JP2006003018A - ドロップイン式コンロにおけるエンドピースの取付け構造 - Google Patents

ドロップイン式コンロにおけるエンドピースの取付け構造 Download PDF

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Abstract

【課題】ドロップイン式コンロのコンロ本体の外側面1bにエンドピース9を、コンロ本体前面の操作パネル6に正確に位置合わせして取付けられるようにする。
【解決手段】コンロ本体外側面1bに、エンドピース9の第1舌片93を差し込んだ状態で外方から押える支点部1cを形成すると共に、エンドピース9の第2舌片94の後端に横方向内方に膨出する凸部を形成し、凸部により付与される外方への押し力でエンドピース9の前部91が横方向内方に付勢されるようにする。また、第2舌片94の後端に、コンロ本体外側面1bのストッパ部1cに当接する梁部942bを形成し、梁部の撓み反力によりエンドピース9に前方への付勢力が付与されるようにする。操作パネル6に上下一対の雌型係合部65U,65Lを形成し、これにエンドピースの前部内側面に突設した上下一対の雄型係合部95U,95Lを嵌合させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、カウンタトップに開設したコンロ開口に落とし込むようにして配置するドロップイン式コンロのコンロ本体の左右の各外側面に取付けるエンドピースの取付け構造に関する。
ドロップイン式コンロでは、カウンタトップへのコンロ本体の設置作業を容易にするため、コンロ本体の横幅をカウンタトップの下に確保するコンロ設置空間の横幅よりも狭くしており、コンロ本体の左右の各外側面とコンロ設置空間の左右の各側面との間に隙間を生ずる。そこで、コンロ本体の設置作業後に、上記隙間を塞ぐエンドピースをコンロ本体の左右の各外側面に取付けている。
このエンドピースの取付け構造として、従来、エンドピースの横方向内側部に後方にのびる板部を延出し、この延出板部の後端部を横方向外方に押す付勢部を前記後端部及び前記外側面の少なくとも一方に形成すると共に、コンロ本体の外側面に、付勢部より前方の延出板部の部分に係合して当該部分を横方向外方から押える支点部を形成して成るものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記従来例によれば、付勢部の付勢力により梃子の原理でエンドピースの前端部が横方向内方に押され、エンドピースの前端部とコンロ本体との間に隙間が生ずることを防止できる。然し、コンロ本体の前面に取付ける操作パネルの組み付け公差やコンロ本体の加工公差等により、操作パネルに対しエンドピースの前端部が上下方向や前後方向に位置ずれして、体裁を損なうことがある。
実開平5−52611号公報(請求項1、図3〜図6)
本発明は、以上の点に鑑み、操作パネルに対するエンドピースの位置ずれを防止できるようしたドロップイン式コンロにおけるエンドピースの取付け構造を提供することをその課題としている。
上記課題を解決するため、本発明は、カウンタトップに開設したコンロ開口に落とし込むようにして配置するドロップイン式コンロのコンロ本体の左右の各外側面に取付けるエンドピースの取付け構造であって、エンドピースの横方向内側部に後方にのびる板部を延出し、この延出板部の後端部を横方向外方に押す付勢部を前記後端部及び前記外側面の少なくとも一方に形成すると共に、コンロ本体の外側面に、付勢部より前方の延出板部の部分に係合して当該部分を横方向外方から押える支点部を形成するものにおいて、コンロ本体の前面に取り付ける操作パネルに、該操作パネルの横方向外端面に開口する上下一対の雌型係合部を形成し、エンドピースの前部の横方向内側面に、両雌型係合部に嵌合する上下一対の雄型係合部を形成することを特徴とする。
本発明によれば、エンドピースの前部に付勢部の付勢力によって付与される横方向内方への押し力により、エンドピースの雄型係合部が横方向外方から操作パネルの雌型係合部に嵌合し、エンドピースの前部が操作パネルに対し直接的に位置決めされる。そのため、操作パネルに対するエンドピースの位置ずれが防止され、体裁が良好に保たれる。
ところで、操作パネルがコンロ本体に対し横方向に位置ずれした場合、エンドピースが前後方向において横方向に傾き、操作パネルの前面に対しエンドピースの前面が前後方向に傾いてしまう可能性がある。この場合、操作パネルの横方向外端面に対する各雌型係合部の横方向への凹入深さをエンドピースの横方向内側面に対する各雄型係合部の横方向への突出高さ以上とし、各雄型係合部に、各雌型係合部に嵌合する横方向に真直なストレート部を形成すれば、雌型係合部により雄型係合部のストレート部を介してエンドピースにその傾きを矯正する固定モーメントが作用し、操作パネルの前面に対しエンドピースの前面が前後方向に傾くことを防止できる。
尚、雌型係合部の内面と雄型係合部の外面との間には挿入クリアランスが存在し、雄型係合部のストレート部は雌型係合部内で挿入クリアランス分だけ傾き得る。ここで、コンロ本体の外側面とエンドピースとの少なくとも一方に、エンドピースに前方への付勢力を付与する第2の付勢部を設けておけば、雌型係合部の前側の内面に雄型係合部のストレート部が第2の付勢手段による付勢力で圧接される。そのため、雌型係合部内でのストレート部の傾きが防止され、エンドピースの傾きが確実に矯正される。
ところで、操作パネルを板金製とし、操作パネルの横方向外端に板金の折曲げによる端面部を形成し、この端面部にバーリング孔等の孔明け加工を施すことにより雌型係合部を形成することも考えられるが、これでは、雌型係合部の寸法精度や位置精度を確保することが困難になる。これに対し、操作パネルを、金属の押し出し成形品または樹脂成形品或いは金属の押し出し成形品と樹脂成形品との組合せ品で構成し、操作パネルを構成する成形品の成形時に雌型係合部を形成すれば、雌型係合部の加工の手間を省くことができ、更に、雌型係合部の寸法精度や位置精度も確保でき、操作パネルに対するエンドピースの位置決め精度が向上する。
図1は、システムキッチンのカウンタトップCT(図2参照)に組み込むドロップイン式コンロを示している。このコンロは、上面を開放面とする箱形のコンロ本体1を備えている。コンロ本体1の上縁には、図2に示す如く、外曲げフランジ1aが形成されており、コンロ本体1をカウンタトップCTに開設したコンロ開口CTaに落とし込んだ状態で、外曲げフランジ1aをコンロ開口CTaの開口縁部に掛止して、コンロ本体1をカウンタトップCTに吊持させている。そして、カウンタトップCT上に載置する天板2によりコンロ本体1を外曲げフランジ1aに亘って上方から覆うようにしている。
コンロ本体1には、熱源たる前側の左右2個と後側の1個の計3個のコンロバーナ3と、グリル4とが配置されている。そして、天板2に、これら各コンロバーナ3を臨ませる開口を形成して、各開口を囲うように五徳5を載置すると共に、天板2の後部に、グリル4用の排気口2aを形成している。尚、各コンロバーナ3には、その内周空間に位置させて、五徳5上の調理容器の底面に当接してその温度を検出する鍋底温度センサ3aが付設されている。
コンロ本体1の前部は、コンロ開口CTaの前側のカウンタトップCTの部分の下方に潜り込んでおり、この前部の前面に、カウンタトップCTの下で前方に露出するように、グリル扉4aとその左右の操作パネル6とが設けられている。そして、各操作パネル6に、コンロバーナ3やグリルバーナ用の操作子7を配置すると共に、操作子7の配置部の下側に、加熱モードや加熱温度に設定を行う各種操作スイッチと表示部とを有する引き出し方式のコントロールパネル8を配置している。また、コンロ本体1の左右の各外側面1bには、カウンタトップCTの下に確保するコンロ設置空間の左右の各側面との間に生ずる隙間を前方から塞ぐエンドピース9が取付けられている。
各操作パネル6の裏面には、操作子7を支持する支持枠10が連結されている。この点を図2を参照して詳述する。支持枠10は、後方に開口する樹脂製の箱体101と、箱体101の後端の開口面に取付けられる蓋板102とで構成されており、蓋板102に操作子7が支持されている。ここで、箱体101の前面には、上下に張り出すフランジ部103,103が形成されている。また、操作パネル6は、高級感を出すため、金属、例えば、アルミニウムの押し出し成形品で構成されている。操作パネル6の裏面側には、押し出し成形時に、前記フランジ部103に対応する断面形状で横方向に延在する上下一対の溝部61,61が形成される。そして、支持枠10のフランジ部103,103を操作パネル6の溝部61,61に横方向にスライドさせて係合させ、これにより操作パネル6の裏面に支持枠10を連結している。また、操作子7を囲うリング部材104を支持枠10に装着し、リング部材104を、操作パネル6に形成した操作子7を臨ませる操作子用開口62に嵌合させ、操作パネル6が支持枠10に対しリング部材104を介して横方向に位置決めされるようにしている。
操作子7は、外面にアルミニウム製のキャップ71を嵌着した円筒状であって、支持枠10の蓋板102に固定したロータリーエンコーダ72にプッシュプッシュ機構を組み込んだ中継部材73を介して連結される。また、蓋板102に、ロータリーエンコーダ72の側部に位置させてリミットスイッチ74を固定し、操作子7の後端部に、リミットスイッチ74と協働する拡径部75を設けている。操作子6は、常時は後方の没入位置に存し、没入位置から一度押し込むとプッシュプッシュ機構の働きで前方の突出位置(図2に実線で示す位置)に前進する。そして、操作子7の突出位置への前進がリミットスイッチ74で検出されると、対応するバーナに点火され、更に、突出位置での操作子7の回転操作により、ロータリーエンコーダ72からの信号が図外のコントローラに送信され、バーナの火力が調節される。
操作パネル6の下部は、支持枠10の前面に接合する上部に対し後方に凹入しており、この凹入部63に、押し出し成形後のプレス加工で、コントロールパネル8の収納ボックス81(図2参照)を装着する開口64が形成されている。コントロールパネル8は、収納ボックス81に組み込んだプッシュプッシュ機構(図示せず)により、一度押し込むことで収納ボックス81の前方に押し出され、コントロールパネル8の上面の操作面が操作パネル6の前方に突出する。尚、コントロールパネル8の前端には、外面にアルミニウム板を貼り付けた蓋板82が取付けられており、コントロールパネル8の収納状態では、蓋板82が操作パネル6の上部と面一になって凹入部63を覆い隠し、体裁が良好に保たれる。
図3を参照して、エンドピース9は、後方に開口する上下方向に長手の箱状に形成された前部91と、該前部91の横方向内側部から後方に延出された延出板部92とを備えている。エンドピース9は樹脂製であり、前部91にその前面から上下両端面に亘るアルミニウム板911を貼着して、アルミニウムの押し出し成形材で構成される操作パネル6との一体感を得られるようにしている。延出板部92の後半部は、上下方向中央の第1舌片部93とその上下の第2舌片部94,94とに分かれている。各第2舌片部94は、第1舌片93よりも後方にのびており、その後端部には、図4に示す如く、横方向内方に膨出する第1と第2の上下2つの凸部941,942が形成されている。第2凸部942には、上下方向に長手の長孔942aが開設され、長孔942aの後縁部が肉薄の梁部942bとして残るようにしている。また、梁部942bの後縁中央に後方に突出する突起942cを形成すると共に、梁部942bの前縁(長孔942a側の縁)中央に弱化溝942dを形成している。
コンロ本体1の外側面1bには、第1舌片部93に対応するブリッジ状の切起し部から成る支点部1cが形成されている。そして、図5に示す如く、第1舌片部93を前方から支点部1cの内側に挿入して、エンドピース9をコンロ本体1の外側面1bに取り付けるようにしている。この際、第1と第2の両凸部941,942がコンロ本体1の外側面1bに当接して、第2舌片部94の後端部が横方向外方に押される。この状態では、第1舌片部93が、両凸部941,942より前方位置で、支点部1cにより横方向外方から押えられ、そのため、第1舌片部93と支点部1cとの接触部を支点にして、エンドピース9の前部91に横方向内方への押し力が作用する。
また、コンロ本体1の外側面1bには、第2凸部942の梁部942bに対応するブリッジ状の切起し部から成るストッパ部1dが形成されている。そして、図6に示す如く、梁部942bの突起942cをストッパ部1dの内側に差し込んだ状態で、梁部942bの後縁をストッパ部1dに当接させることにより梁部942bを撓ませ、その撓み反力によりエンドピース9に前方への付勢力が付与されるようにしている。
操作パネル6には、操作パネル6の横方向外端面に開口する上下一対の雌型係合部65U,65Lが形成されている。尚、上側の雌型係合部65Uは、支持枠10の上側のフランジ部103を係合させる上記溝部61で構成されている。そして、エンドピース9の前部91の横方向内側面に、両雌型係合部65U,65Lに対応する上下一対のピン形状の雄型係合部95U,95Lを突設し、上下の各雌型係合部65U,65Lに上下の各雄型係合部95U,95Lを嵌合させている。これによれば、エンドピース9の前部91が操作パネル6に対し直接的に位置決めされ、操作パネル6に対するエンドピース9の上下方向及び前後方向への位置ずれが防止される。更に、エンドピース9の前部91は、第2舌片部94の後端の第1と第2の両凸部941,942によって付与される横方向内方への付勢力を受けて操作パネル6の横方向外端面に密着し、操作パネル6とエンドピース9との間に隙間を生ずることも防止される。尚、コンロ本体1の外側面1bの前縁側部分は操作パネル6の横方向外端面よりも内方に窪んでおり、エンドピース9の前部91がコンロ本体1の外側面1bに干渉して操作パネル9の横方向外端面に密着不能になることを防止できるようにしている。
ところで、エンドピース9の取付けに際しては、エンドピース9の横方向内側面を操作パネル6の横方向外端面から少なくとも雄型係合部95U,95Lの突出高さ分だけ引き離し、この状態で雄型係合部95U,95Lを雌型係合部65U,65Lに嵌合させることが必要になり、エンドピース9の取付け後、エンドピース9の横方向外側面とコンロ設置空間の側面との間に少なくとも雄型係合部95U,95Lの突出高さ分の隙間が空く。この隙間を狭めるため、各雄型係合部95U,95Lの突出高さは、比較的小さく、例えば、2〜3mm程度に設定される。そして、各雄型係合部95U,95Lの基端側の部分に、横方向に真直な1〜1.5mm程度の長さのストレート部95aを形成している。また、雌型係合部65U,65Lは、操作パネル6を構成するアルミニウムの押し出し成形品の成形時に形成されるもので、操作パネル6の横方向全長に亘って延在している。従って、操作パネル6の横方向外端面に対する各雌型係合部65U,65Lの凹入深さは、当然のことながら、エンドピース9の横方向内側面に対する各雄型係合部95U,95Lの突出高さより大きく、各雌型係合部65U,65Lに各雄型係合部95U,95Lのストレート部95aがその全長に亘って嵌合する。
ここで、操作パネル6がコンロ本体1に対し横方向に位置ずれした場合、エンドピース9が前後方向において横方向に傾き、操作パネル6の前面に対しエンドピース9の前面が前後方向に傾いてしまう可能性がある。然し、本実施形態では、雌型係合部65U,65Lに嵌合する雄型係合部95U,95Lのストレート部95aにより、エンドピース9にその傾きを矯正する固定モーメントが作用する。その結果、コンロ本体1に対する操作パネル6の横方向の位置ずれはエンドピース9の延出板部92(舌片部93,94)の撓みで吸収され、操作パネル6の前面に対しエンドピース9の前面が前後方向に傾くことを防止できる。
但し、雌型係合部65U,65Lの内面と雄型係合部95U,95Lの外面との間には挿入クリアランスが存在し、雄型係合部95U,95Lのストレート部95aは雌型係合部65U,65L内で挿入クリアランス分だけ傾き得る。ここで、本実施形態では、コンロ本体1の外側面1bのストッパ部1dへの前記梁部942bの当接で梁部942bを強制的に撓ませた状態で、雌型係合部65U,65Lに雄型係合部95U,95Lが嵌合されるようにしている。そのため、梁部942bの撓み反力によってエンドピース9に付与される前方への付勢力により、雌型係合部65U,65Lの前側の内面に雄型係合部95U,95Lのストレート部95aが圧接される。その結果、雌型係合部65U,65L内でのストレート部95aの傾きが防止され、エンドピース9の傾きが確実に矯正される。更に、エンドピース9が前記挿入クリアランス分だけ前後方向に位置ずれすることも防止され、操作パネル6の前面とエンドピース9の前面との面一性が高精度で確保される。
また、本実施形態では、上述したように、操作パネル6となるアルミニウムの押し出し成形品の成形時に雌型係合部65U,65Lを形成している。そのため、雌型係合部65U,65Lの加工の手間を省くことができ、更に、雌型係合部65U,65Lの寸法精度や位置精度も確保でき、操作パネル6に対するエンドピース9の位置決め精度が向上する。
更に、本実施形態では、エンドピース9を上下対称形状に形成している。そのため、同一のエンドピース9を、上下に反転することで、コンロ本体1の左右何れの外側面1bにも取り付けることができ、部品の共通化によるコストダウンを図ることができる。尚、操作パネル6の上側の雌型係合部65Uは角溝状にされるが、下側の雌型係合部65Lは丸孔状に形成されており、そこで、エンドピース9の上下の雄型係合部95U,95Lを共に断面円形のピン状に形成し、各雄型係合部95U,95Lを上下何れの雌型係合部65U,65Lにも嵌合できるようにしている。尚、エンドピース9を左右別々に製造する場合には、上側の雄型係合部95Uを上側の雌型係合部65Lに合わせて断面角形に形成することが望ましい。
また、上記実施形態では、操作パネル6をアルミニウムの押し出し成形品で構成したが、樹脂成形品で操作パネルを構成することも可能であり、更には、図7に示す如く、アルミニウムの押し出し成形品で構成される上半部6aと、樹脂成形品で構成される下半部6bとを組み合わせて操作パネル6を構成することも可能である。この場合、上半部6aとなるアルミニウムの押し出し成形品の成形時に上側の雌型係合部65Uを形成し、下半部6bとなる樹脂成形品の成形時に、成形型内にセットするピンで下側の雌型係合部65Lを形成する。これによれば、上記実施形態と同様に、雌型係合部65U,65Lの加工の手間を省くことができ、更に、雌型係合部65U,65Lの寸法精度や位置精度も確保でき、操作パネル6に対するエンドピース9の位置決め精度が向上する。尚、図7に示すものでは、下半部6bにコントロールパネル8の収納ボックス81が一体成形されている。
また、上記実施形態では、エンドピース9の延出板部92の後端部を横方向外方に押す付勢部を、第2舌片部94の後端に設けた第1と第2の凸部941,942で構成しているが、コンロ本体1の外側面1bに第2舌片部94の後端部に当接する横方向外方に膨出する凸部を形成し、この凸部で付勢部を構成することも可能である。更に、上記実施形態では、エンドピース9に前方への付勢力を付与する第2の付勢部を、第2凸部942の後端に設けた梁部942bで構成しているが、コンロ本体1の外側面に第2舌片部94の後端縁に押されて後方に撓む板ばね状の部位を設け、これにより第2の付勢部を構成することも可能である。
以上、熱源としてバーナ3を用いるドロップイン式のガスコンロについて説明したが、熱源として電気ヒータを用いる電気コンロや、熱源として電磁誘導コイルを用いるIHコンロにおいても、エンドピースの取付け構造として同様に本発明を適用できる。
本発明のエンドピース取付け構造を採用した第1実施形態のドロップイン式コンロの斜視図。 図1のII−II線で切断したコンロ前部の切断側面図。 第1実施形態のドロップイン式コンロのエンドピースを分離した状態の要部の斜視図。 エンドピースを横方向内方の斜め上方から見た斜視図。 図3のV−V線で切断したエンドピース取付け状態の切断平面図。 図3のVI−VI線で切断したエンドピース取付け状態の切断平面図。 第2実施形態のドロップイン式コンロのエンドピースを取り外した状態の要部の斜視図。
符号の説明
CT…カウンタトップ、CTa…コンロ開口、1…コンロ本体、1b…外側面、1c…支点部、6…操作パネル、65U,65L…雌型係合部、9…エンドピース、91…前部、92…延出板部、93…第1舌片部、94…第2舌片部、941,942…凸部(付勢部)、942b…梁部(第2の付勢部)、95U,95L…雄型係合部、95a…ストレート部。

Claims (4)

  1. カウンタトップに開設したコンロ開口に落とし込むようにして配置するドロップイン式コンロのコンロ本体の左右の各外側面に取付けるエンドピースの取付け構造であって、
    エンドピースの横方向内側部に後方にのびる板部を延出し、この延出板部の後端部を横方向外方に押す付勢部を前記後端部及び前記外側面の少なくとも一方に形成すると共に、コンロ本体の外側面に、付勢部より前方の延出板部の部分に係合して当該部分を横方向外方から押える支点部を形成するものにおいて、
    コンロ本体の前面に取り付ける操作パネルに、該操作パネルの横方向外端面に開口する上下一対の雌型係合部を形成し、エンドピースの前部の横方向内側面に、両雌型係合部に嵌合する上下一対の雄型係合部を突設することを特徴とするドロップイン式コンロにおけるエンドピースの取付け構造。
  2. 前記操作パネルの横方向外端面に対する前記各雌型係合部の横方向への凹入深さを前記エンドピースの横方向内側面に対する前記各雄型係合部の横方向への突出高さ以上とし、各雄型係合部に、各雌型係合部に嵌合する横方向に真直なストレート部を形成することを特徴とする請求項1記載のドロップイン式コンロにおけるエンドピースの取付け構造。
  3. 前記コンロ本体の外側面と前記エンドピースとの少なくとも一方に、エンドピースに前方への付勢力を付与する第2の付勢部を設けることを特徴とする請求項2記載のドロップイン式コンロにおけるエンドピースの取付け構造。
  4. 前記操作パネルは、金属の押し出し成形品または樹脂成形品或いは金属の押し出し成形品と樹脂成形品との組合せ品で構成され、前記両雌型係合部は、操作パネルを構成する成形品の成形時に形成されることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のドロップイン式コンロにおけるエンドピースの取付け構造。
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