JP2006015691A - Uv硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いたプリント方法と該方法に用いるuv硬化型インク使用のインクジェットプリンタ - Google Patents

Uv硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いたプリント方法と該方法に用いるuv硬化型インク使用のインクジェットプリンタ Download PDF

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    • B41M7/0045After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock using protective coatings or film forming compositions cured by mechanical wave energy, e.g. ultrasonics, cured by electromagnetic radiation or waves, e.g. ultraviolet radiation, electron beams, or cured by magnetic or electric fields, e.g. electric discharge, plasma

Abstract

【課題】UV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いて記録メディア表面にプリントした絵図又は/及び文字の表面の光沢を高めて、その絵図又は/及び文字を高画質化するプリント方法を提供する。
【解決手段】UV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いて絵図又は/及び文字がプリントされたメディア20表面を、その絵図又は/及び文字を構成するUV硬化型の複数のインクのドット100に含まれるインク主成分の樹脂と屈折率が同じか又は±0.5の誤差範囲内でほぼ同じ樹脂を主成分とする透明又は半透明のクリアインクからなるクリアコート層110により覆う。そして、その絵図又は/及び文字を構成する複数のインクのドット100の表面で反射する光が、クリアコート層110を貫いて、その複数のインクのドット100表面で記録メディア20表面の上方にほぼ平行に反射するようにする。
【選択図】図4

Description

本発明は、UV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いてプリントした絵図又は/及び文字を高画質化するためのプリント方法と、該プリント方法に用いるUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタとに関する。
従来より、絵図又は/及び文字プリント用のインクにUV硬化型インク(紫外線を照射して硬化させるタイプのインク)を使用するインクジェットプリンタが周知である。
このUV硬化型インク使用のプリンタによれば、樹脂シート、金属板、ガラス板等の記録メディア表面にインク付着用のインク受容層を形成せずとも、それらの様々のメディア表面に絵図又は/及び文字をダイレクトにプリントできる。また、そのUV硬化型のインクを用いてプリントされる絵図又は/及び文字は、耐候性、耐水性に優れているために、屋外広告や屋外標示用などの記録メディア表面に絵図又は/及び文字をプリントする場合に、広く利用されている。
特開2004−034543号公報
しかしながら、上記UV硬化型インク使用のインクジェットプリンタにより記録メディア表面にプリントされた絵図又は/文字は、汎用の水性インク使用のインクジェットプリンタを用いてプリントされた絵図又は/文字に比べて、そのプリントされた絵図又は/文字の表面に光沢がなく、そのプリントされた絵図又は/及び文字の画質が見劣りした。
その原因を追求したところ、UV硬化型のインクは、その粘性が高く、図9に示したように、そのUV硬化型インクを用いて記録メディア20表面にプリントされた絵図又は/及び文字を構成する複数のインクのドット100が、半球状又はそれに近い形状に記録メディア20表面に盛り上がった状態となるからであることが、判明した。
その結果、そのUV硬化型又は熱硬化型インクを用いて記録メディア20表面にプリントされた絵図又は/及び文字の表面に入射して、その絵図又は/及び文字の表面で反射する光の多くが、図9に矢印で示したように、記録メディア20表面の上方の様々な方向に乱反射してしまうからであることが、判明した。そのために、UV硬化型のインクを用いて記録メディア20表面にプリントされた絵図又は/及び文字が、その表面の光沢がなくなって、その画質が見劣りすることが、判明した。
それに対して、汎用の水性インクは、その粘性が低く、図10に示したように、その水性インクを用いて記録メディア20表面にプリントされた絵図又は/及び文字を構成する複数のインクのドット100は、記録メディア20表面に盛り上がった状態とならずに、記録メディア20表面近くまで偏平に低く押し潰された状態となることが、判明した。
その結果、その水性インクを用いて記録メディア20表面にプリントされた絵図又は/及び文字の表面に入射して、その絵図又は/及び文字の表面で反射する光の多くが、図10に矢印で示したように、乱反射せずに、記録メディア20表面の上方にほぼ平行に揃って反射するためであることが、判明した。そのために、水性インクを用いて記録メディア20表面にプリントされた絵図又は/及び文字は、その表面に光沢があって、その画質が良好であることが、判明した。
そこで、本発明者は、鋭意研究の結果、このようなUV硬化型インクを用いて記録メディア20表面にプリントされた絵図又は/及び文字の表面における光の乱反射を防いで、その絵図又は/及び文字の表面の光沢を高めるためには、その絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア20表面を、図4に示したように、その絵図又は/及び文字を構成する複数のインクのドット100と同じか又はそれに近い屈折率を持つ透明又は半透明のクリアコート層110により覆って、そのクリアコート層110内側に絵図又は/及び文字を構成する複数のインクのドット100を埋没させた状態とすれば良いことに、想到した。そして、その半球状又はそれに近い形状に盛り上がった状態の複数のインクのドット100の表面で反射する光が、その複数のインクのドット100と同じか又はそれに近い屈折率を持つ上記クリアコート層110を貫いて、その複数のインクのドット100表面で反射するようにすれば良いことに、想到した。即ち、そのようにすれば、その複数のインクのドット100表面で反射する光が、その複数のインクのドット100と同じか又はそれに近い屈折率を持つ上記クリアコート層110の影響を受けて、その複数のインクのドット100とクリアコート層110との界面に当たる、その複数のインクのドット100の表面で乱反射せずに、記録メディア20表面の上方にほぼ平行に反射するはずであることに、想到した。その結果、上記クリアコート層110で覆われた絵図又は/及び文字の表面の光沢が増して、その絵図又は/及び文字の画質が高まるはずであることに、想到した。
そして、これらの推理が正しいか否かを、実験により確かめたところ、上記クリアコート層110で覆われたUV硬化型の複数のインクのドット100の配列からなる絵図又は/及び文字は、その表面の光沢が増して、その絵図又は/及び文字の画質が高まることが確認された。また、実験によれば、その絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア20表面は、その絵図又は/及び文字を構成するUV硬化型の複数のインクのドットに含まれるインク主成分の樹脂と屈折率が同じか又は±0.5の誤差範囲内でほぼ同じ樹脂を主成分とする透明又は半透明のクリアインクからなるクリアコート層110により覆えば、その絵図又は/及び文字の表面の光沢が確実に増して、その絵図又は/及び文字の画質が高まることが確認された。
そして、これらの発想並びに実験に基づいて、UV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いて記録メディア20表面にプリントした絵図又は/及び文字の光沢を高めて、その絵図又は/及び文字を高画質化するためのプリント方法と、該プリント方法に用いるUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタとを、開発した。
即ち、本発明は、UV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いて記録メディア表面にプリントした絵図又は/及び文字の表面の光沢を高めて、その絵図又は/及び文字を高画質化するためのプリント方法と、該プリント方法に用いるUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタとを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のプリント方法は、UV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いて記録メディア表面にUV硬化型の複数のインクのドットの配列からなる絵図又は/及び文字をプリントした後、その絵図又は/及び文字がプリントされたメディア表面を、前記UV硬化型の複数のインクのドットに含まれるインク主成分の樹脂と屈折率が同じか又は±0.5の誤差範囲内でほぼ同じ樹脂を主成分とする透明又は半透明のクリアインクからなるクリアコート層により覆うことを特徴としている。
このプリント方法においては、UV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いて絵図又は/及び文字がプリントされたメディア表面を、その絵図又は/及び文字を構成するUV硬化型の複数のインクのドットに含まれるインク主成分の樹脂と屈折率が同じか又は±0.5の誤差範囲内でほぼ同じ樹脂を主成分とする透明又は半透明のクリアインクからなるクリアコート層により覆っている。そのために、その記録メディア表面にプリントされた絵図又は/及び文字を構成する複数のインクのドットであって、記録メディア表面に半球状又はそれに近い形状に盛り上がった状態となった複数のインクのドットの表面で反射する光が、そのUV硬化型の複数のインクのドットに含まれるインク主成分の樹脂と屈折率が同じか又は±0.5の誤差範囲内でほぼ同じ樹脂を主成分とする透明又は半透明のクリアインクからなるクリアコート層を貫いて、その複数のインクのドット表面で反射するようになる。その結果、その複数のインクのドット表面で反射する光が、その複数のインクのドットと同じか又はそれに近い屈折率を持つクリアコート層の影響を受けて、その複数のインクのドットとクリアコート層との界面で乱反射せずに、記録メディア表面の上方にほぼ平行に反射するようになる。そして、そのクリアコート層で覆われた絵図又は/及び文字の表面の光沢が増して、その絵図又は/及び文字の画質が高まる。
本発明のプリント方法においては、前記メディア表面にプリントされた絵図又は/及び文字を構成するUV硬化型の複数のインクのドットが十分に乾燥するのを待って、その乾燥した状態となった複数のインクのドットの配列からなる絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア表面に、クリアコート層を形成すると良い。
そうした場合には、その十分に乾燥した状態となった複数のインクのドットの配列からなる絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア表面に、クリアインクからなるクリアコート層を形成した際に、その生のクリアコート層に、記録メディア表面にプリントされた複数のインクのドットの配列からなる絵図又は/及び文字の一部が溶出して、その絵図又は/及び文字の一部が滲む等するのを、防ぐことができる。
本発明のプリント方法においては、前記絵図又は/及び文字がプリントされたメディア表面に、UV硬化型のクリアインクを用いて、クリアコート層を形成した後、そのUV硬化型のクリアインクにより形成されたクリアコート層に紫外線を照射して、そのクリアコート層を硬化させると良い。
そうした場合には、その絵図又は/及び文字がプリントされたメディア表面を覆うUV硬化型のクリアインクからなるクリアコート層を迅速かつ確実に硬化させることができる。そして、その絵図又は/及び文字がプリントされたメディア表面を、耐久性を持つ強靭なクリアコート層で覆って保護することが可能となる。
本発明の第1のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタは、UV硬化型のクリアインクを用いてクリアコート層を形成する本発明のプリント方法に用いるものであって、プラテン上に搭載された記録メディア上方をメディア表面とぼ平行なX−Y方向に相対的に移動させるインクジェットヘッドに、クリアコート層形成用のUV硬化型のクリアインク滴を噴射させる第1サブインクジェットヘッドが備えられて、そのインクジェットヘッドと共に前記プラテン上に搭載された記録メディア上方を記録メディア表面とぼ平行なX−Y方向に相対的に移動させる第1サブインクジェットヘッドから噴射させるUV硬化型の複数のクリアインク滴により、前記インクジェットヘッドから噴射させたUV硬化型の複数のインク滴を用いてUV硬化型の複数のインクのドットの配列からなる絵図又は/及び文字がプリントされたメディア表面にUV硬化型の複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶクリアコート層を形成する第1クリアコート層形成手段と、該第1クリアコート層形成手段により形成されたクリアコート層に紫外線を照射して、そのクリアコート層に小ピッチで並ぶUV硬化型の複数のクリアインクのドットを硬化させる紫外線照射手段とが備えられたことを特徴としている。
この第1のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタにおいては、第1クリアコート層形成手段を用いて、プラテン上に搭載された記録メディア上方をメディア表面とぼ平行なX−Y方向に相対的に移動させるインクジェットヘッドと共にプラテン上に搭載された記録メディア上方をメディア表面とぼ平行なX−Y方向に相対的に移動させる第1サブインクジェットヘッドから記録メディアに向けてUV硬化型の複数のクリアインク滴を所定のタイミングでそれぞれ噴射させて、それらの複数のインク滴を記録メディア表面に小ピッチでドット状に並べて着弾させることができる。そして、それらのUV硬化型の複数のクリアインク滴により、インクジェットヘッドから噴射させたUV硬化型の複数のインク滴を用いてUV硬化型の複数のインクのドットの配列からなる絵図又は/及び文字がプリントされたメディア表面にUV硬化型の複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶクリアコート層を形成できる。
次いで、紫外線照射手段を用いて、その第1クリアコート層形成手段により形成されたクリアコート層に紫外線を照射して、そのクリアコート層に小ピッチで並ぶUV硬化型の複数のクリアインクのドットを硬化させることができる。
そして、その絵図又は/及び文字がプリントされたメディア表面を硬化した複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶクリアコート層で覆うことができる。
本発明の第1のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタにおいては、前記第1サブインクジェットヘッドを複数備えると良い。そして、その複数の第1サブインクジェットヘッドのそれぞれから噴射させるUV硬化型の複数のクリアインク滴により、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア表面に複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶクリアコート層が複数重ねて積層形成されるように、前記第1クリアコート層形成手段を構成すると良い。
そうした場合には、第1クリアコート層形成手段を用いて、複数の第1サブインクジェットヘッドのそれぞれから噴射させるUV硬化型の複数のクリアインク滴により、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア表面に複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶクリアコート層を複数重ねて積層形成できる。そして、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア表面を覆うクリアコート層を、その絵図又は/及び文字を構成する複数のインクのドットの高さよりも、厚く形成できる。そして、絵図又は/及び文字を構成する複数のインクのドットをクリアコート層内側に完全に埋没させた状態として、そのクリアコート層により、絵図又は/及び文字の表面の光沢を確実に高めることができる。
また、本発明の第1のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタにおいては、前記第1サブインクジェットヘッドから噴射させるUV硬化型の複数のクリアインク滴の体積が、前記インクジェットヘッドから噴射させるUV硬化型の複数のインク滴の体積よりも大きくなるように、第1サブインクジェットヘッドを構成しても良い。そして、その第1サブインクジェットヘッドから噴射させるUV硬化型の複数のクリアインク滴により、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア表面に体積の大きい複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶ厚いクリアコート層が前記第1クリアコート層形成手段により形成されるようにしても良い。
そうした場合にも、第1クリアコート層形成手段を用いて、第1サブインクジェットヘッドから噴射させる体積の大きいUV硬化型の複数のクリアインク滴により、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア表面に体積の大きい複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶ厚いクリアコート層を形成できる。そして、その絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア表面を覆うクリアコート層を、絵図又は/及び文字を構成する複数のインクのドットの高さよりも、確実に厚く形成できる。そして、その絵図又は/及び文字を構成する複数のインクのドットをクリアコート層内側に完全に埋没させた状態として、そのクリアコート層により、絵図又は/及び文字の表面の光沢を確実に高めることができる。
本発明の第1のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いて、UV硬化型のクリアインクからなるクリアコート層を形成する本発明のプリント方法においては、前記絵図又は/及び文字がプリントされたメディア表面に第1のインクジェットプリンタを用いて形成したクリアコート層に前記紫外線照射手段から紫外線を照射する前に、そのクリアコート層を加熱して、そのクリアコート層に小ピッチで並ぶ硬化前のUV硬化型の複数のクリアインクのドットを軟化させて互いに融合させた後、そのクリアコート層に前記紫外線照射手段から紫外線を照射して、そのクリアコート層を硬化させると良い。
そうした場合には、絵図又は/及び文字がプリントされたメディア表面に第1のインクジェットプリンタを用いて形成したクリアコート層に紫外線照射手段から紫外線を照射して、そのクリアコート層を硬化させる前に、そのクリアコート層を加熱して、そのクリアコート層に小ピッチで並ぶ硬化前のUV硬化型の複数のクリアインクのドットを、軟化させて、互いに融合させることができる。そして、そのUV硬化型の複数のクリアインクのドットが小ピッチで並んでなるクリアコート層を、凹凸のないように、一体に平滑化できる。その後、その一体に平滑化されたクリアコート層に紫外線照射手段から紫外線を照射して、そのクリアコート層を硬化させることができる。そして、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア表面に、凹凸のない一体に平滑化されたクリアコート層を形成できる。そして、その平滑化されたクリアコート層で覆われた絵図又は/及び文字の光沢を的確に高めることができる。
本発明のプリント方法においては、前記絵図又は/及び文字がプリントされたメディア表面に、熱硬化型のクリアインクを用いて、クリアコート層を形成した後、その熱硬化型のクリアインクにより形成されたクリアコート層を加熱して硬化させても良い。
そうした場合にも、そのUV硬化型の複数のインクのドットの配列からなる絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア表面を覆う熱硬化型のクリアインクからなるクリアコート層を迅速かつ確実に硬化させることができる。そして、その絵図又は/及び文字がプリントされたメディア表面を、耐久性を持つ強靭なクリアコート層で覆って保護することが可能となる。
本発明の第2のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタは、熱硬化型のクリアインクを用いてクリアコート層を形成する本発明のプリント方法に用いるものであって、プラテン上に搭載された記録メディア上方を記録メディア表面とぼ平行なX−Y方向に相対的に移動させるインクジェットヘッドに、クリアコート層形成用の熱硬化型のクリアインク滴を噴射させる第2サブインクジェットヘッドが備えられて、そのインクジェットヘッドと共に前記プラテン上に搭載された記録メディア上方を記録メディア表面とぼ平行なX−Y方向に相対的に移動させる第2サブインクジェットヘッドから噴射させる熱硬化型の複数のクリアインク滴により、前記インクジェットヘッドから噴射させたUV硬化型の複数のインク滴を用いて絵図又は/及び文字がプリントされたメディア表面に熱硬化型の複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶクリアコート層を形成する第2クリアコート層形成手段と、該第2クリアコート層形成手段により形成されたクリアコート層を加熱して硬化させる加熱手段とが備えられたことを特徴としている。
この第2のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタにおいては、第2クリアコート層形成手段を用いて、インクジェットヘッドと共にプラテン上に搭載された記録メディア上方を記録メディア表面とぼ平行なX−Y方向に相対的に移動させる第2サブインクジェットヘッドから記録メディアに向けて、熱硬化型の複数のクリアインク滴を所定のタイミングでそれぞれ噴射させて、それらの複数のインク滴を記録メディア表面に小ピッチでドット状に並べて着弾させることができる。そして、それらの複数のクリアインク滴により、絵図又は/及び文字がプリントされたメディア表面に熱硬化型の複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶクリアコート層を形成できる。
次いで、加熱手段を用いて、その第2クリアコート層形成手段により形成されたクリアコート層を加熱して、そのクリアコート層に小ピッチで並ぶ熱硬化型の複数のクリアインクのドットを硬化させることができる。
そして、その絵図又は/及び文字がプリントされたメディア表面に硬化した複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶクリアコート層を形成できる。
本発明の第2のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタにおいては、前記第2サブインクジェットヘッドを複数備えると良い。そして、その複数の第2サブインクジェットヘッドのそれぞれから噴射させる熱硬化型の複数のクリアインク滴により、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア表面に複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶクリアコート層が複数重ねて積層形成されるように、前記第2クリアコート層形成手段を構成すると良い。
そうした場合には、第2クリアコート層形成手段を用いて、複数の第2サブインクジェットヘッドのそれぞれから噴射させる熱硬化型の複数のクリアインク滴により、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア表面に複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶクリアコート層を複数重ねて積層形成できる。そして、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア表面を覆うクリアコート層を、その絵図又は/及び文字を構成する複数のインクのドットの高さよりも、厚く形成できる。そして、絵図又は/及び文字を構成する複数のインクのドットをクリアコート層内側に完全に埋没させた状態として、その絵図又は/及び文字の表面の光沢を、クリアコート層により確実に高めることができる。
また、本発明の第2のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタにおいては、前記第2サブインクジェットヘッドから噴射させる熱硬化型の複数のクリアインク滴の体積が、前記インクジェットヘッドから噴射させるUV硬化型の複数のインク滴の体積よりも大きくなるように、第2サブインクジェットヘッドを構成しても良い。そして、その第2インクジェットヘッドから噴射させる熱硬化型の複数のクリアインク滴により、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア表面に体積の大きい複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶ厚いクリアコート層が前記第2クリアコート層形成手段により形成されるようにしても良い。
そうした場合にも、第2クリアコート層形成手段を用いて、第2サブインクジェットヘッドから噴射させる体積の大きい熱硬化型の複数のクリアインク滴により、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア表面に体積の大きい複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶ厚いクリアコート層を形成できる。そして、その絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア表面を覆うクリアコート層を、絵図又は/及び文字を構成する複数のインクのドットの高さよりも、確実に厚くできる。そして、その絵図又は/及び文字を構成する複数のインクのドットをクリアコート層内側に完全に埋没させた状態として、その絵図又は/及び文字の表面の光沢を、クリアコート層により確実に高めることができる。
本発明の第1、第2のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタ等を用いた本発明のプリント方法によれば、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア表面に、絵図又は/及び文字を構成する複数のインクのドットの持つ光の屈折率と同じか又はそれに近い光の屈折率を持つクリアコート層を容易かつ的確に形成できる。そして、そのクリアコート層により、絵図又は/及び文字の表面の光沢を高めて、その絵図又は/及び文字を高画質化できる。
次に、本発明の実施の形態を図面に従い説明する。
図1ないし図3は本発明の第1、第2のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタの好適な実施の形態を示し、図1はその側面断面図、図2、図3はその正面図である。以下に、この第1、第2のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを説明する。
この第1、第2のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタには、シート等の記録メディア20を搭載する逆樋状をしたプラテン10が備えられている。プラテン10上方には、プラテン10上に搭載された記録メディア20上方を記録メディア20表面とぼ平行なX−Y方向に相対的に移動させるインクジェットヘッド30と紫外線照射手段50とが備えられている。インクジェットヘッド30と、紫外線照射手段50とは、それぞれ別々に、プラテン10上に搭載された記録メディア20上方を記録メディア20表面とぼ平行なX−Y方向に相対的に移動させることができるように構成されている。具体的には、インクジェットヘッド30と、紫外線照射手段50とが、別々のガイドレール32、52にY(横)方向に走行自在にそれぞれ支持されている。プラテン10上面を挟んで、その上方と下方とには、押えローラ42と送りローラ44とが対向させて回転自在に支持されている。そして、その押えローラ42と送りローラ44との間にプラテン10上に搭載された記録メディア20の一部を挟み込んで、送りローラ44をX方向(図1の矢印方向)に回転させることにより、記録メディア20をプラテン10上をX方向に移動させることができるように構成されている。そして、インクジェットヘッド30と紫外線照射手段50とを、ガイドレール32、52に沿ってそれぞれY方向に移動させたり、記録メディア20をプラテン10上をX方向に移動させたりすることにより、インクジェットヘッド30と紫外線照射手段50とを、記録メディア20上方をそれぞれ別々にX−Y方向に相対的に移動させることができる構造をしている。なお、インクジェットヘッド30と紫外線照射手段50とは一体化して、記録メディア20上方を共に一体にX−Y方向に相対的に移動させる構造とすることも、可能である。インクジェットヘッド30は、その下面に並ぶノズル(図示せず)からUV硬化型のインク滴をプラテン10上に搭載された記録メディア20に向けて、噴射させることができる構造をしている。紫外線照射手段50は、プラテン10上に搭載された記録メディア20に向けて紫外線を照射できる構造をしている。そして、インク噴射手段60により、記録メディア20上方をX−Y方向に相対的に移動させるインクジェットヘッド30からUV硬化型の複数のインク滴を所定のタイミングでそれぞれ噴射させて、それらの複数のインク滴を記録メディア20表面の所望部位にそれぞれドット状に着弾させることができるように構成されている。そして、記録メディア20表面にUV硬化型の複数のインクのドットの配列からなる絵図又は/及び文字をプリントできるように構成されている。インク噴射手段60は、インクジェットプリンタ駆動用のホストコンピュータ62の電子回路、インクジェットヘッド30に組み込まれたインク噴射用のピエゾ素子等から構成されている。次いで、その記録メディア20表面にプリントされた絵図又は/及び文字の上方まで、紫外線照射手段50を、ホストコンピュータ62の電子回路等を用いて、プラテン10上に搭載された記録メディア20上方をX−Y方向に相対的に移動させることができるように構成されている。そして、その紫外線照射手段50から紫外線を照射して、記録メディア20表面にプリントされた絵図又は/及び文字を構成するUV硬化型の複数のインクのドットを硬化させることができるように構成されている。そして、記録メディア20表面に複数のインクのドットの配列からなる絵図又は/及び文字を定着プリントできるように構成されている。
以上の構成は、従来汎用のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタと同様であるが、第1のインクジェットプリンタにおいては、それに加えて、図2に示したように、クリアコート層形成用のUV硬化型のクリアインク滴を噴射させる第1サブインクジェットヘッド34が、上記インクジェットヘッド30に一体に並べて備えられている。そして、その第1サブインクジェットヘッド34を、インクジェットヘッド30と共に、プラテン10上に搭載された記録メディア20上方を記録メディア20表面とぼ平行なX−Y方向に相対的に移動させることができるように構成されている。
また、そのインクジェットヘッド30と共にプラテン10上に搭載された記録メディア20上方をX−Y方向に相対的に移動させる第1サブインクジェットヘッド34から所定のタイミングでそれぞれ噴射させて記録メディア20表面にドット状に着弾させるUV硬化型の複数のクリアインク滴により、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア20表面にUV硬化型の複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶクリアコート層(図示せず)を形成する第1クリアコート層形成手段72が備えられている。第1クリアコート層形成手段72は、ホストコンピュータ62の電子回路、インク噴射手段60等を用いて構成されている。
また、その第1クリアコート層形成手段72により形成されたクリアコート層に紫外線を照射して、そのクリアコート層に小ピッチで並ぶUV硬化型の複数のクリアインクのドットを硬化させる紫外線照射手段82が備えられている。紫外線照射手段82には、記録メディア20表面にプリントされた絵図又は/及び文字を構成するUV硬化型の複数のインクのドットに紫外線を照射する前記紫外線照射手段50が兼用されている。なお、両紫外線照射手段50、82は、それぞれ別々にプラテン10上方にX−Y方向に相対的に移動可能に並べて備えることも可能である。紫外線照射手段50、82の紫外線発光体には、キセノンランプや高圧水銀灯などが用いられている。そして、その紫外線照射手段82を、ホストコンピュータ62の電子回路等により、紫外線照射手段50と共にプラテン10上に搭載された記録メディア20上方を上記クリアコート層の直上までX−Y方向に相対的に移動させて、そのクリアコート層に紫外線照射手段82から紫外線を照射し、そのクリアコート層に小ピッチで並ぶUV硬化型の複数のクリアインクのドットを硬化させることができるように構成されている。
他方、第2のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタにおいては、前記第1サブインクジェットヘッド34に代えて、図3に示したように、クリアコート層形成用の熱硬化型のクリアインク滴を噴射させる第2サブインクジェットヘッド36が、前記インクジェットヘッド30に一体に並べて備えられている。そして、その第2サブインクジェットヘッド36を、インクジェットヘッド30と共に、プラテン10上に搭載された記録メディア20上方を記録メディア20表面とぼ平行なX−Y方向に相対的に移動させることができるように構成されている。
また、そのインクジェットヘッド30と共にプラテン10上に搭載された記録メディア20上方を記録メディア20表面とぼ平行なX−Y方向に相対的に移動させる第2サブインクジェットヘッド36から所定のタイミングでそれぞれ噴射させて記録メディア20表面にドット状に着弾させる熱硬化型の複数のクリアインク滴により、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア20表面に熱硬化型の複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶクリアコート層を形成する第2クリアコート層形成手段74が備えられている。第2クリアコート層形成手段74は、ホストコンピュータ62の電子回路、インク噴射手段60等を用いて構成されている。
また、その第2クリアコート層形成手段74により形成されたクリアコート層を加熱して、そのクリアコート層に小ピッチで並ぶ熱硬化型の複数のクリアインクのドットを硬化させる加熱手段84が備えられている。加熱手段84は、前述の紫外線照射手段50と一体に備えられていて、その加熱手段84を、紫外線照射手段50と共に、プラテン10上に搭載された記録メディア20上方をX−Y方向に相対的に移動させることができるように構成されている。なお、紫外線照射手段50と加熱手段84とは、それぞれ別々にプラテン10上方にX−Y方向に相対的に移動可能に並べて備えることも可能である。加熱手段84の熱発生体(図示せず)には、ハロゲンライトや遠赤外線ランプなどが用いらている。そして、その加熱手段84を、ホストコンピュータ62の電子回路等により、紫外線照射手段50と共にプラテン10上に搭載された記録メディア20上方を上記クリアコート層の直上までX−Y方向に相対的に移動させて、そのクリアコート層に加熱手段84から放射させる熱により、そのクリアコート層に小ピッチで並ぶ熱硬化型の複数のクリアインクのドットを加熱して硬化させることができるように構成されている。
図1ないし図3に示した第1、第2のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタは、以上のように構成されている。
次に、この第1、第2のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いた、本発明のプリント方法の好適な実施の形態を説明する。
このプリント方法においては、上記第1、第2のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いて、プラテン10上に搭載された記録メディア20上方を記録メディア20表面とぼ平行なX−Y方向に相対的に移動させるインクジェットヘッド30から、インク噴射手段60により、記録メディア20に向けてUV硬化型の複数のインク滴を所定のタイミングでそれぞれ噴射させて、それらの複数のインク滴を記録メディア20表面の所望部位にそれぞれドット状に着弾させている。そして、図4に示したように、記録メディア20表面にUV硬化型の複数のインクのドット100の配列からなる絵図又は/及び文字をプリントしている。次いで、紫外線照射手段50を、プラテン10上に搭載された記録メディア20上方を記録メディア20表面にプリントされた絵図又は/及び文字の直上までX−Y方向に相対的に移動させている。そして、その絵図又は/及び文字に紫外線照射手段50から紫外線を照射して、その絵図又は/及び文字を構成するUV硬化型の複数のインクのドット100を硬化させている。
以上のステップは、従来周知のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いた絵図又は/及び文字のプリント方法と同様であるが、このプリント方法においては、その後に、図4に示したように、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア20表面を、その絵図又は/及び文字を構成するUV硬化型の複数のインクのドット100に含まれるインク主成分の樹脂と屈折率が同じか又は±0.5の誤差範囲内でほぼ同じアクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂等の樹脂を主成分とする透明又は半透明のクリアインクからなるクリアコート層110により覆っている。
具体的には、前記第1のインクジェットプリンタを用いて、第1サブインクジェットヘッド34を、ホストコンピュータ62の電子回路等を用いて、プラテン10上に搭載された記録メディア20上方を記録メディア20表面とぼ平行なX−Y方向に相対的に移動させている。そして、そのプラテン10上に搭載された記録メディア20上方をX−Y方向に相対的に移動させる第1サブインクジェットヘッド34から、第1クリアコート層形成手段72を用いて、記録メディア20に向けてUV硬化型の複数のクリアインク滴を所定のタイミングでそれぞれ噴射させて、それらの複数のクリアインク滴を絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア20表面に小ピッチでドット状に並べて着弾させている。そして、その絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア20表面に、UV硬化型の複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶクリアコート層110を形成している。
次いで、紫外線照射手段82を、プラテン10上に搭載された記録メディア20上方を上記クリアコート層110の直上までX−Y方向に相対的に移動させている。そして、そのクリアコート層110に紫外線照射手段82から紫外線を照射して、そのクリアコート層110を構成するUV硬化型の複数のクリアインクのドットを硬化させている。そして、絵図又は/及び文字がプリントされたメディア20表面を、容易に剥離しない透明又は半透明の強靭なクリアコート層110で覆っている。
又は、前記第2のインクジェットプリンタを用いて、第2サブインクジェットヘッド36を、ホストコンピュータ62の電子回路等を用いて、プラテン10上に搭載された記録メディア20上方を記録メディア20表面とぼ平行なX−Y方向に相対的に移動させている。そして、そのプラテン10上に搭載された記録メディア20上方をX−Y方向に相対的に移動させる第2サブインクジェットヘッド36から、第2クリアコート層形成手段74を用いて、記録メディア20に向けて熱硬化型の複数のクリアインク滴を所定のタイミングでそれぞれ噴射させて、それらの複数のクリアインク滴を絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア20表面に小ピッチでドット状に並べて着弾させている。そして、その絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア20表面に、熱硬化型の複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶクリアコート層110を形成している。
次いで、加熱手段84を、プラテン10上に搭載された記録メディア20上方を上記クリアコート層110の直上までX−Y方向に相対的に移動させている。そして、そのクリアコート層110に加熱手段84から熱を放射させて、そのクリアコート層110を構成する熱硬化型の複数のクリアインクのドットを硬化させている。そして、絵図又は/及び文字がプリントされたメディア20表面を、容易に剥離しない透明又は半透明の強靭なクリアコート層110で覆っている。
このプリント方法は、以上のステップからなっていて、このプリント方法においては、図4に示したように、その第1、第2のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いて絵図又は/及び文字がプリントされたメディア20表面を、その絵図又は/及び文字を構成するUV硬化型の複数のインクのドットに含まれるインク主成分の樹脂と屈折率が同じか又は±0.5の誤差範囲内でほぼ同じ樹脂を主成分とする透明又は半透明のクリアインクからなるクリアコート層110により覆うことができる。そして、その記録メディア20表面にプリントされた絵図又は/及び文字を構成する複数のインクのドット100であって、記録メディア20表面に半球状又はそれに近い形状に盛り上がった状態となった複数のインクのドット100の表面で反射する光が、そのUV硬化型の複数のインクのドット100に含まれるインク主成分の樹脂と同じか又は屈折率が±0.5の誤差範囲内でほぼ同じ樹脂を主成分とする透明又は半透明のクリアインクからなるクリアコート層110を貫いて、その複数のインクのドット100表面で、乱反射せずに、記録メディア20表面の上方にほぼ平行に反射するようになる。その結果、そのクリアコート層110で覆われた絵図又は/及び文字の表面の光沢が増して、その絵図又は/及び文字の画質が高まる。
なお、このプリント方法には、前記第1、第2のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタ以外の、第1サブインクジェットヘッド34、第2サブインクジェットヘッド36、紫外線照射手段82、加熱手段84等を備えていない、一般のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いることも、可能である。その場合には、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア20表面にクリアコート層110を、スプレー法、静電塗装法、スクリーン塗布法等を用いて形成すると良い。
また、クリアコート層110は、UV硬化型のクリアインク、熱硬化型のクリアインク以外の、異るタイプのクリアインクを用いて、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア20表面に形成することも、可能である。
このプリント方法においては、記録メディア20表面にプリントされた絵図又は/及び文字を構成するUV硬化型の複数のインクのドット100が十分に乾燥するのを待って、それらの乾燥した状態となったの複数のインクのドットの配列からなる絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア20表面に、クリアコート層110を形成すると良い。そして、その生のクリアコート層110に、記録メディア20表面にプリントされた未乾燥状態の複数のインクのドット100の配列からなる絵図又は/及び文字の一部が溶出して、その絵図又は/及び文字の一部が滲む等するのを、防ぐと良い。
また、第1のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いてクリアコート層110を形成するプリント方法においては、図5に示したような、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア20表面に形成されたUV硬化型の複数のクリアインクのドット112が小ピッチで並ぶクリアコート層110に紫外線照射手段82から紫外線を照射して、そのクリアコート層110を硬化させる前に、そのクリアコート層110に小ピッチで並ぶ硬化前のUV硬化型の複数のクリアインクのドット112をプラテン10内側に内蔵された電熱ヒータ(図示せず)等により加熱して、軟化させると良い。そして、図6に示したように、その軟化した複数のクリアインクのドット112を互いに融合させて、そのUV硬化型の複数のクリアインクのドット112が小ピッチで並ぶクリアコート層110を、凹凸のないように、平滑化すると良い。次いで、そのクリアコート層110に紫外線照射手段82から紫外線を照射して、そのクリアコート層110に小ピッチで並ぶ複数のクリアインクのドット112を硬化させると良い。そして、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア20表面に、凹凸のない一体に平滑化されたクリアコート層110を形成すると良い。そして、その平滑化されたクリアコート層110で覆われた絵図又は/及び文字の表面の光沢が的確に増すようにすると良い。
第1のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタにおいては、図7に示したように、第1サブインクジェットヘッド34を複数備えると良い。そして、その複数の第1サブインクジェットヘッド34のそれぞれから噴射させるUV硬化型の複数のクリアインク滴により、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア20表面に複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶクリアコート層110が複数重ねて積層形成されるように、第1クリアコート層形成手段72を構成すると良い。
そして、その第1クリアコート層形成手段72を用いて、複数の第1サブインクジェットヘッド34のそれぞれから噴射させるUV硬化型の複数のクリアインク滴により、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア20表面に複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶクリアコート層110を複数重ねて積層形成すると良い。そして、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア20表面を覆うクリアコート層110を、その絵図又は/及び文字を構成する複数のインクのドット100の高さよりも、厚く形成すると良い。そして、絵図又は/及び文字を構成する複数のインクのドット100をクリアコート層110内側に完全に埋没させた状態として、そのクリアコート層110により、絵図又は/及び文字の表面の光沢を確実に高めると良い。
また、第1のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタにおいては、第1サブインクジェットヘッド34から噴射させるUV硬化型の複数のクリアインク滴の体積が、インクジェットヘッド30から噴射させるUV硬化型の複数のインク滴の体積よりも大きくなるように、第1サブインクジェットヘッド34下面に並ぶノズル径を大きく形成する等しても良い。そして、その第1インクジェットヘッド34から噴射させる複数のクリアインク滴により、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア表面に体積の大きい複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶ厚いクリアコート層110が第1クリアコート層形成手段72により形成されるようにしても良い。
そして、その第1クリアコート層形成手段72を用いて、第1サブインクジェットヘッド34から噴射させる体積の大きいUV硬化型の複数のクリアインク滴により、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア20表面に体積の大きい複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶ厚いクリアコート層110を形成しても良い。そして、その絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア20表面を覆うクリアコート層110を、絵図又は/及び文字を構成する複数のインクのドット100の高さよりも、確実に厚く形成しても良い。そして、その絵図又は/及び文字を構成する複数のインクのドット100をクリアコート層110内側に完全に埋没させた状態として、そのクリアコート層110により、絵図又は/及び文字の表面の光沢を確実に高めても良い。
第2のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタにおいては、図8に示したように、第2サブインクジェットヘッド36を複数備えると良い。そして、その複数の第2サブインクジェットヘッド36のそれぞれから噴射させる熱硬化型の複数のクリアインク滴により、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア20表面に複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶクリアコート層110が複数重ねて積層形成されるように、第2クリアコート層形成手段74を構成すると良い。
そして、その第2クリアコート層形成手段74を用いて、複数の第2サブインクジェットヘッド36のそれぞれから噴射させる熱硬化型の複数のクリアインク滴により、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア20表面に複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶクリアコート層110を複数重ねて積層形成すると良い。そして、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア20表面を覆うクリアコート層110を、その絵図又は/及び文字を構成する複数のインクのドット100の高さよりも、厚く形成すると良い。そして、絵図又は/及び文字を構成する複数のインクのドット100をクリアコート層110内側に完全に埋没させた状態として、そのクリアコート層110により、絵図又は/及び文字の表面の光沢を確実に高めると良い。
また、第2のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタにおいては、第2サブインクジェットヘッド36から噴射させる熱硬化型のクリアインク滴の体積が、インクジェットヘッド30から噴射させるUV硬化型の複数のインク滴の体積よりも大きくなるように、第2サブインクジェットヘッド36下面に並ぶノズル径を大きく形成する等しても良い。そして、その第2インクジェットヘッド36から噴射させる熱硬化型の複数のクリアインク滴により、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア20表面に体積の大きい複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶ厚いクリアコート層110が第2クリアコート層形成手段74により形成されるようにしても良い。
そして、その第2クリアコート層形成手段74を用いて、第2サブインクジェットヘッド36から噴射させる体積の大きい熱硬化型の複数のクリアインク滴により、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア20表面に体積の大きい複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶ厚いクリアコート層110を形成しても良い。そして、その絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア20表面を覆うクリアコート層110を、絵図又は/及び文字を構成する複数のインクのドット100の高さよりも、確実に厚く形成しても良い。そして、その絵図又は/及び文字を構成する複数のインクのドット100をクリアコート層110内側に完全に埋没させた状態として、そのクリアコート層110により、絵図又は/及び文字の表面の光沢を確実に高めても良い。
本発明の第1、第2のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタ等を用いた本発明のプリント方法は、屋外広告や屋外標示用などの記録メディア表面にプリントされたUV硬化型の複数のインクのドットの配列からなる絵図又は/及び文字の表面の光沢を高めて、その絵図又は/及び文字を高画質化するのに、広く有効利用可能である。
本発明の第1、第2のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタの概略構造を示す側面断面図である。 本発明の第1のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタの概略構造を示す正面図である。 本発明の第2のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタの概略構造を示す正面図である。 本発明の第1、第2のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いた本発明のプリント方法の説明図である。 本発明の第1のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いた本発明のプリント方法の説明図である。 本発明の第1のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いた本発明のプリント方法の説明図である。 本発明の第1のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタの概略構造を示す正面図である。 本発明の第2のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタの概略構造を示す正面図である。 従来のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いたプリント方法の説明図である。 従来の水溶性インク使用のインクジェットプリンタを用いたプリント方法の説明図である。
符号の説明
10 プラテン
20 記録メディア
30 インクジェットヘッド
34 第1サブインクジェットヘッド
36 第2サブインクジェットヘッド
50 紫外線照射手段
60 インク噴射手段
62 ホストコンピュータ
72 第1クリアコート層形成手段
74 第2クリアコート層形成手段
82 紫外線照射手段
84 加熱手段
100 UV硬化型のインクのドット
110 クリアコート層
112 UV硬化型のクリアインクのドット

Claims (11)

  1. UV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いて記録メディア表面にUV硬化型の複数のインクのドットの配列からなる絵図又は/及び文字をプリントした後、その絵図又は/及び文字がプリントされたメディア表面を、前記UV硬化型の複数のインクのドットに含まれるインク主成分の樹脂と屈折率が同じか又は±0.5の誤差範囲内でほぼ同じ樹脂を主成分とする透明又は半透明のクリアインクからなるクリアコート層により覆うことを特徴とするUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いたプリント方法。
  2. 前記絵図又は/及び文字がプリントされたメディア表面に、UV硬化型のクリアインクを用いて、クリアコート層を形成した後、そのUV硬化型のクリアインクにより形成されたクリアコート層に紫外線を照射して、そのクリアコート層を硬化させることを特徴とする請求項1記載のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いたプリント方法。
  3. 前記絵図又は/及び文字がプリントされたメディア表面に、熱硬化型のクリアインクを用いて、クリアコート層を形成した後、その熱硬化型のクリアインクにより形成されたクリアコート層を加熱して硬化させることを特徴とする請求項1記載のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いたプリント方法。
  4. 前記メディア表面にプリントされた絵図又は/及び文字を構成するUV硬化型の複数のインクのドットが乾燥するのを待って、その乾燥した状態の複数のインクのドットの配列からなる絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア表面に、前記クリアコート層を形成することを特徴とする請求項1、2又は3記載のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いたプリント方法。
  5. 請求項2記載のプリント方法に用いるUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタであって、
    プラテン上に搭載された記録メディア上方を記録メディア表面とぼ平行なX−Y方向に相対的に移動させるインクジェットヘッドに、クリアコート層形成用のUV硬化型のクリアインク滴を噴射させる第1サブインクジェットヘッドが備えられて、そのインクジェットヘッドと共に前記プラテン上に搭載された記録メディア上方を記録メディア表面とぼ平行なX−Y方向に相対的に移動させる第1サブインクジェットヘッドから噴射させたUV硬化型の複数のクリアインク滴により、前記インクジェットヘッドから噴射させたUV硬化型の複数のインク滴を用いて絵図又は/及び文字がプリントされたメディア表面にUV硬化型の複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶクリアコート層を形成する第1クリアコート層形成手段と、該第1クリアコート層形成手段により形成されたクリアコート層に紫外線を照射して、そのクリアコート層に小ピッチで並ぶUV硬化型の複数のクリアインクのドットを硬化させる紫外線照射手段とが備えられたことを特徴とするUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタ。
  6. 請求項5記載のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタであって、
    前記第1サブインクジェットヘッドが複数備えられて、その複数の第1サブインクジェットヘッドのそれぞれから噴射させるUV硬化型の複数のクリアインク滴により、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア表面に複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶクリアコート層が複数重ねて積層形成されるように、前記第1クリアコート層形成手段が構成されたことを特徴とするUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタ。
  7. 請求項5記載のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタであって、
    前記第1サブインクジェットヘッドから噴射させるUV硬化型の複数のクリアインク滴の体積が、前記インクジェットヘッドから噴射させるUV硬化型の複数のインク滴の体積よりも大きくなるように、第1サブインクジェットヘッドが構成されて、その第1インクジェットヘッドから噴射させるUV硬化型の複数のクリアインク滴により、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア表面に体積の大きい複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶ厚いクリアコート層が前記第1クリアコート層形成手段により形成されるように構成されたことを特徴とするUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタ。
  8. 請求項5、6又は7記載のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いた請求項2記載のプリント方法であって、
    前記絵図又は/及び文字がプリントされたメディア表面に前記UV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いて形成したクリアコート層に紫外線照射手段から紫外線を照射する前に、そのクリアコート層を加熱して、そのクリアコート層に小ピッチで並ぶ硬化前のUV硬化型の複数のクリアインクのドットを軟化させて互いに融合させた後、そのクリアコート層に前記紫外線照射手段から紫外線を照射して、そのクリアコート層を硬化させることを特徴とするUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタを用いたプリント方法。
  9. 請求項3記載のプリント方法に用いるUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタであって、
    プラテン上に搭載された記録メディア上方を記録メディア表面とぼ平行なX−Y方向に相対的に移動させるインクジェットヘッドに、クリアコート層形成用の熱硬化型のクリアインク滴を噴射させる第2サブインクジェットヘッドが備えられて、そのインクジェットヘッドと共に前記プラテン上に搭載された記録メディア上方を記録メディア表面とぼ平行なX−Y方向に相対的に移動させる第2サブインクジェットヘッドから噴射させる前記熱硬化型の複数のクリアインク滴により、前記インクジェットヘッドから噴射させるUV硬化型の複数のインク滴を用いて絵図又は/及び文字がプリントされたメディア表面に熱硬化型の複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶクリアコート層を形成する第2クリアコート層形成手段と、該第2クリアコート層形成手段により形成されたクリアコート層を加熱して硬化させる加熱手段とが備えられたことを特徴とするUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタ。
  10. 請求項9記載のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタであって、
    前記第2サブインクジェットヘッドが複数備えられて、その複数の第2サブインクジェットヘッドのそれぞれから噴射させる熱硬化型の複数のクリアインク滴により、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア表面に複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶクリアコート層が複数重ねて積層形成されるように、前記第2クリアコート層形成手段が構成されたことを特徴とするUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタ。
  11. 請求項9記載のUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタであって、
    前記第2サブインクジェットヘッドから噴射させる熱硬化型の複数のクリアインク滴の体積が、前記インクジェットヘッドから噴射させるUV硬化型の複数のインク滴の体積よりも大きくなるように、第2サブインクジェットヘッドが構成されて、その第2インクジェットヘッドから噴射させる熱硬化型の複数のクリアインク滴により、絵図又は/及び文字がプリントされた記録メディア表面に体積の大きい複数のクリアインクのドットが小ピッチで並ぶ厚いクリアコート層が前記第2クリアコート層形成手段により形成されるように構成されたことを特徴とするUV硬化型インク使用のインクジェットプリンタ。
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