JP2001205885A - 印刷制御装置、印刷システムおよび印刷方法 - Google Patents

印刷制御装置、印刷システムおよび印刷方法

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JP2001205885A
JP2001205885A JP2000018931A JP2000018931A JP2001205885A JP 2001205885 A JP2001205885 A JP 2001205885A JP 2000018931 A JP2000018931 A JP 2000018931A JP 2000018931 A JP2000018931 A JP 2000018931A JP 2001205885 A JP2001205885 A JP 2001205885A
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JP2000018931A
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English (en)
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Fumihiro Hatakeyama
文博 畠山
Michio Oi
通夫 大井
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷物のページサイズが印刷用紙の用紙サイ
ズの半分以下である場合に、用紙の無駄を防止して効率
的な印刷出力を可能にする印刷技術を提供する。 【解決手段】 少部数の印刷に際して、対象印刷物のペ
ージサイズ(図ではB6)が印刷用紙の用紙サイズ(図
ではA4)の半分以下である場合に、印刷された複数の
印刷用紙が積層され破線L1に沿って裁断された後さら
に裁断後の各部分が積み重ねられることにより同一冊子
内の複数のページ(1〜300ページ)が複数の印刷用
紙の積層方向に連続的に配列するように、印刷用紙の一
面に対象印刷物の同一冊子内の異なる複数のページ(た
とえば下から1枚目の印刷用紙には第1ページと第15
1ページとの2つのページ、下から2枚目の印刷用紙に
は第2ページと第152ページとの2つのページ)を割
り付け、生成されたラスタライズデータを冊子単位で印
刷出力装置に対して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷物のページサ
イズが印刷用紙の用紙サイズの半分以下である場合に、
用紙の無駄を防止して効率的な印刷出力を可能にする技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷業界においては、連続的に印刷出力
された複数の印刷用紙を積層した状態で裁断することに
よって、印刷物の印刷製本などを行う印刷システムが存
在する。
【0003】このような印刷システムにおいて、印刷出
力装置の搬送機構による制限や、印刷出力装置の小型化
のため用紙の種類を減らしたいという要請など、印刷出
力装置の事情等により印刷用紙の最小サイズに限界が存
在することがある。
【0004】そして、上記のような制限内の最小サイズ
よりもさらに小さなサイズの印刷物を印刷する場合に
は、用紙の無駄が発生する。特に、制限内の最小サイズ
の用紙に、その用紙サイズの半分以下の大きさのページ
を印刷する場合には、非常に大きな無駄が発生すること
になる。
【0005】たとえば、図15に示すように、単純に各
印刷用紙(A4サイズ)に印刷物の1ページ(B6サイ
ズ(A4サイズの半分以下のサイズ))を割り付けて、
印刷物に含まれる複数のページ(たとえば、300ペー
ジ)を連続的に複数(300枚)の印刷用紙の各片面に
印刷し積層して裁断する場合には、そのページ(B6サ
イズ)が配置される領域D0を除く非常に大きな周辺部
(図15中の斜線部分)が不要部分として除去されるこ
とになり、非常に大きな無駄が発生する。
【0006】このような無駄を排除するため、複数部数
を印刷することを前提に、各印刷用紙の一面に印刷物の
同一ページを複数ページ割り付けることにより、無駄を
防止する方策などを用いることができる。図16は、こ
のような割付の例を示すものであり、2部の印刷物を印
刷することを前提に、300枚の各印刷用紙(A4サイ
ズ)の一面に、印刷物の複数部数にわたる同一ページを
印刷物の部数(冊数)分のページ数(この場合は2ペー
ジ)だけ割り付けることにより、無駄を防止する方策な
どが用いられている。以下、このような配置を「リピー
ト配置」とも称する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
前者の方法ではもちろんのこと、後者の方法(リピート
配置を用いた方法)においても、複数部数を余分な冊子
まで印刷することになり、印刷用紙の無駄を排除するこ
とができないという問題がある。たとえば、図16に示
す場合においては、リピート配置によって、合計2部の
冊子が作成されることになるが、必要部数が1部のみで
ある場合には、他の1部は無駄になってしまうことにな
る。すなわち、後者の方法によっても、根本的に無駄を
防止する方策とはなり得ていないのが実状である。
【0008】上記において1部(1冊)のみを印刷する
場合として例示された少部数印刷は、本印刷の前の試し
刷り段階で多く行われる。また、デジタル印刷における
オンデマンド印刷において少部数単位で印刷することが
頻繁に求められる現状においては、このような少部数印
刷は、試し刷りなどの要因の他、ユーザのニーズなど様
々な要因により求められる機会が増加している。そし
て、このような場合においても、用紙の無駄を防止する
ことが望ましい。
【0009】そこで、本発明は前記問題点に鑑み、印刷
物のページサイズが印刷用紙の用紙サイズの半分以下で
ある場合に、用紙の無駄を防止して効率的な印刷出力を
可能にする印刷技術を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、デジタルデータに基づい
てラスタライズデータを生成し印刷出力装置に対して出
力する印刷制御装置であって、対象印刷物の各ページを
複数の印刷用紙の各配置位置に割り付けるページ割付手
段と、前記ページ割付手段によって前記対象印刷物の各
ページが割り付けられた複数の印刷用紙に対するラスタ
ライズデータを前記印刷出力装置に対して出力するデー
タ出力手段と、を備え、前記ページ割付手段は、前記対
象印刷物のページサイズが印刷用紙の用紙サイズの半分
以下である場合に、印刷された複数の印刷用紙が積層さ
れて裁断された後さらに裁断後の各部分が積み重ねられ
ることにより同一冊子内の複数のページが前記複数の印
刷用紙の積層方向に連続的に配列するように、印刷用紙
の一面に前記対象印刷物の同一冊子内の異なる複数のペ
ージを割り付ける第1のページ割付方式による割付を行
い、前記データ出力手段は、前記対象印刷物の各ページ
が割り付けられた複数の印刷用紙に対するラスタライズ
データを冊子単位で出力することを特徴とする。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の印刷制御装置において、前記ページ割付手段は、前記
印刷用紙の一面に割り付けるページ数Uと前記対象印刷
物の全ページ数Pとに基づいて、前記複数の印刷用紙の
それぞれの各面に割り付けるべき前記対象印刷物の複数
のページからなるページセットを決定することを特徴と
する。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の印刷制御装置において、前記印刷用紙の一面に割り付
けるページ数Uは、ページサイズ、用紙サイズ、および
余白情報に基づいて決定される割付可能最大ページ数と
同一の値として決定されることを特徴とする。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
請求項3のいずれかに記載の印刷制御装置において、前
記ページ割付手段は、前記印刷用紙における不要な余白
ページが、前記積層された複数の印刷用紙の上側に配置
されるように、前記対象印刷物の各ページを各印刷用紙
に割り付けることを特徴とする。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項1ないし
請求項4のいずれかに記載の印刷制御装置において、前
記ページ割付手段は、前記対象印刷物の綴じ方法に応じ
たページ割付を行うことを特徴とする。
【0015】請求項6に記載の発明は、請求項1ないし
請求項5のいずれかに記載の印刷制御装置において、前
記ページ割付手段は、前記対象印刷物のページサイズが
印刷用紙の用紙サイズの半分以下である場合に、前記第
1のページ割付方式による割付を行うか、あるいは、前
記対象印刷物の複数部数にわたる同一のページを印刷用
紙の一面に複数個割り付ける第2のページ割付方式によ
る割付を行うか、を選択する割付方式選択手段、を有
し、前記割付方式選択手段が第1のページ割付方式を選
択した場合には、前記ページ割付手段は、前記第1のペ
ージ割付方式による割付を行い、前記データ出力手段
は、前記対象印刷物の各ページが割り付けられた複数の
印刷用紙に対するラスタライズデータを冊子単位で出力
し、前記割付方式選択手段が第2のページ割付方式を選
択した場合には、前記ページ割付手段は、前記第1のペ
ージ割付方式による割付を行う代わりに、前記第2のペ
ージ割付方式による割付を行い、前記印刷データ出力手
段は、前記第1のページ割付方式によって割り付けられ
た複数の印刷用紙に対するラスタライズデータを出力す
る代わりに、前記第2のページ割付方式によって割り付
けられた複数の印刷用紙に対するラスタライズデータを
出力することを特徴とする。
【0016】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の印刷制御装置において、前記割付方式選択手段は、前
記対象印刷物の印刷部数Bと前記印刷用紙の一面に割り
付けるページ数Uとの大小関係に基づいて、前記第1の
ページ割付方式による割付方式割付方式と前記第2のペ
ージ割付方式による割付方式とのうちの一方のの割付方
式を選択することを特徴とする。
【0017】また、請求項8に記載の発明は、デジタル
データに基づいて印刷を行う印刷システムであって、請
求項1ないし請求項7のいずれかに記載の印刷制御装置
と、前記印刷制御装置からの印刷制御出力に基づいて、
前記対象印刷物の印刷出力を行う印刷出力装置と、を備
えることを特徴とする。
【0018】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の印刷システムであって、前記印刷出力装置によって印
刷された印刷物を裁断し製本する裁断製本装置、をさら
に備えることを特徴とする。
【0019】さらに、請求項10に記載の発明は、デジ
タルデータに基づいて印刷を行う印刷方法であって、
(a)対象印刷物の各ページを複数の印刷用紙の各配置位
置に割り付ける工程と、(b)前記工程(a)において前記対
象印刷物の各ページが割り付けられた複数の印刷用紙に
対するラスタライズデータを印刷出力装置に対して出力
する工程と、(c)前記印刷出力装置において、前記対象
印刷物の各ページを前記ラスタライズデータに基づいて
複数の印刷用紙に印刷する工程と、を含み、前記工程
(a)においては、前記対象印刷物のページサイズが印刷
用紙の用紙サイズの半分以下である場合に、印刷された
複数の印刷用紙が積層されて裁断された後さらに裁断後
の各部分が積み重ねられることにより同一冊子内の複数
のページが前記複数の印刷用紙の積層方向に連続的に配
列するように、印刷用紙の一面に前記対象印刷物の同一
冊子内の異なる複数のページを割り付ける第1のページ
割付方式による割付が行われ、前記工程(b)において
は、前記対象印刷物の各ページが割り付けられた複数の
印刷用紙に対するラスタライズデータを冊子単位で出力
することを特徴とする。
【0020】請求項11に記載の発明は、デジタルデー
タに基づいて印刷を行う印刷方法であって、(a)対象印
刷物のページサイズが印刷用紙の用紙サイズの半分以下
である場合において、印刷された複数の印刷用紙が積層
されて裁断された後さらに裁断後の各部分が積み重ねら
れることにより同一冊子内の複数のページが前記複数の
印刷用紙の積層方向に連続的に配列するように、印刷用
紙の一面に前記対象印刷物の同一冊子内の異なる複数の
ページを割り付ける第1のページ割付方式による割付を
行うか、あるいは、前記対象印刷物の複数部数にわたる
同一のページを印刷用紙の一面に複数個割り付ける第2
のページ割付方式による割付を行うか、を選択する工程
と、(b)前記工程(a)において第1のページ割付方式が選
択された場合には、第1のページ割付方式に基づいて前
記対象印刷物の各ページが割り付けられた複数の印刷用
紙に対するラスタライズデータを冊子単位で出力し、前
記工程(a)において第2のページ割付方式が選択された
場合には、第2のページ割付方式に基づいて前記対象印
刷物の各ページが割り付けられた複数の印刷用紙に対す
るラスタライズデータを印刷出力装置に対して出力する
工程と、(c)前記印刷出力装置において、前記対象印刷
物の各ページを前記ラスタライズデータに基づいて複数
の印刷用紙に印刷する工程と、を含むことを特徴とす
る。
【0021】
【発明の実施の形態】<A.構成> <全体構成>図1は、本発明に係る印刷システム1の構
成を示す概略図である。図1に示すように、この印刷シ
ステム1は、デジタルデータに基づいて印刷を行う印刷
システムであって、編集装置10、印刷制御装置20、
印刷出力装置30、裁断/製本装置40を備える。これ
らの編集装置10、印刷制御装置20、印刷出力装置3
0、裁断/製本装置40は、ネットワークなどの通信線
CLを介して互いに接続されている。
【0022】このうち編集装置10は、CPU、メモ
リ、ハードディスク等の内部構成と、表示部としてのカ
ラーディスプレイと、入力部としてのキーボード等の周
辺機器を備えたコンピュータシステムである。この編集
装置10は、ページ記述言語によるデータ,PDFデー
タ等のドキュメントデータ(電子ぺージデータ)を作
成、編集し、それを内部のハードディスクに保存した
り、印刷制御装置20に対して通信線CLを介してそれ
らのデータを送ったりすることが可能である。また、編
集装置10は、印刷出力すべきドキュメントデータを特
定して印刷出力指示を行う印刷ジョブの登録等の操作を
行うことも可能である。
【0023】また、印刷制御装置20は、編集装置10
と同様、CPU、メモリ、ハードディスク等の内部構成
と、表示部としてのカラーディスプレイと、入力部とし
てのキーボード等の周辺機器を備えたコンピュータシス
テム(以下、単に「コンピュータ」とも称する)であ
る。この印刷制御装置20は、後述するように、印刷処
理の対象となるデジタルデータとしてのドキュメントデ
ータを通信線CLを介して受信し、当該ドキュメントデ
ータに基づいて、ラスタライズ処理(RIP処理)を行
うことによってラスタライズデータを作成し、実際の印
刷出力処理を行う印刷出力装置30に対して出力する。
この印刷制御装置20においては、後に詳述するよう
に、各印刷用紙に対してどのようなページ割付を行うか
(特に、印刷物のページサイズが印刷用紙の用紙サイズ
の半分以下である場合)等を決定して、各印刷用紙ごと
のラスタライズデータを作成する。
【0024】さらに、印刷出力装置30は、印刷制御装
置20から出力されたデータに基づき、各種インキを用
いて各印刷用紙に対する印刷出力を実際に行う。
【0025】そして、裁断/製本装置40は、印刷出力
装置30において印刷出力された複数の印刷用紙を積層
した状態で裁断し、裁断された各部分をさらに積み重ね
た上で製本を行う。
【0026】このようにして、印刷システム1は、連続
的に印刷出力された複数の印刷用紙を積層した状態で裁
断することによって、印刷物の印刷製本などを行う。
【0027】<印刷制御装置20>つぎに、印刷制御装
置20についてさらに詳しく説明する。図2は、印刷制
御装置20のハードウエア構成を示す概念図である。印
刷制御装置20は、上述したようなコンピュータシステ
ムであり、CPU2、半導体メモリおよびハードディス
クなどを含む記憶部3、各種の記録媒体から情報を読み
出すメディアドライブ4、モニタなどを含む表示部5、
キーボートおよびマウスなどを含む入力部6を備える。
【0028】CPU2は、バスラインBLおよび入出力
インターフェースIFを介して、記憶部3、メディアド
ライブ4、表示部5、入力部6などに接続されている。
また、メディアドライブ4は、CD−ROM、DVD
(Digital Versatile Disk)、フレキシブルディスクな
どの可搬性の記録媒体9からその中に記録されている情
報を読み出す。この印刷制御装置20は、プログラムを
記録した記録媒体9からそのプログラムを読み込むこと
によって、後述するページ割付機能などの各種機能を有
する印刷制御装置として機能するようになる。
【0029】また、図3は、印刷制御装置20の機能的
構成を示すブロック図である。印刷制御装置20は、通
信線CL(図2)を介して受信されるドキュメントデー
タを受信して入力するデータ入力部21と、入力された
データ(入力データ)を解析する入力データ解析部22
と、部数情報等を入力する操作入力部23と、対象印刷
物の各ページを複数の印刷用紙の各配置位置に割り付け
るページ割付部24と、複数の印刷物に関する印刷順序
などを管理する自動処理制御部25と、ドキュメントデ
ータに基づきラスタライズデータを作成するRIP処理
部26と、ラスタライズデータを印刷出力装置30に対
して出力するデータ出力部27と、印刷制御装置20全
体の統括管理を行う統括管理部29とを備える。
【0030】また、印刷制御装置20内の各情報は、入
力データ記憶部21a、出力データ記憶部(RIP処理
データ記憶部)26a、ジョブ情報データベースDB
1、システムデータベースDB2として、上記の記憶部
3において記憶される。このうち、入力データ記憶部2
1aは、受信されたドキュメントデータを記憶する記憶
部であり、出力データ記憶部26aは、出力すべきラス
タライズデータを記憶しておく記憶部である。また、ジ
ョブ情報データベースDB1は、各印刷物の印刷処理
(ジョブ)に関する各ジョブごとの情報を格納するデー
タベースであり、システムデータベースDB2は、印刷
出力装置30などを含む印刷システム全体に関するパラ
メータ(後述する余白情報、綴じ方法、用紙サイズな
ど)に関する情報を格納するデータベースである。
【0031】図4は、ジョブ情報データベースDB1に
格納されるジョブ情報の内容について示す概念図であ
る。
【0032】各ジョブ情報は、対象印刷物の印刷処理
(ジョブ)に関する各ジョブごとの情報であり、「一般
情報」、「処理フロー情報」、「冊子情報」、「処理デ
ータ」、「出力情報」などの各情報が含まれる。
【0033】「一般情報」は、ジョブを特定するために
各ジョブごとに付される名称であるジョブ名、ジョブが
登録された日付である登録日付、住所や電話番号等の顧
客情報などの情報を含む。
【0034】「処理フロー情報」は、処理手順、付加処
理などに関する情報が含まれている。処理手順に関する
情報とは、たとえば、ドキュメントデータの登録のみを
行うのか、RIP処理まで行うのか、出力処理まで行う
のかなど、一連の工程の内いずれの処理までを自動的に
処理するかを決定するパラメータを含む情報である。ま
た、付加処理に関する情報とは、各種処理が終了した場
合の終了通知方法や、エラー発生時の通知の方法などに
関する情報である。
【0035】「冊子情報」は、対象印刷物の全ページ数
P、ドキュメントデータのファイル名、および印刷物の
ページサイズ(倍率変換前)を含む情報である。なお、
ここでは、ドキュメントデータのファイル名のみが含ま
れており、当該ファイルの実体、すなわち、ドキュメン
トデータ自体は、入力データ記憶部21aにおいて記憶
される。
【0036】「処理データ」は、RIP処理されたラス
タライズデータのファイル名に関する情報である。な
お、ここではラスタライズデータに関して、そのファイ
ル名のみが含まれており、当該ファイルの実体、すなわ
ち、ラスタライズデータ自体は、出力データ記憶部(R
IP処理データ記憶部)26aにおいて記憶される。
【0037】「出力情報」は、対象印刷物の出力状態を
規定する情報であり、印刷物の出力対象となる印刷用紙
の用紙サイズ、その印刷用紙が収納されている給紙トレ
ー番号、対象印刷物のページサイズ(倍率変換後)、綴
じ方法、印刷部数、印刷出力された印刷用紙が排出され
る排紙トレー番号、ページ割付に関する各種情報(印刷
用紙の一面に割り付けるページ数U、およびページ割付
にあたって採用する割付方式)である割付情報、などの
情報を含んでいる。ページ数Uおよび割付方式について
は、後に詳述する。
【0038】上記のうちページサイズおよび用紙サイズ
のそれぞれは、A3,A4,A5,A6,...,B4,
B5,B6,...などの各規格に基づくサイズで表現さ
れる他、実際の大きさを実寸値で定めたサイズ(カスタ
ムサイズ)であってもよい。また、上記において、「冊
子情報」と「出力情報」との両方に印刷物のページサイ
ズが含まれているが、通常は同一の情報が格納される。
【0039】<ページ割付>つぎに、印刷制御装置20
において行われるページ割付について説明する。ここで
は、印刷物のページサイズが印刷用紙の用紙サイズの半
分以下である場合において、無駄を排除した効率的なペ
ージ割付を実現するいくつかの割付例について説明す
る。このようなページ割付については綴じ方法などに応
じていくつかの方式が存在する。たとえば、各印刷用紙
の「両面」を使うか「片面」を使うか、そして、「中綴
じ」か「平綴じ」かなどの綴じ方法に応じたいくつかの
方式が存在する。なお、「中綴じ」とは、見開きの状態
で複数の紙を重ねた上で、背となる部分において紙を2
つに折り、その背(綴じ部分)を糸などで綴じて仕上げ
る製本様式を意味し、たとえばページ数の少ない小冊子
などにおいて用いられる。また、「平綴じ」とは、綴じ
部分を2つに折って仕上げる中綴じに対して、背部分を
2つに折らずに平らなまま仕上げる製本様式を意味す
る。
【0040】<割付例1>ここではまず、「片面平綴
じ」の場合について説明する。「片面平綴じ」とは、図
5に示すように、印刷対象となる印刷物(対象印刷物)
の各印刷用紙の「片面」にのみ対象印刷物の各ページを
割り付けるものであり、かつ、「平綴じ」の製本様式を
用いる場合である。
【0041】図5は、印刷物の仕上がり状態のページサ
イズが「B6」であり、かつ、全ページ数が300ペー
ジである印刷物を、用紙サイズが「A4」の印刷用紙に
印刷する場合について示している。この場合、印刷物の
ページサイズ「B6」は用紙サイズ「A4」の半分以下
となっている。
【0042】そして、ここでは、上述の図16のように
リピート配置するのではなく、印刷用紙の一面に同一冊
子内の異なる複数のページを配置して割り付ける「ペー
ジ分割配置」を行っている。具体的には、横長に配置さ
れる「A4」サイズの印刷用紙を左側領域LP(R1)
と右側領域RP(R2)とに分割し、左側領域LPには
印刷物の第1ページから第150ページまでが印刷用紙
の積層方向において下から上へと連続するように配置さ
れ、右側領域RPには印刷物の第151ページから第3
00ページまでが印刷用紙の積層方向において下から上
へと連続するように配置されている。この場合、同一冊
子内に含まれる「B6」サイズの300ページ全てが、
150枚の「A4」サイズの印刷用紙に含まれるように
印刷されている。
【0043】そして、図中の破線L1に沿って裁断する
こと(「大裁ち」とも称する)によって左側領域LPと
右側領域RPとを2つに分離した後、各部分の不要部分
をさらに裁断することによって、それぞれ150枚の
「B6」サイズのページが積層された「山」が2つ生成
される。
【0044】ここにおいて、右側領域RPの積層部分
(山)の最下部に位置するページ番号(第151ペー
ジ)は、左側領域LPの積層部分(山)の最上部に位置
するページ番号(第150ページ)と連続している。よ
って、第151ページから第300ページまでが下から
上へと積層された右側領域RPにおける「山」を、第1
ページから第150ページまでが下から上へと積層され
た左側領域LPにおける積層部分(いわゆる「山」)の
上に積み重ねることによって、印刷物の全ページである
第1ページから第300ページまでが下から上へと積層
された状態を生成することができる。
【0045】この結果、「B6」サイズの300ページ
を含む1部(1冊)の印刷物(冊子)が、150枚の
「A4」サイズの印刷用紙を用いて製本される。この場
合、所望の部数(必要部数)を印刷するために必要な印
刷用紙の枚数が図15および図16を用いて示した従来
例と比較して少なくなる。詳細には、図15に示す従来
例と比較して、不要な余白部分を著しく減少させること
ができ、また図16に示す従来例(リピート配置による
割付を行う場合)と比較した場合においては、必要部数
(ここでは1部)のみを効率的に作成することができ、
不要部数が破棄されることが無くなる。したがって、必
要な部数の冊子の対象印刷物を得るにあたって、効率的
な割付を行い印刷用紙の無駄を防止することが可能であ
る。
【0046】上記のようなページ割付は、対象印刷物の
ページサイズが印刷用紙の用紙サイズの半分以下である
場合に、印刷された複数(上記では150枚)の印刷用
紙が積層されて裁断された後さらに裁断後の各部分が積
み重ねられることにより同一冊子内の複数のページが複
数の印刷用紙の積層方向に連続的に配列するように、印
刷用紙の一面に対象印刷物の同一冊子内の異なる複数の
ページを割り付けることにより実現されるものと表現す
ることができる。
【0047】また、必要な印刷用紙数(印刷用紙枚数)
Nと各印刷用紙のn枚目に配置されるページ番号とは具
体的に次のように表現できる。
【0048】すなわち、必要な印刷用紙数Nは、N=B
×(P/U)(一般的には、(P/U)の小数点以下の
端数を切り上げた整数値に印刷部数Bを乗じた値)とし
て表される。上記の例では、B=1(部),P=30
0,U=2であるので、N=150として求められる。
ここで、Bは印刷部数、Pは印刷物の全ページ数、Uは
印刷用紙の一面に割り付けるページ数を表す。
【0049】また、下からn枚目(n=1〜N)の印刷
用紙においては、図5の左から順にn,n+N,n+2
×N,...で表されるU個のページ番号に対応する複数
のページからなるページセットが割り付けられる。上記
の例では、U=2であり、左側領域LPには第nペー
ジ,右側領域RPには第(n+N)ページが割り付けら
れる。たとえば、下から1枚目の印刷用紙においては、
左側領域LPに第1ページ、右側領域RPに第151ペ
ージが割り付けられ、下から150枚目(すなわち最も
上側)の印刷用紙においては、左側領域LPに第150
ページ、右側領域RPに第300ページが割り付けられ
る。
【0050】ここにおいて、印刷用紙の一面に割り付け
るページ数Uは、「印刷物のページサイズ」と「印刷用
紙の用紙サイズ」と「余白情報」とに基づいて自動的に
決定することができる。具体的には、印刷物のページサ
イズ印刷用紙の用紙サイズと余白情報とに基づいて印刷
用紙の一面に割り付けることが可能な最大ページ数(割
付可能最大ページ数)Wを算出し、この割付可能最大ペ
ージ数Wを上記のページ数Uとして決定する。なお、こ
のページ数Uは、効率的な割付を行うという観点からは
割付可能最大ページ数Wと等しくなることが最も好まし
いが、割付可能最大ページ数Wを超えない範囲で決定さ
れればよい。
【0051】また、「余白情報」とは、印刷や裁断に際
しての各装置の制限などに起因して必要とされる余白領
域に関する情報であり、各装置、綴じ方法などに応じた
各印刷用紙の最低余白量などとして規定される。このよ
うな情報は、システムデータベースDB2に格納されて
いる。したがって、印刷用紙の用紙サイズに応じた余白
情報を選択し、その用紙サイズと余白情報とに基づいて
印刷物のページを配置することが可能な領域(ページ配
置可能領域)の大きさを求め、さらに、対象印刷物のペ
ージサイズのページをそのページ配置可能領域に配置す
ることができる数を、割付可能最大ページ数Wとして求
めることができる。
【0052】さらに、図6を用いて別の例について説明
する。図6は、複数(4枚)の印刷用紙が積層された状
態を側方からみた場合の概念図である。ここでは、B=
1(部),P=13,U=4の場合について説明する。
この場合、必要な印刷用紙数Nは、(P/U)の小数点
以下の端数を切り上げた整数値に印刷部数Bを乗じた
値、すなわち、N=4として求められる。また、図6に
おいて、白丸で囲んだ数字はその数字が記入されている
領域に配置されるページ番号を表す。たとえば、下から
1枚目の印刷用紙においては、最も左側の領域R1には
第1ページ、次の領域R2には第5ページが割り付けら
れ、さらに領域R3には第9ページ、領域R4には13
が割り付けられる。
【0053】このような割付は一般的には、下からn枚
目(n=1〜N)の印刷用紙においては、n,n+N,
n+2×N,n+3×N,...で表されるU(=4)個
のページ番号が割り付けられるものとして表現できる。
上記の例では、U=4であり、最も左側の領域R1には
第nページ、次の領域R2には第(n+N)ページが割
り付けられ、さらに領域R3には第(n+2×N)ペー
ジ、領域R4には(n+3×N)が割り付けられる。
【0054】このようなページ割付によれば、不要な余
白部分を抑制でき、効率的な配置が可能になる。また、
印刷部数が3部まで(一般には上記Uより少ない部数)
の少部数印刷を行うときにおいては、印刷用紙の無駄を
抑制して、必要な部数を効率よく得ることが可能にな
る。
【0055】さらに、このようなページ割付を行うこと
により、最も右側の領域R4においては、上側から3枚
の不要な余白ページ(図中において*印で示す)が存在
するが、これらの不要な余白ページは、積層された複数
の印刷用紙の「山」の上側に配置されるので、これらの
不要な余白ページを除去しやすいという利点がある。す
なわち、不要な余白ページが、積層された複数の印刷用
紙の上側に配置されるように、対象印刷物の各ページが
各印刷用紙に割り付けられているので、裁断後において
不要な余白ページを取り除く作業を容易に行うことがで
きる。
【0056】<割付例2>つぎに、「両面平綴じ」の場
合について説明する。「両面平綴じ」とは、印刷対象と
なる印刷物(対象印刷物)の各印刷用紙の「両面」(お
もて面およびうら面)に対象印刷物の各ページを割り付
けるものであり、かつ、「平綴じ」の製本様式を用いる
場合である。
【0057】図7は、印刷物の仕上がり状態のページサ
イズが「B6」であり、かつ、全ページ数が300ペー
ジである印刷物を、用紙サイズが「A4」の印刷用紙に
印刷する場合について示している。この場合、印刷物の
ページサイズ「B6」は用紙サイズ「A4」の半分以下
となっている。
【0058】そして、ここでも、上述の図16のように
リピート配置するのではなく、印刷用紙の一面に同一冊
子内の異なる複数のページを割り付ける「ページ分割配
置」が行われている。具体的には、横長に配置される
「A4」サイズの印刷用紙を左側領域LP(R1)と右
側領域RP(R2)とに分割し、左側領域LPには印刷
物の第1ページから第150ページまでが印刷用紙の積
層方向において下から上へと連続するように配置され、
右側領域RPには印刷物の第151ページから第300
ページまでが印刷用紙の積層方向において下から上へと
連続するように配置されている。ここにおいて、上述の
「片面平綴じ」の場合と比較すると、各印刷用紙の両面
に連続するページが配置されているので、同一冊子内に
含まれる「B6」サイズの300ページ全てが、75枚
の「A4」サイズの印刷用紙に含まれるように印刷され
ている点で相違している。
【0059】そして、図中の破線L1に沿って裁断する
こと(「大裁ち」とも称する)によって左側領域LPと
右側領域RPとを2つに分離した後、各部分の不要部分
をさらに裁断することによって、それぞれ75枚の「B
6」サイズのページが積層された「山」が2つ生成され
る。そして、第151ページから第300ページまでが
下から上へと積層された右側領域RPにおける「山」
を、第1ページから第150ページまでが下から上へと
積層された左側領域LPにおける積層部分(いわゆる
「山」)の上に積み重ねることによって、印刷物の全ペ
ージである第1ページから第300ページまでが下から
上へと積層された状態を生成することができる。
【0060】したがって、「B6」サイズの300ペー
ジを含む1部(1冊)の印刷物(冊子)が、75枚の
「A4」サイズの印刷用紙を用いて製本できることにな
る。これにより、上述したような従来例を「両面平綴
じ」について適用した場合と比較して同様の効果、すな
わち効率的な割付を行うことが可能になるという効果を
得ることができる。
【0061】上記のようなページ割付は、対象印刷物の
ページサイズが印刷用紙の用紙サイズの半分以下である
場合に、印刷された複数(上記では75枚)の印刷用紙
が積層されて裁断された後さらに裁断後の各部分が積み
重ねられることにより同一冊子内の複数のページが複数
の印刷用紙の積層方向に連続的に配列するように、印刷
用紙の一面に対象印刷物の同一冊子内の異なる複数のペ
ージを割り付けることにより実現されるものと表現する
ことができる。
【0062】このようなページ割付において、必要な印
刷用紙数Nと各印刷用紙のn枚目に配置されるページ番
号とは具体的に次のように表現できる。
【0063】すなわち、必要な印刷用紙数Nは、N=B
×{P/(2×U)}(一般的には、(P/(2×
U))の小数点以下の端数を切り上げた整数値に印刷部
数Bを乗じた値)として表される。上記の例では、B=
1(部),P=300,U=2であるので、N=75と
して求められる。ここで、Bは印刷部数、Pは印刷物の
全ページ数、Uは印刷用紙の一面に割り付けるページ数
を表す。
【0064】また、下からn枚目(n=1〜N)の印刷
用紙においては、その表側の面(おもて面)(図では用
紙の下面)に2×n−1,2×n−1+2×N,2×n
−1+4×N,...で表されるU個のページ番号に対応
する複数のページからなるページセットが割り付けら
れ、その裏側の面(うら面)(図では用紙の上面)に2
×n,2×n+2×N,2×n+4×N,...で表され
るU個のページ番号に対応する複数のページからなるペ
ージセットが割り付けられる。上記の例では、U=2で
あり、左側領域のおもて面には第(2×n−1)ペー
ジ,左側領域のうら面には第(2×n)ページ,右側領
域のおもて面には第(2×n−1+2×N)ページ,右
側領域のうら面には第(2×n+2×N)ページが割り
付けられる。
【0065】<割付例3>つぎに、「両面中綴じ」の場
合について説明する。「両面中綴じ」とは、印刷対象と
なる印刷物(対象印刷物)の各印刷用紙の「両面」(お
もて面およびうら面)に対象印刷物の各ページを割り付
けるものであり、かつ、「中綴じ」の製本様式を用いる
場合である。
【0066】図8は、印刷物の仕上がり状態のページサ
イズが「A6」であり、かつ、全ページ数が400ペー
ジである印刷物を、用紙サイズが「A4ワイド」の印刷
用紙に印刷する場合について示している。この場合、印
刷物のページサイズ「A6」は用紙サイズ「A4ワイ
ド」の半分以下となっている。
【0067】そして、ここでも、上述の図16のように
リピート配置するのではなく、印刷用紙の一面に同一冊
子内の異なる複数のページを割り付ける「ページ分割配
置」が行われている。具体的には、横長に配置される
「A4ワイド」サイズの印刷用紙を左側領域LP(R
1)と右側領域RP(R2)とに分割し、左側領域LP
には印刷物の第1ページから第100ページまでと第4
00ページから第301ページまでとが印刷用紙の積層
方向において下から上へと連続するように配置され、右
側領域RPには印刷物の第101ページから第200ペ
ージまでと第300ページから第201ページまでとが
印刷用紙の積層方向において下から上へと連続するよう
に配置されている。この場合には、同一冊子内に含まれ
る「A6」サイズの400ページ全てが、50枚の「A
4ワイド」サイズの印刷用紙に含まれるように印刷され
ている。
【0068】そして、図中の破線L1に沿って裁断する
こと(「大裁ち」とも称する)によって左側領域LPと
右側領域RPとを2つに分離した後、各部分の不要部分
をさらに裁断することによって、「A6」サイズが見開
きで組み合わされた見開きページがそれぞれ50枚積層
された積層部分(いわゆる「山」)が2つ生成される。
そして、第101ページから第200ページまでと第3
00ページから第201ページまでとが下から上へと積
層された右側領域RPにおける「山」を、第1ページか
ら第100ページまでと第400ページから第301ペ
ージまでとが下から上へと積層された左側領域LPにお
ける積層部分(「山」)の上に積み重ねることによっ
て、手前側の部分において印刷物の第1ページから第2
00ページまでが下から上へと積層され、かつ、奥側の
部分において印刷物の第400ページから第201ペー
ジまでが下から上へと積層された状態を生成することが
できる。このように積層された複数の印刷用紙を中心線
L2に沿って2つ折りにすることにより、「A6」サイ
ズの400ページを含む1部(1冊)の印刷物(冊子)
が、50枚の「A4ワイド」サイズの印刷用紙を用いて
製本できることになる。これにより、上述したような従
来例を「両面中綴じ」について適用した場合と比較して
同様の効果、すなわち効率的な割付を行うことが可能に
なるという効果を得ることができる。
【0069】上記のようなページ割付は、対象印刷物の
ページサイズが印刷用紙の用紙サイズの半分以下である
場合に、印刷された複数(上記では50枚)の印刷用紙
が積層されて裁断された後さらに裁断後の各部分が積み
重ねられることにより同一冊子内の複数のページが複数
の印刷用紙の積層方向に連続的に配列するように、印刷
用紙の一面に対象印刷物の同一冊子内の異なる複数のペ
ージを割り付けることにより実現されるものと表現する
ことができる。
【0070】具体的には、必要な印刷用紙数Nと各印刷
用紙のn枚目に配置されるページ番号とは次のように表
現できる。
【0071】すなわち、必要な印刷用紙数Nは、N=B
×{P/(4×U)}(一般的には、(P/(4×
U))の小数点以下の端数を切り上げた整数値に印刷部
数Bを乗じた値)として表される。上記の例では、B=
1(部),P=400,U=2であるので、N=50と
して求められる。ここで、Bは印刷部数、Pは印刷物の
全ページ数、Uは印刷用紙の一面に割り付けるページ数
を表す。
【0072】また、下からn枚目(n=1〜N)の印刷
用紙のU個の各裁断領域Ri(左から順にR1,R
2,...,RUと称する)においては、図に示すよう
に、前方領域(手前側の領域)と後方領域(奥側の領
域)との両領域の表裏両面に合計4つのページからなる
ページセットを割り付ける。各印刷用紙の表側の面(お
もて面)(図では用紙の下面)においては各裁断領域R
i(i=1,...,U)の前方領域と後方領域とに対し
て、それぞれ、第(2×n−1+2×(i−1)×N)
ページと第(P−2×n+2−2×(i−1)×N)ペ
ージとを割り付け、各印刷用紙の裏側の面(うら面)
(図では用紙の上面)においては各裁断領域Ri(i=
1,...,U)の前方領域と後方領域とに対して、それ
ぞれ、第(2×n+2×(i−1)×N)ページと第
(P−2×n+1−2×(i−1)×N)ページとを割
り付ける。ただし、各裁断領域Riにおいて、2×n+
2×(i−1)×N<P−2×n+1−2×(i−1)
×N、という条件C1が成立するときにのみ、該当ペー
ジを割り付け、この条件C1が成立しない場合には、当
該裁断領域Riに含まれる前方および後方領域の表裏両
面の合計4ページを全て余白ページとする。
【0073】上記の例では、U=2であり、左前方領域
R11のおもて面(下面)には第(2×n−1)ペー
ジ、左前方領域R11のうら面(上面)には第(2×
n)ページ、右前方領域R21のおもて面(下面)には
第(2×n−1+2×N)ページ、右前方領域R21の
うら面(上面)には第(2×n+2×N)ページ、右後
方領域R22のうら面(上面)には第(P−2×n+1
−2×N)ページ、右後方領域R22のおもて面(下
面)には第(P−2×n+2−2×N)ページ、左後方
領域R12のうら面(上面)には第(P−2×n+1)
ページ、左後方領域R12のおもて面には第(P−2×
n+2)ページ、が割り付けられる。
【0074】このようなページ割付によれば、不要な余
白部分を抑制でき、効率的な配置が可能になる。また、
印刷部数がUより少ない部数の少部数印刷を行うときに
おいては、印刷用紙の無駄を抑制して、必要な部数を効
率よく得ることが可能になる。
【0075】また、この両面中綴じの場合には、印刷物
の4ページを1つのまとまりとして扱うため、4ページ
未満の端数が生じる場合には空白ページを挿入すること
などにより調整され、全ページ数Pは4の倍数となる。
ところが、全ページ数Pが4の倍数ではあるが8の倍数
ではない場合などにおいては、不要な余白ページが存在
することになる。
【0076】しかしながら、そのような場合において
も、上記のようなページ割付によれば、上記の条件C1
が成立しないとしてこれらの不要な余白ページが積層さ
れた複数の印刷用紙の「山」のうち、右側の領域R2
1,R22の上側に配置されるので、これらの不要な余
白ページを除去しやすいという利点がある。
【0077】以上のように、様々な綴じ方法(「片面平
綴じ」、「両面平綴じ」、「両面中綴じ」など)を用い
る場合でも、対象印刷物の各種の綴じ方法に応じたペー
ジ割付を行うことにより、効率的な割付を行って印刷用
紙の無駄を防止することができる。
【0078】<割付例4>上記の各割付例においては、
印刷された複数の印刷用紙に関して開始ページ(最初の
ページ)から順に下から上へと積層する場合について説
明したが、これに限定されず、逆に、印刷された複数の
印刷用紙に関して終了ページ(最後のページ)から順に
下から上へと積層するようなものであってもよい。
【0079】図9を用いてその一例について説明する。
図9は、複数(4枚)の印刷用紙が積層された状態を側
方からみた場合の概念図である。ここでは、「片面平綴
じ」、かつ、印刷された複数の印刷用紙に関して終了ペ
ージから順に下から上へと積層する場合に関して、B=
1(部),P=13,U=4の各パラメータで行う場合
について説明する。ここで、Bは印刷部数、Pは印刷物
の全ページ数、Uは印刷用紙の一面に割り付けるページ
数を表す。この場合、必要な印刷用紙数Nは、(P/
U)の小数点以下の端数を切り上げた整数値に印刷部数
Bを乗じた値、すなわち、N=4として求められる。
【0080】このようなページ割付は、具体的には、下
からn枚目(n=1〜N)の印刷用紙において、P+1
−n,P+1−n−N,P+1−n−2×N,P+1−
n−3×N,...で表されるU個のページ番号のページ
からなるページセットが各印刷用紙(n枚目)に配置さ
れる割り付けとして表現される。この例では、U=4で
あり、たとえば、1枚目の印刷用紙においては、最も左
側の領域R1には第13(=P+1−n)ページ、次の
領域R2には第9(=P+1−n−N)ページが割り付
けられ、さらに領域R3には第5(P+1−n−2×
N)ページ、領域R4には第1(=P+1−n−3×
N)ページが割り付けられる。
【0081】なお、このようなページ割付を行うことに
より、最も右側の領域R4においては、上側から3枚の
不要な余白ページが存在するが、これらの不要な余白ペ
ージは、積層された複数の印刷用紙の「山」の上側に配
置されているので、これらの不要な余白ページを除去し
やすいという利点がある。
【0082】<割付例5>つぎに、図10を用いて、
「両面平綴じ」、かつ、印刷された複数の印刷用紙に関
して終了ページから順に下から上へと積層する場合に関
して説明する。ここでは、B=1(部),P=13,U
=4の各パラメータで行う場合について説明する。
【0083】この場合、必要な印刷用紙数Nは、(P/
(2×U))の小数点以下の端数を切り上げた整数値に
印刷部数Bを乗じた値、すなわち、N=2として求めら
れる。
【0084】また、この場合のページ割付は、下からn
枚目(n=1〜N)の印刷用紙において、そのおもて面
(図では用紙の下面)には、P−2×n+2,P−2×
n+2−2×N,P−2×n+2−4×N,...で表さ
れるページ番号のU個のページからなるページセットが
配置され、そのうら面(図では用紙の上面)には、P−
2×n+1,P−2×n+1−2×N,P−2×n+1
−4×N,...で表されるU個のページ番号のページか
らなるページセットが配置される割り付けとして表現さ
れる。
【0085】図10には、このようなページ割付が示さ
れている。図において、各領域R1〜R4ごとに丸印で
囲まれて示されている数字は、その上段が対応領域の裏
面に配置されるページ番号を表し、その下段が対応領域
の表面に配置されるページ番号を表す。たとえば、下か
ら1枚目の領域R1においては、そのおもて面(図では
用紙の下面)に第13ページが配置され、そのうら面
(図では用紙の上面)に第12ページが配置される。
【0086】この場合には、全ページ数Pが13ページ
である対象印刷物の印刷にあたって、2枚の用紙のみを
用いて効率的な割付を行い、必要な部数(1冊)の冊子
の対象印刷物を得ることができるので、印刷用紙の無駄
を防止することが可能である。
【0087】なお、ここでは、全ページ数Pが奇数ペー
ジとなることを許容する場合を示したが、奇数ページと
なることを許容せずに全ページ数Pが必ず偶数となるよ
うに空白ページを挿入することなどにより調整するよう
にしてもよい。
【0088】<割付例6>つぎに、図11を参照しなが
ら、「両面中綴じ」の綴じ方法を用いて、印刷された複
数の印刷用紙に関して終了ページから順に下から上へと
積層する場合について説明する。
【0089】図11は、図8と同様に、印刷物の仕上が
り状態のページサイズが「A6」である印刷物を、用紙
サイズが「A4ワイド」の印刷用紙に印刷する場合につ
いて示している。ただし、ここでは、全ページ数Pが4
の倍数ではあるが、8の倍数ではない場合に余白ページ
が生じる場合についても、併せて説明するため、全ペー
ジ数が396ページである印刷物について考える。
【0090】この場合、必要な印刷用紙数Nは、P/
(4×U)の小数点以下の端数を切り上げた整数値に印
刷部数Bを乗じた値として表される。上記の例では、B
=1(部),P=396,U=2であるので、N=50
として求められる。ここで、Bは印刷部数、Pは印刷物
の全ページ数、Uは印刷用紙の一面に割り付けるページ
数を表す。
【0091】また、各印刷用紙のn枚目に配置されるペ
ージ番号は次のように表現されるものとする。すなわ
ち、下からn枚目(n=1〜N)の印刷用紙の各裁断領
域Ri(左から順にR1,R2,...と称する)において
は、図に示すように、前方領域(手前側の領域)と後方
領域(奥側の領域)との両領域の表裏両面に合計4つの
ページからなるページセットを割り付けるものとし、各
印刷用紙の裏側の面(うら面)(図では用紙の「下
面」)においては各裁断領域Ri(i=1,...,U)
の前方領域と後方領域とに対して、それぞれ、第(P−
2×n+2−2×(i−1)×N)ページと第(2×n
−1+2×(i−1)×N)ページとを割り付け、各印
刷用紙の表側の面(おもて面)(図では用紙の「上
面」)においては各裁断領域Ri(i=1,...,U)
の前方領域と後方領域とに対して、それぞれ、第(P−
2×n+1−2×(i−1)×N)ページと第(2×n
+2×(i−1)×N)ページとを割り付ける。ただ
し、各裁断領域Riにおいて、2×n+2×(i−1)
×N<P−2×n+1−2×(i−1)×N、という条
件C1が成立するときにのみ、該当ページを割り付け、
この条件が成立しない場合には、余白ページとする。
【0092】このような「ページ分割配置」を行うこと
により、図11に示されるようなページ割付が行われ
る。具体的には、左側領域LP(R1)には印刷物の第
396ページから第297ページまでと第1ページから
第100ページまでとが印刷用紙の積層方向において下
から上へと連続するように配置され、右側領域RP(R
2)には印刷物の第296ページから第199ページま
でと第101ページから第198ページまでとが印刷用
紙の積層方向において下から上へと連続するように配置
されている。この場合には、同一冊子内に含まれる「A
6」サイズの396ページ全てが、50枚の「A4ワイ
ド」サイズの印刷用紙に含まれるように印刷されてい
る。
【0093】また、印刷物の4ページを1つのまとまり
として扱うこの両面中綴じの場合において、全ページ数
P=396は、4の倍数ではあるが8の倍数ではないの
で、不要な余白ページが存在することになる。
【0094】ここにおいて、上記のようなページ割付に
よれば、下から50(=n)枚目の領域R2において
は、上記の条件C1が成立しないとして、前方および後
方領域の表裏両面に不要な余白ページが割り付けられ
る。
【0095】したがって、図中の破線L1に沿って裁断
することによって左側領域LP(R1)と右側領域RP
(R2)とを2つに分離した後、各部分の不要部分をさ
らに裁断することによって、「A6」サイズが見開きで
組み合わされた見開きページがそれぞれ50枚積層され
た積層部分(いわゆる「山」)が2つ生成される。そし
て、第296ページから第199ページまでと第101
ページから第198ページまでとが下から上へと積層さ
れた右側領域RPにおける「山」を、第396ページか
ら第297ページまでと第1ページから第100ページ
までとが下から上へと積層された左側領域LPにおける
積層部分(「山」)の上に積み重ねることによって、手
前側の部分において印刷物の第396ページから第19
9ページまでが下から上へと積層され、かつ、奥側の部
分において印刷物の第1ページから第198ページまで
が下から上へと積層された状態を生成することができ
る。
【0096】そして、上記の余白ページをこの積み重ね
動作の前あるいは後のいずれかの時点で取り除いた後、
積層された複数の印刷用紙を中心線L2に沿って2つ折
りにすることにより、「A6」サイズの396ページを
含む1部(1冊)の印刷物(冊子)が、50枚の「A4
ワイド」サイズの印刷用紙を用いて製本できることにな
る。これにより、上述したような従来例を「両面中綴
じ」について適用した場合と比較して同様の効果を得る
ことができる。すなわち、対象印刷物のページサイズが
印刷用紙の用紙サイズの半分以下である場合に、印刷部
数がUより少ない部数の少部数印刷を行うときにおい
て、印刷用紙の無駄を抑制して、必要な部数を効率よく
得ることが可能になる。
【0097】また、上記の不要な余白ページは、積層さ
れた複数の印刷用紙の「山」のうち、右側の領域R1
(R21,R22)の上側(この場合には最上部)に配
置されるので、除去しやすいという利点がある。
【0098】なお、上記のようなページ割付は、対象印
刷物のページサイズが印刷用紙の用紙サイズの半分以下
である場合に、印刷された複数(上記では50枚)の印
刷用紙が積層されて裁断された後さらに裁断後の各部分
が積み重ねられることにより同一冊子内の複数のページ
が複数の印刷用紙の積層方向に連続的に配列するよう
に、印刷用紙の一面に対象印刷物の同一冊子内の異なる
複数のページを割り付けることにより実現されるものと
表現することができる。
【0099】<割付例7>また、上記の各例において
は、複数の印刷用紙が積層されて裁断された後、裁断後
の各部分がその積層方向を維持したまま互いに積み重ね
られるものとしていたが、これに限定されず、裁断後の
各部分が積層方向を逆にして(すなわち上側と下側とを
入れ替えて)積み重ねられていてもよい。
【0100】図12は、「片面平綴じ」の場合におい
て、裁断後の各部分において連続的に配列される各ペー
ジが下から上へと昇順(または降順)に配列される部分
と、上から下へと昇順(または降順)に配列される部分
とを有する場合について例示する図である。
【0101】図12では、左側領域LPで下から上へと
複数のページ(第1ページから第150ページまで)が
昇順に配列されている一方で、右側領域では上から下へ
と複数のページ(第151ページから第300ページま
で)が昇順に配列されているが、このような配列を実現
するページ割付であってもよい。
【0102】<B.動作>つぎに、この印刷システム1
における印刷処理動作について、図13および図14を
参照しながら説明する。図13は、処理全体の流れを表
すフローチャートであり、図14は、そのうちの一部の
処理の流れを表すフローチャートである。
【0103】まず、図13を参照する。ステップSP1
0において、印刷制御装置20(図1)は、編集装置1
0などから送信されたドキュメントデータを受信し、デ
ータ入力部21(図3)において入力を受付け、入力さ
れたデータを入力データ記憶部21aに格納する。
【0104】そして、入力されたデータ(ドキュメント
データ)は、入力データ解析部22において解析され
る。ドキュメントデータを解析することにより、そのド
キュメントデータ中に含まれるページサイズに関する情
報や、印刷部数などに関する情報が得られる。得られた
情報は、ジョブ情報の一部としてジョブ情報データベー
スDB1に格納される。
【0105】つぎに、ステップSP20において、複数
の印刷用紙のそれぞれに印刷物のどのページを割り付け
るかを決定する。この処理は、ページ割付部24などに
より行われる。このステップSP20に関する詳細動作
について、図14を参照しながら説明する。
【0106】ステップSP21においては、印刷部数
B、全ページ数P、ページサイズ、用紙サイズ、余白情
報、綴じ方法などの情報を取得する。このうち、ドキュ
メントデータから得られた情報については、その情報を
そのまま用いてもよいし、その情報を変更して用いても
よい。また、余白情報は、システムデータベースDB2
内において用紙サイズ、綴じ方法などに応じたものが複
数種類格納されており、格納された複数の余白情報の中
から、対応する余白情報を選択することによって取得す
ることができる。
【0107】次のステップSP22においては、ページ
サイズ、用紙サイズ、および余白情報に基づいて、割付
可能最大ページ数Wを算出し、その許容範囲内の値をU
の値として決定する(すなわちU≦W)。ただし、ここ
では、割付可能最大ページ数Wと同一の値を、印刷用紙
の一面に割り付けるページ数Uとして決定するものとす
る。これにより、印刷用紙の一面に割り付けるページ数
Uは、取りうる値として最大の値が選択されるので、最
も効率的な割付を行うことができる。
【0108】さらに、ステップSP23において、決定
された印刷用紙の一面に割り付けるページ数Uが2以上
であるか否かを判定する。2よりも少ない場合には、通
常の割付処理(ステップSP25)を行う。すなわち、
各印刷用紙の片面あるいは両面に、それぞれ、印刷物の
1ページ分を割り付けることなどによる通常のページ割
付(図15と同様のページ割付)を行う。そして、ステ
ップSP23においてUが2以上(U≧2)であると判
定された場合には、ステップSP24に進む。
【0109】ステップSP24では、印刷部数Bと印刷
用紙の一面に割り付けるページ数Uとの比較処理を行
う。B≧Uとなる場合には、リピート配置による割付処
理(ステップSP26)を行い、B<Uとなる場合に
は、ページ分割配置による割付処理(ステップSP2
7)を行う。なお、上述したように、リピート配置によ
る割付(リピート割付)とは、対象印刷物の複数部数に
わたる同一のページ(同一ページ番号のページ)を印刷
用紙の一面に複数個割り付ける割付方式(第2のページ
割付方式)を意味する。
【0110】このように、対象印刷物の印刷部数Bが、
印刷用紙の一面に割り付けるページ数Uより小さい(B
<U)ときには、第1のページ割付方式による割付方式
(ページ分割配置を用いた割付方式)が選択され、対象
印刷物の印刷部数Bが、印刷用紙の一面に割り付けるペ
ージ数U以上(B≧U)であるときには、第2のページ
割付方式(リピート配置を用いた割付方式)による割付
方式が選択される。
【0111】その後、割付処理の内容が決定されてペー
ジ割付情報が決定されたジョブに対して、印刷処理指令
が続行される。具体的には、複数の印刷物に関する印刷
順序などを管理する自動処理制御部25の管理下におい
て、複数のジョブが順次に処理される。各ジョブは、処
理待ちキューに格納され、格納された順序で順次に処理
が進められる。
【0112】再び、図13を参照する。次のステップS
P30においては、ページ割付情報に基づいてRIP処
理を行いラスタライズデータを生成する。このラスタラ
イズデータの生成処理は、RIP処理部26において、
ドキュメントデータおよびジョブ情報(図4)に含まれ
る各情報に基づいて行われる。また、生成されたラスタ
ライズデータは、一旦、出力データ記憶部26aに記憶
される。
【0113】このラスタライズデータの生成にあたって
は、ページ割付情報が確定した時点でRIP処理を開始
してもよいが、あらかじめ印刷物の各ページごとのRI
P処理を行い各ページ単位のラスタライズデータを作成
しておき、その後、ページ割付情報に基づいて各ページ
単位のラスタライズデータを組み合わせることにより、
各印刷用紙ごとのラスタライズデータを生成してもよ
い。
【0114】このステップSP30においては、ステッ
プSP20においてページ分割配置を用いた割付方式を
選択した場合には、ページ分割配置を用いた割付方式に
よる割付に基づくラスタライズデータが生成され、ステ
ップSP20においてリピート配置を用いた割付方式を
選択した場合には、リピート配置を用いた割付方式によ
る割付に基づくラスタライズデータが生成される。
【0115】そして、ステップSP40において、この
ラスタライズデータを印刷出力装置30に対して出力す
る。この出力処理はデータ出力部27により行われ、出
力データ記憶部26aに記憶されていた当該ジョブに対
応するラスタライズデータが出力される。これにより、
ページ割付部24によって対象印刷物の各ページが割り
付けられた複数の印刷用紙に対するラスタライズデータ
が印刷出力装置30に対して出力される。
【0116】ここにおいて、ステップSP20でページ
分割配置による割付方式が選択された場合には、データ
出力部27は、対象印刷物の各ページが割り付けられた
複数の印刷用紙に対するラスタライズデータを冊子単位
で出力し、ステップSP20でリピート配置による割付
方式が選択された場合には、データ出力部27は、ペー
ジ分割配置による割付方式によって割り付けられた複数
の印刷用紙に対するラスタライズデータを出力するので
はなく、リピート配置による割付方式によって割り付け
られた複数の印刷用紙に対するラスタライズデータを出
力する。
【0117】さらに、ステップSP50において印刷出
力装置による印刷出力が行われた後、ステップSP60
において裁断処理および製本処理が行われることによ
り、所定部数Bの冊子の印刷物が生成される。
【0118】なお、上記のステップSP21において
は、ドキュメントデータ内に含まれる情報を変更して用
いてもよい旨を述べたが、たとえば、印刷部数Bに関す
る情報を更新してもよい。このような更新動作は、部数
情報等を入力する操作入力部23を用いて行うことがで
きる。これによれば、印刷処理を行う直前に入力される
印刷部数Bに応じて、上記の各動作を行うことができ
る。
【0119】また、上記実施形態においては、ステップ
SP20において、第1のページ割付方式と第2のペー
ジ割付方式とを選択することができるので、必要に応じ
て適切な印刷処理を行うことができる。さらに、対象印
刷物の印刷部数Bと印刷用紙の一面に割り付けるページ
数Uとの関係に基づいて割付方式が選択されるので、印
刷物の印刷部数に応じた効率的な割付が可能になる。
【0120】<C.その他>上記実施形態においては、
印刷部数Bに関して、B≧Uとなる場合にはリピート配
置による割付処理を行うものとしたが、これに限定され
ない。たとえば、B>Uとなる場合でも、Wの倍数の部
数の冊子はリピート配置による割付処理に基づいて作成
し、Wより小さな端数(印刷部数Bをページ数Uで割っ
た剰余(余り))の部数の冊子についてはページ分割配
置による割付処理に基づいて作成してもよい。
【0121】また、上記実施形態においては、印刷部数
Bと印刷用紙の一面に割り付けるページ数Uとが同一
(B=U)の場合において、「リピート配置」による割
付処理を選択するものとしたが、これに限定されず、
「ページ分割配置」による割付処理を選択してもよい。
【0122】さらに、上記実施形態においては、各印刷
物に関して、実際に印刷出力する際の各ページのページ
サイズ(すなわち図4の「出力情報」に含まれるページ
サイズ)は、ドキュメントデータに含まれる各ページの
ページサイズ(すなわち図4の「冊子情報」に含まれる
ページサイズ)と同一であるものとして説明したが、同
一である必要はない。たとえば、印刷用紙の一面に対象
印刷物の同一冊子内の異なる複数のページを割り付ける
にあたって、元のページサイズに対して倍率変換(たと
えば90%縮小など)を行いページサイズを変更した後
に、各印刷用紙に対して各ページを割り付けることが可
能である。このような場合には、その変換前のページサ
イズ(「冊子情報」に含まれるページサイズ)と変換後
のページサイズ(「出力情報」に含まれるページサイ
ズ)とが異なる情報となり、それぞれが別個のものとし
てジョブ情報内において記憶される。このようなページ
割付を行えば、ページサイズを縮小することによってさ
らに多くのページを印刷用紙に含ませることが可能にな
るので、さらに柔軟なページ割付が可能になり、試し刷
り印刷の際などにおける印刷用紙の無駄をさらに抑制す
ることができる。
【0123】
【発明の効果】以上のように、請求項1ないし請求項1
1に記載の発明によれば、対象印刷物を印刷するにあた
って、対象印刷物のページサイズが印刷用紙の用紙サイ
ズの半分以下である場合に、印刷された複数の印刷用紙
が積層されて裁断された後さらに裁断後の各部分が積み
重ねられることにより同一冊子内の複数のページが複数
の印刷用紙の積層方向に連続的に配列するように、印刷
用紙の一面に前記対象印刷物の同一冊子内の異なる複数
のページを割り付ける第1のページ割付方式による割付
が行われた後、冊子単位でラスタライズデータが出力さ
れる。したがって、必要な部数の冊子の対象印刷物を得
るにあたって、効率的な割付を行い印刷用紙の無駄を防
止することが可能である。
【0124】特に、請求項3に記載の発明によれば、印
刷用紙の一面に割り付けるページ数Uは、ページサイ
ズ、印刷用紙サイズ、および余白情報に基づいて決定さ
れる割付可能最大ページ数と同一の値として決定される
ので、最も効率的な割付を行うことができる。
【0125】また、請求項4に記載の発明によれば、ペ
ージ割付手段は、印刷用紙における不要な余白ページ
が、積層された複数の印刷用紙の上側に配置されるよう
に、対象印刷物の各ページを各印刷用紙に割り付けるの
で、裁断後において不要な余白ページを取り除く作業を
容易に行うことができる。
【0126】さらに、請求項5に記載の発明によれば、
ページ割付手段は、対象印刷物の綴じ方法に応じたペー
ジ割付を行うので、様々な綴じ方法を用いる場合でも、
効率的な割付を行い印刷用紙の無駄を防止することがで
きる。
【0127】また、請求項6および請求項11に記載の
発明によれば、第1のページ割付方式と第2のページ割
付方式とを選択することができるので、必要に応じて適
切な印刷処理を行うことができる。
【0128】さらに、請求項7に記載の発明によれば、
対象印刷物の印刷部数Bと印刷用紙の一面に割り付ける
ページ数Uとの大小関係に基づいて割付方式が選択され
るので、印刷物の印刷部数に応じた効率的な割付が可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印刷システム1の構成を示す概略
図である。
【図2】印刷制御装置20のハードウエア構成を示す概
念図である。
【図3】印刷制御装置20の機能的構成を示すブロック
図である。
【図4】ジョブ情報データベースDB1に格納されるジ
ョブ情報の内容について示す概念図である。
【図5】割付例1の割付を説明する図である。
【図6】割付例1と同様の割付方式を用いた別の例につ
いて説明する図である。
【図7】割付例2の割付を説明する図である。
【図8】割付例3の割付を説明する図である。
【図9】割付例4の割付を説明する図である。
【図10】割付例5の割付を説明する図である。
【図11】割付例6の割付を説明する図である。
【図12】割付例7の割付を説明する図である。
【図13】印刷システム1における処理動作全体の流れ
を表すフローチャートである。
【図14】処理動作の一部の処理の流れを表すフローチ
ャートである。
【図15】従来例のページ割付方式について説明する図
である。
【図16】別の従来例のページ割付方式(リピート配
置)について説明する図である。
【符号の説明】
1 印刷システム 10 編集装置 20 印刷制御装置 30 印刷出力装置 40 裁断/製本装置 B 印刷部数 C1 条件 CL 通信線 N 印刷用紙数 P 全ページ数 Ri 裁断領域 U (印刷用紙の一面に割り付ける)ページ数 W 割付可能最大ページ数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大井 通夫 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内 Fターム(参考) 2C087 BA06 BD06 CA05 CB10 5B021 AA01 CC06 EE01 KK02 9A001 BB02 BB03 BB06 HH34 JJ35 KK42

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタルデータに基づいてラスタライズ
    データを生成し印刷出力装置に対して出力する印刷制御
    装置であって、 対象印刷物の各ページを複数の印刷用紙の各配置位置に
    割り付けるページ割付手段と、 前記ページ割付手段によって前記対象印刷物の各ページ
    が割り付けられた複数の印刷用紙に対するラスタライズ
    データを前記印刷出力装置に対して出力するデータ出力
    手段と、を備え、 前記ページ割付手段は、前記対象印刷物のページサイズ
    が印刷用紙の用紙サイズの半分以下である場合に、印刷
    された複数の印刷用紙が積層されて裁断された後さらに
    裁断後の各部分が積み重ねられることにより同一冊子内
    の複数のページが前記複数の印刷用紙の積層方向に連続
    的に配列するように、印刷用紙の一面に前記対象印刷物
    の同一冊子内の異なる複数のページを割り付ける第1の
    ページ割付方式による割付を行い、 前記データ出力手段は、前記対象印刷物の各ページが割
    り付けられた複数の印刷用紙に対するラスタライズデー
    タを冊子単位で出力することを特徴とする印刷制御装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の印刷制御装置におい
    て、 前記ページ割付手段は、前記印刷用紙の一面に割り付け
    るページ数Uと前記対象印刷物の全ページ数Pとに基づ
    いて、前記複数の印刷用紙のそれぞれの各面に割り付け
    るべき前記対象印刷物の複数のページからなるページセ
    ットを決定することを特徴とする印刷制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の印刷制御装置におい
    て、 前記印刷用紙の一面に割り付けるページ数Uは、ページ
    サイズ、用紙サイズ、および余白情報に基づいて決定さ
    れる割付可能最大ページ数と同一の値として決定される
    ことを特徴とする印刷制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の印刷制御装置において、 前記ページ割付手段は、前記印刷用紙における不要な余
    白ページが、前記積層された複数の印刷用紙の上側に配
    置されるように、前記対象印刷物の各ページを各印刷用
    紙に割り付けることを特徴とする印刷制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の印刷制御装置において、 前記ページ割付手段は、前記対象印刷物の綴じ方法に応
    じたページ割付を行うことを特徴とする印刷制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載の印刷制御装置において、 前記ページ割付手段は、 前記対象印刷物のページサイズが印刷用紙の用紙サイズ
    の半分以下である場合に、前記第1のページ割付方式に
    よる割付を行うか、あるいは、前記対象印刷物の複数部
    数にわたる同一のページを印刷用紙の一面に複数個割り
    付ける第2のページ割付方式による割付を行うか、を選
    択する割付方式選択手段、を有し、 前記割付方式選択手段が第1のページ割付方式を選択し
    た場合には、前記ページ割付手段は、前記第1のページ
    割付方式による割付を行い、前記データ出力手段は、前
    記対象印刷物の各ページが割り付けられた複数の印刷用
    紙に対するラスタライズデータを冊子単位で出力し、 前記割付方式選択手段が第2のページ割付方式を選択し
    た場合には、前記ページ割付手段は、前記第1のページ
    割付方式による割付を行う代わりに、前記第2のページ
    割付方式による割付を行い、前記印刷データ出力手段
    は、前記第1のページ割付方式によって割り付けられた
    複数の印刷用紙に対するラスタライズデータを出力する
    代わりに、前記第2のページ割付方式によって割り付け
    られた複数の印刷用紙に対するラスタライズデータを出
    力することを特徴とする印刷制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の印刷制御装置におい
    て、 前記割付方式選択手段は、前記対象印刷物の印刷部数B
    と前記印刷用紙の一面に割り付けるページ数Uとの大小
    関係に基づいて、前記第1のページ割付方式による割付
    方式割付方式と前記第2のページ割付方式による割付方
    式とのうちの一方のの割付方式を選択することを特徴と
    する印刷制御装置。
  8. 【請求項8】 デジタルデータに基づいて印刷を行う印
    刷システムであって、 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の印刷制御装
    置と、 前記印刷制御装置からの印刷制御出力に基づいて、前記
    対象印刷物の印刷出力を行う印刷出力装置と、を備える
    ことを特徴とする印刷システム。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の印刷システムであっ
    て、 前記印刷出力装置によって印刷された印刷物を裁断し製
    本する裁断製本装置、をさらに備えることを特徴とする
    印刷システム。
  10. 【請求項10】 デジタルデータに基づいて印刷を行う
    印刷方法であって、 (a)対象印刷物の各ページを複数の印刷用紙の各配置位
    置に割り付ける工程と、 (b)前記工程(a)において前記対象印刷物の各ページが割
    り付けられた複数の印刷用紙に対するラスタライズデー
    タを印刷出力装置に対して出力する工程と、 (c)前記印刷出力装置において、前記対象印刷物の各ペ
    ージを前記ラスタライズデータに基づいて複数の印刷用
    紙に印刷する工程と、を含み、 前記工程(a)においては、前記対象印刷物のページサイ
    ズが印刷用紙の用紙サイズの半分以下である場合に、印
    刷された複数の印刷用紙が積層されて裁断された後さら
    に裁断後の各部分が積み重ねられることにより同一冊子
    内の複数のページが前記複数の印刷用紙の積層方向に連
    続的に配列するように、印刷用紙の一面に前記対象印刷
    物の同一冊子内の異なる複数のページを割り付ける第1
    のページ割付方式による割付が行われ、 前記工程(b)においては、前記対象印刷物の各ページが
    割り付けられた複数の印刷用紙に対するラスタライズデ
    ータを冊子単位で出力することを特徴とする印刷方法。
  11. 【請求項11】 デジタルデータに基づいて印刷を行う
    印刷方法であって、 (a)対象印刷物のページサイズが印刷用紙の用紙サイズ
    の半分以下である場合において、印刷された複数の印刷
    用紙が積層されて裁断された後さらに裁断後の各部分が
    積み重ねられることにより同一冊子内の複数のページが
    前記複数の印刷用紙の積層方向に連続的に配列するよう
    に、印刷用紙の一面に前記対象印刷物の同一冊子内の異
    なる複数のページを割り付ける第1のページ割付方式に
    よる割付を行うか、あるいは、前記対象印刷物の複数部
    数にわたる同一のページを印刷用紙の一面に複数個割り
    付ける第2のページ割付方式による割付を行うか、を選
    択する工程と、 (b)前記工程(a)において第1のページ割付方式が選択さ
    れた場合には、第1のページ割付方式に基づいて前記対
    象印刷物の各ページが割り付けられた複数の印刷用紙に
    対するラスタライズデータを冊子単位で出力し、前記工
    程(a)において第2のページ割付方式が選択された場合
    には、第2のページ割付方式に基づいて前記対象印刷物
    の各ページが割り付けられた複数の印刷用紙に対するラ
    スタライズデータを印刷出力装置に対して出力する工程
    と、 (c)前記印刷出力装置において、前記対象印刷物の各ペ
    ージを前記ラスタライズデータに基づいて複数の印刷用
    紙に印刷する工程と、を含むことを特徴とする印刷方
    法。
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