JP2005527305A5 - - Google Patents

Claims (32)

1. 処理されていない医療用ガス用の吸気口と処理された医療用ガス用の排気口とを備えた筐体を含み、前記筐体に、気化体と給水口と加熱装置とを含む調和手段が、前記医療用ガスを加湿及び加温するために備えられた医療用ガスの調和装置であって、
   前記気化体と前記加熱装置とが同心状に配置されて両者の間に空間を形成し、水の薄層が加熱装置と気化体との間の前記空間に入り込むことができるように、前記給水口が筐体に接続され、
   前記気化体が疎水性物を染み込ませた気孔を有するマイクロポーラス固定モノリス体を、又は、疎水性のマイクロポーラス固定モノリス体を有することを特徴とする装置。
2. 加熱装置と固定気化体との間の前記空間が筒状である請求項１に記載の装置。
3. 前記固定気化体が、実質的に水を通さず水蒸気を通す特性を有する請求項１から２の何れか１項に記載の装置。
4. 前記固定気化体がセラミック材料からなる請求項１から３の何れか１項に記載の装置。
5. 前記固定気化体がマイクロポーラスＰＴＦＥのモノリスからなる請求項１から３の何れか１項に記載の装置。
6. 前記固定気化体が０．０５ミクロンから１ミクロンの範囲のメッシュサイズを有する請求項１から５の何れか１項に記載の装置。
7. 前記固定気化体のメッシュサイズが０．２ミクロンである請求項６に記載の装置。
8. 前記調和手段が前記吸気口と前記排気口との間に配置される請求項１から７の何れか1項に記載の装置。
9. 前記固定気化体が前記加熱装置を囲んでいる請求項１から８の何れか1項に記載の装置。
10. 前記筐体が、更に、付加された加熱装置に同心状に囲まれている請求項１から９の何れか1項に記載の装置。
11. 前記加熱装置が前記固定気化体を囲んでいる請求項１から８の何れか1項に記載の装置。
12. 前記筐体が底と、周辺壁と、蓋とを有することを特徴とする、請求項１から１１の何れか１項に記載の装置。
13. 吸気口が前記筐体の底に位置し、排気口が前記筐体の蓋に位置する請求項１２に記載の装置。
14. 吸気口が前記周辺壁の底に位置し、排気口が前記周辺壁の上部に位置する請求項１２に記載の装置。
15. 前記加熱装置が金属エレメントにより囲まれた中央加熱機器を含む請求項１から１４の何れか１項に記載の装置。
16. 前記筐体が底と、蓋とを有することを特徴とする、請求項１から１１の何れか１項に記載の装置。
17. 排気口が固定気化体の上部に位置し、吸気口が前記固定気化体の底に位置する請求項１６に記載の装置。
18. 固定気化体が加熱装置により同心状に囲まれて両者の間に空間を形成する請求項１６又は１７に記載の装置。
19. 前記加熱装置が金属エレメント筒を囲む加熱機器を含む請求項１６から１８の何れか１項に記載の装置。
20. 給水口が加熱装置と固定気化体との間の空間に接続された請求項１から１９の何れか１項に記載の装置。
21. 前記給水口が逆止弁を含む請求項１から２０の何れか１項に記載の装置。
22. 前記給水口が水タンクに接続された請求項１から２１の何れか１項に記載の装置。
23. 前記水タンクが高さにおいて７０から１２０ｃｍの範囲にある請求項２２に記載の装置。
24. 前記加熱装置に温度センサが取り付けられている請求項１から２３の何れか１項に記載の装置。
25. 前記吸気口と排気口とが接続管を有し、チューブを取り付けるようになっている請求項１から２４の何れか１項に記載の装置。
26. 前記筐体が周辺壁の上部と底とを囲むフランジを有する請求項１から２５の何れか１項に記載の装置。
27. 熱及び加湿交換器との組み合わせにおいて、請求項１から２６の何れか１項に記載の装置の使用。
28. 医療用ガスの調和のための請求項１から２６の何れか１項に記載の装置の使用。
29. 呼吸気装置における請求項１から２６の何れか１項に記載の装置の使用。
30. 腹腔鏡手術における請求項１から２６の何れか１項に記載の装置の使用。
31. 請求項１から２６の何れか１項に記載の装置をガス供給源へ接続する工程と、ガスを前記装置を通して流す工程と、を含む医療用ガスの調和方法。
32. 処理されていない医療用ガスを吸気口を通して供給する工程と、
    水の微小層を加熱することによって、気化体の中で引き起こされる蒸発水の作用により、前記供給されたガスを加湿及び加温する工程と、
    を含む前記ガスが加湿及び加温される医療用ガスの調和方法であって、
    前記気化体が疎水性物を染み込ませた気孔を有するマイクロポーラス固定モノリス体を、又は、疎水性のマイクロポーラス固定モノリス体を有することを特徴とする方法。