JP2006009164A - ブーケの製法、及び、ブーケ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ブーケを持つ人の動きに合わせて、花やグリーンが自然に揺れる個性的なブーケを実現する。
【解決手段】 花及びグリーンにワイヤーを固定してフローラルテープを巻いたブーケ材31,32を複数用意し、これらブーケ材31,32を仮想軸線に沿って束ねることによってガーランド(花綱)1を製作し、このガーランド1を1本用い、或いは複数のガーランド1を束ねて、ブーケを製作する。ブーケ材31,32を固定する際、及び、ガーランド1を束ねる際には、花及びグリーンが所望の揺れ方で揺れるように先端までの長さにゆとりを持たせ、かつ、ワイヤーの太さの選択等により弾性を適宜調整して、美しく揺れるブーケを実現する。
【選択図】 図10

Description

本発明は、ブーケの製法、及び、ブーケに関する。
従来、日本国内においては、(社)日本フラワーアレンジメント協会が中心となって、フラワーアレンジメントの普及・啓蒙活動が行われてきた。
その活動の中で、同協会は、フラワーアレンジメントの技術を取得した人向けの検定試験を実施している。検定試験においては、公平性を確保するため、感性や主観に頼らないで採点が行われる。このため、採点基準は、予め試験用の課題として公表されたブーケを、規格通りのサイズ、角度、形状で作成できるか否かが中心となる。
日本国内でフラワーアレンジメントを習得した人の多くは同協会の検定試験を受験するので、検定試験の課題となったブーケの規格が、基本的なブーケの規格として知られるようになった。そして、生花店やブーケの製作・販売を手がける事業者が一般消費者向けに提供するブーケも、同協会の規格に基づくものが大半を占めるようになった。
また、近年、フラワーアレンジメントの人気が高まるにつれて、ブーケの製作に興味を持つ人が増えており、技術的に未熟な人であってもブーケを製作できるような各種補助具も登場した(例えば、特許文献1参照。)。
実公平3−42856号公報
特許文献1に開示された花束ハンドルは、生花を結束してブーケを製作する場合に、ハンドル部分を簡単に仕上げられるようにするための部材である。
上述のように、日本国内においてフラワーアレンジメントを習得した人の多くが、上記協会が定めた規格を踏襲したブーケを製作するようになったため、生花店や各種業者が提供するブーケも、個人が製作するブーケも、上記協会の規格に準じた物が主流であった。
この規格によれば、ある一方向を前側と定め、前側から見た場合に美しい配置となるよう、全ての花及び葉の配置が定められる。ブーケの花や葉は、揺れ動いて位置がずれないようにワイヤーで強固に固定され、ワイヤーの位置も細かく指定される。例えば、特許文献1の第3図及び第4図には、花及び葉の固定方法が図示されているが、花については、ワイヤーが花の下半分に厳重に巻き付けられ、葉については葉の裏側全面がワイヤーで保持される。さらに、ワイヤーはフローラルテープによって被覆されるが、ワイヤーの強度を補強する意味から、フローラルテープは短いピッチで厚く巻かれる。このようにして、従来のブーケは、花及び葉を強固に固定したものであった。
このため、上記規格に準じたブーケには、次のような特徴がある。
1.特定の方向を前側と定め、前側から美しく見えることを前提にしているため、前側から見ないと美しく見えない。特に裏側に相当する面は「見せない」ことを前提としており、ワイヤー等が多く露出していて極めて見苦しい。また、横からは平面的に見えてしまう。このため、ブーケを持つ人は裏側が絶対に見えないようにブーケを持たなければならず、ブーケの裏側に形成されたハンドル(持ち手)を体の正面に保持し、かつ、体から離れないよう配慮する必要がある。
2.前面にワイヤー等が露出しないようにするため、花や葉が極めて密に配置され、ブーケを持つ人の衣装が完全に隠れてしまう。
3.ブーケを持って歩いても花や葉が全く動かないので、見た目に重く不自然な印象を与えてしまう。
以上の特徴から、上記規格に準じたブーケは、必ずしも美観に優れているわけではないといえる。しかし、上述したように、日本国内においては上記規格がブーケの規格として認識されているため、画一的でバリエーションに欠けるブーケが多用されるという事態を招いていた。
そこで、本発明は、ブーケを持つ人の動きに合わせて、花やグリーンが自然に揺れる個性的なブーケを実現することを目的とする。また、本発明は、どの方向から見ても美しく見え、持つ人の衣装を引き立てるブーケを実現することを目的とする。
請求項1記載の発明は、花にワイヤーを固定してなる花材と、グリーンにワイヤーを固定してなるグリーン材とのいずれかまたは両方を含む複数のブーケ材を用いてブーケを製作するためのブーケの製法であって、複数の前記ブーケ材を束ねてガーランドを製作し、1または複数の前記ブーケ材とともに芯材を束ねて芯入りガーランドを製作し、前記芯入りガーランドを中心として複数の前記ガーランドを束ねることによって前記ブーケを製作することを特徴とする。
ここで、花とは、生花の他、生の花に乾燥加工や着色加工等を施した加工花及び造花を含む。また、グリーンとは、生の植物の一部(葉、茎等)を切り出したもの、当該生の植物の一部に乾燥加工や着色加工等を施したもの、及び葉や茎を模した造花を含む。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のブーケの製法において、前記芯入りガーランドを中心として複数の前記ガーランドを束ねる際に、前記芯入りガーランドと複数の前記ガーランドとをワイヤーによって結束し、前記ワイヤーにより結束される結束箇所を隠す位置に、前記グリーン材を含む前記ガーランド、或いは、前記グリーン材を配置することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載のブーケの製法において、前記花材または前記グリーン材は、前記ワイヤーの上に別の前記ワイヤーを重ね、これら複数の前記ワイヤーを覆うようにフローラルテープを巻いて構成されることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載のブーケの製法において、複数の前記ブーケ材を束ねて前記ガーランドを製作する際に、これら複数の前記ブーケ材のうち1以上の前記ブーケ材のワイヤーの一部を切除することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載のブーケの製法において、前記花材を構成する花は、生の花に乾燥加工を施した加工花、若しくは造花であることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1から5のいずれかに記載のブーケの製法により製作されたことを特徴とするブーケである。
請求項1記載の発明によれば、花にワイヤーを固定してなる花材と、グリーンにワイヤーを固定してなるグリーン材とのいずれかまたは両方を含む複数のブーケ材を用いてブーケを製作するためのブーケの製法において、複数のブーケ材を束ねてガーランドを製作し、1または複数のブーケ材とともに芯材を束ねて芯入りガーランドを製作し、芯入りガーランドを中心として複数のガーランドを束ねることによってブーケを製作するので、特定の面が前面となったり背面となったりすることがなく、どの方向から見ても美しい、花やグリーンの自然の形状を生かした立体感のあるブーケを製作することができる。また、特定の前面や背面が形成されないことから、ブーケを構成する花やグリーンがゆるく固定され、ブーケを持つ人の動きに合わせて自然にゆれ動くので、自然で軽やかな印象を与えるブーケを製作できる。さらに、ブーケを構成する花やグリーンが強固に固定されずにゆれ動くこと、ブーケが立体的な形状を有すること、及び、特定の面が形成されないことにより、花やグリーンの間に適度な空間が生じ、ブーケを持つ人の衣装が見える。このため、衣装を覆い隠してしまうことがなく、衣装と調和し、或いは衣装を引き立てるブーケを製作できる。
請求項2記載の発明によれば、芯入りガーランドを中心として複数のガーランドを束ねる際に、芯入りガーランドと複数のガーランドとをワイヤーによって結束し、ワイヤーにより結束される結束箇所を隠す位置に、グリーン材を含むガーランド、或いは、グリーン材を配置するので、ガーランドを結束するワイヤーが表面に露出せず、不自然さを感じさせない。
請求項3記載の発明によれば、花材またはグリーン材は、ワイヤーの上に別のワイヤーを重ね、これら複数のワイヤーを覆うようにフローラルテープを巻いて構成されるものであるから、これら複数のワイヤーの太さを適宜選択することにより、花やグリーンの揺れ方を細かく調節することができる。これにより、ブーケを持つ人の動きに合わせて、所望の揺れ方でゆれるブーケを製作できる。
請求項4記載の発明によれば、複数のブーケ材を束ねてガーランドを製作する際に、これら複数のブーケ材のうち1以上のブーケ材のワイヤーの一部を切除するので、複数のブーケ材を束ねても、全体としての柔らかさを任意の状態に調節することができる。これにより、ブーケを持つ人の動きに合わせて、所望の揺れ方でゆれるブーケを製作できる。
請求項5記載の発明によれば、花材を構成する花は、生の花に乾燥加工を施した加工花、若しくは造花であるので、花がしおれたり変色したりすることがなく、長期間にわたって美しい状態を保つことが可能なブーケを製作できる。
そして、請求項6記載の発明のように、請求項1から5のいずれかに記載のブーケの製法により製作されたブーケは、どの方向から見ても美しく、花やグリーンの自然の形状を生かした立体感のあるブーケとなる。また、ブーケを構成する花やグリーンが強固に固定されず、ブーケを持つ人の動きに合わせて自然にゆれ動くので、自然で軽やかな印象を与え、さらに、ブーケを持つ人の衣装と調和し、或いは衣装を引き立てるブーケを製作できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明を適用した実施の形態としてのブーケを示す図面代用写真である。図1に示すブーケは、滝を模した形状からキャスケードブーケと呼ばれ、上部に花輪が配され、下部には花が垂れ下がる形態となっている。
従来のキャスケードブーケは、上部の花輪と下部とが別体として製作され、ワイヤー等により連結された形状であるが、本発明を適用したキャスケードブーケは、全体が一体となっている。
図1に示すように、本発明を適用したキャスケードブーケは、花が様々な方向を向いており、花の正面だけでなく側面をも見ることができ、花の立体的な形状を生かした構成となっている。また、花やグリーンは緩やかに固定され、ブーケを持つ人の動きに合わせて、自然に揺れるようになっている。また、下方に垂れ下がるキャスケード部においては、花及びグリーンがより一層緩やかに保持されており、ブーケを持つ人の動きに合わせて、より大きく揺れるよう構成されている。
さらに、図1に示すキャスケードブーケは、花やグリーンを結束して構成されたものであるが、結束部分が花及びグリーンによって隠されているため、見苦しさや不自然な印象を感じさせることは皆無である。
以下、図1に示すキャスケードブーケの製作方法について説明する。図1のキャスケードブーケは、花を加工したブーケ材31(図2)、及び、グリーンを加工したブーケ材32(図3,4)により構成される。
まず、ブーケ材31の製作方法について図2を参照して説明する。
図2は、図1に示すキャスケードブーケを構成するブーケ材31の製法を示す図であり、(a)は花11にワイヤー21を固定する方法を示し、(b)はフローラルテープ22の巻き方を示し、(c)は完成したブーケ材31を示す。
ブーケ材31は、花11にワイヤー21を取り付け、ワイヤー21をフローラルテープ22によって覆ったものである。
花11は、生花を用いても良いし、ドライフラワー或いはプリザーブドフラワー等、生花を乾燥させて得られる加工花を用いても良い。生花を用いた場合には自然な印象と美しさを演出することができる一方、加工花を用いた場合、花が変色したりしおれたりすることがないので、長期にわたって美しい状態を保つことができる。また、造花を用いた場合も同様の効果が得られる。なお、加工花を用いる場合、後述するグリーン12,13(図3,4)についても、生の草木を乾燥させて得られる加工草木若しくは造花を用いると、より効果的である。
ワイヤー21は、造花・フラワーアレンジメント等に使用される金属製の線材であり、所定の弾性と柔軟性とを有し、手で容易に折り曲げ加工を施すことが可能である。
なお、以下に説明する全ての手順において、ワイヤー21の太さは、花11の重量及びサイズ、花11の揺れ方を考慮して決定することが望ましいが、およそ#20(直径約0.9mm)〜#26(直径約0.4mm)程度のものであれば、花11が緩やかに大きく揺れるようにすることができ、好ましい。なお、ワイヤー21の材質によってワイヤー21の弾性が異なるので、通常とは異なる材質のワイヤーを用いる場合は、ワイヤーの太さを変えることも当然に考慮される。
フローラルテープ22は、フラワーアレンジメント等に使用される紙、布、不織布等からなる帯状のテープであり、一面に粘着剤または接着剤が塗布(付着)されていて、任意の場所に貼り付けられる。なお、フローラルテープ22は、緑色、淡緑色、茶色等、様々な色のものが入手可能であり、ブーケのイメージに合わせて好みの色を用いることができる。
まず、花11を用意する。花11は、上述した生花または造花等から切り出される。ここで、花11を切り出す際には、花11の形状やサイズ等を考慮し、適宜、花柄、茎、枝等を残しても良い。
花11にワイヤー21を固定する際には、図2(a)に示すように、花11の花托(かたく)11aにワイヤー21を突き通し、ワイヤー21を折り曲げてその両端側を撚り合わせる。
花11においてワイヤー21を固定する部位は、必ずしも花托11aに限定されるわけではない。しかしながら、ワイヤー21を固定しても花の形状が崩れず、ワイヤー21と花11全体とを確実に連結し得る強度を有し、かつ、ブーケ材31をブーケに用いた場合に外側からワイヤー21が見えにくくなるような部位が好ましいことから考えると、花托11aは最も適した部位の一つであるといえる。従って、花托11aにワイヤー21を固定することが難しい場合は、花11の花柄にワイヤー21を突き通しても良いし、図4(a)を参照して後述するように、茎にワイヤー21を巻き付けても良い。
続いて、ワイヤー21を花11に固定した後、ワイヤー21を覆い隠すように、フローラルテープ22を巻き付ける。フローラルテープ22の巻き始めは、花托11a及びその近傍である。巻き始めの部分は、ほつれ(剥がれ)を防止するため比較的短いピッチで1〜2回巻き回し、その後は長いピッチでワイヤー21の周囲を巻き回す。
このとき、ブーケ材31を細く仕上げるため、フローラルテープ22とワイヤー21とがなす角(図中符号A)が鋭角になるように、より好ましくは45度以下になるようにフローラルテープ22を巻く。フローラルテープ22の幅はワイヤー21よりも遙かに幅広であるから、フローラルテープ22とワイヤー21とがほぼ平行になったとしても、十分にワイヤー21を包んで覆い隠すことができる。このため、ブーケ材31を細く仕上げたい場合は、フローラルテープ22とワイヤー21とがなす角(図中符号A)がほぼ0度になる程度に、長いピッチでフローラルテープ22を巻くと良い。
なお、ワイヤー21に巻き付けるフローラルテープ22の厚みにより、ブーケ材31の弾性、すなわち花11の揺れ方が変化する点をも考慮しながらフローラルテープ22を巻くと良い。
このように、花11にワイヤー21を固定して、さらにフローラルテープ22を巻き付けることにより、図2(c)に示すブーケ材31が製作される。ワイヤー21及びフローラルテープ22の端部は、適切な長さを残して切断すれば良い。
次に、ブーケ材32の製作方法について図3を参照して説明する。
図3は、図1に示すキャスケードブーケを構成するブーケ材32の製法を示す図であり、(a)はグリーン12にワイヤー21を固定する方法を示し、(b)はフローラルテープ22の巻き方を示す。
ブーケ材32は、グリーン12にワイヤー21を固定し、ワイヤー21にフローラルテープ22を巻き付けたものである。
図3には、グリーン12として、複数の枝を有するグリーンを用いた例を示す。図3(a)に示すように、グリーン12にワイヤー21を取り付ける際には、ワイヤー21を茎(ステム)の末端部12aに1〜2回程度巻き付けた上、つまむように捻り合わせる。
そして、図3(b)に示すように、ワイヤー21を覆い隠すようにフローラルテープ22に巻き付ければ、ブーケ材32ができあがる。フローラルテープ22は、図2(b)を参照して説明したように、フローラルテープ22とワイヤー21とがなす角が鋭角に保たれるように、好ましくは45度以下に保たれるように巻く。フローラルテープ22とワイヤー21とが平行になるように巻いても良い。
図1に示すキャスケードブーケには、1本の枝からなるグリーンを用いることも可能である。この場合、図4に示すようにワイヤー21を固定してブーケ材32を製作する。
図4は、図1のキャスケードブーケを構成するブーケ材32の製法を示す図であり、(a)はグリーン13にワイヤー21を固定する方法を示し、(b)はフローラルテープ22の巻き方を示す。
グリーン13は、適当な長さに切断されたグリーンであり、その末端(図中右端)にワイヤー21が固定される。グリーン13にワイヤー21を取り付ける際には、ワイヤー21をグリーン13の茎の末端部に1〜2回巻き付けた上、両端をつまむように捻り合わせる。ここで、グリーン13において、ワイヤー21が巻き付く部分の長さ(図中符号B)は、ワイヤー21がグリーン13から脱落しない範囲において、できるだけ短い方が好ましい。この部分は、フローラルテープ22を巻く際の巻き始めになる部分であり、グリーン13の茎よりも太くなってしまうことが多い。このため、図中符号Bで示す長さが長いと、フローラルテープ22によって太くなった部分がキャスケードブーケの表面に露出し、見栄えを損なう可能性がある。従って、図中符号Bで示す長さは、可能であれば、1cm(センチメートル)以下であると良く、好ましくは8mm(ミリメートル)以下、より好ましくは5mm程度である。
そして、グリーン13にワイヤー21を巻き付けた部分、及び、捻り合わされたワイヤー21にフローラルテープ22を巻き付ければ、ブーケ材32ができあがる。上述したブーケ材31,32の製作方法と同様に、フローラルテープ22は、ワイヤー21に対して鋭角若しくは平行を保つように巻くと良い。
なお、図4に示す製作方法によれば、グリーン13の末端にのみワイヤー21が巻き付けられるので、グリーン13全体の長さを自由に調節することができる。このため、図4に示すブーケ材32を製作するにあたって、グリーン13の長さは、自然な印象を演出するために長めに残しても良いし、葉の部分のみを用いる目的で短くカットしても良く、ブーケ全体の構成を考慮しつつ、任意の長さにカットすれば良い。
このように製作されたブーケ材31,32は、ブーケを構成する基本部材となる。そして、ブーケを持った人の動きに合わせて、ワイヤー21が適度にしなる事により、自然な揺れが演出される。
ブーケ材31,32の揺れ方は、主として、ワイヤー21の弾性に依存する。勿論、フローラルテープ22が伸縮性に欠ける素材からなる場合、フローラルテープ22の拘束力によってワイヤー21の見かけ上の弾性(剛性)が増すことがあるが、上述した方法によれば、フローラルテープ22はなるべく厚くならないように巻くこととしているので、ワイヤー21の弾性が極めて重要な要素となる。
上述のように、本実施の形態で用いるワイヤー21の太さは概ね#30〜#24であるが、より強い弾性が必要な場合、複数のワイヤーを継ぎ足す方法を用いると良い。
すなわち、図5に示すように、グリーン13に取り付けられたワイヤー21にフローラルテープ22を巻き付ける際に、適当な長さに切断した追加ワイヤー21aを、ワイヤー21の端部に継ぎ足すように一部分のみ重ねて沿わせ、ワイヤー21及び追加ワイヤー21aを覆うようにフローラルテープ22を巻き付ける。一例としては、ワイヤー21の太さが#30〜#28程度である場合に、追加ワイヤー21aとしては、#22,#24程度のものを用いる。
この方法を用いれば、グリーン13に取り付けられたワイヤーが、グリーン13から離れた位置においては太く強く、グリーン13に近づくにつれてしなやかになる構成を実現できる。これにより、グリーン12が風に揺れてなびくようにする等、グリーン12の揺れ方を効果的に演出できる。
図6には、図5を参照して説明した方法を花11,14を用いた場合に適用した例を示す。図6に例示する花11は大輪の花であり、花14はミニバラ等の小さな花(いわゆるミニ輪)である。
図6(a)及び(b)に示すように花11,14を用いた場合も、図5に示す例と同様に、ワイヤー21の端部に継ぎ足すように、追加ワイヤー21aを一部分のみ重ねて沿わせ、その上からフローラルテープ22を巻く方法により上記構成を実現できる。
なお、図6(a)に示すように大輪の花11を用いる場合、ワイヤー21としては#20〜#26程度のワイヤーを用い、追加ワイヤー21aとしては、#20〜#22程度のワイヤーを用いると良い。また、図6(b)に示すようにミニ輪の花14を用いる場合、ワイヤー21としては#24〜#30程度のワイヤーを用い、追加ワイヤー21aとしては#22〜#24程度のワイヤーを用いると良い。
このように、ワイヤー21に追加ワイヤー21aを継ぎ足すことで、花11,14に近づくにつれて徐々にワイヤーがしなやかになる構成を実現できる。この構成によれば、花11,14が風に揺れてなびくようにする等、花11,14の揺れ方を効果的に演出できる。
ブーケを製作する際には、以上のように製作されたブーケ材31,32を用いて、ガーランド1を製作する。
図7は、図2〜図6に示す製法により製作されたブーケ材31,32を用いたガーランド1の構成を示す図である。ガーランド1は花綱とも呼ばれ、図7に示すように、花11やグリーン12,13が一本の綱のように繋がった形状を有する。
ガーランド1は、任意の数のブーケ材31,32を適宜束ねて、その上からフローラルテープ22を巻き付けて結束することにより、製作される。
ブーケ材31,32を束ねる際には、まず、中心となる仮想軸線を設定し、この仮想軸線に沿うように最初のブーケ材の位置を決めて手に持ち、続いてもう一方の手で、同じく仮想軸線に沿うように次のブーケ材の位置を決めて、最初のブーケ材と重ねて手に持つ。以後、この動作を繰り返して複数のブーケ材を所望の位置に配置した上、これら複数のブーケ材をフローラルテープ22によって結束する。なお、ブーケ材をフローラルテープ22により結束する作業は、ブーケ材を一本増やす毎に行っても良いし、複数のブーケ材を手に持った状態で保持し、まとめてフローラルテープ22により結束するようにしても良い。
そして、結束された複数のブーケ材について、それぞれの花11やグリーン12の用途や役割(演出効果)をもとに花11やグリーン12の向きや位置を決定し、花11やグリーン12を適宜引っ張りながらワイヤーを曲げる作業を行う。この作業により、花11やグリーン12が所望の方向を向いたガーランド1を製作できる。
なお、ガーランド1を構成するブーケ材31,32は、先端の位置が異なる位置に来るように束ねることもできる。すなわち、一本のガーランド1の先端だけでなく、ガーランド1の中程から花11やグリーン12,13が露出する形状としても良い。このような構成とすれば、ブーケの仕上がりが画一的にならず、より自然な印象を演出できる。
ブーケ材31またはブーケ材32を束ね、フローラルテープ22を巻き付ける場合、花11やグリーン12,13の先端からフローラルテープ22で結束された結束点までの長さ(例えば、図中符号C)は任意であるが、長めにすると花11やグリーン12,13が大きく揺れ、短くすると花11やグリーン12,13が小さく、速く揺れる。従って、図中符号Cで示すような先端から結束点までの長さを調節することによって、所望の揺れ方で、花11やグリーン12,13を揺らすことができる。
また、ガーランド1を製作する際に、全てのブーケ材31,32を完全に束ねてまとめてしまうと、ガーランド1が太くなり、全体の強度が増してしまい、所望の揺れ方を実現できないことがある。ガーランド1は、ガーランド1に結束された花11やグリーン12,13がそれぞれ揺れるだけでなく、ガーランド1全体が揺れることもあり、その揺れ方はブーケ全体の印象を大きく決定づける重要な要素である。
ガーランド1を構成するブーケ材31,32の数が多いと、ガーランド1全体が太くなってしまうが、そのような場合は、図8に示すように、束ねるブーケ材31の一部を切断すると良い。図8に示す例では、ブーケ材31を、中程の点Dで切断しているが、この場合、点Dより下方を除くことで、ガーランド1の下部は太くならない。これにより、ガーランド1に連なる花11やグリーン12,13の数を増やしつつ、ガーランド1全体の柔らかさを保ち、ブーケをしなやかに仕上げることができる。
なお、図8に示すようにブーケ材31の一部を切断して束ねる手順は次の通りである。まず、束ねられる側のブーケ材31,32と切断されるブーケ材31との位置を、揺れ方を考慮しながら好みの位置に合わせ、全てのブーケ材31,32をフローラルテープ22によって一部分のみ結束して固定する。このとき、フローラルテープ22は、切断する部分に重ならない位置に巻く。そして、ブーケ材31の一部を、例えば図8中に符号Dで示す位置で切断し、全てのブーケ材31,32にフローラルテープ22を巻く。この一連の操作により、ブーケ材31,32が好みの位置からずれないようにワイヤー21を切断することができる。
以上のように製作したガーランド1を1本用い、若しくは複数束ねることにより、図1に示すキャスケードブーケを製作する。
複数のガーランド1を束ねてブーケを製作する場合、まず、中心となる仮想軸線を決め、この仮想軸線に沿うように最初の一本のガーランド1の位置を決めてガーランド1を手に持つ。続いて、ブーケの仕上がりをイメージしながら、上記仮想軸線に沿うように次のガーランド1の位置を決めて、最初のガーランド1と重ねて手に持つ。以後、この動作を繰り返して複数のガーランド1を追加し、各ガーランド1が所望の位置になるよう手に持って作業を続ける。そして、束ねた複数のガーランド1の中に、適宜ブーケ材31やブーケ材32を差し入れてブーケ全体の形状を整え、最後にフローラルテープ22によって結束する。
ここで、中心となるガーランド1は、他のガーランド1に比べて強い弾性を有し、容易に屈曲しないものであることが好ましい。ブーケの中心線が明らかになってバランス良くブーケを製作できる上、作業中の安定性が向上するからである。
そこで、中心となるガーランド1、すなわち最初のガーランド1には、図9に示すように、ガーランド1を補強する芯材33を添える。芯材33は、複数のワイヤー21を適当な長さに切断して束ね、フローラルテープ22を巻き付けて一本の棒状に成形したものである。芯材33をガーランド1に添え、その上からフローラルテープ22を巻き付けることにより、強い弾性を有するガーランド1が得られる。
そして、芯材33を有するガーランド1を中心にして、図10に示すように複数のガーランド1を束ね、結束部Eにおいてワイヤー21によって束を締め付けることにより、ブーケが完成する。
なお、一本のガーランド1のみを用いてブーケを製作することも勿論可能であり、例えば、一本のガーランド1に複数のブーケ材31,32を重ねることによってブーケを製作することができ、ガーランド1の数や使用するブーケ材31,32の数は任意である。
なお、複数のガーランド1を束ねてワイヤー21によって締め付けた後、全てのガーランド1及びブーケ材31,32を、フローラルテープ22によってさらに束ねても良い。この場合、ガーランド1及びブーケ材31,32の下端までフローラルテープ22を巻き付けて、末端に露出するワイヤー21を覆い隠せば、尖った部分が覆われるので、安心してブーケを持つことができる。
また、複数のガーランド1をフローラルテープ22によって束ねた後、ブーケを持ちやすい用に把持部(ハンドル)を形成しても良い。この把持部は、ブーケの中心部にフローラルテープ22を厚めに巻くことで、容易に形成することができる。
さらに、図10の結束部Eにおけるワイヤー21を隠すため、別のブーケ材32をガーランド1に添えてフローラルテープ22で固定しても良い。この場合、ワイヤーが露出しないので、ブーケを見る人に人工的な印象を感じさせず、自然な印象を演出できる。
図11及び図12は、以上の方法によって製作されるキャスケードブーケを、図1とは別の方向から見た状態を示す図面代用写真である。
図11は、図1のキャスケードブーケを背面から見た状態を示す。図11に示す面は、ブーケを持つ人の側を向く面であって、従来のブーケでは他人に見えないようにすべき面であった。本発明を適用したキャスケードブーケは、図11に示す面においても、花の正面や側面が見られ、立体的な印象を与える。また、花11やグリーン12,13の向きが画一的でないので、自然な印象が感じられる。
なお、図11の図面代用写真においては、キャスケードブーケの下部が布によって隠されているが、この布は、ブーケの装飾の一例としてドレス用の布をあしらったものである。本発明のブーケには、図11に示す例とは別に、各種の装飾を施すことが可能である。例えば、本発明をウェディングブーケに適用した場合、ウェディングドレスの共布を用意し、この共布に、ブーケ材31,32と同様にワイヤー21及びフローラルテープ22を組み付けて、ガーランド1の制作時にブーケ材31,32とともに束ねることができる。これにより、あたかもブーケが衣装から浮き出るように見せることにより、ブーケとウェディングドレスの一体感を演出できる。
図12は、図1のキャスケードブーケを側面から見た状態を示す。図12に示す面は、ブーケを持つ人が移動する際に、周囲の人から比較的よく見える面である。従来のブーケでは、この面は極めて平面的に見え、場合によっては葉の裏側のワイヤーが露出し、見苦しく感じられることもあった。本発明を適用したブーケは、花11やグリーン12,13が立体的に配置されており、図12に示す面から見ても花11やグリーン12,13が美しく見える。すなわち、本発明を適用したブーケは、どの方向から見ても美しい、立体的なブーケである。
さらに、本発明を適用したブーケは、上述のようにガーランド1を束ねて構成され、ガーランド1を構成するブーケ材31,32は、緩やかに揺れる余地を残して固定される。従って、本発明を適用したブーケは、持つ人の動きに合わせて、自然に、緩やかに揺れ、軽やかな印象を与える。
また、ブーケ材31,32やガーランド1の揺れ方を適宜調節することができるので、ブーケを持つ人の衣装のイメージに合わせた揺れ方を演出することが可能であり、衣装を引き立て、衣装との一体感を醸し出すことができる。そして、ガーランド1を束ねた構成により、ブーケの隙間から衣装が見えるので、様々な衣装に違和感なく合わせることが可能である。
なお、以上のように製作されるキャスケードブーケにおいて、花11やグリーン12,13の揺れ方は、ワイヤー21の弾性、フローラルテープ22の巻き方、及び、花11やグリーン12,13の先端から結束点までの距離によって決定される。このうち、ワイヤー21の弾性が高い(つまり、硬い)と、花11やグリーン12,13は短周期で小さく揺れる。一方、ワイヤー21の弾性が低い(つまり、柔らかい)と、花11やグリーン12,13は長周期で大きく揺れる。また、花11やグリーン12,13の先端から結束点までの距離が短いと花11やグリーン12,13が短周期で小さく揺れ、花11やグリーン12,13の先端から結束点までの距離が長いと、花11やグリーン12,13が長周期で大きく揺れる。さらに、フローラルテープ22をワイヤー21に厚く巻いた場合、ワイヤー21の弾性が高められる効果がある。
従って、ワイヤー21の弾性、フローラルテープ22の巻き方、及び、花11やグリーン12,13の先端から結束点までの距離を適宜調整することにより、所望の揺れ方を実現することができる。なお、ワイヤー21の弾性は、上述したようにワイヤー21の太さを変えたり、別のワイヤー21を重ねたり、重ねられるワイヤー21の一部を切断したりすることで、容易に調節可能である。
なお、本発明を適用したブーケに用いる花は、ラン、カトレア、バラ、カサブランカ、デルフィニウム、ブルースター、ガーベラ等、好みのものを用いることができ、花の種類及び色について何ら制限されない。また、グリーンとしては、ゴットセフィアナ、シダ類、アスパラガス、スマイラックス、アイビー、ピットスポルム、ミスカンサス、ユーカリポプラス等、好みのものを用いることができる。さらに、上記の花及びグリーンを装飾するものとして、シルバーブローニア、バーゼリア、ヒペリカム、ユーカリポプラス、ビバーナムティナス等の実を用いることも可能であるし、パールや羽毛、ビーズ等の装飾品を用いても良く、上述のようにブーケを持つ人のドレスの共布を用いることも可能である。
また、生花から切り出した花11を用いてなるブーケ材31を製作する際、花11の切り口に、保水性を有する不織布等の保水材をあてがい、当該保水材に水を含ませた上でフローラルテープ22を巻くようにしても良い。この場合、花11に水分が供給されることにより、花11の乾燥としおれを抑制し、長時間にわたって美しい状態を保つことができるという利点がある。グリーン12,13についても同様のことがいえる。
さらに、花11を用いてなるブーケ材31とグリーン12,13を用いてなるブーケ材32との組み合わせは任意であり、例えば、ブーケ材31のみを用いて一つのガーランド1を構成することも可能であるし、ブーケ材32のみからなるガーランド1を製作することもでき、ブーケ全体のデザインに基づいて、任意に組み合わせて良い。その他の細部構成についても、本発明の趣旨を損なうことのない範囲において適宜変更可能であることは勿論である。
本発明の実施の形態としてのキャスケードブーケを示す図面代用写真である。 図1に示すキャスケードブーケを構成するブーケ材の製法を示す図であり、(a)は花にワイヤーを固定する方法を示し、(b)はフローラルテープの巻き方を示し、(c)は完成したブーケ材を示す。 図1に示すキャスケードブーケを構成するブーケ材の製法を示す図であり、(a)はグリーンにワイヤーを固定する方法を示し、(b)はフローラルテープの巻き方を示す。 図1に示すキャスケードブーケを構成するブーケ材の製法を示す図であり、(a)はグリーンにワイヤーを固定する方法を示し、(b)はフローラルテープの巻き方を示す。 図1に示すキャスケードブーケを構成するブーケ材の別の製法を示す図である。 図1に示すキャスケードブーケを構成するブーケ材の別の製法を示す図である。 図2〜図5に示す製法により製作されたブーケ材を用いたガーランドの構成を示す図である。 図7に示すガーランドの製法の一例を示す図である。 図7に示すガーランドの製法の一例を示す図である。 図7に示すガーランドを複数束ねる方法を示す図である。 図1に示すキャスケードブーケを別の方向から見た図面代用写真である。 図1に示すキャスケードブーケを別の方向から見た図面代用写真である。
符号の説明
1 ガーランド
11,14 花
12,13 グリーン
21,21a ワイヤー
22 フローラルテープ
31,32 ブーケ材
33 芯材

Claims (6)

  1. 花にワイヤーを固定してなる花材と、グリーンにワイヤーを固定してなるグリーン材とのいずれかまたは両方を含む複数のブーケ材を用いてブーケを製作するためのブーケの製法であって、
    複数の前記ブーケ材を束ねてガーランドを製作し、
    1または複数の前記ブーケ材とともに芯材を束ねて芯入りガーランドを製作し、
    前記芯入りガーランドを中心として複数の前記ガーランドを束ねることによって前記ブーケを製作すること、
    を特徴とするブーケの製法。
  2. 前記芯入りガーランドを中心として複数の前記ガーランドを束ねる際に、前記芯入りガーランドと複数の前記ガーランドとをワイヤーによって結束し、
    前記ワイヤーにより結束される結束箇所を隠す位置に、前記グリーン材を含む前記ガーランド、或いは、前記グリーン材を配置すること、
    を特徴とする請求項1記載のブーケの製法。
  3. 前記花材または前記グリーン材は、前記ワイヤーの上に別の前記ワイヤーを重ね、これら複数の前記ワイヤーを覆うようにフローラルテープを巻いて構成されることを特徴とする請求項1または2記載のブーケの製法。
  4. 複数の前記ブーケ材を束ねて前記ガーランドを製作する際に、これら複数の前記ブーケ材のうち1以上の前記ブーケ材のワイヤーの一部を切除することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のブーケの製法。
  5. 前記花材を構成する花は、生の花に乾燥加工を施した加工花、若しくは造花であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のブーケの製法。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載のブーケの製法により製作されたことを特徴とするブーケ。
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