JP2006017288A - 能動型防振支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 エンジンの振動の過渡期においても能動型防振支持装置に有効な防振性能を発揮させる。
【解決手段】 振動状態推定手段M1で推定したエンジンの振動状態に応じてアクチュエータ駆動制御手段M2が能動型防振支持装置のアクチュエータ29に供給する電流を制御してエンジンの振動の伝達を抑制する際に、振動過渡期判定手段M3が、例えば全筒運転状態と休筒運転状態との切り換えに伴うエンジンの振動の過渡期を判定すると、振動状態補正手段M4が前記推定した振動状態を補正するので、エンジンの振動の過渡期においても能動型防振支持装置に有効な防振性能を発揮させることができる。特に、振動過渡期判定手段M3が振動体の振動の過渡期を判定すると、エンジンの振動状態が実際に変動を開始する以前に前記推定した振動状態を補正することができるので、制御の時間遅れを防止して応答性の高い制御を行うことが可能となる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、振動体の荷重を支承するとともに、制御手段により振動体の振動状態に応じた電流でアクチュエータを周期的に伸縮制御して振動の伝達を抑制する能動型防振支持装置に関する。
かかる能動型防振支持装置は、下記特許文献により公知である。
この能動型防振支持装置は、アクチュエータに電流を印加して可動部材を振動させることでバネ定数を変化させるもので、そのバネ定数を設定する印加電流のピーク電流値と位相との関係を予めマップとして記憶しておき、エンジン回転数に応じて前記マップからアクチュエータに印加すべき電流のピーク電流値と位相とを求めることで、種々のエンジン回転数領域で能動型防振支持装置に有効な防振性能を発揮させるようになっている。
特開平7−42783号公報
ところで、従来の能動型防振支持装置は、例えばエンジンのクランクパルスからエンジンの振動状態を推定し、その振動状態に基づいてアクチュエータへの通電を制御して防振性能を発揮させているが、休筒運転が可能なエンジンが全筒運転状態と休筒運転状態との間を移行する過渡期には、エンジンの振動状態が不規則に変化するために該振動状態を的確にかつ速やかに推定することが難しく、能動型防振支持装置に有効な防振性能を発揮させるのが困難であった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、エンジンの振動の過渡期においても能動型防振支持装置に有効な防振性能を発揮させることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、振動体の荷重を支承するとともに、制御手段により振動体の振動状態に応じた電流でアクチュエータを周期的に伸縮制御して振動の伝達を抑制する能動型防振支持装置において、前記制御手段は、振動体の振動状態を推定する振動状態推定手段と、振動状態推定手段が推定した振動体の振動状態に応じてアクチュエータに供給する電流を制御するアクチュエータ駆動制御手段と、振動体の振動の過渡期を判定する振動過渡期判定手段と、振動過渡期判定手段が振動の過渡期を判定したときに、振動状態推定手段が推定した振動体の振動状態を補正する振動状態補正手段とを備えたことを特徴とする能動型防振支持装置が提案される。
尚、実施例のエンジンEは本発明の振動体に対応し、実施例の電子制御ユニットUmは本発明の制御手段に対応する。
請求項1の構成によれば、振動状態推定手段で推定した振動体の振動状態に応じてアクチュエータ駆動制御手段がアクチュエータに供給する電流を制御して振動体の振動の伝達を抑制する際に、振動過渡期判定手段が振動体の振動の過渡期を判定すると、振動状態補正手段が前記推定した振動状態を補正するので、振動体の振動の過渡期においても能動型防振支持装置に有効な防振性能を発揮させることができる。特に、振動過渡期判定手段が振動体の振動の過渡期を判定すると、振動体の振動状態が実際に変動を開始する以前に前記推定した振動状態を補正することができるので、制御の時間遅れを防止して応答性の高い制御を行うことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図7は本発明の一実施例を示すもので、図1は能動型防振支持装置の縦断面図、図2は図1の2−2線断面図、図3は図1の3−3線断面図、図4は図1の要部拡大図、図5は能動型防振支持装置の制御系のブロック図、図6はアクチュエータの制御手法を示すフローチャート、図7は作用を説明するタイムチャートである。
図1〜図4に示す能動型防振支持装置Mは、自動車の気筒休止制御が可能なエンジンEを車体フレームFに弾性的に支持するためのもので、クランクパルスセンサSpで検出したエンジンEのクランクパルスと、エンジン制御手段Ueからの気筒休止切換信号とが入力される電子制御ユニットUmによって制御される。クランクパルスはクランクシャフトの1回転につき36回、つまりクランクアングルの10°毎に1回出力される。
能動型防振支持装置Mは軸線Lに関して実質的に軸対称な構造を有するもので、エンジンEに結合される板状の取付ブラケット11に溶接した内筒12と、この内筒12の外周に同軸に配置された外筒13とを備えており、内筒12および外筒13には厚肉のゴムで形成した第1弾性体14の上端および下端がそれぞれが加硫接着により接合される。中央に開口15bを有する円板状の第1オリフィス形成部材15と、上面が開放した樋状の断面を有して環状に形成された第2オリフィス形成部材16と、同じく上面が開放した樋状の断面を有して環状に形成された第3オリフィス形成部材17とが溶接により一体化されており、第1オリフィス形成部材15および第2オリフィス形成部材16の外周部が重ね合わされて前記外筒13の下部に設けたカシメ固定部13aに固定される。
膜状のゴムで形成された第2弾性体18の外周が第3オリフィス形成部材17の内周に加硫接着により固定されており、この第2弾性体18の内周に加硫接着により固定されたキャップ部材19が、軸線L上に上下動可能に配置された可動部材20に圧入により固定される。外筒13のカシメ固定部13aに固定されたリング部材21にダイヤフラム22の外周が加硫接着により固定されており、このダイヤフラム22の内周に加硫接着により固定されたキャップ部材23が前記可動部材20に圧入により固定される。
しかして、第1弾性体14および第2弾性体18間に液体が封入された第1液室24が区画され、第2弾性体18およびダイヤフラム22間に液体が封入された第2液室25が区画される。そして第1液室24および第2液室25は、第1〜第3オリフィス形成部材15,16,17により形成された上部オリフィス26および下部オリフィス27によって相互に連通する。
上部オリフィス26は第1オリフィス形成部材15および第2オリフィス形成部材16間に形成される環状の通路であって、その一部に設けられた隔壁26aの一側において第1オリフィス形成部材15に連通孔15aが形成され、前記隔壁26aの他側において第2オリフィス形成部材16に連通孔16aが形成される。従って、上部オリフィス26は、第1オリフィス形成部材15の連通孔15aから第2オリフィス形成部材16の連通孔16aまでの略1周の範囲に亘って形成される(図2参照)。
下部オリフィス27は第2オリフィス形成部材16および第3オリフィス形成部材17間に形成される環状の通路であって、その一部に設けられた隔壁27aの一側において第2オリフィス形成部材16に前記連通孔16aが形成され、前記隔壁27aの他側において第3オリフィス形成部材17に連通孔17aが形成される。従って、下部オリフィス27は、第2オリフィス形成部材16の連通孔16aから第3オリフィス形成部材17の連通孔17aまでの略1周の範囲に亘って形成される(図3参照)。
以上のことから、第1液室24および第2液室25は、直列に接続された上部オリフィス26および下部オリフィス27によって相互に連通する。
外筒13のカシメ固定部13aには、能動型防振支持装置Mを車体フレームFに固定するための環状の取付ブラケット28が固定されており、この取付ブラケット28の下面に前記可動部材20を駆動するためのアクチュエータ29の外郭を構成するアクチュエータハウジング30が溶接される。
アクチュエータハウジング30にはヨーク32が固定されており、ボビン33に巻き付けられたコイル34がアクチュエータハウジング30およびヨーク32に囲まれた空間に収納される。環状のコイル34の内周に嵌合するヨーク32の筒状部32aに有底円筒状のベアリング36が嵌合する。コイル34の上面に対向する円板状のアーマチュア38がアクチュエータハウジング30の内周面に摺動自在に支持されており、このアーマチュア38の内周に形成した段部38aがベアリング36の上部に係合する。アーマチュア38はボビン33の上面との間に配置した皿ばね42で上方に付勢され、アクチュエータハウジング30に設けた係止部30aに係合して位置決めされる。
ベアリング36の内周に円筒状のスライダ43が摺動自在に嵌合しており、可動部材20から下方に延びる軸部20aが、ベアリング36の上底部を緩く貫通してスライダ43の内部に固定したボス44に接続される。ベアリング36の上底部とスライダ43との間にコイルばね41が配置されており、このコイルばね41でベアリング36は上向きに付勢され、スライダ43は下向きに付勢される。
アクチュエータ29のコイル34が消磁状態にあるとき、ベアリング36に摺動自在に支持されたスライダ43にはコイルばね41の弾発力が下向きに作用するとともに、ヨーク32の底面との間に配置したコイルばね45の弾発力が上向きに作用しており、スライダ43は両コイルばね41,45の弾発力が釣り合う位置に停止する。この状態からコイル34を励磁してアーマチュア38を下方に吸引すると、段部38aに押されてベアリング36が下方に摺動することによりコイルばね41が圧縮される。その結果、コイルばね41の弾発力が増加してコイルばね45を圧縮しながらスライダ43が下降するため、スライダ43にボス44および軸部20aを介して接続された可動部材20が下降し、可動部材20に接続された第2弾性体18が下方に変形して第1液室24の容積が増加する。逆にコイル34を消磁すると、可動部材20が上昇して第2弾性体18が上方に変形し、第1液室24の容積が減少する。
しかして、自動車の走行中に低周波数のエンジンシェイク振動が発生したとき、エンジンEから入力される荷重で第1弾性体14が変形して第1液室24の容積が変化すると、上部オリフィス26および下部オリフィス27を介して接続された第1液室24および第2液室25間で液体が行き来する。第1液室24の容積が拡大・縮小すると、それに応じて第2液室25の容積が縮小・拡大するが、この第2液室25の容積変化はダイヤフラム22の弾性変形により吸収される。このとき、上部オリフィス26および下部オリフィス27の形状および寸法、並びに第1弾性体14のばね定数は前記エンジンシェイク振動の周波数領域で低ばね定数および高減衰力を示すように設定されているため、エンジンEから車体フレームFに伝達される振動を効果的に低減することができる。
尚、上記エンジンシェイク振動の周波数領域では、アクチュエータ29は非作動状態に保たれる。
前記エンジンシェイク振動よりも周波数の高い振動、即ちエンジンEのクランクシャフトの回転に起因するアイドル時の振動や気筒休止時の振動が発生した場合、第1液室24および第2液室25を接続する上部オリフィス26および下部オリフィス27内の液体はスティック状態になって防振機能を発揮できなくなるため、アクチュエータ29を駆動して防振機能を発揮させる。
能動型防振支持装置Mのアクチュエータ29を作動させて防振性能を発揮させるべく、電子制御ユニットUmはクランクパルスおよび気筒休止切換信号に基づいてコイル34に対する通電を制御する。
即ち、図5に示すように、電子制御ユニットUmは、振動状態推定手段M1と、アクチュエータ駆動制御手段M2と、振動過渡期判定手段M3と、振動状態補正手段M4とを備える。振動状態推定手段M1は、クランクパルスセンサSpで検出したクランクパルスに基づいてエンジンEの振動状態(実施例ではエンジン振動の振幅)を推定する。アクチュエータ駆動制御手段M2は、振動状態推定手段M1で推定したエンジンEの振動状態に応じて、能動型防振支持装置Mに防振機能を発揮させるべく、そのアクチュエータ29に供給する電流を制御する。振動過渡期判定手段M3は、エンジン制御手段Ueからの気筒休止切換信号に基づいて、全筒運転→休筒運転の切換と休筒運転→全筒運転の切換とが行われたことを判定する。振動状態補正手段M4は、全筒運転→休筒運転の切換、あるいは休筒運転→全筒運転の切換にそれぞれ対応して予め記憶されたマップに基づいて、振動状態推定手段M1で推定したエンジンEの振動状態を補正する。
次に、能動型防振支持装置Mのアクチュエータ29の制御内容を、図6のフローチャートに基づいて具体的に説明する。
先ずステップS1でクランクパルスセンサSpからクランクアングルの10°毎に出力されるクランクパルスを読み込み、ステップS2で前記読み込んだクランクパルスを基準となるクランクパルス(特定のシリンダのTDC信号)と比較することでクランクパルスの時間間隔を演算する。続くステップS3で前記10°のクランクアングルをクランクパルスの時間間隔で除算することでクランク角速度ωを演算し、ステップS4でクランク角速度ωを時間微分してクランク角加速度dω/dtを演算する。続くステップS5でエンジンEのクランクシャフト回りのトルクTqを、エンジンEのクランクシャフト回りの慣性モーメントをIとして、
Tq=I×dω/dt
により演算する。このトルクTqはクランクシャフトが一定の角速度ωで回転していると仮定すると0になるが、膨張行程ではピストンの加速により角速度ωが増加し、圧縮行程ではピストンの減速により角速度ωが減少してクランク角加速度dω/dtが発生するため、そのクランク角加速度dω/dtに比例したトルクTqが発生することになる。
続くステップS6で時間的に隣接するトルクの最大値および最小値を判定し、ステップS7でトルクの最大値および最小値の偏差、つまりトルクの変動量としてエンジンEを支持する能動型防振支持装置Mの位置における振幅を演算する。前記ステップS1〜S7の処理は振動状態推定手段M1により実行される。
続くステップS8で振動過渡期判定手段M3によりエンジンEが全筒運転状態から休筒運転状態に切り換わる過渡期、あるいは休筒運転状態から全筒運転状態に切り換わる過渡期であるか否かを判断する。エンジンEが前記何れかの過渡期にあるときはエンジンEの振動状態が不安定になるため、振動状態推定手段M1で推定したエンジン振動の振幅は信頼性が低くなり、その推定した振幅に基づいて能動型防振支持装置Mを制御しても有効な防振性能を得ることが難しい。
そこで、エンジンEが前記何れかの過渡期にあるときは、ステップS9で振動状態補正手段M4が予め記憶したマップに基づいてエンジン振動の振幅の補正値を検索し、この補正値を振動状態推定手段M1が推定したエンジン振動の振幅に加算して補正する。そしてステップS10で非過渡期には振動状態推定手段M1により推定されたエンジン振動の振幅に基づいて、また過渡期には振動状態補正手段M4により補正されたエンジン振動の振幅に基づいて、アクチュエータ駆動制御手段M2がアクチュエータ29の駆動を制御すべく、ステップS11でアクチュエータ29のコイル34に印加する電流のデューティ波形およびタイミング(位相)を決定する。
これにより、全筒運転状態と休筒運転状態との過渡期においてエンジンEの振動状態が不安定になっても、能動型防振支持装置Mに有効な防振性能を発揮させることができる。特に、クランクパルスから推定したエンジン振動の振幅に基づいてアクチュエータ29の駆動を制御すると、エンジンEの振動状態が実際に不安定になってから過渡期の補正が行われるため、時間遅れが発生して応答性の良い制御を行うことが難しくなるが、本実施例によれば、気筒休止切換信号が出力された段階でエンジンEの振動状態が実際に不安定になる前に過渡期の補正を行うことができるため、時間遅れがなく応答性が高い制御を行うことが可能になる。
尚、全筒運転状態から休筒運転状態に切り換わる過渡期と、休筒運転状態から全筒運転状態に切り換わる過渡期とで、エンジン振動の振幅の補正値を検索するマップを持ち替えることは勿論であるが、エンジン回転数やエンジン負荷のような他のパラメータに応じてマップを持ち替えれば、更に精度の高い制御を行うことができる。
図7は本制御の作用を示すタイムチャートであって、時刻t0に気筒休止切換信号が全筒運転から休筒運転に切り換わると、それに遅れて時刻t1から時刻t2の間にエンジンEの回転変動(つまりエンジン振動)が発生する。従来の制御ではエンジンEの回転変動が発生する時刻t1から遅れてアクチュエータ29の駆動電流が補正されるが、本実施例によればエンジンEの回転変動が発生する時刻t1にタイミングを合わせてアクチュエータ29の駆動電流が補正されるので、制御の応答性を高めることができる。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施例では自動車のエンジンEを支持する能動型防振支持装置Mを例示したが、本発明の能動型防振支持装置Mは自動車以外のエンジン、あるいはエンジン以外の振動体の支持に適用することができる。
また実施例ではエンジンEの全筒運転状態および休筒運転状態の過渡期に本制御を行っているが、それ以外にエアコンのクラッチのオン/オフの切換時、オートマチックトランスミッションのN(P)ポジション/Dポジションの切換時、パワーステアリング装置の操作時にように、エンジンEの負荷が変動する任意の過渡期に本制御を行うことができる。勿論、複数の原因によるエンジン振動の過渡期を同時に補償することも可能である。
また実施例では振動状態推定手段M1がクランクパルスからエンジン振動の振幅を推定しているが、エンジン振動の振幅を荷重センサで検出しても良い。
能動型防振支持装置の縦断面図 図1の2−2線断面図 図1の3−3線断面図 図1の要部拡大図 能動型防振支持装置の制御系のブロック図 アクチュエータの制御手法を示すフローチャート 作用を説明するタイムチャート
符号の説明
E エンジン(振動体)
M1 振動状態推定手段
M2 アクチュエータ駆動制御手段
M3 振動過渡期判定手段
M4 振動状態補正手段
Um 電子制御ユニット(制御手段)
29 アクチュエータ

Claims (1)

  1. 振動体(E)の荷重を支承するとともに、制御手段(Um)により振動体(E)の振動状態に応じた電流でアクチュエータ(29)を周期的に伸縮制御して振動の伝達を抑制する能動型防振支持装置において、
    前記制御手段(Um)は、
    振動体(E)の振動状態を推定する振動状態推定手段(M1)と、
    振動状態推定手段(M1)が推定した振動体(E)の振動状態に応じてアクチュエータ(29)に供給する電流を制御するアクチュエータ駆動制御手段(M2)と、
    振動体(E)の振動の過渡期を判定する振動過渡期判定手段(M3)と、
    振動過渡期判定手段(M3)が振動の過渡期を判定したときに、振動状態推定手段(M1)が推定した振動体(E)の振動状態を補正する振動状態補正手段(M4)と、
    を備えたことを特徴とする能動型防振支持装置。
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