JP2006003308A - 電波修正時計 - Google Patents

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Abstract

【課題】時計表示部を制御する制御回路を設け時計の寿命を延ばす電波修正時計を提供する。
【解決手段】内部時計により計時時刻を計時し、標準時刻電波信号に応じて時刻修正を行う電池駆動の電波修正時計であって、内部時計が計時する計時時刻に基づいて時刻表示を行う時計表示手段201と、表示手段の表示を切り換える表示モード設定回路202と、モード設定回路から供給される信号により時刻表示手段の表示モードを判定する表示モード判別回路14cと、モード判別回路から出力される制御信号に応じて時刻表示手段を制御し、該時刻表示手段の電流を可変する制御手段とを有し、表示モードに応じて消費電流を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、内部電池で駆動する電波修正時計の表示部をオン・オフさせる表示設定を設け、流通過程で表示部の動作を制御する電波修正時計に関するものである。
例えば、内部電池や外部電池を設けた電波修正時計など一般に、工場出荷時や流通過程において、電波受信回路と信号処理系回路は動作させ、かつ秒針、分時針などの表示部も駆動したままにしていた。時計の消費電流の内訳は、たとえば、時計表示部が全体の約90%、電波受信部が4〜5%、マイクロコンピュータなどの信号処理回路が5〜6%である。このように時計表示部を除いた消費電流は10%程度となっている。そのため電波修正時計を使用する前の流通過程中に、時計表示部で余分な消費電流を消費していた。その結果電池の寿命を短くしていた。
特開2002−228775号公報
従来の電波修正時計では、例えば電波修正時計を使用する前の流通過程中に、時計表示部で余分な消費電流を消費していた。その結果電池の寿命が短くなっていた。
また、電波時計の動作寿命を延ばすため外部電池を追加すると、内部電池と外部電池を切り換えるための制御回路やスイッチなどが必要であり、構造上複雑になるばかりでなくコストも高くなるという問題点があった。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は時計の表示部の動作を制御して、電池の寿命を延ばすことができる電波修正時計を提供することにある。
本発明は、前記目的を達成するために、内部時計により計時時刻を計時し、標準時刻電波信号に応じて時刻修正を行う電波修正時計であって、前記内部時計が計時する計時時刻に基づいて時刻表示を行う時刻表示手段と、制御信号に応じた電力を前記時刻表示手段に供給する電力供給手段と、前記表示手段の表示を切り換えるモード設定回路と、前記モード設定回路から供給される信号により前記時刻表示手段の表示モードを判定するモード判別回路と、前記モード判別回路からの判別信号に応じて前記時刻表示手段に電力を供給するための前記制御信号を供給する制御手段とを有する。
本発明は、内部時計により計時時刻を計時し、標準時刻電波信号に応じて時刻修正を行う電波修正時計であって、内部電池と、前記内部時計が計時する計時時刻に基づいて時刻表示を行う時刻表示手段と、前記時刻表示手段の表示を切り換える制御信号を外部から供給してモードを設定する表示モード設定回路と、前記表示モード設定回路から供給される信号により前記時刻表示手段の表示モードを判別するモード判別回路と、前記モード判別回路からの判別結果に応じて前記内部電池から前記時刻表示手段へ電力を供給する制御信号を発生する制御手段とを有する。
時刻表示部を制御する表示モード選択回路を設け、流通過程などの非使用時に時刻表示部の動作を停止することにより、電波修正時計の使用時間を延ばすことができる。
本発明の実施形態に係る電波修正時計は、例えば電源として(内部)電池を有し、時刻表示手段をオン・オフ制御する表示モード設定回路を設け、この設定した表示モードに応じて時刻表示手段を制御する。たとえば、出荷からユーザの使用前または流通過程の期間、表示モードをオフに設定して、その期間の消費電流を減らすことができる。だだしこの期間、時刻表示手段を停止しているが、使用時内部電池により内部時計による計時時刻を計時し、標準時刻電波信号に基づいて内部時計による計時時刻の時刻修正を行う。電波修正時計を展示したりユーザが使用するときは、表示モードをオンに設定して、時刻表示手段を駆動し通常の動作をさせる。本実施形態では1例として、歯車等の指針駆動系を有する電波修正時計を図を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る電波修正時計10の一実施形態の電気的な機能ブロック図である。図2は、図1に示した電波修正時計10の構成図である。図3は、図2に示した電波修正時計10の断面の拡大図である。
本実施形態に係る電波修正時計10は、図1〜3に示すように、標準電波受信系11、時刻修正スイッチ12、発振回路13、制御回路14、ドライブ回路15、報知手段としての発光素子16、バッファ回路17、ドライブ回路18、時計本体100、秒針用モータ121、時分針用モータ131、光検出センサ部140、手動修正系150、電源200、内部時計1401、表示モード設定回路(部)202、トランジスタQ1,Q2、および抵抗素子R1〜R2を有する。
標準電波受信系11は、例えば、受信アンテナ11aと、不図示の標準電波送信所から送信された標準時刻情報(時刻コードとも言う)を含む標準電波を受信し、所定の処理を行い、パルス信号S11として制御回路14に出力する長波受信回路110Aを有する。
長波受信回路110Aは、例えば不図示のRFアンプ、検波回路、整流回路、および積分回路を有する。
長波受信回路110Aは、異なる複数の周波数を受信するために、例えば詳細には図1に示すように、40kHz受信回路111r、60kHz受信回路112r、および切換部113Aを有する。
40kHz受信回路111rは、受信アンテナ11aから周波数40kHzの標準電波を復調し、受信信号S111を出力する。60kHz受信回路112rは、受信アンテナ11aから周波数60kHzの標準電波を復調し、受信信号S112を出力する。
切換部113Aは、制御回路14からの制御信号(駆動信号)CTL113に応じて、40kHz受信回路111rと60kHz受信回路112rを切換える。
切換部113Aは、例えば図1に示すように、端子113a、端子113b、および端子113cを有する。
切換部113Aは、制御回路14から40kHz受信回路111rに切換えさせる制御信号CTL113を受信した場合には端子113aと端子113cを接続し、制御回路14から60kHz受信回路112rに切換えさせる制御信号CTL113を受信した場合には端子113bと端子113cを接続し、40kHz受信回路111rおよび60kHz受信回路112rからの受信信号を択一的に、信号S11として制御回路14へ出力する。
なお、日本の標準電波は独立行政法人通信総合研究所(CRL)のもとで運用されており、周波数40kHzの標準電波を送信する標準電波送信所および周波数60kHzの標準電波を送信する標準電波送信所が設けられている。
標準電波信号受信系11で受信される標準電波は、図4(a)に示すような形態で送られてくる。
具体的には、時刻コードは1,0,Pの3種類の信号パターンからなり、1secの1信号パターン中の100%振幅期間幅によって区別され、1,0,Pはそれぞれ500ms,800ms,200msとなっている。変調方式は、最大値100%,最小値10%の振幅変調である。
そして、受信状態が良好な場合には、標準電波信号受信系11からは図4(b)に示すように、標準電波信号に応じたパルス信号として信号S11が、制御回路14に出力される。
この信号S11は、例えば第1のレベルに相当するハイレベルと、第2のレベルに相当するロウレベルにより構成されている。制御回路14は、ハイレベル、およびロウレベル、ならびに、ハイレベルからロウレベルへの立下りエッジed1、およびロウレベルからハイレベルへの立上がりエッジed2に基づいて、後述するように受信状態の評価処理を行う。エッジed1およびエッジed2を区別しない場合には、単にエッジedという。
次に、長波標準電波の送信データについて説明する。
図5は、標準時刻電波信号の時刻コードの一例を示している。図5(a)は毎時15,45分以外のフォーマット、図5(b)は、毎時15分,45分のフォーマットを示す。
送信情報は、分・時・1月1日からの積算日となっている。
時刻データの送信は、1bit/秒で1分間を1フレームとしており、このフレーム内に前述した分・時・1月1日からの積算日の情報がBCDコードで提供されている。また送信されるデータは、0・1の他にPコードというマーカーが含まれており、このPコードは、1フレームに数カ所あり、正分(0秒)、9秒、19秒、29秒、39秒、49秒、59秒に現れる。このPコードが続けて現れるのは1フレーム中1回で59秒、0秒の時だけで、この続けて現れる位置が正分位置となる。つまり分・時データ等の時刻データはこの正分位置を基準としてフレーム中の位置が決まっているためこの正分位置の検出を行わないと時刻データを取り出すことはできない。
時刻修正スイッチ12は、例えば、出荷時の前の組立工程において時分秒針を取付ける際に、剣付けモードに移行させる際に操作され、信号S12を制御回路14に出力する。制御回路14は、時刻修正スイッチ12が操作され信号S12が入力されると、剣付けモードに移行する。
時刻修正スイッチ12は、本発明に係る設定信号出力手段に相当する。
また、剣付けモードでは、制御回路14は、少なくとも内部時計1401の計時時刻を設定し、指針を、内部時計1401の計時時刻が設定されたことを示す時刻設定表示位置に設定する。
発振回路13は、水晶発振器CRYおよびキャパシタC2,C3により構成され、所定周波数の基本クロックを制御回路14に供給する。
制御回路14は、マイクロコンピュータ(14a)、内部時計1401、およびメモリ1402などを有する。
また、内部時計1401は、例えば時カウンタ、分カウンタ、および秒カウンタ等を含む。
メモリ1402は、例えば、制御回路14のワークスペースとして用いられる。例えば、メモリ1402はRAM(Random access memory)等で構成される。
また、制御回路14に表示モード判別回路(14c)が設けられ、この表示モード判別回路14cには外部に取り付けられた表示モード設定回路202からモード設定の制御信号が供給される。 このように、外部からスイッチなどで種々のモードを切り換えられるようにしてある。詳細については、図6で説明する。
制御回路14には、電源200による駆動電力を内部時計1401に供給して時刻計時を行わせる一方、後述する時刻表示手段による時刻表示を停止させ、内部時計1401の計時時刻が予め設定した時刻になると標準時刻電波信号に応じて時刻修正を行う。
制御回路14は、表示モード設定回路202の設定されたモードに応じて各回路またはシステムを制御する。このモード設定回路については後述する。
また、制御回路14は、電源200から電源が供給されると、指針車の原点検出処理を行い、内部時計1401で計時される時刻情報に応じた駆動信号CTL1およびCTL2を出力して、指針による時刻表示を行う。
制御回路14は、指針の位置検出処理は、時分針車および秒針車の位相合わせ処理、秒針の原点検索処理、時分針の原点検索処理を行い、各指針車の位置を検出した後、所定時刻に指針を設定する。
次に、図1に図示した表示モード設定回路202について図6を用いて説明する。図6に図示してあるように、表示モード設定回路202は、たとえばスイッチ群により構成されている。
スイッチ群1350は、たとえば、ユーザにより操作され、操作に応じた信号が制御回路14で構成される表示モード判別回路14cに出力される。モード判別回路14cでは、表示モードがオンかオフかを判別する。
スイッチ群1350は、たとえば、リセットスイッチ1310、強制受信スイッチ1321、鳴止めスイッチ1331、スヌーズスイッチ1341、スイッチ群1350とを有する。
リセットスイッチ1310は、制御回路14の各種状態を初期状態に戻すときにオンされる。リセットスイッチ1310が操作された場合、または、図示しない電池がセットされた場合に、制御回路20は、各種状態を初期状態に戻し、標準電波信号受信系11に標準電波信号を強制的に受信させ、受信信号に基づいて計時時刻を修正する。
強制受信スイッチ1321は、強制的に標準電波信号を受信して、内部で計時される時刻の修正を行わせるときにオンされる。制御回路14は、強制受信スイッチが操作された場合には、上述のように、標準電波信号受信系11に標準電波信号を強制的に受信させ、受信信号に基づいて計時時刻を修正する。
鳴止めスイッチ1331は、たとえば、アラーム時刻に報音されるアラーム音の出力を止めるときにオンされる。制御回路14は、鳴止めスイッチ1331が操作された場合には、たとえば、アラーム時刻にスピーカから報音させるアラーム音の出力を停止する。
スヌーズスイッチ1341は、たとえば、アラーム時刻に報音されるアラーム音の出力を一旦止め、所定の時間経過後に再び出力させたいときにオンされる。制御回路14は、スヌーズスイッチ1341が操作された場合には、たとえば、アラーム時刻にスピーカから出力させるアラーム音の出力を一旦止め、所定の時間経過後に、再びスピーカからアラーム音を出力させる。
設定スイッチ群1350は、たとえば、アラーム時刻を設定する際に操作されるスイッチや、時計表示部のオン・オフ設定スイッチである。設定スイッチ群1350は、時計表示部オン・オフスイッチ1351などからなる複数の設定スイッチ1351〜1354を有する。制御回路14は、設定スイッチ群1350が操作された場合には、たとえば、その操作に応じたアラーム時刻を設定し、また工場出荷時に時計表示部を駆動したままにするかあるいは動作停止状態にするかを設定する。この表示モード設定回路202に設けた時計表示部のオン・オフのモード設定に関し、外部から手動スイッチで切り換えられるようにするが、ユーザが間違えて容易にスイッチに触れて表示部が動作停止してしまうことがないように構成している。
次に、制御回路14が表示モード設定により選択された2つのモード、つまり通常モードと小電力モードの場合の動作について説明する。
まず、図1において、表示モード設定回路202を通常動作モードに設定した場合の制御回路14の動作について説明する。
制御回路14は、電源200が投入されると、指針車の原点検出処理を行い、内部時計1401で計時される時刻情報に応じた駆動信号CTL1およびCTL2を出力して、指針による時刻表示を行う。
制御回路14は、指針の位置検出処理は、時分針車および秒針車の位相合わせ処理、秒針の原点検索処理、時分針の原点検索処理を行い、各指針車の位置を検出した後、所定時刻に指針を設定する。
位相合わせ処理は、例えば、時分針車に設けられた透光部と、秒針車に設けられた透光部とを、発光素子142から出力された光が貫通するような位置にまで、時分針車および秒針車を駆動する。
秒針の原点検索処理は、発光素子142から出力された光が、秒針車に設けられた遮光部および透光部により、受光素子144に受光される、光のオンオフパターンに基づいて原点が検索される。
時分針の原点検索処理は、後述するように、発光素子142から出力された光が、時分針車に設けられた遮光部および透光部により、受光素子144に受光される、光のオンオフパターンに基づいて位置が検索される。
制御回路14は、剣付けモードでは、例えば組み立て工程において、時分秒針を取付けるために、指針それぞれが取り付けられる指針車を0時0分0秒の基準位置にまで回転させて停止させる。その基準位置で時分秒針が0時0分0秒になるように取り付けられる。
例えば、基準位置は、0時00分、4時00分、8時00分に設けられるが、本実施形態では基準位置として0時00分を用いる。
制御回路14は、剣付けモードでは、例えば長波受信系11に標準電波信号を受信させ、標準電波信号に基づいて内部時計1401の時刻情報が設定される。
また、制御回路14は、指針が設けられる指針車の指針位置を、後述するように指針車に設けられた複数の基準位置の間に設定する。例えば、時分針車の原点検索処理を所定方向に回転させて行い、基準位置を0時00分とすると、その逆方向の基準位置である8時00分の間に、指針車の指針位置を設定する。
詳細には、上述したように透光部および遮光部が設けられた指針車を回転させ、光検出センサ部140により検出される、光のオン/オフパターンに基づいて原点検索処理を行うため、原点検出処理を行うために必要最小限のオン/オフパターンが検出可能な位置に指針を停止しておくことで、外部電源等が投入され初期動作を行う際に、短時間で原点検索処理を行える。
制御回路14は、所定の時間、例えば本実施形態では8秒間の標準電波の受信信号のサンプリング(例えば32Hz)を行い、そのサンプリングの結果に基づいて受信状態を判定する。評価の結果、良好な受信状態であると判別された場合には、その良好な受信状態の標準電波の周波数を標準電波信号受信系11の受信周波数に設定する。
また、制御回路14は、良好でない受信状態の場合には、制御信号CTL113を出力して標準電波信号受信系11の受信周波数を切換え、60kHzの標準電波を受信状態に基いて同様に評価し、以前の受信周波数の標準電波の受信状態を示す評価値と比較し、標準電波信号受信系11に受信状態が良いほうの受信周波数に設定させる。
制御回路14は、設定された受信周波数を持って標準電波信号受信系11で受信された標準電波に含まれる標準時刻信号に応じて、秒同期検出処理および時刻修正処理を行う。
制御回路14は、その設定された受信周波数で受信された標準電波時刻信号に基いて、時刻化が可能である場合には、発振回路13による基本クロックに基づいて内部時計1401の各種カウンタのカウント制御を行う。
制御回路14は、受信状態が基準範囲にない場合には、制御信号CTL1を出力せずに、ドライブ信号DR1をドライブ回路15に出力して、報知手段としての発光素子16を発光させてユーザに標準電波信号がほとんど受信できない旨を報知させる。
制御回路14は、受信された標準時刻情報に基づいて、内部時計1401の各種時刻カウンタで計時されている時刻情報と標準時刻情報とを比較し、誤差が生じている場合には、その誤差に応じて時刻カウンタを修正し、その修正に応じてモータ131に制御信号CTL2として、修正のためのパルス信号Pを入力して早送り駆動等を行い、指針による時刻表示の修正を行う。
次に、電波修正時計10がたとえば流通過程にあるような場合、表示モード設定回路202を省電力モードに設定したとき、制御回路14とその周辺回路の動作について説明する。
図6には制御回路14とその周辺回路について図示してある。制御回路14には、時計表示制御部14bとモード判別部回路などを有するマイクロコンピュータ14a、内部時計1401(図示せず)などで構成されている。制御回路14を外部から制御する手段として、表示モード設定回路202があり、1例としてスイッチ(1310〜1341、1351〜1354)などで構成されている。
表示モード設定回路202でスイッチ群のスイッチ1351をたとえばON(オン)に設定して、このON状態を表示モード判別回路14cに供給する。表示モード判別回路14cでは供給された信号を検出して通常モードか省電力モードかを判定する。判定結果が通常モードのときは上述した動作をする。一方、省電力モードと判別された場合、マイクロコンピュータ14aなどで構成される時計表示制御部14bで省電力制御信号を発生し、この制御信号を時計表示部201に供給することにより、時計表示部201の動作を停止する。
時計表示部201の構成としては、アナログ電波修正時計の場合、秒針,時分針を駆動するステッピングモータやこれを駆動する駆動回路が含まれる。
時計表示部201の具体構成は図1でも説明したように、バッファ回路17、ドライブ回路18、秒針用モータ121、時分用モータ131、光検出センサ140、手動修正系150で構成されている。
制御回路14から上述した表示モード判別回路14cで判別された表示モードに応じてた制御信号が出力され、時計表示部201の入力に供給される。
一般に時計表示部201の消費電流は他の制御回路14や長波受信回路110Aの消費電流と比べて大きいため、この時計表示部201の消費電力を如何に減らすで、電池寿命が大きく左右される。
次に、電波修正時計10のムーブメントおよび指針位置検出系の具体的な構成について、図2,3、図7〜図15に関連付けて説明する。
時計本体100は、図2,3に示すように、互いに対向して接続されて輪郭を形成する下ケース111、上ケース112、ならびに、下ケース111および上ケース112で形成される空間内において下ケース111と連結した状態で配置される中板113を有する。
時計本体100は、互いに対向して接続されて輪郭を形成する第2ケースとしての下ケース111および第1ケースとしての上ケース112と、この下ケース111および上ケース112で形成される空間内のほぼ中央部において下ケース111と連結した状態で配置される中板113とを備えており、空間内の下ケース111、中板113、上ケース112の所定の位置に対して、第1駆動系(秒針駆動系)120、第2駆動系(時分針駆動系)130、光検出センサ140、手動修正系150等が固定あるいは軸支されている。
秒針駆動系120および時分針駆動系130が本発明に係る時刻表示手段に相当する。
第1駆動系120は、図2に示すように、略コ字状のステータ121a、このステータ121aの一方側の脚片に巻回された駆動コイル121b、このステータ121aの他方の磁極間において回動自在に配置されたロータ121cにより構成された秒針用ステッピングモータ121と、ロータ121cのピニオン121dに大径歯車122aが噛合した第1伝達歯車(第1検出用歯車)としての第1の5番車122と、この第1の5番車122の小径歯車122bに噛合した第2検出用歯車(第1指針車)としての秒針車123とにより構成されている。
ここで、秒針用ステッピングモータ121は、ステータ121aが中板113に載置して固定され、ロータ121cが中板113と上ケース112とに軸支されており、制御回路14の出力制御信号CTL1に基づいて、その回転方向、回転角度、および回転速度が制御される。
第1の5番車122は、大径歯車122aの歯数が60個、小径歯車122bの歯数が15個に形成され、中板113および上ケース112に回動自在に軸支され、その大径歯車122aが秒針用ステッピングモータ121のロータ121c(ピニオン121d)と噛合して、ロータ121cの回転速度を所定速度に減速させる。この第1の5番車122には、図9に示すように、秒針車123と重なる領域において周方向に等間隔(中心角α1が120°)で配置された3個の円形状をなす透孔122cが形成されている。この透孔122cは、光検出センサ140の検出光を通過させるだけでなく、少なくともその1つは、第1の5番車122を組付ける際の位置決め孔(度決め孔)として用いられるものである。
秒針車123は、大径歯車123aの歯数が60個に形成され、その軸部の一端が上ケース112に軸支され、中板113を下ケース111側に貫通したその他端側には秒針軸123bが圧入されており、この秒針軸123bは、後述する分針パイプ134pの内側に挿通されて、その先端に秒針が取り付けられている。この秒針車123には、図12に示すように、回転により第1の5番車122と重なる領域において周方向に等間隔(中心角α2が30°)で配置された11個の円形状をなす透孔123cと、一箇所だけピッチの異なる位置決め遮光部123d(透孔123cと透孔123cとの中心角が60°)とが形成されている。そして、上記第1の5番車122の透孔122cが位置決め遮光部123dに対向した後に最初に透孔123cと対向する時に、秒針が正時を指すように構成されている。
透孔123cは、光検出センサ140の検出光を通過させるだけでなく、少なくともその1つは、秒針車123を組付ける際の位置決め孔(度決め孔)として用いられるものである。
また、これらの透孔123cの内側には、周方向に長尺で回転軸方向に突出する円弧状の付勢ばね123eが、切り欠き孔123fにより画定されている。この円弧状付勢ばね123eは、秒針車123をその回転軸方向に付勢するものである。
ここで、位置決め遮光部123dは、周方向において切り欠き孔123fから離れた位置、すなわち、2つの切り欠き孔123fが途切れて離れた領域に形成されている。したがって、切り欠き孔123fと位置決め遮光部123dとの距離を十分確保できるため、位置決め遮光部123dの領域において検出光が切り欠き孔123fに回り込むようなことはなく、確実にこの位置決め遮光部123dで検出光を遮ることができる。すなわち、検出光の回り込みによる誤検出を生じ易い切り欠き孔123fを設けた領域から離れた位置に位置決め遮光部123dが形成されていることから、この位置決め遮光部123dを秒針車123の回転角度位置の位置決めに用いることで、確実な位置決めを行うことができる。
秒針車123においては、図10に示すように、複数(11個)の透孔123cを設ける代わりに、図11に示すように、位置決め遮光部123dと径方向において対向する位置にある透孔123cのみを残して、その他の透孔123cをそれぞれ切り欠き孔123gと一体的に開けてもよい。これによれば、検出光の通過を許容する部分において、検出光の通過をより一層確実なものとし、また、秒針車123を形成する材料の無駄を低減することができる。
第2駆動系130は、図2、図3、および図12に示すように、略コ字状のステータ131a、このステータ131aの一方側の脚片に巻回された駆動コイル131b、このステータ131aの他方の磁極間において回動自在に配置されたロータ131cにより構成された時分針用ステッピングモータ131とロータ131cのピニオン131dに大径歯車132aが噛合した中間歯車としての第2の5番車132と、この第2の5番車132の小径歯車132bに大径歯車133aが噛合した第2伝達歯車(第3検出用歯車)としての3番車133と、この3番車133の小径歯車133bに大径歯車134aが噛合した第4検出用歯車(第2指針車)としての分針車134と、この分針車134の小径歯車134bに大径歯車135aが噛合した中間歯車としての日の裏車135と、この日の裏車135の小径歯車135bに噛合した第5検出用歯車(第2指針車)としての時針車136とにより構成されている。
ここで、時分針用ステッピングモータ131は、ステータ131aが中板113に載置して固定され、ロータ131cが中板113と上ケース112とに軸支されており、制御回路14の出力制御信号に基づいて、その回転方向、回転角度、および回転速度が制御される。
第2の5番車132は、大径歯車132aの歯数が60個、小径歯車132bの歯数が15個に形成され、中板113および上ケース112に軸支され、その大径歯車132aが時分針用ステッピングモータ131のロータ131c(ピニオン131d)と噛合して、ロータ131cの回転速度を所定速度に減速させる。なお、この第2の5番車132としては、前述の第1の5番車122を流用、すなわち、透孔122cが設けられたものを用いてもよい。これにより、部品の共用化が行え製品のコストを低減することができる。
3番車133は、大径歯車133aの歯数が60個、小径歯車133bの歯数が10個に形成され、軸部の一端が上ケース112に軸支され、他端側が中板113を貫通した状態で回動自在に配設されており、第2の5番車132の回転を減速して分針車134に伝達する。また、3番車133には、図12に示すように、回転により秒針車123および第1の5番車122と重なる領域において周方向に等間隔(中心角α3が36°)で配置された10個の円形状をなす透孔133cが形成されている。この透孔133cは、光検出センサ140の検出光を通過させるだけでなく、少なくともその1つは、3番車133を組付ける際の位置決め孔(度決め孔)として用いられるものである。
分針車134は、大径歯車134aの歯数が60個、小径歯車134bの歯数が14個に形成され、その中央部には小径歯車134bが一体的に形成された分針パイプ134pが、側面視にて略T字形状をなすように形成されている。そして、分針パイプ134pの一端部が中板113に回動自在に軸支され、他端側の軸部は後述する時針車136の時針パイプ136pの内部に回動自在に挿通されている。また、分針パイプ134pは、下ケース111を貫通して時計の文字盤側に突出しており、その先端には分針が取り付けられている。
また、分針車134には、図13に示すように、回転により秒針車123,第1の5番車122,3番車133と重なる領域において周方向に長尺な3個の円弧状透孔134c,134d,134eが形成されている。これら円弧状透孔134cと円弧状透孔134dとは、中心角α5で30°隔てて形成され、円弧状透孔134dと円弧状透孔134eとは、中心角α6で30°隔てて形成され、また、円弧状透孔134eと円弧状透孔134cとは、中心角α7で60°隔てて形成されている。すなわち、円弧状透孔134eと円弧状透孔134cとの間に、最も幅の広い遮光部Aが形成され、円弧状透孔134cと円弧状透孔134dとの間および円弧状透孔134dと円弧状透孔134eとの間に、上記遮光部Aよりも幅狭の遮光部Bが形成されている。
また、円弧状透孔134cは、一端側の円形部134c1と、他端側から伸びる幅広円弧部134c2と、両者を連結する幅狭円弧部134c3とにより形成されている。この幅狭円弧部134c3により画定される円形部134c1は、検出光を通過させるだけでなく、分針車134を組み付ける際の位置決め孔(度決め孔)として用いられるものである。
時針車136は、大径歯車136aの歯数が40個に形成され、その中央部に円筒状の時針パイプ136pが一体的に取り付けられており、この時針パイプ136pの内部に前述の分針パイプ134pが挿通されている。そして、時針パイプ136pは、下ケース111に形成された軸受け孔111aに挿通されて回動自在に軸支されており、また、その先端側は下ケース111を貫通して時計の文字盤側に突出しており、その先端には時針が取り付けられている。
また、時針車136には、図14に示すように、回転により秒針車123,第1の5番車122,3番車133,分針車134と重なる領域において周方向に長尺な3個の円弧状透孔136c,136d,136eが形成されている。これら円弧状透孔136cと円弧状透孔136dとは、中心角α8で45°隔てて形成され、円弧状透孔136dと円弧状透孔136eとは、中心角α9で60°隔てて形成され、また、円弧状透孔136eと円弧状透孔136cとは、中心角α10で30°隔てて形成されており、更に、円弧状透孔136c,136d,136eの長さは、中心角β1+β2,β3,β4がそれぞれ75°,60°,90°となるように設定されている。すなわち、円弧状透孔136eと円弧状透孔136cとの間に、最も幅の狭い遮光部Cが形成され、円弧状透孔136cと円弧状透孔136dとの間に、遮光部Cよりも幅の広い遮光部Dが形成され、円弧状透孔136dと円弧状透孔136eとの間に、遮光部Dよりも幅の広い遮光部Eが形成されている。
また、円弧状透孔136cは、一端側から中心角β1で7.5°のところに位置する円形部136c1と、他端側から伸びる幅広円弧部136c2と、両者を連結すると共に円形部136c1の両側に位置する幅狭円弧部136c3とにより形成されている。この幅狭円弧部136c3により画定される円形部136c1は、検出光を通過させるだけでなく、時針車136を組み付ける際の位置決め孔(度決め孔)として用いられるものである。
日の裏車135は、大径歯車135aの歯数が42個、小径歯車135bの歯数が10個に形成され、下ケース111に形成された突部111bに対して回動自在に軸支されており、大径歯車135aが分針パイプ134pに形成された小径歯車134bに噛合し、また、小径歯車135bが時針車136(136a)に噛合して、分針車134の回転を減速して時針車136に伝達する。
光検出センサ140は、図3に示すように、上ケース112の壁面に固定された回路基板141に取付けられた発光ダイオードからなる発光素子142と、この発光素子142に対向するように、下ケース111の壁面に固定された回路基板143に取付けられたフォトトランジスタからなる受光素子144とにより形成されている。
そして、発光素子142のアノードは一端がpnpトランジスタQ2のコレクタに接続されたドライブ回路18における抵抗素子R4の他端に接続され、カソードは、接地されると共に、受光素子144のエミッタに接続されている。
受光素子144のコレクタは、制御回路14に接続されている。この制御回路14との接続ラインは、検出信号DT1の制御回路14への出力ラインとなっており、この出力ラインは、抵抗素子R5を介して電源電圧Vccの供給ラインに接続されている。
ドライブ回路18のトランジスタQ2のエミッタは電源電圧Vccの供給ラインに接続され、ベースは抵抗素子R3を介してドライブ信号DR2の出力ラインに接続されている。
すなわち、発光素子142は、制御回路14からロウレベルのドライブ信号DR2が出力されたとき発光するようにドライブ回路18に接続されている。
また、図2に示すように、平面視にて第1の5番車122、秒針車123、3番車133、分針車134、時針車136の全てが同時に重なる位置に配置されている。そして、第1の5番車122の透孔122c、3番車133の透孔133c、秒針車123の透孔123c、分針車134の透孔134c(134d、134e)、時針車136の透孔136c(136d、136e)が重なり合った時に、発光素子142から発せられた検出光が受光素子144により受光されて、秒針、分針、時針が正時等の位置を指していることを出力するようになっている。
更に、発光素子142は、上ケース112の外側に開口するように形成された第1配置部としての取付け凹部112c内に配置されており、この取付け凹部112cの底面には、所定径の円形貫通孔112dが開けられている。この円形貫通孔112dは、発光素子142から発せられる検出光が末広がり状に広がる性質があるため、その広がった部分の光を遮断して収束された光のみを通過させて誤検出を防止できるようにするものである。
同様に、受光素子144は、下ケース111の外側に開口するように形成された第2配置部としての取付け凹部111c内に配置されており、この取付け凹部111cの底面には、所定径の円形貫通孔111dが開けられている。この円形貫通孔111dは、発光素子142から発せられ、上記透孔を通過してきた光のみをできるだけ通過させて誤検出を防止できるようにするものである。
第1の5番車122、3番車133、秒針車123、分針車134、時針車136を取付ける場合は、所定の位置決めピンが、下ケース111の円形貫通孔111d、位置決めとして用いられるそれぞれの透孔、および上ケース112の円形貫通孔112dを貫くように、順次に組付ける。そして、上ケース112および下ケース111を接合して一体化した後、位置決めピンを引き抜いて、貫通孔112dが位置する取付け凹部112cに発光素子142を取付け、また、貫通孔111dが位置する取付け凹部112cに受光素子144を取付ける。
これにより、貫通孔112dおよび111dは完全に塞がれ、上ケース112および下ケース111により画定される内部空間に外部の光が侵入するのを防止できる。したがって、外部の光が侵入することによる誤検出を防止できると共に、組付け時の位置決め孔と光検出用の透孔とを兼用していることから、これらの孔を別々に設ける場合にくらべて装置の集約化、小型化を行うことができる。
手動修正系150は、図2および図3に示すように、上述の分針車134の小径歯車134bおよび時針車136の大径歯車136aに噛合する日の裏車135と、この日の裏車135の大径歯車135aに噛合する歯車151aを有する手動修正軸151とにより構成されている。この手動修正軸151は、上ケース112の外側に位置付けられて利用者が直接指を触れることのできる頭部151bと、この頭部151bから伸びて上ケース112に形成された開口112eを貫挿し下ケース111に形成された突部111eに対して軸支された柱状部151cとからなり、この柱状部151cの下方領域に歯車151aが形成されている。
手動修正軸151は、分針車134と同位相で回転するように構成されており、上述の第2駆動系130により分針車134が駆動されているときには日の裏車135を介して分針車134と同位相で回転すると共に、第2駆動系130の非作動時には、頭部151bを指で回転させることにより、指針位置を手動修正できるようになっている。
上記のように、秒針車123の秒針軸123bが分針車134の分針パイプ134pに挿通され、分針車134の分針パイプ134pが時針車136の時針パイプ136pに挿通されていることから、秒針車123と、分針車134と、時針車136とは、それぞれの回転中心軸が共通しており、また、時刻表示の際に、秒針が60秒間に1回転、分針が60分間に1回転、時針が12時間に1回転するように駆動される。
分針車134の分針パイプ134pの先端部および時針車136の時針パイプ136pの先端部には、図15に示すように、径方向に所定幅をなして伸びる位置決めのための第1指標としての溝134gおよび第2指標としての溝136gが形成されている。そして、これらの溝134gおよび溝136gが、一直線に並んだとき所定の時刻例えば12時00分を指すように設定されている。
このような位置決め指標を設けたことにより、分針車134および時針車136を下ケース111および上ケース112により囲繞して覆ってしまった後においても、溝134gおよび136gが一直線に並んでいれば予め設定された概略の時刻を指していることが分かるため、その状態を基に分針および時針を容易に取り付けることができ、その他の位置合わせおよび位置確認工程が不要になり、製造ラインおよび検査ラインでの製造時間および検査時間を短縮することができる。なお、位置決め指標としては、上記の溝に限るものではなく、ポッチ等のマークでもよい。
図16は、図1に示した電波修正時計10の動作を説明するためのフローチャートである。図16を参照しながら、電波修正時計の動作を制御回路14の動作を中心に説明する。
ステップST1において、制御回路14は、初期設定、例えば内部変数等の初期設定を行う。
ステップST2において、制御回路14は、通常モードであるか時刻修正モードであるか否かを判別する。例えば、制御回路14は、後述するように予め設定された修正時刻以外の時や、時刻修正スイッチSW121が操作されていないときには、通常モードであると判別する。
通常モード時には、内部時計1401は、発振回路13による信号S13に基づいて計時を行い、その計時による時刻情報に基づいて、秒針用モータ121および時分針用モータ131に通常運針時の駆動(パルス)信号CTL1およびCTL2を出力し輪列を駆動して、指針に現時刻を表示させ(ST3)、ステップST2の処理に戻る。
一方、ステップST2において、制御回路14は、通常運針でないと判別した場合、詳細には例えば、強制スイッチ1321が操作された場合には(ST4)、ステップST11の全コード受信モードに遷移する。
また、ステップST2,ST4において強制受信ではなく、予め設定された受信条件を満たすか否か、例えば所定時間、詳細には12時間以内に全コード受信モードを行ったか否かが判別され、12時間以内に全コード受信モードを行ったと判別した場合には、ステップST6〜ST8の秒受信モードに関する処理を行う。12時間以内に全コード受信モードを行っていないと判別した場合には、ステップST11〜ST13の全コード受信モードの処理を行う。
ステップST6において、制御回路14は、長波受信回路110Aが受信した標準時刻電波信号から、1秒毎のパルスの立ち上がりまたは立ち下りを検出する。
ステップST7において、制御回路14は、予め設定した時間、例えば、誤差の平均値を求めるのに必要なサンプル数を得るまでの時間、詳細には、例えば30秒程度の時間、長波受信回路110Aが受信した標準時刻電波信号から検出した立ち上がりまたは立ち下りと、内部時計1401が計時する秒情報との誤差の平均値を演算する。
この予め設定した時間は、連続した30秒程度であってもよいし、飛び飛びの不連続な30秒程度であってもよい。平均値を算出できるようなサンプル数が得られればよい。
ステップST8において、制御回路14は、その演算した誤差がゼロとなるように、内部時計1401が計時する時刻情報のうち秒情報を修正する。
ステップST9において、制御回路14は、例えば上述した誤差の偏差が設定値以上になった場合には、例えば標準電波信号の立ち上がりエッジや立下りエッジの時間が揺らいでいる場合や、外的要因により内部時計1401が計時する秒情報が揺らいでいる場合には、正確な秒修正を行うことができないと判断して、ステップST11の全コード受信モードに移行する。
また、ステップST9において、制御回路14は、誤差の平均が所定値よりも大きい場合、例えば0.5秒以上の場合には、適切に秒修正を行うことができないので、同様にステップST11の処理に進む。
一方、ステップST9において、制御回路14は、その誤差の偏差が設定値よりも低い場合には、後述するよう内部時計1401が計時する時刻情報を修正した場合には、例えば時刻表示手段である秒針用モータ121、時分針用モータ131、輪列、および指針による表示時刻を修正し(ST10)、ステップST2の処理に戻る。
ステップST10の処理において、例えば秒情報の修正の場合には、制御回路14は、例えば指針の位置検出を行うことなく、秒針用モータ121に印加するパルス信号のタイミングを補正することにより、秒表示の修正を行う。
ステップST11において、制御回路14は、全コード受信モード時には、長波受信回路110Aに、所定時間、標準時刻のうち分情報、時情報、日情報、またはうるう秒情報のいずれかに応じて規定された信号を基に変調された標準時刻電波信号を受信させる。
ステップST12において、制御回路14は、長波受信回路110Aが受信した標準時刻電波信号にパルス幅を基にデコード処理を施して、標準時刻電波信号のうち分情報、時情報、日情報、うるう秒情報、サマータイム情報、および定停波情報等に基づいて、内部時計1401が計時する時刻情報を修正する。
ステップST13において、詳細には制御回路14は、秒情報受信モード時に処理していない情報、例えば全コード受信モード時に受信した、うるう秒情報や、サマータイム情報等をチェックして、内部時計1401による時刻情報を修正し、ステップST10の処理に進む。
図17は、図1に示した電波修正時計10の指針位置検出処理の動作を示すフローチャートである。図17を参照しながら、電波修正時計10の制御回路14によるステップST10の時刻修正処理の一具体例、指針位置検出処理を説明する。
制御回路14は、指針駆動系を駆動して基準位置検出手段の検出処理に基づいて指針車の基準位置を検出した後、内部時計1401による時刻情報に基づいて指針車の指針位置を設定する。
制御回路14から時分用パルス信号出力パターンがセットされ(ST101)、ドライブ信号DR2がドライブ回路18にローレベルで出力される。これにより、トランジスタQ2がオンし、発光素子142、すなわち発光ダイオードから検出光が発せられる。
続いて、制御回路14から制御信号CTL1が出力されて秒針用モータ121がパルス駆動され(ST102)、受光素子144すなわちフォトトランジスタがオンし、検出信号DT1がハイレベル(電源電圧Vccレベル)からローレベルに切り換わったか否かの判別が行われる(ST103)。
ここで、フォトトランジスタからの検出信号DT1がハイレベルのままに保持されている場合には、ステップ駆動を行うためにパルス数を加算する度に、フォトトランジスタからの検出信号DT1がハイレベル(電源電圧Vccレベル)からローレベルに切り換わったか否かの判別が行われる(ST104〜ST106)。
そして、パルス数が9に達してもフォトトランジスタからの検出信号DT1出力がハイレベル(電源電圧Vccレベル)からローレベルに切り換わらない場合には、時分針用モータ131が1ステップ(パルス)駆動され(ST107)、その後再び秒針用モータ121がステップ駆動され(ST102)て、秒針車123が回転駆動される。
一方、ステップST103において、フォトトランジスタによる検出信号DT1がハイレベルからローレベルに切り換わったと判別されると、秒針車123が早送りされ(ST108)、制御回路14に予め記憶された出力パターンとの比較が行われる(ST109)。
比較の結果、得られた出力パターンと記憶された出力パターンとが適合しない場合は、ステップST108に戻り、再び秒針車123が早送りされる。
一方、得られた出力パターンと記憶された出力パターンとが適合した場合には、その時点(5ステップ目でもフォトトランジスタにより検出信号DT1のレベルがローレベルに切り換わらない場合において次にフォトトランジスタの出力がローレベルに切り換わった時点)で、制御信号CTL1の出力が停止されて、秒針車123の回路駆動が停止される。そして、秒針車123が帰零位置で停止する(ST110)。このとき、秒針は所定時刻例えば正時(0秒)の位置に修正され、秒針の原点検索処理が終了する。
続いて、制御回路14から制御信号CTL2が出力されて時分針用モータ131のみが所定の出力周波数でパルス駆動されて分針車134が早送りされる(ST111)。
そして、フォトトランジスタからの出力パターンと制御回路14に予め記憶された出力パターンとの比較が行われる(ST112)。
比較の結果、得られた出力パターンと記憶された出力パターンとが適合しない場合は、ステップST111の処理に戻り、再び分針車134が早送りされる。
一方、ステップST112の比較の結果、得られた出力パターンと記憶された出力パターンとが適合した場合は、その時点で、制御信号CTL2の出力が停止され、時分針用モータ131が停止されて、分針車134および時針車136の駆動が停止される(ST113)。
ここで、出力パターンと予め記憶された出力パターンとの比較による時分針車の位置検出処理は、3種類のパターンのいずれかに合わせることにより行われる。
図18は、図1に示した電波修正時計10の検出光の出力パターンを説明するための図である。
すなわち、分針車134によるフォトトランジスタの出力パターンは、図18(a)に示すように、遮光部が作用するオフの幅として、2つの幅狭のB部と1つの幅広のA部とが交互に現れるようなパターンとなり、また、時針車136によるフォトトランジスタの出力パターンは、図18(b)に示すように、遮光部が作用するオフの幅が3種類のD部、E部、C部が所定間隔をおいて交互に現れるようなパターンとなり、両者を合成した出力パターンは、図18(c)に示すように、D部,B部およびA部が組み合わされたパターンと、E部,B部およびA部が組み合わされたパターンと、C部,B部およびA部が組み合わされたパターンの3種類が所定の間隔をおいて現れるパターンとなる。
なお、図18に示すパターンのうちオンとなるパターンの部分は、実際には3番車133の遮光部によりオフとなる部分があるので、歯抜け状のパターンとなっている。
また、例えば分針車134および時針車136の基準位置として、図18に示すように、12時00分、4時00分、および8時00分の位置に設定されている。
D部,B部およびA部の組み合わせからなるパターンが確認されたときを例えば4時00分、E部,B部およびA部の組み合わせからなるパターンが確認されたときをたとえば8時00分、C部,B部およびA部の組み合わせからなるパターンが確認されたときを、たとえば12時00分として予め設定しておけば、これらのパターンのいずれかを検出したときに、時分針用モータ131を停止させることで、分針車134および時針車136すなわち分針および時針を所定の時刻に時刻修正することができる。
そして、時分針用モータ131を停止させた後、制御回路14によるドライブ信号DR2がハイレベルに切り換えられる。
これにより、ドライブ回路18のトランジスタQ2がオフし、発光ダイオードの発光が停止され(ST114)、時刻修正動作を終了する。
また、剣付けモードの際に、時分針車の原点検索処理が短くなるような出荷位置TS、本実施形態では10時30分に設定する場合を図17を参照しながら説明する。
例えばユーザが外部電源を投入すると、制御回路14は、位相合わせ処理、秒針原点検索処理、分針原点検索処理、および時刻合わせ処理を行う。出荷位置TSとして10時30分に設定した場合、図17に示したように、出荷位置TSから秒針車および時分針車を駆動させて検出光を貫通させた後、時分針を止めて秒針原点検索を行う。その後時分針車を回転させて、光センサ部140でC部を検出することで、略12時の位置であることを検出し、B部およびA部を検出した時点で停止させることにより、時分針が所定の基準位置12時00分に設定される。
例えば、この10時30分の位置は、時分針車を基準位置に設定する際に原点検索処理を行う際に、参照される必要最小限必要なオンオフパターンを検出する位置である。この位置に出荷時の指針を設定することにより、原点検索処理の時間が最も短い。
次に、図1と図6に示した、表示モード設定回路202、制御回路14、時計(時刻)表示部201の動作について、説明する。
図19,20は、図1,6に示した電波修正時計10の動作を説明するためのフローチャートである。図19は通常モード時、図20は省電力モード時の動作を説明するためのフローチャートである。図19,20を参照しながら、電波修正時計10の動作、例えば工場出荷時に電波修正時計10の外部に備え付けてあるスイッチ(表示モード)を切り換えて選択した場合の動作を説明する。
ステップST301において、電源200をオンさせる。この電池は一般に、工場出荷時に電波修正時計10に装着され、また内部電池のみあるいはさらに外部電池を追加したものでも良い(ST301)。
表示モード設定回路202のスイッチ群の時刻表示オン・オフスイッチ1351をオンにし、スイッチオン時の電圧信号が表示モード判別回路14cに供給される。このオン時の信号をたとえば省電力モードとして制御回路14で信号処理された後、時計表示部201を制御する。
一方時刻表示オン・オフスイッチ1351をオフにし、このときの電圧信号を表示モード判別回路14cに供給し、制御回路14で信号処理されて、通常モードの制御信号として、上述の時計表示部201を通常動作させる。(ST302,ST303)。
ステップ303(ST303)でモード判別され通常モードと判別された時はステップ310(ST310)に移行する。一方省電力モードと判別されたときステップ319へ移行する。(ST319)
制御回路14は、通常モード時には電源200から、電力を制御回路14や標準電波受信系11以外にも、時刻表示部に供給している。
ステップST311において、制御回路14は、駆動信号CTL1およびCTL2を駆動して、秒針用モータ121および時分針用モータ131を駆動して、上述した原点検索動作を行う。
ステップST312において、制御回路14は、標準電波受信系11に標準電波信号を受信させ、標準電波信号が正常に行われた場合には(ST313)、内部時計1401で計時される計時時刻を修正し(ST314)、受信状態が悪い場合には内部時計1401の時刻情報の修正を行わずに、内部時計1401による時刻情報に基づいて、駆動信号CTL1およびCTL2を駆動して、指針による時刻表示を行う(ST315)。
ステップST316において、例えば制御回路14では、内部時計1401が計時する計時時刻が、予め設定された時刻であるか否かが判別される。
制御回路14では、設定時刻であると判別されると、通常の時刻修正処理、つまり標準電波受信系11に標準時刻電波信号を受信させ、受信した標準時刻電波信号に応じて内部時計1401の時刻修正を行い、その内部時計1401の時刻情報に基づいて、駆動信号CTL1およびCTL2を駆動して、指針による時刻表示の修正を行い、動作継続し、次の電波受信まで待機する(ST317)。
一方、ステップ303で省電力モードと判定され、省電力モードST319に移行した場合、図1,6に示すように、制御回路14は、時計(時刻)表示部201に構成された秒針駆動系と時分駆動系を停止する。
このように、時計表示部201は動作を停止しているが、それ以外の受信系、発振回路13、制御回路14などは電源が供給され続けているので動作している。すなわち、電波修正時計10の計時動作は常時行われている。
ステップST321において、例えば制御回路14では、内部時計1401が計時する計時時刻が、予め設定された時刻であるか否かが判別される。
制御回路14では、設定時刻であると判別されると、通常の時刻修正処理、つまり標準電波受信系11に標準時刻電波信号を受信させ、受信した標準時刻電波信号に応じて内部時計1401の時刻修正を行い、その内部時計1401の時刻情報に基づいて、駆動信号CTL1およびCTL2を駆動して、指針による時刻表示の修正を行い(ST322)、待機モードに移行し(ST323)、その後ステップST302のモード設定に戻る。
以上述べたように、モード設定により、時計表示部201を非使用時において動作停止し、使用時に時計表示部201を動作させ、電池の消費電流を削減させ寿命を延ばすことができる。
たとえば、一般的なアナログ電波修正時計10において、時計表示部201の消費電流源50uA、長波受信回路110Aの消費電流を2uA、さらにマイクロコンピュータなどを含む制御回路14の消費電流を3uAとすると、合計の消費電流55uAのうち、時計表示部201を除いた消費電流は10%以下となっている。したがって、時計表示部201の消費電流を削減すると電源200を構成する電池の寿命を延ばすことができる。
いま、10年寿命の電波修正時計10の例を示す。装着された電池の容量は5000mAとし、通常状態の時計表示部を動作させた通常モードで出荷すると、電池の容量5000mAは時計の電池寿命として、10.3年が予測される。上述した時計電池200の総消費電流は485mAH/年となり、この10.3年分のうち0.3年分は145.63mAHとなる。
上述の省電力モードに設定し、時計表示部201を停止させた結果、1年間では43.8mAHの消費が削減さる。これから3.32年分の表示停止期間分の消費電流が得られる。
したがって、工場出荷から長期間未使用でも従来に比べて時計の使用期間をたとえば3年以上大幅に伸ばすことができる。
また、今まで、内部電池のみについて主に説明してきたが、これ以外に、ソーラー式や発電式の2次電池を使った時計においても、近年の大容量の電池開発や、電池寿命も長期化により、本技術が充分使用できる。とくに、操作性の良くない小型時計において、本技術が発揮できる。
なお、本発明は本実施形態に限られるものではなく、任意好適な種々の変更が可能である。
本実施系形態では、時刻表示回路(手段)として、歯車等による指針駆動系を有する電波修正時計を説明したが、この形態に限られるものではない。例えば、液晶やLEDにより時刻表示を行う時刻表示手段を有してもよい。この場合には、外部電源供給時に短時間に内部時計が計時する正確な計時時刻に応じた時刻表示を行うことができる。
表示モード設定し、設定モードに応じて電池駆動による表示部の動作を切り換え制御する製品に適用できる。
本発明に係る電波修正時計の一実施形態の電気的な機能ブロック図である。 図1に示した電波修正時計の構成図である。 図2に示した電波修正時計の断面の拡大図である。 本発明に係る制御回路における電波受信状態を説明するための図である。 標準時刻電波信号の時刻コードの一例を示している。(a)は毎時15,45分以外のフォーマット、(b)は毎時15分,45分のフォーマットを示す。 図1に示す電波修正時計のモード設定回路の一具体例を示す図である。 電波修正時計の一部である秒針を駆動する第1駆動系を示す平面図である。 電波修正時計の一部である分針および時針を駆動する第2駆動系を示す平面図である。 秒針を駆動する第1駆動系の一部をなす第1の5番車を示す平面図である。 秒針を駆動する第1駆動系の一部をなす秒針車を示す平面図である。 秒針を駆動する第1駆動系の一部をなす秒針車の他の例を示す平面図である。 分針および時針を駆動する第2駆動系の一部をなす3番車を示す平面図である。 分針および時針を駆動する第2駆動系の一部をなす分針車を示す平面図である。 分針および時針を駆動する第2駆動系の一部をなす時針車を示す平面図である。 分針パイプおよび時針パイプの先端部を示す端面図である。 図1に示した電波修正時計の動作を説明するためのフローチャートである 。 図1に示した電波修正時計の指針位置検出処理の動作を示すフローチャートである。 図1に示した電波修正時計の検出光パターンを説明するための図である。 図1に示した電波修正と形成の動作モードを説明するためのフローチャートである。 図1に示した電波修正と形成の動作モードを説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1…電波修正時計、11…標準電波受信系、11a…受信アンテナ、12…スイッチ、13…発振回路、14…制御回路、14b…時計表示制御部、14c…表示モード判別回路、15…ドライブ回路、16…発光素子、17…バッファ回路、100…時計本体、110A…長波受信回路、111r…40kHz受信回路、112r…60kHz受信回路、111…下ケース、112…上ケース、113…中板、120…第1駆動系(秒針駆動系)、121…秒針用モータ(第一駆動源)、122…第1の5番車(第一伝達歯車、第一検出用歯車)、122c…透孔、123…秒針車(第2検出用歯車、第一指針車)、123c…透孔、123d…位置決め遮光部、123e…付勢ばね、123f…切り欠き孔、123g…切り欠き孔、130…第2駆動系(時分針駆動系)、131…時分針用モータ(第2駆動源)、132…第2の5番車、133c…透孔、134…分針車(第4検出用歯車、第2指針車)、134c…円弧状透孔、134d…円弧状透孔、134e…円弧状透孔、134g…溝(第1指標)、134p…分針パイプ、135…日の裏車、136…時針車(第5検出用歯車、第2指針車)、136c…円弧状透孔、136d…円弧状透孔、136e…円弧状透孔、136g…溝(第2指標)、136p…時針パイプ、140…光検出センサ、142…発光素子、143…回路基板、144…受光素子、150…手動修正系、151…手動修正軸、151b…頭部、200…電源201…時計表示部、202…表示モード設定回路、1401…内部時計、1402…メモリ。

Claims (7)

  1. 内部時計により計時時刻を計時し、標準時刻電波信号に応じて時刻修正を行う電波修正時計であって、
    前記内部時計が計時する計時時刻に基づいて時刻表示を行う時刻表示手段と、
    制御信号に応じた電力を前記時刻表示手段に供給する電力供給手段と、
    前記表示手段の表示を切り換えるモード設定回路と、
    前記モード設定回路から供給される信号により前記時刻表示手段の表示モードを判定するモード判別回路と、
    前記モード判別回路からの判別信号に応じて前記時刻表示手段に電力を供給するための前記制御信号を供給する制御手段と
    を有する
    電波修正時計。
  2. 前記制御手段は前記時刻表示手段に供給する電力を停止するようにした
    請求項1に記載の電波修正時計。
  3. 前記モード設定回路は、前記電波修正時計が流通過程において省電力モードに設定する
    請求項1または2記載の電波修正時計。
  4. 前記電波修正時計をアナログ表示またはディジタル表示とする
    請求項1から3のいずれかに記載の電波修正時計。
  5. 制御手段は、時刻表示手段を動作させた際、該内部時計の情報に基づいて時刻表示を行う
    請求項1から4のいずれかに記載の電波修正時計。
  6. 内部時計により計時時刻を計時し、標準時刻電波信号に応じて時刻修正を行う電波修正時計であって、
    電池と、
    前記内部時計が計時する計時時刻に基づいて時刻表示を行う時刻表示手段と、
    前記時刻表示手段の表示を切り換える制御信号を外部から供給してモードを設定する表示モード設定回路と、
    前記表示モード設定回路から供給される信号により前記時刻表示手段の表示モードを判別するモード判別回路と、
    前記モード判別回路からの判別結果に応じて前記内部電池から前記時刻表示手段へ電力を供給する制御信号を発生する制御手段と
    を有する
    電波修正時計。
  7. 前記制御手段は前記時刻表示手段の表示動作をオンまたはオフさせるようにした
    請求項6記載の電波修正時計。
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