JP2005522482A - 2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンの結晶および溶媒和物並びにそれらの製造方法 - Google Patents
2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンの結晶および溶媒和物並びにそれらの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005522482A JP2005522482A JP2003582154A JP2003582154A JP2005522482A JP 2005522482 A JP2005522482 A JP 2005522482A JP 2003582154 A JP2003582154 A JP 2003582154A JP 2003582154 A JP2003582154 A JP 2003582154A JP 2005522482 A JP2005522482 A JP 2005522482A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- amino
- benzyloxypurine
- crystals
- solvent
- alcohol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000013078 crystal Substances 0.000 title claims abstract description 88
- 239000012453 solvate Substances 0.000 title claims abstract description 47
- KRWMERLEINMZFT-UHFFFAOYSA-N O6-benzylguanine Chemical compound C=12NC=NC2=NC(N)=NC=1OCC1=CC=CC=C1 KRWMERLEINMZFT-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims description 76
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 13
- LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N Ethanol Chemical compound CCO LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 55
- 239000002904 solvent Substances 0.000 claims abstract description 53
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 30
- OKKJLVBELUTLKV-UHFFFAOYSA-N Methanol Chemical compound OC OKKJLVBELUTLKV-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 84
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 17
- HHFAWKCIHAUFRX-UHFFFAOYSA-N ethoxide Chemical compound CC[O-] HHFAWKCIHAUFRX-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 6
- 239000012046 mixed solvent Substances 0.000 claims description 6
- 238000002425 crystallisation Methods 0.000 abstract description 10
- 230000008025 crystallization Effects 0.000 abstract description 9
- KDCGOANMDULRCW-UHFFFAOYSA-N 7H-purine Chemical compound N1=CNC2=NC=NC2=C1 KDCGOANMDULRCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 13
- 238000000113 differential scanning calorimetry Methods 0.000 description 11
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 10
- HEMHJVSKTPXQMS-UHFFFAOYSA-M Sodium hydroxide Chemical compound [OH-].[Na+] HEMHJVSKTPXQMS-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 9
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 9
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 9
- 238000000634 powder X-ray diffraction Methods 0.000 description 9
- 238000005160 1H NMR spectroscopy Methods 0.000 description 8
- 150000004677 hydrates Chemical class 0.000 description 7
- YXFVVABEGXRONW-UHFFFAOYSA-N Toluene Chemical compound CC1=CC=CC=C1 YXFVVABEGXRONW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 6
- 238000001000 micrograph Methods 0.000 description 6
- PCNMSRZDDJFKMR-UHFFFAOYSA-N 6-phenylmethoxy-7h-purin-2-amine;hydrate Chemical compound O.C=12NC=NC2=NC(N)=NC=1OCC1=CC=CC=C1 PCNMSRZDDJFKMR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000001556 precipitation Methods 0.000 description 4
- WVDDGKGOMKODPV-UHFFFAOYSA-N Benzyl alcohol Chemical compound OCC1=CC=CC=C1 WVDDGKGOMKODPV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 3
- 238000010992 reflux Methods 0.000 description 3
- VEXZGXHMUGYJMC-UHFFFAOYSA-N Hydrochloric acid Chemical compound Cl VEXZGXHMUGYJMC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- BZLVMXJERCGZMT-UHFFFAOYSA-N Methyl tert-butyl ether Chemical compound COC(C)(C)C BZLVMXJERCGZMT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- LRHPLDYGYMQRHN-UHFFFAOYSA-N N-Butanol Chemical compound CCCCO LRHPLDYGYMQRHN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- -1 isopropylopanol Chemical compound 0.000 description 2
- DYOOCKYPJSMCFX-UHFFFAOYSA-N 2-phenylmethoxy-7h-purine Chemical compound N=1C=C2NC=NC2=NC=1OCC1=CC=CC=C1 DYOOCKYPJSMCFX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- RYYIULNRIVUMTQ-UHFFFAOYSA-N 6-chloroguanine Chemical compound NC1=NC(Cl)=C2N=CNC2=N1 RYYIULNRIVUMTQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- JFLIIYYCWTUADU-UHFFFAOYSA-N 6-phenylmethoxy-7h-purine-2,8-diamine Chemical compound C=12NC(N)=NC2=NC(N)=NC=1OCC1=CC=CC=C1 JFLIIYYCWTUADU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- AMQJEAYHLZJPGS-UHFFFAOYSA-N N-Pentanol Chemical compound CCCCCO AMQJEAYHLZJPGS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 235000019445 benzyl alcohol Nutrition 0.000 description 1
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 1
- 125000004432 carbon atom Chemical group C* 0.000 description 1
- 238000004090 dissolution Methods 0.000 description 1
- 238000004821 distillation Methods 0.000 description 1
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 1
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 1
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- WEWZCRIJLGOMHV-UHFFFAOYSA-N methanol 6-phenylmethoxy-7H-purin-2-amine Chemical compound OC.C=12NC=NC2=NC(N)=NC=1OCC1=CC=CC=C1 WEWZCRIJLGOMHV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 1
- BDERNNFJNOPAEC-UHFFFAOYSA-N propan-1-ol Chemical compound CCCO BDERNNFJNOPAEC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000000425 proton nuclear magnetic resonance spectrum Methods 0.000 description 1
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D473/00—Heterocyclic compounds containing purine ring systems
- C07D473/02—Heterocyclic compounds containing purine ring systems with oxygen, sulphur, or nitrogen atoms directly attached in positions 2 and 6
- C07D473/18—Heterocyclic compounds containing purine ring systems with oxygen, sulphur, or nitrogen atoms directly attached in positions 2 and 6 one oxygen and one nitrogen atom, e.g. guanine
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
本発明は、(1)アルコールおよび水からなる群より選ばれる少なくとも1種の溶媒を含む溶媒、(2)アルコールまたは(3)含水溶媒から結晶化させることによって、2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンの溶媒和物、立方晶および柱状晶を提供することができる。
Description
本発明は、2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンの新規結晶および溶媒和物並びにそれらの製造方法に関する。
2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンは医薬品の製造中間体として有用であり、これまでその製造方法について種々報告がなされている。しかしながら、2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンを溶媒和物(例えば、水和物やメタノール和物)として得たという報告はなく、さらに当該溶媒和物の製造方法に関する報告もなされていない。
また、2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンの結晶について、例えば、The Journal of Organic Chemistry,vol.34,2160−2163(1969)において針状晶として得られることが報告されているが、報告例は少なく、しかも立方晶や柱状晶が得られたという報告はなく、それらの製造方法についての報告もない。
本発明の目的は、2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンを、これまで得られていない結晶形である結晶、即ち立方晶および柱状晶として製造する方法を提供することである。本発明のその他の目的は、2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンの溶媒和物(特に、水和物およびアルコール和物)を製造する方法を提供することである。さらに本発明の目的は、2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンの立方晶、柱状晶および溶媒和物(特に、水和物およびアルコール和物)を提供することである。
本発明者らは、上記目的を達成するため、鋭意研究した結果、これまで得られていなかった2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンの溶媒和物(特に水和物およびアルコール和物)、立方晶および柱状晶並びにそれらの製造方法を見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、以下[1]〜[12]の通りである。
[1] 2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンの溶媒和物。
[2] 2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンの水和物。
[3] 2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンのアルコール和物。
[4] 2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンのメタノール和物。
[5] 2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンのエタノール和物。
[6] 2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンの立方晶。
[7] 2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンの柱状晶。
[8] アルコールおよび水からなる群より選ばれる少なくとも1種の溶媒を含む溶媒から結晶化させることを特徴とする、2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンの立方晶または柱状晶の製造方法。
[9] アルコールから結晶化させることを特徴とする、2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンのアルコール和物の製造方法。
[10] 含水溶媒から結晶化させることを特徴とする、2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンの水和物の製造方法。
[11] 含水溶媒がアルコールと水との混合溶媒であることを特徴とする、上記[10]の製造方法。
[12] 含水溶媒が水であることを特徴とする、上記[10]の製造方法。
[1] 2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンの溶媒和物。
[2] 2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンの水和物。
[3] 2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンのアルコール和物。
[4] 2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンのメタノール和物。
[5] 2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンのエタノール和物。
[6] 2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンの立方晶。
[7] 2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンの柱状晶。
[8] アルコールおよび水からなる群より選ばれる少なくとも1種の溶媒を含む溶媒から結晶化させることを特徴とする、2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンの立方晶または柱状晶の製造方法。
[9] アルコールから結晶化させることを特徴とする、2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンのアルコール和物の製造方法。
[10] 含水溶媒から結晶化させることを特徴とする、2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンの水和物の製造方法。
[11] 含水溶媒がアルコールと水との混合溶媒であることを特徴とする、上記[10]の製造方法。
[12] 含水溶媒が水であることを特徴とする、上記[10]の製造方法。
本発明により、これまで得られていなかった2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンの新規結晶(立方晶および柱状晶)および溶媒和物(水和物およびアルコール和物(例えば、メタノール和物、エタノール和物)並びにそれらの製造方法を提供することができる。
本発明の方法で得られる結晶は濾過性に優れ、操作性の面でも従来のものに比べて改善されている。
本発明の方法で得られる結晶は濾過性に優れ、操作性の面でも従来のものに比べて改善されている。
本発明により、これまで得られていなかった2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンの新規結晶および溶媒和物を製造することができる。本発明で製造することができる新規結晶とは立方晶および柱状晶であり、本発明で製造することができる溶媒和物としては、水和物およびアルコール和物(例えば、メタノール和物、エタノール和物など)が挙げられる。本発明で提供するこれらの結晶は、濾過性に優れており、操作性の面で従来のものに比して改善されている。
以下に、2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンの立方晶および柱状晶の製造方法を説明する。立方晶および柱状晶は、アルコールおよび水からなる群より選ばれる少なくとも1種の溶媒を含む溶媒から結晶化させることにより得ることが必須要件であり、結晶形は結晶の析出開始時の温度(以下、開始温度(Ti)と称する)によって決定することができる。具体的には、例えば、アルコールおよび水からなる群より選ばれる少なくとも1種の溶媒を含む溶媒を用いて2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンを溶解後、開始温度(Ti)を適宜設定して結晶化させる。Tiは用いる溶媒に依存し、例えば、溶媒としてメタノール(単独)を用いる場合、Tiを65℃付近(60℃〜65℃)に調整することにより立方晶が得られ、30℃〜55℃、好ましくは40℃〜45℃に調整することにより柱状晶が得られる。
立方晶および柱状晶を製造するには、まずアルコールおよび水からなる群より選ばれる少なくとも1種の溶媒を含む溶媒に2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンを溶解する。
立方晶および柱状晶を製造するために使用するアルコールおよび水からなる群より選ばれる少なくとも1種の溶媒を含む溶媒におけるアルコールとしては、炭素数が1〜5のアルコール(例えば、メタノール(MeOH)、エタノール、プロパノール、イソピロパノール、ブタノール、ペンチルアルコール等)を用いることができ、好ましくはメタノール、エタノールである。
立方晶および柱状晶を製造するための溶媒の総使用量は、2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンを溶解できる量以上であれば特に限定はなく、加熱温度や溶媒の種類にも依存するため一概には言えないが、メタノール(単独)を用いる場合、下記温度範囲内で、2−アミノ−6−ベンジルオキシプリン1gに対して、通常10ml〜1000ml、好ましくは10ml〜300mlである。
2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンをアルコールおよび水からなる群より選ばれる少なくとも1種の溶媒を含む溶媒に溶解する際の加熱温度は、用いる溶媒の沸点以下であり、かつ2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンを溶解することができる温度以上であれば特に限定はなく、例えば、溶媒としてメタノール(単独)を用いる場合、通常30℃〜65℃、好ましくは55℃〜65℃である。
仮に、2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンをアルコールおよび水からなる群より選ばれる少なくとも1種の溶媒を含む溶媒に溶解後、得られた溶液中に不溶物が存在した場合、純度向上のために不溶物を除去することが好ましい。例えば、得られた溶液を熱時濾過することによりこれを除去することができる。熱時濾過は、2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンの溶解状態を保ちながら行えばよく、その温度は用いる溶媒に依存するが、例えば、メタノール(単独)を用いる場合、通常30℃〜65℃、好ましくは50℃〜65℃で濾過を行う。
立方晶および柱状晶の析出はどのような手段で開始させてもよく、例えば(1)2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンをアルコールおよび水からなる群より選ばれる少なくとも1種の溶媒を含む溶媒に溶解して得られた溶液を冷却する、(2)2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンをアルコールおよび水からなる群より選ばれる少なくとも1種の溶媒を含む溶媒に溶解して得られた溶液から溶媒の一部を留去する、などの方法が挙げられる。
上記(1)および(2)の手段で結晶を析出させる前に、貧溶媒を溶液に添加することにより過飽和状態にしておくこともできる。
上記(1)の手段で結晶の析出を開始させる場合、冷却温度を所望の結晶形のTiに設定し、用いるアルコールおよび水からなる群より選ばれる少なくとも1種の溶媒を含む溶媒中、2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンが過飽和となるまで冷却する。
上記(2)の手段で結晶の析出を開始させる場合、留去温度を所望の結晶形のTiに設定し、用いるアルコールおよび水からなる群より選ばれる少なくとも1種の溶媒を含む溶媒中、2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンが過飽和となるまで溶媒を留去する。
一旦、所望の結晶形を有する結晶が析出し始めれば、それ以降の冷却または留去は、温度をTiに必ず設定する必要はない。但し、析出した結晶が溶解しないように十分注意する必要がある。析出した結晶はどのような手段で取り出してもよく、例えば、濾過により取り出すことができる。
上記の手段により立方晶は無溶媒和物として得られ、柱状晶は溶媒和物(例えば、アルコール和物、水和物など)として得られる。柱状晶は、例えば、溶媒和分子を除去することができる温度で乾燥することにより、無溶媒和物に変換することができる。無溶媒和物への変換は、いずれの溶媒の場合も、取り出した結晶を、通常60℃〜200℃、好ましくは80℃〜120℃で乾燥することにより行うことができる。
以下に、2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンのアルコール和物および水和物の製造方法を説明する。アルコール和物はアルコールから結晶化させることにより得ることが必須要件であり、水和物は含水溶媒から結晶化させることにより得ることが必須要件である。
アルコール和物を得るためのアルコールとしては、上記新規結晶の製造に用いるアルコールと同様の溶媒を用いることができる。アルコール和物の製造に使用するアルコールの量は、2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンを加熱溶解できる量以上であれば特に限定はなく、加熱温度にも依存するため一概には言えないが、メタノール(単独)またはエタノール(単独)を用いる場合、例えば、加熱温度が下記範囲内であれば、2−アミノ−6−ベンジルオキシプリン1gに対して、通常10ml〜1000ml、好ましくは10ml〜300mlである。
水和物を得るために用いる含水溶媒に含まれ得る水以外の溶媒としては、好ましくはアルコールが挙げられる。ここでいうアルコールとしては上記新規結晶の製造に用いるアルコールと同様の溶媒を用いることができる。含水溶媒としては、水単独やアルコールと水との混合溶媒が好ましく用いられる。アルコールと水との混合溶媒としては、メタノールと水との混合溶媒が溶解度差の点から好ましい。アルコールと水との混合比はアルコールの種類に依存し、例えばメタノールと水との混合溶媒の場合、メタノールと水との容積比が、10:3〜10:50、好ましくは10:8〜10:15である。
各溶媒に2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンを加熱溶解する際の温度は各溶媒に2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンが溶解されるような温度であれば特に限定されない。メタノールを用いる場合には、通常30℃〜65℃、好ましくは55℃〜65℃である。加熱溶解後の結晶化方法は特に限定はなく、上記の新規結晶の製造方法における結晶化と同様な方法で行うことができる。
結晶の析出を前記(1)及び(2)の手段で行う際、柱状晶のTiで結晶化を行うと柱状晶の溶媒和物を得ることができるが、立方晶のTiで結晶化を行うと立方晶の無溶媒和物が得られ、立方晶の溶媒和物を得ることができない。析出した結晶はどのような手段で取り出してもよく、例えば、濾過により取り出すことができる。
結晶の析出を前記(1)及び(2)の手段で行う際、柱状晶のTiで結晶化を行うと柱状晶の溶媒和物を得ることができるが、立方晶のTiで結晶化を行うと立方晶の無溶媒和物が得られ、立方晶の溶媒和物を得ることができない。析出した結晶はどのような手段で取り出してもよく、例えば、濾過により取り出すことができる。
得られた各溶媒和物の結晶を乾燥させる場合、溶媒和している溶媒分子まで除去しないよう乾燥条件には注意する必要がある。乾燥温度はいずれの溶媒和物においても、通常10℃〜70℃、好ましくは10℃〜50℃である。
本発明の新規結晶および溶媒和物を製造する各工程は、常圧下、減圧下、加圧下のいずれで行ってもよい。
本発明で用いる2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンはいかなる方法で製造したものであってもよく、例えば、特開平10−218880号公報に記載の方法によって製造することができる。
以下、実施例を示して本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例および参考例で得られた化合物の各物性測定の条件は、以下のとおりである。
DSC:島津製作所製、DSC−60を用いて測定した。
1H−NMR:試料をDMSO−d6に溶解し、これを日本電子社製、JNM−AL400を用いて測定した。
顕微鏡写真:Nikon社製、SMZ1500を用いて撮影した。
粉末X線回折:リガク社製、Mini Flexを用いて撮影した。
実施例および参考例で得られた化合物の各物性測定の条件は、以下のとおりである。
DSC:島津製作所製、DSC−60を用いて測定した。
1H−NMR:試料をDMSO−d6に溶解し、これを日本電子社製、JNM−AL400を用いて測定した。
顕微鏡写真:Nikon社製、SMZ1500を用いて撮影した。
粉末X線回折:リガク社製、Mini Flexを用いて撮影した。
参考例1
ベンジルアルコール(37.5g、0.347モル)および水酸化ナトリウム(2.96g、0.074モル)を混合し、加熱し、水酸化ナトリウムを溶解させた。冷却後、2−アミノ−6−クロロプリン(6.00g、0.035モル)を添加し、80〜90℃で5時間加熱撹拌することにより反応を終了した。反応液にメチル tert−ブチル エーテル(120ml)を加え、1%水酸化ナトリウム水溶液(70ml)で抽出を2回行った。得られたアルカリ水層を合わせてトルエンで洗浄し、トルエンを除去後、35%塩酸でpH6〜8に中和し、析出した結晶を濾別した。得られた結晶を減圧乾燥することにより、粗結晶の2−アミノ−6−ベンジルオキシプリン(7.60g、0.032モル、収率92%)を得た。
ベンジルアルコール(37.5g、0.347モル)および水酸化ナトリウム(2.96g、0.074モル)を混合し、加熱し、水酸化ナトリウムを溶解させた。冷却後、2−アミノ−6−クロロプリン(6.00g、0.035モル)を添加し、80〜90℃で5時間加熱撹拌することにより反応を終了した。反応液にメチル tert−ブチル エーテル(120ml)を加え、1%水酸化ナトリウム水溶液(70ml)で抽出を2回行った。得られたアルカリ水層を合わせてトルエンで洗浄し、トルエンを除去後、35%塩酸でpH6〜8に中和し、析出した結晶を濾別した。得られた結晶を減圧乾燥することにより、粗結晶の2−アミノ−6−ベンジルオキシプリン(7.60g、0.032モル、収率92%)を得た。
実施例1
参考例1で得られた2−アミノ−6−ベンジルオキシプリン(40.0g、0.17モル)をメタノール(700ml)に加熱還流下(63℃〜65℃)で溶解させた。この溶液を熱時濾過した(60℃〜63℃)後、減圧下、40℃〜45℃でメタノール(350ml)を留去したところ、結晶が析出し始めた。これに水(400ml)を加え、0℃〜5℃に冷却し、さらに結晶を析出させた。濾過後、減圧下、室温で12時間乾燥した。2−アミノ−6−ベンジルオキシプリン水和物(41.7g、0.16モル、収率97%)を柱状晶として得た。乾燥減量(110℃、4時間)は7.52%であった。得られた化合物の顕微鏡写真を図1、DSCを図2にそれぞれ示した。
参考例1で得られた2−アミノ−6−ベンジルオキシプリン(40.0g、0.17モル)をメタノール(700ml)に加熱還流下(63℃〜65℃)で溶解させた。この溶液を熱時濾過した(60℃〜63℃)後、減圧下、40℃〜45℃でメタノール(350ml)を留去したところ、結晶が析出し始めた。これに水(400ml)を加え、0℃〜5℃に冷却し、さらに結晶を析出させた。濾過後、減圧下、室温で12時間乾燥した。2−アミノ−6−ベンジルオキシプリン水和物(41.7g、0.16モル、収率97%)を柱状晶として得た。乾燥減量(110℃、4時間)は7.52%であった。得られた化合物の顕微鏡写真を図1、DSCを図2にそれぞれ示した。
実施例2
参考例1で得られた2−アミノ−6−ベンジルオキシプリン(20.0g、0.083モル)をメタノール(300ml)に加熱還流下で溶解させた。この溶液を熱時濾過(60℃〜63℃)した後、常圧下、63℃〜65℃でメタノール(150ml)を留去したところ、結晶が析出した。これを30分かけて0℃〜5℃に冷却した。濾過後、減圧下、50℃で6時間乾燥した。これにより2−アミノ−6−ベンジルオキシプリン水和物(17.9g、0.074モル、収率89%)を立方晶として得た。乾燥減量(110℃、4時間)は0.02%であった。得られた化合物の1H−NMRを図3、顕微鏡写真を図4、DSCを図5、粉末X線回折を図6にそれぞれ示した。
参考例1で得られた2−アミノ−6−ベンジルオキシプリン(20.0g、0.083モル)をメタノール(300ml)に加熱還流下で溶解させた。この溶液を熱時濾過(60℃〜63℃)した後、常圧下、63℃〜65℃でメタノール(150ml)を留去したところ、結晶が析出した。これを30分かけて0℃〜5℃に冷却した。濾過後、減圧下、50℃で6時間乾燥した。これにより2−アミノ−6−ベンジルオキシプリン水和物(17.9g、0.074モル、収率89%)を立方晶として得た。乾燥減量(110℃、4時間)は0.02%であった。得られた化合物の1H−NMRを図3、顕微鏡写真を図4、DSCを図5、粉末X線回折を図6にそれぞれ示した。
実施例3
参考例1で得られた2−アミノ−6−ベンジルオキシプリン(20g、0.083モル)をメタノール(300ml)に加熱還流下で溶解させた。この溶液を熱時濾過した(60℃〜63℃)後、減圧下、40℃〜45℃でメタノール(150ml)を留去したところ、結晶が析出した。これを6時間かけて0℃〜5℃に冷却した。濾過後、減圧下、45℃で6時間乾燥した。これにより2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンのメタノール和物(21.5g、0.079モル、収率95%)を柱状晶として得た。乾燥減量(110℃、4時間)は13.4%であった。得られた化合物の1H−NMRを図7、顕微鏡写真を図8、DSCを図9、粉末X線回折を図10にそれぞれ示した。
参考例1で得られた2−アミノ−6−ベンジルオキシプリン(20g、0.083モル)をメタノール(300ml)に加熱還流下で溶解させた。この溶液を熱時濾過した(60℃〜63℃)後、減圧下、40℃〜45℃でメタノール(150ml)を留去したところ、結晶が析出した。これを6時間かけて0℃〜5℃に冷却した。濾過後、減圧下、45℃で6時間乾燥した。これにより2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンのメタノール和物(21.5g、0.079モル、収率95%)を柱状晶として得た。乾燥減量(110℃、4時間)は13.4%であった。得られた化合物の1H−NMRを図7、顕微鏡写真を図8、DSCを図9、粉末X線回折を図10にそれぞれ示した。
実施例4
実施例3で得られた結晶(10g、0.036モル)を減圧下(15mmHg)、90℃で7時間乾燥することにより、2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンの無溶媒和物(8.8g、0.036モル)を柱状晶として得た。得られた化合物の1H−NMRを図11、顕微鏡写真を図12、DSCを図13、粉末X線回折を図14にそれぞれ示した。
実施例3で得られた結晶(10g、0.036モル)を減圧下(15mmHg)、90℃で7時間乾燥することにより、2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンの無溶媒和物(8.8g、0.036モル)を柱状晶として得た。得られた化合物の1H−NMRを図11、顕微鏡写真を図12、DSCを図13、粉末X線回折を図14にそれぞれ示した。
実施例5
参考例1で得られた2−アミノ−6−ベンジルオキシプリン(20g、0.0083モル)を実施例3と同様の操作(メタノールの替わりにエタノール(300ml))を行った。これにより、2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンのエタノール和物(22.1g、0.078モル、収率93%)を柱状晶として得た。結晶は溶液を冷却した時点で析出し始めた。この時の温度は45℃程度であった。乾燥減量(110℃、4時間)は16.4%であった。得られた化合物の1H−NMRを図15、顕微鏡写真を図16、DSCを図17、粉末X線回折を図18にそれぞれ示した。
参考例1で得られた2−アミノ−6−ベンジルオキシプリン(20g、0.0083モル)を実施例3と同様の操作(メタノールの替わりにエタノール(300ml))を行った。これにより、2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンのエタノール和物(22.1g、0.078モル、収率93%)を柱状晶として得た。結晶は溶液を冷却した時点で析出し始めた。この時の温度は45℃程度であった。乾燥減量(110℃、4時間)は16.4%であった。得られた化合物の1H−NMRを図15、顕微鏡写真を図16、DSCを図17、粉末X線回折を図18にそれぞれ示した。
本発明は、日本に出願された特願2002−105805を基礎としており、その内容は本明細書に全て包含されるものである。
Claims (12)
- 2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンの溶媒和物。
- 2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンの水和物。
- 2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンのアルコール和物。
- 2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンのメタノール和物。
- 2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンのエタノール和物。
- 2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンの立方晶。
- 2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンの柱状晶。
- アルコールおよび水からなる群より選ばれる少なくとも1種の溶媒を含む溶媒から結晶化させることを特徴とする、2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンの立方晶または柱状晶の製造方法。
- アルコールから結晶化させることを特徴とする、2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンのアルコール和物の製造方法。
- 含水溶媒から結晶化させることを特徴とする、2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンの水和物の製造方法。
- 含水溶媒がアルコールと水との混合溶媒であることを特徴とする、請求項10記載の製造方法。
- 含水溶媒が水であることを特徴とする、請求項10記載の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002105805 | 2002-04-08 | ||
PCT/JP2003/004258 WO2003084957A1 (en) | 2002-04-08 | 2003-04-03 | Crystal and solvate of 2-amino-6-benzyloxypurine and production methods thereof |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005522482A true JP2005522482A (ja) | 2005-07-28 |
Family
ID=28786402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003582154A Pending JP2005522482A (ja) | 2002-04-08 | 2003-04-03 | 2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンの結晶および溶媒和物並びにそれらの製造方法 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7345170B2 (ja) |
EP (1) | EP1492791B1 (ja) |
JP (1) | JP2005522482A (ja) |
AT (1) | ATE397607T1 (ja) |
AU (1) | AU2003226447A1 (ja) |
DE (1) | DE60321457D1 (ja) |
SI (1) | SI1492791T1 (ja) |
WO (1) | WO2003084957A1 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4801710A (en) * | 1984-10-26 | 1989-01-31 | Merck & Co., Inc. | Regioselective synthesis of 9-substituted purine acyclonucleoside derivatives |
US5352669A (en) * | 1990-03-13 | 1994-10-04 | The Of The United States Of America As Represented By The Department Of Health And Human Services | O6 -benzylated guanine, guanosine and 2'-deoxyguanosine compounds possessing O6 -alkylguanine-DNA alkyltransferase depleting activity |
US6414112B1 (en) * | 1991-05-24 | 2002-07-02 | Ole Buchardt | Peptide nucleic acids having 2,6-diaminopurine nucleobases |
JPH06116266A (ja) * | 1992-10-02 | 1994-04-26 | Nippon Kayaku Co Ltd | 2−アミノ−6−アルコキシプリンの製造法 |
US6184376B1 (en) * | 1997-02-10 | 2001-02-06 | Mediver Ab | Synthesis of acyclic nucleoside derivatives |
JPH10218880A (ja) * | 1997-02-12 | 1998-08-18 | Sumika Fine Chem Kk | 2−アミノプリン誘導体の製造方法 |
-
2003
- 2003-04-03 AT AT03745892T patent/ATE397607T1/de not_active IP Right Cessation
- 2003-04-03 WO PCT/JP2003/004258 patent/WO2003084957A1/en active IP Right Grant
- 2003-04-03 JP JP2003582154A patent/JP2005522482A/ja active Pending
- 2003-04-03 AU AU2003226447A patent/AU2003226447A1/en not_active Abandoned
- 2003-04-03 EP EP03745892A patent/EP1492791B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2003-04-03 DE DE60321457T patent/DE60321457D1/de not_active Expired - Fee Related
- 2003-04-03 US US10/500,451 patent/US7345170B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2003-04-03 SI SI200331313T patent/SI1492791T1/sl unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2003084957A1 (en) | 2003-10-16 |
DE60321457D1 (de) | 2008-07-17 |
EP1492791A1 (en) | 2005-01-05 |
AU2003226447A1 (en) | 2003-10-20 |
US7345170B2 (en) | 2008-03-18 |
SI1492791T1 (sl) | 2008-10-31 |
ATE397607T1 (de) | 2008-06-15 |
US20050080098A1 (en) | 2005-04-14 |
EP1492791B1 (en) | 2008-06-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2712865B1 (en) | Improved process for the preparation of ambrisentan | |
JP2002509919A (ja) | ピリダジノン化合物塩酸塩及びその製造法 | |
WO2007017468A2 (en) | Preparation of a 7h-pyrr0l0 [2 , 3-d] pyrimidine derivative | |
HU229253B1 (en) | Process for johexol manufacture | |
JP2711230B2 (ja) | テラゾシン塩酸塩・2水和物の製造方法及び中間体 | |
US20090012296A1 (en) | Processes for the preparation of crystalline form beta of imatinib mesylate | |
AU2011222588B2 (en) | Process for the preparation of 2-(cyclohexylmethyl)-N-{2- [(2S)-1-methylpyrrolidin-2-yl]ethyl}-1, 2, 3, 4- tetrahydroisoquinoline-7-sulfonamide | |
JP2005522482A (ja) | 2−アミノ−6−ベンジルオキシプリンの結晶および溶媒和物並びにそれらの製造方法 | |
JP4728548B2 (ja) | 光学活性アミノアルコールの製造方法 | |
JP7492997B2 (ja) | オラパリブの製造方法 | |
CN115677654B (zh) | 一种盐酸阿替卡因的制备方法 | |
KR20180123851A (ko) | 신규 결정형 레날리도마이드 및 이의 제조방법 | |
CN110746360B (zh) | 一种合成5-氟胞嘧啶的方法 | |
JP6336166B2 (ja) | イミダフェナシンの新規中間体、その製造方法及びそれを用いたイミダフェナシンの製造方法 | |
CA2677204C (en) | Process for the preparation of (r) -5-(2-aminoethyl)-1-(6,8-difluorochroman-3-yl)-1,3-dihydroimidazole-2-thione | |
JP2626710B2 (ja) | 4−アミノ−1,2,4−(4h)トリアゾール誘導体の合成方法 | |
US6008413A (en) | Process for recrystallizing 1,3-bis(aminophenoxy benzene) | |
JP2002540109A (ja) | 形態aと指定された結晶変態のメシル酸ドキサゾシンの新規な調製方法 | |
KR101152607B1 (ko) | 6-[4-(2-피페리딘-1-일-에톡시)-페닐]-3-피리딘-4-일-피라졸로[1,5-a]피리미딘의 제조방법 | |
JP2005097149A (ja) | [3−[(2r)−[[(2r)−(3−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエチル]アミノ]プロピル]−1h−インドール−7−イルオキシ]酢酸の溶媒和物 | |
EP0773220A1 (en) | 2-Amino-6-chloropurine and method for preparing the same | |
KR20240057364A (ko) | 다이메틸-2,3-다이하이드로-1h-인덴 유도체의 신규 염 및 이의 제조방법 | |
JP3752032B2 (ja) | 2−アミノ−6−クロロプリンおよびその製造方法 | |
CN117209454A (zh) | 一种左西替利嗪钠新晶型及其制备方法 | |
CN118255768A (zh) | 一种jak抑制剂及其中间体的制备方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080819 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081015 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081118 |