JP2005532493A - 巻取り可能なドアリーフからなる巻取り式ドア及びその利用 - Google Patents

巻取り可能なドアリーフからなる巻取り式ドア及びその利用 Download PDF

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Abstract

本発明は、巻取り可能なドアリーフ(3)からなる巻取り式(鎧戸式)ドアに関し、前記ドアは、前記ドアリーフ(3)を受け入れる垂直ローラフレーム(2)、前記巻上げ可能なドアリーフ(3)を固定するスライドバー(4)及び、前記スライドバー(4)をその中で移動可能に取付けている上部の水平方向ガイドレール(10)から構成される。本発明の目的は、特に、簡単で、スペースを節約できるモジュラー構造を容易にする。これを達成するため、前記ローラフレーム(2)の背面(17)または外面(15)は隔壁に固定され、そして、前記ガイドレール(10)は浮上式のガイドレール(10)として形成され、その一側は少なくとも間接的に前記ローラフレーム(2)に、そしてその他側は少なくとも間接的に隔壁に固定されている固定要素(11)に固定されている。このタイプのドアは、特に、トイレ用ドアとして、あるいは、一般に、スペースに関しできるだけ経済的なドア開口部としてプライバシー保護が必要な状態で利用可能である。

Description

本発明は巻取り可能なドアリーフからなる巻取り式(鎧戸式)ドア及び同ドアの設置方法に関する。
ドア開口部の狙いがドアを迅速に開けることにあり、適切には自動的に開けることにある場合、今日、特に産業部門では、巻取り式ドアが利用されている。ここでは、ドアの開口部を垂直または水平方向に閉じることが可能である。
従って、例えば、ヨーロッパ特許第0149138号明細書は、水平方向で互いに対称的に移動可能で且つ、ローラに巻き取られる巻取りシートで作られた2つのドア部分を有する自動ドアについて記載している。米国特許第4,096,902号明細書は、シートが歯付ベルトを用いた機構を介して移動する同様な巻取り式ドアについて記載している。さらに、米国特許第490,448号明細書に記載の巻取り式ドアでは、セグメントからなる単一のドアリーフが高価なケーブル機構を介して移動可能となっている。
発明の詳細な説明
従って、本発明の目的は、製造に対する費用効率がよく、スペースを取らず、さらに、構成が簡単な巻取り式ドアを提供する。この発明では、巻取り可能なドアリーフを有する巻取り式ドアと関連して、前記ドアリーフに適合する垂直のローラ用ケーシング、水平方向に移動可能で且つ巻取りドアリーフを固定するスライドバー、及び同スライドバーの頂部に位置し且つその中にスライドバーを移動可能に取付けてなる水平なガイドレールを有する。
この目的を達成するため、前記ローラ用ケーシングは、その背面または外側面によって隔壁に固定するかあるいは固定されることが可能であり、さらに、前記ガイドレールは、自由ガイドレールとして設計され、その一側は少なくとも間接的に前記ローラ用ケーシングのところで、またその他側は少なくとも間接的に隔壁に取付けられているホルダー内に固定されている。
従って、本発明の核心は、自由ガイドレール即ち、その両端部においてほんの固定または固着されるガイドレールを利用する簡単な構造を提供することにある。この場合、ガイドレールはその一側で、少なくとも間接的に前記ローラ用ケーシングに固定されている。即ち、前記ガイドレールの一側では、前記隔壁上の前記ローラ用ケーシングに固定し、且つ前記ガイドレールの他側では、前記ホルダーに取付けることで足りるのである。特に、本発明による巻取り式ドアは、例えば、鴨居のないトイレ用の小室の場合に好都合である。この簡単なモジュラー構造は、高支出を必要とせずに巻取り式ドアの各部及び設置に対する費用効率のよい製造を可能にする。さらに提案された構造では、前記ガイドレールをドアの内側幅に適合させるために単にその長さに合わせて切断することが可能である。これは、ガイドレールの両側が、ガイドレール長に対するある程度の許容値を有するホルダー内に固定することにより可能となる。かくして、いろいろの異なる長さのガイドレールを製造することは大幅に排除可能となる。この巻取り式ドアの底部下端は、上端だけでガイドされるドアの結果として露呈されており、その結果、床面とは間隙を有することが可能である。このことは、当該ドアをトイレ用ドアとして利用する場合にはドア領域の清掃を容易にし、さらに内部の良好な換気を可能にするので、特に重要である。
本発明による巻取り式ドアの第1の好適実施例は、ガイドレールが中空の形状体として設計されており、走行ローラを有する牽引用台車がその中空の形状体中で移動可能に取付けられ、その中空の形状体が好適には下方に開口しそこを介して牽引用台車がスライドバーと結合される溝のみを有するという点で際立っている。特にここでは、ガイドレールを、実質的には円形状断面の管として構成し、さらに、前記牽引用台車を、少なくとも一対の、特に好適には二対の縦に配列した走行ローラから構成することが可能であり、同走行ローラは前記牽引用台車の側面に配置され、湾曲した走行表面を有し、さらにそれと接触して前記溝に沿う前記管の内側の表面が通っている。ガイドレールとして真直な管を利用すると、製造条件や感じのいい外観という点で特に好ましい。従って、利用可能な管の湾曲した内側の走行表面は走行ローラの湾曲した走行表面と結合して好ましい効果をもたらすよう利用することが可能である。
巻取り式ドアのさらに好適実施例では、スライドバーの移動用モータがローラ用ケーシング内にまたはその上に配置されていること、さらに、この移動が前記モータにより駆動されるスピンドルによって生じるという点に特徴がある。ここではそのスピンドルはガイドレールの内部に配置されており、さらに前記牽引用台車内で少なくとも1つの雌ネジと螺合しており、このネジは前記スピンドルの特徴に適合されている。ここでスピンドルがローラ用ケーシングから離れる側でホルダーに取付けられると好都合であることが分かる。スライドバーの移動用にスピンドルを利用すると、非常に信頼性があり、スペースの節約となることが分かる。さらに、そのような設計は実現が容易である。また、ここでは前記モータの軸を、ローラ用ケーシング上でまたは内部でドアの面と垂直に配置しさらに、駆動力は斜交歯車機構を介してスピンドルに伝達することが可能である。必要な、とりわけ安全性の理由からブレーキ機能は、特に、関係する増速変速装置を使用するために前記歯車機構よりもむしろモータのところに配置されることが好ましい。スピンドルは、前記モータ歯車機構に設けた内側にネジ山を有する(止まり)穴に挿入され、そこでロック用ネジにより固定されることが好ましい。このようにして、スピンドルを所定長さに切断する際に起きる長さの不正確さを容易に補償することが可能である。
巻取り式ドアの別の実施例は、さらに、ローラ用ケーシングの反対側に位置するドアの側に対向する形状体を有する。この対向する形状体は、隔壁に固定され、ドアが閉じられるときスライドバーを停止するよう設計される。同様に、その対向する形状体を、ドアが閉じられるとき最もよい可能なシール状態をもたらすためにスライドバーの最前部端の形状に適合させる。(これは、例えば、スライドバーの最前部端に配置され、対向する形状体の中の対応する形状部分と係合する特定の形状を有するシールを介して行なわれることが可能である。)しかしながら、代案として、スライドバーを、単に隔壁の突起部の後方でガイドすることも可能である。ここでは、ガイドレール用のホルダーは、この対向する形状体用の頂部カバーとして設計され、さらにそれに堅く結合されることが好ましい。換言すれば、ホルダーを隔壁に直接的に固定するよりもむしろ、第1の例では、対向する形状体をネジ留めし、それから対向する形状体の上にカバーとしてホルダーを上部から置く。このモジュラー構造は設置目的に好都合である。
前記ドア(開閉動作)を制御し駆動するため、本発明の別の実施例によれば、巻取り式ドアを非接触で操作するためのスイッチがローラ用ケーシング上に、好適には、その内側でドアリーフの面と直角に配置されている。(例えば、トイレのドアとして使用する場合、当該ドアが誤って開けられる状態を避けるため)非接触のスイッチは特に、衛生状態の観点から好都合である。このスイッチは、好適には、ドアリーフの位置に依存した各々の状態でモータを論理的に始動する単一のスイッチとして設計される。このことは、ドアが閉止されているとき、当該スイッチの操作はドアを自動的に開け、さらにドアが開いているとき当該スイッチの操作はドアを自動的に閉止せしめる。
安全上の理由で、別の好適実施例によれば、巻取り式ドアが閉止されているときに何らかの障害物がドアの内側の全幅に位置している場合、傾斜できるような機構を持つスライドバーを備えることは好都合である。ここでは、そのような機構を、例えば、垂直方向に配置され且つ前記牽引台車に堅牢に結合され、さらに、ドアリーフと直角に配置された枢動ピンを介してスライドバーに取付けられたバーまたはフォークとして設計することが可能である。この枢動ピンは、好適には、スライドバーの頂部から3分の1のところに配置されており、さらに、垂直方向のある位置でスライドバーを固定し且つ開放する手段が設けられており、それによりスライドバーは、このピンの周りで所定の梃子力を超えたときのみピンの周りを回転可能である。
巻取り式ドアリーフの固定操作は、そのドアリーフを巻取るローラ本体を含むローラ用ケーシングにより実現可能である。前記ローラ本体にはネジリばねを有し、それによって、ドアリーフが閉止されているときには、そのバネ力に抗してドアリーフはローラ本体から巻き戻されており、そして、特にこの過程で蓄積されるエネルギーは、好適には、巻取り式ドアを開くときドアリーフを再びローラ本体に巻取るために十分であって、さらなるモータ動力を使用しない。こうした機構は、緊急時に(例えば、停電の場合)ドアを開くという点では特に好都合である。
このような巻取り式ドアは、例えば、広告目的のため利用可能なドア表面を容易に交換可能、あるいは欠陥がある場合に容易に取換え可能とするために交換可能な巻取り式ドアリーフまたは交換可能なローラ本体を有することが可能である。ドアリーフは、少なくとも部分的に繊維で織られた布地で形成することが可能であり、特にここでは、プラスチック製の積層体や織布にすることが可能である。要求に応じて、その材料は異なる、例えば、色合い、外形、耐化学薬品性等の特性を持つ。さらに、表面には、それに適合した印刷を有し、さらに、広告図形およびその類似物のために対応して利用することが可能である。従って広告図形はドアが閉止される毎に現われ、さらにドアが開けられる毎に再び消える。初期設定位置は通常、ドアが開いた位置である。
本発明による巻取り式ドアのさらに好適な実施例は、従属請求項中に記載される。
本発明はまた、簡単な室内用の、例えば家具や設備要素のためのシャッターとして、トイレ用ドアとして、更衣室や電話ボックスのような会話用区画用のドアとして、写真撮影区画として、あるいは交通機関の中または上における仕切りとして、上記巻取り式ドアを利用することに関する。特に、設置面積を節約する構造(旋回運動の領域がなく、従って、例えば、1mあたりより多くのトイレが設置でき、さらに身体障害者用の簡単なトイレの提供を可能にする)の結果としてこれらの用途には好都合であることが分かる。従って、かなり大まかに言えば、ドアの開口部を、できるだけ設置場所を節約するようにして、特にスクリーン付で提供すべき状態では、このドアの利用が可能となる。
本発明は、さらに上述した巻取り式ドアの設置方法に関する。特にここでは、ローラ用ケーシングがドア開口部の一側で隔壁に固定され、その後ガイドレールと、適切な場合には、スピンドルとがドア開口部の内部の幅に対応する長さに切断される。その後ホルダーまたは、適切な場合には、当該ホルダーをその上に固定する対向する形状体がドア開口部の他側に固定される。ガイドレール及びそこにあればスピンドルもローラ用ケーシングとホルダーの間に固定される。
さらなる好適な実施例は、従属請求項から推測可能である。
本発明は、図面と併せて代表的な実施例に関し以下にさらに詳細に説明される。
発明の実施の方法
図1は、巻取り式ドア1の代表的な実施例の斜視図を示す。具体的には、これはトイレ用小室のドアである。間仕切り用隔壁は、ここではドア開口部の左右に配置される。(描かれていないが、本質的には、仕切りとしてのみ)一方、ドアの鴨居はそこにはない。一側にはローラ用ケーシング2が垂直方向に配置されている。ローラ用ケーシング2は、トイレ用小室の内部に向いた前部面14を有する。それは(ローラ用ケーシング2)また、外側面15、ドア開口部に向いた内側面16及び、背面17を有する。ローラ用ケーシング2に対しては、トイレ用小室の側壁にその外側面15を固定するか、またはドア開口部の平面と平行に配置される隔壁部分にその背面17を適合させるかのいずれかが可能である。(端面の設置)外側面15を利用する固定は、特に、各々の小室がドア開口部平面と直角に配置されている間仕切り用隔壁によって単に互いに分離されている場合、特に好都合であることが分かる。ローラ用ケーシング2は、支持用足部7を介して床の上に支持されることが可能である(状況に応じて)。ローラ用ケーシングはその頂部先端にトップカバー12を有する。駆動手段はそのカバー12の下に配置されている。ローラ用ケーシングはローラ本体を収容するために役立っており、従って、接近への障壁を与えるようになっている。さらに制御及び操作要素がこのケーシングに収容されている。
ガイドレール10は、ローラ用ケーシング2と直角で且つドア開口部の上部に配置されている。垂直に配置されている対向する形状体8はローラ用ケーシング2と反対側に位置しているドア開口部の側にある。この対向する形状体8は、その背面19を、ドア開口部の平面と平行に配置された隔壁に堅くネジ留めするか(端面の設置)または、間仕切り用隔壁のみが用意されている場合は特に、上述したように、その外側面18を、ドア開口部平面と直角に配置されているそのような間仕切り用隔壁に固定することが可能である。対向する形状体8は、その頂部先端がホルダー11で覆われている。このホルダー11は、対向する形状体8用の頂部カバーとして、ガイドレール10用の終点用または案内用の構成要素として、及び、ガイドレール10に配置されたスピンドル32用の取付け部として同時に役立つ。
ガイドレール10は、従って、ホルダー11に組み込まれた一側を有する。他方側のローラ用ケーシング端部のところで、ガイドレール10は、頂部カバー12、または、このカバーの直下に配置された要素に取付けられる。ガイドレール10は、実質的に円形状の断面を有する。溝が下側に配置され、その結果、ガイドレール10内に配置された案内要素がドアリーフを案内可能となっている。この目的のため、巻取り式ドア1はまた、垂直なスライドバー4を有し、そこに巻取り式のドアリーフ3がその高さ全体にわたり一側を固定されている。スライドバー4は、実質的にドアリーフ3のシートの高さに対応し且つ床にまで達しない長さを有する。かくして、スライドバー4の底部端またはドアリーフ3の底部端と床との間に空間が残る。ドアリーフ3はその下側では案内されない。そして、上記空間はドア領域の床に対する簡単な清掃を可能にする。
ローラ用ケーシング2は、一方において、その内側面16上に側面溝13を有しており、同溝13は実質的にローラ用ケーシングの高さ全体に亘り延びており、同溝13を介してドアリーフ3のシートが案内されるようになっている。他方において、内側面16上で、同内側面の約半分ほど上方のところまたは幾分低いレベルのところにスイッチ9が配置されている。非接触のスイッチとして設計されたこのスイッチ9を介して、ドアの開閉操作を始動することが可能である。スイッチ9は単一のプリント回路基盤で実現されており、数センチの距離のところに接近すると起動される。ここでは、例えば、光学的に起動されることも可能である。ここでは、ドアの閉止状態に対応してモータを始動させる論理回路が提供される。換言すれば、ドアが閉じているときスイッチへの接近はドアを開け、これに対し、ドアが開いているときスイッチへの接近はドアを閉じさせる。10センチ以下の範囲内で感度を持つようにローラ用ケーシング2の内側面16(即ち、ローラ側)上にスイッチ9を配置することは、好都合であることが分かる。というのは、特にドアがトイレ用の場合であって、例えば、誰かが脱衣中に、ドアが誤って開くのを防ぐことが可能だからである。また、小室内部に誰もいない状態でドア開口部を介して手を延ばすことにより外部からドアが閉じられる可能性を防ぐため、前記論理回路はさらに、少なくともドア操作の最初の2秒間(即ち、典型的にはドアが少なくとも約半分閉じるまで)は手をスイッチ9の前面に保持しなければならないように設計される。
図2は、中心部領域にドアが最大限引き戻されているローラ用ケーシング2を通る水平方向断面を示す。ローラ用ケーシング2は、幅8cm、深さ18cmで、プラスチックまたは金属(例えば、陽極酸化アルミ)で作られている。それは前部領域に丸みのついた部分25を有する。加えて、隔壁にローラ用ケーシングを簡単に固定できるように固定用の形状部24が外側面15及び背面17に設けられている。ローラ用ケーシング内に垂直に配置されているのはドアリーフ3を巻取ることが可能なローラ本体28であって、このローラ本体は従って、布地用の巻取り本体の役目をする。この目的のためローラ本体28は、ドアリーフのシートの一側を固定できるよう垂直の固定用溝29を有する。ドアリーフ3は溝13を経由してローラ用ケーシング2の外へ案内される。ドアリーフ3の改良された案内のためガイドループ(例えば、プラスチック製)がこの溝13に、好適には両側に固定され、そして制御された方法でシートを、特にローラ用ケーシング2の内側面上の溝13へ送り出す。スライドバー4はその一部として固定用溝26を有し、この溝26に、ドアリーフ3のシートが他方側にて実質的に高さ全体にわたり固定されている。さらに、スライドバー4は、ドア開口部に向いた側面にシール5を有し、同シール5はスライドバー4の全長にわたり延びており且つ軟らかいプラスチック製である。(端部保護用ゴム)このシール5は、少なくとも1つの固定用突起部27を介してスライドバー4の形状体に固着されている。シール5は、一方では、対向する形状体8に対するドアの最適なシール用として、また他方では、スライドバーとドアの内部全幅位置する物体との衝突の際のダンピング目的用としての役目を有する。スライドバー4を最大限引き込むと、ローラ用ケーシング2の外側面15及び、スライドバー4またはシール5の先端部との間には12〜13cmの空間がある。こうした配置は従って、非常にコンパクトであり、特に、大きなドア開口部を設ける必要がある場合にも好都合である。(例えば、身体障害者用のトイレにおいて)
図3は垂直方向にあるローラ用ケーシングの形状体上に位置付けられた取付プレート31を有する巻取り式ドアの駆動手段の斜視図を示し、このプレートは上方に開口されている。(参照:この目的のため下方に突起部が設けられている)ドアが設置されている状態では、同図に示される配置はさらに、カバー12で覆われることになる。モータ36は取付プレート31に取付けられる。モータ36の軸38水平方向で且つガイドレール10と直角方向に配置される。モータ36用のブレーキは軸38上の終端部下に配置される。モータ36により生ずる力のモーメントは、ケーシング内に設けた斜交歯車機構37を介してガイドレール10に平行な軸の周りの回転に変換される。ガイドレール10内で、実質的にこのガイドレールの軸に沿って配置されているスピンドル32は、このような中で、駆動される。例えば、スピンドル32は50mmのピッチを有する。ここでは、素速い制御されたドアの移動と、ネジリばねが、特に緊急にドアを開く際、前記モータの支援なしでスライドバーをドアの開位置へ移動させるよう意図されている状態で作用する可能な最も低い抗力との間の妥協点を見出すことが必要である。スピンドル32は、その面上に終端まで雄ネジを有する。斜交歯車機構37は、その一部として、スピンドル32と螺合するために、スピンドル32に適合する雌ネジを有する止まり穴を備えている。スピンドル32は、これに対応して、この止まり穴へねじ込まれ、そこで固定用ネジ33により固定される。このスピンドルの固定方法では、取付けの際、スピンドル32の長さ方向にある程度の許容量を設けることができる。このことは、特に重要である。というのは、製造現場では通常、異なるドア開口部があり、そしてそれに対応して、他側でホルダー11に取付けられるガイドレール10とスピンドル32の両方とも、ドアの内側全幅に対応した長さに切断する必要があるからである。
スライドバー4はスピンドル駆動によりドアの閉止の方向へ移動される。この場合、布地はローラ本体28から引き出され、同時に、ローラ本体に結合されているネジリばねは応力を受ける。従って、当該布地は、どの位置でも襞になることなくピンと張られている。
緊急状態のために、モータはまた、外側からドアを開くことのできる手段(例えば、角状エンド工具により)あるいは、内側からドアを開くことのできる手段(例えば、レバー装置により)のいずれかを備える。これらドア開口可能な手段は純機械的に構成されており、停電時であっても、動作できるものである。これは、斜交歯車機構の領域に、ドア開口のため配置されたブレーキのみが実質的に開放され且つ、巻取り式ドアを自動的に開かせるためローラ本体のネジリばねに十分なエネルギーが蓄えられている場合には事実である。緊急なドア開口の場合、モータは発電機のように一緒に回転し、連続的なドア開口移動をあたえる。(跳ね返りによる移動ではない)ドアリーフの重量が低いことと、スライドバーの離脱機構(本文中で後述される)の結果として、照明用バリア、安全用帯鋼等を廃止可能である。従って、衝撃のエネルギーは小さく、人を損傷するようなことがない。
従って、モータ歯車機構のユニットは、スピンドル32の搭載及び駆動手段を与える。モータパワーをモニターすることにより、終端位置や、あり得る障害物を検出することが可能である。直接取付けられているホールド用ブレーキは確実な閉鎖位置を保障している。
図4はスライドバー4用の搬送機構を、スピンドル32と共に例示しており、ガイドレール10は削除されている。プラスチック製の牽引台車39がスピンドル32上で移動可能に配置されている。その牽引台車は二対の走行用ローラ40、41を有し、それぞれ横方向及び縦に配置されている。縦に配置されガイドレール10内で利用可能な高さをもつ二対の走行用ローラを用いるのは、牽引台車39がトルクを受ける場合(例えば、スライドバーが障害物に突き当たった場合)、安定化目的のため、通常、そこにある逆方向圧力用のローラを使用する必要がないことを意味する。走行用ローラは丸い断面を持つガイドレール10の内部を走行するので、それらは、曲面状の走行面42(ほぼ半球状の)を有する。走行用ローラの各々は単に弾性力のあるサポート43上に差し込まれている。(外側に環状の突出部を持つ真直ぐな溝のついたプラスチック製円柱)牽引台車39の下に固定されているのは、垂直方向の堅牢な中空シリンダ44で、その中にスライドバー4が固定されている。
かくして、スピンドルは牽引台車をその長手方向に移動させる。生ずるガイド力は対で配置されているガイド用ローラによってガイドレール10へ伝達される。ガイド用ローラの半円周の形状は角度の偏向や横方向の移動に対して理想的に許容することが可能である。
図5は、スピンドル32と直角な平面状での対応する図を示す。牽引台車39は、少なくとも1つの内側に通るネジ47を有し、それにスピンドル32のネジが螺合し、さらに、スピンドル32が回転されるとそれを介して牽引台車39は移動される。図5は、また、ガイドレール10を例示しており、従って、走行用ローラ40、41がガイドレール10中でどのように走行するかが分かる。シリンダ44はガイドレール10の下面の溝48を通って外へ突き出ている。スライドバー4は固定用ピン49を介してシリンダ44に一部が結合しているフォーク45を有する。このため、シリンダ44は、固定用ピン49上の止め輪に適合する内側の円周状の溝を有する。この止め輪は、固定ピン49をシリンダ44の中へ押し込むとき、図6a)で50と指定された溝の中へ配置されるようになっている。これは、スライドバー4を、堅くしかし可能ならば回転可能に牽引台車39に固定することを確実にするものである。かくして、フォーク45は垂直方向に堅牢に配置される。フォーク45はスライドバー4の形状体の中で2つの垂直に通っている切り込みの中へある程度隠れており、これら各々は、固定用溝26の面に配置されている。その底部端のところでフォーク45は枢動ピン51を介してスライドバー4に取付けられている。図6b)から分かるように、このようなフォーク45のスライドバー4への固定は、例えば、ドアが閉じられたときに、ドアの内側全幅に障害物がある場合、スライドバー4の傾斜を可能にする。従って、例えば、誰かがドアの中に閉じ込められるような状況を防止可能である。それにもかかわらず、正規の操作中フォーク45またはスライドバー4の堅牢な固定を確実にするために、フォーク45の下面には、その一部分として、スライドバー4の垂直方向位置において、玉53の上に位置した状態となるソケット52を備えており、この玉はスライドバー4の頂部端のところに設けられ、且つ調整用ばねを介して弾性的に搭載されている。この結合は、従って、ある程度の梃子の力がピン51の周りに与えられたときスライドバー4の垂直方向の結合を開放するだけである。この力は玉53の調整羽を介して調整することが可能である。一旦、スライドバー4がその垂直位置から外れる(図6b)に例示されるように)とその後は、スライドバー4が完全に閉じた位置かまたは完全に開口した位置のいずれかのときにスライドバー4は再びその垂直位置に自動的に固定される。
図7はローラ本体28の頂部の半分を示す。ここでは、取替え可能な形状をもつローラ本体が、取付けプレート31の下面に設けた軸受部の配置の中に、ピン54を介してどのように取付けられるか推測可能である。ピン54は、調整ばね55を介して移動可能に取付けられており、その結果、交換目的のために、ローラ本体28はピン54によって下方から軸受部の配置の中へ押し込むことが可能であり、そしてさらに、下面に固定されることが可能である。
図8はローラ本体28のネジリばねユニット58を示す。このユニットは図7に例示される管の中へ下方から押される。固定用溝29に適合可能となるため、頭部59には、その一部として、溝60を有する。ネジリばねユニット58は管56を有し、その中にネジリばねが配置され、頭部59の領域にある頂端部のところで、それはネジリばねユニット58にしっかり結合されており、さらに、そうでない場合は、管56内で回転可能である。ネジリばねユニット58はその底部端のところに足部61を有し、同足部も同様に、固定用溝29のための溝60を有する。足部61は下方にあるローラ本体28の管のところが終点である。ネジリばね用の固定手段62は、この図から同様に推察可能である。この固定手段はネジリばねの底部端に堅牢に結合され、ローラ用ケーシング2の回転式固定ホルダーの中へ押し込まれることが可能である。工具なしで遂行さえ可能な、この非常に簡単なローラ本体の交換のために必要なことといえば、布地のドアリーフと共に管を交換することだけである。ネジリばねは、一方において、布地が盛上ったりしないように布地を伸張するのを確実にし、他方において、緊急時に必要なエネルギーを与えるものである。
同じ構成部品は、必要に応じて左右に開くドアを実現するために利用可能である。改造は、ほんのわずかな設置作業がなされることで可能であって、整備工により現場で遂行可能である。
スピンドル及びガイドレール10が所望長さに切断されるおかげで、移動量および/または内側の全幅は、具体的にそれらの条件に手動で適合させることが可能である。切断された長さの部品には、それ以上の機械加工は必要でなく、直ぐに設置可能である。提案された設計ではいろいろなドアの幅を実現することが可能である。
個々の、例えば、複数のトイレ用小室を持つ領域用のドアに対する制御または電力供給に関しては、超低電圧で作動し(対応して直流モータを使用する)、さらに各駆動ユニット用に1つのトランスを備えることが推奨される。各々のドアは直列接続されることができ、さらに、電力に関し、各ケースでは、例えば、1つの領域で10個のドアのうち4個のドアのみが作動状態のもとで同時に閉止できるようシステムを設計可能である。従って、必要な安全防護対策をより少なくすることが可能であり、丁度1個のトランスの結果として、コストを削減できる。
要約すると、提案されたドアシステムは、次の利点を有する。
・非接触の、衛生的なドア操作
・ドア構成要素の自動的且つ信頼性のある移動(追加的なセンサが不要)
・必要な場合、自動的な緊急時の開口
・最適な移動対策;枢動領域を必要としない摺動移動手段
・スクリーン
・好感の持てる設計
・ドア構成要素は大きな空間を必要としない、さらに、従って、より多くの小用の空間ができる。
・ドア構成要素は巻取り式の広告面として利用可能
・いろんな設置状態に対する柔軟な設置(横方向の固定のみ)鴨居や床のガイド不要
・最小のドアリーフ重量のゆえに、駆動部に対し外付けの安全装置が不要
・現存する手動操作用ドアを簡単に置き換え
・床がきれいである結果衛生的(床の清掃が容易)
・簡単なモジュラー構造
・設置中、直接現場での建造に適応
半分閉じた位置にある巻取り式ドアの斜視図を示す。 巻取り式ドアを通る水平断面を示す図である。 巻取り式ドアの駆動機構の斜視図を示す。 ガイド用台車の図を示す。 牽引台車を備えたガイドレールを通る垂直断面を示す。 a)は垂直位置にあるスライドバーの図を示し、b)は傾斜位置にあるスライドバーの図を示す。 布地用ローラ本体のための付属品の図を示す。 ローラ本体のネジリばね用の管を示す。
符号の説明
1 巻取り式ドア
2 ローラ用ケーシング
3 布地ドアリーフ
4 スライドバー
5 スライドバーのシール
6 布地ドアリーフの底部端
7 支持用足部
8 対向する形状体
9 スイッチ(非接触)
10 ガイドレール
11 ガイドレール用ホルダー
12 ローラ用ケーシングの頂部カバー
13 ローラ用ケーシング内の布地ドアリーフ用溝
14 ローラ用ケーシングの正面
15 ローラ用ケーシングの外側面
16 ローラ用ケーシングの内側面
17 ローラ用ケーシングの背面
18 対向する形状体の外側面
19 対向する形状体の背面
20 対向する形状体の内側面
21 布地ドアリーフの頂部端
22 布地ドアリーフとガイドレールとの間隙
23 ローラ用ケーシング内の布地ドアリーフ用溝のガイドループ
24 ローラ用ケーシング内の固定用形状体
25 丸い部分
26 スライドバー内の布地ドアリーフ用の固定用溝
27 スライドバーのシールの固定用突起部
28 ローラ本体
29 ローラ本体内の布地ドアリーフ用の固定用溝
30 ローラ本体の垂直軸
31 取付け用プレート
32 スピンドル
33 ロックナット
34 ガイドレール用ガイド
35 ガイドレールの溝用突起部
36 モータ
37 斜交歯車機構
38 モータ軸、モータのブレーキ領域
39 牽引台車
40 前側走行ローラ
41 後方側走行ローラ
42 前側走行ローラ及び後方側走行ローラの湾曲した走行面
43 前側走行ローラ及び後方側走行ローラのサポート
44 牽引台車上の垂直方向の堅牢な中空シリンダ
45 フォーク
46 ガイドレールの空洞
47 スピンドル用の牽引台車内を通るネジ
48 ガイドレールの溝
49 フォーク上の固定用ピン
50 フォーク上の固定用ピンにある止め輪
51 フォークの枢動ピン
52 ソケット
53 ソケット用に弾性的に搭載された玉
54 ピン
55 ピン用調整ばね
56 ネジリばね用管
57 ピンの取付け台
58 ネジリばねユニット
59 ネジリばねユニットの頭部
60 ローラ本体用の溝
61 ネジリばねユニットの足部
62 ネジリばねユニット用の固定手段

Claims (12)

  1. 巻取り可能なドアリーフ(3)を有し、前記ドアリーフ(3)に適合する垂直のローラ用ケーシング(2)を有し、水平方向に移動可能で且つ巻取りドアリーフ(3)を固定するスライドバー(4)を有し、及び同スライドバーの頂部に位置し且つその中にスライドバー(4)を移動可能に取付けてなる水平なガイドレール(10)を有する巻取り式ドア(1)であって、
    前記ローラ用ケーシング(2)は、その背面(17)または外側面(15)によって隔壁に固定され、さらに、前記ガイドレール(10)は、自由ガイドレール(10)として設計され、その一側は少なくとも間接的に前記ローラ用ケーシング(2)のところで、またその他側は少なくとも間接的に隔壁に取付けられているホルダー(11)内に固定されていることを特徴とする前記巻取り式ドア(1)。
  2. ガイドレール(10)が中空の形状体として設計されており、走行ローラ(40、41)を有する牽引用台車(39)がその中空の形状体中で移動可能に取付けられ、その中空の形状体が好適には下方に開口しそこを介して牽引用台車(39)がスライドバー(4)と結合される溝(48)のみを有することを特徴とする請求項1記載の巻取り式ドア(1)。
  3. ガイドレール(10)は実質的には円形状断面の管として構成され、さらに、前記牽引用台車(39)は少なくとも一対の、特に好適には二対の縦に配列した走行ローラ(40、41)を有し、同走行ローラは前記牽引用台車の側面に配置され、湾曲した走行表面(42)を有し、さらにそれと接触して前記溝(48)に沿う前記管の内側の表面が通っていることを特徴とする請求項2記載の巻取り式ドア(1)。
  4. スライドバー(4)の移動用モータ(36)がローラ用ケーシング(2)内にまたはその上に配置され、さらに、この移動はスピンドル(32)を介して生じるものであり、前記スピンドルは、前記モータ(36)により駆動され、好適には、ガイドレール(10)の内部に配置されており、さらに前記牽引用台車(39)内で少なくとも1つの雌ネジと螺合しており、特にローラ用ケーシング(2)から離れる側で好適にはホルダー(11)に取付けられていることを特徴とする請求項2または3のいずれかに記載の巻取り式ドア(1)。
  5. さらに、対向する形状体(8)がローラ用ケーシング(2)の反対側に位置するドアの側に配置されており、この対向する形状体(8)は隔壁に固定され、さらに、同対向する形状体(8)はドアが閉じられるときスライドバー(4)を停止するよう設計されており、特に、ガイドレール(10)用のホルダー(11)は、好適には、この対向する形状体(8)用の頂部カバーとして設計され、それに堅く結合されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の巻取り式ドア(1)。
  6. 巻取り式ドア(1)を非接触で操作するためのスイッチ(9)がローラ用ケーシング(2)上に、好適には、その内側面(16)でドアリーフ(3)の面と直角に配置されており、特に、このスイッチ(9)は好適には、ドアリーフ(3)の位置に依存した各々の状態でモータ(36)を論理的に始動する単一のスイッチとして設計されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の巻取り式ドア(1)。
  7. 巻取り式ドア(1)が閉止されているときに何らかの障害物がドアの内側の全幅に位置している場合、スライドバー(4)は自身の傾斜を許容する機構(45、51〜53)を持つことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載の巻取り式ドア(1)。
  8. 前記機構は、垂直方向に配置され且つ前記牽引台車(39)に堅牢に結合されさらに、ドアリーフ(3)と直角に配置された枢動ピン(51)を介してスライドバー(4)に取付けられたバーまたはフォーク(45)として設計されており、前記枢動ピン(51)は、スライドバー(4)の頂部から3分の1のところに配置されており、さらに、好適には、垂直方向のある位置でスライドバー(4)を固定し且つ開放する手段(52、53)が設けられており、それによりスライドバーは、そのピンの周りで所定の梃子力を超えたときのみピン(51)の周りを回転可能であることを特徴とする請求項2乃至6及び7のいずれか1つに記載の巻取り式ドア(1)。
  9. 前記ローラ用ケーシング(2)はドアリーフ(3)を巻取るローラ本体(28)を有し、前記ローラ本体(28)はネジリばねを有し、それによって、ドアリーフ(3)が閉止されているときには、そのバネ力に抗してドアリーフはローラ本体から巻き戻されており、さらにこの過程で蓄積されるエネルギーは、巻取り式ドア(1)を開くときさらなるモータ動力を使用せずにドアリーフ(3)を再びローラ本体(28)に巻取るために十分であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1つに記載の巻取り式ドア(1)。
  10. 巻取り式のドアリーフ(3)またはローラ本体(28)は交換可能であり、特に好適には、少なくとも部分的に繊維で織られた布地で形成されることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1つに記載の巻取り式ドア(1)。
  11. 簡単な室内用のシャッター、例えば家具や設備要素のためのシャッターとして、トイレ用ドアとして、更衣室や、電話ボックスのような会話用区画用のドアとして、写真撮影区画として、あるいは交通機関の中または上における仕切りとして、上記巻取り式ドアを利用することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1つに記載の巻取り式ドア(1)の利用。
  12. ローラ用ケーシング(2)がドア開口部の一側で隔壁に固定されており、ガイドレール(10)と、適切な場合には、スピンドル(32)とがドア開口部の内部の幅に対応する長さに切断され、さらに、ホルダー(11)または、適切な場合には、当該ホルダー(11)をその上に固定する対向する形状体(8)がドア開口部の他側に固定され、前記ガイドレール(10)及び、適切な場合にはスピンドルがローラ用ケーシング(2)とホルダー(11)の間に固定されることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1つに記載の巻取り式ドア(1)の設置方法。
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