JP2006021550A - ステアバイワイヤシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 モータ駆動制御回路が失陥してもハンドル操作に応じて転舵輪を転舵することが可能でありかつ車両への搭載性にも優れたステアバイワイヤシステムを提供する。
【解決手段】 本発明のステアバイワイヤシステム10によれば、走行中に、ECU60又は各位置センサ29,32が失陥しても、ハンドル11の操作に応じて機械式整流器35により転舵輪50を転舵させて、路肩等に車両を避難させることが可能になる。しかも、機械式整流器35にてブラシレスモータ20を駆動する際には、位置センサ29,32の検出結果を必要としないので位置センサ29,32に冗長性を持たせる必要がなく、設置スペースを削減することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、転舵輪とハンドルとを機械的に切り離し、ハンドル操作に応じてブラシレスモータにより転舵輪を転舵するステアバイワイヤシステムに関する。
一般に、この種のステアバイワイヤシステムは、ハンドルの操舵位置を位置センサで検出し、その検出結果に基づきモータ駆動制御回路にてブラシレスモータを駆動して転舵輪を転舵する構成になっている。このため、モータ駆動制御回路及び位置センサが失陥するとハンドル操作に応じて転舵輪を転舵することができなくなる。これに対し、モータ駆動制御回路及び位置センサに3重の冗長性を持たせたステアバイワイヤシステムが従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−200840号公報(請求項1、請求項4、図1)
しかしながら、上記した従来のステアバイワイヤシステムでは、単に同じ構成のものを3重に設けて冗長性を持たせたので、同じ原因で3重の構成の全てが失陥する可能性があり、信頼性が低い。また、3重の冗長性を持たせたために、搭載スペースが概ね3倍に増加するという問題が生じる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、モータ駆動制御回路が失陥してもハンドル操作に応じて転舵輪を転舵することが可能でありかつ車両への搭載性にも優れたステアバイワイヤシステムの提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係るステアバイワイヤシステムは、車両に備えたハンドルと転舵輪とを機械的に切り離すと共に、転舵輪を転舵する駆動源としてブラシレスモータを設け、ハンドル操作に応じてモータ駆動制御回路によりブラシレスモータを駆動して、転舵輪を転舵するステアバイワイヤシステムにおいて、ブラシレスモータの複数の各相回路に接続された複数のセグメントと、それら複数のセグメントを外周面に固定して備えたコンミテータと、コンミテータに対して相対回転するブラシホルダと、ブラシホルダに固定されかつバッテリの正負の電極に接続され、コンミテータの外周面に摺接して何れかのセグメントに接触する1対のブラシとから機械式整流器を構成し、ブラシホルダ又はコンミテータの何れか一方を、ハンドルに連動回転可能に連結し、正常時には、機械式整流器をバッテリ又はブラシレスモータから電気的に断絶し、モータ駆動回路が失陥したときには、機械式整流器をバッテリ及びブラシレスモータに電気接続するモータ電源切替手段を設けたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のステアバイワイヤシステムにおいて、相回路は、U相、V相、W相の3相からなり、セグメントは、コンミテータの外周面の周方向に均等に配置され、ブラシの幅は、隣り合ったセグメント同士の間隔より大きくかつ各セグメントの幅より小さく設定され、U相、V相、W相の何れか2相の隣り合ったセグメントに一方のブラシが接触したときに、他方のブラシは残りの1相のセグメントに接触するように構成したところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のステアバイワイヤシステムにおいて、セグメントを各相回路毎に奇数個ずつ備え、U相、V相、W相の何れか2相の隣り合ったセグメントの隙間に対し、コンミテータの周方向で180度開いた位置に残りの1相のセグメントを配置したところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項3に記載のステアバイワイヤシステムにおいて、セグメントは、各U相、V相、W相毎に3個ずつ計9つ備えられ、それら9つのセグメントは、コンミテータの周方向に沿ってU相、V相、W相、U相、V相、W相、U相、V相、W相の順番に並べられたところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載のステアバイワイヤシステムにおいて、ブラシホルダは、コンミテータの周りを囲む筒状をなし、1対のブラシは、ブラシホルダの内周面に配置されたところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項5に記載のステアバイワイヤシステムにおいて、ブラシホルダは、ハンドルと連動回転するように連結され、ブラシホルダの外周面には、各ブラシに導通した1対の摺動リングが敷設され、各摺動リングに摺動可能に押し付けられかつバッテリの正負の電極に接続された1対の給電ブラシを設けたところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れかに記載のステアバイワイヤシステムにおいて、モータ電源切替手段は、機械式整流器とブラシレスモータとの間、又は、機械式整流器とバッテリとの間の何れかに設けられたB接点と、モータ駆動制御回路とブラシレスモータとの間、又は、モータ駆動制御回路とバッテリとの間の何れかに設けられたA接点とからなるところに特徴を有する。
請求項1のステアバイワイヤシステムによれば、正常時には、ハンドル操作に応じてモータ駆動制御回路によりブラシレスモータを駆動して転舵輪を転舵することができる。そして、モータ駆動制御回路の失陥時には、機械式整流器がブラシレスモータとバッテリとの間に接続され、ハンドル操作に連動して機械式整流器のブラシとコンミテータとが相対回転し、そのハンドルの回転に追従するようにブラシレスモータを駆動させることができる。即ち、ハンドル操作に連動してブラシが接触するセグメントが切り替わり、ブラシレスモータの各相回路にバッテリの正負の電極が切り替わって接続される。これにより、ブラシレスモータの相回路への相電流が変更されてブラシレスモータが駆動され、ハンドルの回転に転舵輪を追従させて転舵させることができる。
また、本発明では、モータ駆動制御回路に加えて、そのモータ駆動制御回路とは異なる構成の機械式整流器を備えたので、これら機械式整流器とモータ駆動制御回路とが共に失陥する可能性は低く、信頼性が向上する。また、機械式整流器にてブラシレスモータを駆動する際には位置センサの検出結果を必要としないので位置センサに冗長性を持たせる必要がなく、設置スペースを削減することができる(即ち、搭載性にも優れる)。
請求項2のステアバイワイヤシステムによれば、何れか2相の隣り合ったセグメントに一方のブラシが接触したときに、他方のブラシは残りの1相のセグメントに接触する。そして、ブラシホルダとコンミテータとの相対回転に伴って、これら互いに接触するセグメントとブラシとの組み合わせが順次切り替わり、3相交流電流が生成される。これにより、ブラシレスモータの各相回路を構成する各コイルの励磁状態が順次変化し、ブラシレスモータのロータを回転させることができる。
ここで、上記請求項2の構成において、何れか2相の隣り合ったセグメントの隙間に対し、コンミテータの周方向で180度開いた位置に残りの1相のセグメントを配置すれば、これに対応して1対のブラシの配置も180度開いた位置に対称配置にすることができ、非対称配置した場合に比べてブラシホルダを単純な構造にすることができる(請求項3の発明)。
さらに、請求項4の構成のように、各U相、V相、W相の各相毎に3個ずつ計9つのセグメントを備え、それら9つのセグメントを、コンミテータの周方向に沿ってU相、V相、W相、U相、V相、W相、U相、V相、W相の順番の並べられた構成とすることで、相電流の切り替えがスムーズに行われ、モータをスムーズに回転させることができる。
また、請求項5の構成にように、ブラシホルダにてコンミテータの周りを囲み、そのブラシホルダの内周面に1対のブラシを配置したことで、ブラシとセグメントとの接触部分を保護することができる。
さらに、請求項6の構成によれば、ハンドルと連動して回転するブラシホルダの回転位置に関係なく、安定してバッテリから機械式整流器に給電することができる。
請求項7の構成によれば、正常時にはA接点及びB接点を作動させることができる。そして、その作動したB接点によって機械式整流器がバッテリ又は相回路から切り離される一方、作動したA接点によってモータ駆動制御回路がバッテリ及び相回路に接続される。これにより、正常時にはモータ駆動制御回路によってブラシレスモータを駆動することができる。一方、A接点及びB接点を作動させることができなくなる失陥時には、B接点によって機械式整流器がバッテリ及び相回路に接続される一方、A接点によりモータ駆動制御回路がバッテリ又は相回路から切り離される。これにより、モータ駆動制御回路が失陥したときには機械式整流器によってブラシレスモータを駆動することができる。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図9に基づいて説明する。図1には、本発明に係るステアバイワイヤシステム10の全体構成が示されている。このステアバイワイヤシステム10では、ハンドル11と転舵輪50,50とが機械的に切り離されている。
まず、転舵輪50に機械的に連結された部位に関して説明する。1対の転舵輪50,50の間には、ラック16が差し渡され、そのラック16の両端に連結されたタイロッド17,17が各転舵輪50,50に連結されている。ラック16は、筒形ハウジング18の内部に挿通され、その筒形ハウジング18が車両の本体に固定されている。筒形ハウジング18には、ギヤボックス18Gが取り付けられ、そのギヤボックス18Gから筒形ハウジング18内に突出したピニオンギヤ19がラック16に噛合している。また、ギヤボックス18Gの内部には、ピニオンギヤ19と一体回転するウォームホイール19Wが設けられている。さらに、ギヤボックス18Gの外面には、ブラシレスモータ20のステータが固定され、そのブラシレスモータ20のロータ回転軸26Rに固定されたウォームギヤ20Wが、ギヤボックス18Gの内部で前記したウォームホイール19Wに噛合している。これにより、ブラシレスモータ20が駆動されると、筒形ハウジング18内をラック16が直動して転舵輪50,50が転舵される。
図2にはブラシレスモータ20の断面図が示されている。同図に示すように、ブラシレスモータ20のロータ26は、外周面に複数の永久磁石27を固定して備え、周方向にN極とS極とが交互に繰り返された8極構造になっている。
一方、ブラシレスモータ20のステータ21には例えば9つのティース22が備えられ、各ティース22にコイル23U,23V,23W,・・・が巻回されている。図3に示すように、これらコイル23U,23V,23W,・・・を含むブラシレスモータ20の巻線24は、3つの相回路24U,24V,24Wをスター結線した3相回路になっている。そして、各相回路24U,24V,24W毎に3つずつのコイルが直列に配置されている。具体的には、U相の相回路23Uには、1対の正磁極用のコイル23U,23Uと、1つの逆磁極用のコイル23uとが備えられ、V相の相回路23Vには、1対の正磁極用のコイル23V,23Vと、1つの逆磁極用のコイル23vとが備えられ、さらに、W相の相回路23Wには、1対の正磁極用のコイル23W,23Wと、1つの逆磁極用のコイル23wとが備えられている。そして、これらコイルは、図2における時計回り方向に、コイル23V,23v,23U,23W,23w,23V,23U,23u,23Wの順番に配置されている。
なお、上記した正磁極用のコイル23U,23V,23Wと逆磁極用のコイル23u,23v,23wとは、ティース22に対する巻回方向が互いに逆になっており、互いに反転した極性を有している。また、ブラシレスモータ20には、ロータ26の回転位置を検出するための位置センサ29(図1参照)が備えられている。
次に、ハンドル11に機械的に連結された部位に関して説明する。図4に示すようにハンドル11の中心から延びたステアリングシャフト12の先端部は、ギヤボックス30の内部に突入しており、そのギヤボックス30内においてステアリングシャフト12の先端にウォームホイール12Wが固定されている。また、ギヤボックス30には、反力モータ31が固定されており、その反力モータ31のロータ回転軸31Rの一端にウォームギヤ31Wが取り付けられている。そして、ギヤボックス30内でこれらウォームギヤ31Wとウォームホイール12Wとが噛合している。これにより、ハンドル11の操舵に対する反力を、反力モータ31により適宜変更することが可能になっている。また、ハンドル11の舵角を検出するために反力モータ31のロータ回転軸31Rには、位置センサ32が連結されている。さらに、ステアリングシャフト12の中間部分には、ステアリングシャフト12にかかる負荷トルク、即ち、ハンドル11の操作に対する操舵反力を検出するためのトルクセンサ33が備えられている。
さて、反力モータ31のロータ回転軸31Rは、位置センサ32を貫通して本発明に係る機械式整流器35に連結されている。機械式整流器35は、図5に示すように、互いに相対回転するブラシホルダ36とコンミテータ37とを備えている。コンミテータ37は、円柱状のベース部38を備えており、そのベース部38の一端側の外周面には、例えば9つのセグメント39U,39V,39W,・・・が均等配置して固定されている。また、コンミテータ37のベース部38と反対側の端面からは、3つの出力ライン40U,40V,40Wが導出されている。そして、3つのセグメント39U,39U,39Uが出力ライン40Uに共通接続され、別の3つのセグメント39V,39V,39Vが出力ライン40Vに共通接続され、さらに、残りの3つのセグメント39W,39W,39Wが出力ライン40Wに共通接続されている。また、これらセグメントは、図6(A)に示すように、同図の時計回りの方向に沿って、セグメント39U,39V,39W,39U,39V,39W,39U,39V,39Wの順番に並べられている。なお、コンミテータ37は、車両本体に固定され、ハンドル11の操作では動かないようになっている。
一方、ブラシホルダ36は、コンミテータ37の周りを覆う一端有底の円筒状をなし、そのブラシホルダ36の端面の中心から延びた回転入力軸36Jに前記したロータ回転軸31Rが連結されている。また、ブラシホルダ36とコンミテータ37との間にはベアリング37Jが嵌合され、これにより、ブラシホルダ36がコンミテータ37に対して芯だしされた状態で回転可能となっている。
ブラシホルダ36の内周面には、コンミテータ37の外周面に摺接可能な1対のブラシ41,42が設けられている。これらブラシ41,42は、ブラシホルダ36の内周面から突出した弾性部材41B,42B(例えばコイルバネ)の先端に摺動部材41C,42Cを備えた構造をなし、弾性部材41B,42Bの弾発力によってコンミテータ37の外周面に押しつけられている。
両ブラシ41,42は、図6(A)に示すように、ブラシホルダ36の内周面に180度の間隔を開けて配置されている。また、各ブラシ41,42の幅(同図のL1参照)は、隣り合ったセグメント39U,39V(39V,39W、又は、39W,39U)同士の間隔(同図のL3参照)より大きくかつ前記各セグメント39U,39V,39Wの幅(同図のL2参照)より小さく設定されている。さらに、両ブラシ41,42の一方が、セグメント39U,39V,39Wのうちの何れか2つに接触したときには、両ブラシ41,42の他方が、セグメント39U,39V,39Wのうち残りの1つに接触するようになっている。
このような構成にしたことで、両ブラシ41,42を非対称配置した場合に比べてブラシホルダ36を単純な構造にすることができる。
図5に示すように、ブラシホルダ36の外周面には1対の摺動リング41S,42Sが敷設されている。そして、摺動リング41Sにブラシ41が電気接続され、摺動リング42Sにブラシ42が電気接続されている。また、例えば、ブラシホルダ36の周りを覆うようにカバー43が設けられている。カバー43は、一端有底の円筒状をなし、その底壁がコンミテータ37においてブラシホルダ36から露出した端部に固定されている。カバー43の内周面には、1対の給電ブラシ41T,42Tが備えられ、これら給電ブラシ41T,42Tが各摺動リング41S,42Sに押しつけられている。そして、ブラシホルダ36が回転したときには、給電ブラシ41T,42Tが各摺動リング41S,42Sに摺接する。
このように、本実施形態では、カバー43にてブラシホルダ36の周りを囲み、給電ブラシ41T,42Tと摺動リング41S,42Sとの接触部分を保護しているので、給電ブラシ41T,42Tと摺動リング41S,42Sとの間に安定した通電状態を確保することができる。また、上記したブラシ41,42と各セグメント39U,39V,39W,・・・との接触部分に関してもブラシホルダ36にて覆われて保護されているので安定した通電状態を確保することができる。
さて、機械式整流器35は、ECU60(図1参照。ECUは、Electric Control Unitの略である。)に備えたモータ駆動制御回路51と共に、バッテリBTに並列接続されている。ここで、モータ駆動制御回路51は、図3に示すように、従来より公知のFETの三相ブリッジ回路となっている。具体的には、1対のFET53,54をプッシュプル接続してなる3つの給電ライン52を備え、各給電ライン52のうち両FET53,54の共通接続部からブラシレスモータ20に給電するための出力ライン55U,55V,55Wが延びている。そして、それら給電ライン52の一端側が、ブラシ41とバッテリBTの正極とに共通接続され、他端側がブラシ42とバッテリBTの負極とに共通接続されている。
図5に示すように、機械式整流器35は、一方の給電ブラシ41TにバッテリBTの正極が接続され、他方の給電ブラシ42TにバッテリBTの負極が接続されている。即ち、図3に示すように、ブラシ41はバッテリBTの正極に接続され、ブラシ42はバッテリBTの負極に接続された状態となっている。
同図に示すように、機械式整流器35の出力ライン40U,40V,40Wと、モータ駆動制御回路51の出力ライン55U,55V,55Wとは、共にモータ電源切替装置46(本発明に係る「モータ電源切替手段」に相当する)に接続され、何れか一方の出力ライン40U,40V,40W(55U,55V,55W)が選択的にブラシレスモータ20の相回路24U,24V,24Wに接続されるようになっている。
詳細には、機械式整流器35の出力ライン40U,40V,40Wは、モータ電源切替装置46に備えたB接点44を介してブラシレスモータ20の相回路24U,24V,24Wに接続され、一方、モータ駆動制御回路51の出力ラインはモータ電源切替装置46に備えたA接点45を介してブラシレスモータ20の相回路24U,24V,24Wに接続されている。そして、通常時には、モータ電源切替装置46に所定の作動用電力が付与され、B接点44がオフ状態になる一方、A接点45がオン状態になる。また、ECU60及び各位置センサ29,32の失陥時には、モータ電源切替装置46に作動用電力が付与されなくなり、B接点44がオン状態になる一方、A接点45がオフ状態になる。
上記した通常時には、ECU60は、FET53,54を従来から公知の方法でオンオフ制御し、バッテリBTからの直流電流を3相交流電流に変換してブラシレスモータ20の各相回路24U,24V,24Wに流す。これにより、ブラシレスモータ20のロータ26が回転駆動される。このとき、ECU60は、図8に示した制御プログラムPG1を所定周期で実行することで、後に詳説するように運転状況に応じてブラシレスモータ20の回転位置を制御する。
一方、上記した失陥時には、機械式整流器35がブラシレスモータ20とバッテリBTとの間に接続され、ハンドル11の操作に連動して、各ブラシ41,42に接触するセグメント39U,39V,39Wが切り替わり、後に詳説するように、ブラシレスモータ20の相回路24U,24V,24Wに流される相電流が変化してロータ26が回転し、この結果、ハンドル11に追従して転舵輪50が転舵される。
本実施形態の構成は以上であり、次に、本実施形態の作用効果について説明する。
自動車を起動すると、ECU60からモータ電源切替装置46に作動用電力が付与され、B接点44がオフ状態になる一方、A接点45がオン状態になる。即ち、通常時には、ECU60に備えたモータ駆動制御回路51がブラシレスモータ20に電気接続され、機械式整流器35は、ブラシレスモータ20から切り離された状態になる。そして、ECU60は、図8に示した制御プログラムPG1を所定周期で実行することで、運転状況に応じてモータ駆動制御回路51によりブラシレスモータ20の回転位置を制御する。具体的には、制御プログラムPG1を実行すると、ECU60は、位置センサ29,32、トルクセンサ33、車速センサ(図示せず)等の各センサの検出結果を取り込む(S1)。
次いで、ECU60は、ハンドル11と転舵輪50との間の伝達比Rを車速に応じて決定する(S2)。ここで、ハンドル11の転舵角をθ1、転舵輪50の転舵角をθ2とすると、上記した伝達比Rは、次式(1)より求められる。
R=θ2/θ1 ・・・・・・・・・・・・・(1)
そして、ECU60は、車速に応じて図9に示したマップ60Mから所定の伝達比Rを取得する。そのマップ60Mは、車速が大きくなるに従って伝達比Rが小さくなるように設定されている。即ち、車速が比較的低い場合(低速走行時)には、比較的大きな伝達比Rが採用される。これにより、僅かなハンドル11の操作によって車両の旋回をさせることができるようになり、車庫入れ等が容易になる。一方、車速が比較的高い場合(高速走行時)には、比較的小さな伝達比Rが採用され、これにより急ハンドル(急旋回)が防がれ、安定した走行が可能になる。
図8に示すように、ECU60は、決定した伝達比Rとハンドル11の転舵角θ1とから転舵輪50の目標転舵角を求め、その目標転舵角に転舵輪50の舵角を一致させるためのブラシレスモータ20の目標回転位置を決定する(S3)。そして、位置センサ29が検出したブラシレスモータ20の実際の回転位置と目標回転位置との偏差に応じた駆動電流をブラシレスモータ20に流す(S4)。
次いで、ECU60は、ブラシレスモータ20を転舵させるために必要な駆動電流に基づいて、転舵輪50と路面との間の転舵反力を推定する(S5)。そして、推定した転舵反力に対してハンドル11の目標操舵反力を決定する(S6)。このとき、高速走行時にはその目標操舵反力を比較的大きな値に決定する一方、低速走行時には目標操舵反力を比較的小さな値に決定する。そして、ハンドル11に実際にかかる操舵反力をトルクセンサ33にて検出し、その実際の操舵反力が目標操舵反力と一致するように反力発生装置13の反力モータ31に駆動電流を流して(S7)、制御プログラムPG1を抜ける。
以上の構成により、ECU60及び各センサ29,32等が正常に作動している間には、車速等の運転状況に応じて、車両の旋回性が適宜変更されると共に、ハンドル操作に対する操舵反力も適宜変更される。
さて、ECU60又は各位置センサ29,32が失陥すると、ハンドル11に応じて転舵輪50を転舵することが不可能になる。このとき、ECU60からモータ電源切替装置46に作動用電力が付与されなくなり、B接点44がオン状態になる一方、A接点45がオフ状態になる。即ち、失陥時には、ECU60に備えたモータ駆動制御回路51がブラシレスモータ20から切り離され、機械式整流器35がブラシレスモータ20に電気接続される。
この状態で、例えば、ハンドル11を一方向に回転操作すると、各ブラシ41,42に接触するセグメント39U,39V,39Wが図6(A)〜図6(F)の順番に示すように切り替わる。すると、図7に示すように、各相回路24U,24V,24Wに印加される相電圧(Vu,Vv,Vw)及び相電流(Iu,Iv,Iw)が切り替わる。具体的には、図6(A)に示した状態では、正極のブラシ41がセグメント39Uに接触し、負極のブラシ42がセグメント39V,39Wに接触する。これにより、図7の(a)に示すように、相回路24Uの末端側が正極のブラシ41と同じ電位になり、相回路24V,24Wの末端側が負極のブラシ42と同じ電位になる。そして、図6(A)の下欄に「U→V,W」と示したように、U相の相回路24UからV,W相の相回路24V,24Wに相電流が流れる。以下、図6(B)〜図6(F)に関しても同様である。このようにして、ハンドル11を一方向に回転操作した場合には、図7に示した3相交流電流(Iu,Iv,Iw)がブラシレスモータ20に流され、コイル23V〜23W,23u〜23wの励磁状態が変化し、これに追従するようにロータ26が回転する。これにより、転舵輪50が一方向に転舵される。また、ハンドル11を逆方向に回転操作した場合は、上記した場合と逆の順序で各ブラシ41,42に接触するセグメント39U,39V,39Wが切り替わり、これにより転舵輪50が逆方向に転舵される。
このように本実施形態のステアバイワイヤシステム10によれば、走行中に、ECU60又は各位置センサ29,32が失陥しても、ハンドル11の操作に応じて機械式整流器35により転舵輪50を転舵させて、路肩等に車両を避難させることが可能になる。また、従来のように単に同じ構成のものを3重に設けた場合には、同じ原因で3重の構成の全てが失陥する可能性があるが、本実施形態のステアバイワイヤシステム10では、モータ駆動制御回路51に加えて、そのモータ駆動制御回路51とは異なる構成の機械式整流器35を備えたので、これら機械式整流器35とモータ駆動制御回路51とが共に失陥する可能性は低く、信頼性が向上する。さらに、機械式整流器35にてブラシレスモータ20を駆動する際には、位置センサ29,32の検出結果を必要としないので位置センサ29,32に冗長性を持たせる必要がなく、設置スペースを削減することができる(即ち、搭載性にも優れる)。
なお、例えば、ブラシレスモータ20に備えたロータ回転軸26Rとハンドル11とをフレキシブルワイヤで連結して、ハンドル11とロータ回転軸26Rとを一体回転させる構成も可能であるが、本実施形態のようにバッテリBTの電気エネルギーを用いてハンドル11にブラシレスモータ20を追従させる構成とすることで、転舵輪50,50を転舵させる際のハンドル11の操舵抵抗を軽くすることができる。
[第2実施形態]
前記実施形態では、機械式整流器35とブラシレスモータ20とが分離して設けられていたが、本実施形態では、図10に示すように、機械式整流器80とブラシレスモータ70とが一体化されている。以下、第1実施形態と異なる構成に関してのみ説明し、第1実施形態と同様の構成に関しては同一符号を付して重複した説明は省略する。
本実施形態のブラシレスモータ70に備えたステータ71の一端面には、その中心からコンミテータ81が起立している。コンミテータ81の外側には、ブラシホルダ36が遊嵌されかつベアリング81Bによって回転可能に軸支されている。また、ステータ71には、ブラシホルダ36を覆うように筒壁72が設けられ、その筒壁72に固定された給電ブラシ41T,42Tが、ブラシホルダ36の外周面の摺動リング41S,42Sに押し付けられている。さらに、ブラシホルダ36の回転入力軸36Jは、図示しないフレキシブルワイヤによって反力モータ31のロータ回転軸31Rに連結され、ハンドル11と連動してブラシホルダ36が回動するようになっている。
また、コンミテータ81に備えた9つのセグメント39U,39V,39W,・・・・のうち3つずつのセグメントがブラシレスモータ70の各相回路24U,24V,24Wに並列接続されている。また、セグメント39U,39V,39W,・・・・と各相回路24U,24V,24Wとの共通接続部分に、モータ駆動制御回路からの電力を供給可能となっており、そのための第1コネクタ74がステータ71の外周面に設けられている。さらに、ステータ71の外周面には、給電ブラシ41T,42Tをバッテリの正負の電極に接続するための第2コネクタ73が設けられている。
本実施形態では、図示しないスイッチにより、通常時には、バッテリBTと機械式整流器80との間を断絶し、モータ駆動制御回路51によってブラシレスモータ70を駆動する。そして、モータ駆動制御回路51が失陥したときには、バッテリBTと機械式整流器80との間を導通状態にして、機械式整流器80からの三相交流電流によってブラシレスモータ70を駆動する。これにより、第1実施形態と同様の効果を奏する。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記実施形態では、機械式整流器35に9つのセグメント39U,39V,39W,・・・を備えた構造を例示したが、セグメントの数は9つに限定するものではない。
(2)また、ブラシレスモータにおけるコイル23U,23V,23W,・・・の配置に関しても、前記実施形態に限定されるものではない。
(3)前記実施形態では、機械式整流器35及びモータ駆動制御回路51と、ブラシレスモータ20との間にモータ電源切替装置46を備えていたが、機械式整流器35及びモータ駆動制御回路51と、バッテリBTとの間にモータ電源切替装置46を備えた構成にしてもよい。
(4)前記実施形態では、反力モータ31のみでハンドル11の操作に対する操舵反力を発生させていたが、ハンドル11に連動する部分に中点復帰バネを取り付け、その中点復帰バネの弾発力を操舵反力としてハンドル11に付与する構成としてもよい。
(5)前記実施形態では、ラック16とピニオン19とを噛合させて転舵輪50を転舵していたが、図11に示すように、転舵輪50,50の間に差し渡されたボールネジ機構90によって転舵輪50を転舵し、そのボールネジ機構90のボールネジ部材91が中心を貫通したモータ92を本発明に係るブラシレスモータとして本発明を適用してもよい。
(6)また、ブラシレスモータは、ラックアンドピニオンタイプ、ボールネジタイプに拘わらず複数設けてもよい。
(7)前記実施形態では、機械式整流器35のうちブラシホルダ36をハンドル11と連動回転可能に連結したが、コンミテータ37をハンドル11と連動回転可能に連結してもよい。
(8)前記実施形態ではバッテリを使用していたが、電源装置でもよい。
本発明の第1実施形態に係るステアバイワイヤシステムの概念図 ブラシレスモータの断面図 モータ及びモータ駆動制御回路及び機械式整流器の回路図 ハンドル周りの構造物の斜視図 機械式整流器の断面図 ブラシとセグメントとの接触状態を示した断面図 各相回路に印加される相電圧 制御プログラムのフローチャート マップの概念図 第2実施形態のモータ及び機械式整流器の断面図 ボールネジ機構を備えたステアバイワイヤシステムの概念図
符号の説明
10 ステアバイワイヤシステム
11 ハンドル
16 ラック
20,70 ブラシレスモータ
24U,24V,24W 相回路
35,80 機械式整流器
36 ブラシホルダ
37,81 コンミテータ
40U,40V,40W 出力ライン
41,42 ブラシ
41S,42S 摺動リング
41T,42T 給電ブラシ
42 ブラシ
43 カバー
44 B接点
45 A接点
46 モータ電源切替装置
50 転舵輪
51 モータ駆動制御回路

Claims (7)

  1. 車両に備えたハンドルと転舵輪とを機械的に切り離すと共に、前記転舵輪を転舵する駆動源としてブラシレスモータを設け、ハンドル操作に応じてモータ駆動制御回路により前記ブラシレスモータを駆動して、前記転舵輪を転舵するステアバイワイヤシステムにおいて、
    前記ブラシレスモータの複数の各相回路に接続された複数のセグメントと、
    それら複数のセグメントを外周面に固定して備えたコンミテータと、
    前記コンミテータに対して相対回転するブラシホルダと、
    前記ブラシホルダに固定されかつバッテリの正負の電極に接続され、前記コンミテータの外周面に摺接して何れかの前記セグメントに接触する1対のブラシとから機械式整流器を構成し、
    前記ブラシホルダ又は前記コンミテータの何れか一方を、前記ハンドルに連動回転可能に連結し、
    正常時には、前記機械式整流器を前記バッテリ又は前記ブラシレスモータから電気的に断絶し、前記モータ駆動回路が失陥したときには、前記機械式整流器を前記バッテリ及び前記ブラシレスモータに電気接続するモータ電源切替手段を設けたことを特徴とするステアバイワイヤシステム。
  2. 前記相回路は、U相、V相、W相の3相からなり、
    前記セグメントは、前記コンミテータの外周面の周方向に均等に配置され、
    前記ブラシの幅は、隣り合った前記セグメント同士の間隔より大きくかつ前記各セグメントの幅より小さく設定され、
    U相、V相、W相の何れか2相の隣り合った前記セグメントに一方の前記ブラシが接触したときに、他方の前記ブラシは残りの1相の前記セグメントに接触するように構成したことを特徴とする請求項1に記載のステアバイワイヤシステム。
  3. 前記セグメントを前記各相回路毎に奇数個ずつ備え、U相、V相、W相の何れか2相の隣り合った前記セグメントの隙間に対し、前記コンミテータの周方向で180度開いた位置に残りの1相の前記セグメントを配置したことを特徴とする請求項1に記載のステアバイワイヤシステム。
  4. 前記セグメントは、各U相、V相、W相毎に3個ずつ計9つ備えられ、それら9つのセグメントは、前記コンミテータの周方向に沿ってU相、V相、W相、U相、V相、W相、U相、V相、W相の順番に並べられたことを特徴とする請求項3に記載のステアバイワイヤシステム。
  5. 前記ブラシホルダは、前記コンミテータの周りを囲む筒状をなし、前記1対のブラシは、前記ブラシホルダの内周面に配置されたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のステアバイワイヤシステム。
  6. 前記ブラシホルダは、前記ハンドルと連動回転するように連結され、
    前記ブラシホルダの外周面には、前記各ブラシに導通した1対の摺動リングが敷設され、
    前記各摺動リングに摺動可能に押し付けられかつ前記バッテリの正負の電極に接続された1対の給電ブラシを設けたことを特徴とする請求項5に記載のステアバイワイヤシステム。
  7. 前記モータ電源切替手段は、前記機械式整流器と前記ブラシレスモータとの間、又は、前記機械式整流器と前記バッテリとの間の何れかに設けられたB接点と、前記モータ駆動制御回路と前記ブラシレスモータとの間、又は、前記モータ駆動制御回路と前記バッテリとの間の何れかに設けられたA接点とからなることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のステアバイワイヤシステム。
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