JP2006025116A - 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 複数ページの画像を記録材に形成する場合において、ユーザによる並べ直し等の作業をできる限り省く。
【解決手段】 画像形成装置100の制御部1は、用いられる用紙の記録領域を複数の領域に分割し、その分割された領域の数と画像データの総ページ数とに基づいて、必要な用紙の枚数を算出する。そして制御部1は、算出された枚数分の用紙上の同一位置に、画像データをページ順に割り当てていき、割り当てられなかった画像データがあれば、これまでとは異なる別の位置に、残りの画像データをページ順に割り当てる。制御部1はこのように割り当てられた画像データを画像形成部2に供給し、画像形成部2はこの画像データに基づいて画像を用紙上に形成する。裁断部4は制御部1が分割した領域に応じて用紙を裁断する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、いわゆるN−up印刷を行う場合の画像データの割付に関する。
プリンタや複写機等には、複数ページの画像を1枚の用紙に出力する、いわゆるN−up(もしくはNin1)印刷機能を備えているものがある(例えば特許文献1参照)。
一般に、あるサイズ(例えばA4サイズ)の用紙を2枚印刷するよりもその倍のサイズ(例えばA3サイズ)の用紙を1枚印刷するほうが短時間でできるため、N−up印刷を行うことにより複数枚の文書の印刷スピードを向上させることが可能となる。また、あるサイズの用紙2枚分の価格よりもその倍のサイズの用紙1枚分の価格のほうが安価であることが多いため、N−up印刷を行うことにより複数枚の文書を印刷する場合のコストを低減させることが可能となる。このため、N−up印刷は、大量の文書を高速かつ安価に印刷するのに適している。
複数のページ画像データを含む画像データに対してN−up印刷を行うと、得られた印刷物の隣り合う画像どうしは、そのページが連続しているのが一般的である。しかし、このようにN−up印刷が行われては、ユーザにとって不都合が生じる場合がある。
特開2001−189843号公報
図10は一般的なN−up印刷を行った場合を例示した図であり、10ページの画像データに2−up印刷を行う場合を示している。なお、同図においては、各ページに記された数字はページ数を意味しているものとする。同図のように印刷を行い、これを用紙中央で裁断して印刷物を得ようとした場合に、印刷物を印刷された通りに並べて裁断後に重ねると、そのページ数は「1,3,5,7,9,2,4,6,8,10」というようになってしまい、ページ順には並ばない。そのため、このような場合にはユーザが印刷物を手作業で並べ直す手間を生じさせることとなる。この作業は煩雑なものであり、しかも、総ページ数に比例して作業量は増加するため、総ページ数の多い画像データでN−up印刷を行った場合には、ユーザの負担は著しいものとなる。
本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数ページの画像を記録材に形成する場合であっても、並べ直し等の作業をできる限り省くことが可能な技術を提供することにある。
上述の目的を達成するために、本発明は、記録材の記録領域を複数の領域に分割する分割手段と、前記分割手段によって分割された領域の数と、ページ単位で区分された画像データから特定される総ページ数とに基づいて、前記画像データが表す画像を形成するために必要な前記記録材の枚数を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された枚数分の各記録材において同一位置にある第1の前記領域に、前記画像データをそのページ順にしたがってページ単位で割り当てていき、割り当てられなかった前記画像データがあれば、当該画像データを前記各記録材において同一位置にある第2の前記領域にそのページ順にしたがってページ単位で割り当てる割当手段と、前記割当手段によって各々の記録材の記録領域に割り当てられたページ単位の画像データを複合画像データに合成して出力する出力手段とを備えた画像処理装置を提供する。
この画像処理装置によれば、複数ページの画像データが、複数の記録材において同一位置にある第1の領域にページ順に割り当てられ、割り当てられなかったページは第1の領域とは異なる第2の領域に再度ページ順に割り当てられていくので、ユーザは出力された画像データの並べ直しを省くことが可能となる。
また、本発明の画像処理装置は、その好適な態様として、前記割当手段は、前記領域の数と前記記録材の枚数との積が前記画像データの総ページ数と一致しない場合には、1以上前記領域の数未満の数のページの画像データを、前記記録材よりも小さい記録材の記録領域に割り当てる。
あるいは、前記割当手段は、前記画像データの総ページ数を前記領域の数で除算したときの剰余が前記領域の数の半分以下の数である場合には、1以上前記領域の数の半分以下の数のページの画像データを、前記記録材よりも小さい記録材の記録領域に割り当てる。
このようにすれば、不必要に大きいサイズの記録材を用いることなく画像データを割り当てることができるので、この画像データを記録材上に形成する場合に記録材の無駄を減らすことが可能となる。
また、本発明の画像処理装置は、その好適な態様として、前記画像データが複数ある場合、前記算出手段は、前記分割手段によって分割された領域の数と、複数の前記画像データのそれぞれの総ページ数を加算して得られるページ数とに基づいて、前記複数の画像データが表す画像を形成するために必要な前記記録材の枚数を算出し、前記割当手段は、第1の前記画像データをページ単位で前記領域に割り当てていき、当該第1の画像データを全て割り当てると、続いて第2の前記画像データをページ単位で前記領域に割り当てる。
このようにすれば、複数の画像データを連続して出力する場合に、より記録材の無駄を減らすことが可能となる。
また、本発明は、記録材の記録領域を複数の領域に分割する分割手段と、前記分割手段によって分割された領域の数と、ページ単位で区分された画像データから特定される総ページ数とに基づいて、前記画像データが表す画像を形成するために必要な前記記録材の枚数を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された枚数分の各記録材において同一位置にある第1の前記領域に、前記画像データをそのページ順にしたがってページ単位で割り当てていき、割り当てられなかった前記画像データがあれば、当該画像データを前記各記録材において同一位置にある第2の前記領域にそのページ順にしたがってページ単位で割り当てる割当手段と、前記割当手段によって各々の記録材の記録領域に割り当てられたページ単位の画像データを複合画像データに合成して出力する出力手段と、前記出力手段により出力された複合画像データに基づく画像を記録材上に形成する画像形成手段と、前記画像形成手段により画像が形成された記録材を裁断する裁断手段とを備える画像形成装置として提供することも可能である。
あるいは、本発明は、記録材の記録領域を複数の領域に分割する分割ステップと、前記分割ステップにおいて分割された領域の数と、ページ単位で区分された画像データから特定される総ページ数とに基づいて、前記画像データが表す画像を形成するために必要な前記記録材の枚数を算出する算出ステップと、前記算出ステップにおいて算出された枚数分の各記録材において同一位置にある第1の前記領域に、前記画像データをそのページ順にしたがってページ単位で割り当てていき、割り当てられなかった前記画像データがあれば、当該画像データを前記各記録材において同一位置にある第2の前記領域にそのページ順にしたがってページ単位で割り当てる割当ステップと、前記割当ステップにおいて各々の記録材の記録領域に割り当てられたページ単位の画像データを複合画像データに合成して出力する出力ステップとを備える画像処理方法として提供することも可能である。
あるいは、本発明は、コンピュータに、記録材の記録領域を複数の領域に分割する分割機能と、前記分割機能によって分割された領域の数と、ページ単位で区分された画像データから特定される総ページ数とに基づいて、前記画像データが表す画像を形成するために必要な前記記録材の枚数を算出する算出機能と、前記算出機能によって算出された枚数分の各記録材において同一位置にある第1の前記領域に、前記画像データをそのページ順にしたがってページ単位で割り当てていき、割り当てられなかった前記画像データがあれば、当該画像データを前記各記録材において同一位置にある第2の前記領域にそのページ順にしたがってページ単位で割り当てる割当機能と、前記割当機能によって各々の記録材の記録領域に割り当てられたページ単位の画像データを複合画像データに合成して出力する出力機能とを実現させるためのプログラムとして提供することも可能である。
(1)構成
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置100を示したブロック図である。同図に示されているように、本実施形態の画像形成装置100は、制御部1と、画像形成部2と、給紙部3と、裁断部4と、操作部5とを備えている。
画像形成部2は図示せぬ感光体、露光部、現像部、転写部、及び定着部等を備え、コンピュータ200等の外部装置より供給された画像データに基づいたトナー像を形成し、これを給紙部3より供給された用紙上に定着させる。なお、本実施形態の画像形成部2は、画像が形成された面が下になるように用紙を排出し、次に排出される用紙はこの用紙の上に重なるように構成されている。また、本実施形態においては、給紙部3はA3サイズ(297×420mm)とA4サイズ(210×297mm)の2種類の用紙を収容している。
裁断部4は突き揃え部材41とカッター42とを備え、画像形成部2から排出された複数の用紙の位置を突き揃え部材41によって揃え、その後カッター42が図中の矢印方向に移動し、この複数の用紙を押し切るようにして裁断する。
操作部5は図示せぬ液晶ディスプレイや各種のボタン等を備え、ユーザからの指示を受け付ける。ユーザは、操作部5を用いて使用する用紙を選択したり、N−up印刷を行うことを指示したりすることができる。
図2は制御部1の構成を示したブロック図である。同図に示されているように、制御部1はCPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、入力IF(Interface)14と、HDD(Hard Disk Drive)15と、出力IF16とを備えており、画像形成装置100の各部を制御するほか、入力された画像データに対して後述するN−up印刷処理を行うための各種の演算を実行する。このとき、画像データはRAM13に一時記憶される。また、HDD15にはN−up印刷処理を実行するための画像処理プログラムPRGが記憶されている。入力IF14はコンピュータ200から画像データを取得し、出力IF16は制御部1によって画像処理が行われた画像データを画像形成部2へと出力する。
なお、本実施形態における画像データはマルチページの画像データとする。つまり、本実施形態の画像データは、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)フォーマットの画像データのように1つの画像データが1つのファイルを構成するものではなく、例えばTIFF(Tagged Image File Format)フォーマットやPDF(Portable Document Format)フォーマットの画像データのように、複数ページの画像を示すデータが1つのファイルを構成できるものである。そこで、以下においては、画像データに含まれる各ページの画像を示したデータのことを「ページ画像データ」と呼ぶことで、これを画像データそのものと区別することにする。
(2)動作例
以上に説明された構成のもと、本実施形態の画像形成装置100は用紙上にトナー像による画像を形成し、画像が形成された印刷物を裁断する。また、本実施形態の画像形成装置100は、ユーザによりN−up印刷を行う旨の指示を入力された場合に画像処理プログラムPRGを実行し、N−up印刷処理を行った画像を形成する。
ここで、本実施形態のN−up印刷処理について説明する。本実施形態のN−up印刷処理は、連続するページが隣り合うように印刷される通常のN−up印刷(図10参照)とは異なっており、この点に特徴を有している。
図3は本実施形態のN−up印刷処理を説明するための図である。同図においては、10ページの画像データを2−up印刷で出力する場合の例を示している。同図に示されているように、本実施形態のN−up印刷処理を行うことにより得られる画像は、1枚目には1ページと6ページ、2枚目には2ページと7ページ、3枚目には3ページと8ページ、というようになっている。このように画像を形成した場合には、この画像が形成された用紙の中央を裁断部4で裁断することによって、印刷物をページが連続した状態で得ることができる。このようにすれば、図10に示されたような通常のN−up印刷を行った場合のように、印刷された後にページの並べ替えを行う必要がなくなり、ユーザの負担を低減させることが可能となる。
以下においては、このN−up印刷処理の具体的な動作について、いくつかの例を示して説明する。
(2−1)動作例1
まず、本動作例においては、A4サイズの10ページの画像データを2−up印刷にて出力する旨の指示がユーザによって入力された場合について説明する。すなわちこの場合、画像形成装置100はA3サイズの用紙に2ページ分の画像データを割り付け、これを5枚印刷する。図4は本実施形態のN−up印刷処理を示したフローチャートであり、以下ではこのフローチャートの流れに沿って説明を行う。
なお、このN−up印刷処理は、画像データに含まれるページ画像データの数(以下、これを「総ページ数」と呼ぶ)が偶数か奇数によってその処理内容が異なる。そこで、本動作例においてはまず画像データの総ページ数が偶数である場合について説明し、画像データの総ページ数が奇数である場合については動作例2において説明する。
図4のフローチャートに沿って説明すると、まず、画像形成装置100の制御部1は、操作部5を介してユーザからの指示を受信する(ステップS01)。ユーザはここで、N−up印刷の1枚あたりのページ数(以下、これをN−up数Nとする)と用いる用紙のサイズを指示する。本動作例においては、2−up印刷が行われる(すなわちN−up数Nが「2」である)ことと、用いる用紙のサイズがA3サイズであることとを指示する。
続いて制御部1は、ステップS01におけるユーザの指示内容に基づき、用紙の記録領域に形成すべき画像データ(以下、これを「複合画像データ」と呼ぶ)のサイズを決定し、さらにこの記録領域をN−up数Nで示される複数の領域に分割する(ステップS02)。本動作例においては、複合画像データのサイズはA3サイズであり、またN−up数Nとして「2」が指示されているので、この複合画像データは2つの領域に分割される。なお、以下においては、この2つの領域を「領域イ」と「領域ロ」と呼んで区別する(図5参照)。
次に制御部1は、入力される画像データの総ページ数nを特定する(ステップS03)。本動作例においては、総ページ数nは「10」である。
続いて制御部1は、ステップS03において求められた総ページ数nをもとに、剰余フラグFlagRを設定する(ステップS04)。剰余フラグFlagRとは総ページ数nがN−up印刷のページ数(すなわち2)で割り切れるか否かを示すフラグであり、剰余フラグFlagRが「0」のときは総ページ数nがN−up数Nで割り切れることを示しており、剰余フラグFlagRが「1」のときは総ページ数nがN−up数Nで割り切れないことを示している。剰余フラグFlagRが「1」のときは、A3サイズの用紙だけで印刷を行うと半ページ分が白紙となる画像が形成されてしまうため、この場合にはA4サイズの用紙を併用する。この場合の動作の詳細については、次の動作例2にて説明する。
続いて制御部1は、使用するAサイズ(本動作例ではA3サイズ)の用紙とBサイズ(本動作例ではA4サイズ)の用紙の枚数PA,PBをそれぞれ算出する(ステップS05)。これらの枚数PA,PBの値は以下のようにして求められる。
Aサイズの用紙の枚数PAはN−up数Nと入力される画像データの総ページ数nから求められ、その値は「[n/N]」である。ここで、「[]」はガウス記号であり、[x]は「xを超えない最大の整数」を意味している。すなわちここでは、Aサイズの用紙の枚数PAは「5(=[10/2])」である。
次に、Bサイズの用紙の枚数PBは上述の剰余フラグFlagRの値から求められ、本動作例においては剰余フラグFlagRの値に一致する。すなわちここでは、Bサイズの用紙の枚数PBは「0」である。
続いて制御部1は、変数iの初期化を行う(ステップS06)。ここでは、変数iに値「1」を代入することで初期化を行っている。変数iの初期化が終了したら、制御部1は「『i枚目』のAサイズの用紙の領域イに、『iページ目』のページ画像データを配置する」という処理を行う(ステップS07)。上述のステップS06において、変数iには「1」が代入されたので、ここでは「1枚目のAサイズの用紙の領域イに、1ページ目のページ画像データを配置する」という処理になる。この処理が終了したら、制御部1は変数iの値を「1」だけインクリメントする(ステップS08)。これにより、変数iの値は「1」から「2」になる。
ここで、制御部1は変数iの値とAサイズの用紙の枚数PAの値の大小を比較する(ステップS09)。変数iの値がAサイズの用紙の枚数PAの値よりも小さければ(ステップS09;NO)、制御部1はステップS07からの処理を再度実行する。Aサイズの用紙の枚数PAは「5」であるから、本動作例においては、ステップS07〜ステップS09の処理は5回繰り返される。つまり、これらの処理が5回終了した時点で、1枚目から5枚目のAサイズの用紙の領域イには、それぞれ1ページ目から5ページ目のページ画像データが配置されることとなる。
そして、変数iの値がAサイズの用紙の枚数PAの値よりも大きくなった場合には(ステップS09;YES)、続いて制御部1は「『i−PA枚目』のAサイズの用紙の領域ロに、『iページ目』のページ画像データを配置する」という処理を行う(ステップS10)。上述した流れに沿って説明すると、ステップS09における判断が肯定的となるのはi>PA,すなわち変数iが「6」となったときであるから、このとき行われる処理は「1枚目のAサイズの用紙の領域ロに、6ページ目のページ画像データを配置する」となる。この処理が終了したら、制御部1は変数iの値を「1」だけインクリメントする(ステップS11)。これにより、変数iの値は「6」から「7」になる。
ここで、制御部1は「i−PA」の値とAサイズの用紙の枚数PAの値の大小を比較する(ステップS12)。この比較は「i−PA>PA」で示されるから、ここでは左辺の−PAを移項して「i>2PA」とする。変数iの値が2PAよりも小さければ(ステップS12;NO)、制御部1はステップS10からの処理を再度実行する。2PAの値は「10」であるから、本動作例においては、ステップS10〜ステップS12の処理は5回繰り返される。この5回の処理においては、1枚目から5枚目のAサイズの用紙の領域ロにそれぞれ6ページ目から10ページ目のページ画像データが配置されることとなる。
そして、変数iの値が2PAの値よりも大きくなった場合には(ステップS12;YES)、制御部1は剰余フラグFlagRの値が「0」であるか否かを判断する(ステップS13)。本動作例のように剰余フラグFlagRの値が「0」であれば(ステップS13;YES)、ステップS14の処理はスキップされ、制御部1は上述の処理により得られた枚数分の複合画像データを出力する(ステップS15)。本動作例においては、Aサイズの用紙の枚数PAの値が「5」、Bサイズの用紙の枚数PBの値が「0」であるから、制御部1はA3サイズの複合画像データを5枚分出力する。
画像形成部2は、出力された複合画像データに基づいたトナー像を形成し、これを用紙上に転写させる。次いで、このようにして得られた印刷物を裁断部4が裁断することで、ユーザが求める10ページの文書が完成する。このとき、裁断された印刷物のうち、領域イに相当する5枚の印刷物を領域ロに相当する5枚の印刷物の上に重ねると、この印刷物は「1,2,3,4,5,6,7,8,9,10」というページ順で並ぶこととなり、ユーザがページを揃えるために並べ直したりする必要がなくなる。よって、本実施形態のN−up印刷処理を行えば、従来の一般的なN−up印刷を行った場合に見られたようなユーザの負担を解消することが可能となる。
(2−2)動作例2
次に、本動作例においては、A4サイズの11ページの画像データを2−up印刷で出力する旨の指示がユーザによって入力された場合について説明する。すなわちこの場合、画像形成装置100はA3サイズの用紙に2ページ分のページ画像データを割り付け、これを5枚印刷し、最後にA4サイズの用紙に1ページ分のページ画像データを割り付けて1枚だけ印刷することにより、11ページの画像データを出力する。
上述の動作例1において説明したように、本動作例が動作例1と異なるのは、画像データの総ページ数が偶数ではなく奇数である点のみであり、その他の点については動作例1と同様である。そこで、本動作例においては画像データの総ページ数が奇数である場合に特有の処理を中心に図4のフローチャートを参照しつつ説明し、上述の動作例1と同様の処理を行う部分については、説明を適宜省略する。
本動作例のN−up印刷処理において、まず、画像形成装置100の制御部1は、操作部5を介してユーザからの指示を受信する(ステップS01)。ユーザはここで、N−up印刷の総ページ数nと用いる用紙のサイズを指示する。本動作例においては、2−up印刷が行われる(すなわちN−up数Nが「2」である)ことと、用いる用紙のサイズがA3サイズであることとを指示する。
続いて制御部1は、ステップS01におけるユーザの指示内容に基づき、用紙の記録領域に形成すべき画像データ(複合画像データ)のサイズを決定し、さらにこの記録領域を複数の領域に分割する(ステップS02)。本動作例においては、複合画像データのサイズはA3サイズであり、また2−up印刷が指示されているので、この複合画像データは「領域イ」と「領域ロ」の2つの領域に分割される。
次に制御部1は、入力される画像データの総ページ数nを特定する(ステップS03)。本動作例においては、総ページ数nは「11」である。
続いて制御部1は、ステップS03において求められた総ページ数nをもとに、剰余フラグFlagRを設定する(ステップS04)。本動作例においては、総ページ数nが「11」であるから、剰余フラグFlagRには「1」が設定される。
続いて制御部1は、使用するAサイズ(本動作例ではA3サイズ)の用紙とBサイズ(本動作例ではA4サイズ)の用紙の枚数PA,PBをそれぞれ算出する(ステップS05)。Aサイズの用紙の枚数PAは「[n/N]」により求められるから、本動作例においてAサイズの用紙の枚数PAは「5(=[11/2])」である。また、本動作例においては剰余フラグFlagRの値が「1」であるから、Bサイズの用紙の枚数PBは「1」である。
続いて制御部1は、変数iに値「1」を代入することで初期化を行う(ステップS06)。この初期化が終了したら、制御部1は「『i枚目』のAサイズの用紙の領域イに、『iページ目』のページ画像データを配置する」という処理を行う(ステップS07)。上述のステップS06において変数iには「1」が代入されたので、ここでは「1枚目のAサイズの用紙の領域イに、1ページ目のページ画像データを配置する」となる。この処理が終了したら、制御部1は変数iの値を「1」だけインクリメントする(ステップS08)。制御部1は変数iの値とAサイズの用紙の枚数PAの値の大小を比較することにより(ステップS09)、ステップS07〜ステップS09の処理を繰り返す。本動作例においてはAサイズの用紙の枚数PAが「5」であるから、制御部1はステップS07〜ステップS09の処理を5回繰り返し、1枚目から5枚目のAサイズの用紙の領域イにそれぞれ1ページ目から5ページ目のページ画像データを配置する。
そして、変数iの値がAサイズの用紙の枚数PAの値よりも大きくなった場合には(ステップS09;YES)、続いて制御部1は「『i−PA枚目』のAサイズの用紙の領域ロに、『iページ目』のページ画像データを配置する」という処理を行う(ステップS10)。この処理が終了したら、制御部1は変数iの値を「1」だけインクリメントする(ステップS11)。制御部1は変数iの値と2PAの値の大小を比較することにより(ステップS12)、ステップS10〜ステップS12の処理を繰り返す。2PAの値は「10」であるから、制御部1はステップS10〜ステップS12の処理を5回繰り返し、1枚目から5枚目のAサイズの用紙の領域ロにそれぞれ6ページ目から10ページ目のページ画像データを配置する。
そして、変数iの値が2PAの値よりも大きくなった場合には(ステップS12;YES)、制御部1は剰余フラグFlagRの値が「0」であるか否かを判断する(ステップS13)。本動作例においては、変数iの値が「11」となったとき、2PAの値(10)よりも大きくなる。ここで、フラグFlagRの値が「1」であれば(ステップS13;YES)、制御部1はAサイズ(A3サイズ)の用紙の半分のサイズ(A4サイズ)、すなわちBサイズの用紙にiページ目の画像データを配置する(ステップS14)。つまり、Bサイズの用紙に配置されるのは11ページ目の画像データである。
そして最後に、制御部1は上述の処理により得られた枚数分の複合画像データを出力する(ステップS15)。本動作例においては、Aサイズの用紙の枚数PAの値が「5」、Bサイズの用紙の枚数PBの値が「1」であるから、制御部1はA3サイズの複合画像データを5枚分、A4サイズのページ画像データを1枚分出力する。
画像形成部2は、出力された複合画像データに基づいたトナー像を形成し、これを用紙上に転写させる。次いで、このようにして得られた印刷物を裁断部4が裁断することで(ただしA4サイズの用紙は裁断されない)、ユーザが求める11ページの文書が完成する。このとき、裁断された印刷物のうち、領域イに相当する5枚の印刷物を領域ロに相当する6枚の印刷物の上に重ねると、この印刷物は「1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11」というページ順で並ぶこととなり、ユーザがページを揃えるために並べ直したりする必要がなくなる(図6参照)。よって、本実施形態のN−up印刷処理は、奇数ページの文書を印刷する場合においても、上述の動作例1と同様の効果が得られる。
(2−3)動作例3
上述の動作例においては、1つの画像データに対してN−up印刷処理を行う場合について説明した。しかし、本実施形態の画像形成装置100は、このような場合の他に複数の画像データに対してまとめてN−up印刷処理を行うことも可能である。例えば、A4サイズの7ページの画像データD1のあとにA4サイズの3ページの画像データD2が連続して画像形成装置100に入力され、いずれも2−up印刷で出力する旨の指示がユーザによって入力されたとする。このような場合、画像データD1とD2のそれぞれに対して上述したようなN−up印刷処理を行うよりも、これらをまとめてN−up印刷処理を行ったほうが効率的に印刷物を得ることができる。以下、上述の例に沿って本動作例の処理を説明する。
画像形成装置100の制御部1は、上述の画像データD1とD2をそれぞれ2−up印刷で出力する旨の指示を受け付けた場合に、これらの画像データを1つの画像データDと見なし、それぞれの総ページ数を加算したものを画像データDの総ページ数nとする。すなわち、画像データD1の総ページ数がn1,画像データD2の総ページ数がn2であるとすると、n=n1+n2である。上述した例の場合、総ページ数がn1,n2はそれぞれ「7」と「3」であるから、画像データDの総ページ数nは「10」である。
そして制御部1は、画像データDのjページ目のページ画像データを、次のように定義する。すなわち、0≦j≦7の場合、jページ目のページ画像データは画像データD1のjページ目のページ画像データに一致し、7<j≦10の場合、jページ目のページ画像データは画像データD2の(j−n1)ページ目のページ画像データに一致すると定義する。これを上述した例に当てはめると、画像データDの1,2,3,…,7ページ目のページ画像データはそれぞれ画像データD1の1,2,3,…,7ページ目のページ画像データであり、画像データDの8,9,10ページ目のページ画像データはそれぞれ画像データD2の1,2,3ページ目のページ画像データである。
制御部1はこのように画像データDを定義し、この画像データDに対して上述の実施例1と同様の要領でN−up印刷処理を行う。すると、この画像データDにN−up印刷処理を行うことで得られる印刷物は図7−(1)のようになり、これを裁断して6ページ目に相当する部分の上に1〜5ページ目に相当する部分を重ねれば、図7−(2)のようになる。すると、画像データD1,D2に相当する印刷物をそれぞれがページ順に並んだ状態で得ることができる。
このように印刷物を得た場合、用いられる用紙の枚数はA3サイズの用紙の5枚のみである。一方、画像データD1,D2のそれぞれに対して上述の動作例2の方法にしたがったN−up印刷を行えば、用いられる用紙の枚数は画像データD1の4枚(A3サイズ3枚、A4サイズ1枚)と画像データD2の2枚(A3サイズ1枚、A4サイズ1枚)となり、合計6枚の用紙を必要とする。このことから、本動作例に示された方法にしたがってN−up印刷を行うことにより、印刷物を高速かつ安価に得ることができる。
なお、本動作例は2つの画像データに対してだけではなく、3つ以上の画像データに対しても同様の要領にて同時にN−up印刷を行うことが可能である。同時にN−up印刷を行う画像データの数が増えるほど本動作例の効果はより顕著に現れるから、本動作例は多数の画像データに対してN−up印刷を行うような場合に特に好適である。
以上に説明されたように、本実施形態の画像形成装置100によれば、N−up印刷によって複数ページの文書を得る場合に、ユーザにページを揃えるための作業を強いることなく、ユーザにとって扱いやすい形式で出力を行うことが可能となる。
また、本実施形態の画像形成装置100によれば、複数ページの文書をN−up印刷によって印刷するので、大量の文書を高速かつ安価に印刷することが可能となる。
さらに、本実施形態の画像形成装置100によれば、複数ページの文書を複数得る場合には、これらを同一の文書のように扱ってN−up印刷を行うことにより、それぞれの文書に対して別々にN−up印刷を行うよりも効率的に印刷を行うことが可能となる。
(3)変形例
なお、本発明の実施は上述の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。以下にその例をいくつか示す。
まず、上述の実施形態においては2−up印刷について説明されているが、本発明は4−up印刷等のN−up印刷に適用することももちろん可能である。例えば4−up印刷の場合であれば、図8に示されるように画像データを割り付けることにより、上述の実施形態と同様の効果が得られる。
また、図8のように4−up印刷を行うときにも、上述の動作例2の場合のように、入力される画像データの総ページ数がN−up数と用紙の枚数との積と一致しないことがあり、このような場合には用紙の一部に白紙となる画像が形成されてしまう。これは、図8を例にすれば、画像データの総ページ数が9,10,ないし11の場合である。このような場合には、用紙の無駄をなくすことを目的に、画像形成装置100に以下のような動作を行わせることも可能である。
図9は画像データの総ページ数が9,10,ないし11の場合の4−up印刷の例を示した図であり、このとき用紙のサイズはA3サイズとする。同図に示されているように、まず画像データの総ページ数が「9」の場合、画像形成装置100は1ページ目から8ページ目までのページ画像データをA3サイズの用紙に配置し、9ページ目のページ画像データをA5サイズの用紙に配置する(図9(1)参照)。続いて、画像データの総ページ数が「10」の場合、画像形成装置100は1ページ目から8ページ目までのページ画像データをA3サイズの用紙に配置し、9ページ目と10ページ目のページ画像データをそれぞれA5サイズの用紙に配置する(図9(2)参照)。また、画像データの総ページ数が「11」の場合、画像形成装置100は1ページ目から8ページ目までのページ画像データをA3サイズの用紙に配置し、9ページ目から11ページ目のページ画像データをそれぞれA5サイズの用紙に配置する(図9(3)参照)。
さらに、上述の場合に、より用紙のコストを抑え、かつ画像形成スピードを向上させるためには、以下のようにすることも有効である。例えば、画像データの総ページ数が「10」の場合、画像形成装置100は1ページ目から8ページ目までのページ画像データをA3サイズの用紙に配置し、9ページ目と10ページ目のページ画像データを同じA4サイズの用紙に配置したり(図9(4)参照)、画像データの総ページ数が「11」の場合には、すべてのページ画像データをA3サイズの用紙に配置したりしてもよい(図9(5)参照)。
また、上述の実施形態の画像形成装置100は裁断部4を備えた構成であったが、裁断部4は必須の構成要素ではなく、例えばユーザが手作業により裁断するとしてもよい。
また、上述の実施形態の画像形成装置100は、コンピュータ200から入力された画像データに対して処理を行うものとして説明されたが、例えば画像形成装置がスキャナ等の機能を有する画像読取部を備え、この画像読取部により読み取られた画像データに対して処理を行うものであってもよい。
また、上述の実施形態のN−up印刷処理においては、入力される画像データの総ページ数nを制御部1が特定するとステップS03において説明されたが、総ページ数nはユーザにより入力されるものであってもよい。
また、上述の実施形態の画像形成部2は、画像が形成された面が下になるように用紙を排出し、次に排出される用紙はこの用紙の上に重なるような構成であると説明されているが、本発明の実施はこのような構成の画像形成装置に限定されるものではない。例えば、画像形成部内部の構成によっては、画像が形成された面が上になるように用紙を排出する画像形成装置も存在するが、このような画像形成装置においては、複合画像データの出力順序を上述の実施形態とは逆になるようにすればよい。すなわち、上述の動作例1のようにA3サイズの複合画像データを5枚出力することで10ページの文書を得る場合であれば、1枚目には5ページと10ページ、2枚目には4ページと9ページ、3枚目には3ページと8ページ、4枚目には2ページと7ページ、5枚目には1ページと6ページ、というように印刷を行えばよい。
また、上述の実施形態においては、本発明は画像形成装置100の形態で実施されるものとして説明されたが、このような形態に限定されるものではない。例えば、本発明は上述の画像形成装置100における制御部1の部分のみの機能を有する画像処理装置として提供されることも可能である。この場合、画像処理装置は上述の制御部1の機能を備えたパーソナルコンピュータ等であってもよいし、上述の制御部1の機能を備えたASIC(Application Specific Integrated Circuit)であってもよい。また、本発明は、上述の画像処理プログラムPRGを、磁気ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、CD(Compact Disk),DVD(Digital Versatile Disk),RAM等の種々の記録媒体に記録した状態で提供することも可能である。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置を示したブロック図である。 同実施形態に係る制御部の構成を示したブロック図である。 同実施形態のN−up印刷処理を説明するための図である。 同実施形態のN−up印刷処理を示したフローチャートである。 複合画像データの領域を示した図である。 同実施形態のN−up印刷処理によって印刷された印刷物の並びを説明するための図である。 同実施形態のN−up印刷処理によって2つの文書を同時に印刷した場合の印刷物の並びを説明するための図である。 本発明に係るN−up印刷処理で4−up印刷を行った場合を例示した図である。 本発明に係るN−up印刷処理で4−up印刷を行った場合を例示した図である。 一般的なN−up印刷を行った場合を例示した図である。
符号の説明
100…画像形成装置、1…制御部、11…CPU、12…ROM、13…RAM、14…入力IF、15…HDD、16…出力IF、2…画像形成部、3…給紙部、4…裁断部、5…操作部、200…コンピュータ。

Claims (7)

  1. 記録材の記録領域を複数の領域に分割する分割手段と、
    前記分割手段によって分割された領域の数と、ページ単位で区分された画像データから特定される総ページ数とに基づいて、前記画像データが表す画像を形成するために必要な前記記録材の枚数を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された枚数分の各記録材において同一位置にある第1の前記領域に、前記画像データをそのページ順にしたがってページ単位で割り当てていき、割り当てられなかった前記画像データがあれば、当該画像データを前記各記録材において同一位置にある第2の前記領域にそのページ順にしたがってページ単位で割り当てる割当手段と、
    前記割当手段によって各々の記録材の記録領域に割り当てられたページ単位の画像データを複合画像データに合成して出力する出力手段と
    を備えた画像処理装置。
  2. 前記割当手段は、前記領域の数と前記記録材の枚数との積が前記画像データの総ページ数と一致しない場合には、1以上前記領域の数未満の数のページの画像データを、前記記録材よりも小さい記録材の記録領域に割り当てる
    請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記割当手段は、前記画像データの総ページ数を前記領域の数で除算したときの剰余が前記領域の数の半分以下の数である場合には、1以上前記領域の数の半分以下の数のページの画像データを、前記記録材よりも小さい記録材の記録領域に割り当てる
    請求項1記載の画像処理装置。
  4. 前記画像データが複数ある場合、
    前記算出手段は、前記分割手段によって分割された領域の数と、複数の前記画像データのそれぞれの総ページ数を加算して得られるページ数とに基づいて、前記複数の画像データが表す画像を形成するために必要な前記記録材の枚数を算出し、
    前記割当手段は、第1の前記画像データをページ単位で前記領域に割り当てていき、当該第1の画像データを全て割り当てると、続いて第2の前記画像データをページ単位で前記領域に割り当てる
    請求項1記載の画像処理装置。
  5. 記録材の記録領域を複数の領域に分割する分割手段と、
    前記分割手段によって分割された領域の数と、ページ単位で区分された画像データから特定される総ページ数とに基づいて、前記画像データが表す画像を形成するために必要な前記記録材の枚数を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された枚数分の各記録材において同一位置にある第1の前記領域に、前記画像データをそのページ順にしたがってページ単位で割り当てていき、割り当てられなかった前記画像データがあれば、当該画像データを前記各記録材において同一位置にある第2の前記領域にそのページ順にしたがってページ単位で割り当てる割当手段と、
    前記割当手段によって各々の記録材の記録領域に割り当てられたページ単位の画像データを複合画像データに合成して出力する出力手段と、
    前記出力手段により出力された複合画像データに基づく画像を記録材上に形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段により画像が形成された記録材を裁断する裁断手段と
    を備える画像形成装置。
  6. 記録材の記録領域を複数の領域に分割する分割ステップと、
    前記分割ステップにおいて分割された領域の数と、ページ単位で区分された画像データから特定される総ページ数とに基づいて、前記画像データが表す画像を形成するために必要な前記記録材の枚数を算出する算出ステップと、
    前記算出ステップにおいて算出された枚数分の各記録材において同一位置にある第1の前記領域に、前記画像データをそのページ順にしたがってページ単位で割り当てていき、割り当てられなかった前記画像データがあれば、当該画像データを前記各記録材において同一位置にある第2の前記領域にそのページ順にしたがってページ単位で割り当てる割当ステップと、
    前記割当ステップにおいて各々の記録材の記録領域に割り当てられたページ単位の画像データを複合画像データに合成して出力する出力ステップと
    を備える画像処理方法。
  7. コンピュータに、
    記録材の記録領域を複数の領域に分割する分割機能と、
    前記分割機能によって分割された領域の数と、ページ単位で区分された画像データから特定される総ページ数とに基づいて、前記画像データが表す画像を形成するために必要な前記記録材の枚数を算出する算出機能と、
    前記算出機能によって算出された枚数分の各記録材において同一位置にある第1の前記領域に、前記画像データをそのページ順にしたがってページ単位で割り当てていき、割り当てられなかった前記画像データがあれば、当該画像データを前記各記録材において同一位置にある第2の前記領域にそのページ順にしたがってページ単位で割り当てる割当機能と、
    前記割当機能によって各々の記録材の記録領域に割り当てられたページ単位の画像データを複合画像データに合成して出力する出力機能と
    を実現させるためのプログラム。
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