JP2006008704A - 組織因子経路インヒビター(tfpi)の低量投与による敗血症の処置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 1つの局面において、本発明は、敗血症または敗血症ショックを予防的または治療的に処置するための方法を提供し、この方法は、組織因子経路インヒビター(TFPI)またはTFPIアナログを、敗血症または他の炎症状態に苦しむ患者に投与する工程を包含する。この方法はまた、有害な副作用を避けるために、TFPIまたはTFPIアナログの低用量での連続静脈内注入の使用を含む。
【選択図】 なし
Description
本出願は、2001年10月15日に出願された仮出願番号60/328,806に対する優先権を主張し、その全体が、本明細書中で参考として援用される。
(発明の分野)
本発明は、敗血症、敗血症性ショック、および急性または慢性炎症を予防的および治療的に処置し、一方では有害な副作用を最小限にするための方法である。より詳細には、敗血症および敗血症性ショックと関連する増幅または活性生理的経路を減衰させるために、これは、低量の組織因子経路インヒビタータンパク質を投与する工程を包含する。
項目1.敗血症を処置する方法であって:
敗血症を有するか、または敗血症になる危険性のある患者にTFPIまたはTFPIアナログを、少なくとも約72時間の投与期間、約0.00025〜約0.050mg/kg/時間の投与速度での参照ala−TFPIの投与と同等の投与速度で連続静脈内注入によって投与する工程、
を包含する方法。
項目2.上記TFPIアナログが、非グリコシル化型ala−TFPIである、項目1に記載される方法。
項目3.上記TFPIアナログが、配列番号1のアミノ酸19〜89からなる第1のKunitzドメインを含む、項目1に記載される方法。
項目4.上記TFPIアナログが、さらに配列番号1のアミノ酸90〜160からなる第2のKunitzドメインを含む、項目3に記載される方法。
項目5.上記TFPIアナログが、配列番号1のアミノ酸1〜160を含む、項目1に記載される方法。
項目6.上記TFPIアナログが、配列番号1のアミノ酸90〜160からなる第2のKunitzドメインを含む、項目1に記載される方法。
項目7.上記投与速度が、約0.010〜約0.045mg/kg/時間の投与速度での参照ala−TFPI投与と同等である、項目1に記載される方法。
項目8.上記TFPIアナログが、非グリコシル化型ala−TFPIである、項目7に記載される方法。
項目9.上記投与速度が、約0.025mg/kg/時間の投与速度での参照ala−TFPI投与と同等である、項目7に記載される方法。
項目10.上記TFPIアナログが、非グリコシル化型ala−TFPIである、項目9に記載される方法。
項目11.上記投与期間が、少なくとも約96時間である、項目1に記載される方法。
項目12.上記TFPIアナログが、非グリコシル化型ala−TFPIである、項目11に記載される方法。
項目13.上記投与速度が、約0.024〜約4.8mg/kgの合計用量での参照ala−TFPIの投与と同等の合計用量を提供するように投与される、項目11に記載される方法。
項目14.上記TFPIアナログが、非グリコシル化型ala−TFPIである、項目13に記載される方法。
項目15.上記TFPIまたはTFPIアナログが、約0.025mg/kg/時間の投与速度での参照ala−TFPIの投与と同等の投与速度で投与される、項目11に記載される方法。
項目16.上記TFPIアナログが、非グリコシル化型ala−TFPIである、項目15に記載される方法。
項目17.上記投与速度が、約0.006mg/kg〜約1.2mg/kgの1日の用量での参照ala−TFPIの投与と同等の1日の用量を提供するように投与される、項目1に記載される方法。
項目18.上記TFPIアナログが、非グリコシル化型ala−TFPIである、項目17に記載される方法。
項目19.上記TFPIまたは上記TFPIアナログが、少なくとも約1.2時間のベースライン国際標準比(INR)を有する患者に投与される、項目1に記載される方法。
項目20.上記TFPIアナログが、非グリコシル化型ala−TFPIである、項目19に記載される方法。
項目21.上記患者が、ベースラインINRを少なくとも20%超えるか、または少なくとも約2.5の値を有するかのいずれかのINRを有する場合、上記TFPIまたはTFPIアナログを投与する工程を終了させる工程をさらに包含する、項目1に記載される方法。
項目22.上記TFPIアナログが、非グリコシル化型ala−TFPIである、項目21に記載される方法。
項目23.上記患者が、少なくとも20のAPACHE IIスコアを有する、項目1に記載される方法。
項目24.上記TFPIアナログが、非グリコシル化型ala−TFPIである、項目23に記載される方法。
項目25.上記患者が、少なくとも約1000pg/mlのベースライン血漿IL−6濃度を有する、項目1に記載される方法。
項目26.上記TFPIアナログが、非グリコシル化型ala−TFPIである、項目25に記載される方法。
項目27.上記患者が、ショックに苦しむ、項目1に記載される方法。
項目28.上記TFPIアナログが、非グリコシル化型ala−TFPIである、項目27に記載される方法。
項目29.上記患者が、ARDSに苦しむ、項目1に記載される方法。
項目30.上記TFPIアナログが、非グリコシル化型ala−TFPIである、項目29に記載される方法。
項目31.上記患者が、上記投薬期間の間に増加する肺スコア、ICUスコア、または多臓器不全スコアを有する、項目1に記載される方法。
項目32.上記TFPIアナログが、非グリコシル化型ala−TFPIである、項目31に記載される方法。
項目33.上記TFPIまたはTFPIアナログが、TFPIまたはTFPIアナログを含む凍結乾燥した組成物から調製される、項目1に記載される方法。
項目34.上記TFPIアナログが、非グリコシル化型ala−TFPIである、項目33に記載される方法。
項目35.上記TFPIまたはTFPIアナログが、アルギニンを含む処方物として投与される、項目1に記載される方法。
項目36.上記TFPIアナログが、非グリコシル化型ala−TFPIである、項目35に記載される方法。
項目37.上記TFPIまたはTFPIアナログが、シトレートを含む処方物として投与される、項目1に記載される方法。
項目38.上記TFPIアナログが、非グリコシル化型ala−TFPIである、項目37に記載される方法。
項目39.上記TFPIまたはTFPIアナログが、約300mMのアルギニン塩酸塩および約20mMのクエン酸ナトリウムを含み、かつpHが約5.5を有する処方物中で、約0.15mg/mlの濃度を有する、項目1に記載される方法。
項目40.上記TFPIアナログが、非グリコシル化型ala−TFPIである、項目39に記載される方法。
項目41.上記投与期間の間または24時間以内で、抗生物質、抗体、エンドトキシンアンタゴニスト、抗凝固活性を有する組織因子アナログ、免疫賦活剤、細胞接着ブロッカー、ヘパリン、BPIタンパク質、IL−1アンタゴニスト、pafase(PAF酵素インヒビター、TNFインヒビター、IL−6インヒビター、および補体のインヒビターからなる群から選択されるさらなる薬剤を投与する工程をさらに包含する、項目1に記載される方法。
項目42.上記TFPIアナログが、非グリコシル化型ala−TFPIである、項目41に記載される方法。
項目43.上記さらなる薬剤が抗体であり、この抗体が、TNF、IL−6、およびM−CSFからなる群から選択される抗原に特異的に結合する、項目41に記載される方法。
項目44.上記TFPIアナログが、非グリコシル化型ala−TFPIである、項目43に記載される方法。
項目45.敗血症の危険性および重症度を減少させるための予防方法であって、この方法が敗血症に感受性であるか、または敗血症であると推測される患者にTFPIまたはTFPIアナログを、少なくとも約72時間の投与期間で、約0.00025〜約0.050mg/kg/時間の投与速度での参照ala−TFPIの投与と同等の投与速度で連続静脈内注入することによって投与する工程を包含する、方法。
項目46.上記TFPIアナログが、非グリコシル化型ala−TFPIである、項目45に記載される方法。
項目47.上記TFPIアナログが、配列番号1のアミノ酸19〜89からなる第1のKunitzドメインを含む、項目45に記載される方法。
項目48.上記TFPIアナログが、さらに配列番号1のアミノ酸90〜160からなる第2のKunitzドメインを含む、項目47に記載される方法。
項目49.上記TFPIアナログが、配列番号1のアミノ酸1〜160を含む、項目45に記載される方法。
項目49.上記TFPIアナログが、配列番号1のアミノ酸90〜160からなる第2のKunitzドメインを含む、項目45に記載される方法。
項目50.上記投与速度が、約0.010〜約0.045mg/kg/時間の投与速度での参照ala−TFPIの投与と同等である、項目45に記載される方法。
項目51.上記TFPIアナログが、非グリコシル化型ala−TFPIである、項目50に記載される方法。
項目52.上記投与速度が、約0.025mg/kg/時間の投与速度での参照ala−TFPIの投与と同等である、項目50に記載される方法。
項目53.上記TFPIアナログが、非グリコシル化型ala−TFPIである、項目52に記載される方法。
項目54.上記投与期間が、少なくとも約96時間である、項目45に記載される方法。
項目55.上記TFPIアナログが、非グリコシル化型ala−TFPIである、項目54に記載される方法。
項目56.上記投与速度が、約0.025mg/kg/時間の投与速度での参照ala−TFPIの投与と同等である、項目54に記載される方法。
項目57.上記TFPIアナログが、非グリコシル化型ala−TFPIである、項目56に記載される方法。
項目58.敗血症および敗血症性ショックを含む急性炎症を予防的および治療的に処置するための方法であって、この方法が、患者に(i)TFPIまたはTFPIアナログの、約0.00025〜約0.050mg/kg/時間の投与速度での参照ala−TFPIの投与と同等の投与速度で連続静脈内注入物ならびに(ii)抗生物質、モノクローナル抗体、サイトカインインヒビター、および補体インヒビターからなる群から選択されるさらなる薬剤を投与する工程を包含する、方法。
項目59.上記TFPIアナログが、非グリコシル化型ala−TFPIである、項目58に記載される方法。
項目60.DICと関連せず、TNF、IL−1、または別のサイトカインが組織因子をアップレギュレートする疾患状態を処置するための方法であって、この方法が少なくとも約72時間の投与期間で、患者にTFPIまたはTFPIアナログからなる群から選択される薬剤の、約0.00025〜約0.050mg/kg/時間の投与速度での参照ala−TFPIの投与と同等の投与速度で連続静脈内注入物を投与する工程を包含する、方法。
項目61.上記TFPIアナログが、非グリコシル化型ala−TFPIである、項目60に記載される方法。
項目62.上記疾患状態が、慢性炎症または急性炎症である、項目60に記載される方法。
項目63.上記TFPIアナログが、非グリコシル化型ala−TFPIである、項目62に記載される方法。
項目64.上記患者が、上記投与期間の間に減少するIL−6の血漿濃度を有する、項目60に記載される方法。
項目65.上記TFPIアナログが、非グリコシル化型ala−TFPIである、項目64に記載される方法。
本発明の1つの実施形態は、敗血症処置方法(敗血症に罹患するか、またはその発症の危険性のある患者にTFPIまたはTFPIアナログを、少なくとも約72時間の投与期間で、約0.00025〜約0.050mg/kg/時間の投与速度での参照ala−TFPIの投与と同等の投与速度で連続静脈内注入することによって投与する工程を包含する)である。
TFPIまたはTFPIアナログの連続低投薬量投与は(本明細書中で以後「低用量TFPI投与」と称される)は、敗血症の予防および処置において効果的であり、より高用量で処置された患者の何人かにおいて見られる潜在的に有害な合併症を有意に最小限にする。概して、低用量TFPI投与は、少なくとも約0.00025mg/kg/時間かつ約0.050mg/kg/時間未満の投与速度での参照ala−TFPIの投与と同等の投与速度でのTFPIまたはTFPIアナログの連続静脈注入によって実行される。
本発明の方法において使用されるTFPIおよびTFPIのアナログは、細胞または組織から単離および精製され得るか、化学的に合成され得るか、あるいは原核生物細胞または真核生物細胞のいずれかにおいて組換え産生され得る。
本発明に従って、TFPIおよびTFPIアナログの処方物は、好ましくは、静脈内注入によって投与される。本質的に連続的な静脈内注入が、好ましい。この投与を達成するための方法は、当業者に公知である。注入は、中心系(好ましくは)または末梢系によって実行され得る。投薬速度の大きな変動が避けられるべきであるのに対して、投与されたTFPIの得られる血漿レベルが、本発明の好ましい実施形態に従う一定の投与速度での連続注入から予想されるレベルの20%以内である場合、本発明の投与速度からの短期間の偏差は、許容される。
E.coliで発現された非グリコシル化型ala−TFPIを、健康なボランティアにヘパリンと共に投与した。ヘパリンを、それぞれ300Uまたは5000Uの用量で、11時間のala−TFPI注入(約0.5mg/kg/時間)の6時間後に静脈内注射または皮下注射によって投与した。ala−TFPIレベルの一過性の増加は、いずれかの経路によるヘパリン投与に引き続いて(潜在的には、内皮結合部位からのala−TFPIの置換に起因して)観察された。PTおよびこの時間の間に活性化された一部のトロンボプラスチン時間(aPTT)値は、多様であるが、概してわずかに上昇し、次いでala−TFPI濃度の変化と同時に下降した。ヘパリンのこれらの用量は、ala−TFPIとの組み合わせで使用する場合、安全でそして十分に寛容であった。
14人の被験体を、重篤な敗血症における非グリコシル化型ala−TFPI治療の第II相臨床研究の一部として補充した。この研究は、重篤な敗血症を有する被験体における、第II相の、多施設の、二重盲検の、無作為化された、プラシーボ制御の、2工程の用量漸増研究、安全性研究、および寛容性研究であった。第一の目的は、ala−TFPIの安全性プロフィールを評価することであった。第二の目的は、薬物動態、サイトカインおよび凝固マーカー、多臓器不全スコア、ならびに15日および28日後の生存を評価することであった。5人の被験体を、プラシーボに対して無作為化し、5人を、約0.33mg/kg/時間のala−TFPI投与速度に対して無作為化し、そして4人を、約0.66mg/kg/時間のala−TFPI投与速度で無作為化した(どちらの用量も、連続静脈内注入によって行った)。この研究は、予期された抗凝固および出血より高い抗凝固(高められたINR)および出血に起因して、時期尚早に終結した。
ウサギにおける研究は、実施例2に記載したものより低用量のala−TFPIが、効能的であり得たことを示した。低用量の非グリコシル化型ala−TFPIを与えた異なる5群を、ウサギE.Coli腹膜炎モデルにおいて評価した。約0.5mg/kgボーラスのala−TFPI用量および24時間の約5mg/kg/分での注入(ヒトでの0.8mg/kg/時間と同等)は、58%のウサギを救ったので(表2)、これを陽性対照として取り扱った。ala−TFPI投与群とプラシーボとの間の生存パーセントにおける有意な違いは、最も低い用量(これらの研究において、プラシーボ処置した対照と同じ生存パーセント(20%)を示した)を除いた全ての用量に関して見られた(表2)。
本実施例は、重篤な敗血症に罹患した患者を処置するためのala−TFPI低用量投与の臨床的使用について記載する。
死亡率を、実施例4に記載される第II相低用量ala−TFPI研究における異なる患者小群について分析した。その結果を、表13に要約する。結果を、全てのプラシーボ患者 対 全てのala−TFPI患者(0.025mg/kg/時間の投与速度および0.050mg/kg/時間の投与速度のどちらも)に関して比較する。
Claims (1)
- 敗血症を有するか、または敗血症になる危険性のある患者において敗血症を処置するための薬学的組成物であって:
少なくとも約72時間の投与期間、約0.00025〜約0.050mg/kg/時間の投与速度での参照ala−TFPIの投与と同等の投与速度で連続静脈内注入によって投与するために処方されたTFPIまたはTFPIアナログ、
を含有する組成物。
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