JP2006001355A - カップホルダー装置 - Google Patents

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親史 竹市
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【課題】 本発明は折り畳み蓋の閉操作を容易にしたカップホルダー装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 カップを収容支持する容器30と、該容器30の上部を開閉可能に蓋する折り畳み蓋31とを具備し、該記折り畳み蓋31はヒンジ結合された略同一の大きさの2つの蓋部材31a,31bよりなり、一方の蓋部材31aのヒンジ結合された辺の反対側の辺は容器30にヒンジ結合され、他方の蓋部材31bのヒンジ結合された辺の反対側の辺は、容器31の上部に水平に設けられた案内溝33に係合する案内部材38が結合されてなるカップホルダー装置において、前記容器30は弾性を有する樹脂にて形成され、前記案内溝33の中間の上側には、前記案内部材38を係止することができる突起33aが設けられてなるように構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カップホルダー装置に関し、さらに詳しく述べると、自動車のコンソールボックス、或いはシートバック等に設けられて、飲料の入ったカップや缶を保持して乗員に飲料を提供することができる折り畳み蓋を有するカップホルダー装置において、折り畳み蓋の閉操作を容易にしたカップホルダー装置に関する。
従来、自動車の室内には、コンソールボックス、或いはシートバック等にカップホルダー装置が設けられている。このカップホルダーには単なるトレイ状のもの、あるいはカップを保持するリングを有するものがあるが、これらは、車体の振動に対して不安定であり、内容物がこぼれる危険がある。このため、蓋を利用してカップを保持する装置が開発されている。図4はその1例として特開平10−226260号公報に記載されたカップホルダーを示したものである。
この、カップホルダーは、コンソールボックス1に設けられている。そしてコンソールボックス1には、ボックス本体2、リッド3を備えている。ボックス本体2は上面が開放した中空な構造であり、リッド3はボックス本体2の開放上面に開閉可能に取り付けられている。リッド3はカップ挿入口4、及びスライド扉5を備える。カップ挿入口4は、リッド3の上下を貫通する。スライド扉5はリッド3に設けられたスライドレール6にスライド可能に保持され、カップ挿入口4を開閉する。スライド扉5はカップ挿入口4に挿入されたカップAの周囲に当接するようにスライドし、カップ挿入口4の開口量を調節することで、カップ挿入口4の内縁部との間でカップ7を保持するようになっている。
また、図5は従来のカップホルダーの他の例として、特開2001−270373号公報に記載された装置を示す図である。このカップホルダー10は、凹部11を形成する箱部材12と、該箱部材の開口13を閉塞するリッド14を備える。リッド14は軸部材15を用いて開口13から凹部内方に回転自在に取り付けられ、捩じりコイルばね16によって開口13側に付勢されている。そしてカップ17の挿入に伴いリッド14が凹部内方に回動し、カップ17の径に拘わらずリッド14がその側部に自動的に当接してカップ17を保持するようになっている。
しかし、図4で説明したカップホルダーにおいては、カップ挿入時にはカップを挿入し易いようにスライド扉5を少し多めに開いておき、カップ挿入後それを保持するためにスライド扉5をスライドさせカップに当接させる動作が必要になる。また、図5で説明したカップホルダーにおいては、カップの挿入性には問題無いが、ホールド部が下方すぎて実質のホールド性は良くない。そして両者共、それぞれの操作荷重とホールド荷重は同じでありカップの水量が多い場合にはカップが倒れてしまう危険性がある。
そこで、現在では、図6に示すような折り畳み蓋を有してホールド性を改良したカップホルダー装置が提供されている。これは同図(a)の斜視図及び(b)の断面図に示すように、カップを収容支持する容器20と、該容器20の上部を開閉可能に蓋する折り畳み蓋21とを具備し、該記折り畳み蓋21はヒンジ結合された略同一の大きさの2つの蓋部材21a,21bよりなり、一方の蓋部材21aのヒンジ結合された辺の反対側の辺は容器20にヒンジ結合され、他方の蓋部材21bのヒンジ結合された辺の反対側の辺は、容器20の上部に水平に設けられた案内溝23に係合する案内部材28に結合されている。
また、蓋部材21a,21bのヒンジ軸25には常時2つの蓋部材21a,21bを一平面となるように付勢するばね26が設けられ、前記案内溝23には折り畳み蓋21を半開きした状態で係止することができる突起23aが形成されている。そして、カップ29を保持させるには図7(b)の如く、折り畳み蓋21を半開きした状態で図7(c)の如くカップ29を押し込めばよい。また、使用後、半開きした状態の折り畳み蓋21を閉めるには、図7(b)の状態でヒンジ部24を矢印A方向に押圧すればよいのであるが、このとき他方の蓋部材21bが相当の傾斜をしているため、案内部材28が案内溝23の突起23aを乗り越えるのに相当な力を要し、さらには乗り越えられない場合も生じるという問題がある。
特開平10−226260号公報 特開2001−270373号公報
本発明は、上記のような従来の技術の問題点を解決することを目的とする。
本発明の目的は、自動車のコンソールボックス、或いはシートバック等に設けられて、飲料の入ったカップや缶を保持して乗員に飲料を提供することができる折り畳み蓋を有するカップホルダー装置において、折り畳み蓋の閉操作を容易にしたカップホルダー装置を提供することにある。
本発明の上記したような目的は、以下の詳細な説明から容易に理解することができるであろう。
本発明の請求項1のカップホルダー装置は、カップを収容支持する容器30と、該容器30の上部を開閉可能に蓋する折り畳み蓋31とを具備し、該記折り畳み蓋31はヒンジ結合された略同一の大きさの2つの蓋部材31a,31bよりなり、一方の蓋部材31aのヒンジ結合された辺の反対側の辺は容器30にヒンジ結合され、他方の蓋部材31bのヒンジ結合された辺の反対側の辺は、容器31の上部に水平に設けられた案内溝33に係合する案内部材38が結合されてなるカップホルダー装置において、前記容器30は弾性を有する樹脂にて形成され、前記案内溝33の中間の上側には、前記案内部材38を係止することができる突起33aが設けられてなることを特徴とする。
また、請求項2は、前記案内溝33の突起33aが設けられた部位の前後に傾斜を有する段差39が設けられ、前記段差39の傾斜は前記案内部材38が蓋を閉鎖する方向に進行するのに従って下がるように形成されてなることを特徴とする。また、請求項3は、前記案内溝33の突起33aが設けられた部位の前後の上方又は下方に空間40が設けられたことを特徴とする。
本発明によれば、以下の詳細な説明から理解されるように、自動車のコンソールボックス、或いはシートバック等に設けられて、飲料の入ったカップや缶を保持して乗員に飲料を提供することができる折り畳み蓋を有するカップホルダー装置であって、折り畳み蓋の閉操作を容易にしたカップホルダー装置を提供することができる。
引き続いて、本発明の実施例について説明する。なお、本発明は、これらの実施例によって限定されるものでないことは言うまでもない。
図1は本発明のカップホルダー装置の第1の実施例を示す図で、(a)は斜視図、(b)は断面図である、本実施例は同図に示すように、カップを収容する容器30と、折り畳み蓋31とよりなり、容器30は底付き円筒状の下部部材30aと、その上部に形成された四角形状の上部部材30bとで構成され、弾性を有する樹脂で形成されている。なお、弾性を有する樹脂としては例えばポリアセタールが好ましい。
そして、該上部部材30bには蓋31を収容する円形状の孔32が形成され、該孔32には蓋の支持部が挿入される角形の凹部32aと蓋を開けるときに指を挿入することができる半円形の凹部32bが形成されている。また、該上部部材30bの内部の両側には、蓋31を案内するための案内溝33が形成されている。また、該案内溝33の上側には蓋31を係止するための突起33aが形成されている。
また、折り畳み蓋31は円形状であり、その中央で第1蓋部材31aと第2蓋部材31bに2分され、該第1蓋部材31aと第2蓋部材31bはヒンジ軸35により折り畳み可能に連結され、且つ図示なきばねにより該第1蓋部材31aと第2蓋部材31bが常時容器を閉鎖する方向に付勢されている。また、第1蓋部材31aの一端は、ヒンジ軸37により容器30の上部部材30bに回動可能に支持されている。また、第2蓋部材31bは先端がL字上に屈曲され、その先端に長い棒状の案内部材38が取り付けられ、該案内部材38の両端は前記本体30の上部部材30bに形成された案内溝33に摺動可能に係合されている。
このように形成された本第1の実施例は、折り畳み蓋31が容器30を閉鎖している状態から、第2蓋部材31bの端部を指で押圧すると図2(a)の如く、第1蓋部材31aと第2蓋部材31bはヒンジ部34で折れ曲がって立ち上がる。そして案内部材38が突起33aを乗り越えると、手を放してもその状態を保持する。この状態で上方からカップを押し込めば第2蓋部材31bによりカップを押圧保持することができる。
カップ使用後は、カップを取り除けば、第2蓋部材31bは、案内部材38が突起33aに係止されて停止し、図2(a)の状態となる。この状態から折り畳み蓋31で容器30を閉鎖するにはヒンジ部34を矢印A方向に強く押圧し、案内部材38が突起33aを乗り越えるようにすればよい。この際、案内部材38は、図2(b)に示すように、操作力が矢印P方向に作用し案内溝33を押圧するので、案内溝33は弾性変形し溝幅を広げて案内部材38が突起33aを乗り越え易くすることができる。この場合、従来の如く、突起33aが案内溝33の下部にあると案内溝33の弾性変形の効果がなく、案内部材38が突起33aを乗り越えるのには大きな力を要する。
図3は本発明の第2の実施例を示す図である。本第2の実施例が第1の実施例と異なるところは、案内溝33の一部に、案内部材38が蓋を閉めるように進行する方向に下がる傾斜を有する段差39を設けたことである。そして、この傾斜部の途中の上側に突起33aを設けている。このように構成された本実施例は、操作力Pに対して推進力P′が、傾斜の無い場合に比して大きくなり、操作力が小さくて済むことになる。
なお、第1の実施例及び第2の実施例において、案内溝33の上方又は下方に、突起33aの前後に延びる空間40を設けても良い。このように空間40を設けた場合は、案内溝33の弾性的変形が容易となり操作力を更に小さくすることができる。
以上、本発明を特にその最良の形態について説明した。最後のまとめとして、本発明の構成及びそのバリエーションを以下に付記として列挙する。
前記実施例はカップホルダー装置を例にとり説明したが、小物入れや携帯ホルダー等にも応用可能である。
本発明のカップホルダー装置の第1の実施例を示す図で、(a)は斜視図、(b)は断面図である。 本発明の第1の実施例の作用を説明するための図である。 本発明のカップホルダー装置の第2の実施例を説明するための図である。 従来のカップホルダー装置の1例を示す図である。 従来のカップホルダー装置の他の例を示す図である。 従来のカップホルダー装置の更に他の例を示す図である。 図6のカップホルダー装置の作用を説明するための図である。
符号の説明
30…容器
31…折り畳み蓋
32…孔
33…案内溝
34…ヒンジ部
35、37…ヒンジ軸
38…案内部材
39…段差
40…空間

Claims (3)

  1. カップを収容支持する容器(30)と、該容器(30)の上部を開閉可能に蓋する折り畳み蓋(31)とを具備し、該記折り畳み蓋(31)はヒンジ結合された略同一の大きさの2つの蓋部材(31a,31b)よりなり、一方の蓋部材(31a)のヒンジ結合された辺の反対側の辺は容器(30)にヒンジ結合され、他方の蓋部材(31b)のヒンジ結合された辺の反対側の辺は、容器(31)の上部に水平に設けられた案内溝(33)に係合する案内部材(38)が結合されてなるカップホルダー装置において、
    前記容器(30)は弾性を有する樹脂にて形成され、
    前記案内溝(33)の中間の上側には、前記案内部材(38)を係止することができる突起(33a)が設けられてなることを特徴とするカップホルダー装置。
  2. 前記案内溝(33)の突起(33a)が設けられた部位の前後に傾斜を有する段差(39)が設けられ、
    前記段差(39)の傾斜は前記案内部材(38)が蓋を閉鎖する方向に進行するのに従って下がるように形成されてなることを特徴とする請求項1記載のカップホルダー装置。
  3. 前記案内溝(33)の突起(33a)が設けられた部位の前後の上方又は下方に空間(40)が設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載のカップホルダー装置。
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