JP2006000682A - メダルゲーム装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 プレーヤの挑戦意欲を掻き立てる新規のメダルゲーム装置を提供することである。
【解決手段】 メダルゲーム装置において、スリット81が形成された中空の円筒状部材8を回転自在に配置する。ゲームが始まると筒状部材8を回転させ、スリット81にメダルが入ると、表示部10の数字をランダムに変化せて抽選を行う。そして、抽選の結果によって、供給部11からプッシャー6上にメダルを供給する。このように、回転するスリット81を抽選開始のきっかけとして用いることによって、メダルの投入技術がより重要となり、プレーヤの挑戦意欲を掻き立てることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、メダルゲーム装置、特に、プレーヤがメダルを投入してプレーするメダルゲーム装置に関する。
従来、メダルゲーム装置として、例えば、特開2000−317129号公報に記載されているものがある。このメダルゲーム装置は、ポケットを有するテーブルと、テーブルの一端に配置される落下口と、落下口の反対側のテーブルの上面に配置される固定部材と、テーブル上を落下口側と固定部材側とに往復運動するプッシャーと、メダルを投入するためのメダルシュータと、メダルがポケットに入った場合に抽選(ボーナスゲーム)を実行する抽選装置と、メダルシュータと反対側のテーブルの端部に隣接して設けられた隔壁と、この隔壁に形成されたスリット状の入賞ポケットとを備えている。
このメダルゲーム装置では、メダルシュータから投入されたメダルは、プッシャーの上面を転がり、テーブルの反対側の隔壁に衝突し、プッシャーの上面に倒れる。プッシャーの上面に倒れたメダルは、プッシャーが固定部材側に移動した際に固定部材によってテーブル上に落とされ、テーブル上に落とされたメダルは、プッシャーが落下口側に移動した際にテーブル上に溜まっているメダルの中に押し込まれ、テーブル上に溜まっていたメダルは落下口側に押し出される。このとき、テーブル上に溜まっていたメダルが落下口に落ちれば、これらのメダルがプレーヤに払い出される。
また、このメダルゲーム装置では、メダルがテーブル上のポケットに入った場合には抽選装置によってボーナスゲームを実行し、この結果に基づいて入賞ポケットを開く。このとき、プレーヤは入賞ポケットを狙ってメダルを投入し、入賞ポケットに所定の枚数のメダルが入った場合にはジャックポットとしてテーブル上のメダルが全て落下口に落とされる。
このようなメダルゲーム装置では、プッシャーによってメダルを落下口に落とすのみでなく、入賞ポケットを狙ってメダルを投入するため、メダルを投入する技術を必要とし、ゲーム内容が漫然とするのを防止している。
しかし、テーブル上のポケットにメダルが入るのは、プレーヤの技術というよりはむしろ偶然性が高く、結局、入賞ポケットが開くのは偶然性に依存している。従って、入賞ポケットが開いた後、入賞ポケットを狙ってメダルを投入するのは技術を要するが、入賞ポケットが開くのは偶然に頼ることとなるので、ゲームの最初から最後までゲームの内容を緊張感のあるものにするのは困難である。
また、入賞ポケットが一つのみであり、固定されているため、入賞ポケットへのメダルの経路が固定されており、メダルを投入するコツを直ぐに取得してしまう可能性が高い。入賞ポケットにメダルを投入するコツを掴んでしまうと、入賞ポケットにメダルを入れること自体が漫然としたものになり、プレーヤの挑戦意欲が減退する恐れがある。
本発明は、プレーヤの挑戦意欲を掻き立てる新規のメダルゲーム装置を提供することである。
第1発明に係るメダルゲーム装置は、プレーヤがメダルを投入してプレーするメダルゲーム装置であって、筐体と、メダル陥入部材と、投入部と、転動部と、第1駆動機構とを備えた、メダルがメダル陥入部材に向かって転動部を転がるように構成されたメダルゲーム装置である。メダル陥入部材は、筐体の内部に略水平方向の回転軸を中心に回転自在に支持され、外周面の一部にメダルが陥入可能な陥入部を有する。メダル陥入部材は、中実であっても、中空であっても良い。陥入部は、メダルが外周面から内部に半分以上陥入可能に形成するのが好ましい。また陥入部は、メダルが立った状態で陥入可能なスリットであっても良いし、メダルが横たわった状態で陥入可能な穴でも良い。また陥入部は、メダル陥入部材の内部に貫通していても良いし、貫通していなくても良い。投入部は、メダル陥入部材に向ってメダルを投入するため機構である。転動部は、メダル陥入部材と投入部との間に配置され、投入部から投入されたメダルがこの上を転がる。第1駆動機構は、メダル陥入部材を回転させるための機構である。メダル陥入部材に設ける陥入部は、単数でも複数でも良い。陥入部を複数設ける場合は、陥入部は、メダル陥入部材の軸方向の同一の位置で周方向に沿って複数設けても良いし、周方向の同一又は異なる位置で軸方向に沿って複数設けても良い。
このメダルゲーム装置では、回転している陥入部に目掛けてメダルを投入し、メダルが陥入部に陥入すると、所定枚数のメダルがプレーヤに払い出される。例えば、陥入部がメダル陥入部材の内部に貫通している場合には、メダルが陥入部を通過してメダル陥入部材の内部に入ったときに、所定枚数のメダルをプレーヤに払い戻す。また、陥入部がメダル陥入部材の内部に貫通していない場合には、メダルが陥入部に陥入した状態でメダル陥入部材の回転と共に運ばれて、例えば入賞口などに入ったときに、所定枚数のメダルをプレーヤに払い戻すようにしても良い。
また、メダルが陥入部に入ると、ボーナスゲームを実行して、その結果によってメダルを払い出すようにしても良い。このメダルゲーム装置によれば、回転する陥入部を狙ってタイミング良くメダルを投入する必要があり、メダルゲームが漫然となるのを防止し、プレーヤの挑戦意欲を高めることができる。
第2発明に係るメダルゲーム装置は、プレーヤがメダルを投入してプレーするメダルゲーム装置であって、筐体と、メダル陥入部材と、投入部と、転動部と、第1駆動機構とを備えた、メダルがメダル陥入部材に向かって転動部を転がるように構成されたメダルゲーム装置である。メダル陥入部材は、筐体の内部に水平方向に対して傾いている回転軸を中心に回転自在に支持され、外周面の一部にメダルが陥入可能な陥入部を有する。メダル陥入部材は、中実であっても、中空であっても良い。陥入部は、メダルが外周面から内部に半分以上陥入可能に形成するのが好ましい。また陥入部は、メダルが立った状態で陥入可能なスリットであっても良いし、メダルが横たわった状態で陥入可能な穴でも良い。また陥入部は、メダル陥入部材の内部に貫通していても良いし、貫通していなくても良い。投入部は、メダル陥入部材に向ってメダルを投入するため機構である。転動部は、メダル陥入部材と投入部との間に配置され、投入部から投入されたメダルがこの上を転がる。第1駆動機構は、メダル陥入部材を回転させるための機構である。メダル陥入部材に設ける陥入部は、単数でも複数でも良い。陥入部を複数設ける場合は、陥入部は、メダル陥入部材の軸方向の同一の位置で周方向に沿って複数設けても良いし、周方向の同一又は異なる位置で軸方向に沿って複数設けても良い。
このメダルゲーム装置では、回転している陥入部に目掛けてメダルを投入し、メダルが陥入部に陥入すると、所定枚数のメダルがプレーヤに払い出される。例えば、陥入部がメダル陥入部材の内部に貫通している場合には、メダルが陥入部を通過してメダル陥入部材の内部に入ったときに、所定枚数のメダルをプレーヤに払い戻す。また、陥入部がメダル陥入部材の内部に貫通していない場合には、メダルが陥入部に陥入した状態でメダル陥入部材の回転と共に運ばれて、例えば入賞口などに入ったときに、所定枚数のメダルをプレーヤに払い戻すようにしても良い。
また、メダルが陥入部に入ると、ボーナスゲームを実行して、その結果によってメダルを払い出すようにしても良い。
このメダルゲーム装置によれば、回転する陥入部を狙ってタイミング良くメダルを投入する必要があり、メダルゲームが漫然となるのを防止し、プレーヤの挑戦意欲を高めることができる。
また、陥入部は、メダル陥入部材の外周面上に、回転方向に対してメダル陥入部材の傾きと同じ傾きをもって螺旋状に形成されている。陥入部は、周方向の全体に渡って螺旋状に形成して良いし、螺旋の軌跡上に複数の陥入部を別個に形成しても良い。いずれの場合も、メダル陥入部材を傾けた状態で、陥入部の一部が鉛直方向に配置される。メダル陥入部材が傾いた状態で回転すると、鉛直に配置された陥入部の一部が現れ、この部分を狙ってプレーヤがメダルを投入する。この場合、傾いて回転するメダル陥入部材の動きの面白さや、メダルゲームを行う空間の傾きの面白さを演出し、ゲーム性をさらに高めることができる。
第3発明に係るメダルゲーム装置は、第1発明から第2発明の何れかに係るメダルゲーム装置において、陥入部はメダル陥入部材の外周面に形成されたスリットである。このゲーム装置では、メダルを立った状態でスリットに入れることができ、ゲームの難易度を適切なものにできる。
第4発明に係るメダルゲーム装置は、第3発明に係るメダルゲーム装置において、メダル陥入部材は、スリットが転動部の後端に対向する部分において略鉛直方向になるように形成されている。
この場合、盤面上(転動部上)を立った状態で転がるメダルをそのままの姿勢でスリットに転がり入れることができるので、メダルをスリットに入れるゲームが難しくなり過ぎず、ゲームの難易度を適切にすることができる。
第5発明に係るメダルゲーム装置は、第1発明から第2発明の何れかに係るメダルゲーム装置において、プッシャー機構を備えている。プッシャー機構は、プッシャー式のメダルゲーム装置と基本的に同様の構成であり、テーブルと、落下部と、固定部材と、プッシャーと、第2駆動機構とを備えている。テーブルは筐体内部に設けられている。落下部は、テーブルの一端に隣接して設けられており、落下口を有している。固定部材は、落下部とは反対側のテーブルの他端に設けられている。プッシャーは、テーブルの上面に配置され、落下部側と固定部材側とを往復運動する。第2駆動機構は、プッシャーを往復運動させる。
プッシャー機構では、プッシャーが固定部材側に移動した際には、プッシャーの上面のメダルが固定部材によってテーブル上に落とされ、テーブル上に落とされたメダルは、プッシャーが落下口側に移動した際にテーブル上に溜まったメダルの中に押し込まれ、テーブル上に溜まってるメダルが落下部側に押し出される。このとき、メダルが落下部に落ちた場合には、これらのメダルがプレーヤに払い出される。
このメダルゲーム装置では、メダルは、横方向に往復運動するプッシャーの上面にプレーヤから投入される。投入されたメダルが、プッシャー上面を転がり、回転する陥入部に入ると、報酬としてのメダルがプレーヤに払い出されるか又はプッシャーの上面に供給される。一方、プッシャー上面を転がったメダルが陥入部に入らず、メダル陥入部材の外周面に弾き返される場合には、弾き返されたメダルはプッシャー上面において倒れ、プッシャー式のメダルゲームに使用される。
このメダルゲーム装置によれば、メダル投入部から陥入部への経路上にプッシャーを配置することによって、陥入部に入らなかったメダルをそのままプッシャー式メダルゲームに使用することができる。また、回転する陥入部にメダルを入れる高度の技術を要するゲームに加えて、従来のプッシャー式のメダルゲームをも楽しむことができる。陥入部にメダルが入った場合に、プレーヤに、単にメダルを払い戻すのではなく、プッシャー式のメダルゲームを通じてメダルを提供するので、さらにプレーヤの挑戦意欲を掻き立てることができる。
第6発明に係るメダルゲーム装置は、第5発明に係るメダルゲーム装置において、転動部がプッシャーの上方にメダル陥入部材と間隔を持って配置された板状部材となっている。
このメダルゲーム装置では、板状部材(転動部)とメダル陥入部材との間に弾き返されたメダルが落ちるような隙間を設け、板状部材とメダル陥入部材との間の隙間から落ちたメダルが下方に配置されたプッシャーの上面に供給されるようにすることが好ましい。この場合、メダルが板状部材の上面を転がりその勢いでメダル陥入部材に向って飛び出したとき、飛び出した先にちょうど陥入部が位置していれば、メダルは陥入部に入る。一方、飛び出した先に陥入部が位置していなければ、メダルは、メダル陥入部材の外周面に弾き返され、板状部材とメダル陥入部材との隙間から、下方に配置されたプッシャーの上面に落ちる。なお、板状部材とメダル陥入部材との隙間は、弾き返されたメダルが常に落ちるように十分大きくしても良いし、弾き返され方によってメダルが落ちたり、板状部材の上面に戻るように適切に調節しても良い。
このメダルゲーム装置によれば、板状部材をプッシャー機構の上方に配置することにより、メダルを入れるゲームと、プッシャー式メダルゲームとを上下2段に分離して構成することができる。この結果、プッシャーの動きに邪魔されずに、メダルを入れるゲームを楽しむことができる。さらに、板状部材を透明に形成しておけば、投入部より上部の陥入部のみだけでなく、透明な板状部材を介して投入部より下方の陥入部も見ることができるので、陥入部の動きに合わせてメダルを投入易くなる。これにより、メダル投入の技術がさらに重要となり、プレーヤの挑戦意欲を掻き立てることができる。また、透明な板状部材を通じて、板状部材の上面から下面の下方に配置されているプッシャー式メダルゲーム機構を見ることができる。
第7発明に係るメダルゲーム装置は、プレーヤがメダルを投入してプレーするメダルゲーム装置であって、筐体と、メダル陥入部材と、投入部と、係止部材と、第1駆動機構とを備えている。メダル陥入部材は中空であり、筐体の内部に回転自在に支持され、外周面の一部にメダルが陥入可能な陥入部を有する。陥入部は、メダルが外周面から内部に半分以上陥入可能に形成するのが好ましい。また陥入部は、メダルが立った状態で陥入可能なスリットであっても良いし、メダルが横たわった状態で陥入可能な穴でも良い。また陥入部は、メダル陥入部材の内部に貫通していても良いし、貫通していなくても良い。また、陥入部は、単数でも複数でも良い。陥入部を複数設ける場合は、陥入部は、メダル陥入部材の軸方向の同一の位置で周方向に沿って複数設けても良いし、周方向の同一又は異なる位置で軸方向に沿って複数設けても良い。投入部は、メダル陥入部材に向ってメダルを投入するため機構である。係止部材は、中空のメダル陥入部材の内部の少なくとも投入部側に、メダル陥入部材の周方向に沿って設けられ、陥入部に入ったメダルを陥入部と共に係止する。第1駆動機構は、投入部側において陥入部が上方向に移動するようにメダル陥入部材を回転させる。
このメダルゲーム装置では、回転している陥入部に目掛けてメダルを投入し、メダルが陥入部に陥入すると、所定枚数のメダルがプレーヤに払い出される。例えば、陥入部がメダル陥入部材の内部に貫通している場合には、メダルが陥入部を通過してメダル陥入部材の内部に入ったときに、所定枚数のメダルをプレーヤに払い戻す。また、陥入部がメダル陥入部材の内部に貫通していない場合には、メダルが陥入部に陥入した状態でメダル陥入部材の回転と共に運ばれて、例えば入賞口などに入ったときに、所定枚数のメダルをプレーヤに払い戻すようにしても良い。
また、メダルが陥入部に入ると、ボーナスゲームを実行して、その結果によってメダルを払い出すようにしても良い。このメダルゲーム装置によれば、回転する陥入部を狙ってタイミング良くメダルを投入する必要があり、メダルゲームが漫然となるのを防止し、プレーヤの挑戦意欲を高めることができる。
このメダルゲーム装置では、陥入部に入ったメダルは、直ぐにメダル陥入部材の内部に落ちるのではなく、係止部材によって進行が妨げられる。このメダルは、係止部材によってメダルの周面が支持されると共に、陥入部の内壁によって表面又は裏面が支持される。そして、陥入部及び係止部材によって係止されたメダルは、メダル陥入部材の回転に伴い上方向に運ばれ、係止部材がない位置まで来ると、係止部材による周方向の支持を失ってメダル陥入部材の内部に落ちる。例えば、係止部材を投入口側にのみ配置したり、中空の係止部材に内部に貫通する穴を設けて、メダル陥入部材の内側にメダルが落ちるようにする。
第8発明に係るメダルゲーム装置は、プレーヤがメダルを投入してプレーするメダルゲーム装置であって、筐体と、メダル陥入部材と、投入部と、受入部と、第1駆動機構とを備えている。メダル陥入部材は、筐体の内部に回転自在に支持され、外周面の一部にメダルが陥入可能な陥入部を有する。メダル陥入部材は、中実であっても、中空であっても良い。陥入部は、メダルが外周面から内部に半分以上陥入可能に形成するのが好ましい。また陥入部は、メダルが立った状態で陥入可能なスリットであっても良いし、メダルが横たわった状態で陥入可能な穴でも良い。また陥入部は、メダル陥入部材の内部に貫通していても良いし、貫通していなくても良い。また、陥入部は、単数でも複数でも良い。陥入部を複数設ける場合は、陥入部は、メダル陥入部材の軸方向の同一の位置で周方向に沿って複数設けても良いし、周方向の同一又は異なる位置で軸方向に沿って複数設けても良い。
投入部は、メダル陥入部材に向ってメダルを投入するため機構である。受入部は、メダル陥入部材の隣接した外側に設けられ、陥入部によって運搬されるメダルを受け入れ可能である。メダル陥入部材の軸方向の複数の位置に複数の陥入部が設けられる場合には、受入部の数は、陥入部と同数でも良いし、陥入部の数よりも少数でも良い。第1駆動機構は、投入部側において陥入部が上方向に移動するようにメダル陥入部材を回転させる。
このメダルゲーム装置では、回転している陥入部に目掛けてメダルを投入し、メダルが陥入部に陥入すると、所定枚数のメダルがプレーヤに払い出される。例えば、陥入部がメダル陥入部材の内部に貫通している場合には、メダルが陥入部を通過してメダル陥入部材の内部に入ったときに、所定枚数のメダルをプレーヤに払い戻す。また、陥入部がメダル陥入部材の内部に貫通していない場合には、メダルが陥入部に陥入した状態でメダル陥入部材の回転と共に運ばれて、例えば入賞口や受入部などに入ったときに、所定枚数のメダルをプレーヤに払い戻すようにしても良い。
また、メダルが陥入部に入ると、ボーナスゲームを実行して、その結果によってメダルを払い出すようにしても良い。このメダルゲーム装置によれば、回転する陥入部を狙ってタイミング良くメダルを投入する必要があり、メダルゲームが漫然となるのを防止し、プレーヤの挑戦意欲を高めることができる。
このメダルゲーム装置では、陥入部に陥入されたメダルが、メダル陥入部材の回転と共に上方向に運ばれ、運ばれた先に受入部があれば受入部に受け入れられる。受入部にメダルが受け入れられると、所定枚数のメダルがプレーヤに払い出される。複数の受入部を設ける場合には、受入部ごとに払い出されるメダルの数を異なるようにしても良い。このようにすると、陥入部にメダルを入れる技術だけでなく、払い出し枚数の多い受入部にメダルを運ぶ陥入部を狙ってメダルを入れる技術まで要求されることになり、さらにプレーヤの挑戦意欲を掻き立てることができる。
第9発明に係るメダルゲーム装置は、第8発明に係るメダルゲーム装置において、メダル陥入部材は中空であり、外周面から内部に貫通する陥入部を有している。また、メダル陥入部材の内部に、メダル陥入部材の周方向に沿って設けられ、陥入部に入ったメダルを陥入部と共に係止する係止部材を備える。また陥入部は、メダルが立った状態で陥入可能なスリットであっても良いし、メダルが横たわった状態で陥入可能な穴でも良い。
この場合、陥入部に陥入したメダルを、陥入部と係止部材とによって支持することができる。
第10発明に係るメダルゲーム装置は、第8発明に係るメダルゲーム装置において、陥入部は、メダル陥入部材の内側に向う方向に貫通していない。また、陥入部は、メダルが立った状態で陥入可能なスリットであっても良いし、メダルが横たわった状態で陥入可能な穴でも良い。この場合、陥入部は、メダル陥入部材の外周面に形成される凹部として形成され、メダル陥入部材の内側に向う方向に底を有する。
この場合、別途係止部材を設けなくても、陥入部に陥入したメダルを、陥入部によって支持することができる。
第11発明に係るメダルゲーム装置は、第8発明に係るメダルゲーム装置において、メダル陥入部材の下方に配置され、メダル陥入部材から受入部に向って傾斜して設けられた傾斜板を備えている。そして、陥入部によって運ばれたメダルは、傾斜板を通って受入部に受け入れられる。
このメダルゲーム装置では、陥入部によって運ばれたメダルがメダル陥入部材の下方向に移動するようになると、重力によって陥入部からメダルが飛び出し、傾斜板上に移動し、受入部に受け入れられる。このメダルゲーム装置によれば、陥入部により運ばれたメダルを確実に受入部に導くことができる。
第12発明に係るメダルゲーム装置は、第8発明に係るメダルゲーム装置において、受入部は、最高部がメダル陥入部材よりも高く形成されている。
この場合、受入部がメダル陥入部材よりも高い位置まで形成されているので、プレーヤはメダル陥入部材の後にある受入部の位置を確認することができ、払出枚数の多い受入部に狙いを定めてメダルを投入し易くなる。
第13発明に係るメダルゲーム装置は、プレーヤがメダルを投入してプレーするメダルゲーム装置であって、筐体と、メダル陥入部材と、投入部と、係止部材と、第1駆動機構とを備えている。メダル陥入部材は中空であり、筐体の内部に回転自在に支持され、外周面の一部に外周面から内部に貫通し、メダルが陥入可能な陥入部を有する。陥入部は、メダルが立った状態で陥入可能なスリットであっても良いし、メダルが横たわった状態で陥入可能な穴でも良い。また、陥入部は、単数でも複数でも良い。陥入部を複数設ける場合は、陥入部は、メダル陥入部材の軸方向の同一の位置で周方向に沿って複数設けても良いし、周方向の同一又は異なる位置で軸方向に沿って複数設けても良い。投入部は、メダル陥入部材に向ってメダルを投入するため機構である。係止部材は、中空のメダル陥入部材の内部に、メダル陥入部材の周方向に沿って設けられ、陥入部に入ったメダルを陥入部と共に係止する。第1駆動機構は、投入部側において陥入部が上方向に移動するようにメダル陥入部材を回転させる。
このメダルゲーム装置では、回転している陥入部に目掛けてメダルを投入し、メダルが陥入部に陥入すると、所定枚数のメダルがプレーヤに払い出される。例えば、陥入部がメダル陥入部材の内部に貫通している場合には、メダルが陥入部を通過してメダル陥入部材の内部に入ったときに、所定枚数のメダルをプレーヤに払い戻す。
また、メダルが陥入部に入ると、ボーナスゲームを実行して、その結果によってメダルを払い出すようにしても良い。このメダルゲーム装置によれば、回転する陥入部を狙ってタイミング良くメダルを投入する必要があり、メダルゲームが漫然となるのを防止し、プレーヤの挑戦意欲を高めることができる。
このメダルゲーム装置では、陥入部に入ったメダルは、直ぐにメダル陥入部材の内部に落ちるのではなく、係止部材によって進行が妨げられる。このメダルは、係止部材によってメダルの周面が支持されると共に、陥入部の内壁によって表面又は裏面が支持される。そして、陥入部及び係止部材によって係止されたメダルは、メダル陥入部材の回転に伴い上方向に運ばれる。
係止部材がメダル陥入部材の周方向の全体に配置されていない場合には、メダルは、係止部材が配置されていない位置まで来ると、係止部材による周方向の支持を失ってメダル陥入部材の内部に落ちる。この場合、メダルを陥入部の回転と共に運んでからメダル陥入部材の内部に落とすので、メダルが陥入部に入ったことをプレーヤにはっきりと認識させることができる。
あるいは、第8発明の場合のように、受入部を配置すれば、メダルは、陥入部及び係止部材に係止されて陥入部の回転と共に上方向に運ばれ、運ばれた先に受入部があれば受入部に受け入れられる。受入部にメダルが受け入れられると、所定枚数のメダルがプレーヤに払い出される。複数の受入部を設ける場合には、受入部ごとに払い出されるメダルの数を異なるようにしても良い。このようにすると、陥入部にメダルを入れる技術だけでなく、払い出し枚数の多い受入部にメダルを運ぶ陥入部を狙ってメダルを入れる技術まで要求されることになり、プレーヤの挑戦意欲を掻き立てることができる。
第13発明に係るメダルゲーム装置において、係止部材を中空に形成し、係止部の外周面上に、メダルが外側から内部に通過可能なスリットまたは穴を形成しても良い。このスリットまたは穴は、メダル陥入部材が回転した場合に、メダル陥入部材の陥入部の位置に合致するように形成する。また、係止部材を回転させる第3駆動機構を設ける。
この場合、陥入部及び係止部材に係止されたメダルは、メダル陥入部材の回転と共に運ばれる途中で、メダルの位置と係止部材のスリットまたは穴の位置とが一致すれば、メダルは、係止部材のスリットまたは穴を通過して係止部材の内部に落下する。例えば、第8発明の場合のようにメダルの移動先に受入部を設ける場合は、係止部材の内部に落ちたメダルをゲーム装置に回収し、プレーヤにはメダルの払い戻しをしないようにすることができる。逆に、メダルの移動先に受入部を設けず、メダルが係止部材の内部に落ちた場合に、落ちたメダル1枚に対して所定枚数(1枚以上)のメダルをプレーヤに払い戻すようにしても良い。また、メダルの移動先に受入部を設けておいて、メダルが係止部材の内部に落ちた場合は、落ちたメダル1枚に対して、受入部に入った場合よりも多い枚数のメダルをプレーヤに払い戻すようにしても良い。また、メダルが係止部材の内部に落ちた場合に、落ちた枚数だけのメダル(例えば、落ちたメダルそのもの)をプレーヤに払い戻しても良い。
なお、メダル陥入部材の内部にある係止部材のスリットまたは穴の位置が分かるように、メダル陥入部材を透明な部材で形成することが好ましい。このメダルゲーム装置によれば、多くのメダルを獲得するには、陥入部にメダルを入れる技術だけでなく、係止部材のスリットまたは穴を避けるようなタイミング、又は、係止部材のスリットまたは穴に入るようなタイミングで、メダルを陥入部に入れる技術が必要となり、プレーヤの挑戦意欲を掻き立てることができる。
第1発明に係るメダルゲーム装置において、投入部とメダル陥入部材との間にメダル陥入部材と間隔を持って配置され、投入部から投入されたメダルを投入部とメダル陥入部材とを結ぶ線を横切る方向に移動可能な移動機構を設けても良い。移動機構は、例えば、横方向にベルトが回転するベルトコンベアである。この場合、投入部から投入されたメダルは、移動機構(例えばベルトコンベア)によって横方向に移動されつつ、投入部に向って転がる。また、移動機構に隣接してメダルの回収機構を設けておけば、移動機構上に倒れたメダルは移動機構によって横方向に運ばれて、回収機構に回収される。回収したメダルは、プレーヤに払い戻しても良いし、プレーヤに払い戻さずにゲーム装置に回収しても良い。移動機構上で倒れたメダルとは、投入したメダルがメダル陥入部材に到達する途中に倒れる場合のみならず、メダル陥入部材に到達して外周面に弾き返されて移動機構上に倒れる場合をも含む。
例えば、移動機構がベルトコンベアの場合、ベルトコンベアの端部の下方に回収機構を設けておけば、ベルトコンベア上で倒れたメダルは、端部まで運ばれて回収機構に落下し、回収機構に回収される。このメダルゲーム装置では、移動機構によってメダルが横方向へ流されることをも計算にいれて、メダルを投入しなければならず、より高度の投入技術を要求されることになり、プレーヤの挑戦意欲を掻き立てることができる。
また、このメダルゲーム装置では、メダル陥入部材に到達するまでの経路において倒れたメダルを移動機構によって経路上から除去するので、倒れたメダルが、新たに投入したメダルの進路の障害となるのを防止できる。第1発明に係るメダルゲーム装置において、投入部とメダル陥入部材との間にメダル陥入部材と間隔を持って配置され、投入部から投入されたメダルを投入部とメダル陥入部材とを結ぶ線に沿う方向に移動可能な移動機構を設けても良い。移動機構は、例えば、投入部とメダル陥入部材とを結ぶ線に沿う方向に回転するベルトコンベアである。
この場合、投入部からメダル陥入部材への経路上に、メダルを陥入部に向って移動させる移動機構又はメダルを陥入部から遠ざけるように移動させる移動機構を設けている。また、移動機構とメダル陥入部材との間にメダルが通過可能な隙間を設け、その隙間の下方にメダルの回収機構を設けておけば、移動機構上で倒れたメダルは、移動機構によってメダル陥入部材に向って運ばれ、移動機構とメダル陥入部材との間から落下し、回収機構によって回収される。移動機構上で倒れたメダルとは、投入したメダルがメダル陥入部材に到達する途中に倒れる場合のみならず、メダル陥入部材に到達して外周面に弾き返されて移動機構上に倒れる場合をも含む。
例えば、移動機構がベルトコンベアの場合、ベルトコンベアとメダル陥入部材との隙間の下方に回収機構を設けておけば、ベルトコンベア上で倒れたメダルは、端部まで運ばれて回収機構に落下し、回収機構に回収される。このメダルゲーム装置では、移動機構によってメダルを陥入部に向って移動又は陥入部から遠ざけることによって、ゲームの難易度を調節できる。
また、このメダルゲーム装置では、メダル陥入部材に到達するまでの経路において倒れたメダルを移動機構によって経路上から除去するので、倒れたメダルが、新たに投入したメダルの進路の障害となるのを防止できる。
本発明によれば、プレーヤの挑戦意欲を掻き立てる新規のメダルゲーム装置を提供することができる。
〔第1実施形態例〕
(1)構成
(1−1)全体構成
図1は、第1実施形態例に係るメダルゲーム装置の斜視図である。このメダルゲーム装置は、筐体1と、筐体1の上部を覆うように配置された内部が透視可能な保護部材2と、筐体1の前方側中段付近に設けられたテーブル3と、テーブル3の一端に設けられた落下口4と、落下口4とは反対側のテーブル3の他端に設けられた固定部材5と、テーブル3の上面に配置され、落下口4側と固定部材5側との間を往復運動するプッシャー6と、テーブル3及びプッシャー6の後方に隣接して設けられた隔壁部材7と、隔壁部材7の一部に回転自在に配置され、複数のスリット81が形成されたメダル陥入部材8とを備えている。
筐体1の後方上部には表示板9が設けられており、表示板9の前面には抽選(ボーナスゲーム)に使用される表示部10が設けられている。表示部10は、3つの表示パネルを有している。ボーナスゲームでは、表示部10の各表示パネルにランダムに変化する数字を表示させ、3つの数字が揃うか否かに基づいてメダルを払い出す。
保護部材2は、外側から内部が透視可能なガラスやプラスチックなどで形成されている。保護部材2は、筐体1の上部を覆うように配置されており、メダルがテーブル3又はプッシャー6から外に飛び出すのを防止している。テーブル3は、筐体1の前方側に水平に配置されている。落下口4は、紙面に向ってテーブル3の右側端部に配置されており、ゲーム中にはテーブル3上のメダルが落下する。落下口4は、図示しないメダル通過路によって払出部16に連通している。固定部材5は、テーブル3の左側端部に配置されており、テーブル3側の内壁に供給部11を有している。供給部11は、プッシャー6上にメダルを供給するための構成である。固定部材5は、プッシャー6が左側に移動した場合に、その内壁によってプッシャー6上に溜まっているメダルをテーブル3上に落とすための構成である。プッシャー6は、テーブル3上に配置されており、固定部材5の内部に進退自在である。即ち、プッシャー6は、テーブル3上において、落下口4側と固定部材5側との間で左右方向に往復運動する。これらのテーブル3、落下口4、固定部材5及びプッシャー6は、プッシャー式メダルゲームを行うための基本的な構成である。
隔壁部材7は、テーブル3の後方に隣接して配置されている。隔壁部材7は、テーブル3上に配置されたプッシャー6よりも高く形成されており、テーブル3上又はプッシャー6上のメダルが後方側に移動するのを防止するための構成である。メダル陥入部材8は、隔壁部材7の一部に回転自在に配置されている。メダル陥入部材8は、中空の部材であり、外周面には周方向に延びる複数のスリット81が形成されている。メダル陥入部材8は、ゲーム中には図1の矢印方向に回転する。
また、保護部材2の前面外側には固定台12が設けられており、固定台12の上面には支持部材13が配置されている。支持部材13にはメダルシュータ14が固定されている。メダルシュータ14は、保護部材2の外側から内側にメダルを投入するための構成である。また、筐体1の前面には、操作パネル15と払出部16とが設けられている。操作パネル15は、表示部10の各表示パネルにランダムに表示される数字をプレーヤが止めるための構成であり、各表示パネルに対応するボタンが設けられている。払出部16は、プレーヤにメダルを払い出すための構成である。プレーヤは、払出部16に払い出されたメダルをゲームに使用したり、景品に交換することができる。
(1−2)メダルシュータ
図2は、メダルシュータ14の拡大図である。メダルシュータ14は、本体141とグリップ142とを有している。本体141は、内部にメダルが通過可能なメダル通路143が形成されている。また、本体141の一端には、メダル通路143と連通する発射口144が形成されている。また、本体141の他端側には、メダル通路143と連通する投入口145が形成されている。また、メダル通路143には、メダルを検知するための通過センサ146が配置されている。
メダルシュータ14は、図1に示すように、投入口145よりも発射口144側において支持部材13に支持されている。即ち、投入口145及びグリップ142は保護部材2の外側に配置されており、発射口144は保護部材2の内側に配置されている。メダルシュータ14は、支持部材13を支点として発射口144の方向を上下方向及び左右方向に調節可能である。プレーヤは、発射口144の方向を調節し、タイミングを図ってメダルを投入口145に投入することによって、所望の方向及びタイミングで発射口144からメダルを発射する。
(1−3)メダル陥入部材
図3は、メダル陥入部材8の拡大図である。メダル陥入部材8は、図3(a)に示すように、中空の部材であり、外周面には周方向に延びる複数のスリット81が形成されている。スリット81は、その幅がメダルの厚さよりも大きく形成されており、その長さがメダルの直径よりも大きく形成されている。本実施形態例では、スリット81は、メダル陥入部材8の軸方向の異なる位置では周方向に互いに重ならないように形成されているが、メダル陥入部材8の軸方向の異なる位置で周方向に互いに重なるように形成しても良い。また、メダル陥入部材8の軸方向の各位置では、周方向に沿って複数のスリット81が形成されている。さらに、各スリット81には、メダルの通過を検知する通過センサ82が配置されている。通過センサ82は、メダル陥入部材8内部にメダルが落下したことを検出する共通のセンサで代用することができる。この場合、通過センサ82の数を低減できる。なお、メダル陥入部材8の内部に落下したメダルは、図示しない回収機構によって、図示しないメダル貯留部に回収される。
また、メダル陥入部材8は、図3(b)に示すように、中空の部材の外周面に、メダルが通過可能な複数の穴81’を設けたものでも良い。この場合も、各穴81’には、メダルの通過を検知する通過センサ82’が配置される。また、通過センサ82‘は、メダル陥入部材8内部にメダルが落下したことを検出する共通のセンサで代用することができる。
(2)メダル陥入部材の作用
図4は、図1のIV−IV’における断面図である。ゲームが開始されると、メダル陥入部材8は矢印方向に回転する。メダルシュータ14によって投入されたメダルは、同図(a)に示すように、プッシャー6の上面をメダル陥入部材8に向って転がる。メダルがメダル陥入部材8に到達したとき、同図(b)に示すようにメダルの進行方向にスリット81が位置していれば、メダルは、スリット81を通過してメダル陥入部材8の内部に落下する。一方、メダルがメダル陥入部材8に到達したとき、図4(c)に示すようにメダルの進行方向にスリット81が位置しなければ、メダルはメダル陥入部材8の外壁によってプッシャー6の上面に弾き返されて倒れる。
(3)制御系
図5は、第1実施形態例に係るメダルゲーム装置の制御系の機能ブロック図である。このメダルゲーム装置は、CPU51と、記憶装置52と、CD-ROMドライブ53と、回転駆動装置54と、プッシャー駆動装置55と、メダル検知部56,57とを備えている。
CPU51は、CD−ROMに記録されているゲームプログラムに基づいてメダル陥入部材8及びプッシャー6の駆動を制御する。またCPU51は、メダル検知部56からの検知信号に基づいて、メダルシュータ14にメダルが投入された否かを判定し、メダル検知部57からの検知信号に基づいて、メダルがスリット81を通過したか否かを判定する。またCPU51は、メダルシュータ14にメダルが投入されない時間が設定時間に達した場合に、プッシャー6及びメダル陥入部材8の駆動を停止する。記憶装置52は、例えばRAM、ROMで構成されており、CD-ROMから読み込んだゲームプログラムを記憶する。また記憶装置52は、メダルが不投入になった場合にプッシャー6及びメダル陥入部材8の駆動を停止するまでの設定時間を記憶する。CD-ROMドライブ53は、CD-ROMからゲームプログラムを読み取るための装置である。回転駆動装置54はメダル陥入部材8を駆動するための駆動装置であり、プッシャー駆動装置55はプッシャー6を駆動するための駆動装置である。メダル検知部56は、メダルシュータ14に配置された通過センサ146の出力に基づいて、メダルシュータ14にメダルが投入されたか否かを検知し、CPU51に検知信号を出力する。また、メダル検知部57は、スリット81に配置された通過センサ82の出力に基づいて、メダルがスリット81を通過したか否かを検知し、CPU51に検知信号を出力する。CPU51、記憶装置52、CD-ROMドライブ53、回転駆動装置54、プッシャー駆動装置55及びメダル検知部56,57は、バス50によって互いに接続されている。
(4)メダルゲームの概略
プレーヤがメダルシュータ14にメダルを投入すると、プッシャー6が往復運動を開始すると共に、メダル陥入部材8が矢印(図1)方向に回転を始める。投入されたメダルがプッシャー6上を転がり、メダル陥入部材8のスリット81に入ると、ボーナスゲームが開始され、表示部10の各表示パネルの数字がランダムに変化する。プレーヤは、操作パネル15の各ボタンを押下して各パネルの数字を止める。このとき各パネルの数字が全て揃えば、供給部11からプッシャー6上にメダルが供給され、ボーナスゲームが終了する。一方、各パネルの数字が1つでも異なる場合には、供給部11からメダルは供給されず、抽選が終了する。投入されたメダルがスリット81に入らず弾き返された場合には、メダルはプッシャー6上に倒れる。また、プッシャー6が左側に移動すると、プッシャー6上に溜まったメダルが固定部材5によってテーブル3上に落とされ、プッシャー6が右側に移動したとき、落とされたメダルがテーブル3上に溜まっていたメダルに押し込まれる。このとき、テーブル3上に溜まっていたメダルが落下口4に落ちると、払出部16からメダルが払い出される。
(5)フローチャート
図6は、第1実施形態例に係るメダルゲーム装置の処理のフローチャートである。
ステップS11:CPU51は、メダル検知部56からの検知信号に基づいて、メダルシュータ14にメダルが投入されたか否かを判定する。メダルが投入された場合にはステップS12に移行し、メダルが投入されていない場合にはステップS11の処理を繰り返す。
ステップS12:CPU51は、回転駆動装置54によってメダル陥入部材8を回転させ、プッシャー駆動装置55によってプッシャー6を左右方向に往復運動させる。その後、ステップS13に移行する。
ステップS13:CPU51は、メダル検知部57からの検知信号に基づいて、スリット81をメダルが通過したか否かを判定する。メダルが通過した場合にはステップS14に移行し、メダルが通過していない場合にはステップS18に移行する。
ステップS14:CPU51は、ボーナスゲームを開始し、表示部10の各表示パネルの数字をランダムに変化させる。
ステップS15:CPU51は、操作パネル15のボタンの押下に基づいて各表示パネルの数字を停止させ、各表示パネルの数字が全て揃っているか否かを判定する。各パネルの数字が全部揃っている場合にはステップS16に移行し、各パネルの数字が1つでも異なる場合にはステップS17に移行する。
ステップS16:CPU51は、供給部11からプッシャー6上にメダルを供給する。
ステップS17:CPU51は、ボーナスゲームを終了する。
ステップS18:CPU51は、メダル検知部56からの検知信号に基づいて、メダルシュータ14にメダルが投入されない時間が設定時間に達したか否かを判定する。設定時間に達している場合には、「メダルの投入なし」と判断し、プッシャー6及びメダル陥入部材8の駆動を停止し、メダルゲームの処理を終了する。一方、設定時間に達していない場合にはステップS13に戻り、ステップS13〜S17の処理を繰り返す。
(6)まとめ
第1実施形態例に係るメダルゲーム装置によれば、従来のプッシャー式のメダルゲームに加えて、回転するスリット81を狙ってメダルを投入するゲームを提供することができる。回転するスリット81を狙って、メダルの転がる方向及びタイミングを正確に図って投入する技術が必要とされ、最初から終りまでゲームを緊迫感のあるものにできる。従って、プレーヤの挑戦意欲を掻き立てることができる。
また、第1実施形態例に係るメダルゲーム装置によれば、スリット81に入らなかったメダルは弾き返されてプッシャー6上に供給されるので、スリット81に入らなかったメダルをそのままプッシャー式のメダルゲームに使用することができる。
〔第2実施形態例〕
(1)構成
図7は、第2実施形態例に係るメダルゲーム装置の斜視図である。第1実施形態例に係るメダルゲーム装置(図1)と同様の構成には同一の符号を付し、これらについての説明は省略する。
このゲーム装置は、メダルシュータ14とメダル陥入部材8との間に透明板状部材17を備えている。透明板状部材17は、手前側及び両側面側において保護部材2によって固定されている。透明板状部材17は、メダルがメダル陥入部材8に向って転がり易いように手前から後方に向ってゆるやかな傾きを持って固定されている。また、透明板状部材17はメダル陥入部材8と間隔を持って配置されており、透明板状部材17とメダル陥入部材8との間には隙間18(図8参照)が形成されている。隙間18は、メダルがメダル陥入部材8によって弾き返された場合にメダルが通過して下方に落下する程度の大きさに調節されている。なお、隙間18は、弾き返されたメダルが常に落下するように十分大きく調節しても良いし、弾き返され方によってメダルが落ちたり、透明板状部材17上に弾き返されるような大きさに調節しても良い。
テーブル3は透明板状部材17の下方に配置されており、落下口4はテーブル3の手前側端部に配置されている。固定部材5はテーブル3の後方端部に設けられており、プッシャー6はテーブル3上に配置されている。本実施形態例では、プッシャー6は前後方向に往復運動する。テーブル3及び固定部材5は、メダル陥入部材8の手前側に所定の間隔を持って配置されている。この間隔は、メダルが通過できない程度に調節することが好ましい。
(2)メダル陥入部材の作用
図8及び図9は、図7のVIII−VIII’における断面図である。図8及び図9に示すように、メダルシュータ14から発射されたメダルは透明板状部材17の上面をメダル陥入部材8に向って転がる。
メダルがメダル陥入部材8に到達したときに、図8に示すように進行方向にスリット81が位置すれば、メダルはスリット81を通過してメダル陥入部材8の内部に落下する。一方、メダルがメダル陥入部材8に到達したときに、図9に示すように進行方向にスリット81がなければ、メダルは、メダル陥入部材8に弾き返され、隙間18から落下してプッシャー6上に転がり落ちるか、又は、メダル陥入部材8によって透明板状部材17上に弾き返される。なお、メダル陥入部材8内部に落下したメダルは、図示しない回収機構によって、図示しないメダル貯留部に回収される。
(3)制御系
第2実施形態例に係るメダルゲーム装置の制御系も、第1実施形態例の制御系(図5)と同様であるので説明を省略する。
(4)メダルゲームの概略
プレーヤがメダルシュータ14にメダルを投入すると、プッシャー6が往復運動を開始すると共に、メダル陥入部材8が矢印(図7)方向に回転を始める。投入されたメダルが透明板状部材17上を転がり、メダル陥入部材8のスリット81に入ると、ボーナスゲームが開始され、表示部10の各表示パネルの数字がランダムに変化する。プレーヤは、操作パネル15の各ボタンを押下して各パネルの数字を止める。このとき各パネルの数字が全て揃えば、供給部11からプッシャー6上にメダルが供給され、ボーナスゲームが終了する。一方、各パネルの数字が1つでも異なる場合には、供給部11からメダルは供給されず、ボーナスゲームが終了する。投入されたメダルがスリット81に入らず弾き返された場合には、メダルは隙間18を通ってプッシャー6上に落下するか、又は、メダル陥入部材8によって透明板状部材17上に弾き返される。また、プッシャー6が後方に移動すると、プッシャー6上に溜まったメダルが固定部材5によってテーブル3上に落とされ、プッシャー6が手前側に移動したとき、落とされたメダルがテーブル3上に溜まっていたメダルに押し込まれる。このとき、テーブル3上に溜まっていたメダルが落下口4に落ちると、払出部16からメダルが払い出される。
(5)フローチャート
第2実施形態例に係るメダルゲーム装置の処理のフローチャートも、第1実施形態例の場合のフローチャート(図6)と同様であるので説明を省略する。
(6)まとめ
第2実施形態例に係るメダルゲーム装置でも、従来のプッシャー式のメダルゲームに加えて、回転するスリット81を狙ってメダルを投入するゲームを提供することができる。また、第2実施形態例に係るメダルゲーム装置でも、スリット81に入らなかったメダルは、隙間18からプッシャー6上に落下する場合があるので、スリット81に入らなかったメダルをそのままプッシャー式のメダルゲームに使用することができる。
また、第2実施形態例に係るメダルゲーム装置では、透明板状部材17をプッシャー機構の上方に配置することにより、メダルを入れるゲームと、プッシャー式メダルゲームとを上下2段に分離して構成することができる。この結果、プッシャー6の動きに邪魔されずに、メダルを入れるゲームを楽しむことができる。また、第2実施形態例に係るメダルゲーム装置では、メダルシュータ14より上部のスリット81だけでなく、透明板状部材17を介してメダルシュータ14より下方のスリット81も見ることができるので、スリット81の動きに合わせてメダルを投入し易くなる。これにより、メダル投入の技術がより重要となり、プレーヤの挑戦意欲を掻き立てることができる。
〔第3実施形態例〕
(1)構成及び作用
第1及び第2実施形態例では、スリット81に入ったメダルが直ぐにメダル陥入部材8の内部に落下するが、スリット81に入ったメダルをスリット81の回転と共に回転させた後にメダル陥入部材8の内部に落下させるようにしても良い。
図10は、第3実施形態例に係るメダルゲーム装置の断面図である。係止部材19は、メダル陥入部材8の内部の手前側の内壁に沿って、プッシャー6又は透明板状部材17よりも上方に配置されている。係止部材19は、メダルがスリット81に入った場合に、メダルの進行を停止させてスリット81中に留める。このとき、メダルの周面が係止部材19によって係止され、メダルの表面又は裏面がスリット81の内壁によって支持される。また係止部材19は、メダル陥入部材8の内部に固定されている。
プッシャー6及び透明板状部材17の上面を転がってきたメダルが図10(a)に示すようにスリット81に入った場合、メダルは係止部材19によってスリット81内に留められる。その後、メダル陥入部材8が矢印方向に回転すると、同図(b)に示すようにスリット81の下端内壁がメダルに接触し、同図(c)に示すようにスリット81と共にメダルが上方に移動する。メダル陥入部材8が回転してメダルが係止部材19の配置されていない位置まで達すると、同図(d)に示すように、メダルは下方向の支持を失い、メダル陥入部材8の内部に落下する。
(2)まとめ
第3実施形態例に係るメダルゲーム装置によれば、スリット81及び係止部材19によってメダルが係止されて、メダル陥入部材8と共に回転した後、メダル陥入部材8の内部に落下するので、メダルがスリット81に入ったことをプレーヤが認識することができる。
〔第4実施形態例〕
(1)構成
図11は、第4実施形態例に係るメダルゲーム装置の斜視図である。第1実施形態例に係るメダルゲーム装置(図1)と同様の構成には同一の符号を付し、これらについての説明は省略する。
本実施形態例に係るゲーム装置は、メダル陥入部材8の手前側に間隔を持って配置されたベルトコンベア20と、メダル陥入部材8の後方に配置された受入部21とを備えている。また、メダル陥入部材8の内部には内壁の全体に渡って形成された係止部材22が設けられている。さらに、ベルトコンベア20の右端端部の下方には、回収機構23が設けられている。
ベルトコンベア20は、図11の矢印に示すように紙面に向って時計回りに回転する。本実施形態例では、ベルトコンベア20は紙面に向って時計回りに回転するが、紙面に向って半時計回りに回転するようにしても良い。受入部21は、複数の受入口21aと、傾斜板21bと、表示部21cと、通過センサ21d(図12)とを有している。各受入口21aは、メダル陥入部材8の軸方向のスリット81が形成されている位置のいずれかに合致するように形成されている。本実施形態例では、右端の受入口21aは右端のスリット81に、右から2番目の受入口21aは右から3番目のスリット81に、右から3番目の受入口21aは右から5番目のスリット81に、右から4番目の受入口21aは右から7番目のスリット81に、右から5番目の受入口21aは右から8番目のスリット81の位置に合致するように形成されている。傾斜板21bは、受入口21aの下端からメダル陥入部材8に向って傾斜して延びて形成されており、受入口21aがない部分に穴が形成されている。受入口21aがない部分では、スリット81から傾斜板21bに移動したメダルは、傾斜板21bの穴から落下する。
また、傾斜板21bに穴を開ける代わりに、係止部材22を中空に形成し、スリット81に対応する位置に穴を設けて、受入口21aがないスリット81に入ったメダルを係止部材22の内側に落とすようにしても良い。表示部21cは、例えばLEDによって構成されており、各受入口21aに対応する位置の上方に形成されている。表示部21cには、その位置の受入口21aにメダルが入った場合に、プレーヤに払い戻されるメダルの数を表す数字が表示される。通過センサ21dは、各受入口21aの内部に配置されており、受入口21aに入るメダルを検知する。
係止部材22は、メダル陥入部材8の内部に内壁の全体に渡り配置されており、ゲーム中も、メダル陥入部材8に対して静止するように固定されている。回収機構23は、ベルトコンベア20の上面で倒れたメダルを回収するための機構である。なお、メダル陥入部材8には、図3(b)に示したように、複数の穴81’を形成しても良い。この場合には、メダルは横になった状態で穴81’に陥入し、穴81’及び係止部22に係止される。
また、係止部材22を設ける代わりに、メダル陥入部材8を中実に形成しても良い。また、メダル陥入部材8を中空に形成し、スリット81又は穴81’を内部に貫通しないように形成しても良い。
(2)メダル陥入部材の作用
図12は、図11のXII−XII’における断面図である。メダルシュータ14によって発射されたメダルは、ベルトコンベア20によって右方向に移動されつつメダル陥入部材8に向って転がる。そして、同図(a)に示すように、メダルがスリット81に入った場合には、係止部材22とスリット81によってメダルが係止される。メダル陥入部材8が矢印方向に回転して、同図(b)に示すようにスリット81の下端内壁がメダルに接触すると、同図(c)に示すようにメダルはスリット81と共に回転する。メダル陥入部材8が矢印方向に回転して、メダルがメダル陥入部材8の後方側まで来ると、メダルは、スリット81から後方側下方に向って飛び出し、同図(d)に示すように傾斜板21b上に移動する。その後、メダルは、傾斜板21b上を転がって受入口21aに入る。受入口21aにメダルが入ると、通過センサ21dによってメダルが検知され、メダルが入った受入口21aの表示部21cに表示されている枚数のメダルが払出部16から払い出される。
(3)制御系
図13は、第4実施形態例に係るメダルゲーム装置の制御系の機能ブロック図である。第1実施形態例に係るメダルゲーム装置の制御系の機能ブロック図(図5)と同様の構成には同一の符号を付し、これらの説明は省略する。
本実施形態例では、プッシャー駆動装置55の代わりにベルトコンベア駆動装置58を備えている。ベルトコンベア駆動装置58は、ベルトコンベア20を回転させるための駆動装置である。また本実施形態例では、メダル検知部57の代わりにメダル検知部59を備えており、メダル検知部59は、受入口21aに配置された通過センサ21dの出力に基づいて、受入口21aをメダルが通過したか否かを検知し、CPU51に検知信号を出力する。また、CPU51は、メダル検知部59からの検知信号に基づいて、メダルが受入口21aを通過したか否かを判定する。
(4)メダルゲームの概略
プレーヤがメダルシュータ14にメダルを投入すると、ベルトコンベア20が回転を開始すると共に、メダル陥入部材8が矢印(図11、図12)方向に回転を始める。投入されたメダルがベルトコンベア20上を転がり、メダル陥入部材8のスリット81に入ると、前述したようにスリット81及び係止部材22によってメダルが運ばれ、傾斜板21b上に転がる。このとき、進路上に受入口21aがあれば、メダルは受入口21aに受け入れられ、その受入口21aの表示部21cに表示されている数字の枚数のメダルが払出口16から払い出される。
(5)フローチャート
図14は、第4実施形態例に係るメダルゲーム装置の処理のフローチャートである。
ステップS21:CPU51は、メダル検知部56からの検知信号に基づいて、メダルシュータ14にメダルが投入されたか否かを判定する。メダルが投入された場合にはステップS22に移行し、メダルが投入されていない場合にはステップS21の処理を繰り返す。
ステップS22:CPU51は、回転駆動装置54によってメダル陥入部材8を回転させ、ベルトコンベア駆動装置58によってベルトコンベア20を回転させる。
ステップS23:CPU51は、メダル検知部59からの検知信号に基づいて、受入口21aにメダルが受け入れられたか否かを判定する。メダルが受け入れられた場合にはステップS24に移行し、メダルが受け入れられていない場合にはステップS25に移行する。
ステップS24:CPU51は、受入口21aの表示部21cに表示されている数字の枚数のメダルを払出部16から払い出す。
ステップS25:CPU51は、メダル検知部56からの検知信号に基づいて、メダルシュータ14にメダルが投入されない時間が設定時間に達したか否かを判定する。設定時間に達している場合には、「メダルの投入なし」と判断し、メダル陥入部材8及びベルトコンベア20の駆動を停止し、メダルゲームの処理を終了する。一方、設定時間に達していない場合にはステップS23に戻り、ステップS23〜S24の処理を繰り返す。
(6)まとめ
第4実施形態例に係るメダルゲーム装置によれば、より多くのメダルが払い出されるスリット81を狙ってメダルを投入する必要があり、メダル陥入部材8までの経路上のベルトコンベア20によってメダルが右方向に流されるので、メダルの転がる方向及びタイミングをより正確に図って投入する技術が必要とされ、さらにプレーヤの挑戦意欲を掻き立てることができる。
また、第4実施形態例に係るメダルゲーム装置では、メダル陥入部材8までの経路上で倒れたメダルがベルトコンベア20によって経路上から除去されるので、倒れたメダルが進路の妨害となるのを防止できる。なお、ゲーム中にベルトコンベア20の回転方向を変更するように制御しても良い。この場合は、メダルの流される方向が変わり、よりゲーム性を高めることができる。
〔第5実施形態例〕
(1)構成
図15は、第5実施形態例に係るメダルゲーム装置の斜視図である。第4実施形態例(図11)に係るゲーム装置と同一の構成には同一の符号を付し、これらの説明については省略する。
本実施形態例に係るメダルゲーム装置では、ベルトコンベア20は、メダル陥入部材8と間隔を持って、上面が手前から後方に回転するように配置されている。なお、ベルトコンベア20は上面が後方から手前に回転するように配置しても良い。また、受入口21aは、メダル陥入部材8の最上部よりも高い位置まで形成され、プレーヤが受入口21aの位置を確認し易くなっている。また、本実施形態例では、回収機構23は、ベルトコンベア20の後方側端部に配置されている。
なお、メダル陥入部材8には、図3(b)に示したように、複数の穴81’を形成しても良い。この場合には、メダルは横になった状態で穴81’に陥入し、穴81’及び係止部22に係止される。また、係止部材22を設ける代わりに、メダル陥入部材8を中実に形成しても良い。また、メダル陥入部材8を中空に形成し、スリット81又は穴81’を内部に貫通しないように形成しても良い。
(2)メダル陥入部材の作用
図16は、図15のXVI−XVI’における断面図である。メダルシュータ14によって発射されたメダルは、ベルトコンベア20上をメダル陥入部材8に向って転がる。そして、同図(a)に示すように、メダルがスリット81に入った場合には、係止部材22とスリット81によってメダルが係止される。メダル陥入部材8が矢印方向に回転して、同図(b)に示すようにスリット81の下端内壁がメダルに接触すると、同図(c)に示すようにメダルはスリット81と共に回転する。メダル陥入部材8が矢印方向に回転して、メダルがメダル陥入部材8の後方側まで来ると、メダルは、スリット81から後方側下方に向って飛び出し、同図(d)に示すように傾斜板21b上に移動する。その後、メダルは、傾斜板21b上を転がって受入口21aに入る。受入口21aにメダルが入ると、通過センサ21dによってメダルが検知され、メダルが入った受入口21aの表示部21cに表示されている枚数のメダルが払出部16から払い出される。
(3)制御系
第5実施形態例に係るメダルゲーム装置の制御系も、第4実施形態例の制御系(図13)と同様であるので説明を省略する。
(4)メダルゲームの概略
プレーヤがメダルシュータ14にメダルを投入すると、ベルトコンベア20が回転運動を開始すると共に、メダル陥入部材8が矢印(図11、図12)方向に回転を始める。投入されたメダルがベルトコンベア20上を転がり、メダル陥入部材8のスリット81に入ると、前述したようにスリット81及び係止部材22によってメダルが運ばれ、傾斜板21b上に転がる。このとき、進路上に受入口21aがあれば、メダルは受入口21aに受け入れられ、その受入口21aの表示部21cに表示されている数字の枚数のメダルが払出口16から払い出される。
(5)フローチャート
第5実施形態例に係るメダルゲーム装置の処理のフローチャートも、第4実施形態例の場合のフローチャート(図14)と同様であるので説明を省略する。
(6)まとめ
第5実施形態例に係るメダルゲーム装置でも、より多くのメダルが払い出されるスリット81を狙ってメダルを投入する必要があり、メダルの転がる方向及びタイミングを正確に図って投入する技術が必要とされ、さらにプレーヤの挑戦意欲を掻き立てることができる。
また、第5実施形態例に係るメダルゲーム装置でも、メダル陥入部材8までの経路上で倒れたメダルがベルトコンベア20によって経路上から除去されるので、倒れたメダルが進路の妨害となるのを防止できる。また、第5実施形態例に係るメダルゲーム装置によれば、受入口21aがメダル陥入部材8よりも高い位置まで形成されているので、プレーヤはメダル陥入部材8の後にある受入口21aの位置を確認することができ、払出枚数の多い受入部21に狙いを定めてメダルを投入し易くなる。
また、第5実施形態例に係るメダルゲーム装置によれば、ベルトコンベア20の回転の方向を変えることによって、ゲームの難易度を調節することができる。なお、ゲーム中にベルトコンベア20の回転方向を変更するように制御しても良い。この場合は、ゲーム中にゲームの難易度が変わるので、よりゲーム性を高めることができる。
〔第6実施形態例〕
(1)構成及び作用
第4及び第5実施形態例では、スリット81(又は穴81’)に入ったメダルが必ず傾斜板21bまで運ばれるが、傾斜板21bまでに運ばれる途中で落下するようにしても良い。
図17は、第6実施形態例に係るメダルゲーム装置の断面図である。第5実施形態例と同様の構成には同一の符号を付している。係止部材24は、メダル陥入部材8の内側に内壁の全体に渡り配置される中空の部材である。この係止部材24には穴241が形成されている。本実施形態例では、係止部材24は、図示しない係止部材駆動装置によって、メダル陥入部材8と同一方向に回転させられる。なお、係止部材24をメダル陥入部材8と反対方向に回転させても良い。また、メダル陥入部材8は、穴241の位置を確認できるように、外側から内側を透視可能な材料(例えば透明なプラスチック)により形成する。
本実施形態例では、同図(a)に示すようにスリット81(又は穴81’)に入ったメダルが受入部21まで運ばれる途中に、同図(b)に示すようにメダルが穴241の位置と一致すると、メダルは穴241を通過して係止部材24の内部に落下する。穴241に落ちたメダルはゲーム機に回収される。或いは、穴241に落ちたメダルをそのままプレーヤに払い戻しても良い。
(2)まとめ
第6実施形態例に係るゲーム装置によれば、受入部21にメダルを運ぶスリット81(又は穴81’)を狙ってメダルを投入する技術に加えて、さらに受入部21まで運ばれる途中にメダルが穴241に落下しないように高度にタイミングを見計らってメダルを投入しなければならず、さらにプレーヤの挑戦意欲を掻き立てることができる。
(3)変形例
また、受入部21を設けずに、スリット81(又は穴81’)に入ったメダルが穴241に落ちた場合に、メダル1枚について所定枚数(例えば10枚)のメダルをプレーヤに払い戻すようにしても良い。この場合には、上記と異なり、穴241に入るように高度にタイミングを見計らってメダルを投入する必要があり、プレーヤの挑戦意欲を掻き立てることができる。
また、受入部21を設けておいて、スリット81(又は穴81’)に入ったメダルが穴241に落ちた場合に、受入部21にメダルが入った場合よりも多い枚数(100枚)のメダルをプレーヤに払い戻すようにしても良い。この場合、メダルが穴214に入った場合には大量のメダルが払い戻されるため、プレーヤの挑戦意欲を掻き立てることができる。
〔第7実施形態例〕
上記第1〜第6実施形態例では、メダル陥入部材8を水平に配置して回転させたが、水平方向から傾きを持って配置しても良い。図18は、第7実施形態例に係るメダル陥入部材8aの斜視図である。本実施形態例では、第1〜第6実施形態例のいずれかに係るメダルゲーム装置において、メダル陥入部材8aを同図(a)のように水平方向からθの傾きを持って配置する。このとき、メダル陥入部材8aの軸も水平方向からθの傾きを持つ。このメダル陥入部材8aは、外周面に、回転方向からθの傾きを持って連続して形成された螺旋状のスリット81aを有している。このようにスリット81aを形成したメダル陥入部材8aを水平方向からθの傾きを持って配置すると、図18に示すように、スリット81aの一部が略鉛直方向に配置されることになる。
この状態で、メダル陥入部材8aを回転軸の周りに回転させると、メダル陥入部材8aは傾いた状態で回転しながら、メダルシュータ14側において、スリット81aの一部は鉛直方向に現れることになる。プレーヤは、メダルシュータ14側において、スリット81aの鉛直方向の部分が現れるのを見計らってメダルを投入する。
この場合、傾いて回転するメダル陥入部材8aの動きの面白さや、メダルゲームを行う空間の傾きの面白さを演出し、ゲーム性をさらに高めることができる。また、同図(b)では同図(a)の場合と同様に、第1〜第6実施形態例のいずれかに係るメダルゲーム装置において、メダル陥入部材8bを水平方向からθの傾きを持って配置する。ここでは、メダル陥入部材8bは、外周面に、回転方向からθの傾きを持つ螺旋の軌跡に沿って、別個に形成された複数のスリット81bを有する。なお、スリット81bは、メダル陥入部材8bをθ傾けて配置した場合に、スリット81bの長さ方向が鉛直方向に配置されない部分にも形成しても良い。
この状態で、メダル陥入部材8bを回転軸の周りに回転させると、メダル陥入部材8bは傾いた状態で回転しながら、メダルシュータ14側において、スリット81bが鉛直方向に現れることになる。プレーヤは、メダルシュータ14側において、スリット81bが現れるのを見計らってメダルを投入する。この場合は、スリット81aのように周方向の全体に渡って形成される場合よりも、スリット81bの長さが短いので、メダルを入れるタイミングを難しくして、ゲーム性を高めることができる。
なお、メダル陥入部材8bに図3(b)に示すような穴81’を形成して、メダル陥入部材8bを傾けて配置しても良い。この場合は、穴81’は、略円形であるので、穴81’を傾ける必要がない。
〔他の実施形態例〕
第7実施形態例ではメダル陥入部材8a,8bをθだけ傾けて配置したが、メダル陥入部材8a,8bを傾けずに、プッシャー6(図1)、透明板状部材17(図7)、ベルトコンベア20(図11、図15)を水平方向からθだけ傾けて配置しても良い。
また、メダル陥入部材8a,8bをθだけ傾け、かつ、プッシャー6、透明板状部材17、ベルトコンベア(図11、図15)を水平方向からθだけ傾けて配置しても良い。この場合には、メダル陥入部材8a、8bに形成されるスリット81a,81bは、回転軸に垂直になるように形成する。このようにすると、メダルゲームを行う空間の傾きの面白さをさらに演出することができ、ゲームの難易度も高めることができる。
また、上記実施形態例ではスリット81の幅は一定としたが、複数のスリット81の幅を異ならせるようにしても良い。また、連続して形成されたスリット81において、幅が広くなったり狭くなったりするように形成しても良い。この場合、メダル投入のタイミングによって、メダルがスリット81へ入り易くなったり、難くなったりするので、メダルゲーム装置のゲーム性を高めることができる。
また、上記実施形態例では穴81’の大きさは一定としたが、複数の穴81’の大きさを異ならせても良い。複数の穴81’を異なる大きさに形成すると、入り易い穴81’を狙ってメダルを投入するゲーム性も加えることができる。
第1実施形態例に係るメダルゲーム装置の斜視図。 メダルシュータの拡大図。 メダル陥入部材の拡大図。 図1のIV−IV’における断面図。 第1実施形態例に係るメダルゲーム装置の制御系の機能ブロック図。 第1実施形態例に係るメダルゲーム装置の処理のフローチャート。 第2実施形態例に係るメダルゲーム装置の斜視図。 図7のVIII−VIII’における断面図(その1)。 図7のVIII−VIII’における断面図(その2)。 第3実施形態例に係るメダルゲーム装置の断面図。 第4実施形態例に係るメダルゲーム装置の斜視図。 図11のXII−XII’における断面図。 第4実施形態例に係るメダルゲーム装置の制御系の機能ブロック図。 第4実施形態例に係るメダルゲーム装置の処理のフローチャート。 第5実施形態例に係るメダルゲーム装置の斜視図。 図15のXVI−XVI’における断面図。 第6実施形態例に係るメダルゲーム装置の断面図。 第7実施形態例に係るメダル陥入部材の斜視図。
符号の説明
1 筐体
2 保護部材
3 テーブル
4 落下口
5 固定部材
6 プッシャー
7 隔壁部材
8 メダル陥入部材
81 スリット
82 通過センサ
9 表示板
10 表示部
11 供給部
12 固定台
13 支持部材
14 メダルシュータ
141 本体
142 グリップ
143 メダル通路
144 発射口
145 投入口
15 操作パネル
16 払出部
17 透明板状部材
18 隙間
19、22、24 係止部材
20 ベルトコンベア
21 受入部
21a 受入口
21b 傾斜板
21c 表示部
21d 通過センサ
23 回収機構
241 穴

Claims (6)

  1. プレーヤがメダルを投入してプレーするメダルゲーム装置であって、
    筐体と、
    前記筐体の内部に略水平方向の回転軸を中心に回転自在に支持され、外周面の一部に前
    記メダルが陥入可能な陥入部を有するメダル陥入部材と、
    前記メダルを投入するための投入部と、
    前記メダル陥入部材と前記投入部との間に配置され、前記投入部から投入されたメダルが転がる転動部と、
    前記メダル陥入部材を回転させる第1駆動機構を備え、
    前記メダルが前記メダル陥入部材に向かって前記転動部を転がるように構成されたメダルゲーム装置。
  2. プレーヤがメダルを投入してプレーするメダルゲーム装置であって、
    筐体と、
    前記筐体の内部に水平方向に対して傾いている回転軸を中心に回転自在に支持され、外
    周面の一部に前記メダルが陥入可能な陥入部を有するメダル陥入部材と、
    前記メダルを投入するための投入部と、
    前記メダル陥入部材と前記投入部との間に配置され、前記投入部から投入されたメダルが転がる転動部と、
    前記メダル陥入部材を回転させる第1駆動機構を備え、
    前記メダルが前記メダル陥入部材に向かって前記転動部を転がるように構成されたメダルゲーム装置。
  3. 前記陥入部は、前記メダル陥入部材の外周面に形成されたスリットである、請求項1か
    ら2の何れかに記載のメダルゲーム装置。
  4. 前記メダル陥入部材は、前記スリットが前記転動部の後端に対向する部分において略鉛
    直方向になるように形成されている、請求項3に記載のメダルゲーム装置。
  5. 前記筐体内部に設けられたテーブルと、
    前記テーブルの一端に設けられた落下部と、
    前記落下部とは反対側の前記テーブルの他端に設けられた固定部材と、
    前記テーブルの上面に配置され、前記落下部側と前記固定部材側とを往復運動するプッ
    シャーと、
    前記プッシャーを往復運動させる第2駆動機構と、を備える請求項1から2の何れかに
    記載のメダルゲーム装置。
  6. 前記転動部は、前記プッシャーの上方に前記メダル陥入部材と間隔を持って配置された板状部材である、請求項5に記載のメダルゲーム装置。
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