JP2006009000A - 水酸基を有するシリコーン共重合体及びその製造方法 - Google Patents

水酸基を有するシリコーン共重合体及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
ArF露光のような短波長露光での透過性がよく、さらに、微細加工に使用される中間層材料として好適な新規シリコーン共重合体を提供する。
【解決手段】
下記一般式
【化1】
Figure 2006009000

(式中、Aは脂肪族炭化水素基を示し。nは1〜5の整数を示す)
で示される水酸基を有する繰り返し単位と下記一般式
【化2】
Figure 2006009000

(式中、Rは脂肪族炭化水素基を示す)
で示される繰り返し単位を含むシリコーン共重合体を提供する。
【選択図】 なし

Description

本発明は、電子材料や微細加工の材料として有用な水酸基を有する新規シリコーン共重合体に関するものである。
近年、半導体素子の微細化が進むとともに、その製造に用いられるリソグラフィ工程についていっそうの微細化が求められるようになってきている。微細化が急速に発展してきた背景には、投影レンズの高NA化、レジストの性能向上、短波長化が挙げられる。
特に露光波長の短波長化は大きな変革をもたらしてきたが、さらに微細化の要求は大きく、KrF(248nm)露光からArF(193nm)露光への短波長化が進んできている。
しかし、この波長の短波長化により、従来使用されてきたノボラックやポリビニルフェノール系の樹脂では、ベンゼン環骨格を含有することにより193nm付近に強い吸収を示し透明性が低下するため使用することができないという問題点があった。
一方、微細パターンを作成するために、中間層を設ける三層レジストプロセスも考案されており、フェノール性水酸基をもつポリオルガノシルセスキオキサンの例は報告されている(特許文献1参照)。しかしながら、それらの共重合体では、側鎖にベンゼン環を有するため、ArF(193nm)のような遠紫外線波長での露光波長には樹脂自体の吸収が大きく、光が透過しないという問題があった。
また、樹脂自体の透過性を上げるため、ベンゼン環骨格がなく、フッ素原子により樹脂自体の透過性を上げるシリコーン重合体が提案されている(特許文献2参照)。しかしながら、アルコール部位がフッ素置換基に立体障害のため反応性が悪く、三層レジストプロセスで使用される中間層として使用することができなかった。
このことから、短波長での透過性を上げるためベンゼン環骨格がなく、水酸基を有した新規シリコーン共重合体が求められていた。
特開2003−149822公報 特開2002−55456号公報
本発明者らは、ArF(193nm)のような遠紫外線露光波長でも透明性を良くするため、水酸基を有するシリコーン共重合体について、種々検討を重ねた結果、特定の組成をもつシリコーン共重合体では、遠紫外線露光波長で使用でき、水酸基を有することにより微細加工に使用される中間層材料として好適な新規材料を見出し、この知見に基づいて本発明をなすに至った。
すなわち、本発明は、下記一般式
Figure 2006009000
(式中、Aは脂肪族炭化水素基を示し。nは1〜5の整数を示す)
で示される水酸基を有する繰り返し単位と下記一般式
Figure 2006009000
(式中、Rは脂肪族炭化水素基を示す)
で示される繰り返し単位を含むシリコーン共重合体を提供することである。
本発明のシリコーン共重合体は、ベンゼン環骨格をもたず、水酸基を有している。
本発明の水酸基を有するシリコーン共重合体は、ArF露光(193nm)にような250nm以下の遠紫外線領域での短波長の露光波長で透過性が良く、水酸基を有することにより微細加工が可能な中間層材料として好適な材料である。本発明のシリコーン共重合体は水酸基を有しており、遠紫外線領域での短波長露光により、硬化剤と反応して反射防止膜的な役割を果たすため、微細加工プロセスに導入することができる。
また、本発明のシリコーン共重合体は、側鎖にアルコール性水酸基を有していることから、アルコール性水酸基に様々な置換基の導入が可能となる。よって、本発明のシリコーン共重合体は電子材料分野に限らず、塗料や接着剤等、幅広い分野で応用できる。
本発明のシリコーン共重合体は、下記一般式
Figure 2006009000
(式中、Aは脂肪族炭化水素基を示し、nは1〜5の整数を示す)
で示される水酸基を有する繰り返し単位と下記一般式
Figure 2006009000
(式中、Rは脂肪族炭化水素基を示す)
で示される繰り返し単位を有するシリコーン共重合体である。
本発明のシリコーン共重合体は、下記一般式
Figure 2006009000
(式中、Aは脂肪族炭化水素基を示し、Rは脂肪族炭化水素基を示し、Tは有機基を示す。nは1〜5の整数を示し、aは1〜99モル%、bは1〜99モル%、cは1〜99モル%、但しa+b+c=100である)
で示される第3成分以上を含んだシリコーン共重合体でも良い。ここで、Tで示される好ましい有機基の例として、炭素数1〜20の直鎖状飽和炭化水素基メチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基等の炭化水素基が挙げられる。また、Tは、分枝状炭化水素基としては、イソプロピル機、イソブチル基等の炭化水素基が好ましい。Tは、環状炭化水素基として、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基等の環状炭化水素基が好ましい。また、Tは、架橋環状炭化水素基として、下記構造式の架橋炭化水素基等が好ましい。
Figure 2006009000
これら有機基には透明性の観点から、不飽和結合を含まない化合物が好ましい。
本発明のシリコーン共重合体は、好ましくは、下記一般式
Figure 2006009000
(式中、A、Rは、それぞれ脂肪族炭化水素基を示し、nは1〜5の整数を示す。a、bはモル%を示し、aは1〜99モル%、bは1〜99モル%、但しa+b=100である)
で示される繰り返し単位を有するものである。
本発明のシリコーン共重合体は、重量平均分子量(ポリスチレン換算)が500〜100000の範囲にあるものが好ましく、1000〜20000の範囲にあるものが最も好ましい。
本発明のシリコーン共重合体の分散度は、1.0〜10.0の範囲にあるものが好ましく、1.5〜5.0の範囲にあるものが最も好ましい。
本発明のシリコーン共重合体の下記骨格は、
Figure 2006009000
シルセスキオキサン骨格を示し、各ケイ素原子が3個の酸素原子に結合し、各酸素原子が2個のケイ素原子に結合していることを示し、たとえば、下記一般式
Figure 2006009000
(式中、A、Rは、それぞれ脂肪族炭化水素基を示し、nは1〜5の整数を示す。a、bはモル%を示し、aは1〜99モル%、bは1〜99モル%、但しa+b=100である)
に示す構造式で示すことができる。
また、本発明のシリコーン共重合体は、例えば、下記一般式
Figure 2006009000
(式中、A、Rは、それぞれ脂肪族炭化水素基を示し、nは1〜5の整数を示す。d、e、fはモル%を示し、dは1〜99モル%、eは1〜99モル%、fは1〜99モル%、ただしd+e+f=100である。)
で示されるラダー型シリコーン共重合体でも良い。
ここで、本発明のシリコーン共重合体の好ましい形態である下記一般式
Figure 2006009000
(式中、A、Rは、それぞれ脂肪族炭化水素基を示し、nは1〜5の整数を示す。a、bはモル%を示し、aは1〜99モル%、bは1〜99モル%、但しa+b=100である)
に示す本発明のシリコーン共重合体の繰り返し単位中、A、Rで示される脂肪族炭化水素基は、ベンゼン環で代表される芳香族炭化水素基を含まないものを示す。
本発明のシリコーン共重合体の好ましい形態である下記一般式
Figure 2006009000
(式中、A、Rは、それぞれ脂肪族炭化水素基を示し、nは1〜5の整数を示す。a、bはモル%を示し、aは1〜99モル%、bは1〜99モル%、但しa+b=100である)
のAで示される炭化水素基としては、炭素数1〜20の直鎖状、分枝状または環状の炭化水素基が好ましく、架橋炭化水素基でも良い。
好ましい炭化水素基として、例えば、炭素数1〜20の直鎖状炭化水素基としては、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基等の炭化水素基が挙げられる。分枝状炭化水素基としては、イソプロピレン基、イソブチレン基等の炭化水素基が好ましい。環状炭化水素基としてはシクロペンチレン基、シクロヘキシレン基、シクロペンタレン基などの環状のアルキレン基が好ましい。また、架橋環状炭化水素基としては、下記構造式のアルキレン基等が好ましい。
Figure 2006009000
Figure 2006009000
これら炭化水素基は、透明性の観点から、不飽和結合を含まない化合物がより好ましく、炭化水素基に置換基が結合していてもよい。
本発明のシリコーン共重合体の好ましい形態である下記一般式
Figure 2006009000
(式中、A、Rは、それぞれ脂肪族炭化水素基を示し、nは1〜5の整数を示す。a、bはモル%を示し、aは1〜99モル%、bは1〜99モル%、但しa+b=100である)
の繰り返し単位中、Rで示される脂肪族炭化水素基としては、炭素数1〜20の直鎖状、分枝状または環状の炭化水素基が好ましく、架橋炭化水素基でも良い。これらの炭化水素基は1価の炭化水素基がより好ましい。
本発明のシリコーン共重合体の好ましい形態である下記一般式
Figure 2006009000
(式中、A、Rは、それぞれ脂肪族炭化水素基を示し、nは1〜5の整数を示す。a、bはモル%を示し、aは1〜99モル%、bは1〜99モル%、但しa+b=100である)
の繰り返し単位中、Rで示される好ましい脂肪族炭化水素基の例として、炭素数1〜20の直鎖状飽和炭化水素基メチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基等の炭化水素基が挙げられる。分枝状炭化水素基としては、イソプロピル機、イソブチル基等の炭化水素基が好ましい。環状炭化水素基として、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基等の環状炭化水素基が好ましい。また、架橋環状炭化水素基として、下記構造式の架橋炭化水素基等が好ましい。
Figure 2006009000
これら炭化水素基には透明性の観点から、不飽和結合を含まない化合物が好ましく、炭化水素基に置換基が結合していてもよい。
本発明のシリコーン共重合体は、A又はRの少なくとも一方が、炭素数5〜20の環状又は架橋環状の炭化水素基を有することが好ましい。A及びRが、直鎖または分枝状のみで構成されたシリコーン共重合体では、分子量が増大し、ガラス転移温度が低下し、ゴム状ポリマーとなることから、製造上取り扱いにくいポリマーとなる場合がある。A又はRのどちらか一方が、炭素数5〜20の環状又は架橋環状の炭化水素基を有することが特に好ましい。
Rを、炭素数5〜20の環状または架橋環状の1価炭化水素基を用いた場合の好ましいシリコーン共重合体例を下記に示す。
Figure 2006009000
Figure 2006009000
Figure 2006009000
Figure 2006009000
特に、下記一般式
Figure 2006009000
(式中、A、Rは、それぞれ脂肪族炭化水素基を示し、nは1〜5の整数を示す。a、bはモル%を示し、aは1〜99モル%、bは1〜99モル%、但しa+b=100である)
のシリコーン共重合体では、A、Rで示される脂肪族炭化水素基の炭素数が少ないほうが物性に大きく影響を与えるシリコンの含有率が向上することから、特に好ましい。ノルボルナニル基のような架橋炭化水素基を含むシリコーン重合体は、シリコーン重合体のガラス転移温度が向上し、製造上取り扱いやすくなることから、特に好ましい。このことから、本発明のシリコーン重合体では、Aの炭化水素基の炭素数が少なく、Rにノルボルナニル基を含むシリコーン重合体が最も好ましい。
また、本発明のシリコーン共重合体で、Aとして炭素数5〜20の環状または架橋環状の炭化水素基を用いた場合は、Rとして炭素数1〜20の直鎖状、分枝状の1価炭化水素基を組み合わせたシリコーン共重合体が、物性に大きく影響を与えるシリコン含有率が向上したシリコーン共重合体となる。特に好ましいシリコーン共重合体例を下記に示す。
Figure 2006009000
Figure 2006009000
Figure 2006009000
Figure 2006009000
下記一般式
Figure 2006009000
(式中、A、Rは、それぞれ脂肪族炭化水素基を示し、nは1〜5の整数を示す。a、bはモル%を示し、aは1〜99モル%、bは1〜99モル%、但しa+b=100である)
に示されるシリコーン共重合体を製造する場合、例えば、下記で示される合成法で合成することができる。
Figure 2006009000
(式中、A、Rは脂肪族炭化水素基を示し、nは1〜5の整数を示す。Mは炭素数1〜5の炭化水素基、または、下記一般式
Figure 2006009000
(式中、Bは炭素数1〜5の炭化水素基を示す。)
に示すアルキルカルボニル基を示す。a、bはモル%を示しaは1〜99モル%、bは1〜99モル%、但しa+b=100を満たす。)。
すなわち、下記一般式
Figure 2006009000
(式中、Aは脂肪族炭化水素基を示す。Mは炭素数1〜5の炭化水素基、または、
下記一般式
Figure 2006009000
(式中、Bは炭素数1〜5の炭化水素基を示す。)
に示すアルキルカルボニル基を示す。)
に示すアルコキシ基またはアルキルエステル基をもつトリクロロシランモノマーあるいはトリアルコキシシランモノマーと下記一般式
Figure 2006009000
(式中、Rは脂肪族炭化水素基を示す。)
で示される炭化水素基をもつトリクロロシランモノマーあるいはトリアルコキシシランモノマーを加水分解後、重合することにより高分子化し、下記構造式
Figure 2006009000
(式中、A、Rは脂肪族炭化水素基を示し、nは1〜5の整数を示す。Mは炭素数1〜5の炭化水素基、または、下記一般式
Figure 2006009000
(式中、Bは炭素数1〜5の炭化水素基を示す。)
に示すアルキルカルボニル基を示す。a、bはモル%を示しaは1〜99モル%、bは1〜99モル%、但しa+b=100を満たす。)
のシリコーン共重合体を合成した後、最後にアルコキシ基またはアルキルエステル基を脱保護すれば合成できる。
また、Xはハロゲンもしくは炭素数1〜5の直鎖状もしくは分枝状のアルコキシ基を示す。
この加水分解反応法として、使用するシランモノマーが共にトリクロロシランモノマーの場合は、炭酸水素ナトリウム水溶液のような中性に近い条件で容易に加水分解できる。また、トリアルコキシシランモノマーを使用する場合は、塩酸やリン酸水溶液のような酸性条件で行うほうが好ましい。
次に加水分解で回収した油層を200℃まで加熱することにより、水酸基がアルコキシ基またはアルキルカルボニル基で保護された下記一般式
Figure 2006009000
(式中、A、Rは脂肪族炭化水素基を示す。Mは炭素数1〜5の炭化水素基、または、
下記一般式
Figure 2006009000
(式中、Bは炭素数1〜5の直鎖状、分枝状または環状の1価炭化水素基を示す。)
に示すアルキルカルボニル基を示す。nは1〜5の整数を示す。a、bはモル%を示しaは1〜99モル%、bは1〜99モル%、但しa+b=100を満たす。)
の化合物を得ることができる。
シリコーン共重合体の重量平均分子量(ポリスチレン換算)が1000〜100000の範囲にあるものが好ましく、2000〜30000の範囲にあるものが最も好ましい。分散度は1.0〜10.0の範囲にあるものが好ましく、1.5〜5.0の範囲にあるものが最も好ましい。
次に、シリコーン共重合体のアルキル基またはアルキルカルボニル基で水酸基が保護された部位を脱保護して目的の水酸基を有するシリコーン共重合体を得ることができる。
この脱保護条件として、アルキル基で保護された場合は、酸性条件下が好ましく、トリメチルシリルヨードのような脱保護試薬を使用することが特に好ましい。そして水で加水分解することによりシリコーン共重合体を得ることができる。このトリメチルシリルヨードの代わりにトリメチルシリルクロライドとヨウ化ナトリウムを使用してもかまわない。この脱保護反応の溶媒はアセトニトリルやクロロホルム等が使われるが、シリコーン共重合体の溶解性により使い分けることができる。
アルキルカルボニル基で保護された場合は、塩基性条件が好ましく、炭酸カリウムのような脱保護試薬を使用することが特に好ましい。水酸化ナトリウムのような強塩基性条件ではSi−Oの結合が切断される可能性があるため避けることが好ましい。この脱保護反応の溶媒はメタノール、エタノール、イソプロパノールのようなアルコール系溶媒が反応を進行させることから特に好ましい。
このように脱保護することにより水酸基をもつシリコーン共重合体を合成することができる。
以下、実施例を示して本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。
以下の実施例において、測定には下記装置を使用し、原料は試薬メーカーから購入した一般的な試薬を用いた。
測定装置
NMR測定・・・日本電子製400MHz NMR測定器
IR測定・・・島津製IR Prestige-21
GPC測定・・・東ソー製HLC-8220
実施例1
3−ヒドロキシプロピルシルセスキオキサン・2−ノルボルネニルシルセスキオキサン共重合体の合成
撹拌機、環流冷却器、滴下ろう斗及び温度計を備えた1L4つ口フラスコに、水225g仕込み、3−メトキシプロピルトリメトキシシラン100g(0.514モル)と2−ノルボルナニルトリクロロシラン50.4g(0.220モル)のトルエン225g溶液を反応温度10〜20℃で滴下した。滴下終了後、同温度で2時間熟成後に静置後分液を行い、油層を回収した。次いで5%炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、トルエン油層を回収した。
次にそのトルエン溶液を撹拌機、蒸留塔、冷却器及び温度計を備えた1L4つ口フラスコに移し、オイルバスに入れ、徐々に加熱し、トルエンを留去した。トルエン留去後にさらに温度を上げ、200℃で2時間熟成し、GPC分析により、重量平均分子量(Mw:ポリスチレン換算)16900、分散度(Mw/Mn:ポリスチレン換算)3.3の3−メトキシプロピルシルセスキオキサン・2−ノルボルネニルシルセスキオキサン共重合体95.0g合成した。
得られた共重合体のスペクトルデータを下記に示す。
赤外線吸収スペクトル(IR)データ
1018-1196cm-1(Si-O)
核磁気共鳴スペクトル(NMR)データ(1H-NMR溶媒:CDCl3
0.577ppm(bs)、0.858-1.613ppm(b)、2.072-2.262ppm(b)、3.289(bs)ppm。
次に、撹拌機、環流冷却器、滴下ろう斗及び温度計を備えた500mL4つ口フラスコに、アセトニトリル240gを仕込み、3−メトキシプロピルシルセスキオキサン・2−ノルボルネニルシルセスキオキサン共重合体47.4gとヨウ化ナトリウム113.2g(0.755モル)とトリメチルクロロシラン82.0g(0.755モル)を順次加え、65〜70℃で24時間還流した。還流後、水79.0gを滴下し、65〜70℃で6時間還流後に冷却し、亜硫酸水素ナトリウム水溶液で遊離ヨウ素を還元した後、15%食塩水で2回洗浄し、油層を回収した。さらに、油層を水に落として結晶を回収し、その結晶を乾燥し、GPC分析により、重量平均分子量(Mw:ポリスチレン換算)9400、分散度(Mw/Mn:ポリスチレン換算)3.1の3−ヒドロキシプロピルシルセスキオキサン・2−ノルボルネニルシルセスキオキサン共重合体48.1g合成した。
得られた共重合体のスペクトルデータを下記に示す。
赤外線吸収スペクトル(IR)データ
3339cm-1(-OH)、993-1251cm-1(Si-O)
核磁気共鳴スペクトル(NMR)データ(1H-NMR溶媒:CDCl3
0.07-0.09ppm(b)、0.60ppm(bs)、1.11-1.86ppm(b)、2.21ppm(bs)、3.30ppm(bs)、3.58ppm(bs)、4.03(bs)ppm。
実施例2
6−ヒドロキシノルボルナン−2(または3)−イル−シルセスキオキサン・n−プロピルシルセスキオキサン共重合体の合成
撹拌機、環流冷却器、滴下ろう斗及び温度計を備えた1L4つ口フラスコに、水84.8gと炭酸水素ナトリウム67.3g仕込み、6−アセトキシノルボルナン−2(または3)−イル−トリクロロシラン50g(0.155モル)とn−プロピルトリクロロシラン11.8g(0.067モル)のトルエン62.3g溶液を反応温度10〜20℃で滴下した。滴下終了後、同温度で2時間熟成後に静置後分液を行い、トルエン油層を回収した。
次に、そのトルエン溶液を撹拌機、蒸留塔、冷却器及び温度計を備えた1L4つ口フラスコに移し、オイルバスに入れ、徐々に加熱し、トルエンを留去した。トルエン留去後にさらに温度を上げ、200℃で2時間熟成し、GPC分析により、重量平均分子量(Mw:ポリスチレン換算)4200、分散度(Mw/Mn:ポリスチレン換算)1.8の6−アセトキシノルボルナン−2(または3)−イル−シルセスキオキサン・n−プロピルシルセスキオキサン共重合体38.3g合成した。
得られた共重合体のスペクトルデータを下記に示す。
赤外線吸収スペクトル(IR)データ
1734cm-1(-CO2-)、1018-1246cm-1(Si-O)
核磁気共鳴スペクトル(NMR)データ(1H-NMR溶媒:DMSO-d6
0.77-2.52ppm(b)、2.02ppm(bs,-CH3)、4.94ppm(bs)。
次に、撹拌機、環流冷却器、滴下ろう斗及び温度計を備えた500mL4つ口フラスコに、メタノール240gと水240gを仕込み、6−アセトキシノルボルナン−2(または3)−イル−シルセスキオキサン・n−プロピルシルセスキオキサン共重合体35.0gと炭酸カリウム70.7gを順次加え、40℃で6時間撹拌した。反応後、酢酸エチルで抽出し、食塩水で2回洗浄後、油層を濃縮し結晶を得た。その結晶のGPC分析により、重量平均分子量(Mw:ポリスチレン換算)4000、分散度(Mw/Mn:ポリスチレン換算)1.8の6−ヒドロキシノルボルナン−2(または3)−イル−シルセスキオキサン・n−プロピルシルセスキオキサン共重合体32.1g合成した。
得られた共重合体のスペクトルデータを下記に示す。
赤外線吸収スペクトル(IR)データ
3358cm-1(-OH)、1009-1192cm-1(Si-O)
核磁気共鳴スペクトル(NMR)データ(1H-NMR溶媒:CDCl3
0.69-2.11ppm(b)、4.00ppm(bs)、4.50ppm(bs)
実施例3
6−ヒドロキシノルボルナン−2(または3)−イル−シルセスキオキサン・n−プロピルシルセスキオキサン・メチルシルセスキオキサン共重合体の合成
撹拌機、環流冷却器、滴下ろう斗及び温度計を備えた1L4つ口フラスコに、水84.8gと炭酸水素ナトリウム67.3g仕込み、6−アセトキシノルボルナン−2(または3)−イル−トリクロロシラン50g(0.155モル)とn−プロピルトリクロロシラン6.6g(0.037モル)とメチルトリクロロシラン 4.5g(0.030モル)のトルエン62.3g溶液を反応温度10〜20℃で滴下した。滴下終了後、同温度で2時間熟成後に静置後分液を行い、トルエン油層を回収した。
次に、そのトルエン溶液を撹拌機、蒸留塔、冷却器及び温度計を備えた1L4つ口フラスコに移し、オイルバスに入れ、徐々に加熱し、トルエンを留去した。トルエン留去後にさらに温度を上げ、200℃で2時間熟成し、GPC分析により、重量平均分子量(Mw:ポリスチレン換算)4700、分散度(Mw/Mn:ポリスチレン換算)2.3の6−アセトキシノルボルナン−2(または3)−イル−シルセスキオキサン・n−プロピルシルセスキオキサン・メチルシルセスキオキサン共重合体37.9g合成した。
得られた共重合体のスペクトルデータを下記に示す。
赤外線吸収スペクトル(IR)データ
1734cm-1(-CO2-)、1018-1246cm-1(Si-O)
核磁気共鳴スペクトル(NMR)データ(1H-NMR溶媒:DMSO-d6
0.77-2.52ppm(b)、2.05ppm(bs,-CH3)、4.94ppm(bs)。
次に、撹拌機、環流冷却器、滴下ろう斗及び温度計を備えた500mL4つ口フラスコに、メタノール240gと水240gを仕込み、6−アセトキシノルボルナン−2(または3)−イル−シルセスキオキサン・n−プロピルシルセスキオキサン・メチルシルセスキオキサン共重合体35.0gと炭酸カリウム70.7gを順次加え、40℃で6時間撹拌した。反応後、酢酸エチルで抽出し、食塩水で2回洗浄後、油層を濃縮し結晶を得た。その結晶のGPC分析により、重量平均分子量(Mw:ポリスチレン換算)4000、分散度(Mw/Mn:ポリスチレン換算)1.8の6−ヒドロキシノルボルナン−2(または3)−イル−シルセスキオキサン・n−プロピルシルセスキオキサン・メチルシルセスキオキサン共重合体31.8g合成した。
得られた共重合体のスペクトルデータを下記に示す。
赤外線吸収スペクトル(IR)データ
3358cm-1(-OH)、1009-1192cm-1(Si-O)
核磁気共鳴スペクトル(NMR)データ(1H-NMR溶媒:CDCl3
0.69-2.11ppm(b)、3.89ppm(bs)、4.50ppm(bs)

Claims (5)

  1. 下記一般式
    Figure 2006009000
    (式中、Aは脂肪族炭化水素基を示し。nは1〜5の整数を示す)
    で示される水酸基を有する繰り返し単位と下記一般式
    Figure 2006009000
    (式中、Rは脂肪族炭化水素基を示す)
    で示される繰り返し単位を含むシリコーン共重合体。
  2. 下記一般式
    Figure 2006009000
    (式中、A、Rは、それぞれ脂肪族炭化水素基を示し、nは1〜5の整数を示す。a、bはモル%を示し、aは1〜99モル%、bは1〜99モル%、但しa+b=100である)
    で示される繰り返し単位をもつ請求項1記載の水酸基を有するシリコーン共重合体。
  3. Aが炭素数1〜20の炭化水素基を示し、Rが炭素数1〜20の炭化水素基である請求項1または2記載の水酸基を有するシリコーン共重合体。
  4. A又はRの少なくとも一方が、炭素数5〜20の環状又は架橋環状の炭化水素基である請求項1から3記載の水酸基を有するシリコーン共重合体。
  5. 下記一般式
    Figure 2006009000
    (式中、A、Rは脂肪族炭化水素基を示し、nは1〜5の整数を示す。Mは炭素数1〜5の炭化水素基、または、下記一般式
    Figure 2006009000
    (式中、Bは炭素数1〜5の炭化水素基を示す。)
    に示すアルキルカルボニル基を示す。a、bはモル%を示しaは1〜99モル%、bは1〜99モル%、但しa+b=100を満たす。)
    で示される繰り返し単位を有するシリコーン共重合体を、脱保護することを特徴とする請求項1から4に記載の水酸基を有するシリコーン共重合体の製造方法。
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