JP2006015235A - スロットダイ、多孔質材料に液体を充填する方法、多孔質木製板の縁部を処理する方法、チップボード及びパーチクルボード - Google Patents

スロットダイ、多孔質材料に液体を充填する方法、多孔質木製板の縁部を処理する方法、チップボード及びパーチクルボード Download PDF

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Abstract

【課題】 多孔質材料の内部に液体を効率よく且つ高速で充填することができるスロットダイを提供する。
【解決手段】 スロットダイ(1)に、パーチクルボード(7)を受ける受け部(2a)を有する第一ダイブロック(2)と、液体を押し出すための第一開口(5b)が設けられた第一シム板(5)と、第一シム開口から押し出された液体をパーチクルボードの縁部に押込むための第一押圧部(4a)が設けられた中間ダイブロック(4)と、液体を押し出すための第二開口(6b)が設けられた第二シム板(6)と、第二開口から押し出された液体をパーチクルボードの縁部に押込むための第二押圧部(3a)が設けられた第二ダイブロック(3)とを設けた。受け部(2a)、第一押圧部(4a)、及び第二押圧部(3a)は、パーチクルボードの縁部の形状と相補的な形状を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スロットダイ、多孔質材料に液体を充填する方法、多孔質木製板の縁部を処理する方法、チップボード及びパーチクルボードに関する。特に、本発明は、チップボード(木くずの圧縮板)やパーチクルボード(削片板)などの多孔質材料の内部に紫外線硬化性樹脂などの液体を充填する方法及びスロットダイに関する。
図7は、多孔質木製板に液体材料を充填する従来のスロットダイ101の断面図である。スロットダイ(コーティングヘッド)101は、チップボードなどの多孔質木製板105の縁部(端面)106の内部に液体材料としての紫外線硬化性樹脂107を充填する。スロットダイ101は、二つのダイブロック102,103と、これらの二つのダイブロック102,103に挟まれたシム板104とからなる。
シム板104の切り欠き部と、二つのダイブロック102,103の対向面とにより、紫外線硬化性樹脂107の押出通路120を形成している。
紫外線硬化性樹脂107は、ダイブロック102に設けられた通路111,112をとおり押出通路120へ入り、押出通路120の開口(スロット)121から押し出される。開口121から押し出される紫外線硬化性樹脂107は、縁部106の表面に塗布されて、多孔質木製板105の縁部106の内部に充填される。
図7に示したスロットダイ101とは、塗布すべき対象が異なるが、このようなスロットダイは、例えば、特許文献1又は特許文献2に開示されている。特許文献1のスロットダイは、粘着ラベルや粘着テープの製造において紫外線硬化型ホットメルト粘着剤を塗布するために使用される。特許文献2のスロットダイは、ホットメルト型接着剤を基材上に塗布するために使用される。
特開平9−285759号公報(図2参照) 特開平10−28917号公報(図1参照) 特開2002−153798号公報(図1参照)
図7に示したスロットダイ101を使用する方法において、多孔質木製板105の搬送速度が遅い場合には、縁部106の内部に紫外線硬化性樹脂107を十分に充填することができる。しかしながら、多孔質木製板105の搬送速度が速い場合には、縁部106の内部に紫外線硬化性樹脂107を十分に充填することができず、多孔質木製板105の搬送の高速化が困難であるという問題があった。
多孔質木製板105の搬送速度を上げるために、紫外線硬化性樹脂107の押出圧力を高くしてスロットダイ101から押し出される紫外線硬化性樹脂107の量を多くすることが考えられる。しかし、紫外線硬化性樹脂107の押出圧力を高くしても、縁部106の表面のみに多くの樹脂107aが塗布されるだけであって、縁部106の内部に十分に樹脂107bを充填することができなかった。
前述した課題を解決する為に本発明では次のようなスロットダイとした。
すなわち、被塗物(7)に液体(9)を塗布するためのスロットダイ(1)において、被塗物とスロットダイとの相対移動方向に対して交差する方向に延在し、液体を押し出すための複数の開口(31,32)を設けた。
複数の開口(31、32)は、長さが異なっていてもよい。
複数の開口から押し出された液体を被塗物へ押込むために、複数の開口のそれぞれに隣接して設けられた押圧部(4a、3a)を有しているとよい。
スロットダイ(1)は、三つ以上のダイブロックと二つ以上のシム板とを積層して構成されていてもよい。
また、本発明による被塗物に液体を塗布するためのスロットダイ(1)は、被塗物(7)を受けるために被塗物の形状と相補的な形状を有する受け部(2a)を有する第一ダイブロック(2)と、液体を押し出すための第一開口(5b)が設けられた第一シム板(5)と、第一開口から押し出された液体を被塗物に押込むために、被塗物の形状と相補的な形状を有する第一押圧部(4a)が設けられた中間ダイブロック(4)と、液体を押し出すための第二開口(6b)が設けられた第二シム板(6)と、第二開口から押し出された液体を被塗物に押込むために、被塗物の形状と相補的な形状を有する第二押圧部(3a)が設けられた第二ダイブロック(3)とを設けた。
第一開口(5b)により画成される第一液体押出開口(31)は、スロットダイ(1)と被塗物(7)との相対移動方向(X)に対して交差する方向に延在しており、第二開口(6b)により画成される第二液体押出開口(32)は、相対移動方向に対して交差する方向に延在しているとよい。
第一液体押出開口(31)と第二液体押出開口(32)とは、長さが異なっているとよい。
本発明によるスロットダイ(1)は、例えば、特許文献3の図1に開示されている塗布装置である塗布ヘッド2のスロットノズル16の代わりに取り付けて使用することができる。
また、本発明による多孔質材料(7)に液体(9)を充填する方法は、単一のスロットダイ(1)と多孔質材料との相対移動方向(X)における多孔質材料の上流側の第一位置において、単一のスロットダイの第一液体押出開口(31)から多孔質材料へ液体を押し出す工程と、第一液体押出開口から押し出された液体を単一のスロットダイの第一押圧部(4a)により押圧して液体を多孔質材料の内部へ充填する第一充填工程と、相対移動方向における多孔質材料の下流側の第二位置において、単一のスロットダイの第二液体押出開口(32)から多孔質材料へ液体を押し出す工程と、第二液体押出開口から押し出された液体を単一のスロットダイの第二押圧部(3a)により押圧して液体を多孔質材料の内部へ充填する第二充填工程とを含み、第二充填工程は、第一充填工程により液体が充填された多孔質材料の少なくとも一部分に重ねて液体を充填することを特徴とする。
また、本発明による多孔質木製板(7)の縁部(8)を処理する方法は、単一のスロットダイ(1)の受け部(2a)により多孔質木製板の縁部を案内して、単一のスロットダイと多孔質木製板とを相対移動させる工程と、相対移動方向(X)における多孔質木製板の上流側の第一位置において、単一のスロットダイの第一液体押出開口(31)から多孔質木製板の縁部へ液体を押し出す工程と、第一液体押出開口から押し出された液体を単一のスロットダイの第一押圧部(4a)により押圧して液体を縁部の内部へ充填する第一充填工程と、相対移動方向における多孔質木製板の下流側の第二位置において、単一のスロットダイの第二液体押出開口(32)から縁部へ液体を押し出す工程と、第二液体押出開口から押し出された液体を単一のスロットダイの第二押圧部(3a)により押圧して液体を縁部の内部へ充填する第二充填工程とを含み、第二充填工程は、第一充填工程により液体が充填された縁部の少なくとも一部分に重ねて液体を充填することを特徴とする。
多孔質木製板(7)は、チップボード又はパーチクルボードでもよい。
液体(9)は、紫外線硬化性樹脂でもよい。
上記多孔質木製板(7)の縁部(8)を処理する方法は、紫外線硬化性樹脂を硬化させるために紫外線を照射する工程と、硬化した紫外線硬化性樹脂が塗布されている縁部をサンディングする工程とをさらに含んでいるとよい。
また、本発明によるチップボードは、その縁部が上記多孔質木製板(7)の縁部(8)を処理する方法より処理されている。
また、本発明によるパーチクルボードは、その縁部が上記多孔質木製板(7)の縁部(8)を処理する方法より処理されている。
本発明によれば、被塗物に液体を高速で塗布することができ、特に有用になるものである。
また、本発明によれば、被塗物が多孔質材料である場合に、多孔質材料の内部に液体を十分に充填することができる。
また、本発明によれば、被塗物が多孔質材料である場合に、多孔質材料の内部に液体を効率よく且つ高速で充填することができる。
また、本発明によれば、安価なチップボードあるいはパーチクルボードなどの多孔質木製板の端部を効率よく瞬時に目止め処理することができる。
以下、本発明を、好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は、紫外線硬化性樹脂などの液体をチップボードの縁部の内部に充填する本発明の方法及びスロットダイを示す概略図である。
スロットダイ1は、三層構造にされたリップ型スロットダイである。スロットダイ1は、第一ダイブロック2と、第二ダイブロック3と、第一ダイブロック2と第二ダイブロック3との間に配置された中間ダイブロック4とからなる。第一ダイブロック2と中間ダイブロック4との間に第一シム板5が挟まれており、第二ダイブロック3と中間ダイブロック4との間に第二シム板6が挟まれている。第一ダイブロック2、第一シム板5、中間ダイブロック4、第二シム板6、及び第二ダイブロック3は、チップボード7の搬送方向Xに沿って、この順に並べられてボルト23,25で締結されている。
図2は、本発明によるスロットダイ1の斜視図である。図3は、スロットダイ1の分解図である。
第一ダイブロック2は、底部(リップ面)2aと傾斜部2bが形成されている。底部(リップ面)2aと傾斜部2bは、全体的にチップボードの縁部と相補的な形状をしており、本実施例においては、ほぼ円弧形状に形成されている。底部(リップ面)2aは、チップボードの縁部を受ける受け部として機能する。傾斜部2bは、底部2aに対して傾斜しており、本実施例においては、傾斜角度が約10°に設定されている。図1において、傾斜部2bの傾斜は、理解を容易にするために誇張して描かれている。
図3を参照して、第一ダイブロック2は、二本の位置決めピン21を通すための二つの位置決め穴2pと、三本の締結ボルト23を通す三つの穴2hと、四本の締結ボルト25と螺合する四つのねじ穴2kとが設けられている。さらに、液体を通す流通路27が設けられている。位置決め穴2p、穴2h、ねじ穴2k、及び流通路27の軸線は、搬送方向Xにほぼ平行である。
第一シム板5は、二本の位置決めピン21を通すための二つの位置決め穴5pと、三本の締結ボルト23を通す三つの穴5hと、四本の締結ボルト25を通す四つの穴5kとが設けられている。さらに、第一シム板5は、第一ダイブロック2の流通路27と連通する貫通穴(切り抜き穴)5a及び貫通穴5aと連通し第一液体押出開口を形成するための開口5bが設けられている。
中間ダイブロック4は、組み立てられたときに、第一ダイブロック2の底部(リップ面)2aと整合する底部(リップ面)4aが形成されている。底部(リップ面)4aも、全体的にチップボードの縁部と相補的な形状をしており、本実施例においては、ほぼ円弧形状に形成されている。底部(リップ面)4aは、チップボードの縁部を受ける受け部として機能するとともに、液体材料を縁部へ押込む押圧部としても機能する。
中間ダイブロック4は、二本の位置決めピン21を通すための二つの位置決め穴4pと、三本の締結ボルト23を通す三つの穴4hと、四本の締結ボルト25を通す四つの穴4kとが設けられている。また、中間ダイブロック4は、第一シム板5の貫通穴5aを介して、第一ダイブロック2の流通路27と連通する流通路28及び流通路28と連通する溝穴29が設けられている。溝穴29は、液溜め室として機能すると共に、第一ダイブロック2の流通路27からの液体を第一シム板5の貫通穴5aを介して開口5bへほぼ均一に分配するために、底部4aの形状に沿ってほぼ円弧形状に形成されている。
第二シム板6は、二本の位置決めピン21を通すための二つの位置決め穴6pと、三本の締結ボルト23を通す三つの穴6hと、四本の締結ボルト25を通す四つの穴6kとが設けられている。さらに、第一シム板6は、中間ダイブロック4の流通路28と連通する貫通穴(切り抜き穴)6a及び貫通穴6aと連通し第二液体押出開口を形成するための開口6bが設けられている。図2に示すように、本実施例においては、第二シム板6の開口6bの幅D1は、第一シム板5の開口5bの幅D2よりも小さい。なお、被塗物などの適用条件に応じて、第二シム板6の開口6bの幅D1を第一シム板5の開口5bの幅D2とほぼ同じにしてもよいことはもちろんである。
第二ダイブロック3は、組み立てられたときに、第一ダイブロック2の底部(リップ面)2a及び中間ダイブロック4の底部(リップ面)4aと整合する底部(リップ面)3aが形成されている。底部(リップ面)3aも、全体的にチップボードの縁部と相補的な形状をしており、本実施例においては、ほぼ円弧形状に形成されている。底部(リップ面)3aは、チップボードの縁部を受ける受け部として機能するとともに、液体材料を縁部へ押込む押圧部としても機能する。
第二ダイブロック3は、二本の位置決めピン21を通すための二つの位置決め穴3pと、三本の締結ボルト23と螺合する三つのねじ穴3hと、四本の締結ボルト25を通す四つの穴3kとが設けられている。また、第二ダイブロック3は、第二シム板6の貫通穴6aを介して、中間ダイブロック4の流通路28と連通する溝穴30が設けられている。溝穴30は、液溜め室として機能すると共に、中間ダイブロック4の流通路28からの液体を第二シム板6の貫通穴6aを介して開口6bへほぼ均一に分配するために、底部3aの形状に沿ってほぼ円弧形状に形成されている。
スロットダイ1は、次のように組み立てられる。
二本の位置決めピン21を、第一ダイブロック2の位置決め穴2p、第一シム板5の位置決め穴5p、中間ダイブロック4の位置決め穴4p、第二シム板6の位置決め穴6p、及び第二ダイブロック3の位置決め穴3pに通して、第一ダイブロック2の底部(リップ面)2aと中間ダイブロック4の底部(リップ面)4aと第二ダイブロック3の底部(リップ面)3aが整列するように、第一ダイブロック2、第一シム板5、中間ダイブロック4、第二シム板6、及び第二ダイブロック3を重ね合わせる。これらをボルト23及び25により締め付け固定してスロットダイ1を組み立てる。
図1を参照して、チップボード7の縁部8の表面と接触する中間ダイブロック4の底部(リップ面)4aの長さL1は、条件に応じて第一ダイブロック2の底部(リップ面)2aの長さL0よりも短くてもよいが、第一ダイブロック2の底部(リップ面)2aの長さL0とほぼ同じかそれよりも長く設定されているのが好ましい。中間ダイブロック4の底部(リップ面)4aの長さL1は、図7に示した従来のスロットダイ101のダイブロック103のリップ面の長さL3よりも長く設定されているとよい。本実施例においては、長さL1が長さL0の約1.5倍〜約2.0倍程度に設定されている。
また、縁部8の表面と接触する第二ダイブロック3の底部(リップ面)3aの長さL2も、図7に示した従来のスロットダイ101のダイブロック103のリップ面の長さL3よりも長く設定されているとよい。本実施例においては、長さL2が長さL1の約2倍に設定されている。
すくなくとも、中間ダイブロック4の底部(リップ面)4aの長さL1と第二ダイブロック3の底部(リップ面)3aの長さL2を合わせた長さは、従来のスロットダイ101のリップ面の長さL3よりも長い。すなわち、本発明のスロットダイの押出開口の総面積に対するリップ面の総面積の割合が、従来のスロットダイよりも大きい。
第一シム板5及び第二シム板6は、薄板で構成されている。本実施例においては、第一ダイブロック2の底部(リップ面)2aの長さL0を3mmと設定したときに、第一シム板5及び第二シム板6の厚さは、約0.2mmに設定されている。
スロットダイ1と被塗物としてのチップボード7とを相対移動させながら、スロットダイ1から液体をチップボード7の縁部8に塗布する。スロットダイ1を移動させてもよいが、本実施例では、図1に示すように、スロットダイ1を液体の供給停止用の開閉弁(モジュール)などを備えた例えば特許文献3の図1に開示された塗布ヘッドなどのダイ支持装置(不図示)により所定の位置に設定して固定し、チップボード7を一対のローラ(不図示)で挟んで矢印Xで示す搬送方向に搬送する。
第一ダイブロック2の面と、この面と対向する中間ダイブロック4の面と、第一シム板5の開口5bとにより形成される第一液体押出開口31は、搬送方向Xに対してほぼ垂直な方向に細長く延在している。第二ダイブロック3の面と、この面と対向する中間ダイブロック4の面と、第二シム板6の開口6bとにより形成される第二液体押出開口32もまた、搬送方向Xに対してほぼ垂直な方向に細長く延在している。第一液体押出開口31と第二液体押出開口32とはほぼ平行に配置されている。
図1に示すように、中間ダイブロック4と第二ダイブロック3の底部(リップ面)4a及び3aは、チップボード7の縁部8と接触している。液体は、第一ダイブロック2の流通路27を通り第一シム板5の貫通穴5a及び中間ダイブロック4の溝穴29へ入る。溝穴29により、液体は開口5bすなわち第一液体押出開口31からほぼ均一に押し出される。第一液体押出開口31から押し出された液体は、チップボード7と共に搬送方向Xの下流へ搬送され、中間ダイブロック4の底部(リップ面)4aにより、チップボード7の縁部8の内部へ押込まれる。第一液体押出開口31から押し出されなかった液体は、中間ダイブロック4の流通路28を通り第二シム板6の貫通穴6a及び第二ダイブロック3の溝穴30へ入る。溝穴30により、液体は開口6bすなわち第二液体押出開口32からほぼ均一に押し出される。第二液体押出開口32から押し出された液体は、チップボード7と共に搬送方向Xの下流へ搬送され、第二ダイブロック3の底部(リップ面)3aにより、チップボード7の縁部8の内部へ押込まれる。
このようにして、第一液体押出開口31及び6bから押し出された液体は、チップボード7の縁部8の表面に塗布され、そして、リップ面4a及び3aにより縁部8の内部に充填される。
図4は、チップボード7の斜視図である。
チップボード7あるいはパーチクルボードは、木材片を圧縮接着した再生木材加工品である。再生木材加工品の中では、最も単価が安いものの一つであり、数多くの加工芯材として使用されている。これに対して、間伐材などを繊維状にして熱圧で成型した中質繊維板(MDF)は、材料が均質で反りなどの狂いの少ない硬質な木質素材である。MDFを使用した製品は見栄えがよく高級感があるが、高価であるという欠点もある。一般的に、チップボードあるいはパーチクルボードは、表層部の密度が高く、中間層は粗く、密度が低くなっている。表面層は、密度が高く生地が細かいので、表面層の表面(フラット面)に模様付等の化粧シート(フィルム状表面材)を貼ることにより製品の表面の見栄えを良くすることができる。しかし、加工品の端面(エッヂ)には中間層の生地の粗い部分が露出しているため、ガサガサの端面に化粧シートを貼ったり、塗装したり、ラッピングしたりしても、端部には穴があったり凹凸があったりするので、端面目地が現れてしまい製品の表面の見栄えはあまりよくない。また、安価な薄物シートで端面処理をすると鏡面性がなく、製品価値が下がってしまうという欠点が有った。したがって、ラッピング等の芯材にはあまり使用されていなかった。また、端面を塗装仕上げする場合には、パテ処理等の前処理が必要である。そこで、一般的に、再生木材加工品に高級感を出すために、端面目地が出ないような厚物エッヂなどにより端面を処理していた。
これに対して、本発明のスロットノズルを使用することにより、安価なパーチクルボードなどの多孔質ボードの端部を効率よく瞬時に目止め処理することができる。
図4において、チップボード7は、上面層7a、中間層7b、及び底面層7cの三層で構成されている。チップボード7の木くずの密度は、上面層7a及び底面層7cで高く、中間層7bの密度は、上面層7a及び底面層7cの密度よりも低い。チップボード7の縁部8は、湾曲している。
図5及び図6は、チップボード7のこのように湾曲した縁部8に液体を塗布する第一シム板5及び第二シム板6をそれぞれ示す図である。図5は、チップボード7の搬送方向Xの上流側に配置される第一シム板5を示す図である。図6は、チップボード7の搬送方向Xの下流側に配置される第二シム板6を示す図である。第一シム板5及び第二シム板6は、チップボード7の縁部8(被塗布面)の形状に合わせてカットされている。
図5に示すように、搬送方向Xの上流側に配置された第一シム板5の開口5bの幅は、チップボード7の端面すなわち縁部8の幅とほぼ同じである。第一ダイブロック2の流通路27からの液体は、第一シム板5の貫通穴5a及び中間ダイブロック4の溝穴29に入り、開口5bすなわち第一液体押出開口31からほぼ均一に縁部8に塗布される。図5において矢印は液体の流れを説明するために示している。開口5bすなわち第一液体押出開口31の幅は縁部8の幅とほぼ同じであるので、縁部8のほぼ全域、すなわち、チップボード7の上面層7a、中間層7b、及び底面層7cのすべてに液体が塗布される。
一方、搬送方向Xの下流側に配置された第二シム板6の開口6bの幅は、チップボード7の端面すなわち縁部8の幅よりも小さいく、チップボード7の中間層7bの厚さとほぼ同じである。開口6bが中間層7bと整合するように、第二シム板6が位置決めされている。中間ダイブロック4の流通路28からの液体は、第二シム板6の貫通穴6a及び第二ダイブロック3の溝穴30に入り、開口6bすなわち第二液体押出開口32からほぼ均一に縁部8に塗布される。図6において矢印は液体の流れを説明するために示している。第二液体押出開口32の幅は中間層7bの幅とほぼ同じであるので、縁部8の中間層7bにのみ液体が塗布される。つまり、中間層7bの縁部には、二度にわたって、液体を塗布及び充填処理することができる。
このように、第一位置において液体を縁部8の全体に塗布し、第二位置において液体を縁部8の中間層7bのみに塗布する。つまり、密度が高く目の細かい表面層(上面層7a及び底面層7c)に液体を充填すると共に密度が低く目の粗い中間層7bに十分な量の液体を充填することができる。このようにして、木くずの密度に応じた塗布及び充填処理を達成することができる。これによって、縁部8の塗布面の見栄えをよくすることができる。また、このように第一、第二位置と言った複数位置で液体を塗布し充填するようにすることにより、塗布の必要部位に必要量だけ液体を塗布し充填するようにすることができるので、液体を効率よく塗布し充填するようにすることができ、結果的に液体の塗布量、充填量の削減を図ることができる。
本実施例によれば、液体を押し出す液体押出開口が二つあるので、液体としての紫外線硬化性樹脂9は、図1に示すように、確実に且つ効果的にチップボード7の縁部8の内部に充填される。液体の圧力の漏れは、中間ダイブロック4と第二ダイブロック3の底部4a、3aの直線部分の長さ(リップ面の長さ)を長くすることにより防止される。これによって、より多くの液体が縁部の内部に効率よく充填される。本実施例によれば、縁部の内部への液体の充填の高速化が達成できる。
また、本発明は上記実施例に限定されることなく、中間ダイブロック4の数及びシム板の数を増やすことにより、多数の液体押出開口を設けることができる。それによって、縁部8の内部に異なる液体を充填する構成とすることも可能となる。
本発明において、液体は、被塗物に応じて、いずれの材料であっても良い。本実施例は、被塗物を加工木材製品として説明したが、被塗物は、加工木材製品に限られるものではない。被塗物は、繊維材料、不織布、ウェブなどの多孔質材料であってもよい。加工木材製品に塗布する液体は、樹脂材料であるとよい。樹脂材料は、ホットメルト材料、紫外線硬化性樹脂などであるとよい。
液体がチップボードの縁部に塗布された後、チップボードの縁部には、回転するベルトでサンディングが施される。ホットメルト材料を塗布した後にサンディングを施すと、研磨熱によりホットメルト材料に粘り気が生じてサンディングが困難になる場合がある。また、軟化したホットメルトがサンダーの目に詰まるということもある。これに対して、紫外線硬化性樹脂のサンディングは円滑に行われるので、縁部はきれいな仕上げ面となる。さらに、仕上げ面に、転写で塗工したり、転写箔、エッジテープ、紙テープなどを貼り付けるなどして製品面を形成することもできる。また、紫外線硬化性樹脂は、塗布後に紫外線ランプから紫外線を照射することにより速く硬化するので、処理時間を短縮することができる。前記エッジテープ、紙などの該仕上げ面への貼付けにおいては、例えば特許文献3の図2乃至図6に開示されているガイド装置を備えた塗布ヘッド(塗布装置)を使用することができる。
以上の実施形態ではチップボード(被塗物)7の縁部(端部)8がほぼ円弧状に湾曲しており、該湾曲した縁部8に液体を塗布する場合を示したが、チップボードの該縁部がチップボードの表面に対して直角な平たい端面として形成されている場合には、スロットダイの第一ダイブロック2の底部(リップ面)2aと傾斜部2b、中間ダイブロック4の底部(リップ面)4a、第二ダイブロック3の底部(リップ面)3a、及び第一、第二シム板5、6も該直角な平たい端面の形状に合致させて形成する、即ちチップボードの該直角な平たい端面と相補的な形状に形成する。
以上の説明から、多孔質木製のチップボードなどの安価な基材の端部処理のための液体充填を早く効果的に行うことができる。また、中質繊維板(MDF)に比べて安価な基材で、高級感のある製品を提供することができる。
本発明は、以上の実施形態に限定されるものではなく、その特徴事項から逸脱することなく、他のいろいろな形態で実施することができる。そのため、前述の実施の形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、何ら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、すべて本発明の範囲内のものである。
紫外線硬化性樹脂などの液体をチップボードの縁部の内部に充填する本発明の方法及びスロットダイを示す概略図。 本発明によるスロットダイ1の斜視図。 スロットダイ1の分解図。 チップボード7の斜視図。 チップボード7の搬送方向Xの上流側に配置される第一シム板5を示す図。 チップボード7の搬送方向Xの下流側に配置される第二シム板6を示す図。 多孔質木製板に液体材料を充填する従来のスロットダイの断面図。
符号の説明
1 スロットダイ
2 第一ダイブロック
2a リップ面(受け部)
3 第二ダイブロック
3a リップ面(押圧部)
4 中間ダイブロック
4a リップ面(押圧部)
5 第一シム板
5b 開口
6 第二シム板
6b 開口
7 チップボード(被塗物)
8 縁部
9 紫外線硬化性樹脂
31 第一液体押出開口
32 第二液体押出開口

Claims (14)

  1. 被塗物に液体を塗布するためのスロットダイにおいて、被塗物とスロットダイとの相対移動方向に対して交差する方向に延在し、液体を押し出すための複数の開口が設けられていることを特徴とするスロットダイ。
  2. 前記複数の開口は、長さが異なることを特徴とする請求項1に記載のスロットダイ。
  3. 前記複数の開口から押し出された液体を被塗物へ押込むために、前記複数の開口のそれぞれに隣接して設けられた押圧部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のスロットダイ。
  4. 前記スロットダイは、三つ以上のダイブロックと二つ以上のシム板とを積層して構成されていることを特徴とする請求項1乃至3に記載のスロットダイ。
  5. 被塗物に液体を塗布するためのスロットダイであって、
    被塗物を受けるために被塗物の形状と相補的な形状を有する受け部を有する第一ダイブロックと、
    液体を押し出すための第一開口が設けられた第一シム板と、
    第一開口から押し出された液体を被塗物に押込むために、被塗物の形状と相補的な形状を有する第一押圧部が設けられた中間ダイブロックと、
    液体を押し出すための第二開口が設けられた第二シム板と、
    第二開口から押し出された液体を被塗物に押込むために、被塗物の形状と相補的な形状を有する第二押圧部が設けられた第二ダイブロックとを含むことを特徴とするスロットダイ。
  6. 前記第一開口により画成される第一液体押出開口は、前記スロットダイと被塗物との相対移動方向に対して交差する方向に延在しており、前記第二開口により画成される第二液体押出開口は、前記相対移動方向に対して交差する方向に延在していることを特徴とする請求項5に記載のスロットダイ。
  7. 前記第一液体押出開口と前記第二液体押出開口とは、長さが異なることを特徴とする請求項5又は6に記載のスロットダイ。
  8. 多孔質材料に液体を充填する方法であって、
    単一のスロットダイと多孔質材料との相対移動方向における多孔質材料の上流側の第一位置において、前記単一のスロットダイの第一液体押出開口から多孔質材料へ液体を押し出す工程と、
    第一液体押出開口から押し出された液体を前記単一のスロットダイの第一押圧部により押圧して液体を多孔質材料の内部へ充填する第一充填工程と、
    前記相対移動方向における多孔質材料の下流側の第二位置において、前記単一のスロットダイの第二液体押出開口から多孔質材料へ液体を押し出す工程と、
    第二液体押出開口から押し出された液体を前記単一のスロットダイの第二押圧部により押圧して液体を多孔質材料の内部へ充填する第二充填工程とを含み、
    前記第二充填工程は、前記第一充填工程により液体が充填された多孔質材料の少なくとも一部分に重ねて液体を充填することを特徴とする方法。
  9. 多孔質木製板の縁部を処理する方法であって、
    単一のスロットダイの受け部により多孔質木製板の縁部を案内して、前記単一のスロットダイと多孔質木製板とを相対移動させる工程と、
    相対移動方向における多孔質木製板の上流側の第一位置において、前記単一のスロットダイの第一液体押出開口から多孔質木製板の縁部へ液体を押し出す工程と、
    第一液体押出開口から押し出された液体を前記単一のスロットダイの第一押圧部により押圧して液体を縁部の内部へ充填する第一充填工程と、
    前記相対移動方向における多孔質木製板の下流側の第二位置において、前記単一のスロットダイの第二液体押出開口から縁部へ液体を押し出す工程と、
    第二液体押出開口から押し出された液体を前記単一のスロットダイの第二押圧部により押圧して液体を縁部の内部へ充填する第二充填工程とを含み、
    前記第二充填工程は、前記第一充填工程により液体が充填された縁部の少なくとも一部分に重ねて液体を充填することを特徴とする方法。
  10. 前記多孔質木製板は、チップボード又はパーチクルボードであることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記液体は、紫外線硬化性樹脂であることを特徴とする請求項9又は10に記載の方法。
  12. 紫外線硬化性樹脂を硬化させるために紫外線を照射する工程と、
    硬化した紫外線硬化性樹脂が塗布されている縁部をサンディングする工程とをさらに含む請求項9乃至10に記載の方法。
  13. チップボードであって、その縁部が請求項9乃至12の方法により処理されたチップボード。
  14. パーチクルボードであって、その縁部が請求項9乃至12の方法により処理されたパーチクルボード。
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