JP2006021600A - 車両用シートの電熱装置 - Google Patents

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    • B62J33/00Arrangements for warming riders specially adapted for cycles

Abstract

【課題】 加速時に電熱装置を使用することによる電力消費を減少させることで、電熱装置を使用する場合にも加速特性を向上させることを可能にする。
【解決手段】 エンジン24を動力源として走行するとともに、車両用シート27にヒータ(第1・第2のヒータ)71,72を設け、このヒータ71,72に電源を供給し、ヒータ71,72を制御部85で制御することで車両用シート27を温める車両(自動二輪車)10において、制御部85に、車両10の加速状態を検知したときに所定間隔だけ電源を遮断する第1・第2の電源用リレー(電源遮断手段)95,96を備えた。
【選択図】 図7

Description

本発明は、車両用シートに設けたヒータに電源を供給することでシート面を温める車両用シートの電熱装置に関するものである。
車両用シートの電熱装置として、車両用シートにヒータを設け、このヒータに電源を供給するものが実用に供されている。
実用の車両用シートの電熱装置は、ヒータと電源との間にサーモスタットを介在させて電源をヒータに断続的に通電するものがあった。
このような車両用シートの電熱装置として、車両用シートのカバーにヒータを設けた
ものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−106146公報(第4頁、図1)
従来の車両用シートの電熱装置は、車両用シートに被せるカバーと、このカバーを温めるヒータと、このヒータへの通電をON/OFFするサーモスタットと、ヒータの温度を設定するコントローラと、ヒータに電力を供給するバッテリと、から構成したものである。
従来の車両用シートの電熱装置では、コントローラでヒータの温度設定をし、このヒータにバッテリから通電し、この通電をサーモスタットで通電をON/OFFするものであるが、例えば、外気温が低い時には、始動から設定温度に達するまでの短縮化が可能ならばさらに快適性を向上することができる。
また、従来の車両用シートの電熱装置では、車両の運転状態に応じて通電制御を行うものではなく、車両の負荷状態に応じた制御が望まれたいた。すなわち、車両(自動二輪車)を加速状態にするときも、ヒータに通電するものであり、例えば、走行状態によっては発電による負荷を減らして加速性能を向上したい場合があった。
すなわち、電熱装置を使用する場合にも加速特性を向上することができるとともに、設定温度にできるだけ速く到達させて、快適性を向上させることができる車両用シートの電熱装置が望まれる。
本発明は、加速時の発電負荷を減らすことによる加速性能の向上ることがきるとともに、設定温度到達時間の短縮を図り、快適性を向上させることができる車両用シートの電熱装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車両用シートにヒータを設け、このヒータに所定の設定値の電流を供給する車両用シートの電熱装置において、ヒータに、電源投入後所定時間には設定値より多くの電流を流し、所定時間経過後に設定値に復帰させる制御部を備えたことを特徴とする。
例えば、車両用シートの電熱装置を使用を開始するときに、車両用シートをできるだけ速く設定温度に到達させることができるとすれば、快適性を向上させることができるので好ましいことである。
そこで、ヒータに、電源投入後所定時間には所定の設定値の電流より多くの電流を流し、所定時間経過後に設定値に復帰させる制御部を備えることで、車両用シートを迅速に温める。
請求項2に係る発明は、車両用シートが、運転者が乗車する前部シートと、パッセンジャが着座する後部シートとから構成したシートであり、ヒータを、前部・後部シートをそれぞれ温める第1・第2のヒータから構成し、これらの第1・第2のヒータにそれぞれ独立して温度設定できる第1・第2のコントローラを設けたことを特徴とする。
すなわち、ヒータを、前部・後部シートをそれぞれ温める第1・第2のヒータから構成し、これらの第1・第2のヒータにそれぞれ独立して温度設定できる第1・第2のコントローラを設けることで、運転者若しくはパッセンジャの好みに応じて車両用シートの温度を変える。また、必要な部分のみを温めることができるので、電気を効率よく使えることができ、電力消費の削減に寄与できる。
請求項3に係る発明は、第1のコントローラを前部シートの前方のインストルメントパネルに配置するとともに、第2のコントローラを後部シートの脇の小物入れに配置したことを特徴とする。
第1のコントローラを前部シートの前方のインストルメントパネルに配置することで、運転者は前部シートの設定温度が合わないときに任意に変えるとができるとともに、第2のコントローラを後部シートの脇の小物入れに配置することで、パッセンジャは後部シートの設定温度が合わないときに自由に変えることができる。
請求項4に係る発明は、エンジンを動力源として走行するとともに励磁式交流発電機を備え、車両用シートにヒータを設け、このヒータに電源を供給し、ヒータを制御部で制御することで車両用シートを温める車両において、制御部に、車両の加速状態を検知したときに所定間隔だけ電源を遮断する電源遮断手段を備えたことを特徴とする。
例えば、励磁式交流発電機を備えた車両の場合はバッテリの負荷が少ないときは励磁式交流発電機のフィールドコイルへの通電を停止して発電をしないようにすることができる。従って、発電を停止することでエンジン等の動力源の負荷を低減することができる。
すなわち、加速時には発電による出力損失を減少させ、加速特性を向上させることは好ましいことである。
そこで、制御部に、車両の加速状態を検知したときに所定間隔だけ電源を遮断する電源遮断手段を備えることで、車両の加速時に所定間隔だけ電源を遮断する。電源を遮断することにより、発電負荷を一時的に減少させることができ、加速性能の向上を図ることができる。
請求項5に係る発明は、所定間隔が、電源遮断手段で電源を遮断してからエンジンのクランク軸が予め定めた回数を回転するまでの間隔であることを特徴とする。
所定間隔が、電源遮断手段で電源を遮断してからエンジンのクランク軸が予め定めた回数を回転するまでの間隔とすることで、エンジンの回転数が低いときは所定間隔を長く設定することができ、エンジンの回転数が高いときは所定間隔を短く設定することができる。
請求項6に係る発明は、加速状態が、エンジンの回転数を調整するスロットルバルブに、所定時間内に所定角度を超えたスロットル角度変化があったときとしたことを特徴とする。
加速状態が、エンジンの回転数を調整するスロットルバルブに、所定時間内に所定角度を超えたスロットル角度変化があったときとすることで、車速が低いときからの加速及び車速が高いときからの加速を加速状態を的確に検知することができる。
請求項7に係る発明は、制御部に、電源を遮断中に加速状態を再度検知したときに、クランク軸の回転を初めからカウントするカウンタを備えたことを特徴とする。
制御部に、電源を遮断中に加速状態を再度検知したときに、クランク軸の回転を初めからカウントするカウンタを備えることで、例えば、高速道路の入り口で加速をやり直したときにも電源を遮断し直すことができる。
請求項8に係る発明は、制御部に、電源を遮断中に加速状態から脱却したことを検知したときに、ヒータに電源の供給を再開する電源投入手段を備えたことを特徴とする。
電源を遮断中に加速状態から脱却したことを検知したときに、ヒータに電源の供給を再開する電源投入手段を備えたことで、加速の必要がなくなったときに、迅速に車両用ヒータを温めることができる。
請求項1に係る発明では、ヒータに、電源投入後所定時間には所定の設定値の電流より多くの電流を流し、所定時間経過後に設定値に復帰させる制御部を備えたので、車両用シートを迅速に温めることができる。この結果、車両用シートの快適性を向上させることができるという利点がある。
請求項2に係る発明では、ヒータを、前部・後部シートをそれぞれ温める第1・第2のヒータから構成し、これらの第1・第2のヒータにそれぞれ独立して温度設定できる第1・第2のコントローラを設けたので、運転者若しくはパッセンジャの好みに応じて車両用シートの温度を変えることができる。この結果、車両用シートの電熱装置の快適性の向上を図ることができるという利点がある。
請求項3に係る発明では、第1のコントローラを前部シートの前方のインストルメントパネルに配置することで、運転者は前部シートの設定温度が合わないときに任意に変えるとができるとともに、第2のコントローラを後部シートの脇の小物入れに配置したので、パッセンジャは後部シートの設定温度が合わないときに自由に変えることができる。この結果、車両用シートの電熱装置の利便性の向上を図ることができるという利点がある。
請求項4に係る発明では、制御部に、車両の加速状態を検知したときに所定間隔だけ電源を遮断する電源遮断手段を備えたので、車両の加速時に所定間隔だけ電源を遮断することができる。この結果、車両の加速特性の向上を図ることができるという利点がある。
請求項5に係る発明では、所定間隔が、電源遮断手段で電源を遮断してからエンジンのクランク軸が予め定めた回数を回転するまでの間隔としたので、エンジンの回転数が低いときは所定間隔を長く設定することができ、エンジンの回転数が高いときは所定間隔を短く設定することができる。すなわち、所定間隔をエンジンの回転数に対応させることで、運転状況(加速状態)を反映させた電源の遮断する間隔を設定することができるという利点がある。
請求項6に係る発明では、加速状態が、エンジンの回転数を調整するスロットルバルブに、所定時間内に所定角度を超えたスロットル角度変化があったときとしたので、車速が低いときからの加速及び車速が高いときからの加速を加速状態を的確に検知することができる。すなわち、加速状態をスロットル角度変化で検出することで、車速に係わりなく加速状態を把握することができるという利点がある。
請求項7に係る発明では、制御部に、電源を遮断中に加速状態を再度検知したときに、クランク軸の回転を初めからカウントするカウンタを備えたので、例えば、高速道路の入り口で加速をやり直したときにも電源を遮断し直すことができる。この結果、さらなる車両の加速特性の向上を図ることができるという利点がある。
請求項8に係る発明では、電源を遮断中に加速状態から脱却したことを検知したときに、ヒータに電源の供給を再開する電源投入手段を備えたので、加速の必要がなくなったときに、迅速に車両用ヒータを温めることができる。この結果、車両用シートのさらなる快適性を向上させることができるという利点がある。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る車両用シートの電熱装置を採用した自動二輪車の側面図であり、車両としての自動二輪車10は、車体フレーム(車体)11にヘッドパイプ12を取付け、ヘッドパイプ12に操舵可能にフロントフォーク13を取付け、このフロントフォーク13のトップブリッジ14にステアリングハンドル15を取付け、トップブリッジ14及びボトムブリッジ16の前方にフェアリング17を設け、このフェアリング17の前面にヘッドライト18,18(一方の18は不図示)を配置するとともに左右のミラー19,19(一方の19は不図示)を配置し、フロントフォーク13の下部に前輪21を取付け、この前輪21をフロントフェンダ22で覆い、ヘッドパイプ12から車体フレーム11のメインフレーム23を後方へ延ばし、このメインフレーム23の下部にエンジン24を配置し、メインフレーム23の上部に燃料タンク25を配置し、メインフレーム23からシートレール26を後方へ延ばし、このシートレール26に車両用シート27を取付け、メインフレーム23の後下部からピボット28を介してリヤスイングアーム29を延ばし、このリヤスイングアーム29の後端に後輪31を回転自在に取付け、リヤスイングアーム29の後部と車体フレーム11との間にリヤクッション(不図示)を渡してなる。
図中、33アンダカバー、34はGPSアンテナ(global positioning system antenna)、35はフォグランプ、36はフロントウインカ、37はウインドスクリーン、38はエンジン24にエアを供給するためにフェアリング17に開けたエア開口、39はトランクボックス、41はサドルバッグ、42はリヤウインカ、43はロッドアンテナ、44はテールランプ、45はメインスタンド、46はサブスタンド、47は運転者用ステップ、48は乗員用ステップを示す。
なお、車両用シート27は、運転者が着座する前部シート(運転者シート)32と、乗員が着座する後部シート(パッセンジャシート)49と、を備える。前部シート32は、運転者の腰を支える腰当て部32aを備え、後部シート49は、乗員が背を当てる背もたれ部51と、乗員が握るグラブレール52,52(奥の52は不図示)を備える。
図2は本発明に係る車両用シートの電熱装置を採用した自動二輪車の平面図であり、自動二輪車10に付設した音響装置60は、メータ表示部(車両用メータ)58の左に中・低音を再生する左の中・低音用ユニット63,64を配置し、これらのメータ表示部58及び左の中・低音用ユニット63の間に高音を再生する左の高音用ユニット65を配置し、メータ表示部58及び右の中・低音用ユニット64の間に高音を再生する右の高音用ユニット66を配置し、トランクボックス39内に左右の中・低音用ユニット63,64よりも低い周波数域を再生できる左右の重低音用ユニット(重低音用スピーカ)67,68を付設し、これらのユニット63〜68に再生音を発生させるコンポーネント69を付設したものである。
ここで、コンポーネント69は、チューナ、CD(compact disc)デッキ、MD(mini
disc)デッキ、カセットデッキ及びアンプ等の機能を備えるオーディオ機器を言う。
自動二輪車10に付設したナビゲーション装置100は、メータ表示部58の後方にナビゲーション表示部101を配置し、ステアリングハンドル15及びカウル(上部パネル)104廻りに分割構成した操作部102を配置し、トランクボックス39にコントロールユニット103を収納した装置である。また、55,56は左・右ハンドルグリップ、59はステアリングハンドル15左に配置することで、運転中に操作するスイッチ類を配置したハンドルスイッチボックスを示す。
図3は本発明に係る車両用シートの電熱装置を採用した自動二輪車の正面図であり、車体前方にGPSアンテナ34を配置し、車体下方に左右のフォグランプ35,35を配置し、フェアリング17にヘッドライト18,18を配置し、フェアリング17に左右のミラー19,19を配置し、これらのミラー19,19に左右のフロントウインカ36,36をそれぞれ一体的に組み込み、フェアリング17に左右のエア開口38,38を開けたことを示す。
なお、GPSアンテナ34は、インストルメントパネル(メータパネル)57やフェアリング17に組み込み可能なチップアンテナ、バッチアンテナ若しくはヘリカルアンテナが好ましい。
図4は本発明に係る車両用シートの電熱装置を採用した自動二輪車の背面図であり、車体の後部中央にトランクボックス39を配置し、このトランクボックス39の両側に左右のサドルバッグ41,41を配置し、これらの左右のサドルバッグ41,41の背面にそれぞれ左右のリヤウインカ42,42を配置し、トランクボックス39の右にロッドアンテナ43を配置し、トランクボックス39の背面に左右のテールランプ44,44を配置し、車体の下部に左右のマフラ53,53を配置し、後輪31をリヤフェンダ54で覆ったことを示す。
図5は本発明に係る車両用シートの電熱装置の斜視図であり、車両用シート27及びインストルメントパネル(メータパネル)57廻りを示す。
車両用シートの電熱装置70(以下、「電熱装置70」と略記する)は、車両用シート27の前部シート32にヒータとしての第1のヒータ71を設け、この第1のヒータ71の温度設定をするためにインストルメントパネル57に第1のコントローラ(温度設定手段)73を設け、車両用シート27の後部シート49にヒータとしての第2のヒータ72を設け、この第2のヒータ72の温度設定をするために後部シート49脇の小物入れ49aに第2のコントローラ(温度設定手段)74を設けることで、前部シート32及び後部シート49で独立してシート温度設定をすることができる装置である。なお、75は左右ハンドルグリップの温度設定をすることができる温度設定部である。
第1のヒータ71は、前部シート32の腰当て部32aまで付設することで、腰当て部32aも温めることのできるヒータであり、第2のヒータ72は後部シート49の背もたれ部51まで付設することで、背もたれ部51も温めることのできるヒータである。また、第1・第2のヒータは、独立したヒータであり、それぞれに第1・第2のコントローラ73,74を備えることで単独で温度設定を可能なヒータでもある。
電熱装置70は、車両用シート27が、運転者が乗車する前部シート32と、パッセンジャが着座する後部シート49とから構成したシートであり、ヒータを、前部・後部シートをそれぞれ温める第1・第2のヒータ71,72から構成し、これらの第1・第2のヒータ71,72にそれぞれ独立して温度設定できる第1・第2のコントローラ73,74を設けたものと言える。
ヒータを、前部・後部シートをそれぞれ温める第1・第2のヒータ71,72から構成し、これらの第1・第2のヒータ71,72にそれぞれ独立して温度設定できる第1・第2のコントローラ73,74を設けることで、運転者若しくはパッセンジャの好みに応じて車両用シート27の温度を変えることができる。この結果、電熱装置70の快適性の向上を図ることができる。また、必要な部分のみを温めることができるので、電気を効率よく使えることができ、電力消費の削減に寄与できる。
また、電熱装置70は、第1のコントローラ73を前部シート32の前方のインストルメントパネル57に配置するとともに、第2のコントローラ74を後部シート49の脇の小物入れ49aに配置したものとも言える。
第1のコントローラ73を前部シート32の前方のインストルメントパネル57に配置するとともに、第2のコントローラ74を後部シート49の脇の小物入れ49aに配置することで、パッセンジャは後部シート49の設定温度が合わないときに自由に変えることができる。この結果、電熱装置70の利便性の向上を図ることができる。
図6は図5の6−6線断面図であり、前部シート32の断面を示す。
前部シート(運転者シート)32は、ウレタンフォームで形成することでクッション性を有する基部76と、この基部76の上部に第1のヒータ71をインサートしたヒータ層77と、このヒータ層77の上部にシート材77aを介して設けたワディング(詰め綿)層78と、これらの基部76、ヒータ層77及びワディング層78を覆う表皮79と、から構成した。なお、後部シート(パッセンジャシート)49は、前部シート32に同一構成のシートであり、説明を省略する。
図7は本発明に係る車両用シートの電熱装置のブロック図であり、電熱装置70は、電源としてのバッテリ81からイグニッションスイッチ(エンジンスイッチ)82及び電源回路用ヒューズ83を介して第1・第2のヒータ71,72に給電し、バッテリ81からイグニッションスイッチ82及び信号回路用ヒューズ84を介して制御部85に給電し、この制御部85で第1・第2のヒータ71,72を制御するようにしたものである。
第1のヒータ71は、前部シート32が設定温度に達したときに電源をOFFする第1サーモスタット87を備え、第2のヒータ72は、後部シート49が設定温度に達したときに電源をOFFする第2サーモスタット88を備える。
制御部85は、クランク軸86の回転をカウントするカウンタ89と、エンジン24(図1参照)の制御をするECU(Electronic control unit)91を介してクランク軸86の回転数を検知するためのクランク軸回転検出センサ92と、ECU91を介してスロットルバルブ93のスロットル角度を検知するためのスロットル角度検出センサ94と、電源遮断手段/電源投入手段としての第1・第2の電源用リレー95,96と、前部シート32の温度補正をする第1のサーミスタ97と、後部シート49の温度補正をする第2のサーミスタ98と、前部シート32の温度設定をする第1のコントローラ73と、後部シート49の温度設定をする第2のコントローラ74と、を備える。
クランク軸回転検出センサ92は、磁気センサであって、クランク軸86が所定の回数回転したことを制御部85で認知するためのセンサであり、スロットル角度検出センサ94は、所定時間内に所定角度を超えるスロットルバルブ93の変化があったときに加速状態があったことを制御部85で判断するセンサである。
第1・第2の電源用リレー95,96は、第1・第2のヒータ71,72に電源を遮断若しくは投入するためのリレーであって、第1・第2のサーミスタ97,98は、外気温度を感知して外気温度にともなって前部・後部シート32,49の温度補正をするための部品であり、第1・第2のコントローラ73,74は、遮断(OFF)から低温(Lo)に、且つ低温(Lo)から高温(Hi)に無段階に変化させることのできる温度設定部材である。
また、99は励磁式交流発電機(ACG)であり、バッテリ81の負荷が少ないときは励磁式交流発電機99のフィールドコイル(不図示)への通電を停止して発電をしないようにしたものである。99aは励磁式交流発電機用ヒューズを示す。
電熱装置70は、エンジン24を動力源として走行するとともに励磁式交流発電機99を備え、車両用シート27にヒータ(第1・第2のヒータ)71,72を設け、ヒータ71,72に電源を供給し、ヒータ71,72を制御部85で制御することで車両用シート27を温める車両(自動二輪車)10において、制御部85に、車両10の加速状態を検知したときに所定間隔だけ電源を遮断する第1・第2の電源用リレー(電源遮断手段)95,96を備えたものである。
例えば、励磁式交流発電機を備えた車両の場合はバッテリの負荷が少ないときは励磁式交流発電機のフィールドコイルへの通電を停止して発電をしないようにすることができる。従って、発電を停止することでエンジン等の動力源の負荷を低減することができる。
すなわち、加速時には発電による出力損失を減少させ、加速特性を向上させることは好ましいことである。
そこで、制御部85に、車両10の加速状態を検知したときに所定間隔だけ電源を遮断する第1・第2の電源用リレー(電源遮断手段)95,96を備えることで、車両(自動二輪車)10の加速時に所定間隔だけ電源を遮断することができる。すなわち、電源を遮断することにより、発電負荷を一時的に減少させることができ、加速性能の向上を図ることができる。
図8は本発明に係る車両用シートの電熱装置の電源投入直後の制御部での電流制御を示すグラフ(符号は図7参照)であり、イグニッションスイッチ82をON及び第1の電源用リレー95をONにして第1のヒータ71に通電を開始するときの電流制御を示す。なお、横軸は時間、縦軸は電流である。
ここで、電源投入直後に第1のヒータ71に供給する電流を初期値A1、初期値A1を維持する時間を所定時間T1、所定時間T1経過後に供給する電流(定状態での電流)を設定値A2、とするときに、制御部85は、初期値A1>設定値A2にて所定時間T1の間保持し、所定時間T1経過後に設定値A2に復帰させるように制御するものであると言える。なお、第2のヒータは、第1のヒータと同様に制御するものとする。
電熱装置70は、車両用シート27(図1参照)に第1・第2のヒータ(ヒータ)71,72を設け、第1・第2のヒータ71,72に電源を供給する車両用シートの電熱装置において、第1・第2のヒータ71,72に、電源投入後所定時間に予め設定した設定値より多くの電流を流し、所定時間経過後に設定値に復帰させる制御部85を備えたものである。
例えば、車両用シートの電熱装置を使用を開始するときに、車両用シートをできるだけ速く設定温度に到達させることができるとすれば、快適性を向上させることができるので好ましいことである。
すなわち、第1・第2のヒータ71,72に、電源投入後所定時間に予め設定した設定値より多くの電流を流し、所定時間経過後に設定値に復帰させる制御部85を備えることで、車両用シートを迅速に温めることができる。この結果、車両用シートの快適性を向上させることができる。
図9(a),(b)は本発明に係る車両用シートの電熱装置の定状態の制御部での電流制御を示すグラフである(符号は図7参照)。なお、横軸は時間、縦軸は電流を示す。
(a)において、定状態(設定値A2)での第1のコントローラ73を低温(Lo状態)にセットするときの第1のヒータ71の電流制御を示す。
制御部85は、通電サイクルをS(一定)、通電サイクルS内の通電時間をtとするときに、第1のコントローラ73を低温(Lo状態)にセットする場合には、通電時間tを短くして(t=t1として)制御するものである。
なお、第2のコントローラ74を低温(Lo状態)にセットするときの第2のヒータ72の電流制御も同一である。
(b)において、第1のコントローラ73を高温(Hi状態)にセットするときの電流制御を示す。
制御部85は、第1のコントローラを低温(Hi状態)にセットする場合には、通電サイクルS内の通電時間tを長くして(t=t2として)制御するものである。
なお、第2のコントローラ74を低温(Hi状態)にセットするときの第2のヒータ72の電流制御も同一である。
すなわち、(a)に示す通電時間t1と(b)に示す通電時間t2を比較すると、t2>t1であり、制御部85は、通電サイクルS内の通電時間tを変化させることで所望の温度に調整するものである。
図10は本発明に係る車両用シートの電熱装置のヒータの制御を示すフローチャートである(符号は図7参照)。なお、ST××はステップ番号を示す。
ST01:第1・第2のコントローラ73,74を操作して、第1のヒータ71及び/又は第2のヒータ72をON状態にする。すなわち、第1のヒータ71又は第2のヒータ72のどちらかがON状態であればよい。
ST02:加速状態であるかどうか判断する。YESであればST03へ進み、NOであればST02を繰り返す。
ここで、加速状態は、スロットルバルブ93に時間20msec内に0.6度を超えるスロットル角度変化があったことをスロットル角度検出センサ94が検出したときに制御部85では加速状態があったと判断する。
電熱装置70では、加速状態が、エンジン24(図1参照)の回転数を調整するスロットルバルブ93に、所定時間内に所定角度を超えたスロットル角度変化があったときの状態としたので、車速が低いときからの加速及び車速が高いときからの加速を加速状態を的確に検知することができる。すなわち、加速状態をスロットル角度変化で検出することで、車速に係わりなく加速状態を把握することができる。
ST03:所定間隔の間、第1のヒータ71及び/又は第2のヒータ72をOFF状態にする。
ここで、所定間隔は、クランク軸86が250回転したことをクランク軸回転検出センサ92が検出したときに制御部85では所定間隔として判断する。
電熱装置70では、所定間隔が、第1・第2の電源用リレー(電源遮断手段)でバッテリ(電源)81を遮断してからエンジン24(図1参照)のクランク軸86が予め定めた回数を回転するまでの間隔としたので、エンジン24の回転数が低いときは所定間隔を長く設定することができ、エンジン34の回転数が高いときは所定間隔を短く設定することができる。すなわち、所定間隔をエンジン24の回転数に対応させることで、運転状況(加速状態)を反映させた電源81遮断する間隔を設定することができる。
ST04:ST02で加速状態と判断し、ST03で第1のヒータ71及び/又は第2のヒータ72をOFFすると同時に制御部85のカウンタ89をスタートさせ、クランク軸86の回転のカウントを開始する。
ST05:カウンタ89でクランク軸86の回転をカウントし、クランク軸86の回転が所定の回数に達したかを判断する。すなわち、クランク軸が250回転するまでカウントを続行し、YESならば(クランク軸が250回転したときに)ST06に進み、NOならばST05を繰り返す。
ST06:所定の回数カウント中に再度の加速状態がなかったを判断する。NOならばST07に進み、YESならばST05に戻り、クランク軸86の回転を初めからカウントし直す。
電熱装置70では、制御部85に、電源(バッテリ)81を遮断中に加速状態を再度検知したときに、クランク軸86の回転を初めからカウントするカウンタ89を備えたので、例えば、高速道路の入り口で加速をやり直したときにも電源81を遮断し直すことができる。この結果、さらなる自動二輪車10(図1参照)の加速特性の向上を図ることができる。
ST07:ST02で加速状態と判断し、ST03で第1のヒータ71及び/又は第2のヒータ72をOFFし、ST04で制御部85のカウンタ89をスタートさせ、ST05でカウンタ89でクランク軸86の回転のカウントを開始し、ST06でカウント中に加速状態を検出はなかったかを判断すると同時に、加速状態から脱却したかを判断する。YESならばST08に進み、NOならばST07を繰り返す。
ST08:第1のヒータ71及び/又は第2のヒータ72をONする。すなわち、第1のヒータ71及び/又は第2のヒータ72へぼ通電を再開する。
電熱装置70では、電源(バッテリ)81を遮断中に加速状態から脱却したことを検知したときに、第1・第2のヒータ71,72に電源81の供給を再開する第1・第2の電源用リレー(電源投入手段)95,96を設けたので、加速の必要がなくなったときに、迅速に車両用ヒータ27を温めることができる。この結果、車両用シート27のさらなる快適性を向上させることができる。
尚、本発明に係る車両用シートの電熱装置は、図5に示すように、第2のコントローラを後部シート(パッセンジャシート)49脇の小物入れ49aに設けたが、これに限るものではなく、例えば、後部シートに埋め込み設定するものであってもよい。
本発明に係る車両用シートの電熱装置は、図10に示すように、加速を検知したときに第1・第2のヒータ71,72の通電を遮断するように制御したが。これに限るものではなく、電源投入から所定時間経過までの間のみに限定して、加速を検知したときに第1・第2のヒータの通電を遮断するように制御するようにしてもよい。
本発明に係る車両用シートの電熱装置は、図1に示すように、車両は自動二輪車10であったが、これに限るものではなく、例えば、不整地走行車両などの鞍乗り型車両などであってもよい。
本発明に係る車両用シートの電熱装置は、図7に示すように、第1・第2のヒータ71,72の2つのヒータを制御するものであったが、これに限るものではなく、1個若しくは3個以上のヒータを制御するものであってもよい。
本発明に係る車両用シートの電熱装置は、大型の自動二輪車に採用するのに好適である。
本発明に係る車両用シートの電熱装置を採用した自動二輪車の側面図である。 本発明に係る車両用シートの電熱装置を採用した自動二輪車の平面図である。 本発明に係る車両用シートの電熱装置を採用した自動二輪車の正面図である。 本発明に係る車両用シートの電熱装置を採用した自動二輪車の背面図である。 本発明に係る車両用シートの電熱装置の斜視図である。 図5の6−6線断面図である。 本発明に係る車両用シートの電熱装置のブロック図である。 本発明に係る車両用シートの電熱装置の電源投入直後の制御部での電流制御を示すグラフである。 本発明に係る車両用シートの電熱装置の定状態の制御部での電流制御を示すグラフである。 本発明に係る車両用シートの電熱装置のヒータの制御を示すフローチャートである。
符号の説明
10…車両(自動二輪車)、24…エンジン、27…車両用シート、32…前部シート、49…後部シート、49a…小物入れ、57…インストルメントパネル、70…車両用シートの電熱装置、71,72…ヒータ(第1・第2のヒータ)、73,74…第1・第2のコントローラ、81…電源(バッテリ)、85…制御部、86…クランク軸、89…カウンタ、92…クランク軸回転検出センサ、93…スロットルバルブ、94…スロットル角度検出センサ、95,96…電源遮断手段/電源投入手段(第1・第2の電源用リレー)、99…励磁式交流発電機。

Claims (8)

  1. 車両用シートにヒータを設け、このヒータに所定の設定値の電流を供給する車両用シートの電熱装置において、
    前記ヒータに、前記電源投入後所定時間には前記設定値より多くの電流を流し、所定時間経過後に前記設定値に復帰させる制御部を備えたことを特徴とする車両用シートの電熱装置。
  2. 前記車両用シートは、運転者が乗車する前部シートと、パッセンジャが着座する後部シートとから構成したシートであり、前記ヒータを、前記前部・後部シートをそれぞれ温める第1・第2のヒータから構成し、これらの第1・第2のヒータにそれぞれ独立して温度設定できる第1・第2のコントローラを設けたことを特徴とする請求項1記載の車両用シートの電熱装置。
  3. 前記第1のコントローラを前記前部シートの前方のインストルメントパネルに配置するとともに、前記第2のコントローラを前記後部シートの脇の小物入れに配置したことを特徴とする請求項2記載の車両用シートの電熱装置。
  4. エンジンを動力源として走行するとともに励磁式交流発電機を備え、車両用シートにヒータを設け、このヒータに電源を供給し、ヒータを制御部で制御することで車両用シートを温める車両において、
    前記制御部は、車両の加速状態を検知したときに所定間隔だけ前記電源を遮断する電源遮断手段を備えたことを特徴とする車両用シートの電熱装置。
  5. 前記所定間隔は、前記電源遮断手段で前記電源を遮断してから前記エンジンのクランク軸が予め定めた回数を回転するまでの間隔であることを特徴とする請求項4記載の車両用シートの電熱装置。
  6. 前記加速状態は、前記エンジンの回転数を調整するスロットルバルブに、所定時間内に所定角度を超えたスロットル角度変化があったときとしたことを特徴とする請求項4記載の車両用シートの電熱装置。
  7. 前記制御部は、前記電源を遮断中に前記加速状態を再度検知したときに、前記クランク軸の回転を初めからカウントするカウンタを備えたことを特徴とする請求項4記載の車両用シートの電熱装置。
  8. 前記制御部は、前記電源を遮断中に前記加速状態から脱却したことを検知したときに、前記ヒータに前記電源の供給を再開する電源投入手段を備えたことを特徴とする請求項4記載の車両用シートの電熱装置。
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