JP2005527291A - 医療装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、体組織の熱的な消滅のための高周波電流を作用させる処置装置であって、導電性のシャフト(3)を備えた電極ニードル(1)を有し、かつ前記導電性のシャフト(3)を取り囲みかつ該シャフト(3)に対して相対的に移動可能な絶縁性の少なくとも1つのスリーブ体(7)を有し、該スリーブ体の遠位の端部から前記シャフト(3)が走出可能であり、さらに少なくとも1つの套管針(5)を有しており、該套管針が体組織内への差し込みのための区分、体の外部に留まる区分(11)並びに、前記両方の区分を貫通する中空部(13)を備えており、該中空部によって電極ニードル(1)のシャフト(3)が套管針(5)を介して案内されるようになっている形式のものに関する。本発明に基づく処置装置は、套管針(5)の、体組織内への差し込みのための区分が電気的に絶縁して形成されていて、電極ニードル(1)のシャフト(3)のためのスリーブ体(7)を形成していることを特徴としている。套管針(5)は2つの機能を有している。套管針は一面では套管針の従来の役割を担う、即ち例えば正確な薬剤供給若しくは組織取り出し、並びに電極ニードルの導入を可能し、各回毎に新たな穿刺を必要としない。他面では套管針(5)の、体の内部に位置する部分は、電極ニードル(1)のシャフト(3)に対して相対的に移動可能な絶縁性のスリーブ体(7)として役立ち、これによってシャフト(3)の有効な区分、即ち該絶縁性のスリーブ体から突出して体組織と導電接触する区分の長さの調節を可能にしている。

Description

本発明は医療装置、特に体組織の熱的な消滅のための高周波電流を作用させる処置装置に関する。
病的に変化した体組織の電気的外科処置による消滅、特に電熱的な消滅は、医学分野で知られた1つの方法である。この方法は臓器腫瘍、例えば肝臓腫瘍の治療に重要である。除去のために単数若しくは複数の電極が、消滅すべき組織、即ち肝臓組織内に、若しくは肝臓組織の近傍に位置決めされ、かつ交流が該電極と体の外部に位置決めされた単数若しくは複数のいわゆる中性電極との間を流される。電流が前記電極と前記中性電極との間を流れる場合に、これは単極性の電極装置と呼ばれる。これに対して電流が組織内に装着された電極間を流れる(この例では少なくとも2つの電極を組織内に差し込む)場合に、これは両極性の電極装置と呼ばれる。
病的に変化した体組織の消滅若しくは硬化のために、高周波発生器を用いて電流が、体組織と導電接触している有効な電極と例えば1つの中性電極との間に誘導される。この場合に体組織の電気抵抗は、交流電流を熱に変換する。50℃乃至100℃の温度で組織内の蛋白質の変質が生じ、その結果当該組織エリアの壊死が生じる。有効な電極の領域での高い電流密度に基づき組織の加熱は、有効な電極が体組織と導電的に接触している箇所で主に生じる。
効果的で特に確実な治療にとって重要なことは、熱破壊域の、広がりに最適に適合させられた形状である。この場合に電極ニードルの絶縁されていない有効な区分の長さは重要である。該区分が長ければ長いほど、熱的な破壊域の軸線方向の広がり(長さ)は大きくなる。
組織内に位置決めすべき電極は一般的に電極ニードルに配置されている。例えば米国特許第2002/0035363号明細書に電極ニードルを記載してある。該電極ニードルは、導電性のシャフト及び該シャフトに対して相対的に軸線方向移動可能な絶縁性の周壁を含んでいる。絶縁性の周壁の移動によって、シャフトの有効な表面、即ち電極ニードルの使用に際して体組織と接触させるべき表面が規定される。
さらに米国特許第2002/0035363号明細書には套管針が記載してあり、該套管針を介して電極ニードルが体組織内に導入されるようになっている。1つの套管針は体組織内への差し込みのための区分、及び体の外部に留置される区分並びに、器具の挿入案内或いは流体の供給若しくは排出のための中空部を備えたソンデである。該套管針は、体腔から流体若しくは液体を排出し若しくは薬剤を所定の体領域に供給するために用いられる。
本発明の課題は、シャフト及び該シャフトに対して軸線方向に移動可能なスリーブ体を備えていて構造の簡単な処置装置を提供することである。
本発明の別の課題は、シャフト及び該シャフトに対して軸線方向に移動可能なスリーブ体を備えていて柔軟に使用可能な処置装置を提供することである。
請求項1に記載の構成においては、体組織の熱的な消滅のための高周波電流を作用させる処置装置は、導電性のシャフトを備えた電極ニードル、前記導電性のシャフトを取り囲みかつ該シャフトに対して相対的に移動可能な絶縁性の少なくとも1つのスリーブ体、及び少なくとも1つの套管針を有しており、前記スリーブ体の遠位の端部から前記シャフトが走出可能であり、前記套管針が体組織内への差し込みのための区分、体の外部に留置される区分並びに、前記両方の区分を貫通する中空部を備えており、該中空部によって電極ニードルのシャフトが前記套管針を介して案内されるようになっている。
請求項1に基づく処置装置は、套管針の、体組織内への差し込みのための区分が電気的に絶縁して形成されていて、特に套管針の中空部を通して電極ニードル若しくはシャフトを案内する際に、電極ニードルのシャフトのためのスリーブ体を形成していることによって特徴づけられている。
套管針は2つの機能を有している。即ち套管針は一面では套管針の従来の役割を担う、即ち例えば正確な薬剤供給若しくは組織取り出し、並びに電極ニードルの導入を可能にする。他面では套管針の、体の内部に位置する部分(区分)が、シャフトに対して相対的に移動可能な絶縁性のスリーブ体として役立ち、これによってシャフトの有効な区分、即ち該絶縁性のスリーブ体から突出して体組織と導電接触する区分の長さの調節を可能にしている。このような処置装置は、套管針に対して追加的に電極ニードルのシャフトの周囲に移動可能な絶縁性のスリーブを設けてなる公知技術に比べて、簡単な構造を有するものである。本特に発明に基づく処置装置を用いることによって、固有の絶縁スリーブ(絶縁ケース若しくは絶縁被膜)を備えない電極ニードルの有効な部分(区分)の長さが調節可能である。
套管針が電極ニードルのスリーブ体を形成しており、その結果電極ニードルが固有の絶縁スリーブを必要としないので、套管針の、体組織内へ差し込まれる部分の直径が小さく保たれる。従って本発明に基づく処置装置による穿刺は、外傷を従来技術の套管針及びニードル・ユニットに比べて小さくするものである。
スリーブ体、即ち套管針に対するシャフトの相対的な移動のために、スライド装置が例えば案内部材を用いて設けられており、該スライド装置によってシャフトの、スリーブ体の遠位の端部から突出する部分の長さが調節される。スライド装置は、スリーブ体に対する電極ニードルのロック若しくは係止のための締め付け機構若しくはねじ機構を含んでいて、電極ニードルに対するスリーブ体の意図しない移動を防止するようになっていてよい。
シャフトの、スリーブ体の遠位の端部から突出する部分の長さの正確な調節は、処置装置が電極ニードルに、特にシャフトの近位の端部に案内部材を有していて、シャフトに対するスリーブ体の軸線方向の相対移動のために雌ねじ及び雄ねじのねじ対偶が套管針及び案内部材に設けられていることによって達成される。雌ねじ及び雄ねじから成るねじ対偶は、套管針に対する案内部材の相対的な回動によってスリーブ体をシャフトに対して正確に移動させる。ねじ山リードの適切な選択によって、移動の微調整の精度を規定することができる。ねじ山リードが小さければ小さいほど、例えば一回転にわたるねじ込みの際の移動量が小さくなり、即ち微調節をより正確に行うことができる。
シャフトの、スリーブ体から突出する部分の長さの規定された調節を可能にするために、電極ニードル又は套管針、特に締め付け機構若しくはねじ機構はマーキングを含んでおり、該マーキングによって、シャフトを体内に導入した際にシャフトの、スリーブ体の遠位の端部から突出する部分の長さが読み取れるようになっている。マーキングは、電極ニードルを体内に導入する際にも電極の有効な長さの所定の調節を可能にする。
本発明の実施態様では、スリーブ体はシャフトを密接に取り囲んでいる。このような密接な取り囲みによって、シャフトとスリーブ体との間への体液の侵入が防止される。侵入した体液は導電性の液体として作用し、その結果シャフトの、スリーブ体から突出する、即ち覆われていない区分だけが体組織と導電的に接続されるだけではなく、シャフトの、体組織に対してほんらい電気的に絶縁されているべき区分も体組織に接続されてしまうことになる。
本発明の別の実施態様では、シャフトとスリーブ体の内周面との間に間隙を設けてある。さらに套管針の、体の外部に残される、即ち留置される区分は間隙内への流体の供給のための流体供給部を有していてよい。間隙は、電極ニードルを挿入した状態で体組織の目的領域へ流体、特に液体を供給することを可能にする。目的領域へ供給しようとする液体は、例えば薬剤、鎮痛剤、洗浄媒体若しくは、高周波電流の作用中の組織の乾燥を防止しかつ熱的な破壊の効率を著しく高める液体である。熱的な破壊の効率を高めるために液体は有利には導電性であって、シャフトと体組織との間の電気的な接触を維持するようになっている。導電性の液体としては、例えば生理食塩水が用いられる。
間隙の寸法は有利には、所定の液体圧力を超えることができ、これによって流体を間隙から流出させることができるように規定されている。このような構成は、導電性の体液が間隙内に流入してひいては体組織とシャフトの、ほんらい体組織に対してスリーブ体によって絶縁されているべき部分との導電的な接続が生じてしまうことを避けるものである。
本発明の別の実施態様では、シャフトの遠位の端部に尖端を備えている。該尖端は、スリーブ体内にシャフトを挿入した場合にスリーブ体の遠位の端部から突出していて、体組織内への套管針の差し込みに際して穿刺手段として役立つようになっており、従って、電極ニードルは套管針のための導入補助具として用いられ得る。
体組織内への処置装置の導入、特にシャフトとスリーブ体との間の移行部の導入を容易にするために、スリーブ体は遠位の端部に傾斜部、即ち先細の区分を有しており、従ってスリーブ体とシャフトとの間の階段状の移行が避けられる。
処置装置の有利な実施態様では、套管針の、体組織内への差し込みのための区分が、コンピューター断層撮影若しくは核磁気共鳴断層撮影で套管針を視認可能である材料を含んでおり、従って、套管針の差し込み状態がコンピューター断層撮影若しくは核磁気共鳴断層撮影を用いてコントロールできる。
請求項13に記載の構成では前記別の課題を解決するために、体組織の熱的な除去のための高周波電流を作用させる処置装置は、電極ニードルの導電性のシャフトを取り囲みかつ該シャフトに対して相対的に移動可能な絶縁性のスリーブ体の外周面に、対向電極が配置されていることを特徴としている。対向電極は、処置装置の両極作動を可能にする電極を意味する。特にシャフトと対向電極とは互いに電気的に個別に形成されており、即ち、シャフトと対向電極とに互いに異なる電位、特に1つの高周波発生器から生ぜしめられた電位が作用せしめられ、その結果シャフトと対向電極との間を高周波電流が流れる。
前記構成の電極ニードルは単極式にも両極式にも作動させられる。スリーブ体の移動は、処置すべき体組織内を流れる電流に影響を及ぼすために、電極ニードルの、スリーブ体から突出するシャフト区分の長さを変化させ、ひいては電極として体組織と導電接触する有効なシャフト表面面積を変化させることになる。
前記構成の対向電極は、スリーブ体を套管針によって形成してある場合にも利用できる。この場合には対向電極は套管針の、体組織内へ差し込まれる区分に配置されている。有利には套管針は、高周波発生器への対向電極の接続のための固有の電気的な接続部を有している。この場合に該電気的な接続部は差し込み式接点として形成されており、該接続部に対応する対向片は電極ニードルの、体組織内へ差し込まれない部分に設けられており、その結果套管針は電極ニードルを介して高周波発生器に接続される。差し込み式接点と対向片とを互いに、差し込み式接点と対向片との接続が套管針内への電極ニードルの挿入によって互いに自動的に生じるように、相対的に配置して形成してあると、処置装置の取り扱いが容易である。
次に本発明の有利な構成を、添付の図面に示す実施例に基づき説明する。図面において、
図1は、本発明に基づく処置装置の第1の実施例の電極ニードル及び套管針を示す斜視図であり、
図2は、図1の実施例の、套管針内へ電極ニードルを挿入した状態で示す斜視図であり、
図3は、第1の実施例の縦断面図であり、
図4は、本発明に基づく処置装置の第2の実施例の縦断面図であり、
図5は、本発明に基づく処置装置の第3の実施例のスリーブ体及びシャフトの横断面図であり、
図6は、本発明に基づく処置装置の第4の実施例のスリーブ体及びシャフトの横断面図であり、
図7は、本発明に基づく処置装置の使用の際の第1の処置形態を示す図であり、
図8は、本発明に基づく処置装置の使用の際の第2の処置形態を示す図であり、
図9Aは、本発明に基づく処置装置を用いて行われる医療処置の応用例の1つの段階を示す図であり、
図9Bは、本発明に基づく処置装置を用いて行われる医療処置の応用例の別の段階を示す図であり、
図9Cは、本発明に基づく処置装置を用いて行われる医療処置の応用例のさらに別の段階を示す図である。
図1には、本発明に基づく処置装置の第1の実施例を斜視図で示してある。該処置装置の電極ニードル1は、電極ニードル1の操作のためのグリップ区分2及び導電性材料から成るシャフト3を備えており、シャフト(シャンク)は、ここには図示してない高周波発生器に接続されるようになっている。処置装置はさらに套管針5を含んでおり、該套管針は、体組織内へ導入するように形成された区分7と体組織の外側に留まるように形成された区分11を備えている。套管針5は中空部13(図3、参照)を有しており、該中空部内に電極ニードル1を挿入し、これによって電極ニードル1のシャフト3は套管針5の区分7を貫通するようになっている。
電極ニードル1を套管針5内へ差し込む(図2)と、区分7は電極ニードル1のシャフト3を密接に取り囲んでいる。該区分は絶縁性の材料から成っていて、従って電極ニードル1のシャフト3のための絶縁性の外被体若しくはスリーブ体(ケース体)を形成している。
套管針5の中空部3内に挿入された電極ニードル1は、図3に示す実施例で円筒形の案内部材15を含むスライド装置を用いて、軸線方向で套管針5に対して相対的にスライド(移動)させられる。スライド装置はしるし(マーキング)を備えており、しるしは図示の実施例では案内部材15の周囲を取り巻いて延びる環状溝19として形成されている。套管針5に、スライド装置15と協働する締め付け機構17を設けてあり、該締め付け機構(クランプ機構)は、環状溝19内に係合する球体として形成されている。球体17は、予め締め付けられた圧縮ばね18によってスライド装置の周面に向けて押圧されていて、環状溝19内に係合して、スライド装置の意図しない軸線方向移動を防止するようになっている。環状溝19の代わりに、球体17の係合を可能にする別の係止手段が用いられてよい。
案内部材15を介して電極ニードル1を套管針5、ひいてはスリーブ体7に対して移動させることによって、導電性のシャフト3の、スリーブ体7から突出した遠位の区分の長さを変えることができる。この場合に導電性のシャフト3の、スリーブ体7の遠位の端部から突出した区分は、電極ニードルのアクチブな電極、即ち体組織内への差込の後に該体組織と接触する有効な電極を成している。
シャフト3の内部を延びる1つの導線(図示省略)を介して、シャフトは高周波発生器に接続されており、高周波発生器によって有効な電極は高周波電圧を印加されるようになっている。高周波電圧をかける場合には、身体の外部に対向電極を当て付け、これによってシャフト3と対向電極との間に高周波電流が流れて、体組織若しくは腫瘍組織を破壊するようになる。破壊域の形状及び大きさはシャフト3の、スリーブ体7の遠位の端部から突出した区分の長さによって変化させられる。
電極ニードル1のシャフト3は、体組織内への套管針5の導入のためにも用いられる。このためにシャフト3は遠位の端部に体組織内への穿刺のための尖端23を有している。
高周波電流をかけた後に、套管針5は体組織内に残されてよく、この場合には電極ニードル1のみが套管針5から抜き取られる。套管針は例えば薬剤の投与若しくは注入のために用いられてよい。スリーブ体7は電極ニードルの引き出しの際の腫瘍細胞の連行を防止する。
高周波電流をかけた後に若しくは後で套管針5を体組織から抜き取る場合には、抜き取りに際してフィブリン接着剤を穿孔路内に挿入して穿孔路を封印することも可能である。
別の実施例の処置装置を図4に示してある。図1及び図2に示す実施例のものと同じ構成部材には同じ符号を付けてあり、説明は繰り返しを避けるために省略してある。
図1乃至図3に示す実施例との相違点として、図4の処置装置は別の第2の電極25を有しており、該電極は、シャフト3によって形成されたシャフト電極に対する対向電極として役立っている。該対向電極は電気絶縁性のスリーブ体7の外周上に配置されている。対向電極25の軸線方向の長さは、シャフト3の直径のほぼ1倍乃至20倍である。
スリーブ体7の遠位の端部に、スリーブ体7の全周を取り囲む絶縁性の区分27を設けてあり、該区分は対向電極25をシャフト3に対して絶縁していて、対向電極25とシャフト電極との間の距離を規定している。対向電極25は、シャフト3から離されて套管針5の区分11の周壁内を延びる導線29を有しており、該導線は図示の実施例では導電性である球体17、例えば金属球体及び圧縮ばね18を介して、高周波発生器への接続のための接続部31に接続されている。このような構成によって、処置装置の両極式の作動が可能である。
図4に示す実施例ではスリーブ体7は套管針5の構成部分としてではなく、電極ニードル1の構成部分として構成されていてよく、この場合にはスリーブ体7はさらにシャフト3に対して移動可能に構成されている。このように構成された電極ニードルは套管針なしにも用いられるものである。従ってシャフト3の、スリーブ体7から突出した部分の長さの変化のために套管針は不要である。
本発明に基づく処置装置の別の実施例を図5及び図6に示してあり、該図はスリーブ体7及び該スリーブ体7の中空室内に挿入されたシャフト3の断面図である。図5に示す実施例では、スリーブ体7の内壁とシャフト3の外周面との間に環状間隙21を形成してあり、該環状間隙(リング間隙)内を例えば洗浄水が処置すべき組織へ供給される。さらに環状間隙21は体内から処置中に発生したガスを流出させるためにも役立つ。
図6に示す別の実施例においては、シャフト3の全周にわたって延びる、即ち広がっている1つの間隙(環状間隙)の代わりに、それぞれシャフト3の周囲の一部分にわたってしか広がっていない4つの間隙21′を設けてある。該間隙は、スリーブ体7の内周面を軸線方向へ延びるノッチとして形成されていて、スリーブ体の全長にわたって延在している。ノッチ(切欠き部)の数は4つよりも多くても少なくてもよい。ノッチは四角形の横断面を有する必要はなく、例えば三角形の横断面若しくは円形の横断面を有していてよい。
図6に示す実施例は、スリーブ体7がシャフト3を密接に取り囲んでいて、従って摩擦によってスリーブ体7に対するシャフトの移動を防止することを可能にするものである。体内の処置すべき箇所は間隙21′を介して流体若しくは液体を供給されるようになっている。処置に際して発生するガスも逃がされ得る。間隙21′の寸法は有利には、所定の流体圧力が越えられて、これによって流体が間隙21′を通って流れるように規定されている。従って、たいていは導電性である体液が間隙21′内に容易に流入することはない。
体組織内への液体の供給のために、套管針は、体外に留置される区分11内に注射器接続部を有している。套管針は前記注射器接続部の代わりに、若しくは前記注射器接続部に加えて側方の液体供給部を有していてよい。
電極ニードル1及び/又は套管針の体外に留置される区分11はマーキングを備えていてよく、マーキングは使用者に、シャフト3がスリーブ体7からどの程度突出しているかを表示するものである。このことは特に、処置装置がすでに体内に装着されていて、使用者がスリーブ体7の遠位の端部を目視できない場合に重要である。この種のマーキングとしては、例えば案内部材15に設けられた環状溝19若しくはカラーのマーキング、若しくは環状溝と色とを組み合わせたマーキングが用いられてよい。穿刺を容易にするために、スリーブ体7は遠位の端部に図示してない傾斜区分を有していてよい。
套管針5は別の実施例ではガス及び体液の流出を阻止するように密閉されていてよい。この場合には、体外に留置される区分11の内壁にシール、例えばリング状のシールを配置していてよく、該シールは案内部材15の環状溝19内に係合するように形成されていてよく、これによって該シールは、套管針に対して電極ニードルを軸線方向の所定の位置でロックするための係止部材としても役立つ。シールはさらに別の実施例では案内部材に配置されていてよく、この場合には環状溝を套管針の区分11の内周面に配置してある。
操作性を改善するために、套管針5及び/又は電極ニードル1のグリップ区分2にリッフル若しくはローレットを設けると有利である。
本発明の別の実施例では套管針は、体組織内への導入のためにそれぞれスリーブ体として形成された軸線平行な複数の区分を有していてよい。該スリーブ体はそれぞれ1つの中空室を備えており、該各中空室は套管針の体外に留置される区分の共通の1つの中空室内に開口している。このような套管針によって、複数のシャフトから成る電極ニードルを体組織内に導入することができる。該スリーブ体は有利には互いに分離されていて、該各スリーブ体内を延びる各シャフトに対して移動可能である。
互いにほぼ軸線平行に設けられた複数の電極を用いてスリーブ体から突出する各シャフトの有効な長さを種々に変えることによって、熱による破壊域を多様に形成することができる。これによって、複雑な腫瘍形状においても破壊域の最適な適合を達成することができる。
図示の実施例の処置装置に関連して、スリーブ体を電極ニードルのシャフトに対して相対的に移動させるための、係止位置を有するスライド装置が説明してあるものの、シャフトに対するスリーブ体の無段階の移動及びロックを可能にするスライド装置が設けられてもよい。この場合には例えば、套管針に設けられた止めねじ若しくは固定ねじが考えられ、止めねじ若しくは固定ねじを用いてスリーブ体は任意の相対位置でシャフトに確実に固定(ロック)される。
本発明に基づく処置装置を用いた第1の処置形態を、図7に概略的に示してある。両極方式で作動する電極ニードル1は、一人の患者100の体組織内に差し込まれた套管針5を通して、体の消滅すべき領域内へ導入されていて、かつ2つの導線115を介して高周波発生器110に接続されている。高周波発生器110は、電熱的消滅のために必要な高周波電流を生ぜしめ、該高周波電流は電線(ケーブル)115、電極ニードル1並びに体組織から成る電流回路内を流れる。この場合に高周波電流は電極ニードル1の電極間で、消滅すべき体組織を通って流れる。
本発明に基づく処置装置を用いた第2の処置形態を、図8に概略的に示してある。単極方式で作動する電極ニードル1は、一人の患者100の体組織内に差し込まれた套管針5を通して、体の消滅すべき領域内へ導入されていて、かつ1つの導線115を介して高周波発生器110に接続されている。さらに、別の導線116を介して同じく高周波発生器110に接続された中性電極120は、患者100の体の外部に取り付けられている。高周波発生器110は、電熱的消滅のために必要な高周波電流を生ぜしめ、該高周波電流は電線(ケーブル)115、電線116、電極ニードル1、中性電極120、並びに体組織から成る電流回路内を流れる。この場合に高周波電流は電極ニードル1と中性電極120との間で、消滅すべき体組織を通って流れる。
図9A乃至図9Cに即して、本発明に基づく処置装置の応用例として容積療法を説明する。容積療法は特に内臓の病原性の腫瘍組織の処置に用いられる。図9A乃至図9Cは、患者の体組織100の一部分及び該部分内に存在する腫瘍組織102を概略的に示している。容積療法の実施のために、複数の套管針5を患者の体内に差し込み、この場合に套管針は体内へ差し込むための区分、即ちスリーブ体7の遠位の端部を腫瘍組織102に到達させ、若しくは腫瘍組織内に到達させている。
1つの套管針5の差し込みのために、電極ニードル1がシャフト3の遠位の端部の尖端23で以て套管針5内に挿入されて、次いで該ユニットが体組織100内に差し込まれ、この場合に尖端23は穿刺のために役立っている。このようにしてすべての套管針5を装着する。
腫瘍組織102の破壊のために、図9A乃至図9Cには図示してないものの中性電極を患者の体に取り付け、該中性電極はシャフト3に対する、即ちより正確に述べればシャフト電極に対する対向電極として役立つ。電極ニードル1への高周波電圧の印加に際して、電流はシャフト3の、体組織内にあるスリーブ体7から突出した区分の遠位の端部と中性電極との間を流れる。これによって、有効なシャフト3の周囲にある腫瘍組織を破壊する。
所定の時間を経た後に、若しくは腫瘍組織の所定の破壊率を達成すると、高周波電圧の供給は中断され、かつ電極ニードル1は1つの套管針5(図9A)から抜き取られて、別の1つの套管針5(図9B)内へ導入される。そこで高周波電圧の供給を繰り返して、腫瘍組織102の別の箇所を破壊する。同じことを、図9Cに示してあるようにさらに繰り返す。
図9A乃至図9Cに示すすべての套管針5を高周波電流の最初の印加の前に差し込むか、若しくは各套管針はそれぞれ各所定の箇所での高周波電流の印加の直前に差し込まれ、即ち図9A、図9B及び図9Cで高周波電流の印加のために用いられる套管針5はそれぞれようやく各印加段階の直前に差し込まれてよい。
高周波電流の供給終了の後にも套管針5を処置すべき身体領域内に残してあり、該套管針はニードルの抜き取りの際の腫瘍細胞の連行、即ち運び出しを阻止し、かつ治療体積若しくは治療領域内への薬剤、例えば鎮痛剤或いは化学療法剤の供給のために用いられる。穿刺生検のために目的組織、即ち腫瘍組織から組織試料を採って、組織分析を行うこともできる。次いで電極ニードル1を套管針5内に挿入して、高周波電圧の印加を行うことができる。この場合に、シャフト3の有効な区分の長さは各回毎に治療条件に応じて調節されてよい。処置を全体的に終了した後に套管針5は再び体組織100から取り除かれる。
別の実施例として、図9A乃至図9Cに示すすべての套管針5内に各電極ニードル1を同時に挿入してかつ同時に作動させることも可能である。すべての電極ニードルは唯一の電位に接続されていてよく、この場合には電流は1つ若しくは複数の中性電極に流れる(単極式の作動)。さらに別の実施例として多極性の作動方式も可能であり、即ち各電極をそれぞれ異なる電位で作動させることも可能である。複数の電極ニードルの同時的な作動は、重なり合いに基づき効率増大を可能にし、ひいては大きな腫瘍の処置を可能にする。
図9A乃至図9Cにはそれぞれ3つの套管針を示してある。処置に用いられる套管針の数は、3つに限定されるものではなく、処置の方法によって若しくは腫瘍の種類及び/又は大きさに適合して選ばれるものである。
本発明に基づく処置装置の第1の実施例の電極ニードル及び套管針を示す斜視図 第1の実施例の、套管針内へ電極ニードルを挿入した状態で示す斜視図 第1の実施例の縦断面図 本発明に基づく処置装置の第2の実施例の縦断面図 本発明に基づく処置装置の第3の実施例のスリーブ体及びシャフトの横断面図 本発明に基づく処置装置の第4の実施例のスリーブ体及びシャフトの横断面図 本発明に基づく処置装置の使用の際の第1の処置形態を示す図 本発明に基づく処置装置の使用の際の第2の処置形態を示す図 本発明に基づく処置装置を用いて行われる医療処置の応用例の1つの段階を示す図 本発明に基づく処置装置を用いて行われる医療処置の応用例の別の段階を示す図 本発明に基づく処置装置を用いて行われる医療処置の応用例のさらに別の段階を示す図
符号の説明
1 電極ニードル、 2 グリップ区分、 3 シャフト、 5 套管針、 7 区分、 11 区分、 13 中空部、 15 案内部材、 17 締め付け機構、 19 環状溝、 21 環状間隙、 21 間隙、 23 尖端、 25 電極、 27 区分、 29 導線、 102 腫瘍組織、 110 高周波発生器、 115,116 導線

Claims (17)

  1. 体組織の熱的な消滅のための高周波電流を作用させる処置装置であって、
    導電性のシャフト(3)を備えた電極ニードル(1)を有し、
    前記導電性のシャフト(3)を取り囲みかつ該シャフト(3)に対して相対的に移動可能な絶縁性の少なくとも1つのスリーブ体(7)を有し、該スリーブ体の遠位の端部から前記シャフト(3)が走出可能であり、さらに
    少なくとも1つの套管針(5)を有しており、該套管針が体組織内への差し込みのための区分、体の外部に留まる区分(11)並びに、前記両方の区分を貫通する中空部(13)を備えており、該中空部によって電極ニードル(1)のシャフト(3)が套管針(5)を介して案内されるようになっている形式のものにおいて、
    套管針(5)の、体組織内への差し込みのための区分が電気的に絶縁して形成されていて、電極ニードル(1)のシャフト(3)のためのスリーブ体(7)を形成していることを特徴とする、処置装置。
  2. シャフト(3)に対するスリーブ体(7)の相対的な移動のためのスライド装置(15)を設けてあり、これによってシャフト(3)の、スリーブ体(7)の遠位の端部から突出した部分の長さが調節可能である請求項1記載の処置装置。
  3. スリーブ体(7)に対する電極ニードル(1)のロックのための締め付け機構(17,18,19)若しくはねじ機構が設けられている請求項2記載の処置装置。
  4. 締め付け機構(17,18,19)若しくはねじ機構がマーキング(19)を含んでおり、該マーキングによって、体内へ挿入されたシャフト(3)の、スリーブ体(7)の遠位の端部から突出する部分の長さが読み取られるようになっている請求項3記載の処置装置。
  5. 套管針(5)の、体の外部に留まる区分(11)及び電極ニードル(1)に、雌ねじ及び雄ねじのねじ対偶が設けられており、該ねじ対偶のねじ山が、套管針(5)の、体の外部に留まる区分(11)に対する電極ニードル(1)の回動に基づきスリーブ体(7)をシャフト(3)に対して相対的に軸線方向へ移動させるように形成されている請求項2から4のいずれか1項記載の処置装置。
  6. スリーブ体(7)がシャフト(3)を密接に取り囲んでいる請求項1から5のいずれか1項記載の処置装置。
  7. シャフト(3)とスリーブ体(7)の内周面との間に間隙(21;21′)を設けてある請求項1から5のいずれか1項記載の処置装置。
  8. 間隙(21;21′)の寸法は、所定の流体圧力を越えることができ、これによって流体を間隙から流出させることができるように規定されている請求項7記載の処置装置。
  9. 套管針(5)の、体の外部に留まる区分(11)に、間隙(21)内への流体の供給のための流体供給部が配置されている請求項7又は8記載の処置装置。
  10. シャフト(3)が遠位の端部に尖端(23)を備えている請求項1から9のいずれか1項記載の処置装置。
  11. スリーブ体(7)が遠位の端部に傾斜区分を有している請求項10記載の処置装置。
  12. 套管針(5)の、体組織内への差し込みのための区分が、コンピューター断層撮影若しくは核磁気共鳴断層撮影で套管針を視認可能である材料を含んでいる請求項1から11のいずれか1項記載の処置装置。
  13. 体組織の熱的な消滅のための高周波電流を作用させる処置装置であって、
    導電性のシャフト(3)を備えた電極ニードル(1)を有し、かつ
    前記導電性のシャフト(3)を取り囲みかつ該シャフト(3)に対して相対的に移動可能な絶縁性の少なくとも1つのスリーブ体(7)を有し、該スリーブ体の遠位の端部から前記シャフト(3)が走出可能である形式のものにおいて、
    絶縁性のスリーブ体(7)の外周面に、対向電極(25)が配置されていることを特徴とする、処置装置。
  14. 絶縁性のスリーブ体(7)の外周面に配置された対向電極(25)を備えている請求項1から12のいずれか1項記載の処置装置。
  15. 套管針(5)が、高周波発生器への対向電極(25)の接続のための電気的な接続部(31)を有している請求項14記載の処置装置。
  16. 電気的な接続部(31)が差し込み式接点として形成されており、該接続部に対応して対向片が電極ニードル(1)の、体組織内へ差し込まれない部分に設けられている請求項15記載の処置装置。
  17. 差し込み式接点と対向片とが互いに相対的に次のように形成して配置されており、即ち差し込み式接点と対向片とが套管針(5)内への電極ニードル(1)の挿入によって互いに自動的に接続されるようになっている請求項16記載の処置装置。
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