JP2006010192A - 熱交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】偏平なチューブ2を構成する第1,第2プレート21,22の僅かな寸法誤差による周縁部の接合不良を防止する。
【解決手段】冷却水が通流するケーシング内に収容されたオイルクーラのコアは、偏平なチューブ2を複数段積層することにより構成され、チューブ2内部をオイルが通流するとともに、隣接するチューブ2の間を冷却水が通流する。各チューブ2は、円形の第1プレート21と第2プレート22と両者間のフィンプレート23とからなり、第1プレート21周縁部の第1嵌合壁33の内側に第2プレート22周縁部の第2嵌合壁53が嵌合し、ロー付け接合される。第1嵌合壁33の傾斜角θ1は鈍角、第2嵌合壁53の傾斜角θ2は鋭角であるが、両者は平行ではなく、角度差θ3を有する。線接触となるため、両者は確実に嵌合する。楔状微小間隙55にはローが充満し、十分な接合強度が得られる。
【選択図】図10

Description

この発明は、例えば内燃機関のオイルクーラ等として用いられる熱交換器に関する。
2枚の金属製プレートをその周縁部で接合して偏平なチューブとし、このチューブを複数個多段に積層して熱交換コアを構成するようにした熱交換器が、例えば、特許文献1に開示されている。この特許文献1のコアにおいては、チューブを構成する2枚のプレートは、それぞれ円形をなしており、一方のプレートの周縁部に、鈍角に折れ曲がったテーパ状のフランジを形成するとともに、他方のプレートの周縁部に、鋭角に折れ曲がったテーパ状のフランジを形成し、両フランジを互いに密に嵌合させた状態として、炉内でロー付けした構成となっている。特に、チューブの積層方向に重錘で加圧することにより、両フランジを僅かに撓ませつつ密着させ、そのまま接合するようにしている。
特開平7−19779号公報
上記従来の熱交換器のコアにおいては、2つのテーパ状フランジは、互いに面接触するように、それぞれの傾斜の方向が互いに完全な平行となっている。換言すれば、2つのフランジの傾斜角(底面に対するフランジの角度)は、互いに補角の関係となっている。そして、両者を組み合わせたときに、鈍角に開いた一方のフランジの内側に、鋭角をなす他方のフランジが圧接する形となるが、両者が完全な平行面として面接触するように設定されているため、僅かでも寸法誤差があると、一方のフランジの所定位置まで他方のフランジが十分に入りきらず、浮き上がってしまうことがある。
特に、円形をなすプレート全体としては、全周に亘ってフランジ同士が嵌合する必要があるため、寸法誤差に対する許容度が低く、フランジの径の僅かな寸法誤差あるいは真円度のばらつきによって、周方向の一部で正しく嵌合できなくなり、プレート間の間隔が大きくなるような形で部分的に浮き上がってしまう現象を生じやすい。
この発明は、第1の流体が通流する空間内にコアが収容された熱交換器であって、上記コアは、周縁部において互いに接合された第1プレートと第2プレートとからなる偏平なチューブが、その内部の空間が互いに連通するように複数個多段に積層されて一体化されており、各チューブ内部の空間を第2の流体が通流するとともに、隣接するチューブの間の間隙を上記第1の流体が通流する構成となっている。上記第1プレートは、周縁部に、該第1プレートの底壁に対し鈍角に折れ曲がった第1嵌合壁が形成されており、上記第2プレートは、周縁部に、上記第1嵌合壁の内周に嵌合するように、該第2プレートの底壁に対し鋭角に折れ曲がった第2嵌合壁が形成されており、上記第1嵌合壁の内周に上記第2嵌合壁が嵌合した状態でロー付け接合されている。
そして、特に、本発明では、第1,第2嵌合壁が互いに嵌合したときにチューブの内側へ向かって拡がる楔状の微小間隙が生じるように、上記第2嵌合壁の傾斜角が、上記第1嵌合壁の傾斜角の補角よりも僅かに小さく設定されている。
従って、第1プレートと第2プレートとを組み合わせたとき、つまり第1,第2嵌合壁が互いに嵌合したときに、両者は面接触ではなく、第2嵌合壁の基部つまり折曲部付近のみが第1嵌合壁内側面に接触した線接触(断面図上では点接触)となる。そして、第2嵌合壁の先端側は、第1嵌合壁内側面から離れている。そのため、寸法誤差ないしは公差により第2プレートの外形寸法が相対的に僅かに大きい場合でも、第1嵌合壁が外周側に容易に撓み変形し、全周に亘って確実に嵌合する。つまり外形寸法の誤差ないしは第1,第2嵌合壁の相対位置の誤差に対する許容度が高くなる。なお、第1嵌合壁と第2嵌合壁との間に生じた楔状の微小間隙は、実際には、ロー付けすることによって埋められた形となる。従って、第1嵌合壁と第2嵌合壁とは、楔状微小間隙の存在に拘わらず、面と面とがロー付けされた状態となり、互いに堅固に接合される。
本発明では、望ましくは、上記第2嵌合壁と上記底壁との折曲部が微小な曲率半径の断面円弧形をなしており、その円弧の一部が上記第1嵌合壁の内周面に当接する。これにより、より安定した当接状態が得られる。
また望ましくは、上記第1プレートと上記第2プレートは、上記第1,第2嵌合壁の嵌合によって互いに位置決めされる。つまり、第1プレートと第2プレートとは、周縁部以外の部分では互いの相対位置が拘束されずに、周縁部の嵌合が優先的になされることが望ましい。
本発明の具体的な一つの態様では、上記第1プレートおよび上記第2プレートは、円形をなし、その中心部に、第2の流体が通流する中心開口部がそれぞれ開口形成されている。
そして、例えば、上記第1,第2プレートの一方に、上記中心開口部の周囲を、その一部を残して囲むように、円弧状をなす段部が膨出形成されており、この段部の頂面が、他方のプレートの底面に接合されている。このように一方のプレートの段部が他方のプレートの底面に当接することによって、中心部における第1プレートと第2プレートとの間隔が保持される。この段部の当接においては、第1プレートと第2プレートの半径方向の相対位置を拘束することはない。
また一つの態様では、上記第1,第2プレートの一方に、上記中心開口部の開口縁をチューブ外側へ向けて階段状に膨出させてなる円環状の接合フランジ部が形成されており、この接合フランジ部が、隣接するチューブの他方のプレートの底面に接合されているとともに、この他方のプレートの上記中心開口部の開口縁には、上記接合フランジ部に囲まれた中心開口部の内周に微小間隙を介して嵌合する筒状部が折曲形成されている。
このように一つのチューブの接合フランジ部が隣接するチューブのプレートの底面に接合されることで、多数のチューブがシール状態でもって多段に接続されるとともに、隣接する2つのチューブの間に、第1の流体が通流する間隙が確保される。なお、必要に応じて、隣接するチューブの間に、多数のエンボスを設けることができる。また上記筒状部は、上記接合フランジ部に囲まれた中心開口部に嵌合するため、ロー付け前の仮組付が容易となり、しかも、上記微小間隙の存在により、各プレートの半径方向の位置を完全には拘束しないので、第1プレートと第2プレートとの周縁部の嵌合を優先した組付が可能となる。
本発明の嵌合構造を備えたコアは、種々の態様で熱交換器として構成し得るが、一つの態様では、上記コアがカップ状をなすケーシング内に収容されているとともに、該ケーシングの開口面を閉塞する底壁部材を備え、上記コアを構成する複数の第1,第2プレートが、上記ケーシングおよび上記底壁部材とともに一体にロー付け接合されている。
この発明によれば、第1,第2プレートの外形寸法の誤差ないしは第1,第2嵌合壁の相対位置の誤差に対する許容度が高くなり、全周に亘って浮き上がることなく正しく嵌合した状態で接合することができる。従って、ロー付けした段階での不良発生率が低くなるとともに、接合不良による耐圧性や耐久性の低下を回避することができる。
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1および図2は、この発明を内燃機関のシリンダブロックに取り付けられるオイルクーラとして構成した一実施例を示している。このオイルクーラは、カップ状つまり有底円筒状をなすケーシング1と、このケーシング1内に収容された複数の偏平チューブ2からなるコア3と、上記ケーシング1の開口面を覆う底壁部材となるカバープレート4と、このカバープレート4の下面に積層されたパッキンガイド5と、このパッキンガイド5に取り付けられた円環状のシールパッキン6と、から大略構成されている。なお、理解を容易にするために、以下の説明では、便宜上、「上」「下」の方向を図1の姿勢を基準として用いることとする。
上記ケーシング1は、内部の空間7に冷却水が通流するものであって、外周面に、パイプ状のコネクタを備えた冷却水入口8と冷却水出口9とが設けられている。また、上記ケーシング1の端部壁1aの中心には、取付孔10が開口形成されており、コア3およびパッキンガイド5等の中心に同様に設けられた開口部を通して挿通される図示せぬセンタボルトによって、オイルクーラ全体が図示せぬシリンダブロックに取り付けられるようになっている。この取付状態において、上記シールパッキン6によってシリンダブロック側の取付面との間がシールされる。オイルクーラ全体としては、図2に示すように、パッキンガイド5の一方に偏心した位置にオイル入口11が開口形成されており、また上記のセンタボルトが通過するパッキンガイド5中心の開口部が、オイル出口12となっている。なお、オイル入口11とオイル出口12との間は、パッキンガイド5のオイル出口12周囲に円環状に形成されたシール座部13がシリンダブロック側の取付面に圧接することによってシールされる。図1の断面図は、図2のA−A線に沿った断面を示しており、従って、オイル入口11は現れていない。
上記コア3は、本実施例では、円筒状オイルクーラの軸方向に積層された7段の偏平チューブ2を備えているが、各々のチューブ2は同一の構成であり、それぞれ下側の第1プレート21と、上側の第2プレート22と、両者間に挟持された微細な波形に成形されたフィンプレート23と、から構成されている。なお、コア3の最上部には、第1プレート21に類似したスペーサプレート24が付加されており、最上端のチューブ2の第2プレート22とケーシング1の端部壁1aとの間に介在している。
図3は、1つのチューブ2を構成する第1プレート21、第2プレート22およびフィンプレート23を、仮組付した状態で示したものであり、図4〜図6は、第1プレート21のみを、図7〜図9は、第2プレート22のみを、それぞれ示している。なお、図3は、図1とは異なる方向の断面を示しており、図2のB−B線に沿った部分の断面図となっている。最終的にロー付けされて一体化された状態では、第1プレート21の底壁21aおよび第2プレート22の底壁22aは、フィンプレート23の上下両面に隙間なく接合され、つまり三者が密に積層された状態となるが、図3では、第2プレート22とフィンプレート23とが離れて描かれている。
第1プレート21は、真円形をなし、その中心部に、オイルが通流する同じく円形の中心開口部26が同心状に開口形成されている。この中心開口部26の開口縁は下方へ向けて短い円筒状に折り曲げられており、底壁21aから下方へ突出する筒状部27となっている。この筒状部27は、周方向の一部に、相対的に短くなるように切り欠かれた切欠部27aを有する。また、前述したオイル入口11に対応する位置に、円形のオイル連通孔28が開口形成されており、その周囲に、底壁21aから下方へ僅かに突出した円環状の接合フランジ部29が形成されている。この接合フランジ部29は、オイル連通孔28の開口縁を下方へ階段状に膨出させた形状をなす(図3参照)。また、オイル連通孔28と180°異なる位置に、冷却水連通孔30が開口形成されており、その開口縁に、上方へ突出した筒状部31が形成されている。第1プレート21の底壁21aの残りの領域には、下方へ突出する略円錐形をなす多数のエンボス32が形成されている。
また、上記第1プレート21の周縁部には、全周に亘って、底壁21aから上方へ立ち上がった第1嵌合壁33が折曲形成されている。この第1嵌合壁33は、単純な円筒面よりも外側へ拡がったテーパ状に、つまり底壁21aに対し鈍角をなすように、形成されている。従って、第1プレート21全周について見ると、上記第1嵌合壁33は、円錐面の一部となる。
第2プレート22は、第1プレート21と同じく真円形をなし、その中心部に、オイルが通流する円形の中心開口部46が同心状に開口形成されている。この中心開口部46の周囲は、該中心開口部46の開口縁を底壁22aから上方へ階段状に膨出させた円環状の接合フランジ部47となっている。さらに、この接合フランジ部47の周囲を囲むように、下方へ突出した段部48が形成されている。この段部48は、中心開口部46の周方向の一部を残して、該中心開口部46の周囲を円弧形ないしはC字形に囲んでいる。なお、この段部48の開放された部分の方向は、上記筒状部27の切欠部27aの位置に対応する。
また、前述した第1プレート21のオイル連通孔28に対応する位置に、同じく円形をなすオイル連通孔49が開口形成されており、その開口縁に、上方へ突出した筒状部50が形成されている(図3参照)。そして、第1プレート21の冷却水連通孔30に対応する位置には、同じく冷却水連通孔51が開口形成されており、その周囲に、底壁22aから下方へ階段状に膨出してなる円環状の接合フランジ部52が形成されている。
また、上記第2プレート22の周縁部には、底壁22aから下方へ折れ曲がった第2嵌合壁53が全周に亘って形成されている。この第2嵌合壁53は、単純な円筒面よりも内側へ傾いたテーパ状に、つまり底壁22aに対し鋭角をなすように、形成されている。従って、第2プレート22全周について見ると、上記第2嵌合壁53は、第1嵌合壁33と同じく、円錐面の一部をなす。
上記の第1プレート21および第2プレート22は、カバープレート4やスペーサプレート24と同じく、基材の両面にロー材層を備えたクラッド材からなり、図1に示したように全体を仮組付した状態で、炉内で加熱することにより、各部のロー付け接合が行われる。なお、このロー付け接合の際には、オイルクーラの軸方向(図1の上下方向)に重錘により適宜な加圧力を与え、各部の密接状態を保つようにしている。
上記の第1プレート21と第2プレート22とは、中間にフィンプレート23を挟んだ状態で組み合わされているが、両者を組み合わせたときに、図3に示すように、周縁部においては、第1嵌合壁33の内周に第2嵌合壁53が嵌合し、また中心部側では、第2プレート22の段部48の平らな頂面48aが、対向する第1プレート21底壁21aの上面に当接(最終的にはロー付け接合される)する。さらに、第2プレート22の冷却水連通孔51周囲の接合フランジ部52が、第1プレート21の冷却水連通孔30周囲の底壁21a上面に当接(同じく最終的にロー付け接合される)する。これらによって確保される第1プレート21と第2プレート22との間の間隔は、フィンプレート23の高さ寸法に対応しており、従って、加圧状態でロー付け接合することにより、図1に示すような接合状態が得られる。なお、冷却水連通孔30の筒状部31は第2プレート22側の冷却水連通孔51内周に嵌合するが、冷却水連通孔51の内径が筒状部31の外径よりも僅かに大きく、仮組付時に、この部分によって第1プレート21と第2プレート22との径方向の相対位置が完全に拘束されることはない。同様に、段部48と底壁21aとの間でも、両者の径方向の相対位置は拘束されない。従って、第1プレート21と第2プレート22とを仮組付する際には、周縁部の第1嵌合壁33と第2嵌合壁53との位置関係が優先され、両者の嵌合によって両プレート21,22の相対位置が定まる。
一方、隣接するチューブ2同士の間では、図1に示すように、上側に位置するチューブ2の第1プレート21と下側に位置するチューブ2の第2プレート22とが上下に重なり合うことになるが、第1プレート21の多数のエンボス32が第2プレート22の上面に当接(最終的にはロー付け接合される)し、各チューブ2間の間隙を確保する。また、中心部側では、第2プレート22の中心開口部46周囲の円環状の接合フランジ部47が、第1プレート21の底壁21aの筒状部27周囲に当接し、最終的にロー付け接合される。これによって、オイルが通流する中心開口部46がシールされる。ここで、第1プレート21の筒状部27は、第2プレート22の中心開口部46内周に、径方向の微小間隙を介して嵌合する。従って、仮組付の際に、この筒状部27の嵌合によって、多数のチューブ2同士を組み合わせた状態に容易に保持することができる。その反面、上記の微小間隙の存在により、第1プレート21と第2プレート22との半径方向の位置が完全に拘束されることはない。また上記筒状部27は、多数のチューブ2が積層された状態では、軸方向に順次連続し、図1のように、全体として、ケーシング1の取付孔10からパッキンガイド5のオイル出口12に至る円筒状の通路状部分を構成する。前述したように、この通路状部分をセンタボルトが貫通し、かつセンタボルト周囲をオイルが流れることになる。この中心の通路状部分と各チューブ2内の空間とは、筒状部27の切欠部27aを通して互いに連通している。
また同様に、第2プレート22のオイル連通孔49の筒状部50が、第1プレート21のオイル連通孔28内周に微小間隙を介して嵌合するとともに、オイル連通孔28周囲の円環状の接合フランジ部29がオイル連通孔49の周囲に当接し、最終的にロー付け接合される。これによって、各チューブ2の間がシールされる。なお、フィンプレート23のオイル連通孔28,49に対応する部分には、同様の開口部が設けられており、複数のチューブ2が積層された状態では、オイル連通孔28,49が上下に順次接続されることによって、パッキンガイド5のオイル入口11に至る上下に連続した通路が構成される。従って、オイルの流れとしては、オイル入口11から上記の通路を通して上方へ流れつつ各チューブ2内の流路に分配され、かつ各チューブ2内から上記切欠部27aを通して中心の通路状部分へ入り、最終的にオイル出口12へと流れることになる。
一方、冷却水連通孔30,51は、前述したチューブ2内での接合によって、1つのチューブ2を上下に貫通する流路を構成しており、隣接する2つのチューブ2の間の冷却水流路に開放されている。つまりチューブ2間の冷却水流路同士が、冷却水連通孔30,51によって互いに連通する。
なお、カバープレート4はほぼ平坦な形状をなし、中心部の円環状接合フランジ部4aが最下段のチューブ2の筒状部27周囲に接合されるとともに、外周縁の円筒壁4bがケーシング1の内周面に接合されるようになっている。またコア3の最上部に配置されたスペーサプレート24は、第1プレート21と同様に多数のエンボス32を備え、冷却水流路となる間隙を確保している。
ここで、図10は、各チューブ2を構成する第1嵌合壁33および第2嵌合壁53の詳細を示しているが、第1嵌合壁33の底壁21aに対する傾斜角θ1は、垂直よりも例えば18°〜20°程度大きく、つまり108°〜110°程度の鈍角であり、第2嵌合壁53の底壁22aに対する傾斜角θ2は、垂直よりも例えば20°〜22°程度小さく、つまり70°〜68°程度の鋭角である。そして、特に、第2嵌合壁53の傾斜角θ2は、第1嵌合壁33の傾斜角θ1の補角(180°−θ1)よりも僅かに小さく設定されている。従って、両者が互いに嵌合したときに、チューブ2の内側へ向かって拡がる楔状の微小間隙55が生じる。第1嵌合壁33内周面と第2嵌合壁53外周面との角度差つまり上記楔状微小間隙55のテーパ角θ3は、例えば0.5°〜3.5°の範囲に設定される。
このように、第1嵌合壁33と第2嵌合壁53とが完全な平行ではなく角度差θ3を有することから、第1プレート21と第2プレート22とを組み合わせたときに、両者は面接触ではなく、第2嵌合壁53の基部付近のみが接触する線接触(図10の断面では点接触と言える)となる。より詳しくは、上記第2嵌合壁53の底壁22aに対する折曲部(換言すればコーナ部)56は、適宜な曲率半径(例えば0.5mm)の断面円弧形をなしており、その外側の円弧面の一部が、第1嵌合壁33の内周面に当接する。そのため、両者を嵌合したときに、第1,第2プレート21,22の径寸法や真円度の誤差に対する許容度が高くなり、全周に亘って確実に嵌合した状態が容易に得られる。
つまり、第1プレート21および第2プレート22の径寸法は、厳密には、両者を単に組み合わせたときに、図3に示すように、第2プレート22が所定位置(フィンプレート23と密接する位置)から極僅か浮き上がっており、仮組付の後、ロー付けのために重錘により所定の荷重を付与したときに、第2プレート22が第1プレート21に対し所定位置まで押し込まれ得るように設定されているのであるが、上記のように第1嵌合壁33の先端寄り位置で線接触する構成であれば、僅かな荷重の付与によって、第1嵌合壁33が外側に容易に変位し、かつ第2嵌合壁53がスムースに下降し得るため、所定位置まで確実に嵌合する。従って、径寸法の僅かな誤差あるいは真円度のばらつきがあっても、全周に亘って所期の嵌合状態が得られ、確実にロー付け接合することができる。そして、第1嵌合壁33と第2嵌合壁53との間の楔状微小間隙55は、溶融したローが侵入してその間隙を埋めるため、最終的なロー付け後の状態では、間隙は存在せず、第1嵌合壁33と第2嵌合壁53とが面同士で接合された状態となる。そのため、十分に高い接合強度が得られる。なお、第1嵌合壁33内周面と第2嵌合壁53外周面との角度差θ3を過度に大きく設定すると楔状微小間隙55がローで充満されずに接合強度が低下してしまうことがあり、逆に過度に小さく設定すると誤差等により実質的に面接触となってしまうことが生じ得る。
また前述したように、上記実施例では、隣接して組み合わされる各プレート21,22の相対位置が、第1,第2嵌合壁33,53以外の箇所では厳格には拘束されず、第1,第2嵌合壁33,53の嵌合によって各プレート21,22の相対位置が定まる。つまり、第1,第2嵌合壁33,53の嵌合が優先され、他の接合箇所は、若干の位置のずれを許容するものとなっているので、各プレート21,22の多少の製造誤差に拘わらず、各部を確実にロー付け接合して耐圧性や耐久性に優れたコア3を得ることができる。
次に、上記オイルクーラは、パッキンガイド5を含む全体を炉内でロー付け接合した後に、パッキンガイド5にゴム製のシールパッキン6を取り付けて完成するが、本実施例では、上記パッキンガイド5に、周方向の6箇所において、予めパッキン取付片61が切り起こし形成されている。これらのパッキン取付片61は、図11〜図13に示すように、外周側へ向かって開放されるようにU字形に切り込みを入れるとともに、緩いテーパ状をなすように折り曲げたものであって、パッキンガイド5の外周部に全周に亘って形成された突条部62に先端縁61aが対向している。円環状に連続したシールパッキン6は、断面円形のOリングに類似したシール部6aと、このシール部6aの内周に薄肉のリップ状に設けられたベース部6bと、を備えており、図14に詳示するように、上記ベース部6bを上記パッキン取付片61の内側に差し込むことによって、パッキンガイド5に支持される。このシールパッキン6をパッキンガイド5に取り付けた状態では、シール部6aが突条部62の内周に沿って位置し、複数のパッキン取付片61の先端縁61aとの間に挟まれた形となるので、半径方向にずれることがなく、パッキン取付片61からの脱落が確実に阻止される。
従って、完成したオイルクーラの搬送中や内燃機関への取付作業の際などに、シールパッキン6が外れてしまうことがなく、作業性が向上する。なお、シリンダブロックに取り付けた状態では、シール部6aの外周が突条部62に拘束されたまま上下に圧縮されることで、高いシール性能が得られる。
以上、この発明の一実施例を説明したが、この発明は、上記実施例に限定されるものではない。例えば、上記実施例では、冷却水が通流するケーシング内に偏平なチューブを複数段積層して収容したハウジング付オイルクーラに適用した例を説明したが、複数段積層した偏平チューブ間にオイル室と冷却水が通流する冷却室とを交互に形成し、ハウジングを無くした所謂ハウジングレスオイルクーラ等、種々の熱交換器として構成することができる。また、上記実施例では、コアのチューブは偏平な真円形をなしているが、これに限定されず、長円形、矩形等の種々の外形状を有するチューブに本発明を適用することが可能である。さらに、この発明の熱交換器は、上記実施例のように内燃機関のシリンダブロックに取り付けられるオイルクーラのほか、自動変速機の変速機ケースに取り付けられるオイルクーラ等にも適用することができる。
本発明の一実施例となるオイルクーラの図2のA−A線に沿った断面図。 このオイルクーラの下面図。 1つのチューブを仮組付状態で示す図2のB−B線に沿った要部断面図。 第1プレートの平面図。 図4のC−C線に沿った断面図。 図4のD−D線に沿った断面図。 第2プレートの平面図。 図7のE−E線に沿った断面図。 図7のF−F線に沿った断面図。 第1,第2嵌合壁の詳細を示す拡大断面図。 パッキンガイドの平面図。 図11のG−G線に沿った断面図。 その要部の拡大断面図。 シールパッキンを取り付けた状態を示す拡大断面図。
符号の説明
1…ケーシング
2…チューブ
3…コア
6…シールパッキン
21…第1プレート
22…第2プレート
23…フィンプレート
33…第1嵌合壁
53…第2嵌合壁
55…楔状微小間隙

Claims (7)

  1. 第1の流体が通流する空間内にコアが収容された熱交換器であって、上記コアは、周縁部において互いに接合された第1プレートと第2プレートとからなる偏平なチューブが、その内部の空間が互いに連通するように複数個多段に積層されて一体化されており、各チューブ内部の空間を第2の流体が通流するとともに、隣接するチューブの間の間隙を上記第1の流体が通流する熱交換器において、
    上記第1プレートは、周縁部に、該第1プレートの底壁に対し鈍角に折れ曲がった第1嵌合壁が形成されており、
    上記第2プレートは、周縁部に、上記第1嵌合壁の内周に嵌合するように、該第2プレートの底壁に対し鋭角に折れ曲がった第2嵌合壁が形成されており、
    上記第1嵌合壁の内周に上記第2嵌合壁が嵌合した状態でロー付け接合されているとともに、
    第1,第2嵌合壁が互いに嵌合したときにチューブの内側へ向かって拡がる楔状の微小間隙が生じるように、上記第2嵌合壁の傾斜角が、上記第1嵌合壁の傾斜角の補角よりも小さく設定されていることを特徴とする熱交換器。
  2. 上記第2嵌合壁と上記底壁との折曲部が断面円弧形をなしており、その円弧の一部が上記第1嵌合壁の内周面に当接することを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  3. 上記第1プレートと上記第2プレートは、上記第1,第2嵌合壁の嵌合によって互いに位置決めされることを特徴とする請求項1または2に記載の熱交換器。
  4. 上記第1プレートおよび上記第2プレートは、円形をなし、その中心部に、第2の流体が通流する中心開口部がそれぞれ開口形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の熱交換器。
  5. 上記第1,第2プレートの一方に、上記中心開口部の周囲を、その一部を残して囲むように、円弧状をなす段部が膨出形成されており、この段部の頂面が、他方のプレートの底面に接合されていることを特徴とする請求項4に記載の熱交換器。
  6. 上記第1,第2プレートの一方に、上記中心開口部の開口縁をチューブ外側へ向けて階段状に膨出させてなる円環状の接合フランジ部が形成されており、この接合フランジ部が、隣接するチューブの他方のプレートの底面に接合されているとともに、この他方のプレートの上記中心開口部の開口縁には、上記接合フランジ部に囲まれた中心開口部の内周に微小間隙を介して嵌合する筒状部が折曲形成されていることを特徴とする請求項4または5に記載の熱交換器。
  7. 上記コアがカップ状をなすケーシング内に収容されているとともに、該ケーシングの開口面を閉塞する底壁部材を備え、上記コアを構成する複数の第1,第2プレートが、上記ケーシングおよび上記底壁部材とともに一体にロー付け接合されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の熱交換器。
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