JP2007215720A - プッシャーゲーム装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ゲームに多様な変化をもたらすことができ、ひいてはゲームに対する期待感を持たせて面白みを高めることができるプッシャーゲーム装置を提供する。
【解決手段】プッシャーゲーム装置は、固定板20の端縁20Aに沿うように設置され、遊技物mの落下を検知する複数の遊技物検知手段24Bと、各遊技物検知手段24Bに対応して所定の標的情報を可変表示しうる標的可変表示手段23と、遊技物検知手段24Bが遊技物の落下を検知すると、その遊技物検知手段24Bに対応する標的情報の表示状態を変化させる制御手段と、固定板20上またはプッシャー21上に複数の遊技物mをまとめて払い出し可能な遊技物払い出し手段とを有して構成されている。
【選択図】 図2

Description

本願発明は、たとえば遊技物としてのメダルを払い出すことができるプッシャーゲーム装置に関する。
従来のプッシャーゲーム装置としては、たとえば特許文献1に開示されたものがある。この特許文献1に開示されたプッシャーゲーム装置は、固定板上ないしはプッシャー上にメダルを不規則に落下させるためのゲーム盤を有する。ゲーム盤には、メダルの通過を検知する複数のチャッカが設けられており、ゲーム盤の中央部には、コンピュータゲームによる双六ゲームの画面を表示する液晶パネルが設けられている。各チャッカには、双六ゲームの進行内容を決定付ける情報(マス目の移動数)がシール貼付などによって固定的に示されている。すなわち、チャッカにメダルが入ると、当該チャッカに示された数だけ双六ゲームのマス目を移動させられ、所定のマス目に到達すると、メダルの特別な払い出しが行われる。これにより、遊技者は、多様なゲームに興ずることができる。
特開2003−144603号公報
しかしながら、上記従来のプッシャーゲーム装置では、コンピュータゲームの進行内容を決定付ける情報が各チャッカに対応して固定的に示されるだけであり、これでは、たとえばコンピュータゲームとしての双六ゲームの進行内容に大幅な変化を与えることができない。
また、液晶パネルとチャッカが分離して設けられているため、コンピュータゲームの進め方が直感的にわかり難い。たとえ目標とするチャッカに狙いを定めてメダルを投入しても、そのチャッカにメダルが入る確率としてはそれほど大きくないので、ゲームに対して期待感を持たせ難く、このような点でゲームの面白みが高まるように工夫を施す余地があった。
本願発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、ゲームに多様な変化をもたらすことができ、ひいてはゲームに対する期待感を持たせて面白みを高めることができるプッシャーゲーム装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
本願発明によって提供されるプッシャーゲーム装置は、固定板と、この固定板上で往復移動するプッシャーとを備え、上記プッシャーが上記固定板上に堆積した遊技物を押し出し、それに応じて上記固定板の端縁から落下した遊技物を払い出すプッシャーゲーム装置であって、上記固定板の端縁に沿うように設置され、遊技物の落下を検知する複数の遊技物検知手段と、上記各遊技物検知手段に対応して所定の標的情報を可変表示しうる標的可変表示手段と、上記遊技物検知手段が遊技物の落下を検知すると、その遊技物検知手段に対応する上記標的情報の表示状態を変化させる制御手段と、上記固定板上または上記プッシャー上に複数の遊技物をまとめて払い出し可能な遊技物払い出し手段と、を備えていることを特徴としている。
好ましい実施の形態としては、上記標的可変表示手段は、上記標的情報を横並び状に表示する。
他の好ましい実施の形態としては、上記制御手段は、上記標的情報の表示状態を変化させた結果、所定数の同一絵柄が連続的に並んだ状態になると、上記遊技物払い出し手段に遊技物の払い出し動作を行わせる。
他の好ましい実施の形態としては、上記制御手段は、上記標的情報の表示状態を変化させた結果、所定数の同一絵柄が連続的に並んだ状態になると、上記標的情報の表示を利用したミニゲームを開始させ、このミニゲームの結果に基づいて、上記遊技物払い出し手段に遊技物の払い出し動作を行わせる。
他の好ましい実施の形態としては、コンピュータゲームを行うためのゲーム画面表示手段をさらに備え、上記制御手段は、上記標的情報の表示状態を変化させた結果、所定数の同一絵柄が連続的に並んだ状態になると、上記コンピュータゲームを開始させ、さらにそのコンピュータゲームで所定のゲーム結果が出ると、上記遊技物払い出し手段に遊技物の払い出し動作を行わせる。
他の好ましい実施の形態としては、コンピュータゲームを行うためのゲーム画面表示手段をさらに備え、上記制御手段は、上記コンピュータゲームで所定のゲーム結果が出ると、上記標的情報の表示を利用したミニゲームを開始させ、さらにそのミニゲームにおいて上記標的情報の表示状態を変化させた結果、所定数の同一絵柄が連続的に並んだ状態になると、上記遊技物払い出し手段に遊技物の払い出し動作を行わせる。
他の好ましい実施の形態としては、上記各遊技物検知手段による検知回数を計数する検知回数計数手段をさらに備え、上記制御手段は、上記遊技物検知手段が遊技物の落下を検知すると、その遊技物検知手段に対応する上記標的情報の表示状態を、上記検知回数に基づいて変化させる。
他の好ましい実施の形態としては、上記制御手段は、上記標的情報の表示状態を変化させた結果、所定の絵柄が表示されると、上記遊技物払い出し手段に遊技物の払い出し動作を行わせる。
他の好ましい実施の形態としては、上記制御手段は、上記標的情報の表示状態を変化させた結果、所定の絵柄が表示されると、上記標的情報の表示を利用したミニゲームを開始させ、このミニゲームの結果に基づいて、上記遊技物払い出し手段に遊技物の払い出し動作を行わせる。
他の好ましい実施の形態としては、コンピュータゲームを行うためのゲーム画面表示手段をさらに備え、上記制御手段は、上記標的情報の表示状態を変化させた結果、所定の絵柄が表示されると、上記コンピュータゲームを開始させ、さらにそのコンピュータゲームで所定のゲーム結果が出ると、上記遊技物払い出し手段に遊技物の払い出し動作を行わせる。
このような構成によれば、たとえば遊技物としてのメダルが固定板の端縁から落下すると、その位置に対応する標的情報の表示状態が変化させられるため、標的情報を用いたゲームが直感的にわかりやすく、ゲームに多様な変化をもたらすことができる。また、遊技物検知手段が設けられている位置は、落下しそうな状態でメダルが折り重なった固定板の端縁付近であり、最も落下し易いであろうメダルの位置がわかり易いため、ゲームに対する期待感を持たせてゲームの面白みを高めることができる。
本願発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
以下、本願発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図9は、本願発明が適用されたプッシャーゲーム装置の一実施形態を示している。このプッシャーゲーム装置Aは、基本的には遊技物としてのメダルmを用いたいわゆるプッシャーゲームを行うものであり、また、表示手段を用いてコンピュータゲームを行う機能も備えたものである。
図1に示すように、プッシャーゲーム装置Aは、鉛直状のゲーム盤10を備えた第1ゲーム部1と、ゲーム盤10の下部手前側に設けられた第2ゲーム部2と、ゲーム盤10の背後や上部の空間に設けられたメダル払い出し機構3とを筐体内部に有し、複数の遊技者が同時にゲームを行うことができるように構成されている。プッシャーゲーム装置Aの筐体外部には、遊技者がメダルmを投入するためのメダル投入口(図示略)や操作スイッチ40などが設けられた操作部4、さらにはメダル払い出し口5が外周に沿って等間隔に設けられている。
図2に示すように、第1ゲーム部1におけるゲーム盤10は、手前側の透明なボード(図示略)と奥側の基板10aとを重ね合わせた構造からなり、これらの間には、メダルmの落下を不規則に変化させるピン(図示略)、メダルmの投入方向を変化させるワイパー11、コンピュータゲームの画面を表示する液晶ディスプレイ12、および複数の盤面チャッカ13が設けられている。第2ゲーム部2は、固定板20、この固定板20上において前後に往復移動するプッシャー21、左右のメダル回収口22、固定板20の前端縁20Aに沿って横並び状に設置された複数のドットマトリクス表示器23、および各ドットマトリクス表示器23と対応する位置に設置された複数のプッシャー前チャッカ24とを有して構成されている。特に図示しないが、第2ゲーム部2には、小当たりに応じて所定数のメダルを固定板20上などに払い出すための小当たりメダル払い出し機構も設けられている。
図4〜7に示すように、メダル払い出し機構3は、多数のメダルmを蓄えておくためにゲーム盤10の背後に設置された備蓄部30、備蓄部30のメダルmを送り出すメダルホッパー31、メダルホッパー31によって送り出されたメダルmをゲーム盤10の背後から上方へと導く搬送ガイド32、搬送ガイド32を介して送られてきたメダルmを受け取るように筐体中央部の上方に配置された透明なボウル33、ボウル33の開口底部(図示略)からゲーム盤10の上方へとメダルmを導く透明な傾斜状の搬送通路34、搬送通路34を介して送られてきたメダルmをゲーム盤10の上部で一旦貯留し、その後、手前側に傾いてメダルmを払い出したり、あるいはその反対側となる奥側に傾いてメダルmを回収させる可動バケット35、および可動バケット35のメダルmを備蓄部30へと導く回収ガイド36を有して構成されている。上記ボウル33と搬送通路34は、キャラクタ人形37(図1)と一体になって鉛直軸周りに回転するように構成されており、搬送通路34の出口やキャラクタ人形37は、各操作部4に向けて正面を向くようになっている。
特に図示しないが、遊技者によって投入されたメダルは、メダル払い出し機構3とは別に設けられたメダルホッパーや搬送ガイドを介してワイパー11へと送り出されるように構成されており、ゲーム盤10には、投入数に応じたメダルが連続的あるいは1つずつワイパー11から投入されるようになっている。上記第1ゲーム部1ならびに第2ゲーム部2の固定板20やプッシャー21については、既知のものと同様の構成からなるため、これらについては詳細な説明を省略する。
図2および図3によく示すように、ドットマトリクス表示器23は、文字やシンボルマークなどの画像(以下、「標的情報」と称する)を個々に表示するように構成されており、固定板20の前端縁20Aの直下にステー23Aを介して横並び状に設置されている。プッシャー前チャッカ24は、プッシャー21によって手前に押し出されることで固定板20の前端縁20Aから落下したメダルmの通過を検知するものである。各プッシャー前チャッカ24は、メダルmが上下に通り抜け可能な筒状部材24Aと、筒状部材24Aの内部においてメダルmの通過を検知する、たとえばフォトインタラプタといった一対のプッシャー前チャッカセンサ24Bとを有して構成されている。このようなプッシャー前チャッカ24は、ドットマトリクス表示器23と個々に対応する位置にあり、ドットマトリクス表示器23の手前下方にステー24Cを介して横並び状に設置されている。固定板20の前端縁20Aから落下したメダルmは、概ね同位置にある筒状部材24Aを通り抜け、その後、メダル払い出し口5へと導かれて遊技者に払い出される。なお、本実施形態では、固定板20の前端縁20Aから落下したメダルmが不可避的に筒状部材24Aを通り抜けるが、たとえば固定板の左右両端部といった前端縁の一部には、ドットマトリクス表示器やプッシャー前チャッカを配置することなく、その位置で落下したメダルをそのままメダル払い出し口5へと導くようにしてもよい。
図4〜7によく示すように、メダル払い出し機構3においては、メダルホッパー31が動作を開始すると、備蓄部30のメダルmが搬送ガイド32を介してボウル33へと送り出され、このメダルホッパー31の動作が停止するまで多数のメダルmがボウル33に投入される。投入されたメダルmは、ボウル33によって受け取られた後に搬送通路34を介して可動バケット35へと流れ落ちていく。可動バケット35は、ゲーム盤10の背後に設けられた左右一対のフレーム35Aに回転可能に支持されている。このような可動バケット35は、プーリ・ベルト機構35Bによってメダルmを貯留可能なホームポジション停止位置から手前側に傾いた姿勢となる回転停止位置あるいは奥側に傾いた姿勢となる回転停止位置まで回転させられる。一方のフレーム35Aの外側面には、可動バケット35のホームポジション停止位置を検知する第1回転センサ35C、手前側の回転停止位置を検知する第2回転センサ35D、および奥側の回転停止位置を検知する第3回転センサ35Eが設けられている。
図4に示すように、可動バケット35がホームポジション停止位置にある状態(メダルmを貯留可能な状態)でボウル33に多数のメダルmが投入されると、これらのメダルmが搬送通路34を介して可動バケット35へと流れ落ちていく。このとき、可動バケット35においては、搬送されてきたメダルmが一旦貯留させられるとともに、メダルmの搬送状態が見えることで演出効果が高まり、可動バケット35に多くのメダルmが貯留させられるほど、多数のメダルmの払い出しが期待される。
可動バケット35にメダルmが貯留された後、図6に示すように可動バケット35が手前側の回転停止位置まで傾くと、ゲーム盤10の前方にある固定板20上やプッシャー21上に可動バケット35のメダルmが払い出される。このとき、可動バケット35から落下するメダルmに勢いがあるため、多くのメダルmが固定板20の前端縁20Aを越えて落下する。これにより、遊技者は、多数のメダルmの払い出しを受けることができる。一方、図7に示すように、可動バケット35が奥側の回転停止位置まで傾くと、ゲーム盤10の背面側にある回収ガイド36にメダルmが投入され、これらのメダルmは、備蓄部30に再び戻される。
図8に電気的な構成を示すように、プッシャーゲーム装置Aは、装置全体の動作を制御するマイクロコンピュータ90を備えており、このマイクロコンピュータ90には、メダル投入機構91、ワイパー機構92、プッシャー機構93、メダルホッパー31、プーリ・ベルト機構35B、第1ないし第3回転センサ35C〜35E、液晶ディスプレイ12、プッシャー前チャッカセンサ24B、およびドットマトリクス表示器23が接続されている。
次に、要点となる動作について説明する。
図2に示すように、ワイパー11は、常に揺動しており、メダルmは、一対のワイパー11の間を通ってゲーム盤10に投入される。投入されたメダルmは、ピンに当たることで不規則に方向を変化させながらプッシャー21上あるいは固定板20上に落下する。メダルmが盤面チャッカ13を通過すると、たとえば液晶ディスプレイ12における所定のコンピュータゲームで小当たりが生じた状態となり、それに応じて所定枚数のメダルmが小当たりメダル払い出し機構によって固定板20上やプッシャー21上に払い出される。
プッシャー21上においては、多くのメダルmが堆積するほど固定板20にメダルmが落ちやすくなる。固定板20に落ちたメダルmは、プッシャー21によって押し出されることで前方に移動し、すでに固定板20上に堆積しているメダルmを前方に押す。これにより、固定板20の前端縁20Aからメダルmが落下する。このとき、各ドットマトリクス表示器23においては、図9の(A)に示すに、各種の標的情報が停止した状態で表示されている。また、図2および図3に示すように、固定板20の前端縁20Aにおいては、メダルmが少しずつ手前に押されることで落下直前の状態にあり、そのようなメダルmが最も落ち易いであろうことが一見してわかる。
上記前端縁20Aから落下したメダルmがプッシャー前チャッカセンサ24Bによって検知されると、図9の(B)に示すように、同位置にあるドットマトリクス表示器23において標的情報が変動表示され、ドットマトリクス表示器23を用いたミニゲームが開始される。このようなミニゲームにおいて、標的情報の変動表示開始から所定時間が経過すると、変動表示されていた標的情報が停止させられ、標的情報の絵柄が決定する。そして、図9の(C)に示すように、たとえば同一の絵柄からなる3つ以上の標的情報(同図では「7」の絵柄)が並んだ状態になると、液晶ディスプレイ12で所定のコンピュータゲームが開始される。
コンピュータゲームの開始時には、そのゲームが行われる操作部4に対して搬送通路34の出口が向けられ、その後、メダルホッパー31の動作が開始させられる。これにより、可動バケット35には、ボウル33や搬送通路34を介して多数のメダルmが供給されることで貯留される。遊技者は、メダルmが貯留される様子を見ることができるため、ゲームを始めるのに先だって期待感が高められる。このとき、同一の絵柄からなる標的情報が並んだ状態としては、3つ並んだ状態、4つ並んだ状態、5つ並んだ状態の3通りあり、並んだ数が多くなるほど可動バケット35に供給するメダルmの数を多くするようにしてもよい。
液晶ディスプレイ12の画面上で行われるコンピュータゲームは、最終的なゲーム結果として当たりかはずれが出るタイプであればよい。たとえば、双六ゲーム、レーシングゲーム、ルーレットゲームや対戦型ゲームが適用可能である。コンピュータゲームにおいて当たりが出ると、多数のメダルmを貯留した可動バケット35が手前側の回転停止位置まで傾けられる。これにより、可動バケット35のメダルmがプッシャー21上や固定板20上に払い出され、さらに固定板20上からも多くのメダルmが落下する。そのため、遊技者は、メダル払い出し口5から多くのメダルmを受け取ることができる。
一方、コンピュータゲームにおいてはずれが出ると、多数のメダルmを貯留した可動バケット35が奥側の回転停止位置まで傾けられる。これにより、可動バケット35のメダルmが回収ガイド36を介して備蓄部30に戻される。すなわち、可動バケット35に供給されたメダルmであっても所定の確率で備蓄部30に戻るため、管理者は、当たりが出るごとにメダルmを補充する必要はない。
なお、コンピュータゲームにおいて当たりが出ても、遊技者の選択によってさらにメダルmの払い出し数が多くなるチャレンジゲームに進めるようにしてもよい。このチャレンジゲームにおいては、すでに多数のメダルmを貯留した状態の可動バケット35に対してさらに追加的にメダルmが供給される。これにより、より多くのメダルmが可動バケット35に貯留されることとなり、遊技者は、より一層多くのメダルの払い出しを受けるであろう期待感を持つことができる。
したがって、本実施形態のプッシャーゲーム装置Aによれば、液晶ディスプレイ12を用いたコンピュータゲームやドットマトリクス表示器23を用いたミニゲームに多様な変化をもたらすことができ、ゲーム結果として当たりが出ればでるほど、可動バケット35に多くのメダルmが貯留させられるので、ゲームに対する期待感を持たせて面白みを高めることができる。
また、コンピュータゲームのゲーム結果として当たりが出るごとに、メダルmを繰り返し払い出すことができ、その逆にゲーム結果としてはずれの場合には、可動バケット35に一旦貯留されたメダルmが回収されるので、装置を管理する者などが新たに可動バケット35に対してメダルmを補充する必要などはなく、装置を管理する手間を省くことができる。
さらに、コンピュータゲームを始めるごとに可動バケット35にメダルmが供給され、そのメダルmが供給される様子が遊技者に対して効果的に見せられるので、ゲームの演出効果を感じ取らせることができ、ひいてはゲームの面白みを高めることができる。
次に、本願発明に係るプッシャーゲーム装置の他の実施形態について説明する。図10は、プッシャーゲーム装置の他の実施形態について説明するための説明図である。なお、本実施形態のプッシャーゲーム装置も、先述した実施形態によるものと同一または類似の構成要素からなるため、これらの構成要素に同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態のドットマトリクス表示器23においては、図10に示すように花を模した画像が標的情報として表示される。この花の標的情報は、花びらに相当する部分pを複数もち、かつ、各部分pの発色階調濃度がマイクロコンピュータ90によって制御される。マイクロコンピュータ90は、各プッシャー前チャッカセンサ24Bがメダルmの落下を検知するごとに検知回数を計数しており、この検知回数が花の標的情報とともに表示されるようになっている。たとえば、ある位置のプッシャー前チャッカセンサ24Bが1つのメダルmの落下を検知すると、同位置のドットマトリクス表示器23に表示されていた検知回数が1つ増え、それに応じて最大発色状態にある花びらに相当する部分pの数が増えたり、あるいは発色階調濃度が濃くなるといった表示状態に変わる。すなわち、花の標的情報は、花びらに相当する部分pによって部分的に可変表示されるものとなっている。
具体的な一連の動作の流れとしては、たとえば図10の(A)に示すように、各ドットマトリクス表示器23には、花の標的情報と検知回数が表示された状態にある。このような表示状態から図10の(B)に示すように、たとえば右から3番目のドットマトリクス表示器23に対応する位置においてメダルmが落下したとする。すると、同位置にあるプッシャー前チャッカセンサ24Bによってメダルmの落下が検知され、それに応じて同位置にあるドットマトリクス表示器23においては、図10の(C)に示すような表示状態となる。つまり、検知回数が「99」から所定の上限設定値とされた「100」になると、花びらに相当する全ての部分pが最大発色濃度で表示される。なお、上記所定の上限設定値は、複数のドットマトリクス表示器23ごとに同一の値であってもよいし、異なる値であってもよい。
上記のようにして複数のドットマトリクス表示器23のいずれかで検知回数が上限設定値に達すると、液晶ディスプレイ12を利用した所定のコンピュータゲームが開始される。コンピュータゲームが開始された以降の動作は、先述した実施形態よるものと同様の流れとなる。なお、検知回数は、上限設定値に達するごとにリセットされて「0」に戻る。また、各ドットマトリクス表示器23には、コンピュータゲームで当たりが出た場合に払い出すべきメダルの払い出し数を設定しておき、この払い出し数をメダルmが落ちやすい位置や落ちにくい位置に応じて相違させるようにしてもよい。また、検知回数が上限設定値に達すると、たとえば先述した実施形態で説明したようなドットマトリクス表示器を利用したミニゲームを開始させ、このミニゲームで当たりが出た場合にメダルを払い出すようにしてもよい。
したがって、このようなプッシャーゲーム装置によっては、検知回数に応じて花の標的情報を可変表示することができ、花びらに相当する部分pの発色数が多くなったり発色階調濃度が濃くなればなるほど、ゲームに対する期待感を持たせて面白みを高めることができる。
なお、本願発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
たとえば、ドットマトリクス表示器を用いたミニゲームと、液晶ディスプレイを用いたコンピュータゲームとをそれぞれ独立して実行するように構成し、ミニゲームで所定数の同一絵柄からなる標的情報が並んだ状態になるだけで、あるいは検知回数が上限設定値に達して花びらに相当する全ての部分が最大発色濃度で表示されるだけで、可動バケットのメダルをまとめて払い出すようにしてもよい。
また、最初に液晶ディスプレイを用いたコンピュータゲームを行い、このコンピュータゲームのゲーム結果として当たりが出ると、ミニゲームに移行するとともに、その際に可動バケットにメダルを供給するようにし、その後、ミニゲームで所定数の同一絵柄からなる標的情報が並んだ状態になると、可動バケットのメダルをまとめて払い出すようにしてもよい。
ドットマトリクス表示器としては、プッシャー前チャッカセンサのそれぞれと対応する位置に標的情報を可変表示可能であれば、たとえば一体的な横長状のものでもよい。
コンピュータゲームの種類としては、たとえば双六ゲーム、レーシングゲーム、ルーレットゲームや対戦型ゲームを適用してもよい。
上記実施形態では、遊技物としてメダルを用いているが、たとえば駄菓子などの景品を遊技物として用いたプッシャーゲーム装置でもよい。
本願発明に係るプッシャーゲーム装置の一実施形態を示す全体斜視図である。 図1に示すプッシャーゲーム装置の要部正面斜視図である。 図1に示すプッシャーゲーム装置の要部断面図である。 図1に示すプッシャーゲーム装置の要部側面図である。 図1に示すプッシャーゲーム装置の一部構成要素を示す斜視図である。 図1に示すプッシャーゲーム装置の要部側面図である。 図1に示すプッシャーゲーム装置の要部側面図である。 図1に示すプッシャーゲーム装置の電気的構成を示すブロック図である。 図1に示すプッシャーゲーム装置のゲーム内容を説明するための説明図である。 本願発明に係るプッシャーゲーム装置の他の実施形態について説明するための説明図である。
符号の説明
A プッシャーゲーム装置
m メダル(遊技物)
3 メダル払い出し機構(遊技物払い出し手段)
12 液晶ディスプレイ(ゲーム画面表示手段)
20 固定板
21 プッシャー
23 ドットマトリクス表示器(標的可変表示手段)
24B プッシャー前チャッカセンサ(遊技物検知手段)
30 備蓄部
31 メダルホッパー(搬送機構)
32 搬送ガイド(搬送機構)
34 搬送通路
35 可動バケット
36 回収ガイド(回収機構)
90 マイクロコンピュータ(制御手段、検知回数計数手段)
91 メダル投入機構(遊技物投入機構)

Claims (10)

  1. 固定板と、この固定板上で往復移動するプッシャーとを備え、上記プッシャーが上記固定板上に堆積した遊技物を押し出し、それに応じて上記固定板の端縁から落下した遊技物を払い出すプッシャーゲーム装置であって、
    上記固定板の端縁に沿うように設置され、遊技物の落下を検知する複数の遊技物検知手段と、
    上記各遊技物検知手段に対応して所定の標的情報を可変表示しうる標的可変表示手段と、
    上記遊技物検知手段が遊技物の落下を検知すると、その遊技物検知手段に対応する上記標的情報の表示状態を変化させる制御手段と、
    上記固定板上または上記プッシャー上に複数の遊技物をまとめて払い出し可能な遊技物払い出し手段と、
    を備えていることを特徴とする、プッシャーゲーム装置。
  2. 上記標的可変表示手段は、上記標的情報を横並び状に表示する、請求項1に記載のプッシャーゲーム装置。
  3. 上記制御手段は、上記標的情報の表示状態を変化させた結果、所定数の同一絵柄が連続的に並んだ状態になると、上記遊技物払い出し手段に遊技物の払い出し動作を行わせる、請求項2に記載のプッシャーゲーム装置。
  4. 上記制御手段は、上記標的情報の表示状態を変化させた結果、所定数の同一絵柄が連続的に並んだ状態になると、上記標的情報の表示を利用したミニゲームを開始させ、このミニゲームの結果に基づいて、上記遊技物払い出し手段に遊技物の払い出し動作を行わせる、請求項2に記載のプッシャーゲーム装置。
  5. コンピュータゲームを行うためのゲーム画面表示手段をさらに備え、
    上記制御手段は、上記標的情報の表示状態を変化させた結果、所定数の同一絵柄が連続的に並んだ状態になると、上記コンピュータゲームを開始させ、さらにそのコンピュータゲームで所定のゲーム結果が出ると、上記遊技物払い出し手段に遊技物の払い出し動作を行わせる、請求項2に記載のプッシャーゲーム装置。
  6. コンピュータゲームを行うためのゲーム画面表示手段をさらに備え、
    上記制御手段は、上記コンピュータゲームで所定のゲーム結果が出ると、上記標的情報の表示を利用したミニゲームを開始させ、さらにそのミニゲームにおいて上記標的情報の表示状態を変化させた結果、所定数の同一絵柄が連続的に並んだ状態になると、上記遊技物払い出し手段に遊技物の払い出し動作を行わせる、請求項2に記載のプッシャーゲーム装置。
  7. 上記各遊技物検知手段による検知回数を計数する検知回数計数手段をさらに備え、
    上記制御手段は、上記遊技物検知手段が遊技物の落下を検知すると、その遊技物検知手段に対応する上記標的情報の表示状態を、上記検知回数に基づいて変化させる、請求項1または2に記載のプッシャーゲーム装置。
  8. 上記制御手段は、上記標的情報の表示状態を変化させた結果、所定の絵柄が表示されると、上記遊技物払い出し手段に遊技物の払い出し動作を行わせる、請求項7に記載のプッシャーゲーム装置。
  9. 上記制御手段は、上記標的情報の表示状態を変化させた結果、所定の絵柄が表示されると、上記標的情報の表示を利用したミニゲームを開始させ、このミニゲームの結果に基づいて、上記遊技物払い出し手段に遊技物の払い出し動作を行わせる、請求項7に記載のプッシャーゲーム装置。
  10. コンピュータゲームを行うためのゲーム画面表示手段をさらに備え、
    上記制御手段は、上記標的情報の表示状態を変化させた結果、所定の絵柄が表示されると、上記コンピュータゲームを開始させ、さらにそのコンピュータゲームで所定のゲーム結果が出ると、上記遊技物払い出し手段に遊技物の払い出し動作を行わせる、請求項7に記載のプッシャーゲーム装置。
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