JPH07204274A - 加温加湿器 - Google Patents
加温加湿器Info
- Publication number
- JPH07204274A JPH07204274A JP3078994A JP3078994A JPH07204274A JP H07204274 A JPH07204274 A JP H07204274A JP 3078994 A JP3078994 A JP 3078994A JP 3078994 A JP3078994 A JP 3078994A JP H07204274 A JPH07204274 A JP H07204274A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- water
- wick
- heater
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air Humidification (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 連続流の使用に於ても十分な性能を持ち、加
温加湿水槽の透視性を阻害しない構造の加温加湿器の提
供。 【構成】 ガス入力およびガス出口を備えた加湿水を入
れる透明な容器のガス入口とガス出口を隔離する位置に
含水して水を蒸発させるウイックとウイックを加温して
水の蒸発効果を高める加温筒を配設し、加温筒には外部
からヒーターを装着出来る空間を設けてヒーターが容易
に着脱できる構成とする。
温加湿水槽の透視性を阻害しない構造の加温加湿器の提
供。 【構成】 ガス入力およびガス出口を備えた加湿水を入
れる透明な容器のガス入口とガス出口を隔離する位置に
含水して水を蒸発させるウイックとウイックを加温して
水の蒸発効果を高める加温筒を配設し、加温筒には外部
からヒーターを装着出来る空間を設けてヒーターが容易
に着脱できる構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は医療用に使用される加温
加湿器に関する。
加湿器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来使用されている加温加湿器は動作原
理から水浴型と燈芯型に大別される。水浴型の加温加湿
器は加湿水を電熱ヒーターで加温して、医療ガスを水中
に導き、ガスが水中より水面上に出る間に気泡となって
温水と接触することにより、温度と湿度が与えられる。
燈芯型の加温加湿器は、加湿水を電熱ヒーターで加温
し、水中から水面上に濾紙等のウイックを立て、水の蒸
発面積を大きくして供給される医療ガスに温度と湿度を
与えるように構成されている。
理から水浴型と燈芯型に大別される。水浴型の加温加湿
器は加湿水を電熱ヒーターで加温して、医療ガスを水中
に導き、ガスが水中より水面上に出る間に気泡となって
温水と接触することにより、温度と湿度が与えられる。
燈芯型の加温加湿器は、加湿水を電熱ヒーターで加温
し、水中から水面上に濾紙等のウイックを立て、水の蒸
発面積を大きくして供給される医療ガスに温度と湿度を
与えるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】水浴型の加温加湿器は
気泡の表面だけが温水と接触するために、加湿効率が悪
く、水槽出口で相対湿度が100%にならないために、
水温を高く加温する必要がある。又ガスが水中を通過す
るために、その水深相当の圧力が通気抵抗となり、患者
の呼吸仕事の負荷になる欠点がある。
気泡の表面だけが温水と接触するために、加湿効率が悪
く、水槽出口で相対湿度が100%にならないために、
水温を高く加温する必要がある。又ガスが水中を通過す
るために、その水深相当の圧力が通気抵抗となり、患者
の呼吸仕事の負荷になる欠点がある。
【0004】燈芯型の加温加湿器は図4に示すように加
温加湿器の底部を外部ヒーターで加熱して加湿水を加温
し、濾紙の毛細管現象で温水を吸い上げる構造のため大
流量の連続流で使用するときに水温と濾紙表面との温度
差が大きくなり、加温効果が低下する欠点がある。
温加湿器の底部を外部ヒーターで加熱して加湿水を加温
し、濾紙の毛細管現象で温水を吸い上げる構造のため大
流量の連続流で使用するときに水温と濾紙表面との温度
差が大きくなり、加温効果が低下する欠点がある。
【0005】本発明は燈芯型加温加湿器の欠点とされて
いる加温効率を改善して大流量の連続流で使用可能な加
温加湿器の提供で、また加湿水残量とウイック汚染度の
確認等の必要上、加温加湿水槽の透視性を阻害しない構
造で、再使用時に加温加湿水槽を消毒する目的と、使い
捨ての加温加湿水槽が交換出来るようにヒーターと加温
加湿水槽が容易に着脱可能な加温加湿器の提供を目的と
する。
いる加温効率を改善して大流量の連続流で使用可能な加
温加湿器の提供で、また加湿水残量とウイック汚染度の
確認等の必要上、加温加湿水槽の透視性を阻害しない構
造で、再使用時に加温加湿水槽を消毒する目的と、使い
捨ての加温加湿水槽が交換出来るようにヒーターと加温
加湿水槽が容易に着脱可能な加温加湿器の提供を目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、医療ガスの入口及び出口を備えた加湿水を
入れる透明な容器内のガス入口と出口を隔離する位置
に、水を吸い上げて蒸発させるウイックとウイックを加
熱して水の蒸発効率を高める加温筒を配設し、加温筒に
はヒーターが外部から装着出来る空間を設けて加温加湿
水槽を構成し、使用時には加温筒の空間にヒーターを装
着して加温筒を加温し吸水したウイックの水を蒸発させ
て通過する医療ガスを効果的に加温加湿する方法で目的
を達した。
するために、医療ガスの入口及び出口を備えた加湿水を
入れる透明な容器内のガス入口と出口を隔離する位置
に、水を吸い上げて蒸発させるウイックとウイックを加
熱して水の蒸発効率を高める加温筒を配設し、加温筒に
はヒーターが外部から装着出来る空間を設けて加温加湿
水槽を構成し、使用時には加温筒の空間にヒーターを装
着して加温筒を加温し吸水したウイックの水を蒸発させ
て通過する医療ガスを効果的に加温加湿する方法で目的
を達した。
【0007】
【作用】本発明において、大流量の連続流で使用した時
でもウイックは加温筒の外周面から内周面へと効果的に
直接加温筒によって加温されるために従来技術の燈芯型
加温加湿器のように温度が低下することはない。透明な
加温加湿水槽が2箇の固定金具の操作で容易に着脱する
ことができる。
でもウイックは加温筒の外周面から内周面へと効果的に
直接加温筒によって加温されるために従来技術の燈芯型
加温加湿器のように温度が低下することはない。透明な
加温加湿水槽が2箇の固定金具の操作で容易に着脱する
ことができる。
【0008】
【実施例】本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に
説明する。図1は本発明の加温加湿器の一実施例を示す
断面図、図2は平面図、図3はブロック図。
説明する。図1は本発明の加温加湿器の一実施例を示す
断面図、図2は平面図、図3はブロック図。
【0009】図1において、加温加湿水槽(1)は、ガ
ス入口(5)、ガス出口(6)を備え、ガス入口と出口
を隔離する位置に加温筒(3)がガスが漏れない方法で
固定される。加温筒(3)の全周にウイック(4)を装
着し、加湿水槽(1)がパッキン(9)を介して取り付
けられる。加温筒(3)には上方にヒーターを入れる空
間が開口して、ヒーター(8)を取り付けたヒーターブ
ラケット(7)が固定金具(11)で装着される。
ス入口(5)、ガス出口(6)を備え、ガス入口と出口
を隔離する位置に加温筒(3)がガスが漏れない方法で
固定される。加温筒(3)の全周にウイック(4)を装
着し、加湿水槽(1)がパッキン(9)を介して取り付
けられる。加温筒(3)には上方にヒーターを入れる空
間が開口して、ヒーター(8)を取り付けたヒーターブ
ラケット(7)が固定金具(11)で装着される。
【0010】ガス入口(5)より医療ガスを供給する
と、ガスは加温加湿水槽(1)の内壁と加温筒(3)、
ウイック(4)との空間に沿って左右に分かれて流れ、
加温筒(3)の終端部から加温筒(3)の内面に沿いガ
ス出口(6)から患者に供給される。ウイックは毛細管
現象で含水し、加温筒(3)を介してヒーター(8)に
より加温されその表面より水を蒸発して供給ガスに温度
と湿度を供給する。
と、ガスは加温加湿水槽(1)の内壁と加温筒(3)、
ウイック(4)との空間に沿って左右に分かれて流れ、
加温筒(3)の終端部から加温筒(3)の内面に沿いガ
ス出口(6)から患者に供給される。ウイックは毛細管
現象で含水し、加温筒(3)を介してヒーター(8)に
より加温されその表面より水を蒸発して供給ガスに温度
と湿度を供給する。
【0011】図3ブロック図に示された加温加湿水槽出
口の温度センサー1(12)の温度計測値が温度設定入
力スイッチ(16)及びRH%設定入力スイッチ(1
7)に設定入力された値から計算された温度値と等しく
なるようにヒーター(8)が制御される。温度制御の詳
細は、本発明者の平成2年特許出願第329421号に
記述されている。
口の温度センサー1(12)の温度計測値が温度設定入
力スイッチ(16)及びRH%設定入力スイッチ(1
7)に設定入力された値から計算された温度値と等しく
なるようにヒーター(8)が制御される。温度制御の詳
細は、本発明者の平成2年特許出願第329421号に
記述されている。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係わる加温
加湿器は新しい呼吸療法に使用される高流量の連続流の
供給にも高速で追従出来る加温加湿性能を有し、また従
来技術の加温加湿器では使用当初に加湿水を所定温度迄
加温するのに数十分間の時間を要し、その間患者に乾燥
したガスが流れる等の不都合があったが、本発明の加温
加湿器では使用開始後数分間で所定の温湿度に調整され
たガスを患者に供給することが出来る。加温加湿水槽が
透明な樹脂で構成されるために加湿水の残量、ウイック
の汚染度の具合い等が外部から見て判断出来る等その効
果は大きい。
加湿器は新しい呼吸療法に使用される高流量の連続流の
供給にも高速で追従出来る加温加湿性能を有し、また従
来技術の加温加湿器では使用当初に加湿水を所定温度迄
加温するのに数十分間の時間を要し、その間患者に乾燥
したガスが流れる等の不都合があったが、本発明の加温
加湿器では使用開始後数分間で所定の温湿度に調整され
たガスを患者に供給することが出来る。加温加湿水槽が
透明な樹脂で構成されるために加湿水の残量、ウイック
の汚染度の具合い等が外部から見て判断出来る等その効
果は大きい。
【図1】本発明に係わる加温加湿器の一実施例を示す断
面図。
面図。
【図2】平面図を示す。
【図3】ブロック図を示す。
【図4】従来技術の燈芯型加温加湿器を示す。
1 加温加湿水槽 16 温度設定入力スイ
ッチ 2 蓋 17 RH%設定入力ス
イッチ 3 加温筒 18 入力処理回路 4 ウイック 19 演算制御回路 5 ガス入口 20 A/Dコンバータ
ー 6 ガス出口 21 ドライバー 7 ヒーターブラケット 22 数字表示器 8 ヒーター 23 Abs.H表示キ
ースイッチ 9 パッキン 10 加湿水 11 固定金具 12 温度センサー1 13 温度センサー2 14 回路ヒーター 15 患者回路
ッチ 2 蓋 17 RH%設定入力ス
イッチ 3 加温筒 18 入力処理回路 4 ウイック 19 演算制御回路 5 ガス入口 20 A/Dコンバータ
ー 6 ガス出口 21 ドライバー 7 ヒーターブラケット 22 数字表示器 8 ヒーター 23 Abs.H表示キ
ースイッチ 9 パッキン 10 加湿水 11 固定金具 12 温度センサー1 13 温度センサー2 14 回路ヒーター 15 患者回路
Claims (1)
- 【請求項1】 医療ガスの入口及び出口を備えた加湿水
を入れる透明な容器内のガス入口と出口を隔離する位置
に水を吸い上げて蒸発させるウイックとウイックを加温
して水の蒸発効果を高める加温筒を配設し、加温筒には
その外周面から内周面に連通するガス通路と加温ヒータ
ーが、外部から装着出来る空間を設けて、加温ヒーター
が容易に着脱出来る構造としたことを特徴とする加温加
湿器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3078994A JPH07204274A (ja) | 1994-01-18 | 1994-01-18 | 加温加湿器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3078994A JPH07204274A (ja) | 1994-01-18 | 1994-01-18 | 加温加湿器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07204274A true JPH07204274A (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=12313451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3078994A Pending JPH07204274A (ja) | 1994-01-18 | 1994-01-18 | 加温加湿器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07204274A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011046385A3 (ko) * | 2009-10-15 | 2011-10-27 | Heo Young | 감기 치료기 |
-
1994
- 1994-01-18 JP JP3078994A patent/JPH07204274A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011046385A3 (ko) * | 2009-10-15 | 2011-10-27 | Heo Young | 감기 치료기 |
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