JP2005521643A5 - - Google Patents

Claims (17)

1. Ａｎｇｐｔｌ３のアンタゴニストを有効成分として含む、炎症性肝疾患を治療又は予防するための医薬。
2. 炎症性肝疾患がＡｎｇｐｔｌ３の発現亢進を特徴とする、請求項１に記載の医薬。
3. 炎症性肝疾患が肝臓への感染、自己免疫過程、又は化学的損傷に関する、請求項１に記載の医薬。
4. 炎症性肝疾患が、肝硬変、肝線維症、肝炎、ウイルス性肝炎Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄ、Ｅ又はＧ、毒代謝性肝障害、脂肪肝、肝臓の虚血性再環流障害、又は敗血症を含む、請求項１ないし３の何れか一に記載の医薬。
5. 肝硬変が、アルコール性肝硬変又は原発性胆管硬変である、請求項４に記載の医薬。
6. 肝炎が、慢性肝炎、自己免疫性肝炎、アルコール性肝炎又は非アルコール性脂肪肝炎である、請求項４に記載の医薬。
7. アンタゴニストが、抗Ａｎｇｐｔｌ３抗体、抗αｖβ３インテグリン抗体、又はイムノアドヘシンを含む、請求項１に記載の医薬。
8. 抗Ａｎｇｐｔｌ３抗体又は抗αｖβ３インテグリン抗体が、モノクローナル抗体、抗原結合抗体断片、キメラ抗体、ヒト化抗体、ヒト抗体、又は一本鎖抗体を含む、請求項７に記載の医薬。
9. 抗体断片が、Ｆａｂ、Ｆａｂ’、Ｆ（ａｂ）’ _２ 、又はＦｖ断片を含む、請求項８に記載の医薬。
10. イムノアドヘシンが、イムノグロブリン配列に融合したαｖβ３インテグリンのリガンド結合領域を含む、請求項７に記載の医薬。
11. 予防が炎症性肝疾患の進行を予防することを含む、請求項１ないし１０の何れか一に記載の医薬。
12. Ａｎｇｐｔｌ３が配列番号：２に少なくとも８０％のアミノ酸同一性を有するアミノ酸配列を含み、内皮細胞の移動を誘導する、請求項１ないし１０の何れか一に記載の医薬。
13. Ａｎｇｐｔｌ３がフィブリノゲンドメインを含む、請求項１２に記載の医薬。
14. Ａｎｇｐｔｌ３が配列番号：２のアミノ酸領域２８１−２９３、４１５−４３０、又は４４２−４６０の一以上を含む、請求項１２又は１３に記載の医薬。
15. Ａｎｇｐｔｌ３が配列番号：２のアミノ酸配列を含む、請求項１２ないし１４の何れか一に記載の医薬。
16. Ａｎｇｐｔｌ３が配列番号：１に記載の核酸配列を含むポリヌクレオチドにコードされる、請求項１２ないし１５の何れか一に記載の医薬。
17. （ａ）容器；
    （ｂ）Ａｎｇｐｔｌ３のアンタゴニストを有効成分として含む医薬；と
    （ｃ）炎症性肝疾患の治療のための医薬の使用についての指示書、
    とを含んでなるキット。