JP2006001442A - 揚艇装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 甲板上に十分な作業スペースを確保し、構造の簡素化がはかれる旋回クレーン式揚艇装置を提供する。
【解決手段】 旋回クレーン式揚艇装置において、垂直軸回りに回動して甲板2上から振出されるクレーンブーム6と、このクレーンブーム6を駆動する旋回装置8と、クレーンブーム6の先端部からシーブ12を介して繰り出される一本のワイヤロープ7と、このワイヤロープ7を巻き取る1台のウィンチ9と、クレーンブーム6の基端部を回動可能に支持する旋回支持軸21とを備え、この旋回支持軸21を甲板2上に延びる天井部31から垂下して設け、クレーンブーム6を回動させてワイヤロープ7に吊り下げられる搭載艇4を本船1に搬入出する構成とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、救助艇や高速艇等の搭載艇を吊り下げて本船に搬入出する揚艇装置の改良に関するものである。
従来、この種の揚艇装置として、垂直軸回りに回動して甲板上から振出されるクレーンブームと、このクレーンブームを駆動する旋回装置と、クレーンブームの先端部からシーブを介して繰り出される一本のワイヤロープと、このワイヤロープを巻き取る1台のウィンチとを備え、クレーンブームを回動させてワイヤロープに吊り下げられる搭載艇を本船に搬入出する旋回クレーン式揚艇装置がある。
また、特許文献1には、本船に対して水平軸まわりに回動するダビットを備え、このダビットから繰り出される2本のワイヤロープを介して搭載艇を吊り下げ、ダビットを回動させてワイヤロープに吊り下げられる搭載艇を本船に搬入出するダビット式揚艇装置が提案されている。
旋回クレーン式揚艇装置は、ダビット式揚艇装置のように大型のダビットを本船上に備える必要がなく、構造の簡素化がはかれる。
特開2002−087377号公報
しかしながら、従来の旋回クレーン式揚艇装置は、クレーンブームの基端部を回動可能に支持する旋回支持軸を備え、この旋回支持軸が甲板上に立設していたため、この旋回支持軸等が作業者の邪魔になるという問題点があった。
また、クレーンブームを回動させる旋回装置として、旋回支持軸の近傍に油圧シリンダを配設することが難しく、構造の複雑化を招くという問題点があった。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、甲板上に十分な作業スペースを確保し、構造の簡素化がはかれる旋回クレーン式揚艇装置を提供することを目的とする。
本発明は、旋回クレーン式揚艇装置において、垂直軸回りに回動して甲板上から振出されるクレーンブームと、このクレーンブームを回動させる旋回装置と、クレーンブームの先端部から繰り出される一本のワイヤロープと、このワイヤロープを巻き取るウィンチと、クレーンブームの基端部を回動可能に支持する旋回支持軸とを備え、この旋回支持軸を甲板上に延びる天井部から垂下して設け、クレーンブームを回動させてワイヤロープに吊り下げられる搭載艇を本船に搬入出する構成としたことを特徴とするものとした。
本発明によると、揚艇装置はクレーンブームを回動させてワイヤロープに吊り下げられる搭載艇を本船に搬入出する。
揚艇装置はクレーンブームの基端部を回動可能に支持する旋回支持軸を備え、この旋回支持軸を甲板上に延びる天井部から垂下して設けたため、甲板上に十分な作業スペースを確保し、甲板上にて旋回支持軸等の構造物が作業者の邪魔になることを回避できる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1〜図4に示すように、本船1の甲板2上には複合式搭載艇(RIB)4を載せる艇レスト11が設置され、この搭載艇4を吊り下げて搬入出する旋回クレーン式揚艇装置5を備える。
揚艇装置5は垂直軸回りに回動して甲板2上から振出されるクレーンブーム6と、このクレーンブーム6を駆動する旋回装置8と、クレーンブーム6の先端部からシーブ12を介して繰り出される一本のワイヤロープ7と、このワイヤロープ7を巻き取る1台のウィンチ9とを備える。
ワイヤロープ7の先端にはフック20が結合され、このフック20が搭載艇4の前後部の4カ所に連結されたスリング19の吊り環18に対して着脱可能に連結される。
ステンレス製ワイヤロープ7は非自転性の構造を有し、張力の増減に伴うワイヤロープ7の捩れを小さくすることによって、これに吊り下げられた搭載艇4が回動することを抑えるようになっている。
クレーンブーム6にはスタビライザ80が設けられ、クレーンブーム6の近傍まで吊り上げられた搭載艇4の船首部分をこのスタビライザ80に当接させることにより、搭載艇4のピッチング及びローリングを抑えるようになっている。
本船1は甲板2上に延びる天井部31を備える。揚艇装置5はこの天井部31に対してクレーンブーム6の基端部を回動可能に支持する旋回支持軸21を備える。この旋回支持軸21は天井部31から垂下して設けられ、架台22を介して天井部31に結合される。
旋回支持軸31に回転筒部材23が一対の玉軸受(図示せず)を介して回転可能に支持され、この回転筒部材23にクレーンブーム6の基端部がオフセットして結合される。これにより、クレーンブーム6は天井部31に対して垂直軸回りに回動可能に支持される。
旋回装置8は、旋回支持軸21に回動可能に支持されるクレーンアーム24を備え、このクレーンアーム24と本船1の船体の間に1本の油圧シリンダ27が設けられる。クレーンアーム24は回転筒部材23に対してクレーンブーム6と反対側に結合されている。油圧シリンダ27はそのシリンダ基端部がピン25を介して船体に連結され、そのロッド先端部がピン26を介してクレーンアーム24に連結される。
旋回装置8は油圧シリンダ27は伸張作動することによりクレーンブーム6が甲板2上の格納位置に移動し、収縮作動することにより甲板2の外側に振り出される展開位置へと移動する構成とする。クレーンブーム6が本船1と略平行に延びる格納位置にあるとき、油圧シリンダ27はクレーンブーム6と略平行に延びる。クレーンブーム6が本船1と略直交する展開位置にあるとき、油圧シリンダ27は最収縮する。
本船1には甲板2と天井部31の間に作業ステージ32が設けられ、作業者はこの作業ステージ32上にて各種作業を行えるようになっている。作業ステージ32は格納位置にあるクレーンブーム6の前後に延びる前後床部32a,32bと、クレーンブーム6に沿って延びる側方床部32cを有する。
作業ステージ32上にはバルブスタンド33が設けられる。このバルブスタンド33を介して油圧シリンダ27及びウィンチ9に作動油が給排される。
図5は油圧ユニット34の回路図である。これについて説明すると、モータ35によって駆動される油圧ポンプ36,37を備え、油圧ポンプ36から吐出される作動油が揚艇装置5のバルブスタンド33に供給される。油圧ポンプ37から吐出される作動油は船上クレーン(図示せず)のバルブスタンド38に供給される。
斜板式の油圧ポンプ36,37の傾転角度は切換弁39,40によって三段階に切り換えられる。つまり、切換弁39のポジションを切り換え操作することにより、油圧ポンプ36の吐出量が切換わり、油圧シリンダ27及びウィンチ9の作動速度が三段階に調節される。
電源等の失陥時に作動させる非常用の油圧源として、油圧ユニット34は3つのエアモータ41によって駆動される各油圧ポンプ42を備える。
図6はバルブスタンド33の回路図である。これについて説明すると、バルブスタンド33には油圧シリンダ27に接続する給排通路43,44と、ウィンチ9の油圧モータ52に接続する給排通路45,46とを備える。
給排通路43,44は、電磁式切換弁47または非常用の手動式切換弁49を介して油圧ユニット34のポンプ吐出側、タンク側に連通する。電磁式切換弁47または手動式切換弁49のポジションを切り換え操作することにより、油圧シリンダ27の伸縮作動が切り換えられる。油圧シリンダ27は給排通路46から高圧作動油が導かれるとワイヤロープ7を繰り出し、給排通路45から高圧作動油が導かれるとワイヤロープ7を巻き取るようになっている。
バルブスタンド33と油圧シリンダ27の間にはバルブブロック59が設けられ、このバルブブロック59にはカウンタバランス弁60,61が介装される。
給排通路45,46は、電磁式切換弁48または非常用の手動式切換弁50を介して油圧ユニット34のポンプ吐出側、タンク側に連通する。電磁式切換弁48または手動式切換弁50のポジションを切り換え操作することにより、ウィンチ9の伸縮作動が切り換えられる。ウィンチ9は給排通路46から高圧作動油が導かれるとワイヤロープ7を繰り出し、給排通路45から高圧作動油が導かれるとワイヤロープ7を巻き取るようになっている。
ウィンチ9は、各ワイヤロープ7に懸かる荷重変動を緩やかにするようにワイヤロープ7の繰り出し巻き取り速度を自動的に調節する張力調節手段として、給排通路45,46にアキュムレータ51,52が各オペレートチェック弁53,54を介してそれぞれ接続される。各オペレートチェック弁53,54が開弁した状態で、アキュムレータ51,52にはそれぞれ給排通路45,46から導かれる作動油圧が蓄えられる。アキュムレータ52の圧力はアキュムレータ51の数倍程度に高められるようになっている。
搭載艇4を引き上げる際に油圧モータ52の負荷が一時的に高まるのに伴い、給排通路45から油圧モータ52に供給される作動油の一部がアキュムレータ51に流入し、ウィンチ9の巻き取り速度が低下する。その後、10秒程度の時間をかけて搭載艇4の水切りが進み、各ワイヤロープ7の張力が次第に低下するのに伴い、アキュムレータ51に蓄えられた高圧作動油が油圧モータ52へと送られ、搭載艇4の速度を徐々に高める。これにより、各ワイヤロープ7の張力が急激に増加することが抑えられる。こうして搭載艇4は水切りをしながら徐々に引き上げられるため、搭載艇4と一緒に動く水の重量が軽減され、各ワイヤロープ7に懸かる最大荷重は搭載艇4の重量の1.5倍程度に抑えられる。ステンレス製ワイヤロープ7の外径が大きくなることが回避され、作業者がワイヤロープ7を手動で操作してフック20を搭載艇4の吊り環18に着脱する作業を行うことが可能となる。なお、ワイヤロープ7をケブラー等を用いて形成すると、さらに軽量化され、操作性が向上する。
ウィンチ9はワイヤロープ7を巻き取るドラム54と、このドラム54の回転を制動するネガティブ式油圧ブレーキ53とを備える。油圧ブレーキ53はバネ力でドラム54の回転を制動し、油圧力で制動を解除するものであり、そのブレーキアクチュエータにブレーキ通路55から電磁式切換弁56または非常用の手動式切換弁57を介して導かれる作動油圧によってこの制動力が調節される。
次に揚艇装置5の動作について説明する。本船1の航行時において搭載艇4を投入する際の操作は次の手順で行われる。
・艇レスト11に載せられた搭載艇4に掛けられた固縛索(図示せず)を外し、ウィンチ9を駆動して搭載艇4を低速で0.8m程度上昇させる。
・搭載艇4に作業員が搭乗し、搭載艇4の船首をスタビライザ80に固縛する。
・旋回装置8を駆動してクレーンブーム6を90°程度回動させ、搭載艇4を船外に降り出す。
・スタビライザ80に対する搭載艇4の船首の固縛を解除し、ボートロープ13、前控え索14、後控え索15を操作して搭載艇4のを回動位置を調節し、搭載艇4を本船1と略並行に保つ(図4参照)。
・ウィンチ9を駆動して搭載艇4を低速で1.8m程度下降させる。
・旋回装置8を駆動してクレーンブーム6を回動させ、搭載艇4を本船1の舷側に押し付けて腹付けし、搭載艇4の前控え索14、後控え索15を本船1の各クリート16を固縛する(図2参照)。このとき、搭載艇4は本船1側に5°程度傾斜した姿勢をとる(図3参照)。
・上記搭載艇4を腹付けした状態で、乗員および器材等を搭載する。
・前控え索14、後控え索15を各クリート16から外し、搭載艇4内に取り込む。
・ボートロープ13を調整し、適宜展張する。
・旋回装置8を駆動してクレーンブーム6を回動させ、搭載艇4を船外に最大に降り出す。
・ウィンチ9を駆動して搭載艇4を低速で下降させ、搭載艇4が着水する時に搭載艇4の下降速度を高め、ワイヤロープ7を着水後にさらに余分に4m程度繰り出す。これにより、搭載艇4はボートロープ13を介して本船1に引っ張られる。
・フック20をスリング19の吊り環18から外し、ワイヤロープ7を搭載艇4と本船1の間に投下した後、ウィンチ9を駆動してワイヤロープ7を高速で巻き取る。
・搭載艇4のエンジンを起動し、搭載艇4を本船1より高速で前進させ、ボートロープ13を搭載艇4の船首から外す。
一方、本船1の航行時において搭載艇4を揚収する際の操作は次の手順で行われる。
・搭載艇4を本船1と並行に前進させ、ボートロープ13を搭載艇4の船首に連結し、ボートロープ13を本船1と搭載艇4の間に張設する。
・ウィンチ9を駆動してワイヤロープ7を搭載艇4上に繰り出した後、ワイヤロープ7のフック20をスリング19の吊り環18に連結する。
・ウィンチ9を駆動してワイヤロープ7を中高速で巻き取る。これにより、搭載艇4を海上から引き上げ、搭載艇4をクレーンブーム6の近傍の上死点まで上昇させる。
・搭載艇4の水切りを十分に行った後、ウィンチ9を駆動して搭載艇4を低速で1.8m程度下降させる。
・旋回装置8を駆動してクレーンブーム6を回動させ、搭載艇4を本船1の舷側に押し付けて腹付けし、搭載艇4の前控え索14、後控え索15を本船1の各クリート16を固縛する(図2参照)。
・上記搭載艇4を腹付けした状態で、乗員および器材等を本船1に移す。
・旋回装置8を駆動してクレーンブーム6を回動させ、搭載艇4を船外に最大に振り出す。
・ウィンチ9を駆動して搭載艇4を低速で1.8m程度上昇させる。
・搭載艇4の船首をスタビライザ80に固縛する。
・旋回装置8を駆動してクレーンブーム6を90°程度回動させ、搭載艇4を船内に入れる。
・スタビライザ80に対する搭載艇4の船首の固縛を解除し、ウィンチ9を駆動して搭載艇4を低速で0.8m程度下降させ、搭載艇4を艇レスト11に載せる。
・搭載艇4に固縛索(図示せず)を掛けて固縛する。
以上のように、揚艇装置5はクレーンブーム6の基端部を回動可能に支持する旋回支持軸21を備え、この旋回支持軸21を甲板2上に延びる天井部31から垂下して設けたため、甲板2上に十分な作業スペースを確保し、甲板2上にて旋回支持軸等の構造物が作業者の邪魔になることを回避できる。
揚艇装置5は、この旋回支持軸21を甲板2上に延びる天井部31から垂下して設けたため、旋回装置8として油圧シリンダ27を旋回支持軸21の近傍に配置することが可能となり、油圧シリンダ27を用いることにより、旋回装置8の構造を簡素化することができる。
旋回装置8は、油圧シリンダ27が伸張作動することによりクレーンブーム6が甲板2上の格納位置に移動し、収縮作動することにより甲板2の外側に振り出される展開位置へと移動する構成としたため、クレーンブーム6が甲板2の外側に振り出される展開位置にあるとき、油圧シリンダ27が収縮作動していることにより、海上に降ろされた搭載艇4がワイヤロープ7を介してクレーンブーム6を引っ張る際に、クレーンアーム24を介して油圧シリンダ27に働く圧縮力に対して油圧シリンダ27が座屈することを防止できる。なお、クレーンブーム6が甲板2上の格納位置にあるとき、油圧シリンダ27が伸張作動しているが、このとき搭載艇4が海上から引き上げられているため、油圧シリンダ27に大きな負荷がかかることがなく、油圧シリンダ27が座屈することを防止できる。
揚艇装置5は、この旋回支持軸21を甲板2上に延びる天井部31から垂下して設けたため、甲板2と天井部31の間に作業ステージ32を設けることが可能となり、作業者が作業ステージ32上にて揚艇作業を行うことができる。
作業ステージ32上にバルブスタンド33を設けることにより、バルブスタンド33と油圧シリンダ27、ウィンチ9を結ぶ油圧配管が短くなり、構造の簡素化がはかれる。
本発明は上記の実施の形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
本発明は、搭載艇を吊り下げて本船に搬入出する揚艇装置に利用できる。
本発明の実施の形態を示す揚艇装置の側面図。 同じく揚艇装置の平面図。 同じく揚艇装置の正面図。 同じく揚艇装置の平面図。 同じく油圧ユニット等の油圧回路図。 同じくバルブスタンド等の油圧回路図。
符号の説明
1 本船
2 甲板
4 搭載艇
5 揚艇装置
6 クレーンブーム
7 ワイヤロープ
8 旋回装置
9 ウィンチ
21 旋回支持軸
24 クレーンアーム
27 油圧シリンダ
31 天井部
32 作業ステージ
33 バルブスタンド

Claims (3)

  1. 垂直軸回りに回動して甲板上から振出されるクレーンブームと、
    このクレーンブームを回動させる旋回装置と、
    前記クレーンブームの先端部から繰り出される一本のワイヤロープと、
    このワイヤロープを巻き取るウィンチと、
    前記クレーンブームの基端部を回動可能に支持する旋回支持軸とを備え、
    この旋回支持軸を甲板上に延びる天井部から垂下して設け、
    前記クレーンブームを回動させて前記ワイヤロープに吊り下げられる搭載艇を本船に搬入出する構成としたことを特徴とする揚艇装置。
  2. 前記旋回装置は前記旋回支持軸に回動可能に支持されるクレーンアームと、
    このクレーンアームと前記本船の船体の間に介装される油圧シリンダとを備え、
    この油圧シリンダが伸張作動することにより前記クレーンブームが前記本船の前記甲板上の格納位置に移動する一方、油圧シリンダが収縮作動することにより前記甲板の外側に振り出される展開位置へと移動する構成としたたことを特徴とする請求項1に記載の揚艇装置。
  3. 前記甲板と前記天井部の間に作業者が搭乗可能な作業ステージを設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の揚艇装置。
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WO2019052801A1 (de) * 2017-09-12 2019-03-21 Thyssenkrupp Marine Systems Gmbh Aussetz-system und aussetz-verfahren mit zusammenziehbarem vorleinenausleger

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