JP2006015691A - Uv硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いたプリント方法と該方法に用いるuv硬化型インク使用のインクジェットプリンタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】UV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いて絵図又は/及び文字がプリントされたメディア20表面を、その絵図又は/及び文字を構成するUV硬化型の複数のインクのドット100に含まれるインク主成分の樹脂と屈折率が同じか又は±0.5の誤差範囲内でほぼ同じ樹脂を主成分とする透明又は半透明のクリアインクからなるクリアコート層110により覆う。そして、その絵図又は/及び文字を構成する複数のインクのドット100の表面で反射する光が、クリアコート層110を貫いて、その複数のインクのドット100表面で記録メディア20表面の上方にほぼ平行に反射するようにする。
【選択図】図4
Description
このUV硬化型インク使用のプリンタによれば、樹脂シート、金属板、ガラス板等の記録メディア表面にインク付着用のインク受容層を形成せずとも、それらの様々のメディア表面に絵図又は/及び文字をダイレクトにプリントできる。また、そのUV硬化型のインクを用いてプリントされる絵図又は/及び文字は、耐候性、耐水性に優れているために、屋外広告や屋外標示用などの記録メディア表面に絵図又は/及び文字をプリントする場合に、広く利用されている。
その原因を追求したところ、UV硬化型のインクは、その粘性が高く、図9に示したように、そのUV硬化型インクを用いて記録メディア20表面にプリントされた絵図又は/及び文字を構成する複数のインクのドット100が、半球状又はそれに近い形状に記録メディア20表面に盛り上がった状態となるからであることが、判明した。
その結果、そのUV硬化型又は熱硬化型インクを用いて記録メディア20表面にプリントされた絵図又は/及び文字の表面に入射して、その絵図又は/及び文字の表面で反射する光の多くが、図9に矢印で示したように、記録メディア20表面の上方の様々な方向に乱反射してしまうからであることが、判明した。そのために、UV硬化型のインクを用いて記録メディア20表面にプリントされた絵図又は/及び文字が、その表面の光沢がなくなって、その画質が見劣りすることが、判明した。
それに対して、汎用の水性インクは、その粘性が低く、図10に示したように、その水性インクを用いて記録メディア20表面にプリントされた絵図又は/及び文字を構成する複数のインクのドット100は、記録メディア20表面に盛り上がった状態とならずに、記録メディア20表面近くまで偏平に低く押し潰された状態となることが、判明した。
その結果、その水性インクを用いて記録メディア20表面にプリントされた絵図又は/及び文字の表面に入射して、その絵図又は/及び文字の表面で反射する光の多くが、図10に矢印で示したように、乱反射せずに、記録メディア20表面の上方にほぼ平行に揃って反射するためであることが、判明した。そのために、水性インクを用いて記録メディア20表面にプリントされた絵図又は/及び文字は、その表面に光沢があって、その画質が良好であることが、判明した。
そして、これらの推理が正しいか否かを、実験により確かめたところ、上記クリアコート層110で覆われたUV硬化型の複数のインクのドット100の配列からなる絵図又は/及び文字は、その表面の光沢が増して、その絵図又は/及び文字の画質が高まることが確認された。また、実験によれば、その絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア20表面は、その絵図又は/及び文字を構成するUV硬化型の複数のインクのドットに含まれるインク主成分の樹脂と屈折率が同じか又は±0.5の誤差範囲内でほぼ同じ樹脂を主成分とする透明又は半透明のクリアインクからなるクリアコート層110により覆えば、その絵図又は/及び文字の表面の光沢が確実に増して、その絵図又は/及び文字の画質が高まることが確認された。
そして、これらの発想並びに実験に基づいて、UV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いて記録メディア20表面にプリントした絵図又は/及び文字の光沢を高めて、その絵図又は/及び文字を高画質化するためのプリント方法と、該プリント方法に用いるUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタとを、開発した。
次いで、紫外線照射手段を用いて、その第1クリアコート層形成手段により形成されたクリアコート層に紫外線を照射して、そのクリアコート層に小ピッチで並ぶUV硬化型の複数のクリアインクのドットを硬化させることができる。
そして、その絵図又は/及び文字がプリントされたメディア表面を硬化した複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶクリアコート層で覆うことができる。
次いで、加熱手段を用いて、その第2クリアコート層形成手段により形成されたクリアコート層を加熱して、そのクリアコート層に小ピッチで並ぶ熱硬化型の複数のクリアインクのドットを硬化させることができる。
そして、その絵図又は/及び文字がプリントされたメディア表面に硬化した複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶクリアコート層を形成できる。
図1ないし図3は本発明の第1、第2のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタの好適な実施の形態を示し、図1はその側面断面図、図2、図3はその正面図である。以下に、この第1、第2のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを説明する。
また、そのインクジェットヘッド30と共にプラテン10上に搭載された記録メディア20上方をX−Y方向に相対的に移動させる第1サブインクジェットヘッド34から所定のタイミングでそれぞれ噴射させて記録メディア20表面にドット状に着弾させるUV硬化型の複数のクリアインク滴により、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア20表面にUV硬化型の複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶクリアコート層(図示せず)を形成する第1クリアコート層形成手段72が備えられている。第1クリアコート層形成手段72は、ホストコンピュータ62の電子回路、インク噴射手段60等を用いて構成されている。
また、その第1クリアコート層形成手段72により形成されたクリアコート層に紫外線を照射して、そのクリアコート層に小ピッチで並ぶUV硬化型の複数のクリアインクのドットを硬化させる紫外線照射手段82が備えられている。紫外線照射手段82には、記録メディア20表面にプリントされた絵図又は/及び文字を構成するUV硬化型の複数のインクのドットに紫外線を照射する前記紫外線照射手段50が兼用されている。なお、両紫外線照射手段50、82は、それぞれ別々にプラテン10上方にX−Y方向に相対的に移動可能に並べて備えることも可能である。紫外線照射手段50、82の紫外線発光体には、キセノンランプや高圧水銀灯などが用いられている。そして、その紫外線照射手段82を、ホストコンピュータ62の電子回路等により、紫外線照射手段50と共にプラテン10上に搭載された記録メディア20上方を上記クリアコート層の直上までX−Y方向に相対的に移動させて、そのクリアコート層に紫外線照射手段82から紫外線を照射し、そのクリアコート層に小ピッチで並ぶUV硬化型の複数のクリアインクのドットを硬化させることができるように構成されている。
また、そのインクジェットヘッド30と共にプラテン10上に搭載された記録メディア20上方を記録メディア20表面とぼ平行なX−Y方向に相対的に移動させる第2サブインクジェットヘッド36から所定のタイミングでそれぞれ噴射させて記録メディア20表面にドット状に着弾させる熱硬化型の複数のクリアインク滴により、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア20表面に熱硬化型の複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶクリアコート層を形成する第2クリアコート層形成手段74が備えられている。第2クリアコート層形成手段74は、ホストコンピュータ62の電子回路、インク噴射手段60等を用いて構成されている。
また、その第2クリアコート層形成手段74により形成されたクリアコート層を加熱して、そのクリアコート層に小ピッチで並ぶ熱硬化型の複数のクリアインクのドットを硬化させる加熱手段84が備えられている。加熱手段84は、前述の紫外線照射手段50と一体に備えられていて、その加熱手段84を、紫外線照射手段50と共に、プラテン10上に搭載された記録メディア20上方をX−Y方向に相対的に移動させることができるように構成されている。なお、紫外線照射手段50と加熱手段84とは、それぞれ別々にプラテン10上方にX−Y方向に相対的に移動可能に並べて備えることも可能である。加熱手段84の熱発生体(図示せず)には、ハロゲンライトや遠赤外線ランプなどが用いらている。そして、その加熱手段84を、ホストコンピュータ62の電子回路等により、紫外線照射手段50と共にプラテン10上に搭載された記録メディア20上方を上記クリアコート層の直上までX−Y方向に相対的に移動させて、そのクリアコート層に加熱手段84から放射させる熱により、そのクリアコート層に小ピッチで並ぶ熱硬化型の複数のクリアインクのドットを加熱して硬化させることができるように構成されている。
次に、この第1、第2のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いた、本発明のプリント方法の好適な実施の形態を説明する。
次いで、紫外線照射手段82を、プラテン10上に搭載された記録メディア20上方を上記クリアコート層110の直上までX−Y方向に相対的に移動させている。そして、そのクリアコート層110に紫外線照射手段82から紫外線を照射して、そのクリアコート層110を構成するUV硬化型の複数のクリアインクのドットを硬化させている。そして、絵図又は/及び文字がプリントされたメディア20表面を、容易に剥離しない透明又は半透明の強靭なクリアコート層110で覆っている。
次いで、加熱手段84を、プラテン10上に搭載された記録メディア20上方を上記クリアコート層110の直上までX−Y方向に相対的に移動させている。そして、そのクリアコート層110に加熱手段84から熱を放射させて、そのクリアコート層110を構成する熱硬化型の複数のクリアインクのドットを硬化させている。そして、絵図又は/及び文字がプリントされたメディア20表面を、容易に剥離しない透明又は半透明の強靭なクリアコート層110で覆っている。
また、クリアコート層110は、UV硬化型のクリアインク、熱硬化型のクリアインク以外の、異るタイプのクリアインクを用いて、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア20表面に形成することも、可能である。
そして、その第1クリアコート層形成手段72を用いて、複数の第1サブインクジェットヘッド34のそれぞれから噴射させるUV硬化型の複数のクリアインク滴により、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア20表面に複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶクリアコート層110を複数重ねて積層形成すると良い。そして、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア20表面を覆うクリアコート層110を、その絵図又は/及び文字を構成する複数のインクのドット100の高さよりも、厚く形成すると良い。そして、絵図又は/及び文字を構成する複数のインクのドット100をクリアコート層110内側に完全に埋没させた状態として、そのクリアコート層110により、絵図又は/及び文字の表面の光沢を確実に高めると良い。
そして、その第1クリアコート層形成手段72を用いて、第1サブインクジェットヘッド34から噴射させる体積の大きいUV硬化型の複数のクリアインク滴により、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア20表面に体積の大きい複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶ厚いクリアコート層110を形成しても良い。そして、その絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア20表面を覆うクリアコート層110を、絵図又は/及び文字を構成する複数のインクのドット100の高さよりも、確実に厚く形成しても良い。そして、その絵図又は/及び文字を構成する複数のインクのドット100をクリアコート層110内側に完全に埋没させた状態として、そのクリアコート層110により、絵図又は/及び文字の表面の光沢を確実に高めても良い。
そして、その第2クリアコート層形成手段74を用いて、複数の第2サブインクジェットヘッド36のそれぞれから噴射させる熱硬化型の複数のクリアインク滴により、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア20表面に複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶクリアコート層110を複数重ねて積層形成すると良い。そして、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア20表面を覆うクリアコート層110を、その絵図又は/及び文字を構成する複数のインクのドット100の高さよりも、厚く形成すると良い。そして、絵図又は/及び文字を構成する複数のインクのドット100をクリアコート層110内側に完全に埋没させた状態として、そのクリアコート層110により、絵図又は/及び文字の表面の光沢を確実に高めると良い。
そして、その第2クリアコート層形成手段74を用いて、第2サブインクジェットヘッド36から噴射させる体積の大きい熱硬化型の複数のクリアインク滴により、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア20表面に体積の大きい複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶ厚いクリアコート層110を形成しても良い。そして、その絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア20表面を覆うクリアコート層110を、絵図又は/及び文字を構成する複数のインクのドット100の高さよりも、確実に厚く形成しても良い。そして、その絵図又は/及び文字を構成する複数のインクのドット100をクリアコート層110内側に完全に埋没させた状態として、そのクリアコート層110により、絵図又は/及び文字の表面の光沢を確実に高めても良い。
20 記録メディア
30 インクジェットヘッド
34 第1サブインクジェットヘッド
36 第2サブインクジェットヘッド
50 紫外線照射手段
60 インク噴射手段
62 ホストコンピュータ
72 第1クリアコート層形成手段
74 第2クリアコート層形成手段
82 紫外線照射手段
84 加熱手段
100 UV硬化型のインクのドット
110 クリアコート層
112 UV硬化型のクリアインクのドット
Claims (11)
- UV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いて記録メディア表面にUV硬化型の複数のインクのドットの配列からなる絵図又は/及び文字をプリントした後、その絵図又は/及び文字がプリントされたメディア表面を、前記UV硬化型の複数のインクのドットに含まれるインク主成分の樹脂と屈折率が同じか又は±0.5の誤差範囲内でほぼ同じ樹脂を主成分とする透明又は半透明のクリアインクからなるクリアコート層により覆うことを特徴とするUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いたプリント方法。
- 前記絵図又は/及び文字がプリントされたメディア表面に、UV硬化型のクリアインクを用いて、クリアコート層を形成した後、そのUV硬化型のクリアインクにより形成されたクリアコート層に紫外線を照射して、そのクリアコート層を硬化させることを特徴とする請求項1記載のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いたプリント方法。
- 前記絵図又は/及び文字がプリントされたメディア表面に、熱硬化型のクリアインクを用いて、クリアコート層を形成した後、その熱硬化型のクリアインクにより形成されたクリアコート層を加熱して硬化させることを特徴とする請求項1記載のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いたプリント方法。
- 前記メディア表面にプリントされた絵図又は/及び文字を構成するUV硬化型の複数のインクのドットが乾燥するのを待って、その乾燥した状態の複数のインクのドットの配列からなる絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア表面に、前記クリアコート層を形成することを特徴とする請求項1、2又は3記載のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いたプリント方法。
- 請求項2記載のプリント方法に用いるUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタであって、
プラテン上に搭載された記録メディア上方を記録メディア表面とぼ平行なX−Y方向に相対的に移動させるインクジェットヘッドに、クリアコート層形成用のUV硬化型のクリアインク滴を噴射させる第1サブインクジェットヘッドが備えられて、そのインクジェットヘッドと共に前記プラテン上に搭載された記録メディア上方を記録メディア表面とぼ平行なX−Y方向に相対的に移動させる第1サブインクジェットヘッドから噴射させたUV硬化型の複数のクリアインク滴により、前記インクジェットヘッドから噴射させたUV硬化型の複数のインク滴を用いて絵図又は/及び文字がプリントされたメディア表面にUV硬化型の複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶクリアコート層を形成する第1クリアコート層形成手段と、該第1クリアコート層形成手段により形成されたクリアコート層に紫外線を照射して、そのクリアコート層に小ピッチで並ぶUV硬化型の複数のクリアインクのドットを硬化させる紫外線照射手段とが備えられたことを特徴とするUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタ。 - 請求項5記載のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタであって、
前記第1サブインクジェットヘッドが複数備えられて、その複数の第1サブインクジェットヘッドのそれぞれから噴射させるUV硬化型の複数のクリアインク滴により、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア表面に複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶクリアコート層が複数重ねて積層形成されるように、前記第1クリアコート層形成手段が構成されたことを特徴とするUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタ。 - 請求項5記載のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタであって、
前記第1サブインクジェットヘッドから噴射させるUV硬化型の複数のクリアインク滴の体積が、前記インクジェットヘッドから噴射させるUV硬化型の複数のインク滴の体積よりも大きくなるように、第1サブインクジェットヘッドが構成されて、その第1インクジェットヘッドから噴射させるUV硬化型の複数のクリアインク滴により、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア表面に体積の大きい複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶ厚いクリアコート層が前記第1クリアコート層形成手段により形成されるように構成されたことを特徴とするUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタ。 - 請求項5、6又は7記載のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いた請求項2記載のプリント方法であって、
前記絵図又は/及び文字がプリントされたメディア表面に前記UV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いて形成したクリアコート層に紫外線照射手段から紫外線を照射する前に、そのクリアコート層を加熱して、そのクリアコート層に小ピッチで並ぶ硬化前のUV硬化型の複数のクリアインクのドットを軟化させて互いに融合させた後、そのクリアコート層に前記紫外線照射手段から紫外線を照射して、そのクリアコート層を硬化させることを特徴とするUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いたプリント方法。 - 請求項3記載のプリント方法に用いるUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタであって、
プラテン上に搭載された記録メディア上方を記録メディア表面とぼ平行なX−Y方向に相対的に移動させるインクジェットヘッドに、クリアコート層形成用の熱硬化型のクリアインク滴を噴射させる第2サブインクジェットヘッドが備えられて、そのインクジェットヘッドと共に前記プラテン上に搭載された記録メディア上方を記録メディア表面とぼ平行なX−Y方向に相対的に移動させる第2サブインクジェットヘッドから噴射させる前記熱硬化型の複数のクリアインク滴により、前記インクジェットヘッドから噴射させるUV硬化型の複数のインク滴を用いて絵図又は/及び文字がプリントされたメディア表面に熱硬化型の複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶクリアコート層を形成する第2クリアコート層形成手段と、該第2クリアコート層形成手段により形成されたクリアコート層を加熱して硬化させる加熱手段とが備えられたことを特徴とするUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタ。 - 請求項9記載のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタであって、
前記第2サブインクジェットヘッドが複数備えられて、その複数の第2サブインクジェットヘッドのそれぞれから噴射させる熱硬化型の複数のクリアインク滴により、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア表面に複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶクリアコート層が複数重ねて積層形成されるように、前記第2クリアコート層形成手段が構成されたことを特徴とするUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタ。 - 請求項9記載のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタであって、
前記第2サブインクジェットヘッドから噴射させる熱硬化型の複数のクリアインク滴の体積が、前記インクジェットヘッドから噴射させるUV硬化型の複数のインク滴の体積よりも大きくなるように、第2サブインクジェットヘッドが構成されて、その第2インクジェットヘッドから噴射させる熱硬化型の複数のクリアインク滴により、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア表面に体積の大きい複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶ厚いクリアコート層が前記第2クリアコート層形成手段により形成されるように構成されたことを特徴とするUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタ。
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