JP2006006015A - ステータコア - Google Patents
ステータコア Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006006015A JP2006006015A JP2004178652A JP2004178652A JP2006006015A JP 2006006015 A JP2006006015 A JP 2006006015A JP 2004178652 A JP2004178652 A JP 2004178652A JP 2004178652 A JP2004178652 A JP 2004178652A JP 2006006015 A JP2006006015 A JP 2006006015A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator core
- coil
- main body
- magnetic
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Abstract
【課題】 渦電流損の発生を抑止することのできるステータコアを提供する。
【解決手段】 本発明の圧粉磁心からなるステータコア2は、環状に延在するヨーク部11と、複数のティース部6と、コイル7とを備えるステータコアである。複数のティース部6の各々は、ヨーク部11からヨーク部11の半径方向に突出する本体部13と、本体部13の先端に形成された鍔部14とを有している。コイル7は本体部13の各々に巻き付けられている。鍔部14の少なくとも一部の領域30は、本体部13を形成している材料の透磁率よりも高い透磁率を有する高透磁率材料よりなっている。
【選択図】 図2
【解決手段】 本発明の圧粉磁心からなるステータコア2は、環状に延在するヨーク部11と、複数のティース部6と、コイル7とを備えるステータコアである。複数のティース部6の各々は、ヨーク部11からヨーク部11の半径方向に突出する本体部13と、本体部13の先端に形成された鍔部14とを有している。コイル7は本体部13の各々に巻き付けられている。鍔部14の少なくとも一部の領域30は、本体部13を形成している材料の透磁率よりも高い透磁率を有する高透磁率材料よりなっている。
【選択図】 図2
Description
本発明はステータコアに関し、より特定的には、軟磁性粉末を加圧成形して作製された圧粉磁心からなるステータコアに関する。
従来、電動機のステータコアなどとして用いられる磁心を、軟磁性粉末を加圧成形することによって作製することが知られている。この場合、複数枚の電磁鋼板を重ね合わせて作製する場合と比較して、高透磁率を容易に得ることができる。また、複雑な形状であっても一体的に成形することができる。
このように、軟磁性粉末を加圧成形したステータコアの従来の製造方法が、たとえば特開2004−40871号公報(特許文献1)に開示されている。特許文献1の製造方法では、磁性粉体と絶縁部材との複合材料を用いて、ステータコアをその周方向に沿って分割した形態の複数のコアピースが成形される。次に、複数のコアピースの各々にコイルが巻き回され、複数のコアピースの各々が互いに接合され、ステータコアが製造される。このようにして製造されたステータコアでは、均一な複合材料によって全体が形成されている。
特開2004−40871号公報
従来のステータコアにおいては、ステータコアに巻かれたコイルの内部で渦電流損が発生するという問題があった。これについて以下に説明する。
図10は、コイル内部での渦電流損の発生を説明するための電動機の平面図である。
図10を参照して、電動機101は、ステータコア104と、ステータコア104の内径側に収容されたローターコア105とを備えている。ステータコア104は、環状のヨーク部102と、環状のヨーク部102から内径側に突出した複数のティース部103とを有している。複数のティース部103の各々は、本体部111と、本体部111の先端に形成された幅の広い部分である鍔部112とを有している。ヨーク部102と、互いに隣り合う2つのティース部103とに囲まれた領域には、スロット部107が規定されている。複数の本体部111の各々には、コイル106が集中巻きされている。ローターコア105の周縁には、鍔部112と対向するように永久磁石113が等間隔で配置されている。
コイル106に正弦波の交流電流が導入されると、電動機101の内部に磁束が流れ、所定の環状経路をたどる磁力線108が形成される。具体的には、磁束は、ヨーク部102から所定のティース部103へ流れ、ティース部103の鍔部112から出て隣接するティース部103の鍔部112へ入り、隣接するティース部103の本体部111を流れて再びヨーク部102へ戻る。磁力線108から永久磁石113は反発力および引力を受け、この反発力および引力によってローターコア105が回転する。
ローターコア105が回転する際に、たとえばN極の永久磁石113から発生した磁束B3が2つの鍔部112の隙間Wを通過するタイミングが存在する。このとき、磁束B3は、隙間Wからスロット部107へ侵入してコイル106を通過する。これにより、コイル106付近の磁界が変化し、コイル106内部に誘導電流が流れ、渦電流損が発生する。
また、従来のステータコア104においては、磁力線108の磁束の一部が所定の環状経路から外れて鍔部112から漏れ、漏れ磁束B1およびB2が発生する場合がある。このうち漏れ磁束B1は、鍔部112の先端からスロット部107へ漏れ、コイル106を通過する。これにより、コイル106付近の磁界が変化し、コイル106内部に誘導電流が流れ、渦電流損が発生する。
ここで、コイル106内部での渦電流損の発生をある程度抑止できる方法として、鍔部112からのコイル106の距離dを大きくして、永久磁石113および鍔部112からコイル106を遠ざける方法も考えられる。しかし、この方法では、スロット部107におけるコイル106の占積率が小さくなるので、ステータコアの性能が低下してしまう。
したがって、本発明の目的は、渦電流損の発生を抑止することのできるステータコアを提供することである。
本発明の圧粉磁心からなるステータコアは、環状に延在するヨーク部と、複数のティース部と、コイルとを備えるステータコアである。複数のティース部の各々は、ヨーク部からヨーク部の半径方向に突出する本体部と、本体部の先端に形成された鍔部とを有している。コイルは本体部の各々に巻き付けられている。鍔部の少なくとも一部は、本体部を形成している材料の透磁率よりも高い透磁率を有する高透磁率材料よりなっている。
本発明のステータコアによれば、ローターコアの磁石から出た磁束は鍔部で吸収されるので、鍔部の間から磁束が侵入しにくくなる。これにより、ローターコアの磁石から出た磁束に起因する渦電流損を抑止することができる。また、鍔部の透磁率と空気の透磁率との差が大きくなるので、鍔部に発生した磁束は空気中へ漏れにくくなる。これにより、鍔部から漏れた磁束に起因するコイル内部の渦電流損を抑止することができる。
本発明の圧粉磁心からなるステータコアにおいて好ましくは、鍔部の少なくとも一部を形成する高透磁率材料は、Fe(鉄)を主成分とし、Ni(ニッケル)もしくはSi(シリコン)を含んでいる。
これらの材料はいずれも高透磁率であるため、圧粉磁心の渦電流損を一層抑止することができる。
なお、本明細書中において「Feを主成分とする」とは、全体に占めるFeの割合が50質量%以上であることを意味している。
本発明のステータコアによれば、ローターコアの磁石から出た磁束は鍔部で吸収されるので、鍔部の間から磁束が侵入しにくくなる。これにより、ローターコアの磁石から出た磁束に起因する渦電流損を抑止することができる。また、鍔部の透磁率と空気の透磁率との差が大きくなるので、鍔部に発生した磁束は空気中へ漏れにくくなる。これにより、鍔部から漏れた磁束に起因するコイル内部の渦電流損を抑止することができる。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるステータコアを用いた電動機を示す上面図である。図2は、図1の要部拡大図である。なお、以下の説明における「外周側」、「内周側」、「周方向」、「径方向」の語句は、それぞれ「ステータコアの外周側」、「ステータコアの内周側」、「ステータコアの周方向」、および「ステータコアの径方向」を意味している。
図1は、本発明の実施の形態1におけるステータコアを用いた電動機を示す上面図である。図2は、図1の要部拡大図である。なお、以下の説明における「外周側」、「内周側」、「周方向」、「径方向」の語句は、それぞれ「ステータコアの外周側」、「ステータコアの内周側」、「ステータコアの周方向」、および「ステータコアの径方向」を意味している。
図1を参照して、電動機1は、圧粉磁心からなる環状のステータコア2と、ステータコア2の内周側に配置された円柱状のローターコア3とを備える。ローターコア3は、中心部に回転軸4を有する。ローターコア3が回転軸4を中心に回転することによって、電動機1から回転運動が出力される。ローターコア3の周縁には、所定の角度ごとに永久磁石5が埋め込まれている。
ステータコア2は、環状のヨーク部11と、ヨーク部11から内周側に突出する複数のティース部6と、複数のティース部6の各々に巻き付けられたコイル7とを備えている。ヨーク部11の内周側の壁面には、複数のティース部6の各々が形成されている。複数のティース部6は、互いに間隔を隔てて所定の角度ごとに設けられている。
複数のティース部6の各々は、鍔部14と、本体部13とを有している。ティース部6の本体部13は、ヨーク部11から径方向に帯状に延在している。鍔部14は、本体部13よりも内周側に形成されている。鍔部14は、たとえば弧の平面形状を有しており、本体部13と比べて、周方向に沿った長さが長くなって形成されている。
本実施の形態においては、鍔部14における周方向に延びた部分の外周側の領域30が、本体部13を形成している材料の透磁率よりも高い透磁率を有する高透磁率材料よりなっている。
なお、ヨーク部11と、互いに隣り合う2つのティース部6とに囲まれた空間には、スロット部8が規定されている。スロット部8は、ローターコア3に向い合う内周側で開口している。コイル7は、本体部13に巻き付けられており、ヨーク部11と鍔部14とに挟まれるように配置されている。これにより、コイル7はティース部6に対する位置が固定されている。コイル7の一部は、スロット部8の空間を占めている。
図3は、図2中のコイルを示す断面図である。図3を参照して、コイル7は、絶縁被膜22によって覆われた螺旋状に延びる導線21によって形成されている。導線21は、ティース部6の表面から離れる方向に多層に巻かれている。導線21は、たとえば銅から形成されており、その直径は、0.3mmから3mm程度である。絶縁被膜22は、たとえば一般的なエナメル(琺瑯)から形成されており、その厚みは30μm程度である。
図4は、図2のステータコアの表面を拡大して示した模式図である。図4を参照して、ステータコア2を構成する複数の軟磁性粒子40は、金属磁性粒子10と、金属磁性粒子10の表面を取り囲む絶縁被膜20とを備えている。複数の軟磁性粒子40の各々は、軟磁性粒子40が有する凹凸の噛み合わせによって接合されている。本実施の形態において、本体部13を構成する金属磁性粒子10はたとえばFeよりなっており、領域30を構成する金属磁性粒子10はたとえばFe−Ni系合金やFe−Si系合金よりなっている。Feは、Fe−Ni系合金やFe−Si系合金に比べて飽和磁束密度の高い材料である。具体的には、Fe−Ni系合金の飽和磁束密度が約1.5(T)であり、Fe−Si系合金の飽和磁束密度が約1.9(T)であるのに対して、Feの飽和磁束密度は約2.0(T)である。一方、Fe−Ni系合金やFe−Si系合金は、Feに比べて高透磁率の材料である。
金属磁性粒子10の平均粒径は、5μm以上300μm以下であることが好ましい。金属磁性粒子10の平均粒径を5μm以上にした場合、金属が酸化されにくいため、ステータコア2の磁気的特性を向上させることができる。また、金属磁性粒子10の平均粒径を300μm以下にした場合、後に説明する加圧成形工程において軟磁性粉末(複数の軟磁性粒子40の集合体)の圧縮性が低下するということがない。これにより、加圧成形工程によって得られた成形体の密度を大きくすることができる。
なお、ここで言う平均粒径とは、ふるい法によって測定した粒径のヒストグラム中、粒径の小さいほうからの質量の和が総質量の50%に達する粒子の粒径、つまり50%粒径Dをいう。
絶縁被膜20は、金属磁性粒子10をリン酸処理することによって形成されている。また好ましくは、絶縁被膜20は、酸化物を含有する。この酸化物を含有する絶縁被膜としては、リンと鉄とを含むリン酸鉄の他、リン酸マンガン、リン酸亜鉛、リン酸カルシウム、酸化シリコン、酸化チタン、酸化アルミニウムまたは酸化ジルコニウムなどの酸化物絶縁体を使用することができる。
絶縁被膜20は、金属磁性粒子10間の絶縁層として機能する。金属磁性粒子10を絶縁被膜20で覆うことによって、軟磁性粉末の電気抵抗率ρを大きくすることができる。これにより、金属磁性粒子10間に渦電流が流れるのを抑制し、渦電流に起因する鉄損を低減させることができる。
絶縁被膜20の厚みは、0.005μm以上20μm以下であることが好ましい。絶縁被膜20の厚みを0.005μm以上とすることによって、渦電流によるエネルギー損失を効果的に抑制することができる。また、絶縁被膜20の厚みを20μm以下とすることによって、軟磁性粉末に占める絶縁被膜20の割合が大きくなりすぎることがない。このため、ステータコア2の磁束密度が著しく低下することを防止できる。
続いて、本実施の形態のステータコア2によって得られる効果について説明する。
図5は、本発明の実施の形態1におけるステータコアの効果を説明するための電動機の平面図である。
図5を参照して、本実施の形態のステータコア2は、領域30が、本体部13を形成している材料の透磁率よりも高い透磁率を有する高透磁率材料よりなっている。このため、たとえばN極の永久磁石5から発生した磁束B4は、領域30で吸収される。これにより、永久磁石5から発生した磁束が隙間Wからスロット部8へ侵入しにくくなり、コイル7を通過しにくくなる。これによりコイル7内部に渦電流損が発生することを抑止できる。また、領域30と空気との透磁率の差が大きくなるので、鍔部14からコイル7の方向へ漏れ磁束が発生しにくくなる。これにより、コイル7内部の渦電流損を抑止することができる。
このように、本実施の形態のステータコア2においては、本体部13を飽和磁束密度の高い材料で形成しつつ、鍔部14の一部のみを高透磁率材料で形成するので、ステータコアの性能を低下させることなく渦電流損を低下することができる。また、渦電流損の発生を抑止するために鍔部14からのコイル7の距離dを大きくする必要がないので、スロット部8におけるコイル7の占積率を大きくすることができ、ステータコアの性能を向上することができる。
また、本実施の形態のステータコア2においては、領域30を形成する高透磁率材料がFeを主成分とし、NiもしくはSiを含んでいる。これにより、ステータコアの渦電流損を一層抑止することができる。
次に本実施の形態におけるステータコア2の製造方法を説明する。
まず、たとえばFeとFe−Ni系合金との2種類の金属磁性粒子を準備し、その金属磁性粒子に熱処理を行なう。熱処理は、たとえば、100℃以上1000℃以下の温度で、1時間以上行なう。その後、金属磁性粒子の表面に絶縁被膜を形成し、透磁率の異なる2種類の軟磁性粉末を作製する。
次に、得られた軟磁性粉末を金型に入れ、たとえば、700MPaから1500MPaまでの圧力で軟磁性粉末を加圧成形する。図6は、本発明の実施の形態1における加圧成形工程に用いられる金型装置を示す斜視図である。図7は、図6のVII−VII線に沿った断面図である。図6および図7を参照して、部分的に透磁率が異なる成形体を形成する方法について説明する。なお、図6においては、上パンチおよび下パンチを図示していない。
金型装置31は、軟磁性粉末が投入される加圧空間32aを規定するダイ32および下パンチ33と、ダイ32の上方に並んで配置されたシュー35a〜35cおよび上パンチ36とを備える。ダイ32には、ダイ32を所定の温度に加熱するためのバンドヒータ34が設けられている。
まず、Feの金属磁性粒子を含む軟磁性粉末38をシュー35bにセットし、Fe−Ni系合金の金属磁性粒子を含む軟磁性粉末37をシュー35a,35cにセットする。バンドヒータ34に通電しダイ32を加熱した後、シュー35a〜35cにセットされた軟磁性粉末37,38の各々を加圧空間32aに投入する。すると、加圧空間32aの両端部の領域30が形成される領域にFe−Ni系合金よりなる軟磁性粉末37が配置され、加圧空間32aの中央部の鍔部14が形成される領域にFeよりなる軟磁性粉末38が配置される。
次に、上パンチ36を下方に移動させ、加圧空間32aに充填された軟磁性粉末を加圧成形する。なお、加圧成形する雰囲気は、不活性ガス雰囲気または減圧雰囲気とすることが好ましい。この場合、大気中の酸素によって混合粉末が酸化されるのを抑制できる。
以上に説明した方法を応用することによって、領域30を鍔部14に形成することができる。なお、金型を加熱せず室温での成形においても、粒径分布の異なるステータコア2を作製することが可能である。
次に、加圧成形によって得られたステータコア2を、たとえば400℃以上の温度で1時間、熱処理する。これにより、加圧成形時にステータコア2の内部に発生した歪および転位を取り除くことができる。以上の工程によって、本実施の形態におけるステータコア2が完成する。
なお、本実施の形態においては、図6および図7に示す金型装置31を用いて領域30を形成する場合について示したが、本発明はこのような製造方法に限定されるものではなく、領域30の形成方法については任意である。
(実施の形態2)
図2に示すように、実施の形態1においては、鍔部14における周方向に延びた部分の外周側の領域が高透磁率材料よりなっている場合について示した。しかし、本発明はこのような場合の他、図8に示すように、鍔部14における周方向に延びた部分の周方向の端部の領域30が、本体部13を形成している材料の透磁率よりも高い透磁率を有する高透磁率材料よりなっていてもよい。また、図9に示すように、鍔部14全体の領域30が、本体部13を形成している材料の透磁率よりも高い透磁率を有する高透磁率材料よりなっていてもよい。図8または図9に示すステータコア2の構造であっても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
図2に示すように、実施の形態1においては、鍔部14における周方向に延びた部分の外周側の領域が高透磁率材料よりなっている場合について示した。しかし、本発明はこのような場合の他、図8に示すように、鍔部14における周方向に延びた部分の周方向の端部の領域30が、本体部13を形成している材料の透磁率よりも高い透磁率を有する高透磁率材料よりなっていてもよい。また、図9に示すように、鍔部14全体の領域30が、本体部13を形成している材料の透磁率よりも高い透磁率を有する高透磁率材料よりなっていてもよい。図8または図9に示すステータコア2の構造であっても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
なお、図8および図9に示すステータコア2の構造は、図1〜図4に示す実施の形態1のステータコア2の構造とほぼ同様であるので、その説明を省略する。
以上に開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考慮されるべきである。本発明の範囲は、以上の実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての修正や変形を含むものと意図される。
1,101 電動機、2,104 ステータコア、3,105 ローターコア、4 回転軸、5,113 永久磁石、6,103 ティース部、7,106 コイル、8,107 スロット部、10 金属磁性粒子、11,102 ヨーク部、13,111 本体部、14,112 鍔部、20,22 絶縁被膜、21 導線、30 高透磁率材料の形成領域、31 金型装置、32 ダイ、32a 加圧空間、33 下パンチ、34 バンドヒータ、35a〜35c シュー、36 上パンチ、37,38 軟磁性粉末、40 軟磁性粒子、108 磁力線。
Claims (2)
- 環状に延在するヨーク部と、
前記ヨーク部から前記ヨーク部の半径方向に突出する本体部と、前記本体部の先端に形成された鍔部とを有する複数のティース部と、
前記本体部の各々に巻き付けられたコイルとを備えるステータコアであって、
前記鍔部の少なくとも一部は、前記本体部を形成している材料の透磁率よりも高い透磁率を有する高透磁率材料よりなっている、圧粉磁心からなるステータコア。 - 前記高透磁率材料はFeを主成分とし、NiもしくはSiを含んでいる、請求項1に記載の圧粉磁心からなるステータコア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004178652A JP2006006015A (ja) | 2004-06-16 | 2004-06-16 | ステータコア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004178652A JP2006006015A (ja) | 2004-06-16 | 2004-06-16 | ステータコア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006006015A true JP2006006015A (ja) | 2006-01-05 |
Family
ID=35773940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004178652A Withdrawn JP2006006015A (ja) | 2004-06-16 | 2004-06-16 | ステータコア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006006015A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20070092827A (ko) * | 2006-03-09 | 2007-09-14 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 모터의 스테이터 |
JP2008118840A (ja) * | 2006-10-12 | 2008-05-22 | Toyota Motor Corp | 電動機のステータ、電動機のステータの製造方法、及び電動機 |
JP2009247060A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Jfe Steel Corp | 電動機用固定子鉄心 |
KR101149855B1 (ko) | 2006-03-09 | 2012-05-25 | 주식회사 동서전자 | 모터의 스테이터 |
KR101185042B1 (ko) | 2006-03-09 | 2012-09-21 | 주식회사 동서전자 | 모터의 스테이터 |
JP5233984B2 (ja) * | 2007-02-23 | 2013-07-10 | 株式会社ジェイテクト | モータ及び電動ポンプ |
WO2014049007A1 (de) * | 2012-09-26 | 2014-04-03 | Siemens Aktiengesellschaft | Aktivteil einer elektrischen maschine, radialmagnetlager und verfahren zur herstellung eines radialmagnetlagers |
JP2018010939A (ja) * | 2016-07-12 | 2018-01-18 | Tdk株式会社 | 軟磁性金属粉末および圧粉磁心 |
EP3487040A1 (de) * | 2012-09-26 | 2019-05-22 | Siemens Aktiengesellschaft | Aktivteil einer elektrischen maschine und elektrische maschine |
JP2021061408A (ja) * | 2020-12-04 | 2021-04-15 | Tdk株式会社 | 軟磁性金属粉末および圧粉磁心 |
JP2022055717A (ja) * | 2020-09-29 | 2022-04-08 | 本田技研工業株式会社 | 回転電機 |
-
2004
- 2004-06-16 JP JP2004178652A patent/JP2006006015A/ja not_active Withdrawn
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20070092827A (ko) * | 2006-03-09 | 2007-09-14 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 모터의 스테이터 |
KR101149855B1 (ko) | 2006-03-09 | 2012-05-25 | 주식회사 동서전자 | 모터의 스테이터 |
KR101185042B1 (ko) | 2006-03-09 | 2012-09-21 | 주식회사 동서전자 | 모터의 스테이터 |
JP2008118840A (ja) * | 2006-10-12 | 2008-05-22 | Toyota Motor Corp | 電動機のステータ、電動機のステータの製造方法、及び電動機 |
JP5233984B2 (ja) * | 2007-02-23 | 2013-07-10 | 株式会社ジェイテクト | モータ及び電動ポンプ |
JP2009247060A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Jfe Steel Corp | 電動機用固定子鉄心 |
WO2014049007A1 (de) * | 2012-09-26 | 2014-04-03 | Siemens Aktiengesellschaft | Aktivteil einer elektrischen maschine, radialmagnetlager und verfahren zur herstellung eines radialmagnetlagers |
WO2014048464A1 (de) * | 2012-09-26 | 2014-04-03 | Siemens Aktiengesellschaft | Aktivteil einer elektrischen maschine, radialmagnetlager und verfahren zur herstellung eines radialmagnetlagers |
US9777770B2 (en) | 2012-09-26 | 2017-10-03 | Siemens Aktiengesellschaft | Active part of an electrical machine, radial magnetic bearing and method for producing a radial magnetic bearing |
EP3487040A1 (de) * | 2012-09-26 | 2019-05-22 | Siemens Aktiengesellschaft | Aktivteil einer elektrischen maschine und elektrische maschine |
JP2018010939A (ja) * | 2016-07-12 | 2018-01-18 | Tdk株式会社 | 軟磁性金属粉末および圧粉磁心 |
JP2022055717A (ja) * | 2020-09-29 | 2022-04-08 | 本田技研工業株式会社 | 回転電機 |
CN114337024A (zh) * | 2020-09-29 | 2022-04-12 | 本田技研工业株式会社 | 旋转电机 |
JP2021061408A (ja) * | 2020-12-04 | 2021-04-15 | Tdk株式会社 | 軟磁性金属粉末および圧粉磁心 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4491225B2 (ja) | 圧粉磁心およびステータコア | |
US7608968B2 (en) | Dust core and method of manufacturing the same | |
JP2010016337A (ja) | 磁性部品 | |
JP2006006015A (ja) | ステータコア | |
CN110459376B (zh) | 具有磁性相和非磁性相的整体式结构 | |
WO2006033295A1 (ja) | 圧粉成形体の製造方法および圧粉成形体 | |
JP2011515224A (ja) | 一体に圧縮成形された固定子 | |
KR20120004969A (ko) | 전기 기계 | |
US7843092B2 (en) | Core and method for producing core | |
JP2008312304A (ja) | ステータコア及びそれを用いたモータ | |
JP2016039736A (ja) | 可動電機、コイルの製造方法、電線 | |
JP2006166610A (ja) | ステータ、ステータの製造方法、及びロータ | |
JP6325291B2 (ja) | Srモータのステータ、及びこのステータを備えたsrモータ | |
EP1553685B1 (en) | Stator for reciprocating motor | |
JP2011176991A (ja) | ローターコア及び電動機 | |
JP2007082276A (ja) | ステータコアを構成する樹脂モジュール、ステータコア及びそれを用いたモータ | |
JP7319274B2 (ja) | コア、ステータ、及び回転電機 | |
JP2004201429A (ja) | モータの固定子 | |
JP2000184628A (ja) | モータのステータ | |
JP2006211828A (ja) | ステータ及びその製造方法 | |
JP2011072148A (ja) | 回転機 | |
JP2005322800A (ja) | 圧粉磁心およびその製造方法 | |
JP2007104795A (ja) | アキシャルギャップモータ | |
JP2008042972A (ja) | 巻線が巻回された鉄心 | |
JP2007012744A (ja) | 圧粉磁心およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070904 |