2 演出画像。

Claims (7)

  1. 複数種類の画像を表示可能な画像表示装置の手前側に設けられる遊技機用演出装置であって、
    透明性を有し、表面に起伏を有する立体形状に形成された演出部材を備え、
    前記演出部材には、図柄が設けられ、
    前記演出部材を介して前記画像表示装置に表示される画像を視認可能である、
    ことを特徴とする遊技機用演出装置。
  2. 請求項1記載の遊技機用演出装置であって、
    前記図柄は、一部が透明な図柄である、
    ことを特徴とする遊技機用演出装置。
  3. 請求項1または2記載の遊技機用演出装置であって、
    前記演出部材は、所定のキャラクターを模した形状に形成されている、
    ことを特徴とする遊技機用演出装置。
  4. 請求項3記載の遊技機用演出装置であって、
    前記画像表示装置は、前記キャラクターと略同じサイズの画像を表示する、
    ことを特徴とする遊技機用演出装置。
  5. 請求項1ないし4いずれか1項に記載の遊技機用演出装置であって、
    前記画像表示装置は、前記図柄と略同じサイズの画像を表示する、
    ことを特徴とする遊技機用演出装置。
  6. 請求項1ないし5いずれか1項に記載の遊技機用演出装置であって、
    前記演出部材は、複数の部材からなり、
    前記複数の部材の組み合わせにより1の意匠が構成され、
    前記複数の部材のうち少なくとも1の部材は、他の部材よりも手前側に配置される、
    ことを特徴とする遊技機用演出装置。
  7. 請求項1ないし6いずれか1項に記載の遊技機用演出装置であって、
    前記演出部材と前記画像表示装置との間に介在し、所定の発光表示が可能な導光パネル装置
    を備えることを特徴とする遊技機用演出装置。
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