JP2006001612A - スライド式カートン - Google Patents

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Abstract

【課題】筒状の外箱からトレー状の中舟が離脱しない、外箱と中舟との間の係止構造が簡単であって、作製費用が廉価あり、充填包装ラインにも適応できるスライド式カートンを提供することにある。
【解決手段】本発明は、折れ線を介してそれぞれ長方形状の、外箱側板、外箱上板、外箱側板、外箱下板、外箱糊代板、外箱係止片を、順に連設して、両縁部となる外箱側板と外箱糊代板を貼り合わせて、外箱係止片を外箱上板の裏面側に位置するように形成した筒状の外箱に、前側板、後側板、左右側板からなる側板を、底板から立ち上がるように連設し、該側板に中舟係止片を設けたトレー状の中舟を挿入してなることを特徴とするスライド式カートンであり、中舟係止片を後側板の上辺、または、左右側板の上辺に折れ線を介して設けたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、筒状の外箱とトレー状の中舟からなり、外箱の中に挿入された中舟が必要以上に飛び出さないように、外箱と中舟との間に係止構造が設けられているスライド式カートンに関するものである。
従来から、菓子、食品、たばこ等を収納する、前後面を開放した四角筒状の外箱に、上面を開放したトレー状の中舟を、挿入した形状のスライド式カートンが、カートン形態の一つとして広く使用されている。
また、このスライド式カートンの形状では、外箱から中舟をスライドさせて中舟の中に収納した内容物を取り出す時に、中舟が必要以上に外箱から飛び出し、さらには、外箱から抜け出てしまうという問題がある。従って、中舟が必要以上に外箱から飛び出さないように、外箱と中舟との間に係止構造が設けられている形状が多く提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
実開昭56−68616号公報
しかしながら、係止機能および製造方法の点で必ずしも充分満足するものではなく、筒状の外箱からトレー状の中舟が離脱しない、外箱と中舟との間の係止構造が簡単であって、作製費用が廉価あり、充填包装ラインにも適応できるスライド式カートンが要請されているものである。
第一の発明は、折れ線を介してそれぞれ長方形状の、外箱側板、外箱上板、外箱側板、外箱下板、外箱糊代板、外箱係止片を、順に連設して、両縁部となる前記外箱側板と前記外箱糊代板を貼り合わせて、前記外箱係止片を前記外箱上板の裏面側に位置するように形成した筒状の外箱に、前側板、後側板、左右側板からなる側板を、底板から立ち上がるように連設し、該側板に中舟係止片を設けたトレー状の中舟を挿入してなることを特徴とするスライド式カートンであり、前記中舟係止片を前記後側板の上辺、または、前記左右側板の上辺に折れ線を介して設けたことを特徴とする。
また、第二の発明は、折れ線を介してそれぞれ長方形状の、外箱上板、外箱側板、外箱下板、外箱側板、外箱係止片を延設した外箱糊代板を、順に連設して、両縁となる前記外箱上板と前記外箱糊代板を貼り合わせて、前記外箱係止片を前記外箱上板の裏面側に位置するように形成した筒状の外箱に、前側板、後側板、左右側板からなる側板を、底板から立ち上がるように連設し、該側板に中舟係止片を設けたトレー状の中舟を挿入してなることを特徴とするスライド式カートンであり、前記中舟係止片を前記後側板の上辺、または、前記左右側板の上辺に折れ線を介して設けたことを特徴とする。
本発明のスライド式カートンにおいては、外箱の外箱糊代板に外箱係止片を連設あるいは延設し、この外箱係止片と対応する位置の中舟の側板の上辺に中舟係止片を設けたことによって、挿入した中舟を引き出した時に、外箱の外箱係止片と中舟の中舟係止片とが係止し、所定の位置以上は筒状の外箱からトレー状の中舟が離脱することがなく、外箱と中舟との間の係止構造が簡単なスライド式カートンを得ることができるものである。
また、本発明のスライド式カートンにおいては、通常の打抜型を用いた打抜工程で、スライド式カートンの外箱と中舟とのブランクを作製することができ、それぞれ通常の製函工程で、量産が可能であり、作製費用が廉価なスライド式カートンを得ることができるものである。
さらに、外箱と中舟との間の係止構造が簡単であることからカートンの組み立てが容易であり、高速包装充填ラインに適応できるという効果を有するものである。
以下、図面によって本発明によるスライド式カートンをさらに詳細に説明する。
図1は、第一の発明によるスライド式カートンの一実施形態を示す斜視図であり、機能を説明する図である。長方形状の、外箱側板21、外箱上板22、外箱側板23、外箱下板24、外箱糊代板25、外箱係止片26を、順に連設して、外箱側板21と外箱糊代板25を貼り合わせて、外箱係止片25を外箱上板22の裏面に位置するように形成した筒状の外箱2に、前側板12、後側板13、左右側板14、14からなる側板を、底板11から立ち上がるように連設し、後側板13に中舟係止片18を設け、開口側に折り曲げて形成したトレー状の中舟1を挿入してなる本発明によるスライド式カートンAの組み立てた状態を示している。図1−aは、中舟1の収納位置を示し、図1−bは、中舟1を前方に押し出して、所定の位置までスライドさせた位置を示しており、この位置で適量の内容物を取り出した後、再度、図1−aに示す収納位置にまで中舟1を押し戻すことができる。
本発明によるスライド式カートンAの特徴的なポイントは、中舟1に設けた中舟係止片18が、外箱係止片26で係止されることにより、外箱2から中舟1が抜け落ちたり、必要以上にスライドしてしまうことがないことである。すなわち、外箱2から中舟1を引き出した場合、所定の距離を引き出した時に、図1−bに示すように、中舟1の後側板13に設けた中舟係止片18の前端が、外箱2の外箱糊代板25に連設し、外箱上板22の裏面側に位置する外箱係止片26で係止されることによって、中舟1のさらなる前方向へのスライドが防止されていることである。従って、この距離を越えて中舟1がスライドすることがなく、中舟1が外箱2から抜け落ちることを防ぐことができる。
図2は、本発明によるスライド式カートンAの中舟1と外箱2のブランクの展開図である。中舟1のブランク10は、図2−aに示すように、矩形状の底板11の上辺に折れ線aを介して前側板12を連設し、下辺に折れ線bを介して後側板13を連設し、左右の辺に折れ線c、cを介して左右側板14、14を連設している。また、前側板12の上辺には折れ線fを介して差し込み片17を連設し、後側板13の下辺には折れ線gを介して中舟係止片18を設け、左右側板14、14の上側辺には折れ線d、dを介して前折り込み片15、15をそれぞれ連設し、下側辺には折れ線e、eを介して後折り込み片16、16をそれぞれ連設している。この中舟係止片18は、幅が広い方が、中舟1の形状が変形しにくくなり、外箱2の中で確実に係止される。
外箱のブランク20は、図2−bに示すように、全体が略矩形状であり、外箱側板21、外箱上板22、外箱側板23、外箱下板24、外箱糊代板25を順次折れ線h、i、j、kを介して連設している。そして、外箱糊代板25の一部には折れ線lを介して外箱係止片26を連設している。この外箱係止片26は、外箱に組み立てられた状態では、外箱上板22の裏面側に位置するようにし、外箱上板22の裏面に貼り合わせて固定してもよい。また、外箱係止片26の形状、位置、大きさは、中舟係止片18を係止することができるように適宜設定する。
図3は、本発明によるスライド式カートンAの中舟1と外箱2の斜視図である。中舟1は、図3−aに示すように、完成時の実際の形状は四角トレー状である。本発明によるスライド式カートンAの中舟1を成形するには、まず、底板11を中心にして、左右側板14、14を折れ線c、cで上方に直角に折り曲げ、前側辺に連設している前折り込み片15、15を折れ線d、dで内側に直角に折り曲げ、後側辺に連設している後折り込み片16、16を折れ線e、eで内側に直角に折り曲げる。ついで、前側板12を折れ線aで、後側板13を折れ線bでそれぞれ上方に直角に折り曲げる。内容物を収納した後に、前側板12に連設している差し込み片17を折れ線fで内側に直角に折り曲げ、後側板13に設けている中舟係止片18を折れ線gで内側に直角に折り曲げることにより組み立てることができる。この中舟係止片18の先端部が係止構造の重要な構成要素となる。
外箱2は、図3−bに示すように、角柱状であって、その成形は、外箱2のブランク20を折れ線i、kで三つ折りし、外箱糊代板25と外箱側板21を接着させて得られるフラットに折り畳まれた外箱2を角柱状に起こせばよい。この外箱糊代板25には外箱係止片26が連設されており、起こした状態で外箱上板22の裏面側に位置し、中舟1の中舟係止片18を係止し、係止構造の重要な構成要素となっている。この外箱上板22の裏面側に折り返された外箱係止片26は、外箱上板22の裏面に貼り合わせてもよい。また、その位置は特に限定されるものではないが、本例では外箱上板22の前縁部に設けている。このような位置に設けることによって、製造工程において外箱2の上方から中舟1を挿入しやすい形状としている。なお、この係止構造は、外箱上板22の裏面側にあって、通常の板紙をブランク基材として使用する場合には表面からは目視できない。
また、本発明によるスライド式カートンAの中舟1の形状としては、上記の形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、図4−aに示すように、中舟係止片18の側辺にさらに中舟係止側片18aを設けた形状の中舟1aとすることができる。この中舟係止側片18aを設けることにより、後側板13のずれが少なくなり、中舟1aが変形することなく、中舟1を外箱2に確実に係止することができる。
また、図4−bに示すように、中舟係止片18と折り込み片19、19とをロックする形状の中舟1bとすることができる。このように、後側板13と中舟係止片18との折れ線gの両端部に切り込みm、mを入れる等の方法で中舟係止片18と折り込み片19、19とをロックすることにより、後側板13のずれがなくなり、中舟1bが変形することなく、中舟1bを外箱2に確実に係止することができる。
また、図4−cに示すように、後側板13と折り込み片19、19とを貼り合せた形状の中舟1cとすることができる。このように、後側板13と折り込み片19、19とを貼り合せることにより、中舟1が変形することなく、中舟1を外箱2に確実に係止することができる。
また、図4−dに示すように、後側板13に折り返し板18bを連設し、この折り返し板18bを後側板13の裏側に折り返して固定すると同時に、折り返し板18bに切り込みを入れて形成した中舟係止片18を後側板13から直角に起こした状態に保持した形状の中舟1dとすることができる。このように、後側板13の裏側に折り込まれた折り込み板18bにより、中舟1dが変形することなく、中舟1dを外箱2に確実に係止することができる。
また、図4−eに示すように、中舟係止片18を左右側板14、14の上辺の一部に設けた形状の中舟1eとすることもできる。
また、本発明によるスライド式カートンAの外箱2の形状としても、上記の形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、外箱2を開放された両端の後方を封止した有底の筒状としてもよい。(図は省略する)
また、本発明によるスライド式カートンAの中舟1と外箱2の組み合わせの形状においても、上記の形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、上記の外箱2の、長方形状の、外箱側板21、外箱上板22、外箱側板23、外箱下板24、外箱糊代板25、外箱係止片26の位置を90度回転した形状とすることもできる。その場合には、外箱下板24、外箱側板21、外箱上板22、外箱側板23、外箱糊代板25、外箱係止片26を順に連設して、外箱側板下板24と外箱糊代板25を貼り合わせて、外箱係止片25を外箱側板21の裏面に位置するように形成した筒状の外箱2となる。一方、中舟1は、前側板12、後側板13、左右側板14、14からなる側板を、底板11から立ち上がるように連設し、左右側板14、14に中舟係止片18を設け、表面側に折り曲げて形成したものとなる。
図5は、第二の本発明によるスライド式カートンの一実施形態を示す斜視図であり、機能を説明する図である。長方形状の、外箱上板22、外箱側板23、外箱下板24、外箱側板21、外箱係止片26を延設した外箱糊代板25を、順に連設して、外箱上板22と外箱糊代板25を貼り合わせて、外箱係止片26を外箱上板22の裏面に位置するように形成した筒状の外箱2に、前側板12、後側板13、左右側板14、14からなる側板を、底板11から立ち上がるように連設し、後側板13に中舟係止片18を設け、内側に折り曲げて形成したトレー状の中舟1を挿入してなる本発明によるスライド式カートンBの組み立てた状態を示している。図5−aは、中舟1の収納位置を示し、この外箱係止片26は、外箱糊代板25と共に外箱上板22の裏面に貼り合せてもよい。図5−bは、中舟1を前方に押し出して、所定の位置までスライドさせた位置を示しており、この位置で適量の内容物を取り出した後、再度、図5−aに示す収納位置にまで中舟1を押し戻すことができる。
本発明によるスライド式カートンBの特徴的なポイントは、スライド式カートンAと同様に、中舟1に設けた中舟係止片18が、外箱係止片26で係止されることにより、外箱2から中舟1が抜け落ちたり、必要以上にスライドしてしまうことがないことである。すなわち、外箱2から中舟1を引き出した場合、所定の距離を引き出した時に、図5−bに示すように、中舟1の後側板13に連設し、表面側に折り返した中舟係止片18の前端が、外箱2の外箱糊代板25に延設して設けられ、外箱上板22の裏面側に位置する外箱係止片26で係止されることによって、中舟1のさらなる前方向へのスライドが防止されていることである。従って、この距離を越えて中舟1がスライドすることがなく、中舟1が外箱2から抜け落ちることを防ぐことができる。
本発明のスライド式カートンのブランク基材には、広範囲の板紙の使用が可能であるが、剛度が有り、耐折強度の強い、カード系、特板系が好適に使用できる。また長期にわたり使用する場合には折れ線や切れ目線等からの破壊等を起きにくくするために、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリスチレン等のフィルムを板紙にラミネートするとよい。また、このラミネートによって防湿性の向上を図ることもできる。さらに、板紙に代わって、プラスチックシートをブランク基材に使用してもよい。例えば、タルク等のフィラーを混入して不透明にしたポリプロピレンシート、アモルファスポリエチレンテレフタレート等のシートをそのままブランク基材として使用することができる。また、内容物によっては透明プラスチックシートを使用して、中身を見せるようなスケルトン型にしてもよい。
また、ブランク基材への印刷にはオフセット、グラビア、シルクスクリーン等のいかなる周知の印刷方法を用いてもよい。またエンボス、箔押し、OPニスコート等の後加工を行ってもよい。これら印刷及び後加工は板紙あるいはプラスチックのシート状での加工であるため美しい、迫力のあるシャープな仕上がりとなる。なお、本発明によるスライド式カートンには密封性を上げ、また塵埃の混入防止のため、成形充填後にスライド式カートン全体を防湿性プラスチックフィルムでオーバーラップすることが好ましい。
つぎに、本発明の紙カップについて実施例をあげて、さらに具体的に説明する。なお、本発明はこれによって限定されるものではない。
<実施例1>
図6は、本発明によるスライド式カートンの一実施例を示す斜視図であり、図6−aは、長方形状の、外箱側板21、外箱上板22、外箱側板23、外箱下板24、外箱糊代板25、外箱係止片26を、順に連設して、外箱側板21と外箱糊代板25を貼り合わせて、外箱係止片25を外箱上板22の裏面に位置するように形成した筒状の外箱2に、前側板12、後側板13、左右側板14、14からなる側板を、底板11から立ち上がるように連設し、後側板13に中舟係止片18を設け、開口側に折り曲げて形成したトレー状の中舟1を挿入してなる本発明によるスライド式カートンCの組み立てた状態を示し、また中舟1の収納位置を示している。このスライド式カートンCでは、中舟1を、前側板12に連設して設けた差し込み片17の側辺または側縁部に振り出し口Pを設けた形状としている。図6−bは、中舟1を前方に押し出して、所定の位置までスライドさせた位置を示している。この位置で表出した振り出し口Pから適量の内容物を取り出した後、再度、図6−aに示す収納位置にまで中舟1を押し戻すことができる。
<実施例2>
図7は、本発明によるスライド式カートンの別の実施例を示す斜視図であり、図7−aは、長方形状の、外箱側板21、外箱上板22、外箱側板23、外箱下板24、外箱糊代板25、外箱係止片26、27を、順に連設して、外箱側板21と外箱糊代板25を貼り合わせて、外箱係止片25を外箱上板22の裏面に位置するように形成した筒状の外箱2に、前側板12、後側板13、左右側板14、14からなる側板を、底板11から立ち上がるように連設し、側板14に中舟係止片18を設け、開口側に折り曲げて形成したトレー状の中舟1を挿入してなる本発明によるスライド式カートンDの組み立てた状態を示し、また中舟1の収納位置を示している。このスライド式カートンDでは、外箱2において、外箱係止片26、27を外箱糊代板25の2箇所に所定の間隔をあけて設け、一方、中舟1において、中舟係止片18を2箇所に設けた外箱係止片26、27の間を動く範囲となるように設けている。図7−bは、中舟1を前方に押し出して、所定の位置までスライドさせた位置を示している。この位置で適量の内容物を取り出した後、再度、図7−aに示す収納位置にまで中舟1を押し戻すことができるが、中舟1の動く幅が規制され、上方から抜け出すことを防ぐと共に、下方から抜け出すことも防ぐことができる。
<実施例3>
図8は、本発明によるスライド式カートンのさらに別の実施例を示す斜視図であり、図8−aは、実施例1のスライド式カートンAと同様に、外箱係止片25を外箱上板22の裏面に位置するように形成した筒状の外箱2に、後側板13に中舟係止片18を設け、開口側に折り曲げて形成したトレー状の中舟1を挿入してなる本発明によるスライド式カートンEの組み立てた状態を示し、また中舟1の収納位置を示している。このスライド式カートンEでは、外箱2が中舟1より短かくなっており、中舟1の上部はカバーされている。図8−bは、中舟1を前方に押し出して、所定の位置までスライドさせた位置を示している。この位置で適量の内容物を取り出した後、再度、図8−aに示す収納位置にまで中舟1を押し戻すことができる。
本発明によるスライド式カートンは、菓子、食品、たばこ等を収納するカートン形態の一つとして広く使用することができる。
本発明によるスライド式カートンの一実施形態を示す斜視図および機能説明図である。 本発明によるスライド式カートンの中舟と外箱のブランクを示す展開図である。 本発明によるスライド式カートンの中舟と外箱を示す斜視図である。 本発明によるスライド式カートンの中舟の他の例を示す斜視図である。 本発明によるスライド式カートンの別の実施形態を示す斜視図および機能説明図である。 本発明によるスライド式カートンの一実施例を示す斜視図および機能説明図である。 本発明によるスライド式カートンの別の実施例を示す斜視図および機能説明図である。 本発明によるスライド式カートンのさらに別の実施例を示す斜視図および機能説明図である。
符号の説明
A 本発明によるスライド式カートン
B 本発明によるスライド式カートン
C 本発明によるスライド式カートン
D 本発明によるスライド式カートン
E 本発明によるスライド式カートン
1 中舟
10 ブランク(中舟)
11 底板
12 前側板
13 後側板
14 左右側板
15 差し込み片
16 前折り込み片
17 後折り込み片
18 中舟係止片
18a 中舟係止側片
18b 折り返し板
2 外箱
20 ブランク(外箱)
21 外箱側板
22 外箱上板
23 外箱側板
24 外箱下板
25 外箱糊代板
26 外箱係止片
27 外箱係止片
a〜l 折れ線
m 切り込み
P 振り出し口

Claims (6)

  1. 折れ線を介してそれぞれ長方形状の、外箱側板、外箱上板、外箱側板、外箱下板、外箱糊代板、外箱係止片を、順に連設して、両縁部となる前記外箱側板と前記外箱糊代板を貼り合わせて、前記外箱係止片を前記外箱上板の裏面側に位置するように形成した筒状の外箱に、前側板、後側板、左右側板からなる側板を、底板から立ち上がるように連設し、該側板に中舟係止片を設けたトレー状の中舟を挿入してなることを特徴とするスライド式カートン。
  2. 前記中舟係止片を前記後側板の上辺に折れ線を介して設けたことを特徴とする請求項1に記載のスライド式カートン。
  3. 前記中舟係止片を前記左右側板の上辺に折れ線を介して設けたことを特徴とする請求項1に記載のスライド式カートン。
  4. 折れ線を介してそれぞれ長方形状の、外箱上板、外箱側板、外箱下板、外箱側板、外箱係止片を延設した外箱糊代板を、順に連設して、両縁となる前記外箱上板と前記外箱糊代板を貼り合わせて、前記外箱係止片を前記外箱上板の裏面側に位置するように形成した筒状の外箱に、前側板、後側板、左右側板からなる側板を、底板から立ち上がるように連設し、該側板に中舟係止片を設けたトレー状の中舟を挿入してなることを特徴とするスライド式カートン。
  5. 前記中舟係止片を前記後側板の上辺に折れ線を介して設けたことを特徴とする請求項4に記載のスライド式カートン。
  6. 前記中舟係止片を前記左右側板の上辺に折れ線を介して設けたことを特徴とする請求項4に記載のスライド式カートン。

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