JP2005524850A - 採集装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、生体サンプル、特に全血サンプルの採集し安定化するための方法および装置に関する。具体的には、約5.6〜約37.5mM(ミリモル)好ましくは約5.6〜約10.1mMのEDTAをサンプル採集中に使用すること、および内部に所定量のEDTAを収容し排出された流動体サンプルを収容する容器に関する。サンプルが採集される際、約5.6〜約37.5mMより好ましくは約5.6〜約10.1mMのEDTAがこのサンプルを安定化させる。

Description

本発明は、生体サンプル、特に全血サンプルを、患者から直接採集して安定化するための方法および装置に関する。具体的には、約5.6〜約37.5mM(ミリモル)好ましくは約5.6〜約10.1mMのEDTAを採血中に使用すること、内部に所定量のEDTAを収容して、排出された流動体サンプルを収容する容器に関する。採血の際、約5.6〜約37.5mM好ましくは約5.6〜約10.1mMのEDTAがこの血液を安定化させる。約5.6〜約37.5mM好ましくは約5.6〜約10.1mMのEDTAを採血中に使用することによって、安定性や核酸の分離性を増大させて保存することが出来る。特に、デオキシリボ核酸(DNA)や、より特殊なゲノムのDNAが、保存および輸送時に劣化あるいは分解されるのを抑制することが出来る。
血液や他の生体流動体を採集して収容するためのサンプル採集容器は、何年もの間常用されている。一般に、収容容器は、弾力性のあるストッパーを有した、ガラスあるいはプラスチックの管から形成されている。プラスチック管を適用する際、管はシラン化剤(silanizing agents)のような様々な化学薬品とともに取り扱われるのが一般である。
採血管としては、図に示したものが一般に良く知られている。通常、抗凝血添加剤が用いられ、一般には、様々な血液成分を分離するために遠心分離機にかけるのに先立って血液サンプルに添加される。一般に、抗凝血添加剤とは緩衝化されたクエン酸あるいはヘパリンの水溶液である。抗凝血添加剤を収容した採血管は、例えばスミス他によって米国特許第5,667,963号明細書に開示されている。このような管は、様々な安定添加剤も収容することが可能で、血液に関する特別なテストのために、血液サンプルを準備することが出来る。様々な抗凝血添加剤は、採血分離装置において単独あるいは細胞維持溶液と併せて用いられ、遠心分離や解析が行われる前の所定期間の間、血液サンプルを凝固させないように保存させておくことが出来る。例えば、いくつかの一般的な抗凝血剤には、ヘパリンナトリウムやクエン酸ナトリウムが含有されている。特に、クエン酸ナトリウム溶液は、長年の間、抗凝血剤として用いられている。例えば、ポリメラ−ゼ連鎖反応のような遺伝子増幅技術に対する現在の用件として、全血内で抗凝血効果を作用させるためにクエン酸ナトリウムを適用することが推奨されている。その内容は、非特許文献1に開示されている。カルシウムは、血液凝固を連鎖するための重要な役割を担うことが知られている。クエン酸ナトリウム溶液は、カルシウムが血液凝固に関与することを妨げる。一般に、このようなクエン酸ナトリウム溶液は、全血を新鮮な状態で採集し凝血を妨げるために添加される。その後、続く凝血を促進する際には、必要に応じてカルシウムを全血検査液に付与することも出来る。
血液中でのEDTAの使用は、既に知られている。例えば、非特許文献2には、採血中のEDTAの一般的な適用が記載されており、非特許文献3には、採血中において、3mlの全体積のうち10重量%のEDTA溶液を0.1ml使用する内容(すなわち0.33重量%のEDTAとして)が開示されている。
特許文献1には、血液サンプル採集のために、とりわけ標準的なEDTAを適用する方法および装置が開示されている。特に、2.5重量%のEDTA溶液を10mlの採集管の中で0.6ml適用する内容が開示されている(すなわち、0.15重量%のEDTAとして)。
特許文献2には、組織、細胞および細胞成分を固定および安定化させて、抗原部位やそこに存在する核酸を維持するようにするための方法および構成が開示されている。このような構成においては、とりわけEDTAが包含されており、当該EDTAは、好ましくは約0.2重量%以下の濃度、更に好ましくは約0.1重量%以下の濃度がよいとされている。
特許文献3には、少なくとも1種類の酵素阻害剤を併用して、血液細胞溶解のための試薬を用いることにより、採血中にホモシステインや葉酸を検出する内容が開示されている。本特許によれば、酵素阻害剤として、約1.1mg/ml以下の量のEDTAが適用可能であることが開示されている。
上述したような採血中のEDTAの量は、技術的な標準値と一致する。国際臨床化学研究所(“NCCLS”)では、全国的に臨床研究室のための実務の標準を提供している。NCCLSの刊行物H1−A4(NCCLS,Vol.16,No.13,atA3.2)によれば、EDTAの標準的な許容量として、“添加量は血液中に4.55±8.85μmol/mlであるべき”と開示されている。また、NCCLS刊行物において指定されたEDTAの定量(mgEDTA/ml血中)として、(1)EDTA2ナトリウム−2水和物(NaEDTA−2HO)を1.4〜2.0mg/ml、(2)EDTA2カリウム−2水和物(KEDTA−2HO)を1.5〜2.2mg/ml、および(3)EDTA3カリウム無水物(KEDTA)を1.5〜2.2mg/mlが挙げられている。加えて、EDTAの標準使用量について、NCCLS刊行物ではEDTAの過度の使用は血液細胞の形態変化を引き起こす原因となることが開示されている。
NCCLによって設定された血液中のEDTA wt/volの許容範囲によると、従来の採血方法および装置においては、適用するEDTA塩に応じて、採血された血液1mlあたり1.4〜2.2mgのEDTAが一般に使用されている。このようにして、従来ではNCCLSが設定したガイドラインに従って、血液保存が行われていた。
Holodniyその他による祢nhibition of Human Immunodeficiency Virus Gene Amplification by Heparin寧.Clin.Microbiol.,29:676-679(1991) Dawesその他によるThrombosis Research,12(5):851-861(1978) Ludlamその他によるThrombosis Reserch,6(6):543-548(1975) 米国特許第4,311,482号明細書 米国特許第5,849,517号明細書 米国特許第6,309,885号明細書 米国特許第5,860,397号明細書
近年、生体から得られた核酸の研究に対し、生物学的、医学的および薬学的科学の分野で関心が持たれて来ている。特に、人体の全血から隔離されたゲノムDNA(gDNA)は、遺伝原因や細胞の機能に関して広範囲におよぶ情報をもたらしている。このような情報は、例えばHLAタイプの検査、本人確認、疾病や癌の遺伝性の解析のような、臨床検査に役立つ。高品質なgDNAは、より下流側の手順として行われる、多くの分子診断で必要となる。(例えば、マイクロ配列解析、ポリメラ−ゼ連鎖反応の量や実時間、Southern Blot解析などである。)しかしながら、現在適用されている採血方法および装置は、採血後に極小の凝固血を発生させてしまい、gDNAの単離処理においてgDNAを不純なものとしてしまう。不純なgDNAは、下流の工程で行われる分子解析を阻害し、誤りがある又は低質な結果を導いたり、あるいは全く結果を導き出せなかったりする。血液中の核酸を完全な状態で維持するための対策は取られるべきであり、そのような容器であれば、貯蔵・輸送された血液の分析や取り扱いが可能となる。従って、近年適用されている採血方法における不都合を克服しうるような採血方法および装置の必要性が存在するのである。
本発明は、血液科学における抗凝血剤を使用する際の技術および装置に関するものであり、特に、採血および分離装置に関するものである。より好ましくは、本発明は、容器および好ましくは血液採集管を具備した血液分離装置に関する。
本発明における抗凝血剤は、約5.6〜約37.5mM、好ましくは約5.6〜約10.1mMのEDTAを含有したものである。本発明者らは、血液中の核酸を完全な状態で維持する問題への解決策として、驚くほどに多量のEDTAを添加することが有効であることを見出した。
EDTAは、採血装置の中に存在することが可能で、採血に先立ってあるいは採血後に、採血装置内に迅速に添加することが可能である。EDTAは、採血に先立って装置内に存在していることがより好ましい。
本発明の抗凝血剤は、個々の血液分離アセンブリにも含ませておくことが可能であり、そうすることで、そのような装置を新しくて使い勝手のよい状態で提供することが出来る。そのような装置としては、概して片側が開口し片側が閉塞された容器を具備している。この容器は、血液分離管であることが好ましい。
本発明の別の態様は、生体サンプルを収集して収容する収集容器を提供することであり、生体サンプルの収集時の当該容器には、予めモル濃度が約5.6〜約37.5mM、より好ましくは約5.6〜約10.1mMのEDTAが満たされている。予め収容されているEDTAは、溶液であっても乾燥体であってもよい。現行の採集容器は、溶液状態のEDTA、あるいは容器の一部分にスプレードライされたEDTAが付与されたガラスかプラスチックの管を具備している。採血管は、総量2mlのKEDTA溶液を含んでおり、8.5mlの血液を加えることによって、約8.1mMのモル濃度となり、完全な効果が得られる。
本発明の他の態様は、採血時には、約5.6〜37.5mM、好ましくは約5.6〜10.1mMとなるようなEDTAが予め含まれた減圧容器を提供することであり、容器の内圧は大気圧より低くなっている。この内圧については、所定量の血液を容器内に引き込むのに十分な値であることが好ましい。
本発明は、血液の採集、輸送および収容における、核酸特にDNAを保護する方法や装置についての課題にも取り組んでいる。約5.6〜約37.5mM、好ましくは約5.6〜約10.1mMのEDTAを、採集したサンプル内に使用することにより、核酸特にDNAの状態が安定することが確認されている。濃縮されたEDTAあるいはその塩の量は、本発明において、従来の採血量として許容されている量よりも大きな量となっている。
本発明の他の態様は、所定量のEDTAを採集した血液と混在させるための血液採集方法および装置を提供することであり、採血の際、約5.6〜約37.5mM、好ましくは約5.6〜約10.1mMのEDTAが添加されて血液サンプルを安定させる。また、しばらく時間が経過してから実施されるDNAの分離および生成も、DNAの品質低下や崩壊が抑制された状態で実施できる。
以上説明したような、本発明の態様、長所、および他の目立った特徴は、以下に説明する本発明の詳細により、特に図面を参照することによって明らかになる。
ここで適用する“EDTA”とは、例えばKEDTA、KEDTAあるいはNaEDTAのようなEDTA化合物の一部を指し示すものとする。
本発明は、生体サンプルを安定させて保存する方法および装置を対象としている。より詳しくは、本発明は、採血中における約5.6〜約37.5mM、好ましくは約5.6〜10.1mMのEDTAを含有した抗凝血剤の使用に関するものである。本発明の好ましい実施形態においては、装置は所定量のEDTAを予め収容した容器であり、採血によって、モル濃度にして約5.6〜約37.5mM、好ましくは約5.6〜約10.1mMのEDTAが得られる。
本発明は、また、サンプル中に含まれたDNAの構造完全性をより良好な状態で維持するための生体サンプル保持方法および装置に関する。更に具体的には、本発明は、血液サンプル中のDNAの劣化や崩壊を抑制するための方法および装置に関する。約5.6〜約37.5mM、好ましくは約5.6〜約10.1mMのEDTAは、サンプルの輸送あるいは保管中における血液サンプルのDNAの劣化や崩壊の発生を、抑制し、妨害し、また低減することが期待される。
生体サンプルとは、被検者から回収される体液のことである。好ましい実施形態においては、生体液とは全血のことである。他の生体サンプルの例としては、赤血球の凝縮物のような細胞含有組成、血漿、血清、尿、骨髄穿刺液、脳脊髄液、組織、細胞、その他の体液が挙げられる。
図1によれば、本発明の装置は、サンプル採集装置10を具備している。サンプル採集装置10には、ストッパー付き容器12が用意されており、その内部には約5.6〜約37.5mM、好ましくは約5.6〜約10.1mMのEDTA14が収容されている。図1では、EDTAは溶液として示されているが、EDTAは固形として存在していてもよい。容器が、既に収容されている容器(pre-filled container)であることが好ましい。更には、既に収容されている容器(pre-filled container)は、着脱可能なキャップ手段16が用意されており、当該キャップ手段16は、所定の場所に位置することによって、容器内の内容物を容器内で保護および維持したり、そこから漏出したりこぼれたりするのを防止している。キャップ手段16は、また、容器の外圧に比べ、容器の内圧が減圧された状態を維持するように形成されている。
EDTA14は、本発明の容器12内に既に収容されており、生体サンプルと結合した際に、約5.6〜約37.5mM、好ましくは約5.6〜約10.1mMのEDTAが存在するようになっている。EDTAのこの量は、血液サンプルのような生体サンプルの凝固を防止し、安定化させ、室温において安定した組成を提供し、生体サンプルの保管中あるいは輸送中におけるDNAの劣化や崩壊を抑制・妨害できる量である。また、サンプル内の微小な凝固生成も抑制することができる。
本発明の採血装置は、いかなる採血装置も包含することが出来、試験管や遠心分離管のみならず、採血バッグ、シリンジ、特に既に収容されているシリンジ(pre-filled syringe)、フラスコのような実験用容器、ガラス瓶、および生体サンプルを保持するのに適した他の容器のようなものであってもよい。本発明によれば、好ましい採血デバイスは、外圧よりも低い圧力で内圧を保持可能で離脱可能なキャップ手段を有する管である。
図1によれば、本発明の装置10は、被検者より血液サンプルを直接吸入するためのものであり、DNAの劣化や崩壊を抑制することにより、血液サンプル中に含まれるDNAの凝集を妨げ安定させる。装置10は、好ましい形態としては血液である生体サンプル18を、収容するための貯蔵部17を規定するための少なくとも一つの内壁15を有している。容器12は、少なくとも1つの内壁15の開口端部22によって定義されている少なくとも1つの開口部20を具備し、開口部20は、貯蔵部17と連通している。閉塞底端24は、少なくとも1つの内壁15によって形成されている。キャップ手段16は、少なくとも1つの内壁15の開口端22に開放可能に付着するようにサイズ決めおよび設定されている。
約5.6〜約37.5mM、好ましくは約5.6〜約10.1mMのEDTAは、既知量のEDTAよりも優れた抗凝集特性を発揮し、サンプルの輸送中や保存中において、生体サンプル18内のDNAの劣化や崩壊の発生を、抑制し、妨害し、低減する。EDTA14は、生体サンプル18を安定させて、生体サンプルの中に存在するDNAの劣化や崩壊が抑制された安定状態を提供する。本発明の装置10においては、約5.6〜約37.5mM、好ましくは約5.6〜約10.1mMのEDTAが、使用形態に先立った製造および梱包工程において事前に満たされていることが望ましい。通常、梱包された採集装置10は、殺菌された後に、無菌の梱包材に梱包されている。
容器12は、ガラス、プラスチックあるいは他の適切な材料から形成可能である。プラスチック材料としては、酸素不透過性の材料、あるいは酸素不透過性の材料層を含んだ材料が適用可能である。一方、容器12は、水および空気を透過するプラスチック材料で形成されていてもよい。より好ましくは、容器12は大気圧よりも低い内圧となるように減圧されるのがよい。圧力は、容器12内に流入される生体サンプル18の量によって設定されるのがよい。一般に、生体サンプル18は、針28あるいは従来知られているカニューレをキャップ手段16に穿刺することによって、貯蔵部17の内部に流入される。容器12およびキャップ手段16の適当な例としては、特許文献4において、Cohenによって開示されており、文献を参照することでその内容の全体を本明細書に含むものとする。
容器12は、透明な材質であることが好ましい。透明かつ熱可塑性の適切な材料例として、ポリカーボネイト、ポリエチレン、ポリプロピレンおよびポリエチレンテレフタレートなどが挙げられる。容器12の容積は、収集される生体サンプルの液量に応じて、適切な値に設定されればよい。一実施形態においては、容器12は円筒形状であり、その軸長が約100mm、直径が約13mm〜約16mmとなっている。装置10の好ましい形態は、100mm×16mmのPET管でありEDTAとして、濃度が8.1mMのKEDTAを収容している。
キャップ手段16は、弾力性を有する材料で形成され、大気圧とこれよりも低い内圧の差を維持し、針28や他のカニューレによって穿刺され容器12の内部に生体サンプルが流入されるようになっている。封鎖するための適当な材料としては、例えば、シリコンゴム、天然ゴム、スチレンブタチレンゴム、エチレンプロピレン共重合体およびポリクロロピレンなどが挙げられる。保護用シールド30は、キャップ手段16に対し、開放可能に覆いこれを保護する役割を果たしている。
一実施形態において、容器12は、水およびガス浸透性のプラスチック材料で構成されている。酸素が管の壁を通して拡散され、容器内の真空度を弱める。容器において、水および酸素を透過させる特徴は、容器内に保管する必要期間に応じて容器内の圧力差を維持する際に有効となる。保管期間は、水分揮発と酸素浸透のバランスを取るように最適化される。容器は、少なくとも1年、好ましくはそれ以上の保管期間を有する。
更に、EDTA14には生体サンプル18の保存性を高めるための添加物が加えられていてもよい。添加物の例としては、カチオン化合物、界面活性剤、カオトロピック塩、リボヌクリアーゼ抑制剤、追加キレート剤、第4アミン、およびこれらの混合物が挙げられる。
加えて、生体サンプルの取り扱いを目的とした混合剤として他の成分が添加されてもよい。例として、生体サンプル18内の細胞に浸透したり溶解させたりするような化学薬品が挙げられる。他の適切な成分要素としては、以下に限定されるものではないが、カチオン化合物、界面活性剤、合成洗剤、カオトロピック試薬、リボヌクリアーゼ抑制剤、第4アミン、プロティナーゼ、リパーゼ、フェノール、フェノール派生物、フェノールクロロフォルム混合物、アルコール、アルデヒド、ケトン、有機酸、有機酸塩のような単塩、ハロゲン化したアルカリ金属塩、有機キレート剤、還元剤、中和剤、糖、蛍光染料、抗体、結合剤、クエン酸ナトリウムのような抗凝固剤、ヘパリンおよびこれと同種のもの、および生体サンプルの解析のために通常用いられるような、他の試薬あるいはその合成物が挙げられる。
本発明の手法は、生体サンプルを取得してこれを容器に収容することによって、好ましくは容器内にあらかじめEDTAが用意されていることによって、その効果が発揮される。好ましい形態においては、生体サンプル18は、用意された直後に速やかに採集容器12の内部に直接導入される。更に好ましい形態としては、生体サンプル18は、患者から採血された後、いかなる介在も工程なしに、直接採集容器12に導かれるのがよい。全血サンプルの採血時のように、生体サンプルを患者から直接採集し、約5.6〜約37.5mM、好ましくは約5.6〜約10.1mMのEDTAが含まれた容器に直接流入することにより、サンプル採集時に発生する恐れのあるDNAの劣化や崩壊を十分に妨害あるいは低減することが期待できる。
EDTA14は、適切な形態で用意されていれば良く、その形態は限定されるものではないが、例えば、溶液、検査液のような液体、沈殿物、スプレードライ材料、フリーズドライ材料、粉、粒子あるいはゲルが挙げられる。EDTA14は、容器12のリザーバ17の内部であればいかなる箇所に配備されていてもよく、もし容器内のスプレードライ形態であれば、採集デバイスの少なくとも一つの内壁15に沿って、あるいは収容領域のいかなる部分にスプレーされたものであってもよい。EDTA14は、液体の状態で容器内に予め収容されていることが、より好ましい。
好ましい一つの形態においては、生体サンプル18は全血である。血液と混合された後のEDTAのモル濃度は約5.6〜約37.5mM、更には約5.6〜約10.1mMであることが望ましいが、より好ましくは、約6.3〜約9.0mM、更には約7.2〜約8.5mMであることが好ましい。最も好ましいEDTAのモル濃度は、約8.1mMである。本発明に適用可能なEDTAの塩としては、例えば、KEDTA、KEDTA、NaEDTA、NaEDTA、NaEDTA、CaNaEDTA、NaZnEDTA、NaCuEDTA、NaMgEDTA、NaF(III)EDTA、および(NHEDTAが挙げられる。より好ましくは、KEDTA、KEDTA、NaEDTAの内の1つあるいは複数のEDTAであることが望ましい。
本発明は、以下の限定されない実施例によって更に詳細に説明される。
一連の実験において、より高品位で、効果的なゲノムDNAを導くために、抗凝血溶媒中のEDTA濃度あるいは又、液体の体積は、どの程度まで上げられるかを吟味した。
例1:静脈全血は3人の異なるドナーから採血し、この際、1mlの血液に対し1.6mgのEDTAの濃度を有する近年有用されているSarstedt(cat.no.ref.no.02.1066.001)提供の9mlのEDTA管を利用した。血液用の8つの管にはそれぞれのドナーから血液を収集した。それぞれのドナーからの1つずつのサンプル内の10mlの血液は、採血した後直ちに回収され、ノイバウエル試験槽にて白血球の数がカウントされた。1つの白血球細胞には約6.6pgのDNAが含まれていると仮定して、理論値を算出した。ドナー1〜3よりの4つの血液管は、手を加えられることなく原血液採集管に保管された。ドナー1よりの他の4つの血液管は、1.8mlの0.9%塩化ナトリウム溶液(生理的塩濃度)と混合された。このような混合は、1つの管内の血液を1.8mlの0.9%塩化ナトリウム溶液が収容された15ml管(従来型のポリエチレン円底型の遠心分離管)内に移送し、封止した管を3回ひっくり返すことにより実現した。ドナー2よりの4つの血液管は、1.8mlの0.9%塩化ナトリウム溶液(生理的塩濃度)および1%の2ナトリウムEDTA(NaEDTA)と混合された。これにより、8.1mM EDTAのモル濃度が得られた。ドナー3よりの4つの血液管は、同様にして1.8mlの0.9%塩化ナトリウム溶液(生理的塩濃度)および7.5%の2ナトリウムEDTA(NaEDTA)と混合された。これにより、37.5mM EDTAのモル濃度が得られた。
原血液採集管内の血液と、15mlのポリプロピレン遠心分離管内の血液サンプルは、3日間室温において実験室の作業台に保管された。その後、血液は4日間4℃環境下に保管された。
保管の後、以下のようにしてDNA抽出が実行された。まず血清と赤血球とが均一に混合されるように、10回ほどひっくり返した。次に、血液を、トリス/HClで緩衝されTriton−X100を含有する細胞溶菌液を25ml収容した50mlの処理管(一般的なポリプロピレン製の円形底の遠心分離管)に移送し、この管を5回ひっくり返すことによってこれらを混合し、赤血球と白血球細胞を溶解した。血液は、スィウィングアウトローターによって2000×Gで5分間遠心分離され、細胞核やミトコンドリアのような細胞器官の沈殿物を得る。上澄みは廃棄され、管は吸収紙上に2分間ひっくり返した状態で放置される。タンパク質の混合物を取り除くため、高濃度に濃縮されたグアニヂン塩酸塩緩衝液5mlが添加され、サンプルは沈殿物が完全に一様になるまでかき回される。
キアゲンプロティナーゼを50ml添加した後、サンプルは水槽に設置され、65℃で10分間培養される。再び10秒間撹拌された後、5mlのイソプロパノールが添加される。その後管は、無色透明なDNA鎖が塊となって、沈殿物が視認できるまで反転が繰り返される。サンプルは、スィウィングアウトローターによって2000×Gで3分間遠心分離され、DNA沈殿物を得た。上澄みを廃棄し、5mlの70%エタノールの添加と5秒間の撹拌によってDNA沈殿物を洗浄した。更に、2000×Gによる2分間の遠心分離工程と上澄みの廃棄後、管は吸い取り紙の上でひっくり返した状態で放置され、DNAを乾燥した。それから、1mlの再緩衝液(10mM Tri/HCl pH8.5)を添加した後、サンプルを5秒間撹拌し、65℃水槽の中で60分培養して、DNAを分解した。培養の後、DNA溶液は2mlのエッペンドルフ型キャップに移送された。
Figure 2005524850
ドナー1〜3による平均値および標準偏差は、添加される溶液の有り無しに関わらず、取得量、理論値および純度について表に示されている。加えて、イソプロパノールDNA沈殿物の色と、標準PCRシステムにおける効力についても記載されている。このようなPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)においては、1.1Kbのヒト単一コピー遺伝子“hugl”(homologue of giant larvae)の断片が増幅する。表1では、全サンプルの比較結果が示されている。しかしながら、少数のドナーであることから、個々の結果を比較することによる統計上の意義は少ない。
例2:汎用される採血管内の抗凝血剤に対抗して、高濃度に濃縮された液体EDTAの効力を調査するために、減圧管の一連の試作品を作成した。これら試作品には、それぞれ1.8あるいは3.6mgのEDTA塩が1mlの血液中に含まれており、表2に示すように、抗凝血剤がそれぞれ異なる液量となっている。
Figure 2005524850
静脈全血は4人の異なるドナーより得られ、この際、試作品1〜6(表2参照)および、汎用されているスプレードライ型のEDTA(KEDTA)管が使用された。このような管は、Becton, Dickinson and Companyが提供しており、1mlの血液中に1.8mg濃度のEDTAが含まれる。それぞれのドナーからは、試作品1〜6のそれぞれと、スプレードライ管に流入された。血液サンプルは、40℃のヒートチャンバーに水平な状態で、原血採血管内に保管された。48時間後、例1と同様にDNA抽出が実行された。
40℃での48時間放置後では凝固は確認されないが、その後の溶解、遠心分離および上澄みの除去によって、細胞小器官の沈殿物が、スプレードライEDTA採血管内に現れた。これらはしばしば、液状のEDTAを有する試作品1〜6から得られるものと異なった発色と大きさを示していた。スプレードライEDTA管から得られる細胞小器官の沈殿物は、赤色もしくは茶色に発色し、管の内壁に衝突するたくさんの汚れを含んでいた。液状のEDTAを有する試作品1〜6管から得られる細胞小器官の沈殿物は、主に赤色に発色し、汚れは殆ど含まれていなかった。
加えて、茶色の細胞小器官沈殿物は、消化性の緩衝液に溶解し、その溶解液は茶色であった。赤色の細胞小器官沈殿物も消化性の緩衝液に溶解し、その溶解液は赤あるいはより明るい赤色に見えた。
このテストの結果より多量のEDTAの利便性が提唱され、更なるテストが導かれる。このテストについては次の例として詳細に説明する。
例3:静脈全血は5人の異なるドナーより得られ、この際、試作品1〜6が使用された。それぞれのドナーから得られた血液は、試作品1〜6のそれぞれの管に流入された。それぞれのドナーから得られ、1.8mg/mlのスプレードライ管に収められたうちの10μlの血液は、理論値を求めるために利用された。
血液サンプルは、実験室の作業台上の原血液採血管内に立位状態で13日間保管された。13日後、例1と同様の方法でDNA抽出が実行された。
DNAは分光測光によって解析された(表3参照)。
室温にて13日間保管した後、血液と血清を一様に混合させるために行う工程に先立って血液管をひっくり返した際、血塊が確認された。管の外側から血液の動きを観察すると、血液が50mlの処理管に移送される際、大きな血塊と小さな血塊に区別することが出来た。
室温にて13日間保管した後、5人の異なるドナーより得られた全サンプルのうち、試作品1、3および5(液状の抗凝結剤と、1ml血液あたり1.8mgのEDTAが含まれている)に流入されたものは、大きな血塊を含んでいた。一人のドナーから得られた血液には、どの採血管を使用したかに関わらず、大きな血塊が含まれていた。他の4人の血液サンプルは、試作品2、4および6(液状の抗凝結剤と、1ml血液あたり3.6mgのEDTAが含まれている)に流入されたものについては、血塊は殆ど確認されなかった(表3参照)。
Figure 2005524850
理論値のパーセンテージと純度の値は5人のドナーからの5つのサンプルの平均値で示されている。標準偏差は、理論値のパーセンテージとA260/A280比に対して示されている。DNA値は、1ml血液に対するμgDNAとして示され、異なる血量の異なる試作品であっても比較できるようになっている。
沈殿物の発生とゲノムDNAの量には明らかな相互関係があった。血中の沈殿物が多いほど、DNAを分離することが困難であった。適正値は試作品2より得られ、すなわち1mlの血液あたり3.6mgEDTAが2mlの抗凝結剤中にふくまれていることが適正といえる。
例4:以上説明した結果に基づいて、更に多大な研究が企画できる。本検討では、2mlの抗凝結剤中に1mlの血液あたり3.6mgEDTAを有した試作品2を、Becton, Dickinson and Companyが提供する現行汎用されているスプレードライ型1.8mg/ml採血管と比較する。
60人の異なるドナーより静脈全血が採血され、この際、試作品2とスプレードライEDTA管が使用された。それぞれのドナーから得られた血液は、2つの試作品および2つのスプレードライEDTA管へ流入された。スプレードライ管の1つに収容されている血液10μlは、理論値を求めるために用いられた。
血液サンプルのそれぞれのグループの1セット(例えば、60試作品と60スプレードライEDTA管のセット)は、7日間室温にて実験室の作業台の上に保管された。7日後、例1と同様にしてDNA解析が実行された。それぞれの血液サンプルグループのもう一方のセットは、13または14日間室温にて実験室の作業台の上に保管された。13または14日後、例1と同様にしてDNA解析が実行された。
DNAは分光測光によって解析され、その結果は下記の表4に示されている。
室温保管して7日後、凝結はどの管内にも確認されなかった。室温保管して13または14日後、試作品では1つのみであったが、スプレードライEDTA管では8つの管で凝結が確認された。
取得量、理論値と純度のパーセンテージについては、60人のドナーよりの4サンプルの平均値が示されている。標準偏差は、理論値のパーセンテージとA260/A280比について算出されている。DNA値は、1ml血中のμgとして示され、異なる血量の管とも比較できるようになっている。
Figure 2005524850
7日間の保管後、試作品管と現行品のスプレードライ管の間に目立った差異は確認されなかった。しかし13または14日の保管後では、より少ない凝結、選りすぐれた純度(例えば、A260/A280の商がより高い値である)、DNA溶液が無色である(これはPCR抑制剤の効果がより高いことを示す)、平均値が高い、と言った明らかな効果が得られた。
例5:抗凝集剤を比較するために、4人の異なるドナーより静脈全血を採血した。この際、試作品2、およびBecton, Dickinson and Companyが提供し“Citract”(カタログナンバー366007, BD Vacutainer 10ml, 100×16, 0.105M citrate, light blue stopper, glass tube )という名称で販売されている現行管が使用された。それぞれのドナーより採集された血液は、4本の試作品2の管と2本のCitract管に流入された。各ドナーより得られたCitract管内の10μlの血液は、理論値を得るために使用された。
各ドナーの血液を収容した2本の試作品2の管は、直ちに例1で説明したような工程が施される。25℃環境における21日間の保管後、残された管に対するDNA抽出が、例1で説明した様に実行された。
DNAは分光測光により解析され、その結果は表6に示されている。
Figure 2005524850
本発明を明示するために様々な実施例が例示されたが、本発明の範囲を逸脱すること無しに様々な変更や付加が実行可能であることは、同分野の技術者たちによって理解されよう。
本発明の1実施形態における容器の側断面図である。

Claims (61)

  1. 内部に所定量のEDTA化合物を配備し、サンプル収集の際には約5.6〜約37.5mMのモル濃度のEDTAが得られることを特徴とする生態液サンプルを収集するための容器。
  2. 前記サンプルは、全血、赤血球細胞の凝縮物、血漿、血清、尿、骨髄穿刺液、脳脊髄液、組織細胞および他の体液からなる群より選択されるものであることを特徴とする請求項1に記載の容器。
  3. 前記サンプルは全血であることを特徴とする請求項2に記載の容器。
  4. 採血する際のEDTAのモル濃度は、約5.6〜約10.1mMであることを特徴とする請求項3に記載の容器。
  5. 採血する際のEDTAのモル濃度は、約6.3〜約9.0mMであることを特徴とする請求項3に記載の容器。
  6. 採血する際のEDTAのモル濃度は、約7.2〜約8.5mMであることを特徴とする請求項4に記載の容器。
  7. 採血する際のEDTAのモル濃度は、約8.1mMであることを特徴とする請求項5に記載の容器。
  8. 前記EDTA化合物は、液体、小粒子、スプレードライ材料、フリーズドライ材料、粉、微粒子およびゲルからなる群より選択された状態で存在することを特徴とする請求項1に記載の容器。
  9. 前記EDTA化合物は液体であることを特徴とする請求項8に記載の容器。
  10. 前記EDTA化合物は溶液あるいは混濁液であることを特徴とする請求項9に記載の容器。
  11. 前記EDTA化合物は前記容器の内部表面にスプレードライされていることを特徴とする請求項8に記載の容器。
  12. 前記EDTA化合物は、KEDTA、KEDTAおよびNaEDTAよりなる群より選択されたEDTAの塩であることを特徴とする請求項1に記載の容器。
  13. 前記容器は、試験管、遠心分離管、採血管、採血バッグ、血液分離管、シリンジ、フラスコおよびガラス瓶よりなる群より選択されたものであることを特徴とする請求項1に記載の容器。
  14. 前記容器は採血管であることを特徴とする請求項13に記載の容器。
  15. 前記容器は血液分離管であることを特徴とする請求項13に記載の容器。
  16. 前記容器はゲルあるいは遠心分離を利用した機械的分離機によって構成され、該ゲルあるいは機械的分離機によって1つ以上の血液成分が分離されることを特徴とする請求項15に記載の容器。
  17. 前記容器の内圧は外気圧よりも減圧されていることを特徴とする請求項3に記載の容器。
  18. 前記内圧は所定量の血液を前記容器内に流入させるに充分であることを特徴とする請求項17に記載の容器。
  19. 前記容器は離脱可能なキャップ手段を具備していることを特徴とする請求項1に記載の容器。
  20. 前記容器はガラス製であることを特徴とする請求項1に記載の容器。
  21. 前記容器はプラスチック製であることを特徴とする請求項1に記載の容器。
  22. 前記容器は、ポリカーボネイト、ポリエチレン、ポリプロピレンおよびポリエチレンテレフタレートよりなる群より選択される透明材料によって製造されていることを特徴とする請求項21に記載の容器。
  23. 前記容器は、カチオン化合物、界面活性剤、合成洗剤、カオトロピック化合物、リボヌクリアーゼ抑制剤、キレート剤、第4アミン、プロティナーゼ、リパーゼ、フェノール、フェノール/クロロフォルム混合体、アルコール、アルデヒド、ケトン、有機酸、有機酸塩のような単塩、ハライドのアルカリ金属塩、蛍光染料、抗体、結合剤、還元剤、緩衝剤、糖および抗凝血剤よりなる群より選択された1つ以上の添加物を、更に具備することを特徴とする請求項3に記載の容器。
  24. 内部に液体状の所定量のEDTA化合物を配備し、採血の際にはモル濃度が約5.6〜約10.1mMのEDTAが得られることを特徴とする全血を採集するための容器。
  25. 内部表面にスプレードライされた所定量のEDTA化合物を配備し、採血の際にはモル濃度が約5.6〜約10.1mMのEDTAが得られることを特徴とする全血を採集するための容器。
  26. 内部に、遠心分離によって血液から1つ以上の成分を分離するためのゲルまたは機械的分離機、および所定量のEDTA化合物、を配備し、採血の際にはモル濃度が約5.6〜約10.1mMのEDTAが得られることを特徴とする全血を採集するための血液分離管。
  27. 生態サンプルを所定量のEDTA化合物内に分散させる工程を有し、該生態サンプルの分散工程においては、約5.6〜約37.5mMのEDTAが得られることを特徴とする生態液サンプルを安定化するための方法。
  28. 前記サンプルは、全血、赤血球細胞の凝集物、血漿、血清、尿、骨髄穿刺液、脳脊髄液、組織細胞、およびその他の生態液のいずれかであることを特徴とする請求項27に記載の方法。
  29. 前記サンプルは全血であることを特徴とする請求項27に記載の方法。
  30. 全血を分散する際のEDTAのモル濃度は、約5.6〜約10.1mMであることを特徴とする請求項29に記載の方法。
  31. 全血を分散する際のEDTAのモル濃度は、約6.3〜約9.0mMであることを特徴とする請求項30に記載の方法。
  32. 全血を分散する際のEDTAのモル濃度は、約7.2〜約8.5mMであることを特徴とする請求項31に記載の方法。
  33. 全血を分散する際のEDTAのモル濃度は、約8.1mMであることを特徴とする請求項32に記載の方法。
  34. 前記EDTA化合物は、KEDTA、KEDTAおよびNaEDTAよりなる群より選択された1つ以上のEDTA塩であることを特徴とする請求項33に記載の方法。
  35. 前記EDTA化合物は、試験管、遠心分離管、採血管、採決バック、血液分離管、シリンジ、フラスコおよびガラス瓶よりなる群より選択された容器内に存在することを特徴とする請求項27に記載の方法。
  36. 前記容器は採血管であることを特徴とする請求項35に記載の方法。
  37. 前記容器は血液分離管であることを特徴とする請求項36に記載の方法。
  38. 前記容器はガラス製であることを特徴とする請求項36に記載の方法。
  39. 前記容器はプラスチック製であることを特徴とする請求項36に記載の方法。
  40. 前記容器は、ポリカーボネ−ト、ポリエチレン、ポリプロピレンおよびポリエチレンテレフタレートよりなる群より選択された透明材料であることを特徴とする請求項39に記載の方法。
  41. 前記容器は、カチオン化合物、界面活性剤、合成洗剤、カオトロピック化合物、リボヌクリアーゼ抑制剤、キレート剤、第4アミン、プロティナーゼ、リパーゼ、フェノール、フェノール/クロロフォルム混合体、アルコール、アルデヒド、ケトン、有機酸、有機酸塩のような単塩、ハライドのアルカリ金属塩、蛍光染料、抗体、結合剤、還元剤、緩衝剤、糖および抗凝血剤よりなる群より選択された1つ以上の添加物を更に具備することを特徴とする請求項29に記載の方法。
  42. 前記容器は、内圧が大気圧よりも低く減圧されていることを特徴とする請求項29に記載の方法。
  43. 前記内圧は、所定量の血液を前記容器内に流入するに充分な圧力であることを特徴とする請求項42に記載の方法。
  44. 前記分散工程は、患者から前記容器内に血液を導入する工程を含むことを特徴とする請求項43に記載の方法。
  45. 血液と約5.6〜約137.5mMの量のEDTA化合物を収容する採血容器を用意する工程、および血液サンプルのDNA抽出を実行する工程とを有することを特徴とする、血液サンプルよりDNAを抽出するための方法。
  46. 前記サンプルは、全血および赤血球細胞の凝集物よりなる群より選択されたものであることを特徴とする請求項45に記載の方法。
  47. 前記サンプルは全血であることを特徴とする請求項45に記載の方法。
  48. 前記採血の際に用意される前記EDTAのモル濃度は、約5.6〜約10.1mMであることを特徴とする請求項47に記載の方法。
  49. 前記採血の際に用意される前記EDTAのモル濃度は、約6.3〜約9.0mMであることを特徴とする請求項48に記載の方法。
  50. 前記採血の際に用意される前記EDTAのモル濃度は、約7.2〜約8.5mMであることを特徴とする請求項49に記載の方法。
  51. 前記採血の際に用意される前記EDTAのモル濃度は、約8.1mMであることを特徴とする請求項50に記載の方法。
  52. 前記EDTA化合物は、KEDTA、KEDTAおよびNaEDTAよりなる群より選択された1つ以上のEDTA塩であることを特徴とする請求項51に記載の方法。
  53. 前記EDTA化合物は、試験管、遠心分離管、採血管、採血バッグ、血液分離管、シリンジ、フラスコおよびガラス瓶よりなる群より選択された容器内に存在することを特徴とする請求項45に記載の方法。
  54. 前記容器は、採血管であることを特徴とする請求項53に記載の方法。
  55. 前記容器は、血液分離管であることを特徴とする請求項54に記載の方法。
  56. 前記容器は、ガラス製であることを特徴とする請求項54に記載の方法。
  57. 前記容器は、プラスチック製であることを特徴とする請求項54に記載の方法。
  58. 前記容器は、ポリカーボネイト、ポリエチレン、ポリプロピレンおよびポリエチレンテレフタレートよりなる群より選択された透明な材質によって製造されていることを特徴とする請求項57に記載の方法。
  59. 前記容器は、カチオン化合物、界面活性剤、カオトロピック塩、リボヌクリアーゼ抑制剤、キレート剤、第4アミン、プロティナーゼ、フェノール、フェノール/クロロフォルム混合物、アルコール、アルデヒド、ケトン、有機酸、有機酸塩、ハロゲン化アルカリ金属塩、蛍光染料、抗体、結合体および抗凝血剤よりなる群より選択された1つ以上の添加物を更に具備することを特徴とする請求項47に記載の方法。
  60. 前記容器は、内圧が外気圧よりも低くなるように減圧されていることを特徴とする請求項47に記載の方法。
  61. 前記内圧は、所定量の血液を前記容器内に流入するに充分であることを特徴とする請求項60に記載の方法。
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